JPH1059113A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

Info

Publication number
JPH1059113A
JPH1059113A JP8225067A JP22506796A JPH1059113A JP H1059113 A JPH1059113 A JP H1059113A JP 8225067 A JP8225067 A JP 8225067A JP 22506796 A JP22506796 A JP 22506796A JP H1059113 A JPH1059113 A JP H1059113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
airbag
inflator
occupant
opening area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8225067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2926320B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Yoshioka
和彦 吉岡
Yoshinori Mihara
義則 三原
Toru Ozaki
徹 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP8225067A priority Critical patent/JP2926320B2/ja
Priority to US08/909,720 priority patent/US5873598A/en
Priority to DE19736243A priority patent/DE19736243B4/de
Priority to AU35263/97A priority patent/AU717613B2/en
Priority to GB9820433A priority patent/GB2328187B/en
Priority to GB9718149A priority patent/GB2317147B/en
Priority to GB9820437A priority patent/GB2328410B/en
Publication of JPH1059113A publication Critical patent/JPH1059113A/ja
Priority to US09/152,858 priority patent/US6029996A/en
Priority to US09/152,655 priority patent/US5944344A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2926320B2 publication Critical patent/JP2926320B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグとインフレータとディフューザと
をケース内に収納してなるエアバッグ装置において、デ
ィフューザの開口部の開口パターンを工夫することによ
り、エアバッグの展開挙動を制御する。 【解決手段】 円筒状のインフレータ16を覆うディフ
ューザ18に、インフレータ16の発するガスをエアバ
ッグ14内に誘導する複数の開口部26を形成し、この
複数の開口部26が、ディフューザ18の乗員側領域P
よりも反乗員側領域Qの方が開口面積が大きくなるよう
に配設され、これにより、エアバッグの展開時に、ガス
をエアバッグの上部側14aに優先的に誘導して、まず
上部側14aを展開させ、その後速かに下部側14bを
展開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等における乗
員の保護装置であるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エアバ
ッグ装置は、一般に、エアバッグとガス発生器であるイ
ンフレータとをケース内に収納してなり、インストルメ
ントパネルやステアリングホイール中央部等に配設され
て、車両衝突時に、インフレータからガスが発生してエ
アバッグが膨張し、これにより乗員の体を受け止めるよ
う構成されている。
【0003】前記インフレータには略円筒形のものがあ
り、助手席用エアバッグ装置等にて使用させているが、
近年、かかる略円筒形のインフレータとして、高圧ガス
を封入したハイブリッドタイプのものが用いられてい
る。このハイブリッドタイプのインフレータはガス噴出
口がその軸方向の一端部に設けられているため、インフ
レータとエアバッグとの間にディフューザを配して、イ
ンフレータからエアバッグに送り込まれるガスの流れを
整流することがなされている。例えば、エアバッグ中央
部にガスを誘導するためにディフューザの中央部に開口
部を1個設けたり、あるいは、エアバッグ内に誘導する
ガスをエアバッグの左右でバランスさせるためにインフ
レータのガス噴出口側の開口部を小さく反対側の開口部
を大きくするということがなされている。
【0004】このように従来のディフューザは、エアバ
ッグの幅方向に均一にガスを誘導するために配されたも
のであって、このディフューザの開口部により、エアバ
ッグの展開時の形状を積極的に制御するというものでは
ない。そのため、従来のエアバッグ装置においては、エ
アバッグの展開挙動を制御するために、エアバッグ自体
にティアシームやテザーなどを設けており、そのため、
エアバッグのパッケージボリュームが大きくなったり、
コストアップになる等の問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題を解決すべ
く、ディフューザの開口部の開口パターンを工夫するこ
とによって、エアバッグの展開挙動を制御することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のエア
バッグ装置は、略円筒形のインフレータと、このインフ
レータの発するガスにより膨張するエアバッグと、前記
インフレータを覆って配されガスの流れを整流するディ
フューザとをケース内に収納してなるエアバッグ装置に
おいて、前記ディフューザが、前記インフレータの発す
るガスを前記エアバッグ内に誘導する複数の開口部を備
え、この複数の開口部が、前記エアバッグの下部側より
も上部側によりガスを誘導するように、エアバッグ上部
装着側の開口面積が下部装着側の開口面積よりも大きく
なるよう配設されていることを特徴とする。
【0007】ここで、エアバッグ上部装着側とは、ディ
フューザのインフレータを覆っている部分を、展開時に
おけるエアバッグの上部側となる部分が装着される側と
下部側となる部分が装着される側との2つの領域に2等
分したときの前者の領域をいい、その開口面積とは当該
領域に存在する開口部の総面積をいう。
【0008】このエアバッグ装置では、エアバッグ上部
装着側にあるディフューザの開口部の総面積が下部装着
側にある開口部の総面積よりも大きいので、エアバッグ
の展開初期にインフレータから噴出されたガスがエアバ
ッグの上部側に優先的に誘導され、これにより、まず上
部側が展開し、その後速かに下部側が展開して所定の展
開形状となる。よって、良好な展開挙動が得られる。
【0009】請求項2のエアバッグ装置は、請求項1に
おいて、前記エアバッグ上部装着側の開口面積が、前記
ディフューザの開口総面積の80%以上に設定されてい
ることを特徴とする。これにより、上記したエアバッグ
上部側への優先的なガスの誘導が良好に確保される。
【0010】請求項3のエアバッグ装置は、請求項1又
は2において、前記複数の開口部が、前記ディフューザ
の左右対称に配されていることを特徴とする。これによ
り、エアバッグの左右に均等にガスが誘導され、左右対
称な展開が可能となる。
【0011】請求項4のエアバッグ装置は、請求項1〜
3のいずれか1項において、前記ディフューザの中央部
に対して左右両側部の開口面積が大きく設定されている
ことを特徴とする。これによりエアバッグの横方向への
展開が促進され、さらに良好な展開挙動が得られる。
【0012】請求項5のエアバッグ装置は、請求項1〜
4のいずれか1項において、前記複数の開口部が、略円
形の小孔の集合体であることを特徴とする。これによ
り、ディフューザによるガスの整流効果を高めることが
できる。
【0013】請求項6のエアバッグ装置は、上方に開口
するケース内に、略円筒形のインフレータと、このイン
フレータの発するガスにより乗員側へ膨張するエアバッ
グと、ガスの流れを整流するディフューザとを配設して
なるエアバッグ装置において、前記インフレータが、前
記ケースの底部にその軸方向を車両幅方向に向けて配さ
れ、前記ディフューザが、前記インフレータの軸方向を
長手方向とする板部材であって当該インフレータを覆う
ように配されており、かつ、このディフューザには、前
記インフレータの発するガスを前記エアバッグ内に誘導
する複数の開口部が形成され、この複数の開口部が、デ
ィフューザの中央から乗員側よりも当該中央から反乗員
側の方が開口面積が大きくなるように配設されているこ
とを特徴とする。
【0014】上記構成により、インフレータから噴出さ
れたガスは、ディフューザの反乗員側の開口部からエア
バッグの上部側に誘導され、ディフューザの乗員側の開
口部からエアバッグの下部側に誘導される。ここで、デ
ィフューザの乗員側よりも反乗員側の方が開口面積が大
きいので、ガスはエアバッグの上部側に優先的に誘導さ
れ、これにより、まず上部側が展開し、その後速かに下
部側が展開して所定の展開形状となる。よって、良好な
展開挙動が得られる。
【0015】請求項7のエアバッグ装置は、請求項6に
おいて、前記反乗員側の開口面積が、前記ディフューザ
の開口総面積の80%以上に設定されていることを特徴
とする。これにより、上記したエアバッグ上部側への優
先的なガスの誘導が良好に確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態に係る
エアバッグ装置10を図面を参照して説明する。
【0017】図1は、このエアバッグ装置10を車両に
装着した状態を示す断面図であり、図2は、このエアバ
ッグ装置10の分解斜視図である。
【0018】このエアバッグ装置10は、自動車の助手
席前方のインストルメントパネル8に配設されるもので
あり、上方に開口するケース12内に、エアバッグ14
とインフレータ16とディフューザ18とが収納されて
いる。
【0019】ケース12は、水平断面が矩形、ここでは
長方形の金属製の箱型容器であり、底部に湾曲面を有し
て縦断面略U字状に形成されている。この湾曲したケー
ス12の底部に、円筒状のインフレータ16が、その軸
方向がケース12の長手方向となるように配されてお
り、ケース12の一方の側壁にはインフレータ16を装
着するための装入孔20が設けられている。
【0020】エアバッグ14は、合成繊維製の織布等に
より構成され、取付け開口部を有する袋体であり、矩形
に開口するケース開口部12aの内周面側に折畳むか又
は巻込んだ状態で取付られている。エアバッグ14の開
口周縁部は、ケース12の長手方向に沿って延びる一対
のバッグリテーナ22を介して、リベット24により取
付けられている。
【0021】インフレータ16は、不図示の制御部に接
続されており、車両の衝突等の所定条件において、ケー
ス12内にガスを噴出して、エアバッグ14をケース開
口部12aから外側、即ち乗員側に膨出させる。このイ
ンフレータ16は、高圧ガスを封入したハイブリッドタ
イプであり、その軸方向の一端部にガス噴出口16aが
設けられている。
【0022】ディフューザ18は、インフレータ16の
発するガスの流れを整流する金属製の板部材であって、
インフレータ16とエアバッグ14の間に配され、ケー
ス12の内側面に、溶接、リベットもしくはボルトナッ
トにより取付けられている。このディフューザ18は、
インフレータ16の上面を覆うように、インフレータ1
6の軸方向を長手方向としてその上面に沿って上に凸に
湾曲して形成されており、インフレータ16の配された
ケース12の底部空間とその上方空間を仕切っている。
【0023】ディフューザ18には、そのインフレータ
16を覆う部分である開口設定可能面域に、インフレー
タ16の発するガスをエアバッグ14内に誘導する複数
の開口部26が穿設されている。
【0024】図1に示すように、このエアバッグ装置1
0は、ケース12の長手方向を車両幅方向に向けて、上
方に開口するケース開口部12aが乗員側に傾斜した状
態で車両に装着される。すなわち、ケース開口部12a
は上方かつ乗員側に傾斜した方向に向いている。そし
て、インフレータ16はその軸方向が車両幅方向に向く
ように配され、ディフューザ18はその長手方向が車両
幅方向に向くように配されている。
【0025】ケース12の開口部12aは合成樹脂製の
ドア28によって覆われている。このドア28は、ケー
ス開口部12aに対応する略長方形状を成し、車両のイ
ンストルメントパネル8と一体に成形されており、エア
バッグ14の展開圧力によって破断又は開扉して、エア
バッグ14を乗員側に膨出させるよう構成されている。
【0026】ここで、ディフューザ18に穿設された複
数の開口部26の開口パターンについて説明する。
【0027】ディフューザ18の開口設定可能面域をそ
の長手方向(車両幅方向)に延びる中心線Lで2等分
し、この中心線Lから乗員側の領域を乗員側領域P、そ
の反対側の領域を反乗員側領域Qとしたとき、前記複数
の開口部26は、乗員側領域Pよりも反乗員側領域Qの
方が開口面積が大きくなるように、当該反乗員側領域Q
に偏在して配設されている。すなわち、乗員側領域Pに
存在する開口部26の面積の総和よりも、反乗員側領域
Qに存在する開口部26の面積の総和の方が大きくなっ
ている。そして、この実施形態では、反乗員側領域Qの
開口面積が、ディフューザ18に設けられた全ての開口
部26の面積の総和の80%以上に設定されている。
【0028】図3に示すように、この複数の開口部26
は、略円形の小孔の集合体により構成されており、その
開口パターンは、左右対称、即ちディフューザ18を横
断する中心線Mに対して対称になっている。そして、デ
ィフューザ18の中央部に対して左右両側部の開口面積
が大きくなるように、当該中央部よりも当該両側部に多
数の開口部(即ち、小孔)26を配設せしめている。
【0029】このエアバッグ装置10では、図1に示す
ように、エアバッグ14の展開時においてバッグの上部
側14aとなる部分がケース12の反乗員側に配されて
おり、バッグの下部側14bとなる部分がケース12の
乗員側に配されている。そのため、ディフューザ18の
反乗員側領域Qに配された開口部26から吹出されるガ
スはバッグ上部側14aとなる部分に誘導され、乗員側
領域Pに配された開口部26から吹出されるガスはバッ
グ下部側14bとなる部分に誘導される。上記のよう
に、ディフューザ18の乗員側領域Pの開口面積よりも
反乗員側領域Qの開口面積の方が大きく設定されている
ので、インフレータ16からケース12底部に噴出した
ガスは、エアバッグ14の上部側14aとなる部分に優
先的に誘導される。そのため、まずエアバッグ14の上
部側14aが展開し、その後速かに下部側14bが展開
して、図1に示す所定の展開形状となる。つまり、エア
バッグ14は、良好な展開挙動を示す。
【0030】特に、ディフューザ18の反乗員側領域Q
の開口面積が、ディフューザ18の開口総面積の80%
以上に設定されているため、エアバッグ14の上部側1
4aとなる部分への優先的なガスの誘導を十分に確保し
て、確実な展開制御を可能にする。
【0031】このように、ディフューザ18の開口パタ
ーンを工夫することにより、エアバッグ14の展開時の
形状を制御するよう構成しているので、従来のように、
エアバッグにテザーやティアシーム等の展開制御手段を
別途設ける必要がなく、そのため、エアバッグのパッケ
ージボリュームの増大やコストアップ等の問題を伴なう
ことなく、容易にエアバッグ14の良好な展開挙動を得
ることができる。
【0032】また、ディフューザ18の開口パターン
が、ディフューザ18の左右で対称になっているため、
エアバッグ14の左右両側部に均等にガスを誘導するこ
とができ、そのためエアバッグ14の左右対称な展開が
可能となる。
【0033】また、ディフューザ18の中央部に対して
その左右両側部の開口面積が大きく設定されているの
で、エアバッグ14の両側部への展開が促進され、より
望ましい展開挙動を示す。
【0034】さらに、ディフューサ18の複数の開口部
26が、略円形の小孔の集合体で構成されているため、
ディフューザ18によるガスの整流効果が高い。
【0035】図4は、ディフューザ18の開口パターン
の変更例を示している。この変更例では、前記複数の開
口部26は、ディフューザ18の長手方向に並設された
複数の矩形の開口により構成されている。この場合に
も、ディフューザ18の乗員側領域Pよりも反乗員側領
域Qの方が開口面積が大きくなるように設定されてお
り、また、その開口パターンが左右対称になっている。
そして、この場合、開口部26の大きさ、詳細にはディ
フューザ18の湾曲面に沿って延びる開口部(即ち、矩
形の開口)26の長さを、ディフューザ18の中央部で
小さく(詳細には短く)、両側部で大きく(詳細には長
く)することにより、当該中央部に対して左右両側部の
開口面積を大きく設定している。
【0036】なお、上記実施形態においては、エアバッ
グ装置10の車両装着時において、そのケース開口部1
2aが上方かつ乗員側に傾斜した方向に向くように配す
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ことなく、例えば当該開口部12aが上方に垂直に向く
ように配するものも含まれる。
【0037】また、本発明は、助手席用のエアバッグ装
置に限定されることなく、運転席用、その他のエアバッ
グ装置についても適用可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置であると、ディ
フューザの開口部の開口パターンを工夫することによ
り、エアバッグの展開時に、まずその上部側を展開さ
せ、その後速かに下部側を展開させるので、望ましい展
開挙動を、テザー等の展開制御手段を別途設けることな
く、容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るエアバッグ装置10
の車両装着状態における断面図である。
【図2】エアバッグ装置10の分解斜視図である。
【図3】エアバッグ装置10のディフューザ18の開口
パターンを示す平面図である。
【図4】ディフューザ18の開口パターンの他の例を示
す平面図である。
【符号の説明】
10……エアバッグ装置 12……ケース 14……エアバッグ 14a…エアバッグの上部側 14b…エアバッグの下部側 16……インフレータ 18……ディフューザ 26……ディフューザの開口部 P……ディフューザの乗員側領域 Q……ディフューザの反乗員側領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形のインフレータと、このインフ
    レータの発するガスにより膨張するエアバッグと、前記
    インフレータを覆って配されガスの流れを整流するディ
    フューザとをケース内に収納してなるエアバッグ装置に
    おいて、 前記ディフューザが、前記インフレータの発するガスを
    前記エアバッグ内に誘導する複数の開口部を備え、 この複数の開口部が、前記エアバッグの下部側よりも上
    部側によりガスを誘導するように、エアバッグ上部装着
    側の開口面積が下部装着側の開口面積よりも大きくなる
    よう配設されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグ上部装着側の開口面積
    が、前記ディフューザの開口総面積の80%以上に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の開口部が、前記ディフューザ
    の左右対称に配されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記ディフューザの中央部に対して左右
    両側部の開口面積が大きく設定されていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の開口部が、略円形の小孔の集
    合体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 上方に開口するケース内に、略円筒形の
    インフレータと、このインフレータの発するガスにより
    乗員側へ膨張するエアバッグと、ガスの流れを整流する
    ディフューザとを配設してなるエアバッグ装置におい
    て、 前記インフレータが、前記ケースの底部にその軸方向を
    車両幅方向に向けて配され、 前記ディフューザが、前記インフレータの軸方向を長手
    方向とする板部材であって当該インフレータを覆うよう
    に配されており、かつ、このディフューザには、前記イ
    ンフレータの発するガスを前記エアバッグ内に誘導する
    複数の開口部が形成され、 この複数の開口部が、ディフューザの中央から乗員側よ
    りも当該中央から反乗員側の方が開口面積が大きくなる
    ように配設されていることを特徴とするエアバッグ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記反乗員側の開口面積が、前記ディフ
    ューザの開口総面積の80%以上に設定されていること
    を特徴とする請求項6記載のエアバッグ装置。
JP8225067A 1996-08-27 1996-08-27 エアバッグ装置 Expired - Fee Related JP2926320B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8225067A JP2926320B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 エアバッグ装置
US08/909,720 US5873598A (en) 1996-08-27 1997-08-12 Air bag device
DE19736243A DE19736243B4 (de) 1996-08-27 1997-08-20 Airbagvorrichtung
AU35263/97A AU717613B2 (en) 1996-08-27 1997-08-25 Air bag device
GB9820433A GB2328187B (en) 1996-08-27 1997-08-27 Air bag device
GB9718149A GB2317147B (en) 1996-08-27 1997-08-27 Air Bag Device
GB9820437A GB2328410B (en) 1996-08-27 1997-08-27 Air bag device
US09/152,858 US6029996A (en) 1996-08-27 1998-09-14 Air bag device
US09/152,655 US5944344A (en) 1996-08-27 1998-09-14 Air bag device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8225067A JP2926320B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1059113A true JPH1059113A (ja) 1998-03-03
JP2926320B2 JP2926320B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=16823524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8225067A Expired - Fee Related JP2926320B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2926320B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003335208A (ja) * 2002-03-11 2003-11-25 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
KR100503152B1 (ko) * 2003-08-26 2005-07-21 현대모비스 주식회사 에어백모듈의 디퓨저
JP2007168792A (ja) * 2002-03-11 2007-07-05 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
US7793973B2 (en) 2002-03-11 2010-09-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003335208A (ja) * 2002-03-11 2003-11-25 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2007168792A (ja) * 2002-03-11 2007-07-05 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
US7793973B2 (en) 2002-03-11 2010-09-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag apparatus
JP4569592B2 (ja) * 2002-03-11 2010-10-27 豊田合成株式会社 サイドエアバッグ装置
KR100503152B1 (ko) * 2003-08-26 2005-07-21 현대모비스 주식회사 에어백모듈의 디퓨저

Also Published As

Publication number Publication date
JP2926320B2 (ja) 1999-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU717613B2 (en) Air bag device
EP0818364B1 (en) Airbag module with deployment chute
KR100361767B1 (ko) 에어백
US6371509B1 (en) Gas bag for a vehicle occupant restraint system
EP1122134B1 (en) Side airbag system and method for manufacturing the same
EP1660355B1 (en) Gas flow deflection apparatus and method for airbag systems
KR100260876B1 (ko) 조수석용 에어백장치
JPH06206508A (ja) 自動推進式エアバッグクッション用の装置
US8789848B2 (en) Airbag device
JP2003054352A (ja) 乗員脚部保護装置
KR930017754A (ko) 차량 탑승자의 보호장치
JPH1191477A (ja) 自動車の側突用エアバッグ装置
JPH11278192A (ja) 助手席用エアバッグ装置
KR20200003477A (ko) 사이드 에어백 장치
US7686327B2 (en) Airbag Arrangement
US5498031A (en) Air bag device with inflation regulation lug
JP3107072B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
CN212500256U (zh) 安全气囊和用于车辆的组合系统
JP2010052457A (ja) 車両用ニーエアバッグ装置
JP2926320B2 (ja) エアバッグ装置
JP3266983B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
CN215851115U (zh) 用于车辆的驾驶员安全气囊装置
CN212500257U (zh) 安全气囊和用于车辆的组合系统
CN114194138A (zh) 安全气囊和用于车辆的组合系统
JPH05208648A (ja) 車両乗員の保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990406

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees