JP2926320B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2926320B2
JP2926320B2 JP8225067A JP22506796A JP2926320B2 JP 2926320 B2 JP2926320 B2 JP 2926320B2 JP 8225067 A JP8225067 A JP 8225067A JP 22506796 A JP22506796 A JP 22506796A JP 2926320 B2 JP2926320 B2 JP 2926320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等における乗
員の保護装置であるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エアバ
ッグ装置は、一般に、エアバッグとガス発生器であるイ
ンフレータとをケース内に収納してなり、インストルメ
ントパネルやステアリングホイール中央部等に配設され
て、車両衝突時に、インフレータからガスが発生してエ
アバッグが膨張し、これにより乗員の体を受け止めるよ
う構成されている。
【0003】前記インフレータには略円筒形のものがあ
り、助手席用エアバッグ装置等にて使用させているが、
近年、かかる略円筒形のインフレータとして、高圧ガス
を封入したハイブリッドタイプのものが用いられてい
る。このハイブリッドタイプのインフレータはガス噴出
口がその軸方向の一端部に設けられているため、インフ
レータとエアバッグとの間にディフューザを配して、イ
ンフレータからエアバッグに送り込まれるガスの流れを
整流することがなされている。例えば、エアバッグ中央
部にガスを誘導するためにディフューザの中央部に開口
部を1個設けたり、あるいは、エアバッグ内に誘導する
ガスをエアバッグの左右でバランスさせるためにインフ
レータのガス噴出口側の開口部を小さく反対側の開口部
を大きくするということがなされている。
【0004】このように従来のディフューザは、エアバ
ッグの幅方向に均一にガスを誘導するために配されたも
のであって、このディフューザの開口部により、エアバ
ッグの展開時の形状を積極的に制御するというものでは
ない。そのため、従来のエアバッグ装置においては、エ
アバッグの展開挙動を制御するために、エアバッグ自体
にティアシームやテザーなどを設けており、そのため、
エアバッグのパッケージボリュームが大きくなったり、
コストアップになる等の問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題を解決すべ
く、ディフューザの開口部の開口パターンを工夫するこ
とによって、エアバッグの展開挙動を制御することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のエア
バッグ装置は、略円筒形のインフレータと、このインフ
レータの発するガスにより膨張するエアバッグと、前記
インフレータを覆って配されガスの流れを整流するディ
フューザとをケース内に収納してなるエアバッグ装置に
おいて、前記ディフューザが、前記インフレータの発す
るガスを前記エアバッグ内に誘導する複数の開口部を備
え、この複数の開口部が、前記エアバッグの下部側より
も上部側によりガスを誘導するように、エアバッグ上部
装着側の開口面積が下部装着側の開口面積よりも大きく
なるよう配設され、また、この複数の開口部が、前記デ
ィフューザを左右方向の中央位置で横断する中心線に関
して対称に配され、前記ディフューザの中央部に対して
左右両側部の開口面積が大きく設定されていることを特
徴とする。
【0007】ここで、エアバッグ上部装着側とは、ディ
フューザのインフレータを覆っている部分を、展開時に
おけるエアバッグの上部側となる部分が装着される側と
下部側となる部分が装着される側との2つの領域に2等
分したときの前者の領域をいい、その開口面積とは当該
領域に存在する開口部の総面積をいう。
【0008】このエアバッグ装置では、エアバッグ上部
装着側にあるディフューザの開口部の総面積が下部装着
側にある開口部の総面積よりも大きいので、エアバッグ
の展開初期にインフレータから噴出されたガスがエアバ
ッグの上部側に優先的に誘導され、これにより、まず上
部側が展開し、その後速かに下部側が展開して所定の展
開形状となる。また、上記複数の開口部がディフューザ
の左右対称に配されているので、エアバッグの左右に均
等にガスが誘導され、左右対称な展開が可能となる。し
かも、ディフューザの中央部に対して左右両側部の開口
面積が大きく設定されているので、エアバッグの横方向
への展開も促進される。
【0009】請求項2のエアバッグ装置は、請求項1に
おいて、前記エアバッグ上部装着側の開口面積が、前記
ディフューザの開口総面積の80%以上に設定されてい
ることを特徴とする。これにより、上記したエアバッグ
上部側への優先的なガスの誘導が良好に確保される。
【0010】請求項3のエアバッグ装置は、上方に開口
するケース内に、略円筒形のインフレータと、このイン
フレータの発するガスにより乗員側へ膨張するエアバッ
グと、ガスの流れを整流するディフューザとを配設して
なるエアバッグ装置において、前記インフレータが、前
記ケースの底部にその軸方向を車両幅方向に向けて配さ
れ、前記ディフューザが、前記インフレータの軸方向を
長手方向とする板部材であって当該インフレータを覆う
ように配されており、かつ、このディフューザには、前
記インフレータの発するガスを前記エアバッグ内に誘導
する複数の開口部が形成され、この複数の開口部が、デ
ィフューザの長手方向に延びる中心線から乗員側よりも
当該中心線から反乗員側の方が開口面積が大きくなるよ
うに配設され、また、この複数の開口部が、前記ディフ
ューザを長手方向の中央位置で横断する中心線に関して
対称に配され、前記ディフューザの中央部に対して左右
両側部の開口面積が大きく設定されていることを特徴と
する。
【0011】上記構成により、インフレータから噴出さ
れたガスは、ディフューザの反乗員側の開口部からエア
バッグの上部側に誘導され、ディフューザの乗員側の開
口部からエアバッグの下部側に誘導される。ここで、デ
ィフューザの乗員側よりも反乗員側の方が開口面積が大
きいので、ガスはエアバッグの上部側に優先的に誘導さ
れ、これにより、まず上部側が展開し、その後速かに下
部側が展開して所定の展開形状となる。また、上記複数
の開口部がディフューザの左右対称に配されているの
で、エアバッグの左右に均等にガスが誘導され、左右対
称な展開が可能となる。しかも、ディフューザの中央部
に対して左右両側部の開口面積が大きく設定されている
ので、エアバッグの横方向への展開も促進される。
【0012】請求項4のエアバッグ装置は、請求項3に
おいて、前記反乗員側の開口面積が、前記ディフューザ
の開口総面積の80%以上に設定されていることを特徴
とする。これにより、上記したエアバッグ上部側への優
先的なガスの誘導が良好に確保される。
【0013】請求項5のエアバッグ装置は、請求項1〜
4のいずれか1項において、前記複数の開口部が、略円
形の小孔の集合体であることを特徴とする。これによ
り、ディフューザによるガスの整流効果を高めることが
できる。
【0014】請求項6のエアバッグ装置は、請求項1〜
5のいずれか1項において、前記インフレータが、その
軸方向の一端部にガス噴出口を有するものであることを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態に係る
エアバッグ装置10を図面を参照して説明する。
【0016】図1は、このエアバッグ装置10を車両に
装着した状態を示す断面図であり、図2は、このエアバ
ッグ装置10の分解斜視図である。
【0017】このエアバッグ装置10は、自動車の助手
席前方のインストルメントパネル8に配設されるもので
あり、上方に開口するケース12内に、エアバッグ14
とインフレータ16とディフューザ18とが収納されて
いる。
【0018】ケース12は、水平断面が矩形、ここでは
長方形の金属製の箱型容器であり、底部に湾曲面を有し
て縦断面略U字状に形成されている。この湾曲したケー
ス12の底部に、円筒状のインフレータ16が、その軸
方向がケース12の長手方向となるように配されてお
り、ケース12の一方の側壁にはインフレータ16を装
着するための装入孔20が設けられている。
【0019】エアバッグ14は、合成繊維製の織布等に
より構成され、取付け開口部を有する袋体であり、矩形
に開口するケース開口部12aの内周面側に折畳むか又
は巻込んだ状態で取付られている。エアバッグ14の開
口周縁部は、ケース12の長手方向に沿って延びる一対
のバッグリテーナ22を介して、リベット24により取
付けられている。
【0020】インフレータ16は、不図示の制御部に接
続されており、車両の衝突等の所定条件において、ケー
ス12内にガスを噴出して、エアバッグ14をケース開
口部12aから外側、即ち乗員側に膨出させる。このイ
ンフレータ16は、高圧ガスを封入したハイブリッドタ
イプであり、その軸方向の一端部にガス噴出口16aが
設けられている。
【0021】ディフューザ18は、インフレータ16の
発するガスの流れを整流する金属製の板部材であって、
インフレータ16とエアバッグ14の間に配され、ケー
ス12の内側面に、溶接、リベットもしくはボルトナッ
トにより取付けられている。このディフューザ18は、
インフレータ16の上面を覆うように、インフレータ1
6の軸方向を長手方向としてその上面に沿って上に凸に
湾曲して形成されており、インフレータ16の配された
ケース12の底部空間とその上方空間を仕切っている。
【0022】ディフューザ18には、そのインフレータ
16を覆う部分である開口設定可能面域に、インフレー
タ16の発するガスをエアバッグ14内に誘導する複数
の開口部26が穿設されている。
【0023】図1に示すように、このエアバッグ装置1
0は、ケース12の長手方向を車両幅方向に向けて、上
方に開口するケース開口部12aが乗員側に傾斜した状
態で車両に装着される。すなわち、ケース開口部12a
は上方かつ乗員側に傾斜した方向に向いている。そし
て、インフレータ16はその軸方向が車両幅方向に向く
ように配され、ディフューザ18はその長手方向が車両
幅方向に向くように配されている。
【0024】ケース12の開口部12aは合成樹脂製の
ドア28によって覆われている。このドア28は、ケー
ス開口部12aに対応する略長方形状を成し、車両のイ
ンストルメントパネル8と一体に成形されており、エア
バッグ14の展開圧力によって破断又は開扉して、エア
バッグ14を乗員側に膨出させるよう構成されている。
【0025】ここで、ディフューザ18に穿設された複
数の開口部26の開口パターンについて説明する。
【0026】ディフューザ18の開口設定可能面域をそ
の長手方向(車両幅方向)に延びる中心線Lで2等分
し、この中心線Lから乗員側の領域を乗員側領域P、そ
の反対側の領域を反乗員側領域Qとしたとき、前記複数
の開口部26は、乗員側領域Pよりも反乗員側領域Qの
方が開口面積が大きくなるように、当該反乗員側領域Q
に偏在して配設されている。すなわち、乗員側領域Pに
存在する開口部26の面積の総和よりも、反乗員側領域
Qに存在する開口部26の面積の総和の方が大きくなっ
ている。そして、この実施形態では、反乗員側領域Qの
開口面積が、ディフューザ18に設けられた全ての開口
部26の面積の総和の80%以上に設定されている。
【0027】図3に示すように、この複数の開口部26
は、略円形の小孔の集合体により構成されており、その
開口パターンは、左右対称、即ちディフューザ18を横
断する中心線Mに対して対称になっている。そして、デ
ィフューザ18の中央部に対して左右両側部の開口面積
が大きくなるように、当該中央部よりも当該両側部に多
数の開口部(即ち、小孔)26を配設せしめている。
【0028】このエアバッグ装置10では、図1に示す
ように、エアバッグ14の展開時においてバッグの上部
側14aとなる部分がケース12の反乗員側に配されて
おり、バッグの下部側14bとなる部分がケース12の
乗員側に配されている。そのため、ディフューザ18の
反乗員側領域Qに配された開口部26から吹出されるガ
スはバッグ上部側14aとなる部分に誘導され、乗員側
領域Pに配された開口部26から吹出されるガスはバッ
グ下部側14bとなる部分に誘導される。上記のよう
に、ディフューザ18の乗員側領域Pの開口面積よりも
反乗員側領域Qの開口面積の方が大きく設定されている
ので、インフレータ16からケース12底部に噴出した
ガスは、エアバッグ14の上部側14aとなる部分に優
先的に誘導される。そのため、まずエアバッグ14の上
部側14aが展開し、その後速かに下部側14bが展開
して、図1に示す所定の展開形状となる。つまり、エア
バッグ14は、良好な展開挙動を示す。
【0029】特に、ディフューザ18の反乗員側領域Q
の開口面積が、ディフューザ18の開口総面積の80%
以上に設定されているため、エアバッグ14の上部側1
4aとなる部分への優先的なガスの誘導を十分に確保し
て、確実な展開制御を可能にする。
【0030】このように、ディフューザ18の開口パタ
ーンを工夫することにより、エアバッグ14の展開時の
形状を制御するよう構成しているので、従来のように、
エアバッグにテザーやティアシーム等の展開制御手段を
別途設ける必要がなく、そのため、エアバッグのパッケ
ージボリュームの増大やコストアップ等の問題を伴なう
ことなく、容易にエアバッグ14の良好な展開挙動を得
ることができる。
【0031】また、ディフューザ18の開口パターン
が、ディフューザ18の左右で対称になっているため、
エアバッグ14の左右両側部に均等にガスを誘導するこ
とができ、そのためエアバッグ14の左右対称な展開が
可能となる。
【0032】また、ディフューザ18の中央部に対して
その左右両側部の開口面積が大きく設定されているの
で、エアバッグ14の両側部への展開が促進され、より
望ましい展開挙動を示す。
【0033】さらに、ディフューサ18の複数の開口部
26が、略円形の小孔の集合体で構成されているため、
ディフューザ18によるガスの整流効果が高い。
【0034】図4は、ディフューザ18の開口パターン
の変更例を示している。この変更例では、前記複数の開
口部26は、ディフューザ18の長手方向に並設された
複数の矩形の開口により構成されている。この場合に
も、ディフューザ18の乗員側領域Pよりも反乗員側領
域Qの方が開口面積が大きくなるように設定されてお
り、また、その開口パターンが左右対称になっている。
そして、この場合、開口部26の大きさ、詳細にはディ
フューザ18の湾曲面に沿って延びる開口部(即ち、矩
形の開口)26の長さを、ディフューザ18の中央部で
小さく(詳細には短く)、両側部で大きく(詳細には長
く)することにより、当該中央部に対して左右両側部の
開口面積を大きく設定している。
【0035】なお、上記実施形態においては、エアバッ
グ装置10の車両装着時において、そのケース開口部1
2aが上方かつ乗員側に傾斜した方向に向くように配す
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ことなく、例えば当該開口部12aが上方に垂直に向く
ように配するものも含まれる。
【0036】また、本発明は、助手席用のエアバッグ装
置に限定されることなく、運転席用、その他のエアバッ
グ装置についても適用可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置であると、ディ
フューザの開口部の開口パターンを工夫することによ
り、エアバッグの展開時に、まずその上部側を展開さ
せ、その後速かに下部側を展開させるとともに、エアバ
ッグの横方向への展開も促進されるので、望ましい展開
挙動を、テザー等の展開制御手段を別途設けることな
く、容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るエアバッグ装置10
の車両装着状態における断面図である。
【図2】エアバッグ装置10の分解斜視図である。
【図3】エアバッグ装置10のディフューザ18の開口
パターンを示す平面図である。
【図4】ディフューザ18の開口パターンの他の例を示
す平面図である。
【符号の説明】
10……エアバッグ装置 12……ケース 14……エアバッグ 14a…エアバッグの上部側 14b…エアバッグの下部側 16……インフレータ 18……ディフューザ 26……ディフューザの開口部 P……ディフューザの乗員側領域 Q……ディフューザの反乗員側領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−164813(JP,A) 特開 平6−321048(JP,A) 特開 平8−11664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形のインフレータと、このインフ
    レータの発するガスにより膨張するエアバッグと、前記
    インフレータを覆って配されガスの流れを整流するディ
    フューザとをケース内に収納してなるエアバッグ装置に
    おいて、 前記ディフューザが、前記インフレータの発するガスを
    前記エアバッグ内に誘導する複数の開口部を備え、 この複数の開口部が、前記エアバッグの下部側よりも上
    部側によりガスを誘導するように、エアバッグ上部装着
    側の開口面積が下部装着側の開口面積よりも大きくなる
    よう配設され また、この複数の開口部が、前記ディフューザを左右方
    向の中央位置で横断する中心線に関して対称に配され、 前記ディフューザの中央部に対して左右両側部の開口面
    積が大きく設定されている ことを特徴とするエアバッグ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグ上部装着側の開口面積
    が、前記ディフューザの開口総面積の80%以上に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ
    装置。
  3. 【請求項3】 上方に開口するケース内に、略円筒形の
    インフレータと、このインフレータの発するガスにより
    乗員側へ膨張するエアバッグと、ガスの流れを整流する
    ディフューザとを配設してなるエアバッグ装置におい
    て、 前記インフレータが、前記ケースの底部にその軸方向を
    車両幅方向に向けて配され、 前記ディフューザが、前記インフレータの軸方向を長手
    方向とする板部材であって当該インフレータを覆うよう
    に配されており、かつ、このディフューザには、前記イ
    ンフレータの発するガスを前記エアバッグ内に誘導する
    複数の開口部が形成され、 この複数の開口部が、ディフューザの長手方向に延びる
    中心線から乗員側よりも当該中心線から反乗員側の方が
    開口面積が大きくなるように配設され、また、この複数の開口部が、前記ディフューザを長手方
    向の中央位置で横断する中心線に関して対称に配され、 前記ディフューザの中央部に対して左右両側部の開口面
    積が大きく設定されている ことを特徴とするエアバッグ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記反乗員側の開口面積が、前記ディフ
    ューザの開口総面積の80%以上に設定されていること
    を特徴とする請求項記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の開口部が、略円形の小孔の集
    合体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 前記インフレータが、その軸方向の一端
    部にガス噴出口を有するものであることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
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