JPH1058964A - カークーラ用ケーシングの締結機構 - Google Patents

カークーラ用ケーシングの締結機構

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JPH1058964A
JPH1058964A JP23737496A JP23737496A JPH1058964A JP H1058964 A JPH1058964 A JP H1058964A JP 23737496 A JP23737496 A JP 23737496A JP 23737496 A JP23737496 A JP 23737496A JP H1058964 A JPH1058964 A JP H1058964A
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JP
Japan
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clip
projections
projection
fastening mechanism
face
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JP23737496A
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JP3316389B2 (ja
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Shoji Inagaki
省司 稲垣
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割ケース1A、1Bの外面にそれぞれその合わ
せ面3に近接する複数の突起4、5を互いに対向するよ
うに突設し、弓状部2cの両端に係止部2a、2bを有するク
リップ2を突起4、5を跨ぐように装着することによっ
て分割ケース1A、1Bを一体結合してなるカークーラ用ケ
ーシングの締結機構において、クリップ2を容易に外せ
るようにするとともにこのクリップ2がこれに作用する
外力によって外れるのを防止する。 【解決手段】 突起4、5の両側にこれより大寸の土手
10A 、10B 、11A 、11Bをクリップ2の巾より若干大き
い間隔を隔てて突設し、かつ、突起4、5の表面4b、5b
をクリップ2の弓状部2cに接する弯曲面とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカークーラ用ケーシ
ングの締結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、カークーラを構成す
るブロアユニット、クーラユニット、ヒータユニット等
のケーシング1は複数に分割可能とされ、これら分割ケ
ース1A、1Bはその合せ面3に沿って間隔を隔てて装着さ
れた複数のクリップ2によって一体に結合される。
【0003】締結機構の部分的拡大斜視図が図3に示さ
れている。分割ケース1A、1Bの外面にはそれぞれ合せ面
3に近接して複数の突起4、5が互いに対向するように
突設されている。クリップ2は板ばね等のばね材を弓状
に弯曲させてなる弓状部2cとその両端に形成された係止
部2a、2bからなる。
【0004】しかして、分割ケース1A、1Bを結合する場
合には、その合せ面3を互いに当接させた後、クリップ
2を突起4及び5を跨ぐように装着してその係止部2aを
突起4の上面4aに穿設された凹所7に係止すると同時に
係止部2bを突起5の下面5aに穿設された凹所8に係止し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の締結機構に
おいては、クリップ2の弓状部2cの裏面と突起4、5の
表面4b、5bとの間に隙間が存在するので、クリップ2に
A矢方向から外力が作用すると、クリップ2が変形して
その係止部2a、2bが拡がることによって凹所7、8から
離脱するおそれがあった。また、クリップ2にB矢方向
から外力が作用した場合には、クリップ2がこじ上げら
れて突起4、5から外れるおそれがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、分割ケースの外面にそれぞれその合せ面に近接
する複数の突起を互いに対向するように突設し、弓状部
の両端に係止部を有するばね材からなるクリップを上記
突起を跨ぐように装着することによって上記分割ケース
を一体結合してなるカークーラ用ケーシングの締結機構
において、上記突起の両側にこれより大寸の土手を上記
クリップの幅より若干大きい間隔を隔てて突設するとと
もに上記突起の表面を上記クリップの弓状部に接する弯
曲面としたことを特徴とするカークーラ用ケーシングの
締結機構にある。
【0007】他の特徴とするところは、上記土手の少な
くとも一方に切り欠きを設けるとともに上記突起の表面
にマイナスドライバー又はそれに類する工具が挿入され
る凹所を上記切り欠きと連通するように設けたことにあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示さ
れ、(A) は締結機構の斜視図、(B) は(A) のB−B線に
沿う断面図、(C) はクリップを取り外した状態を示す正
面図である。分割ケース1A、1Bの外面には突起4、5の
左右両側に位置するように突起4、5より大形の土手10
A 、10B 、11A 、11B がクリップ2の巾Wより若干大き
い間隔を隔てて立設されている。そして、突起4、5の
表面4b、5bはクリップ2の弓状部2cの裏面に添接するよ
うに弯曲面とされている。
【0009】土手11A 、11B の頂部には切り欠き12A 、
12B が形成され、これと連通するように突起4、5の表
面4b、5bには凹所13A 、13B が形成されている。他の構
成は図2及び図3に示す従来のものと同様であり、対応
する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0010】しかして、分割ケース1Aと1Bとを結合する
場合には、その合せ面3を互いに当接させた後、クリッ
プ2を突起4及び5を跨ぐように装着してその係止部2a
を突起4の上面4aに穿設された凹所7に係止すると同時
に係止部2bを突起5の下面5aに穿設された凹所8に係止
する。
【0011】すると、クリップ2の弓状部2cの裏面が突
起4、5の表面4b、5bに添接するので、クリップ2にA
矢方向から外力が作用してもクリップ2が変形すること
はなく、従って、突起4、5から離脱することがない。
【0012】また、突起4、5の左右両側に土手10A 、
10B 及び11A 、11B が突設されてクリップ2の両側を隠
蔽しているため、B矢方向からの外力がクリップ2に作
用することはなく、従って、クリップ2がこじ上げられ
て突起4、5から外れることもない。
【0013】ケーシング1を分解する場合は、切り欠き
12A 、12b から凹所13A 、13B 内にマイナスドライバー
又はこれに類する工具を挿入してこじ上げれば、クリッ
プ2を容易、かつ、迅速に取り外すことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、突起の両側にこれよ
り大寸の土手をクリップの幅より若干大きい間隔を隔て
て突設するとともに突起の表面をクリップの弓状部に接
する弯曲面としたため、クリップがこれに作用する外力
によって外れるのを防止できる。
【0015】土手の少なくとも一方に切り欠きを設ける
とともに突起の表面にマイナスドライバー又はそれに類
する工具が挿入される凹所を上記切り欠きと連通するよ
うに設ければ、切り欠きから凹所内にマイナスドライバ
ー又はこれに類する工具を挿入することによってクリッ
プを容易、かつ、迅速に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(A) は締結機構の斜
視図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面図、(C) はクリ
ップを取り外した状態を示す正面図である。
【図2】従来のケーシングの正面図である。
【図3】従来の締結機構の部分的拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1A、1B 分割ケーシング 3 合せ面 2 クリップ 2a、2b 係止部 2c 弓状部 4、5 突起 4b、5b 表面 10A 、10B 、11A 、11B 土手 12A 、12B 切り欠き 13A 、13B 凹所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割ケースの外面にそれぞれその合せ面
    に近接する複数の突起を互いに対向するように突設し、
    弓状部の両端に係止部を有するばね材からなるクリップ
    を上記突起を跨ぐように装着することによって上記分割
    ケースを一体結合してなるカークーラ用ケーシングの締
    結機構において、 上記突起の両側にこれより大寸の土手を上記クリップの
    幅より若干大きい間隔を隔てて突設するとともに上記突
    起の表面を上記クリップの弓状部に接する弯曲面とした
    ことを特徴とするカークーラ用ケーシングの締結機構。
  2. 【請求項2】 上記土手の少なくとも一方に切り欠きを
    設けるとともに上記突起の表面にマイナスドライバー又
    はそれに類する工具が挿入される凹所を上記切り欠きと
    連通するように設けたことを特徴とする請求項1記載の
    カークーラ用ケーシングの締結機構。
JP23737496A 1996-08-21 1996-08-21 カークーラ用ケーシングの締結機構 Expired - Fee Related JP3316389B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766424B1 (ko) * 2001-12-27 2007-10-11 한라공조주식회사 공조유니트의 공조케이스
WO2015137470A1 (ja) * 2014-03-13 2015-09-17 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置
WO2020031441A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品の取付構造

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WO2020031441A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品の取付構造

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