JPH1058922A - 低ノイズタイヤとそのトレッド及びタイヤ - Google Patents

低ノイズタイヤとそのトレッド及びタイヤ

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JPH1058922A
JPH1058922A JP9165363A JP16536397A JPH1058922A JP H1058922 A JPH1058922 A JP H1058922A JP 9165363 A JP9165363 A JP 9165363A JP 16536397 A JP16536397 A JP 16536397A JP H1058922 A JPH1058922 A JP H1058922A
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JP
Japan
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pitch
bias
tire
base
tread
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Application number
JP9165363A
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English (en)
Inventor
Thomas A William
トーマス・エイ・ウィリアムズ
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HANDA TIRE Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
HANDA TIRE Manufacturing CO Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1058922A publication Critical patent/JPH1058922A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0318Tread patterns irregular patterns with particular pitch sequence

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はタイヤの最小部分の周囲へ円周上延
長されたベースピッチシーケンスを含む低ノイズタイヤ
のトレッドに関するものである。 【解決手段】 バイアスピッチシーケンスは最小限一つ
のベースピッチ内、望ましくは多数、又は更に望ましく
はそれぞれのベースピッチ内に形成される(embedde
d)。バイアスピッチは一般的に円周ベースピッチに対
して側角で延長され、望ましくはフルトレッドアークを
交差して延長される。一つ以上のバイアスピッチシーケ
ンスはもう一つのバイアスピッチシーケンスのピッチの
位置と異なる横ピッチの位置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ノイズタイヤと
そのトレッド及びタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】現代のタイヤのトレッドは、一般的に、
インターセクチング円周及びトランスバースグルーブで
分離される多数の上向き荷重支持トレッドブロックで分
割される。トレッドブロックの形状、構造及び配列は、
タイヤ制御、加速及びブレーキ性に寄与する反面、グル
ーブは可撓性及び水の除去性を提供することに必要であ
る。トレッドブロックは一般的に「ベースピッチ」の中
に配列され、それぞれのベースピッチは所定の幾何学的
形態のトレッドブロックを含む。それぞれのベースピッ
チはタイヤの交差長さによって変形することができる。
例えば、それぞれのベースピッチはタイヤの一方の肩か
ら他方の肩に交差して延長するか、あるいはタイヤの一
つの円周領域を経て、例えば、単一リブ又はリブの組合
体を交差して延長することができる。いずれの場合にお
いても、ベースピッチはタイヤの円周の周囲に繰り返す
ように配置されており、タイヤのトレッドを形成する。
【0003】タイヤが可動する際、タイヤのトレッドの
道路表面上との接触は望まないノイズを発生させる傾向
がある。特に、タイヤが道路表面と接触する際、各トレ
ッドブロックは道路により衝撃を受けた際空気を擾乱さ
せて、オーディオ周波数スペクトル(以下、「タイヤノ
イズ」と称する)を発生させる。タイヤノイズは、 (1)荷重表面上のトレッドブロックの衝撃 (2)タイヤカーカス(carcass)の振動、そして (3)トレッドブロックが圧縮されてグルーブに膨張さ
れて隣接ブロックを分離させることで発生する「空気ポ
ンピング」により、最小限部分的に発生する。ノイズの
基本周波数はタイヤの円周の周囲のトレッドブロックの
数及びタイヤの回転速度に関連する。
【0004】タイヤのトレッドにより発生するノイズ周
波数を幅広い周波数バンドに分布させるための技術が発
展して「ホワイトノイズ(white noise)」と呼ばれるよ
うになった。
【0005】トレッドノイズを減らすための一つの公知
の技術は異なるピッチの長さを有するベースピッチを用
いる。ここで、ベースピッチに対する「ピッチの長さ」
というのは、一つのベースピッチのリーディング・エッ
ジ(leading edge)からタイヤの円周方向に対して、次
に隣接する代表的ベースピッチまでの長さを指す。異な
るピッチの長さを有する多数のベースピッチは一般的に
「ピッチシーケンス」と呼ばれている。
【0006】例えば、リップマン(Lippman)らのアメリ
カ合衆国特許第2,878,852号には雄(male)モ
ールドハーフ及び雌(female)モールドハーフを有する
タイヤのトレッドが記載されているが、それぞれのモー
ルドハーフはタイヤの円周を周囲に延長されている分離
ピッチシーケンスを有する。リップマンは次の一連の相
対的円周距離を有するピッチシーケンスを開示した。 「9 10 11 12 10 11 12 13 1
2 11 10 911 12 13 10 10 1
3 12 11 9 10 11 12 13 12
11 10 12 11 10 9」。 このような円周距離は、全ての望ましい測定単位で表現
される連続的トレッド単位の相対的円周長さを示す。リ
ップマンにおいて、トレッド単位はそれぞれの代表的モ
ールドハーフそのもの又は他のグールブの鏡像になるよ
うに選択される。
【0007】ランダ(Lander)のアメリカ合衆国特許第
4,474,223号には下記の方法によりタイヤのト
レッドにより発生するノイズを広い周波数スペクトルで
分散させてノイズを減らす方法が記載されている。
【0008】(1)器具周囲に位置されることができる
反復したデザインサイクルの最大数を選び、(2)最大
ピッチ比率を選び、(3)器具が下記の式で分割される
ことができる周波(harmonic)セグメントの適当な数を
決め、 NS=[NPx(LP−SP)]/[Bx(LP+S
P)] (上記式で、NSは周波シーケンスの要求される数であ
り、NPはピッチ(デザインサイクル)の数であり、L
Pは最も長いピッチの長さであり、SPは最も短いピッ
チの長さであり、Bは変調指数である。)、(4)それ
ぞれの周波セグメントのサイズ及びそれぞれの周波セグ
メントのデザインサイクル数を決め、そして(5)周波
セグメントの所定変調周波数の波長の長さが、上記セグ
メントの基本の長さに相応するように、それぞれの周波
セグメントにあって異なるデザインサイクルを配列す
る。
【0009】ウィリアムス(Williams)のアメリカ合衆
国特許第5,314,551号にはタイヤノイズが低減
したタイヤに関して記載されているが、このタイヤはタ
イヤの最小限一つの円周領域において円周周囲に位置さ
れた多数のベースピッチを有する。該発明の一つの様態
によれば、ベースピッチはそれぞれの円周領域において
タイヤの円周周囲にピッチシーケンスを形成する3の異
なるピッチの長さを有する。ベースピッチは、ピッチの
長さが最も短いベースピッチとピッチの長さが最も長い
ベースピッチの間のトランジション(transitions)がピ
ッチシーケンスにあって、異なる長さのベースピッチの
間の総トランジション数の約15〜30%になるように
配列される。従って、最も短いベースピッチ及び最も長
いベースピッチは、それぞれタイヤの円周周囲の総ベー
スピッチ数の約35〜40%から成る。
【0010】ヨーロッパ特許第524,568号には角
度を成し配向されたピッチの2の別の配置からなった非
対称トレッドを有する圧縮空気タイヤのトレッドに関し
て記載されている。しかしながら、ベースシーケンスは
その内部にバイアスピッチシーケンスを全く有していな
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は低ノイズタイ
ヤのトレッド、更に具体的には一つ以上の円周ピッチ内
に形成された(embedded)バイアスピッチシーケンス又
はベースピッチシーケンスを有するタイヤのトレッドに
関するものである。
【0012】本発明はタイヤ円周方向へ最小限一つのベ
ースピッチシーケンスを有するノイズが低減されたタイ
ヤのトレッドを提供する。第2ピッチシーケンスは一般
的に側角(例えば、斜線)で最小限一つのベースピッチ
シーケンス内に形成される。(例えば、バイアス)形成
されたバイアスピッチシーケンスはタイヤのトレッドの
アーク(arc)の全てを横切って延長され、異なる長さの
ピッチを有する。しかも、異なるベースピッチ内にそれ
ぞれ形成された一つ以上の隣接バイアスピッチシーケン
スは一般的にそれぞれのシーケンスに対して異なる一つ
以上の横ピッチの位置を有する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記発明は、第1方向へ
第1ピッチシーケンス及び上記第1方向と異なる方向へ
の第2ピッチシーケンスを有するトレッド部を備え、上
記第2ピッチシーケンスは上記第1ピッチシーケンスの
一つ以上のピッチ内に形成される(Embedding)ことを特
徴とする低ノイズタイヤのトレッドで達成される。ま
た、上記発明は、上記第1方向が円周ベース(base)方
向であり、上記第2方向がバイアス(bias)方向であ
り、上記バイアスピッチシーケンスがフル(full)トレ
ッドアークの70%以上であることを特徴とする請求項
1記載の低ノイズタイヤのトレッドで達成される。ま
た、上記発明は、上記バイアス方向が0°〜80°の側
角であり、2以上の異なるバイアスピッチシーケンスを
含み、それぞれの上記異なるバイアスピッチシーケンス
が相応する他のベースピッチ内に形成され、上記バイア
スピッチシーケンスの中の1つの最小限多数のピッチが
もう一つのバイアスピッチシーケンスのピッチの長さと
異なるピッチの長さを有することを特徴とする請求項2
記載の低ノイズタイヤのトレッドで達成される。また、
上記発明は、上記2以上の異なるバイアスピッチシーケ
ンスがフルタイヤアークを有し、上記バイアスピッチシ
ーケンスの側角が40°〜65°であり、それぞれの上
記異なるバイアスピッチシーケンスがそれぞれその内部
に3〜15のピッチを有することを特徴とする請求項3
記載の低ノイズタイヤのトレッドで達成される。また、
上記発明は、上記円周ベースピッチシーケンスのそれぞ
れのピッチがその内部に形成されたバイアスピッチシー
ケンスを有し、それぞれの上記バイアスピッチシーケン
スがそれぞれその内部に5〜8のピッチを有することを
特徴とする請求項4記載の低ノイズタイヤのトレッドで
達成される。また、上記発明は、隣接した多数のバイア
スピッチシーケンスの間にほぼ線形で平行なグルーブを
含むことを特徴とする請求項5記載の低ノイズタイヤの
トレッドで達成される。また、上記発明は、円周ベース
ピッチシーケンスを有するトレッド部を備え、多数の上
記ベースピッチがその内部に形成されたバイアスピッチ
シーケンスを有し、上記トレッド部の横の長さへ延長さ
れ、上記バイアスピッチシーケンスがタイヤの一つの肩
トレッド部上でタイヤの他の肩トレッド部上でのより更
に大きなピッチを有することを特徴とする低ノイズタイ
ヤで達成される。また、上記発明は、上記多数のバイア
スピッチシーケンスが2以上の異なるバイアスピッチシ
ーケンスを有し、上記異なるベースピッチシーケンスが
フルトレッドアークの90%以上を交差して延長され、
それぞれその内部に3〜15のピッチを有することを特
徴とする請求項7記載の低ノイズタイヤ。上記多数のバ
イアスピッチシーケンスが20°〜70°の側角で延長
されることを特徴とする請求項8記載の低ノイズタイヤ
で達成される。また、上記発明は、上記異なるバイアス
ピッチシーケンスがそれぞれ他のものと関連して2以上
の異なる横ピッチの位置を有し、上記多数のバイアスピ
ッチシーケンスがフルトレッドアークを交差して延長さ
れることを特徴とする請求項9記載の低ノイズタイヤで
達成される。また、上記発明は、円周ベースピッチシー
ケンスを有するトレッド部を備え、多数の上記ベースピ
ッチがその内部に形成されたバイアスピッチシーケンス
を有し、バイアスピッチシーケンスにおいて最小限一つ
の上記バイアスピッチがもう一つのバイアスピッチシー
ケンスと異なるシーケンス及び異なる横位置を有するこ
とを特徴とするタイヤで達成される。また、上記発明
は、上記バイアスピッチシーケンスがフルトレッドアー
クの80%以上であり、上記多数のバイアスピッチシー
ケンスにおけるピッチ数がそれぞれ3〜15であること
を特徴とする請求項11記載のタイヤで達成される。ま
た、上記発明は、多数の上記ベースピッチがその内部に
バイアスピッチシーケンスを有し、上記バイアスピッチ
シーケンスにおける多数のピッチが異なるバイアスピッ
チシーケンスと異なる横位置を有することを特徴とする
請求項12記載のタイヤで達成される。また、上記発明
は、上記多数のバイアスピッチシーケンスがその間にグ
ルーブを有し、上記グルーブがほぼ線形で平行であり、
20°〜70°の側角で存在することを特徴とする請求
項13記載のタイヤで達成される。また、上記発明は、
上記バイアスピッチシーケンスがフルトレッドアークを
交差して延長されることを特徴とする請求項14記載の
タイヤで達成される。また、上記発明は、上記円周ベー
スピッチシーケンスのそれぞれのピッチがその内部に形
成されたバイアスピッチシーケンスを有し、それぞれの
上記異なるバイアスピッチシーケンスが相応するベース
ピッチ内に形成され、上記多数のバイアスピッチシーケ
ンスにおけるピッチ数がそれぞれ5〜8であり、上記側
角が40°〜65°であることを特徴とする請求項15
記載のタイヤで達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、符号10で表現さ
れるタイヤは側壁14を有し、Rを軸として回転する。
タイヤはバイアスプライタイヤのような従来のタイヤを
用いることができるが、ラジアルプライタイヤが望まし
い。ただし、これらに制限されない。一般的に、本発明
はトレッド上に多数のトレッドブロック20が形成され
たトレッドを有する全ての有形のタイヤに関するもので
ある。タイヤ10の製作は当該技術分野に公知されてい
るので詳細に説明しない。
【0015】図2は、本発明に係る特殊な低ノイズトレ
ッドパターンの一部を示す。トレッドはタイヤ周囲に矢
印Cで表示された円周方向へ延長され、例えば、図2に
おいて「1,1,2,3,3等」の多数のベースピッチ
を含む。ベースピッチは種々のタイヤの円周周囲に繰り
返されることができる単一トレッドブロックとして定義
されるものとする。言い換えれば、ベースピッチは全体
タイヤのトレッドを形成することができる最も短い幾何
学的単位である。ベースピッチの長さは一般的にピッチ
のリーディング・エッジ又はトレッドブロック20か
ら、隣接ピッチのリーディング・エッジ又は円周方向の
トレッドブロック20までの距離を意味する。図2に示
されるように、多数の隣接したベースピッチはシーケン
スを形成する。タイヤのノイズを減らすために、例え
ば、1、2及び3で示したベースピッチのそれぞれは、
異なるベースピッチの長さを有する。例えば、トレッド
ブロック1Aを含む円周方向のピッチの長さの単位距離
を1とすると、トレッドブロック2Aを含むピッチの長
さの単位距離は1.2であり、トレッドブロック3A及
び3Bを含むピッチの長さの単位距離は1.45であ
る。従って、図2に示された本発明の望ましい実施の形
態において、最も短いベースピッチの長さに対する最も
長いピッチの長さの比は約1.0対1.45である。
【0016】当該技術分野の熟練者に公知されているよ
うに、タイヤのトレッドはタイヤ周囲に多数の円周ベー
スピッチシーケンスを有している。本発明と関連して如
何なるシーケンスが存在することができるが、望ましい
ベースピッチシーケンスは、「1 1 3 1 2 1
2 1 3 2 3 3 3 3 1 1 2 33
3 2 1 1」である。勿論、約2〜約5,7又は
10の異なるベースピッチシーケンスが存在することが
できるが、3つの異なるベースピッチを有する場合が望
ましい。
【0017】グルーブ30が個々のベースピッチの間
に、例えば、トレッドブロック1Aと2Aとの間にバイ
アス方向Bへ延長されるように位置される場合がある
が、例えば、ベースピッチ3でのように、そのベースピ
ッチ内の中央部内のうち、何処でも位置することができ
る(図2参照)。各種グルーブは連続的である必要はな
く、途切れていてもよい。上記グルーブは曲線形でタイ
ヤのトレッドの一部方向へのみ横に延長されており、ト
レッドの特定横部分、例えば、中央部等に位置されるこ
とができる。
【0018】望ましくはバイアスグルーブ30は線形で
トレッドの全体の実質的に横方向へ延長されており、多
数のベースピッチの円周端部、例えば、多数のトレッド
ブロック20の間に位置される。
【0019】タイヤノイズは、バイアスピッチシーケン
スを調整することで、低減又は減らすことができる。即
ち、最小限一つ、望ましくは多数、例えば、60%、7
0%、80%又は90%及び典型的にはそれぞれのベー
スピッチがその内部に形成されたバイアスピッチシーケ
ンスを有する。本明細書において、用語「形成」という
のは、特定ベースピッチの全体部分として、もう一つの
ピッチシーケンスが、そこから直接的に又はトレッドを
交差してバイアス方向へ延長されることを意味する。そ
れぞれのベースピッチ1〜3は、一般的にそのピッチ間
に形成された異なるバイアスピッチシーケンスを有す
る。従って、各々のタイプ毎に、バイアスピッチの間に
形成されたバイアスピッチシーケンスが同じであること
が望ましい。そのため、ベースピッチ1は、その間に形
成された特定バイアスピッチシーケンスを有し、他のベ
ースピッチ1は、その間に形成されたバイアスピッチシ
ーケンスに相応する同じシーケンスを有する。その間に
形成されたバイアスピッチシーケンスが、個々に異なる
バイアスピッチを有するベースピッチ2、ベースピッチ
3でも一般的に同一である。特定ベースシーケンスが、
その内部に形成された多数のピッチを有するバイアスピ
ッチシーケンスを有するため、その内部に異なるベース
ピッチシーケンスを有する異なるバイアスピッチは、他
の横方向の位置に位置された一つ以上の特定バイアスピ
ッチを有することである。バイアスピッチシーケンスが
トレッドアークの相当な部分又は大部分(例えば、70
又は75%、最小限80又は85%、又は最小限90又
は95%)、即ち外側タイヤ肩の一方のタイヤ肩から他
方のタイヤ肩あるいは内側タイヤ肩までの距離を延長さ
せることができるならば、フル(full)アーク又はタイ
ヤの横幅を延長させることが望ましい。
【0020】ピッチシーケンスは方向転換可能な、即ち
「V」形等の変曲点を有する曲線形又は「/」形シーケ
ンス等の多い形態を有することができるが、線形が望ま
しい。一般的に、円周グルーブ35は中央又はその近傍
の一方端部等の特定バイアスピッチの如何なる横部に位
置することができるが、一つ以上のバイアスピッチの間
に位置することが望ましい。少なくとも初期バイアスピ
ッチシーケンス及び望ましくは全体バイアスピッチシー
ケンスの方向は側角で、トレッドを交差してタイヤの軸
方向に対する角度は、約0°又は5°〜約80°、望ま
しくは約20°〜約70°、及び更に望ましくは約40
°〜約65°であり、図2に示すように約60°が最も
望ましい。バイアスピッチ角の利点は望ましくはバイア
スグルーブ30と各種円周グルーブ35との間に存在す
るトレッドブロックをほぼ同時に道路と接触させないこ
とでタイヤのトレッドノイズを低減させることにある。
【0021】3つ以上、望ましくは4〜15、更に望ま
しくは約5〜8の、一般的にピッチの異なる多数のバイ
アスピッチは、タイヤの横又は軸幅を交差してバイアス
方向Bへ延長されることが望ましい。従って、ベースピ
ッチシーケンスの中のピッチの数に対するバイアスピッ
チシーケンスの中のピッチの数の比は一般的に1以上で
ある。図2において、トレッドブロック1Aを含む円周
ベースピッチ内に形成されたバイアスピッチシーケンス
のバイアスピッチの数は7種である。同じように、ベー
ストレッドブロック2Aを含む、ベースピッチ内に形成
されたバイアスピッチシーケンスのバイアスピッチの数
も7種である。ベーストレッドブロック3A又は3Bを
含む、ベースピッチ内に形成されたシーケンスのバイア
スピッチの数は5種である。示されたように、特定シー
ケンスのバイアスピッチの長さは肩から肩までのサイズ
によって変化することができ、一般的には高性能又はレ
ーシング(racing)タイヤでのように、外側タイヤ肩の
バイアスピッチの長さは内側タイヤ肩上に位置した多数
のピッチのピッチの長さより長い。しかしながら、シー
ケンスにおけるバイアスピッチの長さの如何なる変化で
も活用されることができ、従って、全てのシーズン(se
ason)タイヤにおいて、内側及び外側肩は、例えば大き
なバイアスピッチの長さを有することができ、タイヤの
トレッドの中央部は、短いピッチの長さを有する。
【0022】上述のように、異なるバイアスピッチシー
ケンスは、一つ以上の異なるバイアスピッチシーケン
ス、あるいは隣接したバイアピッチスシーケンスより異
なる横位置に、一つ以上、多数、又は全ての特定ピッチ
を有することができる。従って、図2において、ベース
ピッチ1間のバイアスシーケンスのトレッドブロック2
0のそれぞれのピッチは、ベースピッチ2間に形成され
たバイアスピッチシーケンスの各ピッチと異なる横位置
に配置される。同じように、ベースピッチ3間に形成さ
れたバイアスピッチシーケンスのそれぞれのバイアスピ
ッチの長さは、ベースピッチ2間に形成されたバイアス
ピッチシーケンスのある特定のバイアスピッチを持った
ものと異なる横位置に位置される。従って、トレッドブ
ロック1A、1B、1C、1D、1E、1F又は1Gの
中の如何なるものも、トレッドブロック2A、2B、2
C、2D、2E、2F又は2Gの如何なるものとも同一
な横位置に位置されない。かつ、第3バイアスピッチシ
ーケンス3A,3B,3C,3D又は3Eの中如何なる
ものも、第2バイアスピッチシーケンスの特定トレッド
ブロックの中如何なるものとも同一な横位置に配置され
ない。このような配列は、タイヤのトレッドノイズを減
らす結果をもたらす。しかしながら、バイアスピッチシ
ーケンスの一つあるいは一つ以上のピッチが、異なるか
あるいは隣接したバイアスピッチシーケンスの相応する
ピッチと異なる横位置に位置されるように要求されるこ
とを理解すべきである。従って、その内部に形成された
バイアスピッチシーケンスを有するベースピッチシーケ
ンスの活用は相当に多くの数のタイヤのトレッドパター
ンを含むことができ、全てが本発明のカテゴリー内にあ
ることが明らかである。
【0023】図2に示すように、本発明の望ましい実施
の形態において、バイアスグルーブ30はほぼ線形でタ
イヤの横幅全体へ延長されていて、トレッドのノイズを
低減させるのみならず、各種トレッドブロックを通じて
水を効果的に除去することができるようにチャネル化さ
れている。かつ、異なる横位置に位置された一つ以上の
典型的ないくつかの異なる円周グルーブ35を有する各
種異なるバイアスピッチシーケンスの供給は、本発明に
おいて、特定横距離に位置された一つ以上の円周グルー
ブをタイヤのトレッド肩から無くすか、あるいは欠如さ
せてタイヤ周囲へ完全に延長されるようになる。本発明
のもう一つの様態は大部分の従来のタイヤでのように、
多数のバイアスピッチの長さ又はバイアストレッドブロ
ックが一般的に対称でないことにある。かつ、本発明の
追加の様態はタイヤの内側上でのように、各種バイアス
ピッチは2以上のピッチ、例えばピッチ1Gと1G′、
2Dと2D′及び2Gと2G′で細分されることにあ
る。
【0024】3の異なる円周ベースピッチ及び上記で説
明したようにシーケンスの中に総計23種のピッチを有
するタイヤは、図面に示すようにその内部に形成された
フルアークバイアスピッチシーケンスを有する3つの異
なるベースピッチのそれぞれで製作された。第1試験は
半無響室(semi-anechoic chamber)を用いた目的試験で
ある。言い換えれば、チャンバの底には防音処理をせ
ず、壁及び天井には巨大なフォームくさび(foam wedg
e)を付着させた。上記くさびはルームから発生するノ
イズを効果的にトラップして音が全く反射しないように
する。従って、発生する音の正確な測定ができる。上述
した本発明の望ましいトレッドパターン(例えば、図2
に示されたようなベースピッチシーケンス、バイアスピ
ッチシーケンス等)及び60°のバイアスピッチ角を有
するP245/45R16タイヤは、試験圧に対して膨
張されており、試験ドラム上に位置された。試験ドラム
に荷重を加えて、上記ドラムを様々な速度で回転させな
がら測定した。荷重そのものは、一般的に40〜120
kphの速度及び2.0kgf/cm2 の圧力で約54
7kgfであった。ドラム表面は滑らかな鋼鉄とした。
対照群として、韓国ベンチュスプラス(Ventus Plus)4
05超高性能タイヤを用いた。その結果は図3に示す。
【0025】図3から明らかなように、本発明によるト
レッドデザインは、一般的に更に広い周波数に対して約
1,000ヘルツ(Hz)で相当に低い振幅ノイズ数値
を示した。勿論、その結果ノイズの水準が低減された。
【0026】様々なタイヤに対してSAE主題試験を通
して低速、高速及び鳴き(growl)に対するノイズの水準
を試験した。対照群は韓国ベンチュスプラス405超高
性能タイヤとした。表1において、コラム「形成された
バイアスピッチがない」というのはその内部に形成され
たピッチシーケンスを有しないものとしての対照群であ
る。図面に示すように、その内部に形成されたピッチシ
ーケンスを有する上述した本発明によって製作された高
性能タイヤに対しても試験した。
【0027】
【表1】
【0028】表1の数値はSAE主題スケール評価によ
るものとして、高い数であるほどより低いノイズ水準を
示す。表1から明らかなように、本発明の形成されたバ
イアスピッチシーケンスタイヤは対照群より高い数値を
有する。全体単位、即ち、1.0の数値は相当に低い水
準のノイズを示す。以上のように説明した望ましい実施
の形態及び最善の形態は本発明の思想と範囲を少しでも
制限しようとすることでなく、ひとえに本発明の具体的
説明のための目的で提供されたことを理解すべきであ
る。
【0029】
【発明の効果】それぞれのベースピッチ内に形成された
バイアスピッチシーケンスを有する本発明のタイヤはノ
イズ水準が顕著に低減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における低ノイズトレッド
を有するタイヤの概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における低ノイズタイヤの
トレッドブロックパターンを示す部分的断面図であり。
【図3】本発明の実施の形態における低ノイズタイヤの
トレッドのノイズ増幅を従来のタイヤのトレッドと比べ
て示す線図である。
【符号の説明】
1〜5 ベースピッチ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1方向へ延びるベースピッチシーケン
    ス及び上記第1方向と異なる方向の第2方向へ延びるバ
    イアスピッチシーケンスを有するトレッド部を備え、上
    記バイアスピッチシーケンスは上記ベースピッチシーケ
    ンスの一つ以上のベースピッチ間に形成したことを特徴
    とする低ノイズタイヤのトレッド。
  2. 【請求項2】 上記第1方向が円周方向であり、上記第
    2方向に延びるバイアスピッチシーケンスがフルトレッ
    ドアークの70%以上を占めることを特徴とする請求項
    1に記載の低ノイズタイヤのトレッド。
  3. 【請求項3】 上記第2方向がタイヤの軸方向に対して
    0°〜80°の角度であり、2以上の異なるバイアスピ
    ッチシーケンスを含み、それぞれの該異なるバイアスピ
    ッチシーケンスが他のベースピッチ間に形成され、バイ
    アスピッチシーケンスの中の多数のバイアスピッチがも
    う一つのバイアスピッチシーケンスのバイアスピッチの
    長さと異なるピッチの長さを有することを特徴とする請
    求項2に記載の低ノイズタイヤのトレッド。
  4. 【請求項4】 上記2以上の異なるバイアスピッチシー
    ケンスがフルタイヤアークを有し、上記バイアスピッチ
    シーケンスの第2の方向がタイヤの軸方向に対して40
    °〜65°の角度であり、それぞれの異なるバイアスピ
    ッチシーケンスがそれぞれそのベースピッチ間に3〜1
    5のバイアスピッチを有することを特徴とする請求項3
    に記載の低ノイズタイヤのトレッド。
  5. 【請求項5】 円周方向の上記ベースピッチシーケンス
    のそれぞれのベースピッチがそのベースピッチ間に形成
    されたバイアスピッチシーケンスを有し、それぞれの上
    記バイアスピッチシーケンスがそれぞれのベースピッチ
    間に5〜8のバイアスピッチを有することを特徴とする
    請求項4に記載の低ノイズタイヤのトレッド。
  6. 【請求項6】 隣接した多数のバイアスピッチシーケン
    スの間にほぼ線形で平行なグルーブを含むことを特徴と
    する請求項5に記載の低ノイズタイヤのトレッド。
  7. 【請求項7】 円周方向に延びるベースピッチシーケン
    スを有するトレッド部を備え、該ベースピッチシーケン
    スを構成する多数のベースピッチ間に、タイヤの周方向
    に対して傾斜角を有するバイアスピッチシーケンスを有
    するとともに、トレッド部の実質的に横方向へ延長さ
    れ、上記バイアスピッチシーケンスのバイアスピッチが
    タイヤの一方の肩トレッド部上で、タイヤの他方の肩ト
    レッド部上より、大きなピッチを有することを特徴とす
    る低ノイズタイヤ。
  8. 【請求項8】 上記バイアスピッチシーケンスが2以上
    の異なるバイアスピッチシーケンスを有し、該バイアス
    ピッチシーケンスがフルトレッドアークの90%以上を
    交差して延長され、上記ベースピッチ間に3〜15のピ
    ッチを有することを特徴とする請求項7に記載の低ノイ
    ズタイヤ。
  9. 【請求項9】 上記多数のバイアスピッチシーケンスが
    タイヤの軸方向に対して20°〜70°の角度で延長さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の低ノイズタイ
    ヤ。
  10. 【請求項10】 隣接した上記バイアスピッチシーケン
    スのバイアスピッチが、それぞれ異なる横位置に配置さ
    れ、上記多数のバイアスピッチシーケンスがフルトレッ
    ドアークを交差して延長されることを特徴とする請求項
    9に記載の低ノイズタイヤ。
  11. 【請求項11】 円周方向にベースピッチシーケンスを
    有するトレッド部を備え、多数の上記ベースピッチシー
    ケンスを構成するベースピッチがそのベースピッチ間に
    バイアスピッチシーケンスを形成し、該バイアスピッチ
    シーケンスの一つのバイアスピッチが、他のバイアスピ
    ッチシーケンスと異なるバイアスピッチ及び異なる横位
    置を有することを特徴とするタイヤ。
  12. 【請求項12】 上記バイアスピッチシーケンスがフル
    トレッドアークの80%以上を占め、上記バイアスピッ
    チシーケンスにおけるピッチ数がそれぞれ3〜15であ
    ることを特徴とする請求項11に記載のタイヤ。
  13. 【請求項13】 多数の上記ベースピッチがその内部に
    バイアスピッチシーケンスを有し、上記バイアスピッチ
    シーケンスにおける多数のバイアスピッチが、他のバイ
    アスピッチシーケンスのバイアスピッチと異なる横位置
    を有することを特徴とする請求項12に記載のタイヤ。
  14. 【請求項14】 上記多数のバイアスピッチシーケンス
    がその間にグルーブを有し、上記グルーブがほぼ線形で
    平行であり、タイヤの軸方向に対して20°〜70°の
    角度で存在することを特徴とする請求項13に記載のタ
    イヤ。
  15. 【請求項15】 上記バイアスピッチシーケンスがフル
    トレッドアークを交差して延長されることを特徴とする
    請求項14に記載のタイヤ。
  16. 【請求項16】 上記円周ベースピッチシーケンスのそ
    れぞれのベースピッチ間にバイアスピッチシーケンスを
    形成し、それぞれの上記異なるバイアスピッチシーケン
    スが相応するベースピッチ内に形成され、上記多数のバ
    イアスピッチシーケンスにおけるピッチ数がそれぞれ5
    〜8であり、上記タイヤの軸方向が40°〜65°の角
    度であることを特徴とする請求項15に記載のタイヤ。
JP9165363A 1996-06-06 1997-06-06 低ノイズタイヤとそのトレッド及びタイヤ Pending JPH1058922A (ja)

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