JPH1057373A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH1057373A
JPH1057373A JP22498196A JP22498196A JPH1057373A JP H1057373 A JPH1057373 A JP H1057373A JP 22498196 A JP22498196 A JP 22498196A JP 22498196 A JP22498196 A JP 22498196A JP H1057373 A JPH1057373 A JP H1057373A
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JP
Japan
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circuit
control
pulser
output
gate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22498196A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miyajima
武史 宮島
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電流消費の抑制、電力消費の低減、電源の小型
化、コストダウン、および電源の発散熱の放熱機構の小
型軽量化を図る。 【解決手段】超音波探触子4を駆動するパルサー回路2
がリニアアンプで構成され、超音波探触子4から送波さ
れた超音波パルスに係るエコー信号の受波の開始と終了
までの期間、ノアゲート9の出力で制御トランジスタ8
をオフにして駆動トランジスタ7と制御トランジスタ8
とによるバイアス電流iの消費を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探触子を構
成する多数の振動子素子それぞれのうち、チャンネルに
対応した振動子素子それぞれを駆動するパルサー回路そ
れぞれがリニアアンプのような増幅回路で構成された超
音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波探触子は圧電素子のような振動子
素子の多数で構成されているが、これら振動子素子をパ
ルサー回路から印加される駆動パルスで駆動することで
該振動子素子それぞれから超音波パルスが体内に向けて
送波される。超音波診断装置においては、一般には、こ
のような超音波探触子における多数の振動子素子に対し
てチャンネルに対応する所定数の振動子素子それぞれ
を、それぞれに対応するパルサー回路それぞれにマルチ
プレクサのような切換手段で切換接続していき、チャン
ネルの振動子素子それぞれをパルサー回路それぞれから
の駆動パルスによって駆動するように構成されている。
【0003】そして、このような超音波診断装置におい
ては、BモードとかドップラモードとかCFM(カラー
フローマップ)などの複数のモードを有するものがある
が、このような複数のモードを有する場合では体内に対
する超音波エネルギの関係で各モードに応じて振動子素
子それぞれの駆動パルスの波高値を変更する必要がある
場合があり、そのためには、パルサー回路それぞれとし
ては駆動パルスの波高値の変更にリニアアンプを用いた
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パルサー回路に用いら
れたリニアアンプは一般にはトランジスタなどの回路部
品で構成されており、チャンネルとして選択された振動
子素子それぞれを駆動させる必要のない期間例えばエコ
ー信号の受波が開始されてから終了するまでの期間にお
いても、このトランジスタなどの回路部品に電流が流さ
れて消費されているために、チャンネル分のリニアアン
プそれぞれの合計の電流消費は相当に大きなものとなる
という課題がある。また、駆動パルスの波高値が高い場
合ではパルサー回路それぞれでの電力消費も大きくなる
という課題がある。さらにパルサー回路に供給する電源
も必然的に大型化してしまい、超音波診断装置がこの大
型化した電源のためにコストアップとなるうえ、電源が
大型であるがゆえにその電源からの発散熱を放熱させる
ための機構も大型化重量化してしまうという課題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため、超音波探触子を駆動するパルサー回路
が増幅回路で構成された超音波診断装置において、少な
くとも前記超音波探触子から送波された超音波パルスに
係るエコー信号の受波の開始と終了までの期間について
は前記パルサー回路での電流消費を抑制するモードに制
御することを特徴とする構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0007】図1を参照して本発明の実施の形態に係る
超音波診断装置は、基本的に制御回路1と、増幅回路こ
の例ではリニアアンプで構成され制御回路1からの制御
信号の入力に応答して駆動パルスを出力するパルサー回
路2と、切換手段としてのマルチプレクサ3と、圧電素
子のような振動子素子の多数で構成されパルサー回路2
からの駆動パルスによって駆動されて超音波パルスを発
射する超音波探触子4と、超音波探触子4で受波された
エコー信号をマルチプレクサ3を介して取り込む受波回
路5などを有している。ここで、パルサー回路2および
受波回路5はそれぞれ図1では図解の便宜上単一のブロ
ックで示されているが、所定数例えば64チャンネルあ
るいは128チャンネル分配備され、パルサー回路2そ
れぞれは逆流素子ダイオード6を介してマルチプレクサ
3内の対応する切換端子に、受波回路5それぞれもマル
チプレクサ3内の対応する切換端子にそれぞれ接続され
ている。なお、以下の説明ではパルサー回路2および受
波回路5は図1に従って単一として説明する。
【0008】パルサー回路2は制御回路1からの制御信
号の入力に応答してマルチプレクサ3を介して超音波探
触子4内のそれに対応するチャンネルの振動子素子に対
して駆動パルスを出力する。超音波探触子4は駆動パル
スによって駆動されて図示していない体内に向けて超音
波パルスを送波する。体内からの超音波パルスに係るエ
コー信号は超音波探触子4で受波されるとともに、マル
チプレクサ3を介して受波回路5に与えられ、図示して
いない処理回路で処理される一方、制御回路1には受波
回路5を介してエコー信号の受波の開始と終了とに関す
るデータが与えられる。
【0009】パルサー回路2は図2を参照して説明する
ように、駆動トランジスタ7と、制御トランジスタ8
と、ノアゲート9などを備えている。駆動トランジスタ
7はそのベースに入力端子10を介して制御回路1から
制御信号S3が与えられて導通駆動され、制御トランジ
スタ8が導通しているときには、直流カット用コンデン
サ11を介したグランド側の抵抗12と電源側+Vcc
の抵抗13とで決定される増幅度に従って直流カット用
コンデンサ14を介してその出力端子15に接続された
マルチプレクサ3に駆動パルスPを出力するようになっ
ている。制御トランジスタ8は、そのベースに電流制限
抵抗16を介して接続されたノアゲート9の出力がロー
レベルのときは遮断制御され、ハイレベルのときは導通
制御される。ノアゲート9は2入力部を有し、一方の入
力部は入力端子17を介して制御回路1に接続されこの
入力端子17を介して制御回路1からエコー信号の受波
が開始されるとその受波が終了するまでの間はハイレベ
ルとなる受波状態信号S1が与えられ、他方の入力部は
入力端子18を介して制御回路1に接続され、当該パル
サー回路2を使用しない場合には入力端子18を介して
制御回路1からハイレベルとなるパルサーオフ信号S2
が与えられるようになっている。
【0010】パルサー回路2を中心として本発明の超音
波診断装置の動作を図3を参照して説明すると、エコー
信号が受波されずまたパルサーオフでもないときは、図
3a,bで示すようにノアゲート9の各入力部それぞれ
にはローレベルの受波状態信号S1とローレベルのパル
サーオフ信号S2とが入力されるから、ノアゲート9出
力はハイレベルとなって制御トランジスタ8は導通状態
となっている。この状態において、駆動トランジスタ7
のベースに制御回路から駆動パルスの幅とかその波高値
などに対応した制御信号S3が与えられることによって
駆動トランジスタ7は導通しマルチプレクサ3に対して
当該パルサー回路2に対応する超音波探触子内の振動子
素子を駆動する駆動パルスPを出力する。
【0011】こうして、マルチプレクサ3に接続されて
いる振動子素子はこれによって振動して体内に向けて超
音波パルスを送波する。送波された超音波パルスが体内
で反射され最初のエコー信号の受波が時刻t0で開始さ
れ、最後のエコー信号の受波が時刻t1で終了するとす
る。制御回路1はこの受波の状態のデータを受波回路5
から入力して判断し、図3aで示すようにハイレベルの
受波状態信号S1を受波開始の時刻t0から受波終了の
時刻t1までの間にノアゲート9の一方の入力部に出力
する。この場合、制御回路1はノアゲート9の他方の入
力部に対しては図3bで示すようなローレベルのパルサ
ーオフ信号S2を出力している。したがって、受波開始
の時刻t0から受波終了の時刻t01までの間はノアゲ
ート9の出力部はローレベルとなるので、制御トランジ
スタ8は遮断している。したがって、時刻t0〜t1に
おいては、パルサー回路2内の駆動トランジスタ7と制
御トランジスタ8それぞれのコレクタエミッタ間を介し
ての電源+Vccからのバイアス電流iが図3cで示す
ように流れないので、パルサー回路2はバイアス電流i
の消費が抑制されるモードとなっている。この場合、こ
のバイアス電流iは直流であり、かつ駆動トランジスタ
7のエミッタに直流カット用コンデンサ11が接続され
ているから、バイアス電流iが駆動トランジスタ7のコ
レクタエミッタを介してグランド側抵抗12に流れて消
費されることはない。
【0012】次に、時刻t1で受波が終了すると、制御
回路1はノアゲート9に図3aで示すようなローレベル
の受波状態信号S1を入力するが、ノアゲート9には同
時に制御回路1から図3bで示すようなローレベルのま
まのパルサーオフ信号S2が入力されているので、ノア
ゲート9の出力はハイレベルとなって制御トランジスタ
8は導通状態となっており、これによりパルサー回路2
は制御回路1からの制御信号S3の入力に応答して駆動
パルスPを出力することができる。
【0013】時刻t2で制御回路1からノアゲート9の
入力に図3cで示すようなハイレベルのパルサーオフ信
号S2が出力されると、ノアゲート9の出力はローレベ
ルとなり制御トランジスタ8は遮断状態となる。パルサ
ーオフ信号S2が制御回路1から出力されるのは、例え
ば64チャンネル分の振動子素子を駆動しているのを、
診断部位によってはフォーカスの関係で48チャンネル
分の振動子素子を駆動する場合がある。そうすると、1
6チャンネル分の振動子素子を使用する必要がなくな
る。そこで、このパルサー回路2が不使用の振動子素子
に該当している場合では、このパルサー回路2からは駆
動パルスを出力する必要がないので、このパルサー回路
2でのバイアス電流iの消費を抑制するモードにすると
よい。そのため、制御回路1は時刻t2でこの不使用の
パルサー回路2での電流消費iを抑制するために図3b
で示すようなハイレベルのパルサーオフ信号S2をノア
ゲート9に出力して制御トランジスタ8を遮断して図3
cで示すようにバイアス電流iの消費を抑制できるよう
しているのである。
【0014】上述した本発明の実施の形態においては、
制御トランジスタ8を遮断することで駆動トランジスタ
7と制御トランジスタ8でのバイアス電流iの消費を抑
制しているけれども、パルサー回路2の電源+Vccの
ラインをオンオフに制御してそのバイアス電流iの消費
を抑制するようにしても構わない。
【0015】上述した本発明の実施の形態においては、
各トランジスタ7,8に流れるバイアス電流iを完全に
遮断できるようにしているが、完全に遮断するのではな
く微少のバイアス電流iが流れるようにして、パルサー
回路2の動作の立ち上がりを迅速にできるようにしても
構わない。
【0016】上述した本発明の実施の形態においては、
受波開始時刻t0からバイアス電流iの消費を抑制する
ため制御トランジスタ8を遮断しているが、振動子素子
から超音波パルスを送波が終了した時点で制御トランジ
スタ8を遮断してバイアス電流iの消費を抑制するよう
にしても構わない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も受波開始から終了までの間はパルサー回路でのバイア
ス電流の消費が抑制できるとともにそこでの電力消費も
低減でき、かつこのことによりパルサー回路の電源も大
型化することがなくなり、超音波診断装置としてコスト
ダウンが可能となり、さらには電源が大型にならないか
ら、電源からの発散熱を放熱させるための機構も小型軽
量化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る超音波診断装置の要
部のブロック図
【図2】図1のパルサー回路の具体回路図
【図3】動作説明に供する信号および電流波形図
【符号の説明】
1 制御回路 2 パルサー回路 3 マルチプレクサ 4 超音波探触子 5 受波回路 7 駆動トランジスタ 8 制御トランジスタ 9 ノアゲート S1 受波状態信号 S2 パルサーオフ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子を駆動するパルサー回路が
    増幅回路で構成された超音波診断装置において、 少なくとも前記超音波探触子から送波された超音波パル
    スに係るエコー信号の受波の開始と終了までの期間につ
    いては前記パルサー回路での電流消費を抑制するモード
    に制御することを特徴とする超音波診断装置。
JP22498196A 1996-08-27 1996-08-27 超音波診断装置 Withdrawn JPH1057373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22498196A JPH1057373A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 超音波診断装置

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JP22498196A JPH1057373A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 超音波診断装置

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JPH1057373A true JPH1057373A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16822239

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JP22498196A Withdrawn JPH1057373A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 超音波診断装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040217