JPH1056827A

JPH1056827A - 苗載置装置

Info

Publication number: JPH1056827A
Application number: JP22197996A
Authority: JP
Inventors: Yoshikatsu Aoki; 義勝青木; Masahiro Takemoto; 竹本　　雅浩; Masami Muranami; 村並　　昌実; Masakatsu Araki; 正勝荒木; Shin Watabe; 伸渡部
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1996-08-23
Filing date: 1996-08-23
Publication date: 1998-03-03

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】ブロック苗の第１列から苗を横に欠ぎ取る時
に、第２列の苗が前にずれて来て列が歪むことがないよ
うにする。【解決手段】複数のブロック苗が前後左右に並んでいる
集団苗Ａが左右に往復駆動される苗載台２６に載り、第
１列Ａ₁のブロック苗を苗載台から苗受板２４上に押し
出して下降する植込扞５３で順に横向きに欠ぎ取りが終
了すると第２列Ａ₂の苗を第１列Ａ₁の位置に押し出すよ
うに設けられ、垂れ下がった複数の弾性を有する支持扞
６０の下端部が第１列Ａ₁の苗の前部、及び第１列Ａ₁の
苗が欠かれた後の第２列Ａ₂の苗の前部を支持するよう
に設けられ、この支持扞は第２列Ａ₂の苗を第１列Ａ₁の
苗の位置に押し出すとき、苗の前部から退去するように
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、野菜の苗を移植
する苗植機に有効に用いられるものである。

【０００２】

【従来の技術】ポット内の床土やソレノイドブロックな
どで一株分のブロック苗が独立して育てられている。そ
の複数個が前後左右に並んで四角な集団苗Ａとなって、
左右に往復駆動される苗載台２６に載る。集団苗Ａは、
最前列（第１列）Ａ₁のブロック苗を苗載台２６の前方
（方向は集団苗の送り方向に対して云い、図１では後
向）の苗受板２４上に押出し、この第１列Ａ₁のブロッ
ク苗が上記の往復駆動で苗受板２４上を横に移動する。
一方、旋回している植込杆５３が苗受板２４の苗取口２
４ａを下降の初期に通過する。そのため、第１列Ａ₁の
ブロック苗は、苗取口２４ａ上に到達すると、植込杆５
３で欠ぎ取られ、下端で圃場に移植される。第１列Ａ₁
のブロック苗は、上記のようにして、横向に順に欠ぎ取
られ、終端のブロック苗の欠ぎ通りが終了すると、第２
列Ａ₂のブロック苗が第１列Ａ₁のブロック苗があった位
置に押し出され、苗載台２６の移動方向が反転し、その
ブロック苗が苗受板２４上を逆向きに移動しながら植込
杆２４ａで欠ぎ取られる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】第１列Ａ₁のブロック
苗が中間付近まで欠ぎ取られると、苗載台２６の傾斜そ
の他により、欠ぎ取られた後の第２列Ａ₂のブロック苗
が苗受板２４上に移動し、第２列Ａ₂のブロック苗の列
が歪むおそれがある。これを解消するため、垂れ下がっ
た複数の弾性を有する支持杆６０の下端で第１列Ａ₁の
ブロック苗の床土部の前部を支持し、そのブロック苗の
１つが欠ぎ取られると、上記の弾性で、欠がれた後の第
２列Ａ₂のブロック苗を支持させることが試みられてい
る。

【０００４】ここに、第１列Ａ₁のブロック苗の欠ぎ取
が終了すると、第２列Ａ₂のブロック苗がそれぞれの支
持杆６０で支持されていて、第２列Ａ₂のブロック苗
を、第１列Ａ₁のブロック苗があった位置に押し出す作
業の障害となって押し出されたブロック苗の列が歪み、
移植される苗に欠株を生じるおそれがある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、複数のブロック苗が前後左右に並んで
いる集団苗Ａが左右に往復駆動される苗載台２６に載
り、第１列Ａ₁のブロック苗を苗載台２６から苗受板２
４上に押し出して下降する植込杆５３で順に横向に欠ぎ
取り、その欠ぎ取りが終了すると第２列Ａ₂のブロック
苗を第１列Ａ₁の位置に押し出すように設けられ、垂れ
下がった複数の弾性を有する支持杆６０の下端部が第１
列Ａ₁のブロック苗の前部および第１列Ａ₁のブロック苗
が欠がれた後の第２列Ａ₂のブロック苗の前部を支持す
るように設けられ、この支持杆６０は第２列Ａ₂のブロ
ック苗を第１列Ａ₁の位置に押し出すときブロック苗の
前部の支持力が低下するように設けられている苗載置装
置とした。

【０００６】

【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。歩行
型の走行車体１に苗植装置２が装着されて自走式の苗植
機となっている（図１）。走行車体１がつぎのように構
成されている。パイプフレーム３の前後に前部歯車箱４
と後部歯車箱５が固定されてフレームが構成されてい
る。後端に前輪６と後輪７が取付けられたそれぞれ１対
の前部チェンケース８と後部チェンケース９の前端が前
部歯車箱４と後部歯車箱５の両横に回動自在に取付けら
れている。アーム８ａとアーム９ａが前部チェンケース
８と後部チェンケース９の前端から上に伸びている。前
部歯車箱４に固定された昇降シリンダ１０からピストン
ロッド１１が後に突出し、その突端に横棒１２の中央が
取付けられている。１対のアーム１３Ｌ，１３Ｒが横棒
１２の両端から上下に突出し、アーム１３Ｌと左のアー
ム８ａおよびアーム１３Ｒと右のアーム８ａがロッド１
４Ｌ，１４Ｒで連結され、前後のアーム８ａ，９ａがロ
ッド１５で連結されている。

【０００７】そして、昇降シリンダ１０に油を送ると、
ピストンロッド１１が突出して横棒１２が後に移動し、
ロッド１４Ｌ，１４Ｒが左右の前部チェンケース８を時
計方向に引き回すとともに、ロッド１５が左右の後部チ
ェンケース９を同方押し回し、前輪６と後輪７が下降し
て前部歯車箱４と後部歯車箱５が上昇する。その油をタ
ンクに戻すと、これとは逆に、ピストンロッド１１が昇
降シリンダ１０内に引き戻されて前部歯車箱４と後部歯
車箱５が下降する。

【０００８】植付歯車箱１６が後部歯車箱５の後に連結
フレーム１６ａで固定され、その左から植付ケース１７
が斜後上に伸びている。ハンドル１８の前端が植込ケー
ス１７の中間部に固定されている。エンジン１９が前部
歯車箱４に固定され、その回転動力がクラッチ２０を経
由して変速機２１に到達し（図２）、この変速機２１で
所定の回転数に調整されたのち、前部チェンケース８を
通って前輪６に伝わるとともに、パイプフレーム３内を
通って後部歯車箱５内に達し、その中のサイドクラッチ
２２Ｌ，２２Ｒを経て後輪７に伝わり、これらが圃場で
回転して走行車体１が進行するように出来ている。１対
のサイドクラッチレバー２３がハンドルの左右に設けら
れ、左又は右のサイドクラッチレバー２３を握ると、そ
の側のサイドクラッチ２２Ｌ又は２２Ｒが動力伝達を断
ち、左又は右の後輪７の回転が停止して走行車体１の進
路が変わるようになっている。なお、このとき、ハンド
ル１８を押し下げて前輪６を地面から浮かすと、容易に
進路が変わる。

【０００９】苗植装置２がつぎのように構成されてい
る。苗受板２４が植込ケース１７に横向に固定されてい
る。支柱２５が植付歯車箱１６から斜前方に伸び、その
突端と苗受板２４の後部で苗載台２６を左右に移動する
ように支持している。なお、苗載台２６は、後端の底面
が欠がれてその側壁の後部が苗受板２４上に配置されて
いる。

【００１０】前後左右に並んだ台型のポット２７が下端
で接続した形にポットシート２８がパルプで作られ、そ
れぞれのポット２７に床土を詰め、種子を蒔いて潅水
し、所定の日数が経過すると、ポット２７の中央の孔か
ら苗が伸びて集団苗Ａとなる（図３、図４）。この集団
苗Ａを苗載台２６に載せる。なお、集団苗Ａは、前後左
右に並んだソイルドブロック（立方体の土のかたまり）
その他で苗を育てて作ることができる。この発明では、
１つのポット２７やソイルドブロックで育った一株分の
苗をブロック苗と云う。

【００１１】ＰＴＯ軸２９が変速機２１から後に伸び、
エンジン１９の動力が安全クラッチ３０を経て傘歯車３
１に達している。横軸３２が植付歯車箱１６に設けら
れ、その傘歯車３２ａが傘歯車３１に咬んでいる。支持
ケース３３が植付歯車箱１６の左端から上に伸び、上端
でリードカム３４を支持している。リードカム３４に固
定された歯輪３５と横軸３２に固定された歯輪３６にチ
ェン３７が巻き掛けられ、リードカム３４がエンジン１
９の動力を受けて回転するように出来ている。連結具３
８が苗載台２６の下腹部に固定され、その爪がリードカ
ム３４に係合し、リードカム３４が上記のようにして回
転すると、苗載台２６が左右に往復駆動されるようにな
っている。

【００１２】動輪３９と転輪４０にベルト４１を巻き掛
けた苗送りコンベア４２が苗載台２６の底面に配置され
ている。動輪３９と一体の駆動軸４３の両端にラチェッ
トホイル４４が設けられ、それぞれのアーム４５が下に
突出している。１対の駆動アーム４６が横軸３２に固定
され、苗載台２６が上記の移動で左端（又は右端）にく
ると、右（又は左）の駆動アーム４６が右（又は左）の
アーム４５のピン４５ａ（図３）に当たってこれを時計
方向に押し回し、苗送りコンベア４２が同方向に旋回し
てその上の集団苗Ａを苗受板２４側に送るように出来て
いる。その送り量は、ポット２７の下端の前後巾に設定
されている。また、ピン４５ａが駆動アーム４６から離
れると、図示していないばねでアーム４５が元の位置に
引き戻される。

【００１３】第１旋回ケース４７が植付ケース１７の右
側に配置され、これと一体の歯輪４８と横軸３２の歯輪
４９にチェン５０が巻き掛けられ、第１旋回ケース４７
がエンジン１９の動力で時計方向に回転するように出来
ている。第２旋回ケース５１が第１旋回ケース４７の突
端の右に取付けられ、その突端の右に植込ケース５２が
取付けられて、それぞれの中の歯車群により、第１旋回
ケース４７が上記のようにして時計方向に回転すると、
第２旋回ケース５１が反時計方向に回転するとともに、
植込ケース５２が同じ姿勢を保って旋回する。さらに、
第１旋回ケース４７が前後を向くときに第２旋回ケース
５１が後前を向くとともに、前者が上下を向くときに後
者も上下を向いて、植込ケース５２が上下に長い長円軌
道で旋回するように出来ている。１対の板で構成された
植付杆５３が植込ケース５２に斜下向に取付けられ、上
記の旋回による下降の途中で苗受板２４の苗取口２４ａ
を通るように配置されている。なお、この植付杆５３
は、植込ケース５２内のカム５２ａにより、苗取口２４
ａの上で閉じてポット２７の両横を挾み、下端で開いて
そのポット２７を作溝器８０が作った溝に置き、その溝
を鎮圧輪８１が埋戻して移植を完了する。

【００１４】横枠５４が苗載台２６の後端の上に横向に
配置され、左右１対のブラケット５５で苗載台２６の側
面に固定されている（図３，図４）。横杆５６が横枠５
４に固定され、これから下に伸びた複数の受杆５７の下
端が苗受板２４の後端の上に達し、苗送りコンベア４２
で送られた集団苗Ａの最前列（苗植機の前進方向に対し
て最後列で、以下「第１列」と云う）Ａ₁のそれぞれの
ポット２７の後面に当たるようになっている。横杆５６
の前にこれと平行に配置された横棒５８がブラケット５
９で横枠５４に回動自在に取付けられ、弾性を有する複
数の支持杆６０がこれから下に伸び、それぞれの下端部
がそれぞれの受杆５７の横で第１列Ａ₁のポット２７の
後面に当たるようになっている。そして、第１列Ａ₁の
ポット２７が欠ぎ取られると、上記の弾性でそれぞれの
下端が前に移動し、第２列Ａ₂のポット２７の後の面に
当たる。

【００１５】１対のアーム６１が横棒５８から下に突出
し、これらがばね６２で引かれて支持杆６０が上記の位
置を保っている。縦向に配置された１対のレバー６３の
中間がそれぞれの軸６４で苗載台２６の側面に回動自在
に取付けられ、上端がロッド６５でそれぞれのアーム６
１に連結されるとともに、下端がワイヤ６６でそれぞれ
のアーム４５に連結されている。

【００１６】そして、苗受杆２４上に押し出された集団
苗Ａは、その第１列Ａ₁のポット（ブロック苗）２７の
後の面が受杆５７と支持杆６０の下端部で支持される。
リードカム３４の回転で苗載台２６が左又は右に移動す
ると、第１列Ａ₁のポット２７は、左又は右端のものか
ら順に苗取口２４ａ上を左又は右に通過する。そして、
そのポット２７は、苗取口２４ａ上で植込杆５３で欠ぎ
取られる。ポット２７が欠がれると、これを支持してい
た支持杆６０の下端がその弾性で前に移動し、第２列Ａ
₂のポット２７の後の面を支える。苗載台２６が左又は
右端に到達すると、第１列Ａ₁のポット２７のすべてが
欠ぎ取られ、すべての支持杆６０の下端が第２列Ａ₂の
ポット２７の後の面を支持する。つぎに、右又は左のア
ーム４５がそれぞれの駆動アーム４６で押され、苗送コ
ンベア４２が集団苗Ａを押し出すが、これに併せて、右
又は左のアーム４５がワイヤ６６を引き、レバー６３が
ロッド６５でアーム６１を反時計方向に押し回し、第２
列Ａ₂のポット２７を支持していた支持杆６０の下端が
受杆５７の下端の位置に退去する。なお、アーム４５が
戻ると、アーム６１および支持杆６０も、ばね６２で元
の位置に引き戻される。

【００１７】安全クラッチ３０が図５，図６，図７のよ
うに設けられている。ＰＴＯ軸２９の後端にスプライン
軸６７とスプライン孔の係合で駆動板６８が摺動自在に
取付けられている。受動板６９の爪が傘歯車３１の爪に
咬んでいる。対応する板６８，６９間に配置されたボー
ル７０がそれぞれの孔に埋込まれ、ばね７１で駆動板６
８が受動板６９側に押されて、エンジン１９の動力が、
ＰＴＯ軸２９、駆動板６８、ボール７０および受動板６
９をこの順に経由して傘歯車３１から横軸３２に到達し
ている。例えば苗取口２４ａに石を咬み込んで横軸３２
に過負荷が発生すると、ボール７０が駆動板６８を押し
てその孔から抜け出し、この間で動力伝達を断って苗植
装置２の破損を防止する。このとき、駆動板６８は、ば
ね７１に抗して左に移動するが、駆動板６８が傾くと、
その左端の角がスプライン軸６７の面に当たって円滑に
移動せず、安全クラッチ３０の切断荷動が変動するおそ
れがある。

【００１８】つぎのように構成すると、そのおそれが解
消される。駆動板６８の左端において、ほぼ１ｃｍに渡
り、スプライン軸６７の山の左右の角を円弧６７ａに欠
ぎ取るとともに側面を円弧６７ｂに欠ぎ、その谷も若干
深くする。すると、駆動板６８の左端がスプラインの面
に当たらなくなってそのおそれが解消される。図８以下
のように、エンジン１９に代えて、リードカム３４およ
び駆動軸４３をそれぞれのモータＭ１およびＭ２で駆動
するように構成することができる。すなわち、図１の支
持ケース３３に代えて支持板３３ａが植付歯車箱１６の
左端から上に伸び、その上端に固定したモータＭ１から
リードカム３４が右に突出し、苗載台２６を左右に往復
駆動するように出来ている。なお、リードカム３４をね
じ棒に代え、苗載台２６の左右にスイッチ７２（図１
０）を設け、苗載台２６が左端に到達すると、左のスイ
ッチ７２が作動してモータＭ１が逆転し、その逆転で苗
載台２６が右に移動し、右端に到達すると、右のスイッ
チ７２が作動してモータＭ１が正転に代わるように構成
することもできる。

【００１９】モータＭ２は、つぎのように作動させるこ
とができる。横軸７３が苗載台２６の後端の上に回動自
在に取付けられ、、これから下に伸びた複数の受杆７４
の下端が第１列Ａ₁のそれぞれのポット２７の後面を支
持するように出来ている。アーム７５が横軸７３から上
に伸び、これから前に突出した押棒７６がスイッチ７７
の上に配置されている。そして、第１列Ａ₁のポット２
７のすべてが欠ぎ取られると、受杆７４がばね７８で引
かれ、押棒７６がスイッチ７７から浮いて接点を接続
し、モータＭ２に電流を伝える。モータＭ２が作動する
と、苗送りコンベア４２が回って集団苗Ａを送り、その
第２列Ａ₂が苗受板２４上に到達する。すると、受杆７
４がそのポット２７で押されて押棒７６が反時計方向に
回り、スイッチ７７を押し、モータＭ２の回転が停って
苗送りコンベア４２の回転が停止するようになってい
る。

【００２０】苗送りコンベア４２の終端部の上で苗載台
２６の側壁にスイッチ７９を設け、集団苗Ａの後端のポ
ット２７が苗送りコンベア４２を通過すると、このスイ
ッチ７９がモータＭ２を作動するように構成することが
できる。この構成によると、集団苗Ａが苗送りコンベア
４２を通過したのち、苗送りコンベアに次の集団苗を載
せると、これが苗送りコンベア４２で送られてその始端
が前者の後端にたやすく接続する。

【００２１】

【効果】以上のように、この発明によると、集団苗Ａの
第１列（最前列）Ａ₁のブロック苗が途中まで取られた
ときは、その後の第２列Ａ₂のブロック苗が支持杆６０
で支持されるので、第２列Ａ₂の苗列に歪みが生じにく
い。また、第１列Ａ₁のブロック苗のすべてが取られた
ときは、支持杆６０が第２列Ａ₂のブロック苗を支持す
るが、これが第１列Ａ₁の位置に送られるときに支持杆
６０のブロック苗の前部への支持力が低下するので、そ
の送りが軽快に行われ、第１列Ａ₁の位置に到達したと
きに乱れるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明を施した苗植機の側面図。

【図２】その伝動機構図。

【図３】その一部の拡大した切断側面図。

【図４】その一部の拡大した平面図。

【図５】その一部の拡大した切断平面図。

【図６】その一部の拡大した斜面図。

【図７】その一部の拡大した切断正面図。

【図８】他の苗植機の側面図。

【図９】その一部の拡大した背面図。

【図１０】その一部の拡大した切断正面図。

【符号の説明】

２４苗受板２６苗載台５３植込杆６０支持杆Ａ集団苗Ａ₁第１列Ａ₂第２列

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者荒木正勝愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地井関農機株式会社技術部内 (72)発明者渡部伸愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地井関農機株式会社技術部内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のブロック苗が前後左右に並んでい
る集団苗Ａが左右に往復駆動される苗載台２６に載り、
その第１列Ａ₁のブロック苗を苗載台２６から苗受板２
４上に押し出して下降する植込杆５３で順に横向に欠ぎ
取り、その欠ぎ取りが終了すると第２列Ａ₂のブロック
苗を第１列Ａ₁の位置に押し出すように設けられ、垂れ
下がった複数の弾性を有する支持杆６０の下端部が第１
列Ａ₁のブロック苗の前部および第１列Ａ₁のブロック苗
が欠がれた後の第２列Ａ₂のブロック苗の前部を支持す
るように設けられ、この支持杆６０は第２列Ａ₂のブロ
ック苗を第１列Ａ₁の位置に押し出すときブロック苗の
前部の支持力が低下するように設けられている苗載置装
置。