JPH10210828A - 苗移送装置 - Google Patents

苗移送装置

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Publication number
JPH10210828A
JPH10210828A JP1837597A JP1837597A JPH10210828A JP H10210828 A JPH10210828 A JP H10210828A JP 1837597 A JP1837597 A JP 1837597A JP 1837597 A JP1837597 A JP 1837597A JP H10210828 A JPH10210828 A JP H10210828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
belt conveyor
receiving plate
rear end
vertical surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1837597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Aoki
義勝 青木
Masahiro Takemoto
竹本  雅浩
Fumio Kuroiwa
二三男 黒岩
Masakatsu Araki
正勝 荒木
Tamaki Kubo
環 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP1837597A priority Critical patent/JPH10210828A/ja
Publication of JPH10210828A publication Critical patent/JPH10210828A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗載台の底を構成しているベルトコンベアの
前方の孔に、苗からこぼれた床土が詰るおそれがある。 【解決手段】 苗載台17の底面を構成するベルトコン
ベア19の苗移送方向の前に上面27aとその後端から
下向きに曲った縦面27bを有する受板27が配置さ
れ、上面27aの後端から案内板29が後に向って突出
し、案内板29の後端とベルトコンベア19の間隔T1
が縦面27bとベルトコンベア29の間隔T2よりも小
さく設けられている苗移送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、苗植機に用いる
ものである。
【0002】
【従来の技術】苗載台の底面を構成するベルトコンベア
の苗移送方向の前に、上面とその後端から下向きに折り
曲った縦面を有する受板が配置され、ベルトコンベア上
の苗が受板上に送られるように出来ている。なお、その
受板は、苗載台の左右の側壁を接続する継ぎ板のことも
あり、植込爪が通過する苗取口が設けられた苗受板のこ
ともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】受板は、ほぼ90度に
折り曲って、その縦面がベルトコンベアの前方に位置
し、ベルトコンベアは、前部が調車とこれに巻き掛けら
れたベルトで構成されているため、受板の上面の後端と
ベルトコンベアの間隔がその縦面とベルトコンベアの間
隔よりも大きく形成されている。すなわち、ベルトコン
ベアと受板の間隔は、横から見て、上で広くて下で狭い
くさび状に出来ているので、ベルトコンベアの前端にお
いて、苗から落下した床土が、この狭い部分に詰って運
転に支障をまねくおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、苗載台17の底面を構成するベルトコ
ンベア19の苗移送方向の前に上面27aとその後端か
ら下向きに曲った縦面27bを有する受板27が配置さ
れ、上面27aの後端から案内板29が後に向って突出
し、案内板29の後端とベルトコンベア19の間隔T1
が縦面27bとベルトコンベア29の間隔T2よりも小
さく設けられている苗移送装置とした。
【0005】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。主歯
車箱1から第1パイプ2が後に突出し、その後端に後輪
歯車箱3が固定されている(図1)。第2パイプ4が後
輪歯車箱3から後に突出し、その後端に苗植歯車箱5が
固定されている。苗植フレーム6が苗植歯車箱5の左端
から斜後上に伸び、その中間からハンドル7が後に伸
び、これらが一体に構成されて苗植機のフレームとなっ
ている。
【0006】一対の前輪チエンケース8が主歯車箱1の
左右から斜後下に伸び、その下端に設けられた一対の前
輪9が畝を又ぐように配置されている。一対の後輪チエ
ンケース10が後輪歯車箱5の左右から斜後下に伸び、
それぞれの下端に設けた後輪11が前記のそれぞれの前
輪9の後に配置されている。エンジン12が主歯車箱1
の右端の前部に固定され、その回転動力が主歯車箱1お
よび前輪チエンケース8内を通って前輪9に到達すると
ともに、主歯車箱1、第1パイプ2、後輪歯車箱3およ
び後輪チエンケース10内を通って後輪11に到達し、
これらが畝の両横の谷で回転して苗植機が前進するよう
に出来ている。
【0007】油圧シリンダ13が主歯車箱1に固定さ
れ、ピストンロッド14がこれから後向に配置され、油
圧シリンダ13に油を供給すると、ピストンロッド14
が突出し、それぞれのチエンケース8,10が前部の軸
の回りに時計方向に回動して前輪9と後輪11が下降
し、その油をタンクに戻すと、チエンケース8,10が
逆方向に回動して前輪9と後輪11が上昇するように出
来ている。この前輪9と後輪11の上下動は、自動と手
動で行われる。自動で行うと、畝に高低があっても、前
輪9と後輪11が自動的に上下して、畝の上面と苗植機
のフレームの間隔が一定になる。手動で前輪9と後輪1
1を下降させると、苗植機のフレームが地面から大きく
上昇し、枕地での旋回や路上での運行が容易となる。
【0008】苗取口15a(図2)を有する苗受板15
が苗植フレーム6に横長に固定されている。支柱16が
苗植歯車箱5から前方に伸びている。前上りに傾斜した
苗載台17が苗受板15の前部の角柱部15bと支柱1
6の前端のローラ18で左右に移動自在に支持されてい
る。苗載台17は、底面がベルトコンベア19で構成さ
れ、そのベルトコンベア19は、前後一対の調車20,
21にベルト22が巻き掛けられて構成されている。そ
して、後記の横移動により、苗載台17が左端および右
端に到達すると、エンジン12の動力で回転しているア
ーム23にレバー24が当って時計方向に回動し、ベル
ト22が時計方向に旋回するように出来ている。
【0009】前後左右に並んだ台形のパルプ製のポット
25aが下端で接続してポットシート25となり、それ
ぞれのポット25a内の床土から苗26aが育って集団
苗26となっている(図2)。この集団苗26がベルト
コンベア19上に載っている。そして、ベルト22が前
記のように旋回すると、その集団苗26が苗植機の前進
方向に対して後に送られるように出来ている。
【0010】上面27aと、苗植機の前進方向に対して
その前端から下向きに折れ曲った縦面27bを有する継
ぎ板27が苗載台17の左右の側壁の後部を強固に連結
固定し、その縦面27bが調車21の後に位置してい
る。角柱部15bと継ぎ板27の間に樹脂性のスライダ
28が設けられ、苗載台17の前端が苗受板17に対し
て左右に摺動するように出来ている。なお、図では、こ
の継ぎ板27が特許請求範囲における受板となっている
が、これを設けることなく、苗受板15を受板とするこ
とができる。
【0011】案内板29が上面27aの上に固定され、
その後端が後に突出し、その突端とベルト22の間隔T
1が縦面27bとベルト22の間隔T2よりも小さく出来
ている。支持板30が苗植歯車箱5の左端に固定されて
いる。その上部にモータ31が固定され、モータ31の
出力軸32が右に突出している。リードカム軸33が支
持板30の上端で支持され、その歯車34と出力軸32
の歯車35が咬んでいる(図3)。たすき状でエンドレ
スのリード溝33aがリードカム軸33の筒面に設けら
れ、爪(図示していない)がこれに咬み、リードカム軸
33が回転すると、苗載台17が左右に往復駆動される
ように出来ている。
【0012】第1旋回ケース36がエンジン12の動力
で軸36aの回りで時計方向に回転するように苗植フレ
ーム6の右に設けられている。第2旋回ケース37がそ
の回転で軸37aの回りで反時計方向に回転するように
第1旋回ケース36の右に設けられている。植込ケース
38が軸38aで第2旋回ケース37の右に取付けら
れ、一対の板で出来た植込爪39がこれに下向に設けら
れている。そして、第1旋回ケース36がその回転中に
上又は下を向くと、第2旋回ケース37が上又は下に伸
び、前者が後又は前を向くと、後者が前又は後を向くよ
うに折りたたまれて旋回するとともに、植込ケース38
がその旋回中に同じ姿勢を保って植込爪39の先端が上
下に長い長円軌道A(図3)を画くように出来ている。
また、植込爪39の先端は、その旋回中に苗取口15a
を下に向って通過し、その一対の板は、苗受板15の上
でポット25aを挟み、長円軌道Aの下端で開いてその
ポット25aを離すように出来ている。
【0013】バッテリー40の電流がスイッチ41,4
2を通ってモータ31に通じるようになっている(図
4)。軸36aに固定されたカム43と出力軸32に固
定されたカム44が回転中にそれぞれのスイッチ41,
42の作動子41a,42aを押すようになっている。
そして、カム43が作動子41aを押すと、スイッチ4
1により、バッテリー40の電流が通じてモータ31が
起動し、カム44が作動子42aを押すと、スイッチ4
2により、その電流が断たれてモータ31が停止する。
また、ポット25aが苗取口15aの上に来た位置でカ
ム44が作動子42aを押し、植込爪39が苗取口15
aを通過したのちにカム43が作動子41aを押すよう
に出来ている。
【0014】作溝器45が上下に往復駆動するように設
けられ、下降すると、畝の上面に突入して溝(孔)を作
り、前記のポット25aが溝の底に置かれるように出来
ている。鎮圧輪46がその後に配置され、その前進で、
上記の溝を埋め戻して軽く押し硬めるように出来てい
る。上記の苗植機は、苗植機の前進方向に対して後端の
列のポット25aが苗受板15に乗るようにして集団苗
26を苗載台17に載せて運転を始める。すると、苗植
機が前輪9と後輪11の回転で前進する。このとき、苗
載台17がモータ31の回転で横に移動し、ポット25
aの1つが苗取口15aの上に来た所でモータ31の回
転が止まり、苗載台17および集団苗26の横移動が止
まる。ここで、植込爪39が下降して来て、苗26aを
有するそのポット25aを挟み、さらに下降して作溝器
45が作った溝に苗26aを置く。その溝が鎮圧輪46
で埋め戻されて苗26aが移植される。上記の苗26a
が苗取口15aを通り過ぎた所でモータ31が起動し、
苗載台17が横に移動して上記のポット25aの右又は
左のポット25aが苗取口15aの上に到達し、前記の
繰り返しで苗26aが一定の株間で移植される。このよ
うにして、最後列のポット25aが欠ぎ取られると、苗
載台17が右端又は左端に移動していて、ベルト22が
旋回し、集団苗26の最後列のポット25aが苗受板1
5上に繰り出され、そののち、前記の苗移植が繰り返し
行なわれる。
【0015】集団苗26は、ベルトコンベア19で間欠
的に案内板29上を経由して苗受板15に送られ、ポッ
ト25a内の床土の一部がベルトコンベア19の後端
(その送り方向で見て前端)から落下するが、ベルトコ
ンベア19と継ぎ板27の間の孔が、上が狭く下が広く
出来ているので、その途中に詰ることなく下に抜け落ち
る。また、苗受板15上を左右に移動するポット25a
は、苗取口15a上で移動が停止している所で植込爪3
9で挟み取られるので、傷が少なく、姿勢が安定する。
【0016】
【効果】以上のように、この発明によると、ベルトコン
ベア19と受板(図では継ぎ板)27の間の孔が、横か
ら見て、上が狭く(T1)下が広く(T2)形成されてい
るので、集団苗26から離れた床土の一部がこの孔に入
っても、途中に詰ることなくたちどころに抜け落ちる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の側面図
【図2】その一部の拡大した切断側面図
【図3】その一部の拡大した背面図
【図4】その伝導回路図
【符号の説明】
17 苗載台 19 ベルトコンベア 27 受板(継ぎ板又は苗受板) 27a 上面 27b 縦面 29 案内板 T1 間隔 T2 間隔
フロントページの続き (72)発明者 荒木 正勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 久保 環 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台17の底面を構成するベルトコン
    ベア19の苗移送方向の前に上面27aとその後端から
    下向きに曲った縦面27bを有する受板27が配置さ
    れ、上面27aの後端から案内板29が後に向って突出
    し、案内板29の後端とベルトコンベア19の間隔T1
    が縦面27bとベルトコンベア29の間隔T2よりも小
    さく設けられている苗移送装置。
JP1837597A 1997-01-31 1997-01-31 苗移送装置 Pending JPH10210828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1837597A JPH10210828A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 苗移送装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1837597A JPH10210828A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 苗移送装置

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Publication Number Publication Date
JPH10210828A true JPH10210828A (ja) 1998-08-11

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ID=11969976

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JP1837597A Pending JPH10210828A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 苗移送装置

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