JPH1056065A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH1056065A
JPH1056065A JP14405797A JP14405797A JPH1056065A JP H1056065 A JPH1056065 A JP H1056065A JP 14405797 A JP14405797 A JP 14405797A JP 14405797 A JP14405797 A JP 14405797A JP H1056065 A JPH1056065 A JP H1056065A
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JP
Japan
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electrode wiring
film
wiring
contact
semiconductor device
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Application number
JP14405797A
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English (en)
Inventor
Seiichi Iwamatsu
誠一 岩松
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報書き込み工程後の工程数(Turn Around
Time:TAT)を短縮する事を目的とする。 【解決手段】 コンタクト穴形成工程での情報の書き込
み工程を省き、最後のAl電極配線工程で情報の書き込
みを行うことにより、MaskROMやASICのTA
Tを1枚のマスク工程で行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の電極配
線法に関し、とりわけマスク固定記憶装置(MaskR
OM)及びゲート・アレー等のASIC(Application
Specific Integrated Circuit)における電極配線法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MaskROMやASICと呼ば
れるLSIの電極配線法としては、下地配線上に形成さ
れた層間絶縁膜に、前記下地配線の必要部のコンタクト
部上にコンタクト穴開けが施され、前記層間絶縁膜を介
して、前記コンタクト穴部を通して、上部配線が形成さ
れる方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によると、例へばMaskROMの情報書き込みをコン
タクトの有無により定めようとすると、コンタクト穴開
け用のマスクと、上部のAl電極配線用のマスクの2枚
が最低必要となり、マスク使用工程数が2工程となり、
MaskROMの情報書き込み工程後の工数(Turn Aro
und Time:TAT)が長くなるという課題があり、本課
題は、ゲート・アレーのごとき下地ゲート・セルを上部
Al電極配線で結線して回路構成するASICの場合で
も同様の課題がある。
【0004】本発明は、かかる従来技術の課題をなく
し、コンタクト穴形成工程での情報書き込み工程を省
き、最後のAl電極配線工程のみで情報書き込みを行う
ことにより、MaskROMやASICのTATを1枚
のマスク工程のみに短縮する為の半導体装置構造とその
製造方法を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、半導体装置とその製造方法に関し、
(1)半導体基板表面に形成された電極配線上には層間
絶縁膜が形成され、該層間絶縁膜には前記電極配線上に
はコンタクト穴を形成し、該コンタクト穴を通して上部
金属電極配線をするに際し、該金属電極配線が前記コン
タクト穴部で下部の電極配線と接続する構造と接続しな
い構造とを混在させる手段をとる事、及び(2)前記接
続しない構造のコンタクト部が前記金属電極配線に形成
するオーバー・コート膜にて覆う手段をとる事、等であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を詳述
する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す半導体装置
の断面図である。すなわち、Si基板1の表面には通常
の半導体装置の製造方法に従い、拡散層2、Sio2 膜
3、ゲートSio2 膜4、PolySiゲート5から成
るMOS型FETが形成され、前記拡散層2及びPol
ySiゲート5上には、WSi膜6及び7が形成され、
下部電極配線を形成して成り、該下部電極配線上の必要
部全部には、コンタクト穴が形成されて成り、Sio2
膜3を介して、Al電極8が形成されて成る訳である
が、該Al電極8は、マスク情報に従って下部電極配線
とのコンタクト不要部には接続されずにオープン・コン
タクト10が形成されて成る。その後、Si3 N4 膜9
から成るオーバー・コート(パッシベイション)膜が形
成される訳であるが、該Si3 N4 膜9は前記オーブン
・コンタクト10部の下部電極配線表面も被覆し、下部
電極配線のオーバー・コート(パッシベイション)膜と
しての作用も果たす訳である。尚、WSi膜7から成る
下部電極配線は、WSi以外にTi−W、W、TiN、
WNやあるいはAl等の他の電極材料であっても良く、
又、Sio2 膜3の表面に独立して配された電極配線で
あっても良く、又、オープン・コンタクト10部等のコ
ンタクト穴部には選択CVD等によりW等の膜が埋め込
まれて成っていても良い事はいうまでもない。
【0008】図2は、本発明による一実施例を示す半導
体装置のAlー配線ーコンタクト結線レイアウト図であ
る。すなわち、半導体装置基板に形成されたコンタクト
部21等と最上部のAl配線22との位置関係に関する
一例を示したもので、コンタクト部21に対し、Al配
線22は接続される部分と接続されない部分とがAl配
線マスクの情報により定められる訳で、マスクROM等
の情報書き込みを最終のAl配線工程のみで定める事が
できる事を示している。勿論、ASIC等におけるゲー
ト・アレーの回路構成も本法によって最終のAl電極配
線工程のみで定めることができる事は自明である。
【0009】
【発明の効果】本発明により、MaskROMやASI
C等のTATを極めて短かく出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半導体装置の断面図。
【図2】本発明の実施例を示す半導体装置におけるAl
配線ーコンタクト結線のレイアウト図である。
【符号の説明】
1・・・・・Si基板 2・・・・・拡散層 3・・・・・Sio2 膜 4・・・・・ゲートSio2 膜 5・・・・・PolySiゲート 6、7・・・WSi膜 8・・・・・Al電極 9・・・・・Si3 N4 膜 1o・・・・・オープン・コンタクト 21・・・・・コンタクト部 22・・・・・Al配線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】しかし、上記従来技術によると、例えば
askROMの情報書き込みをコンタクトの有無により
定めようとすると、コンタクト穴開け用のマスクと、上
部のAl電極配線用のマスクの2枚が最低必要となり、
マスク使用工程数が2工程となり、MaskROMの情
報書き込み工程後の工数(Turn Around Time:TAT)
が長くなるという課題があり、本課題は、ゲート・アレ
ーのごとき下地ゲート・セルを上部Al電極配線で結線
して回路構成するASICの場合でも同様の課題があ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、半導体装置の製造方法に関し、半導体基
板に設けられた不純物拡散層と前記不純物拡散層に達す
る開口部とを構成要素とするMOS型トランジスタを有
する半導体装置の製造方法であって、前記開口部の前記
不純物拡散層に接する部分に導体層を形成する工程と、
前記開口部の一部分に金属電極を形成する工程と、前記
金属電極、前記導体層、ならびに前記半導体基板を含む
表面を絶縁膜で被覆する工程とを含むことを特徴とす
る。また、本発明は、前記導体層がWSi、Ti−W、
W、TiN、WN、Alから選択される少なくとも1種
であることを特徴とする。また、本発明は、半導体基板
に設けられた不純物拡散層と、前記不純物拡散層に達す
る一の開口部を形成する一の層間絶縁膜と、前記層間絶
縁膜上に形成された下地配線と、前記下地配線に達する
他の一の開口部を形成する他の一の層間絶縁膜とを構成
要素とするMOS型トランジスタを有する半導体装置で
あって、前記他の一の開口部の前記下地配線に接する部
分に設けられた導体層と、前記導体層上に配線層を有す
る開口部を形成する前記他の一の層間絶縁膜と、前記導
体層上に配線層を有しない開口部を形成する前記他の一
の層間絶縁膜とを有することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図1は本発明の一実施例を示す半導体装置
の断面図である。すなわち、Si基板1の表面には通常
の半導体装置の製造方法に従い、拡散層2、SiO 2
ゲートSiO 2膜4、PolySiゲート5から成
るMOS型FETが形成され、前記拡散層2及びPol
ySiゲート5上には、WSi膜6及び7が形成され、
下部電極配線を形成して成り、該下部電極配線上の必要
部全部には、コンタクト穴(開口部またはコンタクトホ
ールともいう。)が形成されて成り、SiO 23を介
して、Al電極8が形成されて成る訳であるが、該Al
電極8は、マスク情報に従って下部電極配線とのコンタ
クト不要部には接続されずにオープン・コンタクト10
が形成されて成る。その後、Si 3 49から成るオ
ーバー・コート(パッシベイション)膜が形成される訳
であるが、該Si 3 49は前記オーブン・コンタク
ト10部の下部電極配線表面も被覆し、下部電極配線の
オーバー・コート(パッシベイション)膜としての作用
も果たす訳である。尚、WSi膜7から成る下部電極配
線は、WSi以外にTi−W、W、TiN、WNやある
いはAl等の他の電極材料であっても良く、又、SiO
23の表面に独立して配された電極配線であっても良
く、又、オープン・コンタクト10部等のコンタクト穴
部には選択CVD等によりW等の膜が埋め込まれて成っ
ていても良い事はいうまでもない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】図2は、本発明による一実施例を示す半導
体装置のAl−配線−コンタクト結線レイアウト図であ
る。すなわち、半導体装置基板に形成されたコンタクト
部21等と最上部のAl配線22との位置関係に関する
一例を示したもので、コンタクト部21に対し、Al配
線22は接続される部分と接続されない部分とがAl配
線マスクの情報により定められる訳で、マスクROM等
の情報書き込みを最終のAl配線工程のみで定める事が
できる事を示している。すなわち、複数の層間絶縁膜を
有する場合であっても最終のAl配線工程で本発明を適
用することができる。勿論、ASIC等におけるゲート
・アレーの回路構成も本法によって最終のAl電極配線
工程のみで定めることができる事は自明である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置基板表面に配置された電極配線
    上には層間絶縁膜を設け、該層間絶縁膜には前記電極配
    線上にはコンタクト穴を設け、該コンタクト穴を通した
    上部金属電極配線を有する半導体装置において、該金属
    電極配線が前記コンタクト穴部で下部の電極配線と接続
    する構造と、接続しない構造とが混在して成る事を特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記接続しない構造のコンタクト部が前記
    金属電極配線表面に形成するオーバー・コート膜にて覆
    われて成る事を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記接続しない構造のコンタクト部が前記
    金属電極配線表面に形成するオーバー・コート膜にて覆
    われて成る事を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990406