JPH1052176A - 再生紙マルチ直播シート及びその使用法 - Google Patents

再生紙マルチ直播シート及びその使用法

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JPH1052176A
JPH1052176A JP21005496A JP21005496A JPH1052176A JP H1052176 A JPH1052176 A JP H1052176A JP 21005496 A JP21005496 A JP 21005496A JP 21005496 A JP21005496 A JP 21005496A JP H1052176 A JPH1052176 A JP H1052176A
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JP
Japan
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sheet
biodegradable
recycled paper
seeds
direct sowing
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JP21005496A
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English (en)
Inventor
Hideto Ueno
秀人 上野
Minoru Yamauchi
稔 山内
Eriko Takagaki
江里子 高垣
Yoshihiro Obata
義宏 小畑
Akihito Goto
昭仁 後藤
Toshihide Fujii
敏秀 藤井
Kazuto Fujimura
一人 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NORIN SUISANSYO CHUGOKU NOGYO
NORIN SUISANSYO CHUGOKU NOGYO SHIKENJO
Original Assignee
NORIN SUISANSYO CHUGOKU NOGYO
NORIN SUISANSYO CHUGOKU NOGYO SHIKENJO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として水田における稲作のような、水分供
給が十分に行われる農地において適応される再生紙マル
チ直播シート及びその使用法の開発。 【解決手段】 .再生紙マルチシートに、前後左右に
所定間隔で種子収容穴を穿設し、これら各種子収容穴に
所定粒数の種子を、上面側に生分解性のメッシュ布、下
面側に不織布を配して挟持し、このメッシュ布及び不織
布の外周部を、種子収容穴周囲の再生紙マルチシートに
対して生分解性ホットメルト接着剤または機械的接合手
段により固定する。.湛水状態でほぼ所定期間経つと
分解する性質を有し、かつ所定幅を有してロール状に巻
回された再生紙マルチシートに、所定間隔で種子を固定
した再生紙マルチ直播シートを、施肥され、耕耘・代掻
された水田の全面に敷設し、種子を発芽・育成させ、再
生紙マルチシートにより雑草の生育を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として水田にお
ける稲作のような、水分供給が十分に行われる農地にお
いて適応される再生紙マルチ直播シート及びその使用法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水稲の直播栽培の作業形態として
各種のものが知られている。例えば、乾田不耕起直播栽
培、乾田耕起直播栽培、発芽直後の種子を耕起・代掻圃
場に田面水を少なくした状態で播種する湛水直播栽培等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の直播栽培に
おいては、それぞれ共通するいくつかの問題点を抱えて
いた。即ち、.除草のための資材や労力が移埴栽培に
比べて多くかかる、.条播が難しいため、栽培管理や
収穫時に困難を伴う、.草型が悪くなるため収量も低
い、.播種時に鳥による食害が多い、.発芽・苗立
ちが均−に行われにくい、等である。このため、直播栽
培は省労力、省資源の栽培体系であることが分かってい
ても、これらの問題点が解決されないと、栽培面積が拡
大されないことになる。
【0004】本発明者らは、既存の再生紙マルチシート
に水稲種子を固定し、そのシートを耕起・代掻直後の水
田に敷設することにより、優良な発芽、苗立ち、生育が
行われることを見いだし、かかる知見に基づいて本発明
を完成した。
【0005】本発明は、既存の再生紙マルチシートに、
生分解性のメッシュ布や不織布等で水稲種子を挟持した
ものを、生分解性接着剤や再生紙マルチシートに切込み
を入れ、そこに生分解性のメッシュ布や不織布の端部を
挟み込んで圧縮する手段等で固定したものを用意し、予
め施肥を行い代掻を十分に行った水田に当シートを敷設
することにより、播種とマルチングを同時に行うもので
ある。これにより、除草の資材及び労力は必要なくなる
と共に、条播になるので草型もよくなって収量も増大
し、栽培・収穫作業も容易になる。また、種子を固定し
ている布が鳥による食害を抑制するようにした,再生紙
マルチ直播シート及びその使用法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.再生紙マルチシートに、前後左右に所定間隔で種子
収容穴を穿設し、これら各種子収容穴に所定粒数の種子
を、上面側に生分解性メッシュ布、下面側に生分解性不
織布を配して挟持し、この生分解性メッシュ布及び生分
解性不織布の外周部を、種子収容穴周囲の再生紙マルチ
シートに対して生分解性ホットメルト接着剤または機械
的接合手段により接合して固定した再生紙マルチ直播シ
ートを特徴としている。
【0007】B.湛水状態でほぼ所定期間経つと分解す
る性質を有し、かつ所定幅を有してロール状に巻回され
た再生紙マルチシートに、前後左右に所定間隔で種子収
容穴を穿設し、これら各種子収容穴に所定粒数の種子
を、上面側に生分解性メッシュ布、下面側に生分解性不
織布を配して挟持し、この生分解性メッシュ布及び生分
解性不織布の外周部を、種子収容穴周囲の再生紙マルチ
シートに対して生分解性ホットメルト接着剤または機械
的接合手段により接合して固定した再生紙マルチ直播シ
ートを、施肥され、耕耘・代掻された水田の全面に敷設
し、種子を発芽・育成させると共に生分解性メッシュ布
及び生分解性不織布を分解させ、再生紙マルチシートが
分解するまでの間、該再生紙マルチシートにより雑草の
生育を抑制するようにした再生紙マルチ直播シート使用
法を特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構成により本発明の再生紙マルチ直播シ
ートは、既存の再生紙マルチシートに、種子収容穴を前
後及び左右に所定間隔で穿設し、これら各種子収容穴に
所定粒数の種子を、生分解性メッシュ布及び生分解性不
織布により挟持し、その生分解性メッシュ布及び生分解
性不織布の外周部を種子収容穴周囲の再生紙マルチシー
トに対して接合して種子を固定することで、再生紙マル
チシートに種子を安定よく固定し、再生紙マルチ直播シ
ートを耕耘・代掻された田面に敷設することにより良好
に発芽し、鳥による食害が防止され、シートにより雑草
の生育が抑制され、省労力、省資源の栽培が行える。
【0009】上記の手段により本発明の再生紙マルチ直
播シート使用法は、湛水状態でほぼ所定期間経つと分解
するロール状の再生紙マルチシートに、種子収容穴を前
後及び左右に所定間隔で穿設し、これら各種子収容穴に
所定粒数の種子を、生分解性メッシュ布及び生分解性不
織布により挟持し、その生分解性メッシュ布及び生分解
性不織布の外周部を種子収容穴周囲の再生紙マルチシー
トに対して接合して種子を固定した再生紙マルチ直播シ
ートを、田面に能率よく敷設して条播が行える。そし
て、播種時に鳥による食害がなく、発芽・苗立ちが均−
に行われ、除草のための資材や労力がほとんど不要とな
り、条播されているため栽培管理や収穫作業が容易とな
り、草型が良いため収量も多くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付した図面を参照して具体的に説明する。
【0011】図1において、符号1は再生紙マルチ直播
シートで、この再生紙マルチ直播シート1は、周知の再
生紙マルチシート2に、図2に示すように前後左右に所
定間隔で種子収容穴3,3…を穿設し、これら各種子収
容穴3内に、所定粒数(図面では5粒)の水稲の種子4
を、種子収容穴3の上面側に生分解性メッシュ布5、下
面側に生分解性不織布6を配して挟持し、この生分解性
メッシュ布5及び生分解性不織布6の外周部を、種子収
容穴3周囲の再生紙マルチシート2に対して生分解性ホ
ットメルト接着剤7により接合して固定したものであ
る。
【0012】再生紙マルチシート2は、段ボール古紙を
主原料とし、水稲栽培の除草用資材として開発された周
知のもの(三洋製紙株式会社製)で、田植の際、田面に
敷設することにより、日光を遮断し雑草の成長を抑制す
るものである。また、湛水状態でほぼ40〜50日で自
然に分解して土壌の養分となる。図2のように所定幅
(160cm、130cm、100cm、70cmな
ど)を有してロール1aを形成したものである(長さ1
00m)。従って、再生紙マルチシート2を田面に敷設
するときは、ロール1aを回転させながらマルチシート
を展開させればよい。
【0013】種子収容穴3は、再生紙マルチシート2に
対して栽植密度15cm×3Ocmの位置に直径3cm
程度の穴をマトリックス状に開けられ、そこに3〜5粒
程度の水稲種子4を種子収容穴3の大きさよりやや大き
い生分解性のメッシュ布5とセルロース不織布6により
挟み込んで、このメッシュ布5及び不織布6の外周部を
接着剤7によりマルチシート2に接着して固着する。こ
の接着剤7に代えて、種子収容穴3周囲の再生紙マルチ
シート2に切込みを入れ、そこに生分解性のメッシュ布
5及び不織布6の端部を挟み込んで圧縮し固定する方
法、あるいは紙繊維により生分解性のメッシュ布5及び
不織布6の外周部を再生紙マルチシート2に縫合して固
定する方法等の機械的固定手段にしてもよいものであ
る。
【0014】再生紙マルチ直播シート1は、図3及び図
4に示すように、施肥され、耕耘・代掻された水田の田
面9全面に敷設されるが、施肥・代掻土壌8への施肥に
ついては、再生紙マルチシート2が田面9に存在するた
め、施用効率が低くなると考えられるので、できれば緩
効性肥料(例えば窒素肥料)などを用いて基肥をl回だ
け行う施肥方法が適している。そして、種子4を発芽・
育成させると共に、生分解性のメッシュ布5及び不織布
6は田面水10により分解し、再生紙マルチシート2が
分解するまでの間(40〜50日)、該再生紙マルチシ
ート2により雑草の生育が抑制される。
【0015】施肥・代掻土壌8は、代掻を十分に行い、
よく均平された田面9に再生紙マルチ直播シート1を敷
設して、土壌表面(田面9)に密着させることが本栽培
体系においては重要である。また、再生紙マルチ直播シ
ート1を田面9に敷設する際には、図3のようにシート
1の端部を既に敷設されているシート1の端部と少し
(5cm程度)重ねて、シート1,1の隙間から雑草が
生えないように留意し、水田全体の雑草の生育を抑える
ことが必要である。さらに、再生紙マルチ直播シート1
を田面9に敷設する際に、図4のようにシート1の端部
を下方に屈折させて、施肥・代掻土壌8中へ埋没させる
屈折埋没部1bを設け、再生紙マルチ直播シート1が潅
水や風により移動するのを阻止するようにしてもよい。
【0016】田面9に再生紙マルチ直播シート1を敷設
してからの水管理は、種子4の発芽から茎葉が7cm程
度に成育するまで、水深(田面水10)を3cm以上に
なるように維持する。また、種子4から根が出て土壌に
進入するまでの約2週間は、再生紙マルチ直播シート1
が動きやすいので、潅水は図3及び図4に矢印で示す方
向に穏やかに行うと共に、風などにも留意する必要があ
る。
【0017】また、再生紙マルチシート2の本体となる
再生紙は、雑草の生育を物理的に抑えるのに十分な強度
があり、田面水10に分解するまでの40〜50日間の
栽培期間中は、除草剤を全く使用しなくてよいものであ
る。しかも、栽培終了時にはほとんど跡形もなく分解さ
れるものである。
【0018】施肥・代掻土壌8への施肥は、緩効性肥料
を全量基肥として施用することにより追肥を行わなくて
よいものである。即ち、肥料の効率的施用、環境保全の
立場から、この方法が最も適している。再生紙マルチシ
ート2が土壌表面に存在するために、追肥として液体や
固体のものを施用しても、水稲に吸収される割合が低
く、効率が悪くなるからである。そして、再生紙利用に
より、過剰な窒素養分が再生紙に一時的に吸着され、窒
素吸収量が増加すると共に、脱窒や流亡が少なくなるの
で、環境に優しいものとなる。
【0019】従来の水稲直播体系においては、播種時か
ら幼苗期にかけて、鳥による食害が大きな問題となる
が、本発明では、種子4が生分解性のメッシュ布5及び
不織布6により挟持され、種子収容穴3周囲の再生紙マ
ルチシート2に固定されているので、鳥により抜き取ら
れて種子4の胚乳部分を食べられることがない。また、
種子収容穴3の形や大きさは任意にできるが、その大き
さは、小さいほど鳥害の影響も少なく、再生紙マルチシ
ート2自体の強度も増すことになる。
【0020】発芽苗立ち率は、通常8割以上であり、一
つの種子収容穴3に厳選された(塩水選などにより一定
の品質水準の)種子4を3〜5粒程度固定することによ
り、欠株がほとんど生じなくなる。
【0021】[再生紙マルチ直播シート1の使用法] .施肥を行い、しっかりと代掻を行い、その後、田面
水10を除く。代掻時には潅水量をできるだけ少なく
し、田面水10の排水は極力行わないようにすると肥料
成分が流亡しないのでよい。また、肥料は緩効性肥料を
用いて基肥として全量1回施用するのが好ましい。
【0022】.再生紙マルチ直播シート1を田面9に
敷設する。その作業の際は、できるだけシート1と土壌
の間に空気が入らないように注意する。また、すでに敷
設されたシート1の隣に敷く場合は、図3のようにシー
ト1を少し(5cm程度)重ね合わせながら敷設する
と、シート1,1間の隙間から雑草が生えることがな
い。さらに、図4のようにシート1の一端の一部である
屈曲埋設部1bを埋設しながら敷設すると、潅水や風に
よる移動が少ない。この作業は代掻直後であるため比較
的容易である。
【0023】.シート1を敷設終了後、天候によって
異なるが、30分から2時間程度静置し、シー卜1と土
壌がある程度結合、密着した時点で、シート1の上を田
面水10が通るようにゆっくり潅水させ、シート1を水
中に沈める。
【0024】.シート1は常に水面から3cm以下に
なるように水管理を行う。水面からシート1が露出する
と、鳥害が発生する危険性が高くなる。
【0025】.種子4が発芽し、根が生育して、シー
ト1が固定されるまでには、平均気温12度で2遁間前
後、18度で10日前後、23度で2週間前後必要とな
る。この間は特に風に注意する。
【0026】なお、本発明による再生紙マルチ直播シー
ト及びその使用法は、水田においては水稲はもとよりイ
草などの水生植物の栽培も可能である。また、水分供給
が十分に行える農地においても適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の再生紙マ
ルチ直播シート及びその使用法によれば、以下の効果を
奏することができる。
【0028】再生紙マルチ直播シート1は、再生紙マル
チシート2に、前後左右に所定間隔で種子収容穴3を穿
設し、これら各種子収容穴3に所定粒数の種子4を、上
面側に生分解性メッシュ布5、下面側に生分解性不織布
6を配して挟持し、この生分解性メッシュ布5及び生分
解性不織布6の外周部を、種子収容穴3周囲の再生紙マ
ルチシート2に対して生分解性ホットメルト接着剤7ま
たは機械的接合手段により接合して固定したので、.
育苗の場所、時間、資材、機械が不要である。.除草
のための薬剤、労力、機械が不要である。.株植えが
可能であるため、移植栽培と同様に栽培管理や収穫作業
が容易になる。
【0029】再生紙マルチ直播シート1の使用法は、湛
水状態でほぼ所定期間経つと分解する性質を有し、かつ
所定幅を有してロール1a状に巻回された再生紙マルチ
シート2に、前後左右に所定間隔で種子収容穴3を穿設
し、これら各種子収容穴3に所定粒数の種子4を、上面
側に生分解性メッシュ布5、下面側に生分解性不織布6
を配して挟持し、この生分解性メッシュ布5及び生分解
性不織布6の外周部を、種子収容穴3周囲の再生紙マル
チシート2に対して生分解性ホットメルト接着剤7また
は機械的接合手段により接合して固定した再生紙マルチ
直播シート1を、施肥され、耕耘・代掻された水田の全
面に敷設し、種子4を発芽・育成させると共に生分解性
メッシュ布5及び生分解性不織布6を分解させ、再生紙
マルチシート2が分解するまでの間、該再生紙マルチシ
ート2により雑草の生育を抑制するようにしたので、
.再生紙マルチ直播シート1ロール状に巻くことがで
きるので取り扱いやすい。.株植えが可能であるため
草型が移植同様によくなり、収量の向上及び品質の向上
が期待される。.除草剤散布をしないので、農業従事
者の健康を害することがなく、また、生産物は無農薬米
あるいは減農薬米として差別化できる。.このような
効果を有するこどにより、低コスト、省力、安全な栽培
体系が実現し、競争力の強化及び中山間地等の農業従事
者不足地域での作付けが拡大することが期待でぎる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再生紙マルチ直播シートの部分断
面図である。
【図2】再生紙マルチ直播シートロールの斜視図であ
る。
【図3】再生紙マルチ直播シートを水田に敷設した状態
の断面図である。
【図4】再生紙マルチ直播シートを水田に敷設した状態
の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 再生紙マルチ直播シート 1a 再生紙マルチ直播
シートロール 1b屈折埋没部 2 再生紙マルチシート 3 種子収容穴 4 種子 5 生分解性メッシュ布 6 生分解性不織布 7 生分解性ホットメルト接着剤または機械的接合部 8 施肥・代掻土壌 9 田面 10 田面水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 義宏 広島県福山市蔵王町3丁目8番1号 (72)発明者 後藤 昭仁 広島県御調郡御調町大町10丁目1番地 (72)発明者 藤井 敏秀 広島県福山市千田町大字千田3丁目2795番 地の3 (72)発明者 藤村 一人 広島県福山市駅家町大字江良825番地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生紙マルチシートに、前後左右に所定
    間隔で種子収容穴を穿設し、これら各種子収容穴に所定
    粒数の種子を、上面側に生分解性メッシュ布、下面側に
    生分解性不織布を配して挟持し、この生分解性メッシュ
    布及び生分解性不織布の外周部を、種子収容穴周囲の再
    生紙マルチシートに対して生分解性ホットメルト接着剤
    または機械的接合手段により接合して固定したことを特
    徴とする再生紙マルチ直播シート。
  2. 【請求項2】 湛水状態でほぼ所定期間経つと分解する
    性質を有し、かつ所定幅を有してロール状に巻回された
    再生紙マルチシートに、前後左右に所定間隔で種子収容
    穴を穿設し、これら各種子収容穴に所定粒数の種子を、
    上面側に生分解性メッシュ布、下面側に生分解性不織布
    を配して挟持し、この生分解性メッシュ布及び生分解性
    不織布の外周部を、種子収容穴周囲の再生紙マルチシー
    トに対して生分解性ホットメルト接着剤または機械的接
    合手段により接合して固定した再生紙マルチ直播シート
    を、施肥され、耕耘・代掻された水田の全面に敷設し、
    種子を発芽・育成させると共に生分解性メッシュ布及び
    生分解性不織布を分解させ、再生紙マルチシートが分解
    するまでの間、該再生紙マルチシートにより雑草の生育
    を抑制するようにしたことを特徴とする再生紙マルチ直
    播シート使用法。
JP21005496A 1996-08-08 1996-08-08 再生紙マルチ直播シート及びその使用法 Pending JPH1052176A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030449A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Nissan Chem Ind Ltd 不耕起直播栽培管理システム、不耕起直播栽培管理方法、不耕起直播栽培管理プログラム及び不耕起直播栽培管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR101090154B1 (ko) 2009-04-08 2011-12-06 이걸범 직파용 멀칭지
JP2013059302A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Unyck:Kk 直播栽培用種子シート及び直播栽培方法
KR20200001790A (ko) * 2018-06-28 2020-01-07 류시웅 씨앗이 배열된 멀칭비닐

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