JPH1051341A - ラジオ受信回路 - Google Patents

ラジオ受信回路

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JPH1051341A
JPH1051341A JP20253596A JP20253596A JPH1051341A JP H1051341 A JPH1051341 A JP H1051341A JP 20253596 A JP20253596 A JP 20253596A JP 20253596 A JP20253596 A JP 20253596A JP H1051341 A JPH1051341 A JP H1051341A
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JP
Japan
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circuit
signal
frequency
local oscillation
reference signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20253596A
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English (en)
Inventor
Akihiro Sato
佐藤  明弘
Sakae Sugayama
栄 菅山
Kazuhiro Kimura
和広 木村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発振回路からの高調波と受信信号とのビートを
防止する。 【解決手段】周波数制御回路23は、発振回路22から
の内部クロックのタイミングに応じて、プログラマブル
ディバイダ17に分周データを印加する。また、リファ
レンスディバイダ24は、内部クロックを分周し、受信
バンドのチャンネル幅と同一の周波数の基準信号を生成
する。マイクロコンピュータ21の基準信号が受信信号
に比べ十分に低いので、マイクロコンピュータ21から
高調波発生を防止できるとともに、基準信号をチャンネ
ル幅の整数分の1に設定されるので、受信バンドに飛び
込む高調波レベルが微小にできる。その為、高調波と受
信信号とのビートの防止が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積化に好適な電
子同調型のラジオ受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集積回路を用いて構成される
ラジオ受信回路は、3つの集積回路から構成されてい
た。1つは、受信RF信号をIF信号に周波数変換した
後オーディオ信号に検波するチューナーICであり、2
つ目は、RF信号をIF信号に周波数変換するための局
部発振信号を制御するPLL−ICであり、また、3つ
目は、チューナーICで希望局が受信されるように局部
発振周波数を設定するため、PLL回路に周波数情報を
印加するマイクロコンピュータである。図2に、3つの
集積回路で構成されるラジオ受信回路の従来例を示す。
【0003】図2において、ラジオ受信機セットのフロ
ントパネル(図示せず)を操作することによって、分周
データが、マイクロコンピュータ1内の発振回路2から
の内部クロック信号のタイミングに応じて、周波数制御
回路3で生成され、PLL−IC4のPLL制御回路5
に印加される。そして、PLL制御回路5は制御信号を
チューナーIC7の局部発振回路8に印加し、局部発振
回路8からの局部発振信号はPLL制御回路5に印加さ
れる。PLL−IC4において、PLL制御回路5は、
分周データによって設定される分周比で局部発振信号を
分周し、分周された局部発振信号を発振回路6の基準発
振信号と位相比較することにより、制御信号を生成す
る。また、局部発振回路8の発振周波数は制御信号に応
じて変化する。分周データを変更することにより、制御
信号が変化するので、局部発振周波数が変化する。チュ
ーナー7において、局部発振信号は、周波数変換回路9
にも印加され、受信RF信号は局部発振信号に応じてI
F信号に変換され、検波回路10でIF信号は検波され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発振回路6
に接続される水晶発振素子には、コストが安価で、汎用
性があるという理由から、例えば、4.5MHzや7.
2MHzの高周波で発振する発振素子が用いられる。し
かし、チューナーICにFMチューナーが構成されてい
ると、4.5MHzや7.2MHzの発振信号の高調波
がFMチューナーの入力段に飛び込み、高調波とFM受
信周波数との間でビートが発生し、そのビートにより受
信特性を悪化させるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信周波数に
応じた分周データ及び位相比較用の基準信号とを発生す
る第1集積回路と、少なくとも1つのチューナーと、前
記分周データ及び基準信号に応じて局部発振信号を発生
するPLL回路とが含まれ、同一基板上に集積化された
第2集積回路とを備えることを特徴とする。
【0006】また、前記第1集積回路は、内部クロック
信号を発生する発振回路と、前記内部クロック信号に応
じて分周データを発生する周波数制御回路と、前記内部
クロック信号に基づいてチャンネル幅の整数分の1の基
準信号を発生する基準信号発生回路とが同一基板上に集
積化されて構成されることを特徴とする。さらに、第2
集積回路は、制御信号に応じて周波数が変化する局部発
振信号を発生する局部発振回路と、前記分周データによ
って可変分周比が設定されると共に、該局部発振回路の
出力信号を前記可変分周比で分周するプログラマブルデ
ィバイダと、該プログラマブルディバイダの出力信号と
前記基準信号とを位相比較する位相比較回路、該位相比
較回路の出力信号に応じて前記局部発振回路の制御信号
を発生するループフィルタと、前記局部発振信号により
受信局が定まる少なくとも1つのチューナーが他の同一
基板上に集積化されて構成されることを特徴とする。
【0007】本発明に依れば、チューナーとPLL回路
とを同一基板上に集積化するとともに、PLL回路の基
準信号を、PLL回路の分周データを発生する集積回路
で発生することにより、PLL回路の基準信号を低周波
に設定できるため、発振回路と受信信号とのビート妨害
を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
す図であり、11は、受信RF信号を増幅するRF増幅
回路12と、RF増幅回路12の出力信号をIF信号に
変換する混合回路13と、IF信号を増幅するIF増幅
回路14と、IF増幅回路14の出力信号をFM検波す
るFM検波回路15と、混合回路13に局部発振信号を
印加する局部発振回路16と、局部発振信号を可変分周
比で分周するプログラマブルディバイダ17と、プログ
ラマブルディバイダ17の出力信号を後述の基準信号と
位相比較する位相比較回路18と、位相比較回路18の
出力信号に応じて3値出力信号を発生するチャージポン
プ回路19と、チャージポンプ回路19の出力信号に応
じて制御信号を発生するLPF20とから成る第1集積
回路、21は、内部クロック信号を発生する発振回路2
2と、内部クロック信号のタイミングに応じてプログラ
マブルディバイダ17に分周データを印加する周波数制
御回路23と、発振回路22の出力信号を分周し、基準
信号を発生するリファレンスディバイダ24とから成る
第2集積回路としてのマイクロコンピュータである。図
1では、PLL回路部分がチューナー部分に含まれ、そ
れらが同一基板上に集積化されるとともに、第1集積回
路と他基板上に集積化される第2集積回路がPLL回路
の基準信号を作成する。
【0009】図1において、マイクロコンピュータ21
において、内部クロック信号が発振回路22から周波数
制御回路23に印加される。周波数制御回路23は、内
部クロック信号のタイミングによりラジオ受信機セット
の操作パネル(図示せず)を操作されて発生する出力信
号を取り込む。そして、操作パネルの出力信号に応じて
分周データを生成し、この分周データをプログラマブル
ディバイダ17に印加する。尚、周波数制御回路23は
ロジック回路で構成され、発振回路22の内部クロック
信号はロジック回路のクロックとして使用される。
【0010】また、発振回路22の出力信号はリファレ
ンスディバイダ24で固定分周比で分周され、リファレ
ンスディバイダ24の出力信号は、例えば、100KH
zの基準信号として発生する。基準信号の周波数は、F
M受信バンドのチャンネル幅に等しく設定され、日本国
内でのFMバンドのチャンネル幅は100KHzである
ので、基準信号は100KHzに設定される。
【0011】また、第1集積回路11において、局部発
振回路16の局部発振信号は、プログラマブルディバイ
ダ17においてこの可変分周比で分周される。この可変
分周比は周波数制御回路23の分周データで設定され、
ラジオ受信機セットの操作パネルを操作することによっ
て、可変分周比が変更される。その後、位相比較回路1
8で、プログラマブルディバイダ17の出力信号は、リ
ファレンスディバイダ24の基準信号と位相比較され
る。プログラマブルディバイダ17の出力信号が基準信
号に対して遅れているか、進んでいるかによって、位相
比較回路18は2つの出力信号の一方をチャージポンプ
回路19に印加する。そして、位相比較回路18の出力
信号に応じて、チャージポンプ回路19から「L」、
「H」及びその中間レベルの出力信号が発生する。チャ
ージポンプ回路19の出力信号はLPF20で平滑さ
れ、平滑することによって制御信号が発生する。制御信
号は局部発振回路16に印加され、制御信号に応じて局
部発振周波数が変化する。このようなPLL回路では、
プログラマブルディバイダ17の出力信号の位相が基準
信号の位相に一致するように動作するので、プログラマ
ブルディバイダ17の分周比を変更すると、局部発振回
路16の局発振信号が変化してプログラマブルディバイ
ダ17の出力位相が基準信号の位相に一致する。よっ
て、希望局の分周データをプログラマブルディバイダ1
7に印加すれば、希望局に応じた局部発振信号が得られ
る。
【0012】また、受信RF信号はRF増幅回路12で
増幅された後、混合回路13で局発信号により、例え
ば、10.7MHzのIF信号に周波数変換される。I
F信号は、IF増幅回路14で増幅された後、FM検波
回路15でFM検波される。ラジオ受信機セットの操作
パネルを操作することによって、プログラマブルディバ
イダ17の分周比を変更することにより、局部発振信号
が変更され、この局部発振信号により希望局の受信信号
のみが10.7MHzのIF信号に変換され、後段のF
M検波回路15でFM検波される。
【0013】ところで、マイクロコンピュータ21は、
チューナーICに内部クロック信号の高調波による悪影
響が発生しないように、従来よりチューナーICと離れ
たところに配置したり、また、高調波が飛び出さないよ
うにシールドされている。その為、マイクロコンピュー
タ21において、PLL回路用の基準信号を生成するこ
とによって、基準信号の生成の際に発生する高調波によ
るチューナーICへの悪影響を防止することができる。
また、マイクロコンピュータ21が第1集積回路11に
基準信号を印加する際、基準信号を伝送するラインから
高調波が発生する恐れがある。即ち、基準信号は、受信
バンドのチャンネル幅と等しく設定され、例えば、日本
のFM受信バンドでは100KHzに設定されるので、
FMバンドの基準信号の76〜90倍の高調波がFM受
信バンドに飛び込む恐れがある。しかしながら、76〜
90倍の高調波では、そのレベルは微小レベルとなるの
で、基準信号の高調波がチューナーICへ飛び込んだと
しても、チューナーICにおいて受信信号と高調波との
ビートが発生することはない。
【0014】よって、PLL回路の基準信号をマイクロ
コンピュータ21内の内部クロックを分周してPLLの
基準信号を得ているので、発振回路を1個とすることが
できるとともにPLL回路自体が高調波を発生する恐れ
がない。その為、PLL回路をチューナー回路と同一の
基板上に集積化することが可能となる。尚、FM受信機
を用いて動作を説明してきたが、日本のAM受信機の場
合には、マイクロコンピュータ21の基準信号をそのチ
ャンネル幅である9KHzに設定すれば、その約60〜
180倍の高調波が540〜1620KHzのAM受信
バンドに飛び込んでも、高調波のレベルが微小レベルで
あるので、AM受信信号と高調波とのビートの発生を防
止できる。
【0015】また、マイクロコンピュータ21の基準信
号を受信バンドのチャンネル幅と同一にするだけでな
く、チャンネル幅の整数分の1としてもよい。この場
合、基準信号の周波数はさらに低くなるので、高調波レ
ベルはさらに微小となり、高調波が受信バンドに飛び込
んでも、ビートが発生しない。また、PLL回路におい
て、基準信号をチャンネル幅の整数分の1と設定すると
き、プログラマブルディバイダの後段に整数分の1の分
周器を配置することにより、位相比較回路18の2つの
入力信号の位相関係を合わせることが可能となる。
【0016】また、日本以外の国においても、マイクロ
コンピュータ21でその国の受信バンドのチャンネル幅
の整数分の1の基準信号を生成すれば、受信信号と高調
波とのビートを防止できる。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、電子同調チューナーに
おいて、局部発振信号を発生するためのPLL回路の基
準信号を、局部発振信号周波数を設定する分周データを
発生する回路で生成するので、高調波発生を防止で、高
調波と受信信号との間のビートの発生を防止できる。
【0018】また、基準信号は、受信バンドのチャンネ
ル幅の整数分の1に設定されるので、基準信号の伝送ラ
インから高調波が発生しても、高調波レベルが微小レベ
ルであり、高調波と受信信号との間のビートを防止でき
る。さらに、基準信号を第2集積回路で発生させるの
で、発振器を削減できると共に、ICのピン数も削減で
きるという他の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【符号の説明】
12 RF増幅回路 13 混合回路 14 IF増幅回路 15 FM検波回路 16 局部発振回路 17 プログラマブルディバイダ 18 位相比較回路 19 チャージポンプ回路 20 LPF 21 マイクロコンピュータ 22 発振回路 23 周波数制御回路 24 リファレンスディバイダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子同調型のラジオ受信回路であって、 受信周波数に応じた分周データ及び位相比較用の基準信
    号とを発生する第1集積回路と、 少なくとも1つのチューナーと、前記分周データ及び基
    準信号に応じて局部発振信号を発生するPLL回路とが
    含まれ、同一基板上に集積化された第2集積回路とを備
    えることを特徴とするラジオ受信回路。
  2. 【請求項2】前記第1集積回路は、 内部クロック信号を発生する発振回路と、 前記内部クロック信号に応じて分周データを発生する周
    波数制御回路と、 前記内部クロック信号に基づいてチャンネル幅の整数分
    の1の基準信号を発生する基準信号発生回路とが同一基
    板上に集積化されて構成されることを特徴とする請求項
    1記載のラジオ受信回路。
  3. 【請求項3】第2集積回路は、 制御信号に応じて周波数が変化する局部発振信号を発生
    する局部発振回路と、前記分周データによって可変分周
    比が設定されると共に、該局部発振回路の出力信号を前
    記可変分周比で分周するプログラマブルディバイダと、 該プログラマブルディバイダの出力信号と前記基準信号
    とを位相比較する位相比較回路、 該位相比較回路の出力信号に応じて前記局部発振回路の
    制御信号を発生するループフィルタと、 前記局部発振信号により受信局が定まる少なくとも1つ
    のチューナーが他の同一基板上に集積化されて構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のラジオ受信回路。
JP20253596A 1996-07-31 1996-07-31 ラジオ受信回路 Pending JPH1051341A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219790A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 受信回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219790A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 受信回路

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