JPH10512591A - N−置換カルバモイル基を含有する新規のスルファメート化合物とその製造方法 - Google Patents
N−置換カルバモイル基を含有する新規のスルファメート化合物とその製造方法Info
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Description
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.下記式(I)で表されるN,N’−置換カルバモイル−2−アリールプロパ ノールスルファメートラセミ体。 前記式(I)で、Arは下記式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 2.下記式(II)で表される(R)−N,N’−置換カルバモイル−2−アリー ルプロパノールスルファメート。 前記式(II)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 3.下記式(III)で表される(S)−N,N’−置換カルバモイル−2−アリ ールプロパノールスルファメート。 前記式(III)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基 及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2 とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子ととも に3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 4.下記式(IV)で表される3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノ ールアセテート。 前記式(IV)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 5.下記式(V)で表される3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノ ール。 前記式(V)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 6.下記式(VI)で表される3−アセトキシ−2−アリールプロパノールスルフ ァメート。 前記式(VI)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R3及びR4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR3R4は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 7.下記式(VII)で表される2−アリール1,3−プロパンジオールモノスル ファメート。 前記式(VII)で、Arは以下の式により表され、 YはF、Cl、Br、Iのハロゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のア ルキル基から選択され、 YXである時、Yはトリフロロメチル又は炭素数1〜3のアルキル基であり、 XはO又はSであり、 R3、R4は同一であるか異なり、それぞれ水素又は1〜16の炭素原子を有す る直鎖又は分鎖されたアルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基 及び6〜8の炭素原子を有するアリル基から選択され、NR3R4は他の窒素原子 又は酸素原子を包含する3〜7−員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 8.下記式(VIII)で表される(S)−3−N−置換カルバモイル−2−アリー ルプロパノールアセテート。 前記式(VIII)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 ただし、R1及びR2は同時に水素であることはない。 9.下記式(IX)で表される(S)−3−N−置換カルバモイル−2−アリール プロパノール。 前記式(IX)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 ただし、R1及びR2は同時に水素であることはない。 10.下記式(X)で表される(S)−3−アセトキシ−2−アリール−1, 3−プロパンジオールスルファメート。 前記式(X)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R3及びR4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜 8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR3R4は、他の 窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 11.下記式(XI)で表される(S)−2−アリール1,3−プロパンジオー ルモノスルファメート。 前記式(XI)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R3及びR4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR3R4は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 12.下記式(XII)で表される(R)−3−N−置換カルバモイル−2−アリ ールプロパノールアセテート。 前記式(XII)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び 6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、 他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 ただし、R1及びR2は同時に水素であることはない。 13.下記式(XIII)表示される(R)−3−N−置換カルバモイル−2−ア リールプロパノール。 前記式(XIII)で、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1及びR2は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原子を有 す る直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル基及び6 〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1R2は、他 の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。た だし、R1及びR2は同時に水素であることはない。 14.下記一般式(XIV)で表される3−アセトキシ−2−アリールプロパノー ルをカルボニルジイミダゾールと反応させて下記一般式(XV)で表される3− イミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノールアセテートを製造し 、この3−イミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノールアセテー トを下記一般式(XVI)で表される置換アミンと反応させて下記一般式(IV)で 表される3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテートを製 造した後、この3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテー トをアルコール溶媒中で塩基触媒の存在下、エステル交換反応させて下記一般式 (V)で表される3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールを製造 し、この3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールをスルファモイ ルクロライドと反応させることを含むN,N’−置換カルバモイル−2−アリー ルプロパノールスルファメートラセミ体の製造方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 15.式(XIV)で表される化合物0.1〜2.0モルを1.1〜2.5当量の カルボニルジイミダゾールと反応させる請求項14の方法。 16.式(XIV)の化合物を−5〜40℃の温度で反応させて式(XV)の化合 物を得る請求項14の方法。 17.式(XIV)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロゲ ン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテ ル系溶媒及びアセトニトリルからなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(X V)の化合物を得る請求項14の方法。 18.式(XVI)の置換アミンの使用量は1.0〜5.0当量である請求項14 の方法。 19.式(XV)の化合物を0〜30℃の温度でテトラヒドロフラン及びメチレ ンクロライドのような溶媒中で反応させて式(IV)の化合物を得る請求項14の 方法。 20.一般式(IV)の化合物の使用量は0.1〜2.0モルである請求項14の 方法。 21.塩基触媒は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸 化リチウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及びシアン化カリウムからなる 群かぱ選ばれ、かつその使用量は0.1〜1.0当量である請求項14の方法。 22.式(IV)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(V)の化合物を得 る請求項14の方法。 23.アルコール溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール及びプロピルア ルコールからなる群から選ばれる請求項14の方法。 24.エステル交換反応の完了後、1N塩酸水溶液又は塩化アンモニウム飽和水 溶液を添加することにより塩基触媒を不活性化させる工程をさらに含む請求項1 4の方法。 25.式(V)の化合物0.1〜2.0モルを1.5〜3.0当量のスルファモ イルクロライドと反応させる請求項14の方法。 26.式(V)の化合物を塩基触媒の存在下、記式(I)の化合物を製造し、前 記塩基触媒はトリエチルアミン、ピリジン、アンチピリン及びジイソプロピルエ チルアミンからなる群から選ばれ、かつその使用量は2.0〜4.0当量である 請求項 14の方法。 27.式(V)の化合物を、ジメチルホルムアミドを含むアミド系溶媒、エチル エーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテル系溶媒並びにアセトニトリルか らなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(I)の化合物の製造する請求項1 4の方法。 28.式(V)の化合物を−10〜40℃の温度で反応させて、式(I)の化合 物を製造する請求項14の方法。 29.下記一般式(XIV)で表される3−アセトキシ−2−アリールプロパノー ルを塩基触媒を用いてスルファモイルクロライドと反応させて下記一般式(IV) で表される3−アセトキシ−2−アリールプロパノールスルファメートを製造し 、この3−アセトキシ−2−アリールプロパノールスルファメートをアルコール 溶媒中で塩基触媒の存在下、エステル交換反応に付して下記一般式(VII)で表 される2−アリール1,3−プロパンジオールモノスルファメートを製造し、こ の2−アリール1,3−プロパンジオールモノスルファメートをカルボニルジイ ミダゾールと反応させて下記一般式(XVII)で表される3−イミダゾリルカル ボニルオキシ−2−アリールプロパノールスルファメートを製造し、この3−イ ミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノールスルファメートのイミ ダゾール基を下記一般式(XVI)で表される置換アミンと置換させることを含む 下記一般式(I)で表されるN,N’−置換カルバモイル−2−アリールプロパ ノールスルファメートの製造方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 30.式(XIV)の化合物0.1〜2.0モルを1.5〜3.0当量のスルファ モイルクロライドと反応させる請求項29の方法。 31.式(XIV)の化合物から式(VI)の化合物の製造のための塩基触媒はトリ エチルアミン、ピリジン及びジイソプロピルエチルアミンからなる群から選ばれ 、かつその使用量は2.0〜4.0当量である請求項29の方法。 32.式(XIV)の化合物をジメチルホルムアミドを含むアミド系溶媒、エチル エーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテル系溶媒並びにアセトニトリルか らなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(VI)の化合物を製造する請求項2 9の方法。 33.式(XIV)の化合物を−10〜40℃の温度で反応させて式(VI)の化合 物を製造する請求項29の方法。 34.式(VI)の化合物の使用量は約0.1〜2.0モルである請求項29の方 法。 35.式(IV)の化合物から式(VII)の化合物の製造のための塩基触媒は水酸 化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナト リウム、及びシアン化カリウムからなる群から選ばれ、かつその使用量は0.1 〜1.0当 量である請求項29の方法。 36.式(VI)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(VII)の化合物を する請求項29の方法。 37.式(VI)の化合物から式(VII)の化合物へのエステル交換反応のための 溶媒はメチルアルコール、エチルアルコール及びプロピルアルコールからなる群 から選ばれる請求項29の方法。 38.前記エステル交換反応完了の後に1N塩酸水溶液又は塩化アンモニウム飽 和水溶液を添加することにより、塩基触媒を不活性化させる工程をさらに含む請 求項29の方法。 39.式(VII)の化合物約0.1〜2.0モルを1.1〜2.5当量のカルボ ニルジイミダゾールと反応させる請求項29の方法。 40.前記式(VII)の化合物を−5〜40℃の温度で反応させて式(XVII)の 化合物を製造する請求項29の方法。 41.記式(VII)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロ ゲン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエー テル系溶媒並びにアセトニトリルからなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式 (XVII)の化合物を製造する請求項29の方法。 42.1.0〜5.0当量の置換アミンを反応させて式(XVII)の化合物から 前記式(I)の化合物を製造する請求項29の方法。 43.式(XVII)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(I)の化合物 を製造する請求項29の方法。 44.式(XVII)の化合物をテトラヒドロフラン及びメチレンクロライドのよ うな溶媒中で反応せる請求項29の方法。 45.下記一般式(VII)で表される2−アリール1,3−プロパンジオールモ ノスルファメートを下記一般式(XVIII)で表されるイソシアネートと反応させ ることを含む下記一般式(I)で表されるN,N’−置換カルバモイル−2−ア リール1,3−プロパンジオールスルファメート化合物の製造方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R3及びR4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素原 子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキル 基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR3 R4は、他の窒素原子又は酸素原子とともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成 し得る。 46.式(VII)の化合物の0.1〜2.0モルを1.0〜2.0当量の式(XV III)のイソシアネートと反応させる請求項45の方法。 47.式(VII)の化合物を0〜80℃の温度で反応させて式(I)の化合物を 製造する請求項45の方法。 48.式(VII)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロゲ ン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテ ル系溶 媒並びにベンゼン及びトルエンを含む芳香族炭化水素溶媒からなる溶媒中で反応 させて式(I)の化合物を製造する請求項45の方法。 49.下記一般式(XIX)で表される(R)−3−アセトキシ−2−アリールプ ロパノールをカルボニルジイミダゾールと反応させて下記一般式(XX)で表さ れる(S)−3−ジイミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノール アセテートを製造し、この(S)−3−ジイミダゾリルカルボニルオキシ−2− アリールプロパノールアセテートのイミダゾール基を下記一般式(XVI)で表さ れる置換アミンと置換させて下記一般式(VIII)で表される(S)−3−N−置 換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテートを製造し、この(S)− 3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテートをアルコール 溶媒中で塩基触媒の存在下、エステル交換反応に付して下記一般式(IX)で表さ れる(S)−3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールを製造し、 この(S)−3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールをスルファ モイルクロライドと反応させることを含む下記一般式(II)で表される(R)− N,N’−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールスルファメートの製造 方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 50.式(XIX)で表される化合物0.1〜2.0モルを1.1〜2.5当量の カルボニルジイミダゾールと反応させる請求項49の方法。 51.式(XIX)の化合物を−5〜40℃の温度で反応させて式(XX)の化合 物を得る請求項49の方法。 52.式(XIX)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロゲ ン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテ ル系溶媒及びアセトニトリルからなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(X X)の化合物を得る請求項49の方法。 53.式(XVI)の置換アミンの使用量は1.0〜5.0当量である請求項49 の方法。 54.式(XX)の化合物を0〜30℃の温度でテトラヒドロフラン及びメチレ ンクロライドのような溶媒中で反応させて式(VIII)の化合物を得る請求項4 9の方法。 55.式(VIII)の化合物の使用量は0.1〜2.0モルである請求項49の 方法。 56.塩基触媒は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸 カリウム及びシアン化カリウムからなる群かぱ選ばれ、かつその使用量は0.1 〜1.0当量である請求項49の方法。 57.式(VIII)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(IX)の化合物 を得る請求項49の方法。 58.アルコール溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール及びプロピルア ルコールからなる群から選ばれる請求項49の方法。 59.エステル交換反応の完了後、1N塩酸水溶液又は塩化アンモニウム飽和水 溶液を添加することにより塩基触媒を不活性化させる工程をさらに含む請求項4 9の方法。 60.式(XI)の化合物0.1〜2.0モルを1.0〜3.0当量のスルファモ イルクロライドと反応させる請求項49の方法。 61.式(XI)の化合物を塩基触媒の存在下、記式(II)の化合物を製造し、前 記塩基触媒はトリエチルアミン、ピリジン、アンチピリン及びジイソプロピルエ チルアミンからなる群から選ばれ、かつその使用量は2.0〜4.0当量である 請求項 49の方法。 62.式(IX)の化合物を、ジメチルホルムアミドを含むアミド系溶媒、エチル エーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテル系溶媒並びにアセトニトリルか らなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(II)の化合物の製造する請求項4 9の方法。 63.式(IX)の化合物を−10〜40℃の温度で反応させて、式(II)の化合 物を製造する請求項49の方法。 64.下記一般式(XIX)で表される(R)−3−アセトキシ−2−アリールプ ロパノールを塩基触媒下でスルファモイルクロライドと反応させて下記一般式( X)で表される(S)−3−アセトキシ−2−アリール1,3−プロパンジオー ルスルファメートを製造し、この(S)−3−アセトキシ−2−アリール1,3 −プロパンジオールスルファメートをアルコール溶媒中で塩基触媒の存在下、エ ステル交換反応に付して、下記式(XI)で表される(S)−2−アリール1, 3−プロパンジオールモノスルファメートを製造し、この(S)−2−アリール 1,3−プロパンジオールモノスルファメートをカルボニルジイミダゾールと反 応させて下記一般式(XXI)で表される(S)−3−ジイミダゾリルカルボニ ルオキシ−2−アリールプロパノールスルファメートを製造し、この(S)−3 −ジイミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノールスルファメート のイミダゾール基を下記一般式(XVI)で表される置換アミンと置換することを 含む下記一般式(III)で表される(S)−N,N’−置換カルバモイル−2− アリールプロパノールスルファメートの製造方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 65.式(XIX)で表される化合物が0.1〜2.0モル使用される請求項64 の方法。 66.式(XIX)の化合物から式(X)の化合物の製造のための塩基触媒はトリ エチルアミン、ピリジン、アンチピリン及びジイソプロピルエチルアミンからな る群から選ばれ、かつその使用量は2.0〜4.0当量である請求項64の方法 。 67.式(XIX)の化合物をジメチルホルムアミドを含むアミド溶媒、エチルエ ーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテル系溶媒並びにアセトニトリルから なる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(X)の化合物を得る請求項64の方 法。 68.式(XIX)の化合物を−10〜40℃の温度で反応させて式(X)の化合 物を得る請求項64の方法。 69.一般式(X)の化合物の使用量は0.1〜2.0モルである請求項64の 方法。 70.式(X)の化合物から式(XI)の化合物の製造のための塩基触媒は水酸 化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム及びシアン化カ リウムからなる群から選ばれ、かつその使用量は0.1〜1.0当量である請求 項64の方法。 71.式(X)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(XI)の化合物を する請求項64の方法。 72.式(X)の化合物から式(XI)の化合物へのエステル交換反応のための溶 媒はメチルアルコール、エチルアルコール及びプロピルアルコールからなる群か ら選ばれる請求項64の方法。 73.前記エステル交換反応完了の後に1N塩酸水溶液又は塩化アンモニウム飽 和水溶液を添加することにより、塩基触媒を不活性化させる工程をさらに含む請 求項64の方法。 74.式(XI)の化合物約0.1〜2.0モルを1.1〜2.5当量のカルボニ ルジイミダゾールと反応させる請求項64の方法。 75.前記式(XI)の化合物を−5〜40℃の温度で反応させて式(XXI)の 化合物を製造する請求項64の方法。 76.記式(XI)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロゲ ン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテ ル系溶媒並びにアセトニトリルからなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式( XXI)の化合物を製造する請求項64の方法。 77.1.0〜5.0当量の置換アミンを反応させて式(XXI)の化合物から前 記式(III)の化合物を製造する請求項64の方法。 78.式(XXI)の化合物を0〜30℃の温度で反応させる請求項64の方法。 79.式(XXI)の化合物をテトラヒドロフラン及びメチレンクロライドのよう な溶媒中で反応せる請求項64の方法。 80.下記一般式(XXII)で表される(S)−3−アセトキシ−2−アリール プロパノールをカルボニルジイミダゾールと反応させて下記一般式(XXIII) で表される(R)−3−イミダゾリルカルボニルオキシ−2−アリールプロパノ ールアセテートを製造し、この(R)−3−イミダゾリルカルボニルオキシ−2 −アリールプロパノールアセテートのイミダゾール基を下記一般式(XVI)で表 される置換アミンと置換して下記一般式(XII)で表される(R)−3−N−置 換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテートを製造し、この(R)− 3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールアセテートをアルコール 溶媒中で塩基触媒の存在下、エステル交換反応に付して下記一般式(XIII)で 表される(R)−3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールを製造 し、この(R)−3−N−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールをスル ファモイルクロライドと反応させることを含む下記一般式(III)で表される( S)−N,N’−置換カルバモイル−2−アリールプロパノールスルファメート の製造方法。 式中、Arは以下の式により表され、 Yが単独でベンゼン環に結合する場合、YはF、Cl、Br、Iのようなハロ ゲン、トリフロロメチル及び炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選ばれ、 YがO又はSであるXと結合する場合、Yはトリフロロメチル及び炭素数1〜 3のアルキル基からなる群から選ばれ、 R1、R2、R3、R4は、同一であるか異なり、それぞれ水素、1〜16の炭素 原子を有する直鎖又は分鎖アルキル基、3〜16の炭素原子を有する環状アルキ ル基及び6〜8の炭素原子を有するアリール基からなる群から選ばれ、かつNR1 R2とNR3R4は、同一であるか異なり、それぞれ他の窒素原子又は酸素原子と ともに3〜7員の脂肪族環状化合物を形成し得る。 81.式(XXII)で表される化合物0.1〜2.0モルを1.1〜2.5当量 のカルボニルジイミダゾールと反応させる請求項80の方法。 82.式(XXII)の化合物を−5〜40℃の温度で反応させて式(XXIII)の 化合物を得る請求項80の方法。 83.式(XXII)の化合物をメチレンクロライド及びクロロホルムを含むハロ ゲン化低級炭化水素系溶媒、エチルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエー テル系溶媒及びアセトニトリルからなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式( XXIII)の化合物を得る請求項80の方法。 84.式(XVI)の置換アミンの使用量は1.0〜5.0当量である請求項80 の方法。 85.式(XXIII)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(XII)の化合 物を得る請求項80の方法。 86.一般式(XII)の化合物の使用量は0.1〜2.0モルである請求項80 の方法。 87.塩基触媒は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸 カリウム、及びシアン化カリウムからなる群から選ばれる、かつその使用量は0 .1 〜1.0当量である請求項80の方法。 88.式(XII)の化合物を0〜30℃の温度で反応させて式(XIII)の化合物 を得る請求項80の方法。 89.アルコール溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール及びプロピルア ルコールからなる群から選ばれる請求項80の方法。 90.エステル交換反応の完了後、1N塩酸水溶液又は塩化アンモニウム飽和水 溶液を添加することにより塩基触媒を不活性化させる工程をさらに含む請求項8 0の方法。 91.式(XIII)の化合物0.1〜2.0モルを1.0〜3.0当量のスルファ モイルクロライドと反応させる請求項80の方法。 92.式(XIII)の化合物を塩基触媒の存在下、下記式(III)の化合物を製造 し、前記塩基触媒はトリエチルアミン、ピリジン、アンチピリン及びジイソプロ ピルエチルアミンからなる群から選ばれ、かつその使用量は2.0〜4.0当量 である請求項80の方法。 93.式(XIII)の化合物を、ジメチルホルムアミドを含むアミド系溶媒、エチ ルエーテル及びテトラヒドロフランを含むエーテル系溶媒並びにアセトニトリル からなる群から選ばれる溶媒中で反応させて式(III)の化合物の製造する請求 項80の方法。
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