JPH10511698A - グラフトシリコーンポリマーおよびアミノシリコーンおよび/またはシリコーンガムまたは樹脂を含有する局所用組成物 - Google Patents
グラフトシリコーンポリマーおよびアミノシリコーンおよび/またはシリコーンガムまたは樹脂を含有する局所用組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体に、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少なくとも1つの第4級化されていてもよいアミン官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂、およびシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコーンとを含有する、ケラチン物質、特に髪をトリートメントするための化粧品用または皮膚病用組成物を開示する。このような組成物は、洗髪、および髪の調子を整える、髪のセット、または髪のスタイリングのための、すすがれるまたはすすがれない製品として使用するのに特に適切なものである。
Description
【発明の詳細な説明】
グラフトシリコーンポリマーおよびアミノシリコーンおよび/または
シリコーンガムまたは樹脂を含有する局所用組成物
本発明は、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を
有する少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少なくとも1つの第4
級化されたもしくは第4級化されていないアミン官能基を有するシリコーン、シ
リコーン樹脂、およびシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコー
ンとを含有する、ケラチン物質、特に髪をトリートメントするための化粧品用ま
たは皮膚病用組成物に関する。
非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有するポリ
マーは、従来技術において公知であり、好ましくは、欧州特許公開第05821
52号および国際特許第93/23009号に記載されているものから選択され
る。それらは、それらのスタイリング特性の故に、特に、髪用組成物に使用され
ている。
本出願人は、驚くべきことに、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポ
リシロキサン骨格を有する少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少
なくとも1つのシリコーンガムおよび/またはシリコーン樹脂および/または少
なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されていないアミン官能基を有
するシリコーンを組合せることによって、良好なスタイリングおよび/または保
持特性、例えば固定力を有しつつ、ヘアスタイルの形(body)およびボリューム
が改善されることを見出した。髪は「より軽く」、容易にスタイリングされる。
また髪の感触および柔軟性も改善される。
組成物の固定力という用語は、ヘアスタイルの最初の形が保持されるように、
この組成物が、髪に密着性を付与する能力を称すると理解されるものである。
よって、本発明の組成物は、化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体に、
非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する少なく
とも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少なくとも1つの第4級化されたも
しくは第4級化されていないアミン官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂
、およびシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコーンとを含有せ
しめてなることを本質的な特徴とするものである。
以下の記載において、シリコーンポリマーという用語は、一般的に許容される
ところに従って、適切に官能化されたシラン類の重縮合および/または重合によ
り得られる可変の分子量の、直鎖状または環状で、分枝状または架橋した構造を
有する、任意のオルガノシリコンポリマーまたはオリゴマーであり、本質的に、
ケイ素原子が酸素原子を介して互いに結合している(シロキサン結合≡Si−O
−Si≡)主要単位の繰り返しからなり、場合によっては置換された炭化水素基
が前記ケイ素原子に炭素原子を介して直接結合しているものを示すと理解される
ものである。最も一般的な炭化水素基は、アルキル基、特にC1−C10のアルキ
ル基、特にメチル、フルオロアルキル基、アリール基、特にフェニル基、および
アルケニル基、特にビニルである;シロキサン鎖に炭化水素基を介して、または
直接結合し得る他の種類の基は、特に、水素、ハロゲン、特に塩素、臭素または
フッ素、チオール類、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(またはポリエーテ
ル)基、特にポリオキシエチレンおよび/またはポリオキシプロピレン、ヒドロ
キシルまたはヒドロキシアルキル基、置換もしくは非置換のアミン基、アミド基
、アシルオキシ基またはアシルオキシアルキル基、ヒドロキシアルキルアミノま
たはアミノアルキル基、第4級アンモニウム基、両性またはベタイン基、アニオ
ン基、例えばカルボキシラート類、チオグリコラート類、スルホスクシナート類
、チオスルファート類、ホスファート類、およびスルファート類であり、もちろ
ん、このリストはいかなる場合においても限定するものではない(いわゆる、「
有機修飾」されたシリコーン類)。
本発明にあっては、使用されなくてはならないグラフトシリコーンポリマー(
類)は、少なくとも1つのシリコーンを含有しない有機基が、該鎖の内部で、場
合によっては少なくとも1つの末端にグラフトしているシリコーン[またはポリ
シロキサン(≡Si−O−)n]主鎖を含むものである。
これらのシリコーンポリマーは、市販されている製品であってもよく、または
、当業者にとって公知の任意の手段、特に、(i)−または複数のこれらケイ素
原
子において正しく官能化された出発シリコーンと、(ii)共有結合を形成し、
上記シリコーンに担持された官能基(類)と反応しうる官能基によって、それ自
体が正しく官能化されている非シリコーン有機化合物との間の反応によって得ら
れるものであってもよい;このような反応の昔からの例としては、≡Si−H基
とCH2=CH−ビニル基とのヒドロシリル化反応、またはチオ官能基−SHと
この同様のビニル基との反応が挙げられる。
本発明を実施するのに適切なシリコーンポリマー、並びにそれらの特定の調製
方法の具体例は、特に、欧州特許公開第0582152号、国際特許第93/2
3009号、および国際特許第95/03776号に記載されており、これらの
教示は、全体が本明細書に含まれるが、限定するものではない。
本発明の特に好ましい実施態様において、使用されるシリコーンポリマーは、
少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する非シリコーンアニオン有機モノマ
ーおよび/またはエチレン性不飽和基を有する非シリコーン疎水性有機モノマー
と、その鎖の内部に、共有結合を形成する、該非シリコーンモノマーの該エチレ
ン性不飽和基と反応しうる少なくとも1つの官能基、特にチオ官能基を有するシ
リコーンとの間のラジカル共重合の結果物を含む。
本発明において、エチレン性不飽和基を含有する前記アニオンモノマーは、好
ましくは、直鎖状または分枝状で、部分的または全体的に中和されて塩の形態で
あってもよい不飽和カルボン酸から、単独で、または混合物として選択され、特
に、このカルボン酸(類)は、特に、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、およびクロトン酸であってよい。適切
な塩類は、特に、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、およびアンモニウム塩
である。同様に、最終グラフトシリコーンポリマーにおいて、不飽和カルボン酸
型の少なくとも1つのアニオンモノマーのラジカル(単独)重合の結果物を含む
、アニオン性の有機基は、反応後に塩基(水酸化ナトリウム、アンモニア水等)
で事後中和して、塩の形態にされることは注目される。
本発明において、エチレン性不飽和基を含有する疎水性モノマーは、好ましく
は、アルカノールのアクリル酸エステルおよび/またはアルカノールのメタクリ
ル酸エステルから、単独で、または混合物として選択される。アルカノールは、
好ましくはC1−C18、さらに好ましくはC1−C12アルカノールである。好まし
いモノマーは、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニ
ル、2−エチルヘキシル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸ラウリル、
(メタ)アクリル酸イソペンチル、n−ブチル(メタ)アクリラート、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸メチル、tert−ブチル(メタ)アク
リラート、(メタ)アクリル酸トリデシル、および(メタ)アクリル酸ステアリ
ル、またはそれらの混合物からなる群から選択される。
本発明を実施するのに特に適切なグラフトシリコーンポリマーの種類の一つは
、次の式(I):
[上式(I)中、基G1は、同一でも異なっていてもよく、水素またはC1−C10
のアルキル基、もしくはフェニル基を表し;基G2は、同一でも異なっていても
よく、C1−C10のアルキレン基を表し;G3は、エチレン性不飽和基を有する少
なくとも1つのアニオンモノマーの(単独)重合により得られたポリマー残基を
表し;G4は、エチレン性不飽和基を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの
(単独)重合により得られたポリマー残基を表し;mおよびnは、0または1で
あり;aは0〜50の範囲内の整数であり;bは10〜350であってよい整数
であり;cは0〜50の範囲内の整数であり、ここでパラメータaおよびcの一
方は0とはならない]
の単位をその構造中に含有するシリコーンポリマーからなる。
好ましくは、上述した式(I)の単位は、次の特徴の少なくとも1つ、さらに
好ましくは全てを有する:
−基G1はアルキル基、好ましくはメチル基を示し;
−nは0ではなく、基G2はC1−C3の二価の基、好ましくはプロピレ
ン基を表し;
−G3は、エチレン性不飽和基を含有するカルボン酸型、好ましくはア
クリル酸および/またはメタクリル酸の少なくとも1つのモノマーの(単独)重
合により得られたポリマー基を表し;
−G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリラート型、好ましくは
(メタ)アクリル酸メチルまたはイソブチル型の少なくとも1つのモノマーの(
単独)重合により得られたポリマー基を表す。
式(I)に相当するシリコーンポリマーの具体例は、特に、ポリメチル(メタ
)アクリラート型、およびポリ(メタ)アクリル酸型のポリマー単位が混合して
、チオプロピレン型の連結鎖を介してグラフトしたポリジメチルシロキサン類(
PDMS)である。
式(I)に相当するシリコーンポリマーの他の具体例として、特に、ポリイソ
ブチル(メタ)アクリラート型のポリマー単位が、チオプロピレン型の連結鎖を
介してグラフトしたポリジメチルシロキサン類(PDMS)が挙げられる。
好ましくは、本発明のシリコーンポリマーの数平均分子量は、約10000〜
1000000、さらに好ましくは約10000〜100000の範囲内にある
。
本発明のグラフトシリコーンポリマーは、好ましくは、組成物の全重量に対し
て0.01〜20重量%の範囲内の量で使用される。さらに好ましくは、この量
は、0.1〜15重量%、特に0.5〜10重量%の範囲内にある。
少なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されていないアミン官能基
を有するシリコーンとしては、以下のものを挙げることができる:
(a)次の式(II):
R1 aG1 3-aSi(OSiG2 2)n−(OSiG3 bR2 2-b)m−O−SiG4 3-a−R3 a' (II)
{上式(II)中、
G1、G2、G3およびG4は、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはフ
ェニル、OH、C1−C18のアルキル、例えばメチル、C2−C18のアルケニルま
たはC1−C18のアルコキシ基を示し;
aおよびa’は、同一でも異なっていてもよく、0または1〜3の数、特に0
を示し、
bは、0または1、特に1を示し、
mおよびnは、(n+m)の合計が、特に1〜2000、さらには50〜15
0で変わり得る数であり、nは0〜1999、特に49〜149の数を示し、m
は1〜2000、特に1〜10の数を示し;
R1、R2、R3およびR4は、同一でも異なっていてもよく、式−CqH2qOsR5 t
Lで示される一価の基であり、該式において、qは1〜8の数であり、sおよ
びtは、同一でも異なっていてもよく、0または1に等しく、R5は、ヒドロキ
シル化されていてもよいアルキレン基を示し、Lは、次の式:
[上式中、R”は、水素、フェニル、ベンジル、または飽和した一価の炭化水素
基、例えば1〜20の炭素原子を有するアルキル基を示し、A-は、ハロゲン化
物、例えば、フッ化物、塩化物、臭化物、およびヨウ化物のイオンを表す]
で示されるものから選択される第4級化されていてもよいアミン基である}
に相当するシリコーンポリマー。
(b)−式(III)の化合物:
NH−[(CH2)3−Si[OSi(CH3)3]]3 (III)
この化合物は、CTFA名「アミノビスプロピルジメチコーン」に相当する。
式(II)に相当する生成物は、例えば、次の式(IV):
[上式(IV)中、x’およびy’は、一般的に分子量を約5000〜2000
0にするような、該分子量に依存する整数である]
に相当し、CTFA辞典で「アモジメチコーン(amodimethicone)」と称される
ポリシロキサンである。
式(II)に相当する生成物は、次の式(V):
[上式(V)中、nおよびmは、上述した意味を有する(式IIを参照)]
に相当し、CTFA辞典で「トリメチルシリルアモジメチコーン」と称されるポ
リマーである。
この定義に相当する市販されている製品は、ダウ・コーニング(Dow Corning
)社から「Q2−8220」の名称で販売されているポリジメチルシロキサンと
アミノエチルアミノイソブチル基を含有するポリジメチルシロキサンの混合物(
重量で10/90)である。
このようなポリマーは、例えば、欧州特許公開第95238号に記載されてい
る。
式(II)に相当する他のポリマーは、次の式:
[上式中、
R7は、1〜18の炭素原子を有する一価の炭化水素基、特にC1−C18のアル
キルまたはC2−C18のアルケニル基、例えばメチルを示し;
R8は、二価の炭化水素基、特にC1−C18のアルキレン基、または二価のC1
−C18、例えばC1−C8、アルキレンオキシ基を表し;
Q-は、ハロゲン化物、特に塩化物のイオンであり;
rは、2〜20、特に2〜8の平均統計値を表し;
sは、20〜200、特に20〜50の平均統計値を表す]
のシリコーンポリマーである。
このようなポリマーは、特に米国特許第4185087号に記載されている。
式(III)に相当するポリマーは、ユニオン・カーバイド(Union Carbide
)社から「ユーカー(Ucar)・シリコーンALE56」の名称で販売されている
ポリマーである。
これらのシリコーンポリマーを使用する場合、特に有利な実施態様においては
、カチオン性および/または非イオン性の界面活性剤との併用である。例えば、
アモジメチコーンの他に、次の式:
[上式中、R9は、14〜22の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアル
ケニル基、獣脂の脂肪酸誘導体を示す]
に相当する生成物の混合物を含有するカチオン界面活性剤を、「ノンオキシノー
ル(Nonoxynol)10」のCTFA名で知られている次の式:
C9H19-C6H4-(OC2H4)10-OH
に相当する非イオン界面活性剤と組み合わせて含む、ダウ・コーニング社から「
カチオン性エマルション(Emulsion Cationic)DC929」の名称で販売され
ている製品を使用することができる。
本発明で使用可能な他の市販品としては、式(V)のトリメチルシリルアモジ
メチコーン、オクトキシノール(octoxynol)−40と称されるn=40である
、式:C8H17−C6H4−(OCH2CH2)n−OHの非イオン界面活性剤、また
、イソラウレス(isolaureth)−6と称されるn=6である、式:C12H25−(
OCH2CH2)n−OHの他の非イオン界面活性剤、およびグリコールの組み合
わせを含有する、ダウ・コーニング社から「ダウ・コーニングQ2・7224」
の名称で販売されている製品である。
本発明のシリコーンガムは、揮発性シリコーン、ポリジメチルシロキサン油、
ポリメチルフェニルシロキサン油またはポリジフェニルジメチルシロキサン油、
イソパラフィン、塩化メチレン、ペンタンおよび炭化水素、またはそれらの混合
物から選択される溶媒中において、単独でまたは混合物として使用される、20
0000〜2000000の高分子量を有するポリジオルガノシロキサンである
。
1500000未満の分子量を有するシリコーンガムが、好ましく使用される
。該シリコーンガムは、例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチル
シロキサン、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン)、ポリ(ジメチ
ルシロキサンメチルビニルシロキサン)、ポリ(ジメチルシロキサンフェニルメ
チルシロキサン)、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン−メチルビ
ニ
ルシロキサン)である。これらのシリコーンガムは、鎖の末端が、トリメチルシ
リルまたはジメチルヒドロキシルシリル基であってよい。
特に、次の式(VI):
[式(VI)中、
R1、R2、R5およびR6は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するア
ルキル基であり、
R3とR4は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するアルキル基、また
はアリール基であり、
Xは、1から6の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基またはビニル基
であり、
nおよびpは、シリコーンガムに100,000mPa.s、好ましくは500
,000mPa.sより大きい粘度を付与するように選択される]
に相当するシリコーンガムを使用することができる。
一般的に、nおよびpは、0から5000、好ましくは0から3000の値と
することができる。
シリコーンガムは、揮発性または非揮発性のPDMS(ポリジメチルシロキサ
ン)のような、シリコーン油で希釈された形態、またはそのままの形態で、組成
物中に導入することができる。
本発明で使用可能なシリコーンガムとしては、
・置換基R1ないしR6およびXがメチル基を表し、p=0およびn=2700の
、例えばジェネラル・エレクトリック(General Electric)社からSE30の名
称で販売されているもの、
・置換基R1ないしR6およびXがメチル基を表し、p=0およびn=2300の
、例えばワッカー(Wacker)社からAK・500000の名称で販売されている
もの、
・置換基R1ないしR6がメチル基を表し、置換基Xがヒドロキシル基を表し、p
=0およびn=2700の、シクロペンタシロキサンの13%溶液としての、例
えばダウ・コーニング社からQ2−1401の名称で販売されているもの、
・置換基R1ないしR6がメチル基を表し、置換基Xがヒドロキシル基を表し、p
=0およびn=2700の、ジメチコーンの13%溶液としての、例えば、ダウ
・コーニング社からQ2−1403の名称で販売されているもの、
・置換基R1、R2、R5、R6およびXがメチル基を表し、置換基R3およびR4が
、化合物の分子量が600,000であるようなアリール基を表す、例えば、ロ
ーン・プーレンク(Rhone-Poulenc)社から761の名称で販売されているもの
、
を挙げることができる。
本発明で使用可能なシリコーン樹脂は、Rが1〜6の炭素原子を有する炭化水
素基またはフェニル基を表す、単位:R2SiO2/2、RSiO3/2およびSiO4 /2
を含有する架橋したシロキサン系である。これらの生成物の中では、Rが低級
アルキル基(C1−C5)またはフェニル基であるものが特に好ましい。
これらの樹脂としては、「ジメチル/トリメチルポリシロキサン」で、ジェネ
ラル・エレクトリック社から「シリコーン・フルイド(Fluid)・SS4230
」および「SS4267」の名称で販売されているもの、または「ダウ・コーニ
ング593」の名称で販売されている製品を挙げることができる。
シリコーンガムまたは樹脂および/またはアミノシリコーンは、組成物の全重
量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.05〜20重量%の量で好ま
しく使用される。さらに好ましくは、この量は0.1〜10重量%である。
化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体は、好ましくは、水、または水と
化粧品的に許容可能な溶媒、例えば、単独でまたは混合物として使用可能な、モ
ノアルコール、多価アルコール、グリコールエーテルまたは脂肪酸エステルとの
混合物からなる。
特に、低級アルコール、例えばエタノールおよびイソプロパノール、多価アル
コール、例えばジエチレングリコール、グリコールエーテル、グリコールアルキ
ルエーテル、またはジエチレングリコールアルキルエーテルを挙げることができ
る。
本発明のグラフトシリコーンポリマーは、前記化粧品的に許容可能な媒体に溶
解することもできるし、粒子の水性分散液の形態で使用することもできる。
また、本発明の組成物は、増粘剤、脂肪酸エステル、グリセロールの脂肪酸エ
ステル、揮発性シリコーン、界面活性剤、香料、防腐剤、サンスクリーン、タン
パク質、ビタミン類、ポリマー、植物性、動物性、鉱物性または合成の油、また
は化粧品の分野で従来より使用されている任意の他の添加剤から選択される、少
なくとも1つの添加剤を含有することができる。
これらの添加物は、組成物の全重量に対して0〜20重量%の範囲内の割合で
、本発明の組成物中に存在する。各々の添加剤の厳密な量はその性質に依存し、
当業者によって容易に決定される。
言うまでもなく、当業者であれば、本発明の組成物に固有の有利な特性が、考
えられる添加により、悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意して、
本発明の組成物に添加される任意の化合物(類)を選択するであろう。
本発明の組成物は、ゲル、ミルク、クリーム、比較的増粘したローション、ま
たはムースの形態にすることができる。
本発明の組成物は、特に、ケラチン物質、例えば髪を洗い、手入れし、コンデ
ィションを整え、スタイルを維持し、またはスタイリングするための、すすがれ
る製品、またはすすがれない製品として使用される。
これらの組成物は、特に、スタイリング製品、例えばヘアセッティングローシ
ョン、ブロー乾燥用ローション、固定用組成物(ラッカー)およびスタイリング
用組成物である。ローションは、種々の形態、特に、気化した形態または泡状形
態の組成物を確実に適用するため、エアゾール容器、ポンプ式ディスペンサーボ
トル、噴霧器に包装することができる。このような包装形態は、例えば、髪のト
リートメントまたは固定用のムース、またはラッカー、スプレーを得ようとする
場合に用いられる。
また、組成物は、洗髪、染色、脱色、パーマネントウエーブ処理または髪のス
トレート化の前もしくは後において適用される、すすがれるまたはすすがれない
組成物、シャンプーとすることもできる。
本発明の組成物がエアゾールムースまたはラッカーを得るために、エアゾール
の形態に包装される場合、揮発性炭化水素、例えばn−ブタン、プロパン、イソ
ブタン、ペンタン、塩化および/またはフッ化した炭化水素およびそれらの混合
物から選択可能な、少なくとも1つの噴霧剤を含有する。また、噴霧剤として、
圧縮された空気、二酸化炭素、一酸化二窒素、ジメチルエーテル、または窒素、
およびそれらの混合物を使用することもできる。
本発明の他の主題は、上述した組成物を髪に適用し、ついで任意に水ですすぐ
ことからなる、髪等のケラチン物質のトリートメント方法にある。
以下に示す実施例により、本発明を十分に例証するが、記載された実施例は、
本発明を限定するものではない。以下の記載において、AMは活性物質を意味す
る。実施例1
以下の組成を有するシャンプーを調製した:
−アルブライト(Albright)・アンド・ウイル
ソン(Wilson)社からエンビコール(Empico
l)ESB31/Fの名称で販売されている、
28%の活性物質を含有する水溶液としての、
2.2molのエチレンオキシドでオキシエ
チレン化されたラウリル(C12/C1470/
30)エーテル硫酸ナトリウム 14g(活性物質)
−28%の活性物質を含有する水溶液としての
ココイルベタイン 3g(活性物質)
−3−プロピルチオ−ポリイソブチルメタクリ
ラート基を環状の揮発性シリコーン溶液中に
含有するポリメチル/メチルシロキサン構造
の式(I)のグラフトシリコーンポリマー 1g
−1−(ヘキサデシルオキシ)−2−オクタデ
カノールとセチルアルコールの混合物(重量
で47/53) 2g
−ヤシ油酸モノイソプロパノールアミド 2g
−ダウ・コーニング社からDC・939の名称
で販売されている、水中におけるカチオン3
5%のエマルションとしてのアミノエチルア
ミノプロピル基を含有するポリジメチルシロ
キサン 1g(活性物買)
−香料、金属イオン封鎖剤、防腐剤
−水 全体を100gにする量
水酸化ナトリウムを添加して、pHを5に調節する。実施例2
以下の組成を有するすすがれるコンディショナーを調製した:
−3−プロピルチオ−ポリイソブチルメタクリ
ラート基を環状の揮発性シリコーン溶液中に
含有するポリメチル/メチルシロキサン構造
の式(I)のグラフトシリコーンポリマー 2g
−アライド・コロイド社からサルケア・SC・
92の名称で、50%活性物質を含有する油
中分散液として販売されている、架橋したア
クリルアミドとトリメチルエチルアンモニウ
ム−メタクリラート−クロリド(重量で58
/42)のコポリマー 1g(活性物質)
−ダウ・コーニング社からQ2−1401の名
称で販売されている、α,Ω−ジヒドロキシ
−ポリジメチルシロキサンと揮発性の環状シ
リコーンとの混合物(重量で56/44) 2g
−香料、防腐剤
−水 全体を100gにする量
水酸化ナトリウムを添加して、pHを7に調節する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年6月26日
【補正内容】
明細書
グラフトシリコーンポリマーおよびアミノシリコーンおよび/または
シリコーンガムまたは樹脂を含有する局所用組成物
本発明は、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を
有する少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少なくとも1つの第4
級化されたもしくは第4級化されていないアミン官能基を有するシリコーン、シ
リコーン樹脂、およびシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコー
ンとを含有する、ケラチン物質、特に髪をトリートメントするための化粧品用ま
たは皮膚病用組成物に関する。
非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有するポリ
マーは、従来技術において公知であり、好ましくは、欧州特許公開第05821
52号および国際特許第93/23009号に記載されているものから選択され
る。それらは、それらのスタイリング特性の故に、特に、髪用組成物に使用され
ている。
国際特許出願WO89/04161号から、アミン基を持つシリコーンベース
に、エステル基及び/またはカルボン酸基を持つ幾つかのシリコーン成分が分散
混合された髪のケア用組成物が、シャンプーにより容易に除去され、乾燥後に被
膜を迅速に形成し、湿気と水に耐性を示し、スタイリングを保持し、持続させる
こともまた知られている。
本出願人は、驚くべきことに、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポ
リシロキサン骨格を有する少なくとも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少
なくとも1つのシリコーンガムおよび/またはシリコーン樹脂および/または少
なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されていないアミン官能基を有
するシリコーンを組合せることによって、良好なスタイリングおよび/または保
持特性、例えば固定力を有しつつ、ヘアスタイルの形(body)およびボリューム
が改善されることを見出した。髪は「より軽く」、容易にスタイリングされる。
また髪の感触および柔軟性も改善される。
組成物の固定力という用語は、ヘアスタイルの最初の形が保持されるように、
この組成物が、髪に密着性を付与する能力を称すると理解されるものである。
よって、本発明の組成物は、化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体に、
非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する少なく
とも1つのグラフトシリコーンポリマーと、少なくとも1つの第4級化されたも
しくは第4級化されていないアミン官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂
、およびシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコーンとを含有せ
しめてなることを本質的な特徴とするものである。
本発明を実施するのに適切なシリコーンポリマー、並びにそれらの特定の調製
方法の具体例は、特に、欧州特許公開第0582152号、国際特許第93/2
3009号、および国際特許第95/03776号に記載されている。
本発明の特に好ましい実施態様において、使用されるシリコーンポリマーは、
少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する非シリコーンアニオン有機モノマ
ーおよび/またはエチレン性不飽和基を有する非シリコーン疎水性有機モノマー
と、その鎖の内部に、共有結合を形成する、該非シリコーンモノマーの該エチレ
ン性不飽和基と反応しうる少なくとも1つの官能基、特にチオ官能基を有するシ
リコーンとの間のラジカル共重合の結果物を含む。
本発明において、エチレン性不飽和基を含有する前記アニオンモノマーは、好
ましくは、直鎖状または分枝状で、部分的または全体的に中和されて塩の形態で
あってもよい不飽和カルボン酸から、単独で、または混合物として選択され、特
に、このカルボン酸(類)は、特に、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、およびクロトン酸であってよい。適切
な塩類は、特に、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、およびアンモニウム塩
である。同様に、最終グラフトシリコーンポリマーにおいて、不飽和カルボン酸
型の少なくとも1つのアニオンモノマーのラジカル(単独)重合の結果物を含む
、アニオン性の有機基は、反応後に塩基(水酸化ナトリウム、アンモニア水等)
で事後中和して、塩の形態にされることは注目される。
請求の範囲
1. 化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体中に、(a)非シリコーン有
機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する少なくとも1つのグラ
フトシリコーンポリマーであって、(i)少なくとも1つのエチレン性不飽和基
を有する非シリコーンアニオン有機モノマーおよび/またはエチレン性不飽和基
を有する非シリコーン疎水性有機モノマーと、(ii)その鎖の内部に、該非シ
リコーンモノマーの該エチレン性不飽和基と反応しうる、少なくとも1つ、場合
によっては複数の官能基を有するポリシロキサンとの、ラジカル共重合により得
られたシリコーンポリマーと、(b)少なくとも1つの第4級化されたもしくは
第4級化されていないアミン官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂、およ
びシリコーンガムから選択される少なくとも1つのシリコーンとを含有する、ケ
ラチン物質をトリートメントすることを意図した化粧品用または皮膚病用組成物
。
2. エチレン性不飽和基を含有するアニオン有機モノマーが、直鎖状または分
枝状の不飽和カルボン酸から、単独で、またはモノマー混合物の形態で選択され
ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
3. エチレン性不飽和基を含有するアニオン有機モノマーが、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、およびクロ
トン酸、またはそれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、またはアンモニ
ウム塩、またはそれらの混合物から、単独で、またはモノマー混合物の形態で選
択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
4. エチレン性不飽和基を含有する疎水性有機モノマーが、アルカノールのア
クリル酸エステルおよび/またはアルカノールのメタクリル酸エステルから、単
独で、またはモノマー混合物として選択されるものであり、該アルカノールが好
ましくはC1−C18アルカノールであることを特徴とする請求項1に記載の組成
物。
5. エチレン性不飽和基を含有する疎水性有機モノマーが、(メタ)アクリル
酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリラート (メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸イソペンチル
、n−ブチル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)
アクリル酸メチル、tert−ブチル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸ト
リデシル、および(メタ)アクリル酸ステアリルからなる群から、単独で、また
はモノマー混合物として選択されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
6. グラフトシリコーンポリマーが、部分的または全体的に塩の形態に中和さ
れた、不飽和カルボン酸型の少なくとも1つのアニオンモノマーのラジカル(単
独)重合により得られる、少なくとも1つのアニオン性の有機基を、シリコーン
主鎖上に含有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組
成物。
7.グラフトシリコーンポリマーが、次の式(I):
[上式(I)中、基G1は、同一でも異なっていてもよく、水素またはC1−C10
のアルキル基、もしくはフェニル基を表し;基G2は、同一でも異なっていても
よく、C1−C10アルキレン基を表し;G3は、エチレン性不飽和基を有する少な
くとも1つのアニオンモノマーの(単独)重合により得られたポリマー残基を表
し;G4は、エチレン性不飽和基を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(
単独)重合により得られたポリマー残基を表し;mおよびnは、0または1であ
り;aは0〜50の範囲内の整数であり;bは10〜350であってよい整数で
あり;cは0〜50の範囲内の整数であり、ここでパラメータaおよびcの一方
は0とはならない]
の単位をその構造中に含むシリコーンポリマーから選択されることを特徴とする
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
8. 式(I)の単位が、次の特徴:
−基G1はC1−C10のアルキル基を示し;
−nは0ではなく、基G2はC1−C3の二価の基を表し;
−G3は、エチレン性不飽和基を含有するカルボン酸型の少なくとも1
つのモノマーの(単独)重合により得られたポリマー基を表し;
−G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリラート型の少なくとも
1つのモノマーの(単独)重合により得られたポリマー基を表す:
の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項7に記載の組成物。
9. 式(I)の単位が、次の特徴:
−基G1はメチル基を示し;
−nは0ではなく、基G2はプロピレン基を表し;
−G3は、少なくとも1つのアクリル酸および/またはメタクリル酸の
(単独)重合により得られたポリマー基を表し;
−G4は、少なくとも1つの(メタ)アクリル酸メチルまたはイソブチ
ルの(単独)重合により得られたポリマー基を表す:
を同時に有することを特徴とする請求項7または8に記載の組成物。
10. グラフトシリコーンポリマーの数平均分子量が、約10000〜100
0000、好ましくは約10000〜100000の範囲内にあることを特徴と
する請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物。
11. グラフトシリコーンポリマー(類)が、組成物の全重量に対して0.0
1〜20重量%、好ましくは0.1〜15重量%、特に0.5〜10重量%の範
囲内の濃度で使用されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に
記載の組成物。
12. 少なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されていないアミン
官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂、およびシリコーンガムが、組成物
の全重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.05〜20重量%の量
で使用され、さらに好ましくは、この量は0.1〜10重量%であることを特徴
とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
13. 少なくとも1つのアミン官能基を有するシリコーンが、
(a)次の式(II):
R1 aG1 3-aSi(OSiG2 2)n−(OSiG3 bR2 2-b)m−O−SiG4 3-a−R3 a' (II)
{上式(II)中、
G1、G2、G3およびG4は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、または
フェニル、OH、メチル等のC1−C18のアルキル、C2−C18のアルケニルまた
はC1−C18のアルコキシ基を示し;
aおよびa’は、同一でも異なっていてもよく、0または1〜3の数、特に0
を示し、
bは、0または1、特に1を示し、
mおよびnは、(n+m)の合計が、特に1〜2000、さらには50〜15
0で変わり得る数であり、nは0〜1999、特に49〜149の数を示し、m
は1〜2000、特に1〜10の数を示し;
R1、R2、R3およびR4は、同一でも異なっていてもよく、式−CqH2qOsR5 t
Lで示される一価の基であり、該式において、qは1〜8の数であり、sおよ
びtは、同一でも異なっていてもよく、0または1に等しく、R5は、ヒドロキ
シル化されていてもよいアルキレン基を示し、Lは、次の式:
[上式中、R”は、水素、フェニル、ベンジル、または1〜20の炭素原子を有
するアルキル基等の飽和した一価の炭化水素基を示し、A-は、フッ化物、塩化
物、臭化物、およびヨウ化物等のハロゲン化物のイオンを表す]
で示されるものから選択される第4級化されていてもよいアミン基である}
に相当するシリコーンポリマー:
(b)−式(III)の化合物:
NH−[(CH2)3−Si[OSi(CH3)3]]3 (III)
から選択されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組
成物。
14. 式(II)の少なくとも1つのアミン官能基を含有するシリコーンが、
(a)次の式(IV):
[上式(IV)中、x’およびy’は、一般的に分子量を約5000〜2000
0にするような、該分子量に依存する整数である]
に相当し、CTFA辞典で「アモジメチコーン」と称されるポリシロキサン:
(b)次の式(V):
[上式(V)中、nおよびmは、上述した請求項に付与された意味を有する]
に相当し、CTFA辞典で「トリメチルシリルアモジメチコーン」と称されるポ
リマー:
(c) 次の式:
[上式中、
R7は、1〜18の炭素原子を有する一価の炭化水素基、特にメチル等のC1−
C18のアルキルまたはC2−C18のアルケニル基を示し;
R8は、二価の炭化水素基、特にC1−C18のアルキレン基、または二価のC1
−C18、例えばC1−C8のアルキレンオキシ基を表し;
Q-は、塩化物等のハロゲン化物のイオンであり;
rは、2〜20、特に2〜8の平均統計値を表し;
sは、20〜200、特に20〜50の平均統計値を表す]
に相当するシリコーンポリマー:
から選択されることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
15. シリコーンガムが、200000〜2000000の高分子量を有する
ポリジオルガノシロキサンであることを特徴とする請求項1ないし14のいずれ
か1項に記載の組成物。
16. ポリオルガノシロキサンが、ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメ
チルシロキサン、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン)、ポリ(ジ
メチルシロキサンメチルビニルシロキサン)、ポリ(ジメチルシロキサンフェニ
ルメチルシロキサン)、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン−メチ
ルビニルシロキサン)であることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1
項に記載の組成物。
17. シリコーンガムが、次の式(VI):
[式(VI)中、
R1、R2、R5およびR6は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するア
ルキル基であり、
R3とR4は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するアルキル基、また
はアリール基であり、
Xは、1から6の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基またはビニル基
であり、
nおよびpは、シリコーンガムに100,000mPa.s、好ましくは500
,000mPa.sより大きい粘度を付与するように選択される]
に相当することを特徴とする請求項15または16に記載の組成物。
18. 増粘剤、脂肪酸エステル、グリセロールの脂肪酸エステル、シリコーン
、界面活性剤、香料、防腐剤、サンスクリーン、タンパク質、ビタミン類、ポリ
マー、植物性、動物性、鉱物性または合成の油、または化粧品の分野で従来より
使用されている任意の他の添加剤からなる群から選択される、少なくとも1つの
添加剤をさらに含有することを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に
記
載の組成物。
19. 化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体が、水、または水と少なく
とも1つの化粧品的に許容可能な溶媒との混合物からなることを特徴とする請求
項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
20. 化粧品的に許容可能な溶媒が、モノアルコール、多価アルコール、グリ
コールエーテルおよび脂肪酸エステル、およびそれらの混合物からなる群から選
択されることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
21. ケラチン物質が、髪であることを特徴とする請求項1ないし20のいず
れか1項に記載の組成物。
22. ゲル、ミルク、クリーム、比較的増粘したローション、またはムースの
形態であることを特徴とする請求項1ないし21のいずれか1項に記載の組成物
。
23. ヘアスタイリング用製品であることを特徴とする請求項1ないし22の
いずれか1項に記載の組成物。
24. 髪用製品が、洗髪、染色、脱色、パーマネントウエーブ処理または髪の
ストレート化の前もしくは後において適用される、すすがれるまたはすすがれな
い製品、シャンプーからなる群から選択されることを特徴とする請求項1ないし
23のいずれか1項に記載の組成物。
25. スプレー、ラッカー、またはムースを得るために、エアゾール容器また
はポンプ式ディスペンサーボトル、噴霧器の形態に包装されることを特徴とする
請求項1ないし24のいずれか1項に記載の組成物。
26. グラフトシリコーンポリマーが、化粧品的または皮膚科学的に許容可能
な媒体に溶解するか、または粒子の水性分散液の形態で使用されることを特徴と
する請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組成物。
27. 請求項1ないし26のいずれか1項に記載の組成物をケラチン物質に適
用し、ついで場合によっては水ですすぐことからなる、髪等のケラチン物質の非
治療的処置方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体中に、非シリコーン有機モノ マーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する少なくとも1つのグラフトシ リコーンポリマーと、少なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されて いないアミン官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂、およびシリコーンガ ムから選択される少なくとも1つのシリコーンとを含有する、ケラチン物質をト リートメントすることを意図した化粧品用または皮膚病用組成物。 2. グラフトシリコーンポリマーが、ポリシロキサン主鎖であって、該鎖の内 部および場合によっては少なくとも1つの末端に、シリコーンを含有しない少な くとも1つの有機基がグラフトしているポリシロキサン主鎖を含有していること を特徴とする請求項1に記載の組成物。 3. グラフトシリコーンポリマーが、少なくとも1つのエチレン性不飽和基を 有する非シリコーンアニオン有機モノマーおよび/またはエチレン性不飽和基を 有する非シリコーン疎水性有機モノマーと、その頷の内部に、該非シリコーンモ ノマーの該エチレン性不飽和基と反応しうる、少なくとも1つ、場合によっては 複数の官能基を有するポリシロキサンとの、ラジカル共重合により得られたもの であることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。 4. エチレン性不飽和基を含有するアニオン有機モノマーが、直鎖状または分 枝状の不飽和カルボン酸から、単独で、またはモノマー混合物の形態で選択され ることを特徴とする請求項3に記載の組成物。 5. エチレン性不飽和基を含有するアニオン有機モノマーが、アクリル酸、メ タクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、およびクロ トン酸、またはそれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、またはアンモニ ウム塩、またはそれらの混合物から、単独で、またはモノマー混合物の形態で選 択されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。 6. エチレン性不飽和基を含有する疎水性有機モノマーが、アルカノールのア クリル酸エステルおよび/またはアルカノールのメタクリル酸エステルから、単 独で、またはモノマー混合物として選択されるものであり、該アルカノールが好 ましくはC1−C18アルカノールであることを特徴とする請求項3に記載の組成 物。 7. エチレン性不飽和基を含有する疎水性有機モノマーが、(メタ)アクリル 酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、2−エチルヘキシル(メタ) アクリラート、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸イソペンチル 、n−ブチル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ) アクリル酸メチル、tert−ブチル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸ト リデシル、および(メタ)アクリル酸ステアリルからなる群から、単独で、また はモノマー混合物として選択されることを特徴とする請求項6に記載の組成物。 8. グラフトシリコーンポリマーが、部分的または全体的に塩の形態に中和さ れた、不飽和カルボン酸型の少なくとも1つのアニオンモノマーのラジカル(単 独)重合により得られる、少なくとも1つのアニオン性の有機基を、シリコーン 主鎖上に含有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組 成物。 9.グラフトシリコーンポリマーが、次の式(I): [上式(I)中、基G1は、同一でも異なっていてもよく、水素またはC1−C10 のアルキル基、もしくはフェニル基を表し;基G2は、同一でも異なっていても よ く、C1−C10のアルキレン基を表し;G3は、エチレン性不飽和基を有する少な くとも1つのアニオンモノマーの(単独)重合により得られたポリマー残基を表 し;G4は、エチレン性不飽和基を有する少なくとも1つの疎水性モノマーの( 単独)重合により得られたポリマー残基を表し;mおよびnは、0または1であ り;aは0〜50の範囲内の整数であり;bは10〜350であってよい整数で あり;cは0〜50の範囲内の整数であり、ここでパラメータaおよびcの一方 は0とはならない] の単位をその構造中に含むシリコーンポリマーから選択されることを特徴とする 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。 10. 式(I)の単位が、次の特徴: −基G1はC1−C10のアルキル基を示し; −nは0ではなく、基G2はC1−C3の二価の基を表し; −G3は、エチレン性不飽和基を含有するカルボン酸型の少なくとも1 つのモノマーの(単独)重合により得られたポリマー基を表し; −G4は、(C1−C10)アルキル(メタ)アクリラート型の少なくとも 1つのモノマーの(単独)重合により得られたポリマー基を表す: の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項9に記載の組成物。 11. 式(I)の単位が、次の特徴: −基G1はメチル基を示し; −nは0ではなく、基G2はプロピレン基を表し; −G3は、少なくとも1つのアクリル酸および/またはメタクリル酸の (単独)重合により得られたポリマー基を表し; −G4は、少なくとも1つの(メタ)アクリル酸メチルまたはイソブチ ルの(単独)重合により得られたポリマー基を表す: を同時に有することを特徴とする請求項9または10に記載の組成物。 12. グラフトシリコーンポリマーの数平均分子量が、約10000〜100 0000、好ましくは約10000〜100000の範囲内にあることを特徴と する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。 13. グラフトシリコーンポリマー(類)が、組成物の全重量に対して0.0 1〜20重量%、好ましくは0.01〜15重量%、特に0.5〜10重量%の 範囲内の濃度で使用されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項 に記載の組成物。 14. 少なくとも1つの第4級化されたもしくは第4級化されていないアミン 官能基を有するシリコーン、シリコーン樹脂、およびシリコーンガムが、組成物 の全重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.05〜20重量%の量 で使用され、さらに好ましくは、この量は0.1〜10重量%であることを特徴 とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。 15. 少なくとも1つのアミン官能基を有するシリコーンが、 (a)次の式(II): R1 aG1 3-aSi(OSiG2 2)n−(OSiG3 bR2 2-b)m−O−SiG4 3-a−R3 a' (II) {上式(II)中、 G1、G2、G3およびG4は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、または フェニル、OH、メチル等のC1−C18のアルキル、C2−C18のアルケニルまた はC1−C18のアルコキシ基を示し; aおよびa’は、同一でも異なっていてもよく、0または1〜3の数、特に0 を示し、 bは、0または1、特に1を示し、 mおよびnは、(n+m)の合計が、特に1〜2000、さらには50〜15 0で変わり得る数であり、nは0〜1999、特に49〜149の数を示し、m は1〜2000、特に1〜10の数を示し; R1、R2、R3およびR4は、同一でも異なっていてもよく、式−CqH2qOsR5 t Lで示される一価の基であり、該式において、qは1〜8の数であり、sおよ びtは、同一でも異なっていてもよく、0または1に等しく、R5は、ヒドロキ シル化されていてもよいアルキレン基を示し、Lは、次の式: [上式中、R”は、水素、フェニル、ベンジル、または1〜20の炭素原子を有 するアルキル基等の飽和した一価の炭化水素基を示し、A-は、フッ化物、塩化 物、臭化物、およびヨウ化物等のハロゲン化物のイオンを表す] で示されるものから選択される第4級化されていてもよいアミン基である} に相当するシリコーンポリマー: (b)−式(III)の化合物: NH−[(CH2)3−Si[OSi(CH3)3]]3 (III) から選択されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組 成物。 16. 式(II)の少なくとも1つのアミン官能基を含有するシリコーンが、 (a)次の式(IV): [上式(IV)中、x’およびy’は、一般的に分子量を約5000〜2000 0にするような、該分子量に依存する整数である] に相当し、CTFA辞典で「アモジメチコーン」と称されるポリシロキサン: (b)次の式(V): [上式(V)中、nおよびmは、上述した請求項に付与された意味を有する] に相当し、CTFA辞典で「トリメチルシリルアモジメチコーン」と称されるポ リマー: (c) 次の式: [上式中、 R7は、1〜18の炭素原子を有する一価の炭化水素基、特にメチル等のC1− C18のアルキルまたはC2−C18のアルケニル基を示し; R8は、二価の炭化水素基、特にC1−C18のアルキレン基、または二価のC1 −C18、例えばC1−C8のアルキレンオキシ基を表し; Q-は、塩化物等のハロゲン化物のイオンであり; rは、2〜20、特に2〜8の平均統計値を表し; sは、20〜200、特に20〜50の平均統計値を表す] に相当するシリコーンポリマー: から選択されることを特徴とする請求項15に記載の組成物。 17. シリコーンガムが、200000〜2000000の高分子量を有する ポリジオルガノシロキサンであることを特徴とする請求項1ないし16のいずれ か1項に記載の組成物。 18. ポリオルガノシロキサンが、ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメ チルシロキサン、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン)、ポリ(ジ メチルシロキサンメチルビニルシロキサン)、ポリ(ジメチルシロキサンフェニ ルメチルシロキサン)、ポリ(ジフェニルシロキサンジメチルシロキサン−メチ ルビニルシロキサン)であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1 項に記載の組成物。 19. シリコーンガムが、次の式(VI): [式(VI)中、 R1、R2、R5およびR6は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するア ルキル基であり、 R3とR4は、共にまたは別個に、1から6の炭素原子を有するアルキル基、また はアリール基であり、 Xは、1から6の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基またはビニル基 であり、 nおよびpは、シリコーンガムに100,000mPa.s、好ましくは500 ,000mPa.sより大きい粘度を付与するように選択される] に相当することを特徴とする請求項16ないし18のいずれか1項に記載の組成 物。 20. 増粘剤、脂肪酸エステル、グリセロールの脂肪酸エステル、シリコーン 、界面活性剤、香料、防腐剤、サンスクリーン、タンパク質、ビタミン類、ポリ マー、植物性、動物性、鉱物性または合成の油、または化粧品の分野で従来より 使用されている任意の他の添加剤からなる群から選択される、少なくとも1つの 添加剤をさらに含有することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に 記載の組成物。 21. 化粧品的または皮膚科学的に許容可能な媒体が、水、または水と少なく とも1つの化粧品的に許容可能な溶媒との混合物からなることを特徴とする請求 項1ないし20のいずれか1項に記載の組成物。 22. 化粧品的に許容可能な溶媒が、モノアルコール、多価アルコール、グリ コールエーテルおよび脂肪酸エステル、およびそれらの混合物からなる群から選 択されることを特徴とする請求項21に記載の組成物。 23. ケラチン物質が、髪であることを特徴とする請求項1ないし22のいず れか1項に記載の組成物。 24. ゲル、ミルク、クリーム、比較的増粘したローション、またはムースの 形態であることを特徴とする請求項1ないし23のいずれか1項に記載の組成物 。 25. ヘアスタイリング用製品であることを特徴とする請求項1ないし24の いずれか1項に記載の組成物。 26. 髪用製品が、洗髪、染色、脱色、パーマネントウエーブ処理または髪の ストレート化の前もしくは後において適用される、すすがれるまたはすすがれな い製品、シャンプーからなる群から選択されることを特徴とする請求項1ないし 25のいずれか1項に記載の組成物。 27. スプレー、ラッカー、またはムースを得るために、エアゾール容器また はポンプ式ディスペンサーボトル、噴霧器の形態に包装されることを特徴とする 請求項1ないし26のいずれか1項に記載の組成物。 28. グラフトシリコーンポリマーが、化粧品的または皮膚科学的に許容可能 な媒体に溶解するか、または粒子の水性分散液の形態で使用されることを特徴と する請求項1ないし27のいずれか1項に記載の組成物。 29. 請求項1ないし28のいずれか1項に記載の組成物をケラチン物質に適 用し、ついで場合によっては水ですすぐことからなる、髪等のケラチン物質の非 治療的処置方法。
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