JPH10508044A - 抗ブロッキング剤およびそれの製造方法 - Google Patents

抗ブロッキング剤およびそれの製造方法

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JPH10508044A JP50367196A JP50367196A JPH10508044A JP H10508044 A JPH10508044 A JP H10508044A JP 50367196 A JP50367196 A JP 50367196A JP 50367196 A JP50367196 A JP 50367196A JP H10508044 A JPH10508044 A JP H10508044A
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Abstract

(57)【要約】 シリカまたはシリカとゼオライトの混合物を含む抗ブロッキング剤を記述し、これは、二頂孔サイズ分布を示してこの二頂孔サイズ分布の第一最大値が<5nmの孔サイズ範囲内にありそしてこの二頂孔サイズ分布の第二最大値が>6nmの孔サイズ範囲内にあることを特徴とする。この抗ブロッキング剤は、特定の孔サイズを有するシリカとそれとは異なる孔サイズを有するシリカおよび/またはゼオライトを含む混合物を微粉化することで入手可能である。これは抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせとしてスリップ剤と一緒に製造可能である。この抗ブロッキング剤またはこの抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせをポリマーに混合してマスターバッチの形態にするのが好適である。本発明に従う抗ブロッキング剤の特別な利点は、この抗ブロッキング剤の粒子がフィルム内に分散および分布する度合がより良好であることと、それに関連して光学特性が向上することに加えて、スリップ剤を吸着しないか或は吸着する度合が非常に小さい結果として従来技術よりもスリップ剤の使用量を低くすることができる点である。

Description

【発明の詳細な説明】 抗ブロッキング剤およびそれの製造方法 本発明は、シリカまたはシリカとゼオライトの混合物を含む抗ブロッキング剤 (anti−blocking agent)およびそれの製造方法に関する。 ポリマーフィルムでは微粉化したシリカゲルおよびモレキュラーシーブ(ゼオ ライト)が抗ブロッキング剤として広範に用いられている。合成された非晶質の シリカゲルは比較的大きな比細孔容積(通常間隙率と呼ばれる)を有し、従って それが示す1グラム当たりの粒子数(特定サイズの)は間隙率が低い製品(例え ばタルク、チョーク、天然シリカゲル、例えばケイソウ土など)のそれよりも多 い。一般に直径が1から10μm(Coulterカウンター)の粒子を0.1 %の桁の濃度でポリマーフィルムに混合すると、それによって表面に顕微鏡的変 形が生じることにより、互いに重ねたフィルムが完全には接触しなくなることで フィルムを互いに剥がすのが容易になり(例えば買い物用バッグなどの場合)、 或はフィルムロールからの巻き戻しが容易になる。このような効果が「抗ブロッ キング」効果である。この上に示した理由で、微粉化した合成シリカゲルは、間 隙率が低いか或は全く間隙率を有さない製品よりも高い効果を示す抗ブロッキン グ剤である。 多くの場合、ポリマーフィルムには抗ブロッキング剤に加えてスリップ剤(s lip agent)も添加されている。このスリップ剤は、多くの場合、脂肪 酸アミド、例えばオレイン酸アミドまたはエルカ酸アミドなどであり、これは、 フィルムが互いの上を滑るのを容易にする(スリップ効果)。しかしながら、現 在の抗ブロッキング剤の場合、その抗 ブロッキング剤の表面にスリップ剤が吸着されることから、スリップ剤の有効性 が低下する。その結果として、スリップ剤のいくらかが、所望のスリップ効果が 求められているフィルム表面で利用されなくなる。天然産物は、合成SiO2製 品(これの表面積は300から600m2/gである)に比較して非常に小さい 表面積(0.1から0.5m2/g)を有する。それらがスリップ剤を吸着する 度合は、例えばシリカゲルより低いが、間隙率が低い結果として、それらが示す 抗ブロッキング作用は非常に僅かのみである。 合成シリカゲルが示す抗ブロッキング作用は、表面積が小さい産物のそれに比 較してほぼ3倍高いが、不幸なことには、合成シリカゲルはスリップ剤を吸着す る。このことは、例えばポリオレフィンフィルムで望まれる抗ブロッキング性と スリップ性を得るには、表面積が小さい抗ブロッキング剤の場合、これを0.3 重量%添加してスリップ剤を0.1重量%添加する必要があり、或は合成シリカ で出来ている抗ブロッキング剤の場合、これを0.1重量%添加してスリップ剤 を0.15重量%添加する必要があることを意味する。このことは、合成シリカ を存在させるとスリップ剤の効力がかなり低下することを示している、即ち同じ スリップ効果を得るには、即ち摩擦係数を同じほど低くするには、スリップ剤を 約50%多く用いる必要があることを示している。 従って、伝統的なシリカ類は非常に有効な抗ブロッキング剤ではあるが、それ がスリップ剤を吸着することが問題になっている、と言うのは、 a)それによって、フィルムで最終的に得られるスリップ剤の効果を予測するの が困難になり、 b)スリップ剤の量を多くするとフィルムの製造コストが高くなり、そ して c)必要とされるスリップ剤の量が多くなると抽出される有機成分の量が増える (これは、食品包装用フィルムの認可に関して重要である)からである。 ヨーロッパ特許出願公開第0 526 117号に従うと、報告されているよ うに、アルキレンポリエーテル類を「スリップ補助剤(slip boosti ng agent)」として添加するとその低下したスリップ剤の効果が相殺さ れ得る(スリップ剤の量をより少なくしても所望のスリップ効果を得るに充分で ある)。しかしながら、このような方法は、他の有機成分を添加する必要がある と言った欠点を有する。 これに比較して、本発明の目的は、スリップ剤の吸着に関して上述した従来技 術の欠点がないか或は大きく低下していてポリマーフィルム材料内に優れた様式 で分散する能力を有することで透明性がより高い(斑点の数がより少ない)フィ ルムをもたらすところの、高い抗ブロッキング作用を示す抗ブロッキング剤を提 供することにあり、ここでは、ヨーロッパ特許出願公開第0 526 117号 に従う如き添加剤を用いた処理を行う必要なく、物性(細孔容積、孔サイズおよ び表面積)を最適に設定することを通して所望の特性を達成する。 この目的を達成する目的で、二頂孔サイズ分布を示すことを特徴とするシリカ またはシリカとゼオライトの混合物を含む抗ブロッキング剤を提案する。 本発明に従う抗ブロッキング剤の製造方法もまた本発明の主題であり、これは 、特定の孔サイズを有するシリカとそれとは異なる孔サイズを有するシリカおよ び/またはゼオライトを含む混合物を微粉化することを 特徴とする。 驚くべきことに、異なる孔サイズを有する2種抗ブロッキング剤の混合物を用 いるとこの混合物の2種成分が示す特性よりもずっと良好な全体的特性を示す抗 ブロッキング剤が得られることを見い出した。この混合物の平均細孔容積を小さ くするに従ってこの混合物の抗ブロッキング効果が低下しないことは特に驚くべ きことである。むしろ、この混合物が示す抗ブロッキング効果は、0.9から1 .2mL/gの細孔容積を有する伝統的なシリカ抗ブロッキング剤とほぼ同じほ ど良好である。この混合物の粒子の方が伝統的なシリカ抗ブロッキング剤よりも フィルム内に良好に分散して分布し得ることもまた予想外であった。これによっ てフィルム内に存在する凝集物の数が少なくなることから、再び、フィルムの光 学特性がかなり改良される。ある場合には、本発明に従う抗ブロッキング剤を用 いると、伝統的なシリカゲル抗ブロッキング剤(即ち一頂孔サイズ分布を有する )を用いた場合に比較して、同じ光学品質のフィルムを得るためのエネルギー消 費がより低くなる。 孔サイズ分布(より正確には孔直径分布)を下記の分布密度曲線で表示する: 細孔容積密度=f(孔直径)。 この細孔容積密度p(x)は下記から得られる: p(x)=dP(x)/dx ここで、Pは比細孔容積であり、pは細孔容積密度であり、そしてxは孔直径で ある。ASTM D 4641−88に従い、Messrs.Micromer iticsから入手可能な自動分析装置ASAP 2400を用いて孔サイズ分 布を測定する。シリカは窒素等温式でヒステ リシスを示すことから、吸着曲線を用いる。積分した細孔容積(600Åの孔直 径まで)が比細孔容積である。同じ装置を用い、Braunauer,Emme tt and Teller(BET)に従う気体吸着で孔サイズ分布測定の範 囲内で多点測定を行うことにより、比表面積を測定する。DIN 66131に 従って測定を実施する。 二頂孔サイズ分布は最大値(ピーク)を2つ有する(例えば図3を参照)。本 発明に従う抗ブロッキング剤の孔サイズ分布が二頂分布であることは、2つの方 法、即ち本発明に従う最終生成物が示す孔直径分布(図3に示すように)を利用 する方法か、或はWheelerに従い、相当する細孔容積および相当する表面 積から混合物成分の平均孔直径を計算する方法(Wheeler著、P.H.E mmet(編集)、「Catalysis」、2巻、Reinhold、New York、1955、116頁)で測定可能である。 本発明に従う抗ブロッキング剤が示す二頂孔サイズ分布の場合、第一最大値は 孔サイズが<5nmの範囲内に位置する。第二最大値は孔サイズ分布が>6nm の範囲内に位置する。 商業的に入手可能な範囲のシリカゲルには一般に下記が適用される:比細孔容 積が小さいゲルは小さい孔サイズと大きい比表面積を有するが、比細孔容積が大 きいゲルは大きい孔サイズと比較的小さい比表面積を有する。このことは、下記 の例を参照することで実証可能である。 本発明に従う抗ブロッキング剤は、最適な特性を有する新しい種類の抗ブロッ キング剤に相当する。この目的で、添加剤(例えば脂肪酸アミド)の分子が入り 込むことができないほど小さい孔の中に比較的大きな比率で表面積を存在させる 必要があり、そしてそれにも拘らず、満足される抗ブロッキング効果を確保する に充分なほど全間隙率を大きくする必要がある。従って、本発明に従い、小さい 孔(例えば平均で2.3nm)を有する抗ブロッキング剤と一緒に大きい孔(例 えば平均で9.2nm)を有する抗ブロッキング剤を組み合わせる。この大きい 孔を有する抗ブロッキング剤が抗ブロッキング効果を得るに充分な細孔容積を与 える。しかしながら、表面積の大部分は小さい孔を有する(その結果として添加 剤分子の吸着は起こり得ない)抗ブロッキング剤の孔内に存在することを確認し た。図1および2は、例えば10nm以上の直径を有する孔の中で利用され得る 表面積は標準的抗ブロッキング剤の場合約100m2/gで本発明に従う抗ブロ ッキング剤(シリカゲル)の場合40m2/gのみであることを示している。 本発明に従う抗ブロッキング剤はかなり向上した分散性を示し、非常に透明な ポリマーフィルムを与える。この抗ブロッキング効果は、実際上、伝統的なシリ カゲルと同じであるが、脂肪酸アミドを吸着する度合は伝統的なシリカゲルに比 較してかなり低い。 伝統的なSiO2抗ブロッキング剤は微粉化SiO2組成物であり、それの細孔 容積は0.9から1.2mL/gである。より高い細孔容積を有する製品の場合 、標準的な混合装置を用いてそれらを分散させるのは困難である。従って、実際 上それらは使用されていない。より小さい細孔容積を有する製品の方が分散性の 意味で良好であるが、これが示す抗 ブロッキング効果は明らかに低い。本発明に従う抗ブロッキング剤を、有利には 、混合物の2種成分が異なる細孔容積を有するように2種の抗ブロッキング剤を 2:8から8:2の混合比で用いて製造する。一方の抗ブロッキング剤の細孔容 積を0.9から1.9mL/gにすべきであり、そして他方の抗ブロッキング剤 の細孔容積を0.3から0.6mL/gにすべきである。相当する表面積は通常 それぞれ250から500m2/gの範囲および500から900m2/gの範囲 になり、その結果として、平均孔直径はそれぞれ7.2から30.4nmおよび 1.3から4.8nmになるであろう。この2種の抗ブロッキング剤を好適には ジェットミル(jet mill)で一緒に微粉化して1から10μmの平均粒 子サイズにする(Coulterカウンター)。この得た生成物の孔サイズ分布 は二頂分布であり、その表面積は約600m2/gで細孔容積は約0.6mL/ gである(実施例1参照)。 本発明に従う抗ブロッキング剤(シリカゲル)の抗サイズ分布および伝統的な 抗ブロッキング剤(シリカゲル)の孔サイズ分布をそれぞれ図3および4に示す 。 本発明に従う適切な抗ブロッキング剤は微粉化したシリカゲルおよび沈澱シリ カに加えてゼオライトである。この後者は、より小さい孔直径、例えば0.3、 0.4、0.5または1nmの孔直径を有する成分として用いるに適切である。 その例は、ナトリウムゼオライトA、XおよびYをKまたはCaで部分的または 完全に交換したゼオライト類である。本発明に従う抗ブロッキング剤を添加する ポリマーフィルムには、好適にはポリエチレン、ポリプロピレンまたは線状ポリ エステルが含まれる。 ポリマーフィルムに入れる処理では、抗ブロッキング剤とスリップ剤 の組み合わせを製造するように、本発明に従う抗ブロッキング剤をスリップ剤と 組み合わせてもよい。スリップ剤としては、不飽和C18−C22脂肪酸のアミド類 、特にオレイン酸アミドおよびエルカ酸アミドが適切である。従って、抗ブロッ キング剤とスリップ剤の組み合わせに有利には1種以上の不飽和C18−C22脂肪 酸アミドを20から80重量%および本発明に従う二頂抗ブロッキング剤を80 から20重量%含める。 実際に用いるに特に適切な別の使用形態では、本発明に従う抗ブロッキング剤 またはこの抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせをマスターバッチの形態 で存在させる、即ちこれをポリマー、特にポリオレフィンに比較的高濃度で既に 混合しておく。このポリマーは、好適には、本抗ブロッキング剤またはこの抗ブ ロッキング剤とスリップ剤の組み合わせを添加すべきフィルムを構成するポリマ ーと同じポリマーである。このマスターバッチに入れる本抗ブロッキング剤また はこの抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせの濃度は一般に10から50 重量%である。 実施例1 細孔容積(窒素吸着で測定)が0.46mL/gでBET表面積が802m2 /g(平均孔サイズ2.3nm)のシリカゲルと細孔容積が0.93mL/gで BET表面積が529m2/g(平均孔サイズ7.0nm)のシリカゲルを50 /50の重量比でスチームジェットミル(steam jet mill)に供 給した。過熱蒸気の温度を290℃にして粉砕圧力を6バールにすると、所望粒 子サイズである4μm(Coulterカウンター)がもたらされた。この粒子 サイズ分布は、上記2種シリカゲルの1つのみを用いて調製した微粉化シリカゲ ルのそれに 一致していた。その結果として生じた細孔容積は0.62mL/gでありそして 生じた表面積は610m2/gであった。孔サイズ分布は図3に示すように二頂 分布であった。比較として、細孔容積が0.93mL/gのシリカゲル(SYL OBLOC 45)が示す孔サイズ分布を図4に示す。 実施例2 内部ミキサーを用いて、密度が0.924g/cm3でメルトインデックスが 1.5g/10分(190℃/2.16)のポリエチレン(LD−PE)にシリ カゲルを0.2重量%およびオレイン酸アミドを0.2重量%混合した。比較と して、オレイン酸アミドのみを0.2重量%含有させたサンプルも調製した。 実験室の押出し機を用いて上記材料からフィルム厚が1mmのフィルムを押出 し加工した。この押出し加工温度は180℃(シリンダー)および190℃(ダ イス)であった。このダイスの幅は10cmであった。 この押出し加工したフィルムの動的摩擦係数を押出し加工して1日、4日およ び6日後に測定した。Davenport Companyから入手可能な装置 (Davenport Friction Tester)を用い、BS 27 82方法311 Aに従って測定を実施した。 図5は、伝統的なシリカゲルSYLOBLOC 47(細孔容積1.1mL/ g)とオレイン酸アミドを含有させたサンプルが示す摩擦係数はa)オレイン酸 アミドのみを含有させたサンプルおよびb)本発明に従うシリカゲルとオレイン 酸アミドを含有させたサンプルのそれよりも高いことを示している。 実施例1に従って調製したシリカゲルの細孔容積は0.62mL/g であり、これが吸着するオレイン酸アミド量は、より大きな細孔容積を有するシ リカゲルが吸着する量よりもずっと少ない。このようなシリカゲル粒子を用いる と、表面が微細に粗い(micro−rough)フィルムがもたらされ、従っ て、本発明に従うシリカゲルとオレイン酸アミドを含有させたサンプルが示す摩 擦係数は、オレイン酸のみを含有させたサンプル(この種類のサンプルはシリカ ゲル粒子が存在していないことから平らな表面を有する)のそれよりも低い。 実施例3 本発明に従うシリカゲルが示す分散性を数回試験した。比較として、標準的シ リカゲル抗ブロッキング剤であるSYLOBLOC 45および一頂孔サイズ分 布を有するシリカゲル(細孔容積0.7mL/g)SYLOBLOCを試験した 。 a)シリカゲルをポリプロピレンのペレット(Novolen 1300、BA SF)と一緒にドライブレンドした。シリカゲルの量を0.2重量%および0. 5重量%にした。この混合物から平らなポリプロピレンフィルム(フィルム厚5 0μm)を押出し加工した。この押出し機には如何なる種類のフィルターも備わ っていないことを指摘すべきであろう。 全てのフィルムについて、大きさが0.4mm以上の斑点(凝集物)の数を数 えた。調査した表面積は0.012m2であった。本発明に従うシリカゲルを0 .5重量%用いた場合(実施例1)の斑点数は40であったが、標準的なシリカ ゲルであるSYLOBLOC 45を0.5重量%添加したサンプルおよび一頂 孔サイズ分布を有するシリカゲルを0.5重量%添加したサンプルが有する斑点 の数は100以上であった。 b)2軸押出し機を用いてシリカゲルをポリプロピレンに混合することでシリカ ゲルが5重量%およびポリプロピレンが95重量%入っているマスターバッチを 製造した。次に、シリカゲルの最終濃度が0.5重量%になるように上記マスタ ーバッチを純粋なポリプロピレンペレットと混合した。フィルムの押出し加工お よび斑点数の計数をa)の下で記述した通りに実施した。 本発明に従うシリカゲルを含有させたフィルムの方が他のシリカゲルを含有さ せたフィルムよりも斑点数が明らかに少なかった。 実施例4 密度が0.924g/cm3のポリエチレン(LD−PE)にシリカゲルをい ろいろな量(500、1000および2000ppm)で混合した。厚みが40 μmのフィルムを製造した。押出し加工条件は160から170℃の温度(シリ ンダー)、180℃(ダイス)および10kg/時の生産量から成っていた。 このようにして得たブローンフィルムにブロッキングを人工的に起こさせた。 この目的で、大きさが10x7cm2のフィルムサンプルを60℃のオーブンに 3時間入れた。このフィルムに0.3N/cm2の荷重をかけた。このフィルム がブロッキングを起こした後、Davenportフィルムブロッキングテスタ ーを用いて、2枚のフィルムを引き剥がすに要する力を測定した。 本発明に従うシリカゲル(実施例1に従う)が示す抗ブロッキング効果は、1 .2mL/gの細孔容積を有していて一頂孔サイズ分布を示す伝統的なSYLO BLOC 45シリカゲルとほぼ同じであり、そして0.7mLの細孔容積を有 していて一頂孔サイズ分布を示すシリカゲル (a)が示す抗ブロッキング効果に比べて有意に向上していることは、図6の結 果から明らかである。 実施例5 厚みが50μmになるように押出し加工した平らなポリプロピレンフィルムの ヘイズ値(haze)をASTM D 1003に従って測定した。図7は、本 発明に従うシリカゲル(実施例1に従う)を用いた場合にフィルムが示すヘイズ 値は標準的SYLOBLOC 45シリカゲルおよび同じ細孔容積を有するが一 頂孔サイズ分布を示すシリカゲル(a)を用いた場合よりもかなり低いことを示 している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年7月8日 【補正内容】 b)スリップ剤の量を多くするとフィルムの製造コストが高くなり、そして c)必要とされるスリップ剤の量が多くなると抽出される有機成分の量が増える (これは、食品包装用フィルムの認可に関して重要である)からである。 ヨーロッパ特許出願公開第0 526 117号に従うと、報告されているよ うに、アルキレンポリエーテル類を「スリップ補助剤(slip boosti ng agent)」として添加するとその低下したスリップ剤の効果が相殺さ れ得る(スリップ剤の量をより少なくしても所望のスリップ効果を得るに充分で ある)。しかしながら、このような方法は、他の有機成分を添加する必要がある と言った欠点を有する。 これに比較して、本発明の目的は、スリップ剤の吸着に関して上述した従来技 術の欠点がないか或は大きく低下していてポリマーフィルム材料内に優れた様式 で分散する能力を有することで透明性がより高い(斑点の数がより少ない)フィ ルムをもたらすところの、高い抗ブロッキング作用を示す抗ブロッキング剤を提 供することにあり、ここでは、ヨーロッパ特許出願公開第0 526 117号 に従う如き添加剤を用いた処理を行う必要なく、物性(細孔容積、孔サイズおよ び表面積)を最適に設定することを通して所望の特性を達成する。 この目的を達成する目的で、二頂孔サイズ分布を示してこの二頂孔サイズ分布 の第一最大値が<5nmの孔サイズ範囲内にありそしてこの二頂孔サイズ分布の 第二最大値が>6nmの孔サイズ範囲内にあることを特徴とするシリカまたはシ リカとゼオライトの混合物を含む抗ブロッキング剤を提案する。 本発明に従う抗ブロッキング剤の製造方法もまた本発明の主題であり、これは 、特定の孔サイズを有するシリカとそれとは異なる孔サイズを有するシリカおよ び/またはゼオライトを含む混合物を微粉化することを特徴とする。 請求の範囲 1. シリカまたはシリカとゼオライトの混合物を含む抗ブロッキング剤であ って、二頂孔サイズ分布を示してこの二頂孔サイズ分布の第一最大値が<5nm の孔サイズ範囲内にありそしてこの二頂孔サイズ分布の第二最大値が>6nmの 孔サイズ範囲内にあることを特徴とする抗ブロッキング剤。 2. 異なる細孔容積を有する2種の抗ブロッキング剤を8:2から2:8の 重量比で含む混合物から成る請求の範囲第1項記載の抗ブロッキング剤。 3. 該2種の抗ブロッキング剤が非晶質シリカゲルを含み、これの1つが0 .9から1.9mL/gの細孔容積および250から500m2/gの表面積、従 って7.2から30.4nmの平均孔直径を有し、そしてもう1つが0.3から0. 6mL/gの細孔容積および500から900m2/gの表面積、従って1.3か ら4.8nmの平均孔直径を有する請求の範囲第2項記載の抗ブロッキング剤。 4. 請求の範囲第1から3項記載の抗ブロッキング剤を製造する方法であっ て、特定の孔サイズを有するシリカとそれとは異なる孔サイズを有するシリカお よび/またはゼオライトを含む混合物を微粉化することを特徴とする方法。 5. 微粉化して粒子サイズを1から10μmにする目的でジェットミルを用 いることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。 6. 請求の範囲第1から3項の1項記載の抗ブロッキング剤の使用であって 、抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせとしてスリップ剤と一緒に用いる 使用。 7. 該抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせに1種以上の不飽和C18 −C22脂肪酸アミドを20から80重量%および請求の範囲第1から3項の1項 記載の抗ブロッキング剤を80から20重量%含める請求の範囲第6項記載の使 用。 8. 該抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせをポリマーに混合してマ スターバッチの形態で存在させる請求の範囲第6または7項記載の使用。 9. 該マスターバッチにポリオレフィンを含めそして該抗ブロッキング剤と スリップ剤の組み合わせを10から50重量%含める請求の範囲第8項記載の使 用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シユミツト, アンドレアス ドイツ・デー−68167マンハイム・ブツペ ルタラー シユトラーセ17

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. シリカまたはシリカとゼオライトめ混合物を含む抗ブロッキング剤であ って、二頂孔サイズ分布を示すことを特徴とする抗ブロッキング剤。 2. 該二頂孔サイズ分布の第一最大値が<5nmの孔サイズ範囲内にありそ して該二頂孔サイズ分布の第二最大値が>6nmの孔サイズ範囲内にある請求の 範囲第1項記載の抗ブロッキング剤。 3. 異なる細孔容積を有する2種の抗ブロッキング剤を8:2から2:8の 重量比で含む混合物から成る請求の範囲第1または2項記載の抗ブロッキング剤 。 4. 該2種の抗ブロッキング剤が非晶質シリカゲルを含み、これの1つが0 .9から1.9mL/gの細孔容積および250から500m2/gの表面積、 従って7.2から30.4nmの平均孔直径を有し、そしてもう1つが0.3か ら0.6mL/gの細孔容積および500から900m2/gの表面積、従って 1.3から4.8nmの平均孔直径を有する請求の範囲第3項記載の抗ブロッキ ング剤。 5. 請求の範囲第1から4項記載の抗ブロッキング剤を製造する方法であっ て、特定の孔サイズを有するシリカとそれとは異なる孔サイズを有するシリカお よび/またはゼオライトを含む混合物を微粉化することを特徴とする方法。 6. 微粉化して粒子サイズを1から10μmにする目的でジェットミルを用 いることを特徴とする請求の範囲第5項記載の方法。 7. 請求の範囲第1から4項の1項記載の抗ブロッキング剤の使用であって 、抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせとしてスリップ 剤と一緒に用いる使用。 8. 該抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせに1種以上の不飽和C18 −C22脂肪酸アミドを20から80重量%および請求の範囲第1から4項の1項 記載の抗ブロッキング剤を80から20重量%含める請求の範囲第7項記載の使 用。 9. 該抗ブロッキング剤とスリップ剤の組み合わせをポリマーに混合してマ スターバッチの形態で存在させる請求の範囲第7または8項記載の使用。 10. 該マスターバッチにポリオレフィンを含めそして該抗ブロッキング剤 とスリップ剤の組み合わせを10から50重量%含める請求の範囲第9項記載の 使用。
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