JPH10506764A - Cdma無線電話のためのデジタルagc - Google Patents

Cdma無線電話のためのデジタルagc

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JPH10506764A
JPH10506764A JP8511918A JP51191896A JPH10506764A JP H10506764 A JPH10506764 A JP H10506764A JP 8511918 A JP8511918 A JP 8511918A JP 51191896 A JP51191896 A JP 51191896A JP H10506764 A JPH10506764 A JP H10506764A
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Abstract

(57)【要約】 拡散スペクトラム送受信装置のためのデジタル受信装置AGC値とデジタル送信装置AGC値を生成する方法及び装置が開示されている。1つの方法は、(a)受信され標本化された信号の電力を積分し(34a);(b)その受信され積分された電力の対数を計算し(34b);(c)その電力の対数から所定の基準値を引いて第1エラー信号を生成し(34c);(d)その第1エラー信号を濾波し(34d);(e)濾波された第1エラー信号を所定第1閾値と比較し(34e);(f)この比較ステップの結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又はデクリメントし(34e)且つフィルター累算器をリセットし;(g)該第1カウンタ値を、拡散スペクトラム受信装置増幅器の利得を制御するためのアナログ電圧に変換するステップ(36a)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 CDMA無線電話のためのデジタルAGC 発明の分野 本発明は、通信装置に関し、特に拡散スペクトラム(SS)符号分割多元接続( CDMA)プロトコルと両立する無線電話に関する。 発明の背景 ダイレクトシーケンスコーディング拡散スペクトラム通信方式は、本質的に、 送信前に2つのデジタル信号、即ちビット列、を組み合わせて第3の信号を作る 。第1の信号は、デジタル化音声回路の出力等の情報信号である。例えば、第1 の信号のビットレートは10kbpsである。第2の信号は、ランダムシーケンス又は 疑似雑音(PN)発生器により作られる信号で、デジタル化音声信号のビットレー トより数桁大きなビットレートを有する本質的にランダムなビット列である。こ の2つの信号の変調の結果として、第2の信号と同じビットレートを有する第3 の信号が得られる。しかし、第3の信号は、デジタル化された音声信号も含んで いる。受信装置で、送信装置において変調のために使われた元のランダムシーケ ンスを反映するランダムなビット列が同一のランダムシーケンス発生器により作 られる。正しく動作が行われるように、搬送周波数復調後に、受信装置のPN(疑 似雑音)発生器は、入ってくるPNシーケンスと同期化されなければならない。受 信された信号から該ランダムシーケンスを除去し、それを1記号周期にわたって 積分することにより、拡散解除された信号(a despread signal)が得られる。理 想的には、その拡散解除済みの信号は元の10kbps音声信号を正確に表す。 TIA/EIA暫定規格である“デューアルモード広帯域拡散スペクトラム・ セルラーシステムについての移動局−基地局・両立性規格、TIA/EIA/I S−95(1993年7月)”は、セクション6.1.2において、移動局は出力電力調 整のために2つの独立の方法を提供しなければならないと指定している。その2 つの方法とは、移動局の動作にのみ基づく開ループ推定と、移動局とセルサイト ・コントローラ(the cell site controller)即ち基地局との両方が関わる閉ル ープ訂正とである。後者の方法では、移動局はフォワードトラフィックチャネル を介して受け取った電力制御ビットに応答してその出力電力レベルを調整する。 前者の方法では、基地局から受信された信号強度が使われる。 CDMAシステムにおける電力制御については、QUALCOMM社の1992年3月28日の “CDMA概説と、拡散スペクトラム・デジタルセルラー規格のための共通エアーイ ンターフェース規格(CAI)の提案−−デジタルセルラーシステム及びパーソナル セルラーネットワークへの符号分割多元接続(CDMA)の適用の概観”という刊行 物("Introduction to CDMA and the Proposed Common Air Interface Specific ation(CAI)for a Spread Spectrm Digital Cellular Standard-An Overview o f the Application of Code Division Multiple Access(CDMA)to Digital Cel lular Systems and Personal Cellular Networks")の10頁及び12頁に解説があ り、更に図3−2に略図示されている。この刊行物に記載されているように、移 動局送信装置電力制御プロセスの目標は、セルサイト受信装置において、そのセ ルの中で動作している各移動局送信装置からの公称受信信号電力を作ることであ る。もし全ての移動局がその様に制御されているならば、その最終結果は、全て の移動局からセルサイトで受信される総信号電力が公称受信電力と移動局の数と の積に等しいということである。 従って、CDMA通信システムで動作する無線電話等の移動局を設計するときには 、送信装置の電力制御が重要な考慮事項となることが分かる。 更に、開ループ電力制御は移動局がセルサイトから受信する信号に基づいて行 われるので、開ループ電力制御を正しく行うためには移動局の受信装置の動作が 重要な役割を果たす。特に、送信装置の自動利得制御(AGC)機能を慎重に考慮し なければならない。 CDMAシステムでは、送信装置は80dBの範囲にわたって動作しなければならない 。しかし、標本化速度が大きいので、送信装置のA/D変換器の分解能のビット 数は限られている。受信装置のAGC機能は、遅いフェード及び早いフェードの 両 方による受信信号の変動にも対処しなければならないので、A/D変換器の分解 能が限られていることに起因する問題が更に複雑になる。 CDMAシステムでは高速AGC機能は受信装置のアルゴリズムの機能を損なうべ きではなく、また、理想的には、込み入った復号及び同期化のために収集された 情報を損なうべきではない。 CDMA規格は、移動局の送信装置の動作も指定している。受信信号レベルの変化 に対する送信装置の電力の反応時間は30msに指定されており、その時間の後に送 信装置の電力レベルは新しい範囲の中で安定しているべきである。送信周期につ いても範囲が指定されている。けれども、指定されている送信装置の30msという 反応時間は高速受信装置AGC機能には長すぎて、送信装置と受信装置のAGC 設定値が等しくなるような解決策を実現不可能としている。 また、送信装置の利得設定値の精度はCDMA規格により厳格に指定されている。 この規格を満たすために、送信装置では0.25dBの送信装置電力ステップサイズが 要求される。対照的に、受信装置は利得設定値の誤差にかなり寛容であって、複 雑さもコストも比較的に低い解決策が可能である。また、受信装置は、高トラッ キング速度を可能とするために0.25dBより大きなステップサイズを必要とする。 下記の米国特許及びその他の刊行物は概して本発明の教示内容と関連している 。 1992年12月1日発行の、“拡散スペクトラム通信装置のための自動利得制御装 置”という題名のAkazawa 他の米国特許第5,168,505号。 1992年4月21日発行の、“高ダイナミックレンジ閉ループ自動利得制御回路” という題名の、Wheatley三世他の米国特許第5,107,225号。 1992年3月3日発行の、“拡散スペクトラム送信装置のための適応電力制御” という題名の、Schillingの米国特許第5,093,840号。 1992年3月24日発行の、“線形利得制御増幅器”という題名の、Wheatley三世 の米国特許第5,099,204号。 1992年7月21日発行の、“拡散スペクトラム受信装置”という題名の、Hashim oto他の米国特許第5,132,985号。 1991年10月8日発行の、“CDMAセルラー移動電話システムの送信電力を制御す る方法及び装置”という題名の、Gilhousen他の米国特許第5,056,109号。 1991年5月17日発行の、“CDMAセルラー移動電話システムの送信電力を制御す る方法及び装置”という題名の、Gilhousen他の米国特許第5,265,119号。 1991年2月12日発行の、“拡散スペクトラム通信受信装置”という題名の、Ak azawaの米国特許第4,993,044号。 1990年2月13日発行の、“衛星又は地上中継器を用いる拡散スペクトラム多元 接続通信システム”という題名の、Gilhousen他の米国特許第4,901,307号。 1993年5月27日発行の、“拡散スペクトラム通信システムのための適応電力制 御と方法”という題名のPCT国際出願第WO93/1060号。 1993年4月15日発行の、“送信装置電力制御システム”という題名の、PCT 国際出願第WO93/07702号。 1993年3月18日発行の、“ダイレクト・シーケンス・ディフィージョンを使用 するCDMA環境に適する送受信装置において自動送信電力制御を行う方法”という 題名のPCT国際出願第WO93/05585号。 発明の目的 本発明の目的は、送受信装置において受信装置及び送信装置を良好に制御する ことを可能にするデジタル AGC装置を提供することである。 本発明の他の目的は、独立のトラッキング精度を各々有する、受信装置AGC 機 能と開ループ送信装置電力制御機能とを提供することである。 本発明の目的は、拡散スペクトラム無線電話に用いるための、別々のトラッキ ング速度を各々有する、受信装置AGC 機能と開ループ送信装置電力制御機能とを 提供する方法及び回路装置を提供することである。 発明の概要 本発明の方法及び回路装置により、上記の課題及びその他の課題が解決され、 目的が実現される。本発明は、拡散スペクトラム送受信装置等の送受信装置のた めの受信装置AGC 信号を生成する方法と、その方法に従って動作する回路とを教 示する。 この方法は、(a)受信され標本化された信号の電力を積分し;(b)その受 信され積分された電力の対数を計算し;(c)その電力の対数から所定基準値を 引いて第1エラー信号を生成し;(d)該第1エラー信号を濾波し;(e)その 濾波された第1エラー信号を所定第1閾値と比較し;(e)この比較のステップ の結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ 同時にフィルター累算器をリセットし;(f)該第1カウンタ値を、受信装置の 利得を制御するためのアナログ電圧に変換するステップを含む。 本発明の好ましい実施例では、前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計 算するステップは、(a)受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを 優先順位エンコーダ手段に入力して該デジタルワードの最上位セットビットの位 置を決定し;(b)決定された位置を二次対数として使用するサブステップを含 む。 前記の対数が二次対数である場合には、前記の計算をするステップは、(a) 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダ手段に 入力して該デジタルワードの最上位セットビットの位置を決定し;(b)その決 定された最上位セットビットに隣接する1個以上のビットを抽出し;(c)その 抽出したビットを、該最上位セットビットの決定された位置を表す値に鎖状につ なぎ;(d)その結果としての、鎖状につながれているビットを該二次対数の近 似値として使うサブステップを含む。 この方法は、(a)第2カウンタ値を生成し;(b)該第1カウンタ値から該 第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し;(c)該第2エラー信号を濾 波し;(d)その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較し;(e) その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウン タ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、該フィルター累算器をリセッ トし;(f)少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのア ナログ電圧に変換するステップにより送信装置AGC 値を生成するステップを更に 含む。 好ましい実施例では、第3カウンタ値は、受信された電力制御コマンドビット の関数としてセットされ、前記方法は(a)該第2カウンタ値を該第3カウンタ 値に加え;(b)この第2及び第3のカウンタ値の和を、拡散スペクトラム送信 装置増幅器の利得を制御するためのアナログ電圧に変換するステップを含む。 変換のステップは、各々、該第1カウンタ値及び該第3カウンタ値をアナログ 電圧に変換する前にこれらのカウンタ値に増幅器勾配補正を行う予備的ステップ を含むのが好ましい。 この様にして、本発明は、受信された信号の変化に対していずれの方向にも迅 速に反応する(信号強度を増加又は減少させる)AGC信号を供給する。更に、受 信装置の利得は第1インクリメント値だけ変更され、送信装置の利得は第2イン クリメント値だけ変更される。本発明の現在好ましい実施例では、受信装置の利 得は1dBずつインクリメントされ、送信装置の利得は0.125dBずつインクリメン トされる。 図面の簡単な説明 本発明の上記の特徴及びその他の特徴は、本発明についての以下の詳しい説明 を添付図面と関連させて読めば更に明らかとなる。 添付図面において、図1は、本発明に従って構成され動作する無線電話の略ブ ロック図である。 図2は、図1のデジタル AGC回路及び送信装置電力制御回路を詳しく示すブロ ック図である。 図3は、受信信号電力についての、ROMに基づくルックアップ回路(図2の34 a)を示す略図である。 図4は、図2のブロック38aを詳しく示す。 図5は、図2のブロック38a及び38bを実現するための現在好ましい実施例の ブロック図である。 図6は、図5に示されている基準化ブロックの効果を示すグラフである。 発明の詳細な説明 本発明の拡散スペクトラムCDMA無線電話10の現在好ましい実施例を示す図1を 参照する。後に明らかになるように、無線電話10のブロックのうちの或るものは 、別々の回路要素で、又は高速信号処理装置等の適宜のデジタルデータ処理装置 により実行されるソフトウェアルーチンとして、実現され得るものである。また 、回路要素とソフトウェアルーチンとを組み合わせることもできる。従って、以 下の記述は本発明を特定の技術的実施例に限定するものではない。 本発明の好ましい実施例では、無線電話10は、TIA/EIA暫定規格“デュ ーアルモード広帯域拡散スペクトラム・セルラーシステムについての移動局−基 地局・両立性規格、TIA/EIA/IS−95(1993年7月)”に従って動作す る。しかし、この特別の暫定規格との両立性を本発明の実施に対する限定事項と 解するべきではない。 無線電話10は、セルサイト(図示せず。以降は基地局と称する。)からのRF 信号を受信し、RF信号を基地局へ送信するためのアンテナ12を含む。デジタル (CDMA)モードで動作するとき、RF信号は位相変調されて音声情報及び信号情 報を運ぶ。アンテナ12には、位相変調されたRF信号をそれぞれ受信及び送信す る、利得制御される受信装置14と利得制御される送信装置16とが接続されている 。周波数合成器18は、コントローラ20の制御下で該受信装置及び送信装置に所要 の周波数を供給する。コントローラ20は、符復号器22を介してスピーカー22a及 びマイクロホン22b、並びにキーボード及びディスプレイ24とインターフェース するための低速MCUを有する。一般に、このMCUは、無線電話10全体の制御 及び動作を担当する。コントローラ20は、送受信される信号の実時間処理に適す る高速デジタル信号処理装置(DSP)も有するのが好ましい。 受信されたRF信号は受信装置でベースバンドに変換されて移相復調器26に印 加され、この復調器は、受信信号から同相(I)信号及び直角位相(Q)信号を 導出する。このI及びQ信号は適当なA/D変換器(図2の26a及び26b)によ りデジタル形に変換されて3フィンガ(F1−F3)復号器30に印加される。各フィ ンガは局部PN発生器を含む。復号器28の出力は、インターリーブ解除復号器32を 介してコントローラ20へ信号を出力するコンバイナ30に印加される。コントロー ラ20へのデジタル信号入力は、音声標本又は信号情報を表す。コントローラ20に よるこの信号の更なる処理は、本発明とは関係がないのでこれ以上は説明しない けれども、信号情報は、基地局から無線電話10に送られた送信装置電力制御ビッ トを含んでいることだけは記しておく。 I−Q復調器26から出力されたI信号及びQ信号は、本発明により、受信装置 デジタルAGCブロック34にも印加され、このブロックはそれらを後述するよう に処理して、増幅器勾配補正ブロック36への出力信号を生成する。勾配補正ブロ ック36の1つの出力は、受信装置14の利得を自動的に制御するのに使われるRX利 得信号である。 受信装置デジタルAGCブロック34の出力はTX開ループ電力制御ブロック38に も印加される。TX閉ループ制御ブロック40は、コントローラ20から、受信された 送信装置電力制御ビットを入力する。加算器42はTX開ループ制御ブロック38の出 力をTX閉ループ制御ブロック40の出力に加えて和信号を生成し、この和信号は勾 配補正器36に印加され、そこからTXリミッタ・ブロック44に印加される。TXリミ ッタ・ブロック44の出力はTX利得(TX GAIN)信号であり、この信号は送信装置 16に印加されて、その出力電力を制御する。送信装置16への入力(ボコーダーで 処理された音声及び/又は信号情報)は、ブロック46として包括的に示されてい る畳み込みエンコーダ、インターリーバー、ウォルシュ(Walsh)復調器、PN変調 器、及びI−Q変調器を介してコントローラ20から得られる。 受信装置デジタルAGCブロック34、勾配補正器36、及び開ループ及び閉ルー プ送信装置ブロック38、40、42、44の構成及び動作を詳しく説明する前に、基地 局から受信された最適に標本化された、全ての使用チャネルを有する信号は約64 /1、即ち18dBのダイナミックレンジを有することを記しておく。また、高速フ ェードは約+/−6dBから−34dBまでのダイナミックレンジを有することができ る。受信装置AGCが高速フェードを完全に追跡することができなければ、信号 が受信装置のA/D変換器によりクリップされたり、或いは信号がA/D変換器 にとっては小さすぎたりする(A/Dアンダーフロー)確率が大きい。しかし、 クリッピングは概して対称的で、或る程度までは許容できる。従って、0.5ミリ 秒(ms)ないし2msの受信装置AGCステップ応答時定数は、受信装置AGCに 高速フェージングを充分に追跡させ、且つクリッピング及びD/A変換器オーバ ーフロー及びアンダーフローを防止するのには充分な時定数であると考えられる 。 従って、信号の増幅及び減衰のいずれが必要なときでも本発明は高トラッキン グ速度能力のある受信装置AGC機能を提供する。 次に、図1についての説明で既に手短に言及した受信装置AGC機能及び送信 装置電力制御機能について詳しく解説するために図2を参照する。図2では、受 信装置AGC34のサブコンポーネントは34a−34eと称され、TX開ループ電力制 御38のサブコンポーネントは38a−38cと称されている。 I−Q位相復調器26のデジタル出力(A/D26a及び26b)に基づいて、I及 びQ標本の電力がブロック34aによって1チップあたりに少なくとも1回、好ま しくは2回、例えばROMテーブル34bルックアップにより計算される。計算さ れた電力は、例えば1記号(64チップ)に相当する所定周期にわたって積分され る。積分された出力信号はここではRx AGC 又はRxAGC と称される。 ROMルックアップに基づいて、1チップあたり1回標本化するとき、受信信 号電力を決定する1つの適当な手法は次の通りである。図3も参照する。 6ビットA/D26a及び26bの出力は時分割多重化され、ROM34bのアドレ スとして使われる。従って、このROMのアドレス空間は26=64である。ROM 34bの各アドレスの内容は、そのアドレスの平方である、即ち、一方のA/Dの 出力が“25”であるならば、ROMのアドレス25の内容は625である。一方の A/Dの正の最大出力は“31”であり、その平方は961である。同様に、一方 のA/Dの負の最大出力は“−32”であり、その平方は1024である。しかし、こ の数は切り詰められて1023にされる。その結果として、ROM34bのデータ出力 幅要件は10ビットに限定され、従って該ROMの全体としてのサイズは64×10ビ ットである。 ROM34bの出力は、加算器35a及びレジスタ35bからなる積分器に接続され ている。レジスタ35bは2Xチップ・クロックにより刻時され、このクロックは、 128個の標本をカウントするカウンタ35dも刻時する。このクロック信号は、 MUX35eとともに、I A/D26a及びQ A/D26bの選択を行う。その結 果として、それらのA/D出力は時分割多重化されてROM34bのアドレス入力 に送られ、該ROMはそれに応じてA/D出力値の平方を出力する。ROM34b の出力はレジスタ35bに記憶されている値に加算され、その加算の結果がレジス タ35bに記憶される。64番目毎のチップで第2レジスタ35cは刻時されて加算器 35aの出力を記憶し、同時に第1レジスタ35bをクリアする。その結果として、 第2レジスタ35cは、連続する64個のチップ即ち1記号のエネルギーに相当する 値を内蔵することになる。 再び図2を参照すると、本発明により、増幅を大きくするとき、及び増幅を小 さくするときにも、等しい変化率を得るために、入力信号(RX AGC)の電力は直 接には使用されなくて、この信号の対数(対数の底は何でもよい)が使われる。 より詳しく述べると、本発明の好ましい実施例では、電力の二次対数は優先順 位エンコーダ34cで計算され、ここでその二次対数は最上位セットビットの位置 と見なされる。例えば、6ビットA/D変換器26a及び26bで、0以上2未満の 電力は0を与え、2以上4未満の電力は1を与える、等々、と基準化される。従 って、対数の値の各単位は3dBの電力に相当する。(6ビットA/D変換器の0 −32の空間の)平均入力振幅4は64×2×42の線形電力をもたらし、これは対数 値11に相当する。 更に、対数のもう二つのビットが線形電力値の最上位セットビットの右に2ビ ットを付加することにより計算される。これは対数関数の線形近似であるけれど も、誤差は大したことがないということが分かっている。従って、電力測定の分 解能は約0.75dBである。 電力の所望の対数(上記の例では4×11=44)はブロック34cにおいて計算さ れた電力から引かれ、その差の値(エラー信号e1)は単極低域フィルター34dに 入力される。このフィルターの時定数はデジタルAGC回路全体の速度を決定す る。例をあげると、1−(31/32)のフィルター・フィードバック係数は約1.6m sの時定数をもたらす。 フィルター34dの出力は閾値検出力ウンタ回路34eに入力され、ここで、濾波 された出力が第1閾値THRESH1と比較されることにより1記号当たりに1回監視 される。濾波された出力が第1閾値より大きいことが分かったならば、該カウン タ(CNTR)は、この閾値の符号に応じてインクリメント又はデクリメントされる 。同時に、フィルター累算器がリセットされる。理論的に正しい動作を行わせる ために、フィルター累算器を反対の閾値にセットさせるべきである。即ち、濾波 された出力が正の閾値より大きかったのならば、該カウンタはカウントアップし 、フィルターレジスタは負の閾値にセットされる。しかし、これにより該カウン タは直ちに反対方向にカウントする。従って、或る程度のヒステリシスを採用す るのが好ましい。好ましい実施例では、+/-0.16667が閾値として使われ、+/-0.1 25がリセット値として使われる。もっと大きなヒステリシスを与えるために、フ ィルター累算器をゼロにリセットすることができる。該カウンタの出力はついに は勾配補正ブロック36に含まれるD/A変換器に供給され、これは受信装置の増 幅器を制御する信号Rx GAINを出力する。 フィルター34dの入力及び出力の単位の大きさの変化は電力の3dBの変化に対 応するので、閾値(THRESH1)は2dBのAGCステップ・サイズについては+/-0 .33333(1dB)に、1dBのAGCステップ・サイズについては+/-0.166667(0.5 dB)にセットされるのが好ましい。即ち、THRESH1の値は所望のAGCステップ ・サイズの関数である。 受信装置AGC信号は、対数の負の値が低域フィルター34dの入力に正の値と 同じ頻度で現れるときに安定した値に達する。AGCの最適安定状態は、A/D 変換器26a及び26bにおいて6−12dBの信号ヘッドルーム(a signal headroom )が存在するときに、生じる。ビット数が限られているので、与えられたアプリ ケーションについての安定状態ヘッドルームは経験的に定められるのが最善であ る。 A/D変換器における信号ヘッドルームを変えるための実行可能な手法は幾つ か存在するけれども、現在好ましい手法は、入力電力の対数の予測される値を変 える。次に説明するように、送信装置AGC決定のためのパラメータを同時に変 えなければならないかも知れない。 送信装置デジタルAGC機能38は、受信装置AGCステップ・カウンタ34eと 同様のステップ・カウンタ38aを有する。送信装置AGCステップ・カウンタ値 は、第2エラー信号(e2)を形成するために受信装置AGCのステップ・カウン タ値から引かれる。エラー信号e2は単極低域フィルター38bで低域濾波されるが 、その時定数は、送信装置AGCの総時定数が約30msとなるように選択されてい る。1−(1023/1024)のフィルター・フィードバック率がこの時定数を与える 。 送信装置AGCのステップ・サイズは0.125dBより大きくないのが好ましい。 その様なサイズであるとして、更に受信装置AGC信号(Rx AGC)のステップが 1dBであるとすると、34eからのRx AGC カウンタ値出力は、差が決定される前 に3だけ左にシフトされる。 この様な手法が送信装置AGC 信号に1dBの精度をもたらす。より良い精度を達 成するために、1記号(Rx AGC)にわたって積分された電力を代わりに使う。 1記号にわたって積分される電力の予め計算された予測値が現実の積分された電 力値から引かれ、その結果が前記の低域フィルター38bで濾波される。前と同じ く、これは対数関数を線形関数で近似することを意味する。前記の例に従って、 もし所望の対数値が44であるならば、信号の線形平均電力には1dBの変化があり 、従ってその値は2048と2578との間にあり、従って、所望の線形電力値は(2048 +/−2560)/2=2313にセットされる。フィルター38bへの1dBの入力は8と いう値に相当するので、この入力は6だけ右にシフトされる(100.1−1)×20 48=530≒512、512/8=64⇒6右シフト)。 受信される電力の対数の予測値を変化させることによってA/D変換器26a及 び26bにおける信号ヘッドルームを変化させると、線形電力の前記の予測値も変 化する。これに対処するには、線形電力値のシフトを適宜追加するのが好ましい 。下記の表は、所望の受信装置電力対数が与えられたときの、この追加のシフト についての適当な値を記録している。 更に詳しく述べると、図2のブロック38aは、ブロック34eのRxカウンタ(CN TR)の値とブロック38cのTxカウンタ(CNTR)の値との差を計算する。この差は 低域濾波されて閾値と比較される。もし閾値を越えるならば、ブロック38cのカ ウンタはカウントアップ又はカウントダウンし、新しい値がブロック38aに戻さ れて、ここでその新しい値がブロック34eからのRxカウンタ値と比較される。Rx カウンタ及びTxカウンタの値が等しくなるまで、このプロセスが続く。 ブロック38aは、ブロック34aからの受信線形電力と所定の一定値(REF)と の差も計算する。この差も低域フィルター38bに供給される。その結果として、 プロセスの各反復のためにフィルター38bに2つの値が入力されることになる。 これに関して、図4を参照すると、受信装置チェーン(ブロック26a−b及び 34a−e)の機能は、A/D変換器26a及び26bへの平均入力振幅を一定に保つ ことである。例えば、所望の絶対振幅がA/D出力の8(0−32のA/D絶対範 囲の中の)に相当すると仮定しよう。すると、積分後には測定された電力は82× 128=8192となる。この値が所定の一定基準値(線形電力基準)となる。 本発明の好ましい実施態様によると、カウンタ34eの出力の1ステップは1db の利得変化に対応し、カウンタ38cの出力の1ステップは0.125dBに対応する。 従って、ブロック39dによるTxAGCカウンタ値の減算の前にカウンタ34eの出力 に8を乗じるべきである(ブロック39aで3だけ左にシフトされる)。スイッチ 39e及び39fは、TxAGCカウンタ値とシフトされた RxAGCカウンタ値とを減算器3 9dに接続し、又はシフトされた RxAGC線形電力値とシフトされた線形電力基準 値とを減算器39dに接続するマルチプレクサーとして機能する。 線形電力 REF及び RxAGC線形出力を当面無視すると、Tx開ループは、RxAGCカ ウンタ34eの値の8倍が TxAGCカウンタ38cの値に等しいときに平衡する。Txカ ウンタは遷移時には如何なる値にもなり得るのであるが、どの安定状態でもその 出力はn×8の値を有する、即ち、Tx開ループは8×0.125=1dBの安定状態分 解能を有する。しかし、この分解能は、IS−95規格の要件を満たすには不十分で ある。 分解能を強化するために、本発明は、線形電力値と、それに対応する基準値と の差を利用する。その場合、電力はdBではなくて線形に表現され、それ故に初め に対数関数の線形近似を行う。目的は分解能を強化することであるので、カウン タ差により大きな利得差を処理し、線形電力値と基準との差を3dBに制限する。 3dBが線形値2に対応することが分かるから、2dBは1.58≒1.5に対応し;1d Bは1.2589≒1.25に対応し;0.5dBは1.122≒1.125に対応し;0.25dBは1.0593≒1. 0625に対応し;0.125dBは1.0292≒1.03125に対応する、等々であり;この様に、 差が3dBより小さい限りは、dB数を2倍にすると線形数の小数部が2倍になるこ とが分かる。 もし0dBが1×8192であるという定義をするならば、0.125dBは1.03125×8192 =8448となる。従って、線形近似では、0.125dBの利得変化は線形電力値の256の 変化に対応し、0.25dBの利得変化は512の変化に対応する、等々である。 以上の記述において、TxAGCカウンタ38cの単位ステップ変化は0.125dBの利 得変化に対応すると述べた。従って、線形差では0.125dBは256 に対応するので 、線形差はフィルター38bに入力される前に 256で割られる(ブロック39bで右 に8だけシフトされる)。 ここで、RxAGCカウンタ及び TxAGCカウンタがそれぞれ24及び192(8×24)の 値をそれぞれ持っていると仮定しよう。この場合には、平均入力電力は、所望の 値8192から8448に変化する、即ち、利得が 0.125dBだけ変化する。受信装置カウ ンタ34eは、この利得変化が1dbより小さいので、この利得変化に対しては反応 しない。しかし、フィルター38bに入力される線形差は(8192−8448)/256= −1となる。フィルター38bの時定数による或る時間が経過した後、TxAGCカウ ンタ38cは1ステップだけカウントダウンして、その内容は 191となる。従って 、該カウンタ間の差は8×24−191=1となる。今、フィルター38bへの2つの 入力は互いに相殺し合うけれども、送信装置の利得は 0.125dBだけ減少している 。即ち、該回路は TxAGCの分解能を 0.125dBにまで高めており、これは前記の規 格を満たす。 −1dBは、0.741に対応するべきではあるけれども 0.794に対応し、−2dBは0 .415 に対応するべきであるのに 0.630に対応する、等々であるので、線形近似 は負の利得変化にも同じく良く役立つわけではない。即ち、線形近似は−2dBよ り小さい差に対して最も良く役立つ。また、前述したように、真の基準値は8192 ではなくて(100.1×8192+/-8192)/2=9252であるべきである。しかし、前者が 実際には減算に使われており、後者は近似の基準化(256で割る計算)に使われ ている。正しい基準化値は 10313/8192×256=322であろうけれども、これを使 うとハードウェアを実現するのがやや面倒になる。そのために近似に小さなエラ ーが生じることになるけれども、それは、負の利得変化には正の利得変化の場合 より大きなエラーが生じるという事実によって或る程度解消される。 要約すると、RxAGCの割合に大きなステップサイズで入力信号レベルの速い変 化を打ち消すことができるように、フィルター38bに2つの入力を供給するのが 好ましい。一方、TxAGCは比較的に低速で、精度が比較的に高くなければならな い。もし TxAGCがRxAGC に追随するだけならば、TxAGCの分解能は不十分であろ う。しかし、ブロック34aからの線形電力値と、その等価的にシフトされた線形 電力基準値(ブロック39c)とを導入することにより、TxAGCの精度を所要のレ ベルまで高めることが可能となる。 以上の記述は本発明の作用を明らかにするのに役立つけれども、実現可能な実 施態様は幾つも存在することに注意するべきである。例えば、図5は現在好まし い実施態様を示しており、そのブロック38a及び38bは統合され、ハードウェア をかなり節約することを可能にするものである。 図5の実施例は5対1マルチプレクサー50、1/x基準化回路52(例えば、x =1024)、加減算器54、及びフィルター(Dフロップ)56を含む。レジスタ58を 使用してフィルター56の出力を記憶させることができる。状態機械(a state mac hine)60は、これらの構成要素の動作及びタイミングの全体を制御する。図5に 示されている回路の全体としての伝達関数は1極IIRフィルターに似ている。x の値をプラグラマブルとすることができる。一般に、xの値は、図6の模範的な グラフに示されているように、入力受信レベルのステップ的変化に対する該回路 の応答時間(従って送信装置の電力レベルも)に影響を及ぼす。 もう一度図2を参照すると、送信装置AGCフィルター38bの出力は総合開ルー プ電力推定値を形成する。既に述べたように、この推定値は比較器38cに入力さ れ、この比較器は、第2閾値(THRESH2)と比較して該ステップ閾値を越えるか 否か検出し、その場合には、その越えられた閾値の符号に依存して内部TXカウン タがインクリメント又はデクリメントされる。フィルター38bの入力及び出力の 1単位は 0.125dBに相当し、この値は TxAGCのステップサイズでもあるので、2 極閾値(THRESH2)は+/-0.5の範囲内にあるのが好ましい。 第2のカウンタ40は、コントローラ22から出力される閉ループ電力ステップを カウントするために使われ、カウンタ40の出力は加算器42で38cのカウンタの出 力に加えられる。 アナログハードウェアが理想的であれば 0.5dBの送信装置AGC ステップサイズ はCDMA暫定規格の要件を満たすことが分かっている。しかし、送信装置AGC の場 合と同じ理由で、10ビットD/A変換器44aで、0.125dB のステップサイズが好 ましい。 閉ループ電力制御ビットの位置は変動し、且つ受信後 500ナノ秒以内にその効 果を発揮させなければならないので、A/D26a及び26bについての現在好まし い変換速度は9.6kHzである。しかし、他の変換速度も本発明の教示の範囲内にあ る。 Txリミッタ・ブロック44は比較器及びスイッチと同様に動作する。ブロック44 への入力は、TxAGC アルゴリズムが適当と判定した増幅値である。この増幅値は 、(規格により及び/又はデザインにより)許容され得る最大増幅を表す予め設 定されている値と比較される。もし増幅値がその予め設定されている値を超える ならば、計算された増幅値ではなくて予め設定されている値が DACを通して出力 される。この様にして、端末装置の送信装置の出力電力は所定の最大値に制限さ れる。更に、この最大出力電力レベルは適応性とされる。従って、予め設定され ている値は別のカウンタ(CNTR)からの値で置き換えられる。ブロック44の入力 は該カウンタ値と比較される。もし入力が該カウンタ値を越えるならば、該カウ ンタ値が出力される。同時に、該カウンタは1ステップだけカウントアップ又は カウントダウンすることができる。カウント動作の方向はRFセクションからの1 ビット信号により決定され、そこで、検出された絶対出力電力レベルが許容され る最大出力レベルを超えるか否か、比較が行われる。この様にして、AGC 決定は 現実の絶対出力電力レベルと結びつけられており、適応性により、温度差及びコ ンポーネントの許容誤差があっても最大出力電力レベルが固定されることが保証 される。 Txリミッタ44の動作の詳細については、Lars Mucke 他による1994年9月9日 出願の、“適応性送信装置利得制御機能を有する拡散スペクトラム無線電話”と いう題名の、共通に譲渡されている米国特許出願第08/303,619号(代理人のフ ァイル番号:309−934809−NA)に記載されている。 受信装置と送信装置との電力増幅器は、通常、それぞれの利得制御信号に勾配 補正を行うことを必要とする。この目的のために、ステップ・カウンタ34eから の無符号の出力と、ステップ・カウンタ38c及び40の総和とは、符号ビットを反 転させることにより2の補数に変換される。次に2の各補数に、増幅率の勾配を 補正するためにブロック36で7ビットの数が乗じられる。 電力増幅器の勾配に最大50%のエラーがあるとすると、乗算器は2の補数の乗 算を実行できなければならないので、前記の7ビットの数の値は0.5−1.5≧−2 ないし2の間にあるべきである。従って、LSBは1/32に相当し、補正後のエラ ーは最大で1/64即ち1.56%である。 Sカーブ送信装置補正を行いたい場合には、ダイナミックレンジは複数の(例 えば4、8、16、等々)サブレンジに分割され、その各サブレンジはそれ自体の 補正係数を有する。正しい補正係数のサブレンジを選択するために最上位2(又 は3、4、等々)ビットが使われる。 本発明の現在好ましい実施例を説明した。しかし、この実施例に幾つもの修正 を加えることが可能であり、それらの修正も本発明の教示内容の範囲内にある。 例えば、ブロック34e及び38cのカウンタをインクリメントしたりデクリメント したりするために使われる種々の閾値に他の値や値の範囲を採用しても良い。更 に、例えば、コントローラ20により適当な値が装填されているRAM等の、適当な 種類の記憶装置の中に参照用テーブル34bを設けることができる。また、カウン タ又はカウンタ値を指示する参照符はレジスタ又はレジスタ値を含んでいてもよ い。例えば、記憶場所は、ソフトウェア制御下でインクリメントしたりデクリメ ントしたりできるので、10進カウンタや2進カウンタ装置又は回路等のカウンタ と機能的には同等である。 更に、本発明の教示は、時分割アクセス型の送受信装置を含むRF送受信装置に 一般的に適用し得るものであり、拡散スペクトラム及び/又はCDMA送受信装置型 のみに限定されない。また、電力を1記号に相当する時間にわたってのみ積分す る必要はなくて、随意の適当な時間にわたって積分しても良いということが理解 されなければならない。 従って、本発明をその好ましい実施例に関して具体的に図示し説明したけれど も、本発明の範囲から逸脱せずにそれらの形や細部を変更し得ることを当業者は 理解するであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年9月16日 【補正内容】 示する。 この方法は、(a)受信され標本化された信号の電力を積分し;(b)その受 信され積分された電力の対数を計算し;(c)その電力の対数から所定基準値を 引いて第1エラー信号を生成し;(d)該第1エラー信号を濾波し;(e)その 濾波された第1エラー信号を所定第1閾値と比較し;(f)この比較のステップ の結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ 同時にフィルター累算器をリセットし;(g)該第1カウンタ値を、受信装置の 利得を制御するためのアナログ電圧に変換するステップを含む。 本発明の好ましい実施例では、前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計 算するステップは、(a)受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを 優先順位エンコーダ手段に入力して該デジタルワードの最上位ビットの位置を決 定し;(b)決定された位置を二次対数として使用するサブステップを含む。 前記の対数が二次対数である場合には、前記の計算をするステップは、(a) 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダ手段に 入力して該デジタルワードの最上位ビットの位置を決定し;(b)その決定され た最上位ビットに隣接する1個以上のビットを抽出し;(c)その抽出したビッ トを、該最上位ビットの決定された位置を表す値に鎖状につなぎ;(d)その結 果としての、鎖状につながれているビットを該二次対数の近似値として使うサブ ステップを含む。 この方法は、(a)第2カウンタ値を生成し;(b)該第1カウンタ値から該 第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し;(c)該第2エラー信号を濾 波し;(d)その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較し;(e) その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウン タ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、該フィルター累算器をリセッ トし;(f)少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのア ナログ電圧に変換するステップにより送信装置AGC値を生成するステップを更に 含む。 発明の詳細な説明 本発明の拡散スペクトラムCDMA無線電話10の現在好ましい実施例を示す図1を 参照する。後に明らかになるように、無線電話10のブロックのうちの或るものは 、別々の回路要素で、又は高速信号処理装置等の適宜のデジタルデータ処理装置 により実行されるソフトウェアルーチンとして、実現され得るものである。また 、回路要素とソフトウェアルーチンとを組み合わせることもできる。従って、以 下の記述は本発明を特定の技術的実施例に限定するものではない。 本発明の好ましい実施例では、無線電話10は、TIA/EIA暫定規格“デュ ーアルモード広帯域拡散スペクトラム・セルラーシステムについての移動局−基 地局・両立性規格、TIA/EIA/IS−95(1993年7月)”に従って動作す る。しかし、この特別の暫定規格との両立性を本発明の実施に対する限定事項と 解するべきではない。 無線電話10は、セルサイト(図示せず。以降は基地局と称する。)からのRF 信号を受信し、RF信号を基地局へ送信するためのアンテナ12を含む。デジタル (CDMA)モードで動作するとき、RF信号は位相変調されて音声情報及び信号情 報を運ぶ。アンテナ12には、位相変調されたRF信号をそれぞれ受信及び送信す る、利得制御される受信装置14と利得制御される送信装置16とが接続されている 。周波数合成器18は、コントローラ20の制御下で該受信装置及び送信装置に所要 の周波数を供給する。コントローラ20は、符復号器22を介してスピーカー22a及 びマイクロホン22b、並びにキーボード及びディスプレイ24とインターフェース するための低速MCUを有する。一般に、このMCUは、無線電話10全体の制御 及び動作を担当する。コントローラ20は、送受信される信号の実時間処理に適す る高速デジタル信号処理装置(DSP)も有するのが好ましい。 受信されたRF信号は受信装置でベースバンドに変換されて移相復調器26に印 加され、この復調器は、受信信号から同相(I)信号及び直角位相(Q)信号を 導出する。このI及びQ信号は適当なA/D変換器(図2の26a及び26b)によ りデジタル形に変換されて3フィンガ(F1−F3)復号器28に印加される。各フィ ンガは局部PN発生器を含む。復号器28の出力は、インターリーブ解除復号器32を 請求の範囲 1.送受信装置のための利得制御信号を生成する方法において、: 受信され標本化された信号の電力を積分し; その受信され積分された電力の対数を計算し; その受信され積分された電力の対数から所定基準対数電力値を引いて第1エラ ー信号を生成し; 該第1エラー信号を濾波し; その濾波された第1エラー信号を所定の第1閾値範囲と比較し; この比較のステップの結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又は デクリメントし、且つフィルター累算器をリセットし; 該第1カウンタ値を、前記受信装置の利得を制御するためのアナログ電圧に変 換するステップから成ることを特徴とする方法。 2.前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計算するステップは、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダに入 力して該デジタルワードの最上位セットビットの位置を決定し; その決定された位置を二次対数として使用するサブステップを含むことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計算するステップは、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダに入 力して該デジタルワードの最上位セットビットの位置を決定し; その決定された最上位セットビットに隣接する1個以上のビットを抽出し; その抽出したビットを、該最上位セットビットの決定された位置を表す値に鎖 状につなぎ; その結果としての、鎖状につながれているビットを該二次対数の近似値として 使うステップを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 4.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値範囲と比較し; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トし; 少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのアナログ電圧 に変換するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法 。 5.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値範囲と比較し; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トし; ベースサイトの送信装置から受信された電力制御コマンドビットに基づいて第 3カウンタ値をセットし; 該第2カウンタ値を該第3カウンタ値に加算して該第2及び第3のカウンタ値 の和を形成し; 該第2及び第3のカウンタ値の和を送信装置の利得を制御するためのアナログ 電圧に変換するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 方法。 6.該第1カウンタ値の変換ステップは、該第1カウンタ値に対して増幅器勾 配補正を行う予備ステップを含み、該第2カウンタ値及び該第3カウンタ値の和 の変換ステップは、該第2カウンタ値及び該第3カウンタ値の和に対して増幅器 勾配補正を行う予備ステップを含むことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の 方法。 7.送信装置のための利得制御信号を生成する装置において、: 受信され標本化された信号の電力を積分する手段と; その受信され積分された電力の対数を計算する手段と; その電力の対数から所定の対数電力基準値を引いて第1エラー信号を生成する 手 段と; 該第1エラー信号を濾波する手段と; その濾波済み第1エラー信号を所定の第1閾値範囲と比較する手段と; この比較手段の動作の関数として第1カウンタ値をインクリメント又はデクリ メントし且つフィルター累算器をリセットする手段と; 該第1カウンタ値を受信装置の利得を制御するアナログ電圧に変換する手段と から成ることを特徴とする装置。 8.該対数は電力の二次対数であり、該計算手段は、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを入力して該デジタルワー ドの最上位セットビットの位置を決定する優先順位エンコーダ手段を含んでおり ;その決定された位置が該二次対数とされることを特徴とする請求の範囲第7項 に記載の装置。 9.該対数は電力の二次対数であり、前記計算手段は、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを入力して該デジタルワー ドの最上位セットビットの位置を決定する優先順位エンコーダ手段を含んでおり ;その決定された位置が該二次対数とされ; 前記計算手段は、更に、その決定された最上位セットビットに隣接する1個以 上のビットを抽出する手段と; その抽出したビットを、決定された最上位セットビットに鎖状につなぐ手段と を含んでおり;その結果としての、鎖状につながれているビットが該二次対数の 近似値とされることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 10.第2カウンタ値を生成する手段と; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成する手 段と; 該第2エラー信号を濾波する手段と; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較する手段と; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トする手段と; 少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのアナログ電圧 に変換する手段とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 11.第2カウンタ値を生成する手段と; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成する手 段と; 該第2エラー信号を濾波する手段と; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値範囲と比較する手段と; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トする手段と; ベースサイトの送信装置から受信された電力制御コマンドビットに基づいて第 3カウンタ値をセットする手段と; 該第2カウンタ値を該第3カウンタ値に加算して該第2及び第3のカウンタ値 の和を形成する手段と; 該第2及び第3のカウンタ値の和を送信装置の利得を制御するためのアナログ 電圧に変換する手段とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装 置。 12.前記装置は、更に、該第1カウンタ値及び該第2及び該第3カウンタ値の 和に対して増幅器勾配補正を行う手段を含むことを特徴とする請求の範囲第11項 に記載の装置。 13.拡散スペクトラム無線電話を操作する方法において、: 拡散スペクトラムRF信号を受信して、その受信した信号を少なくとも1つの送 信装置増幅器で増幅し; その増幅したRF信号を復調して同相I信号及び直角位相Q信号を導出し; 該I信号及びQ信号の強度を繰り返し平方し、その平方した強度を或る時間に わたって積分してその時間にわたるその受信した信号の電力の示度を導出し; その導出した電力示度の対数を得; その電力示度の対数と所定の電力との差を示す第1エラー信号を得; 該第1エラー信号を濾波し; その濾波済み第1エラー信号を第1の2極閾値信号と比較し、その比較結果に 応じて第1カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター 累算器をリセットし; 該第1カウンタ値に応じて前記の少なくとも1つの受信装置増幅器のための利 得制御信号を生成するステップからなることを特徴とする方法。 14.前記平方ステップは、: 該I信号及びQ信号の各々をデジタル表示に変換し; 該デジタル表示を交互に使用して記憶装置の入力をアドレス指定し; そのデジタル表示の一方を使用する毎に、該記憶装置から該デジタル表示の平 方に対応する値を出力するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第13項に 記載の方法。 15.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を生成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波済み第2エラー信号を第2の2極閾値信号と比較して、その比較結果 に応じて該第2カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィル ター累算器をリセットして開ループ送信装置電力制御値を形成し; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成し; この組み合わせ電力制御値に応じて少なくとも1つの送信装置増幅器のための 利得制御信号を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第13項 に記載の方法。 16.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引くと共に、前記の時間にわたる受 信された信号の電力の導出された示度を基準値から引いて第2エラー信号を形成 し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波済み第2エラー信号を第2の2極閾値信号と比較して、その比較結果 に応じて該第2カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィル ター累算器をリセットして開ループ送信装置電力制御値を形成し; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成し; この組み合わせ電力制御値に応じて少なくとも1つの送信装置増幅器のための 利得制御信号を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第13項 に記載の方法。 17.拡散スペクトラム送受信装置において、: 少なくとも1つの送信装置増幅器を通して拡散スペクトラムRF信号を送信する 送信装置と; 拡散スペクトラムRF信号を受信して、その受信した信号を少なくとも1つの受 信装置増幅器で増幅し; その増幅したRF信号を復調して同相I信号及び直角位相Q信号を導出する復調 器と; 該I信号及びQ信号から或る時間にわたるその受信した信号の電力の示度を導 出する手段と; その電力示度と所定の電力との差を示す第1エラー信号を得る手段と; 該第1エラー信号を濾波する第1フィルターと; その濾波済み第1エラー信号を第1閾値信号と比較し、その比較結果に応じて 第1値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター累算器をリセッ トする手段と; 該第1値に応じて前記の少なくとも1つの受信装置増幅器のための利得制御信 号を生成する手段と; 第2値を生成する手段と; 該第1値から該第2値を引くと共に、前記の時間にわたる受信した信号の電力 の導出された示度を基準値から引いて第2エラー信号を形成する手段と; 該第2エラー信号を濾波する第2フィルターと; その濾波済み第2エラー信号を第2閾値信号と比較して、その比較結果に応じ て該第2値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター累算器をリ セットして開ループ送信装置電力制御値を形成する手段と; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成する手段と; この組み合わせ電力制御値に応じて前記の少なくとも1つの送信装置増幅器の ための利得制御信号を生成する手段とから成ることを特徴とする拡散スペクトラ ム送受信装置。 18.前記導出手段は、: 該I信号及びQ信号の強度を繰り返し平方する手段と; 或る時間にわたってその平方された強度を積分して、その時間にわたる受信し た信号の電力の示度を導出する手段とから成ることを特徴とする請求の範囲第17 項に記載の拡散スペクトラム送受信装置。 19.前記第1の値のステップサイズは所定dB数で表した値に等しく、前記の時 間にわたる受信した信号の電力の導出した示度は、その時間にわたる受信した信 号の電力の線形近似値であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散ス ペクトラム送受信装置。 20.前記の時間にわたる受信した信号の電力の導出した示度と該基準値との差 は、該所定dB数より小さい分解能で該開ループ送信装置電力制御値を制御させる ことを特徴とする請求の範囲第19項に記載の拡散スペクトラム送受信装置。 21.該所定dB数は1であることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の拡散ス ペクトラム送受信装置。 22.該第1閾値の値は、受信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステッ プサイズの関数であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散スペクト ラム送受信装置。 23.該第2閾値の値は、送信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステッ プサイズの関数であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散スペクト ラム送受信装置。 24.該第1閾値のdB単位で表した値は、該受信装置利得制御信号のdB単位で表 した所望のステップサイズの約半分であることを特徴とする請求の範囲第17項に 記載の拡散スペクトラム送受信装置。 25.該第1閾値の値は、該受信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステ ップサイズの関数であり、該第2閾値の値は、該送信装置利得制御信号のdB単位 で表した所望のステップサイズの関数であり、該送信装置利得制御信号のdB単位 で表した所望のステップサイズは、該受信装置利得制御信号のdB単位で表した所 望のステップサイズより小さいことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散 スペクトラム送受信装置。 26.前記の時間は1記号周期であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載 の拡散スペクトラム送受信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.送受信装置のための利得制御信号を生成する方法において、: 受信され標本化された信号の電力を積分し; その受信され積分された電力の対数を計算し; その受信され積分された電力の対数から所定基準値を引いて第1エラー信号を 生成し; 該第1エラー信号を濾波し; その濾波された第1エラー信号を所定の第1閾値と比較し; この比較のステップの結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又は デクリメントし、且つフィルター累算器をリセットし; 該第1カウンタ値を、前記受信装置の利得を制御するためのアナログ電圧に変 換するステップから成ることを特徴とする方法。 2.前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計算するステップは、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダ手段 に入力して該デジタルワードの最上位セットビットの位置を決定し; その決定された位置を二次対数として使用するサブステップを含むことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記の対数は電力の二次対数であり、前記の計算するステップは、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを優先順位エンコーダ手段 に入力して該デジタルワードの最上位セットビットの位置を決定し; その決定された最上位セットビットに隣接する1個以上のビットを抽出し; その抽出したビットを、該最上位セットビットの決定された位置を表す値に鎖 状につなぎ; その結果としての、鎖状につながれているビットを該二次対数の近似値として 使うステップを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 4.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波された第2エラー信号を所定の閾値と比較し; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として第2カウン タ値をインクリメント又はテクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセット し; 少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのアナログ電圧 に変換するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法 。 5.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較し; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トし; 受信された電力制御コマンドビットの関数として第3カウンタ値をセットし; 該第2カウンタ値を該第3カウンタ値に加算して該第2及び第3のカウンタ値 の和を形成し; 該第2及び第3のカウンタ値の和を送信装置の利得を制御するためのアナログ 電圧に変換するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 方法。 6.該変換ステップは、各々、該第1カウンタ値及び該第3カウンタ値に対し て増幅器勾配補正を行う予備ステップを含むことを特徴とする請求の範囲第5項 に記載の方法。 7.送信装置のための利得制御信号を生成する装置において、: 受信され標本化された信号の電力を積分する手段と; その受信され積分された電力の対数を計算する手段と; その電力の対数から所定の基準値を引いて第1エラー信号を生成する手段と; 該第1エラー信号を濾波する手段と; その濾波済み第1エラー信号を所定の第1閾値と比較する手段と; この比較のステップの結果の関数として第1カウンタ値をインクリメント又は デクリメントし且つフィルター累算器をリセットする手段と; 該第1カウンタ値を受信装置の利得を制御するアナログ電圧に変換する手段と から成ることを特徴とする装置。 8.該対数は電力の二次対数であり、該計算手段は、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを入力して該デジタルワー ドの最上位セットビットの位置を決定する優先順位エンコーダ手段を含んでおり ;その決定された位置が該二次対数とされることを特徴とする請求の範囲第7項 に記載の装置。 9.該対数は電力の二次対数であり、前記計算手段は、: 受信され積分された電力の値を表すデジタルワードを入力して該デジタルワー ドの最上位セットビットの位置を決定する優先順位エンコーダ手段を含んでおり ;その決定された位置が該二次対数とされ; 前記計算手段は、更に、その決定された最上位セットビットに隣接する1個以 上のビットを抽出する手段と; その抽出したビットを、決定された最上位セットビットに鎖状につなぐ手段と を含んでおり;その結果としての、鎖状につながれているビットが該二次対数の 近似値とされることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 10.第2カウンタ値を生成する手段と; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成する手 段と; 該第2エラー信号を濾波する手段と; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較する手段と; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トする手段と; 少なくとも該第2カウンタ値を送信装置の利得を制御するためのアナログ電圧 に変換する手段とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 11.第2カウンタ値を生成する手段と; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を形成する手 段と; 該第2エラー信号を濾波する手段と; その濾波された第2エラー信号を所定の第2閾値と比較する手段と; その濾波済み第2エラー信号の比較のステップの結果の関数として該第2カウ ンタ値をインクリメント又はデクリメントし、且つ、フィルター累算器をリセッ トする手段と; 受信された電力制御コマンドビットの関数として第3カウンタ値をセットする 手段と; 該第2カウンタ値を該第3カウンタ値に加算して該第2及び第3のカウンタ値 の和を形成する手段と; 該第2及び第3のカウンタ値の和を送信装置の利得を制御するためのアナログ 電圧に変換する手段とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装 置。 12.該変換手段は、各々、該第1カウンタ値及び該第3カウンタ値に対して増 幅器勾配補正を行う手段を含むことを特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置 。 13.拡散スペクトラム無線電話を操作する方法において、: 拡散スペクトラムRF信号を受信して、その受信した信号を少なくとも1つの送 信装置増幅器で増幅し; その受信したRF信号を復調して同相I信号及び直角位相Q信号を導出し; 該I信号及びQ信号の強度を繰り返し平方し、その平方した強度を或る時間に わたって積分してその時間にわたるその受信した信号の電力の示度を導出し; その導出した電力示度の対数を得; その電力示度の対数と所定の電力との差を示す第1エラー信号を得; 該第1エラー信号を濾波し; その濾波済み第1エラー信号を第1の2極閾値信号と比較し、その比較結果に 応じて第1カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター 累算器をリセットし; 該第1カウンタ値に応じて前記の少なくとも1つの受信装置増幅器のための利 得制御信号を生成するステップからなることを特徴とする方法。 14.前記平方ステップは、: 該I信号及びQ信号の各々をデジタル表示に変換し; 該デジタル表示を交互に使用して記憶装置の入力をアドレス指定し; そのデジタル表示の一方を使用する毎に、該記憶装置から該デジタル表示の平 方に対応する値を出力するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第13項に 記載の方法。 15.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引いて第2エラー信号を生成し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波済み第2エラー信号を第2の2極閾値信号と比較して、その比較結果 に応じて該第2カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィル ター累算器をリセットして開ループ送信装置電力制御値を形成し; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成し; この組み合わせ電力制御値に応じて少なくとも1つの送信装置増幅器のための 利得制御信号を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第13項 に記載の方法。 16.第2カウンタ値を生成し; 該第1カウンタ値から該第2カウンタ値を引くと共に、前記の時間にわたる受 信された信号の電力の導出された示度を基準値から引いて第2エラー信号を形成 し; 該第2エラー信号を濾波し; その濾波済み第2エラー信号を第2の2極閾値信号と比較して、その比較結果 に応じて該第2カウンタ値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィル ター累算器をリセットして開ループ送信装置電力制御値を形成し; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成し; この組み合わせ電力制御値に応じて少なくとも1つの送信装置増幅器のための 利得制御信号を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第13項 に記載の方法。 17.拡散スペクトラム送受信装置において、: 少なくとも1つの送信装置増幅器を通して拡散スペクトラムRF信号を送信する 送信装置と; 拡散スペクトラムRF信号を受信して、その受信した信号を少なくとも1つの受 信装置増幅器で増幅し; その受信したRF信号を復調して同相I信号及び直角位相Q信号を導出する復調 器と; 該I信号及びQ信号から或る時間にわたるその受信した信号の電力の示度を導 出する手段と; その電力示度と所定の電力との差を示す第1エラー信号を得る手段と; 該第1エラー信号を濾波する第1フィルターと; その濾波済み第1エラー信号を第1閾値信号と比較し、その比較結果に応じて 第1値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター累算器をリセッ トする手段と; 該第1値に応じて前記の少なくとも1つの受信装置増幅器のための利得制御信 号を生成する手段と; 第2値を生成する手段と; 該第1値から該第2値を引くと共に、前記の時間にわたる受信した信号の電力 の導出された示度を基準値から引いて第2エラー信号を形成する手段と; 該第2エラー信号を濾波する第2フィルターと; その濾波済み第2エラー信号を第2閾値信号と比較して、その比較結果に応じ て該第2値をインクリメント又はデクリメントすると共にフィルター累算器をリ セットして開ループ送信装置電力制御値を形成する手段と; この開ループ電力制御値を閉ループ電力制御値と組み合わせて組み合わせ電力 制御値を形成する手段と; この組み合わせ電力制御値に応じて前記の少なくとも1つの送信装置増幅器の ための利得制御信号を生成する手段とから成ることを特徴とする拡散スペクトラ ム送受信装置。 18.前記導出手段は、: 該I信号及びQ信号の強度を繰り返し平方する手段と; 或る時間にわたってその平方された強度を積分して、その時間にわたる受信し た信号の電力の示度を導出する手段とから成ることを特徴とする請求の範囲第17 項に記載の拡散スペクトラム送受信装置。 19.前記第1カウンタの値のステップサイズは所定dB数で表した値に等しく、 前記の時間にわたる受信した信号の電力の導出した示度は、その時間にわたる受 信した信号の電力の線形近似値であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載 の拡散スペクトラム送受信装置。 20.前記の時間にわたる受信した信号の電力の導出した示度と該基準値との差 は、該所定dB数より小さい分解能で該開ループ送信装置電力制御値を制御させる ことを特徴とする請求の範囲第19項に記載の拡散スペクトラム送受信装置。 21.該所定dB数は1であることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の拡散ス ペクトラム送受信装置。 22.該第1閾値の値は、受信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステッ プサイズの関数であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散スペクト ラム送受信装置。 23.該第2閾値の値は、送信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステッ プサイズの関数であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散スペクト ラム送受信装置。 24.該第1閾値のdB単位で表した値は、該受信装置利得制御信号のdB単位で表 した所望のステップサイズの約半分であることを特徴とする請求の範囲第17項に 記載の拡散スペクトラム送受信装置。 25.該第1閾値の値は、該受信装置利得制御信号のdB単位で表した所望のステ ップサイズの関数であり、該第2閾値の値は、該送信装置利得制御信号のdB単位 で表した所望のステップサイズの関数であり、該送信装置利得制御信号のdB単位 で表した所望のステップサイズは、該受信装置利得制御信号のdB単位で表した所 望のステップサイズより小さいことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の拡散 スペクトラム送受信装置。 26.前記の時間は1記号周期であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載 の拡散スペクトラム送受信装置。
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