JPH10506027A - 椅子の背骨支持システム - Google Patents

椅子の背骨支持システム

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JPH10506027A JP8507379A JP50737996A JPH10506027A JP H10506027 A JPH10506027 A JP H10506027A JP 8507379 A JP8507379 A JP 8507379A JP 50737996 A JP50737996 A JP 50737996A JP H10506027 A JPH10506027 A JP H10506027A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、仙骨と骨盤を位置決めし、それによって着座の位置にあるときに所望の背骨姿勢を確立するように、仙骨に対して方向付けられ、集中された力を付加するための背骨支持装置(10)である。この装置(10)によって、仙骨基線から下方向に座面まで、分離された力が仙骨に加えられる。使用者の背を横切る幅は、使用者の仙骨の後部の寸法の2倍に等しい。

Description

【発明の詳細な説明】 椅子の背骨支持システム 発明の背景 発明の属する分野 本発明は、特定の仙骨圧を創造することによって所望の姿勢位置を確立する背 骨支持システムにおける改良、及び、全体的な骨盤の安定を目的とした、仙骨、 腸骨の稜を含む骨盤及び神経・筋肉支持システムの支持部を適切に位置決めする ことのできる装置に関する。 従来技術の説明 背骨痛は、概念的にも実際的にも、社会的に流行しているだけでなく、調査、 特許取得活動が活発に行われている分野である。背骨痛は、職場、家庭、あるい は移動中に多くの人が経験することである。背骨痛には種々の原因があるが、治 癒に到るのは希である。後者の理由は試行の欠如のためではない。むしろ、種々 の背骨支持装置、支持システムに関する特許があふれている。 例えば、これらの特許は、一般的に、椅子の開発、仙骨装具または腰仙装具、 固定クッションまたは支持部材、及び膨張装置に関するものに分類される。 椅子に関する開発分野は、さらに内蔵型支持装置、追加型支持装置、骨格の整 形、背骨支持装置、事務用椅子の設計の各分野に分類することができる。 これら従来行われてきたことについて要説する前に、非病原性の背骨痛は、通 常、神経・筋肉支持システムに加わる圧力に関するストレスの存在によって生ず るものではなく、相互に関連性のある解剖組織の影響を受けることを理解しなけ ればならない。時々、そのストレスまたは圧力は、脊髄の内部において発生する 。いずれの場合でも、結果的に得られる圧力は不適切に与えられる圧力によって 生ずるものであるか、あるいは、変化する期間における、ねじれによる、または 損 傷した脊髄によるものであって、結果的に起こる痛みはその脊髄の以前の状態に よって変化する。その結果、多くの状況下において、好まない、また所望しない 背骨痛から救済するため、またはこれらを防止するために神経・筋肉支持システ ムを支持することができる。 従来の背骨支持装置の一つが、エプスタンによる米国特許第1,667,62 6号に記載されている。この特許では、曲面を形成する一連のバネバンドを載置 するため、木製のフレームが使用される。そして、垂直方向の止め金具の間を打 ち付け材料によって充てんし、装置全体が織物によって覆われる。調整フックを 使用することにより、この装置を患者の体型に合わせて調整することができる。 この装置の幅は、患者の背と略々同じであって、広い範囲にわたって均一に支持 するために位置決めするように指示されている。 内蔵型支持装置の例としては、ソプコジュニアによる米国特許第3,145, 054号、バートンによる米国特許第3,501,197号等がある。ソプコの 特許は、背面に圧力を加えることのできる、体型に合わせた空気圧クッションを 組み入れ、仙腰関節において、使用者の背骨支持空気圧クッションに対する前後 の動きに合わせてその圧力を変化させることのできる可搬式椅子に関するもので ある。 バートンは、骨盤帯の座骨結節粗面が押し込まれる背部・座部結合部への身体 の動きを制限することを試み、剛性を有する背部・座部結合部材を椅子に組み入 れ、上記押し込みを防止した。 追加設備には種々のものがあるが、例えば、ワインリッヒの米国特許第4,7 53,478号、クイントン等の米国特許第4,718,724号、バクスター 等の米国特許第4,516,568号、スコットの米国特許第4,634,17 6号、パスカレリの米国特許第2,831,533号が存在する。 これらの装置のそれぞれには、椅子に腰掛けた際に人の背面全体にわたって延 びる部分が含まれている。ワインリッヒの装置では、この支持部材は一対の管状 のクッションである。クイントン等は、腰椎を支持するためのクッションの位置 を標準化することは困難であることが判明したことを示唆するとともに、そのた めに垂直方向に調整することのできる腰椎支持クッションを開発した。バクスタ ー等は、側部及び中央部を含む多室空気嚢を開示し、これによって、人体の腰椎 及び仙腰関節の選択された領域に空気圧を付加することができる。スコットはま た、垂直に移動することのできる背骨支持部を開示しているが、この背骨支持部 はクイントン等のものよりも大きい。パスカレリは、人体の背面の幅方向全体に わたって圧力を加える延長されたクッションの形式を有する平面腰椎曲面支持部 の使用を開示している。 腰仙止め金具には、ローエの米国特許第4,930,499号、ブルックス等 の米国特許第4,475,543号、ハイマン等の米国特許4,576,154 号、カラベリの米国意匠特許第296,930号、ランパートの米国特許第2, 554,337号が存在する。 固定クッションを開示した特許もいくつか存在する。これらの特許には、例え ば、パリッシュの米国特許第4,876,755号、スナイダー等の米国特許第 4,552,447号、メアーズの米国意匠特許第277,316号が存在する 。パリッシュによって使用されるクッションは、文字「I]の形状を有し、頸部 、胸部、腰椎領域を支持する。スナイダー等は、座面及び背骨支持面の両方に逆 比例する支持を提供するため、圧力が最も大きくなる領域に最も柔軟な材料を設 けると共に、弾性係数を変化させることのできるセグメントを有するフォームク ッションを設計した。 メアーズは、完全な仙骨圧力を提供する整形外科用装置の意匠を示している。 この意匠特許は、この装置がどのように動作し、機能するかは説明されていない 。しかし、これに関係する指示書によって、この装置が、主に、水平状態に置か れた人によって使用されることが示されている。この装置は、柔軟なフォームラ バー状態にあるゴムによって構成されるが、内部が中空に形成され、この中空内 部を囲む側壁の存在によって縁部は堅く形成されている。すなわち、メアーズの 装置によって提供されるこの抵抗は均一ではない。中心は、周囲の縁部より柔軟 に構成されている。 床に横たわりながらこの装置を使用するため、この装置は床に載置され、使用 者はこの装置の上に転がりながら横たわる。指示書によって、この装置には広い 端部、及びこの広い端部が頭の方向を向くように位置決めされる狭い端部が存在 することが解る。人がこの装置に最初に座った場合には、ひざが曲げられ、尾骨 が床に向かって下に振動することが説明されている。この動きによって、この装 置に形成された曲部すなわち揺りかご状の受け台に仙骨(尾骨)の曲部を位置決 めしやすくなると述べられている。 該意匠特許に示されているように、この装置には、前面上、及び裏の平面上、 すなわち背面上に二つの持上部が形成されている。この装置は、柔軟ゴムを成形 して構成され、内部に中空部を有するため、前記二つの持上領域の間に、より広 い揺りかご状の受け台の領域を形成することができる。 メアーズの装置は、長さが7.25インチであって、幅が頂上部において2. 75インチ、底部で約1インチである。上方の持上部は約2インチにわたって延 長され、下方の持上部が約0.75インチ延長された状態において、前記揺りか ご状の受け台がさらに2インチ延長されている。その後、この装置は狭い端部に 向かって傾斜している。この装置はしっかりとした面上で使用しなければならず 、使用者がベッド上に横たわっているときには本状のものを使用すること、また は、しっかりと固定された感じを与えるために臀部の下に一片の木材を位置決め することが指示書によって示唆されている。 メアーズの指示書等によってまた、この装置が車、トラックまたは背面が真っ 直ぐな椅子においても使用できることが述べられている。そのような状況下でメ アーズの装置を使用するには、曲線状にゴム装置を曲げ、そして、それを使用者 の下及び若干背面側の両方に置く。この指示書によってまた、椅子のクッション が柔軟であって、リフトを増加させるため、曲げることが可能な本状のものをゴ ム装置の下に挿入することができることが述べられている。曲げ部材は、この装 置が床上で使用された場合には、仙骨を支持する必要がある。 このように、メアーズによって、適用される圧力の強さを調節することのでき る完全な仙骨圧が実質的に必要であることが示唆されている。メアーズは、使用 者が後ろにより掛かった位置にある場合に均一な圧力を提供することを選択した ものである。 メアーズが、仙骨の全長さにわたって圧力を分離していることに注意すること もまた重要である。これは、主に梨状筋や腰筋に注意しながら、筋肉の傷ついた 部位を手当することを意図したものである。メアーズの所望するのは、仙骨全体 を上方に向けて垂直に移動させることにある(横たわった場合には前方への移動 を意味する)。仙骨をその方向に移動させるとともに、臀部を反対方向に移動す ることができれば、すなわち、ある意味では、彼の装置の側面の上を下方向に落 下させることができれば、梨状筋や腰筋が伸ばされ、筋肉の痙攣を和らげること ができるであろう。 発明の要約 本発明の実用性及び効果を適切に理解するためには、最初に、人体の骨格上の 特徴を理解することが重要であるとともに、いかにしてその特徴を互いに相互に 関係付け、影響させるかが重要である。そのため、人間の組織の完全な神経・筋 肉・骨格システムだけでなく、この組織上のシステム間の相互関係についても言 及しなければならない。 通常の人間は、前方から見た場合、背骨は、好適には相対的に真っ直ぐな鉛直 線を形成する。背骨は、腰から上の部分を支持しているのであるから、機械的な 強度を与えることがその機能の一つであり、また、背骨は、中枢神経及び脊髄を 収容して保護しているのであるから保護機能も有する。背骨には、7個の頸部脊 椎骨と、12個の胸部脊椎骨と、5個の腰椎脊椎骨が存在する。腰椎の脊椎骨の 下には、仙骨があり、その下には尾骨を形成する複数の骨が存在する。この仙骨 の上方の3分の1は仙骨基部となるべき領域である。 背骨の頸部すなわち上方背部は、一般的に、前方に曲がり、滑らかかつ柔軟で 、文字「C」を形成するような部材となり、頭部と人体の一部を支えている。こ の上部は、柔軟性が大きいため、回動可能であるとともに、前後にも移動するこ とができる。 背骨の胸部は、中央背部と呼ばれることがあるが、この部分は反対方向に曲が っている。すなわち、後方に曲がるとともに、その後また前方に曲がっている。 この胸部は、肋骨とその領域の上方にある人体部分を支持している。肋骨は胸部 と結合しているため、肋骨自体によって胸部背骨領域が頸部のように柔軟になる ことが妨げられ、実際には、胸部の剛性を比較的高くしている。 背骨の次の部分である腰椎領域、すなわち下方背部はまた胸部とは反対の方向 に曲がっている。この仙骨部及び尾骨部はそれから下方に延び、その後再び前方 に曲がっている。この下方背部は上半身の大半を支持する。従って、この部分は 、背骨の他の部分に比較してより大きな圧縮応力を受ける。 背骨の最も通常の曲部は、人間が垂直に立った場合に発現し、最も良い姿勢と なる。着座しよとする時及び着座している間は、人体が変化に曝されるので、特 に椅子に座っているときに何らかの仕事をしようとするときにはより大きな変化 に曝されるため、背骨の通常の曲部は一般的にねじれることとなる。これは、ほ とんどと言って言い過ぎで有れば、多くの場合、椅子が背骨にとって好適な支持 を提供していないという事実によって生ずるものである。従って、背骨痛または ストレスは、着座している際、特に着座を継続している際に発生する。このよう な着座の継続によって痛み、苦痛、機能障害が生ずる。 通常の人のみならず、例えば、レースドライバーのように、同じ姿勢で長時間 座席にとどまっていなければならないような特別な職業に従事する人にとって上 記のことが当てはまる。 そこで、本発明の重要な目的の一つは、通常の立ち姿勢にある場合と類似の形 状に背骨の脊柱前わんを支持することにあるとともに、その人が着座した際に、 この支持部を提供することにある。本発明のもう一つの目的は、主に、仙骨の基 部を支えることである。この目標が達成されると、支持部の提供により、筋肉の 痙攣が防止されるとともに、筋肉の疲労が低減される。 ブリッジャによる米国特許第3,740,096号において、使用者の体重が 、背骨のディスク及び脊椎骨に均一に分配されたならば、関連して相反する筋肉 グループ及び靭帯間に機械的なバランスが創造され、背骨の異常な緊張が低減さ れうることが認められている。一方、マロウによる米国特許第4,489,98 2号及びダンによる米国特許第5,114,209号において、着座した際の姿 勢の矯正の重要性が認められ、背の幅方向を完全に賄うことのできる背面支持部 または腰椎支持部を使用すべきことが示唆されている。彼らのいずれもが、曲部 圧力、特に、仙骨の基部領域への曲部圧力の重要性について認識していないとと もに、これを好ましい事とさえも捉えていない。 背骨のディスクは脊椎骨を分離するが、このディスクは、体重によって生じた 圧縮応力にのみ対抗する際に最小限の機械的負荷に曝される。しかし、背骨が、 例えば良い姿勢で起立状態にある場合のように、その通常の曲がり状態からさら に曲げられると、新たな曲がり位置に背骨が存在する時に機械的平衡状態を保つ 必要があるため、ディスクは筋肉及び靭帯によって発生したさらなる圧縮応力ま たは引張応力、あるいはこれらの両方に耐えなければならない。神経・筋肉・骨 格(NMS)システムの負担重量は、立っている状態と、横たわっている状態で は大きく異なることに注意しなければならない。 これらのディスクと、脊椎骨との複合体及び相互に関係のある神経・筋肉・骨 格システムに加えられる過度の応力によって背骨痛が発生することが多い。従っ て、着座状態を改良することにより、人が着座した際の神経・筋肉・骨格システ ムへのストレスを最小限にすることが必要である。これが達成されたならば、着 座している者にとってより一層の快適さ、持続性し易さが得られるとともに、着 座を継続している間において顕著な利点がある。 多くの人は、着座している間において、いくつかの機能を発揮しなければなら ない。そうでなければ、直立状態にある場合に、垂直位置から、略々背骨の曲が り位置に近接する方向に離れる方向に椅子の背面を傾斜させることによって、比 較的単純に脊椎骨の複合体に対するストレスを最小限にするという目的を達成す ることができる。しかし、着座している間に仕事をしなければならない。このた めには、どうしても身体上部の動きが必要である。そのような動きが起こったな らば、神経・筋肉・骨格システムの全体にわたってストレスの程度が変化する。 身体の位置が変更された場合に動きが発生するため、上記は、身体の動きに関係 する靱帯及び筋肉の動きによって引き起こされるものであることが解る。関連す るストレスもまた、動きによって悪化する。特に完全に静的な着座位置にある場 合のストレスと比較すると、この動きによるストレスの悪化は大きい。動きによ って、上部身体がその重心から移動し、または上部身体が脊椎骨によって確立さ れる平衡位置から移動すると、そのシステムにおける筋肉、各脊椎骨を保持して いる靭帯が位置を変化させ、それに応答して移動する。重心が変化し、平衡状態 にある位置が変化すると、これによってまた各脊椎骨の回りの曲げモーメントが 増加し、ディスクは追加的な、変化状態にあるストレスの下に置かれる。 着座中は、下部身体の主な部分、及び間違いなくその重心は、背骨の固定端部 の上方に位置する。背骨の曲がりによって背骨がその柱状位置から脱し、それに よって平衡状態から脱すると、第5腰椎脊椎骨と仙骨の間の結合部に動きが現れ る。従って、本発明の目的の一つは、この脊椎骨と仙骨間の結合部を安定させ、 正しく方向付けることにある。これは、機能的な動き及び、仙骨の基部を支持す るための快適な着座位置を提供する際に重要である。そのような状態において、 着座状態を長時間にわたって維持することができるのである。より具体的に言う と、仙骨、特に仙骨の基部が、背骨の平衡状態を維持するための追加的な曲げや せん断応力を必要としない状態で、かつ背骨が第5腰椎脊椎骨によって発生する 重量を支持することができる角度にしっかりと位置決めされていないような状態 に着座装置が配置されていれば、最適に機能的な椅子を提供するにあたって、使 用者の上部身体を支えるための追加的な支持部は不要である。それはまた、より 長い時間にわたって着座の際の安心感を提供するものでもない。 本発明は、通常の立ち姿勢において見られる背骨形状に類似の着座の際の背骨 の形状を達成するための、背骨の腰椎の脊柱前わんを支持する方法及び装置に関 する。これは、部分的には、しっかりと着座している人の骨盤を、着座中に良好 な背骨姿勢を維持するための位置に配置することによって達成される。第1に、 仙骨それ自体は、仙骨をその背面に沿って配置させることによって、適切に位置 決めされなければならない。これは、仙骨の背面、特に仙骨の上方3分の1の領 域、すなわち仙骨の基部にわたって直接圧力を加えることによってなされる。第 2に、そのような装置に及ぼす仙骨圧力によって発生した力を、椅子の表面を横 切って前方への、または仙骨支持部から離れる方向への、または支持力から離れ る方向への人の動きを防止するため、摩擦、重力その他の機械的手段によって食 い止めなければならない。 本発明にかかる仙骨支持部は、仙骨を位置決めできるように設計されているが 、柔軟な組織を圧力を変化させて押圧することができるようには設計されていな い。本発明においては、仙骨の基部への特定の圧力を調整することが可能であり 、その領域において、平方インチ当たりの圧力を変化させることができる。すな わち、 仙骨の基部に加えられる特定の圧力の強さを変化させることが可能であり、これ によって、後面から前面へ向かう方向への仙骨の支持または移動、あるいはこれ らの両方を達成することができる。この圧力は、例えば、仙骨に垂直な方向から ±15度乃至±20度の角度をもって使用者に向けることができる。最も効率的 な方向または角度は、例えば、椅子の形状、椅子の底部に対する椅子の背部の角 度、使用者の身体の大きさ等の種々の要素によって決定される。しかし、本発明 によって、着座状態において、椅子が傾斜角度に関してどの位置に調整されてい るかに拘わらず、好適な仙骨支持部が提供される。 神経・筋肉・骨格システムの負担重量は着座している場合と立ち状態にある場 合では全く異なるため、着座する人の支持部は重要である。この負担荷重の差異 もまた、好適な仙骨の基部の角度を維持するため、近接する柔軟な身体組織を実 質的に圧縮することなしに、筋肉の機能にある種の指示を与える。仙骨の後面は 比較的平面状であり、最小限の柔軟組織と筋肉によって覆われているに過ぎない 。従って、仙骨を方向付けする面に近接する位置に置くことによって方向付けす ることは容易である。この方向付けをする面によって、略々水平な着座面から、 好適には、約20度乃至50度の所望の仙骨基部角度が維持される。しかし、こ の角度は、背骨の柱状形状の鉛直方向に対する傾斜角度に応じて、または背面支 持部の角度に応じて補正する必要がある。 本発明の他の目的、特長及び特徴については、図面を参照しながらの添付の特 許請求の範囲における以下の記述によって明確になる。これらのすべては、明細 書によって裏付けされているものであって、明細書における参照番号は各図面に おける対応する部材または部品を示すものである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明にかかる椅子の底部、背部、腰椎の脊椎骨及び仙骨を示す断面 図である。 図2は、本発明の正面図である。 図3は、固定仙骨支持部の側面図である。 図4は、本発明の改良型の断面図である。 図5は、図4に示す本発明の実施例を示す分解斜視図である。 図6は、本発明のもう一つの実施例を示す断面図である。 図7は、図6の7−7線断面図である。 図8は、本発明のもう一つの実施例を示す正面図である。 図9は、本発明のもう一つの実施例を示す側面図であって、椅子に配置した状 態で使用者との相対関係を示している。 図10は、本発明のもう一つの実施例を示す平面図である。 図11は、仙骨支持ブロックを取り外した状態を示す正面図である。 図12は、支持ブロックの縦方向一部断面図である。 発明の詳細な説明 図1には、本発明の一実施例が断面図として描かれている。本発明にかかる装 置の全体は参照番号10として示されている。装置10は、座部12と背部14 の間において使用されている。図面には、椅子構造を示す部分のみが描かれてい る。 本発明と、人体の組織の構成要素に対するその効果を相互に関係づけるため、 図1には、骨盤16と、5個の腰椎脊椎骨も描かれ、これらの5個の腰椎脊椎骨 には全体的に参照18が付されるとともに、それぞれ具体的にL1乃至L5の参 照番号が付されている。第1の、すなわち最下部の胸部脊椎骨には番号20が付 されている。仙骨は番号22で示され、その上方3分の1は仙骨基部と呼ばれる 部分または領域である。仙骨22の下方には、尾骨24が位置する。この尾骨2 4は一連の小さな骨で構成され、これらが一つのグループを形成しているが、こ の尾骨24は後方に曲がる傾向がある。老人においてこの小さな尾骨は、実際に は、一緒に溶け合って一つとなり仙骨の一部になると考えられる。 上述のように、仙骨22には、仙骨基部または仙骨の上方から3分の1のとこ ろに基線が存在し、これは番号26で示される。また、仙骨の底部には仙骨頂部 が存在し、番号28が付されている。 本発明には、基本構造が含まれ、これは番号30で示され、鉛直方向に延びる 背部止め金具32と、底部部材すなわちブラケット34で構成される。底部部材 は、図1に示されるように、背部14と座部12の間に挿入され、これによって 椅子に対して本発明にかかる装置を支持、位置決めする。以後示されるように、 この底部部材には、支持装置、椅子等の構成によって種々の形式のものがあり、 または、この底部部材は椅子に内蔵させることも可能である。背部止め金具32 は、好適には、ヒンジ延長部36、38から成るヒンジ40によって底部ブラケ ット34に結合される。このヒンジ構造は、膠剤、エポキシ樹脂接着剤、ボルト またはネジ等の適当な手段によって背部及び座部に取り付けることが可能である 。 本発明にかかる装置には、原理的には、ブロック部材44が含まれる。このブ ロック部材44は支持部材として機能し、局部的な力または圧力を仙骨及び最も 直接的には仙骨基部に付加することができる。ブロック部材44は好適には剛性 材料によって構成され、その詳細が図2及び図3に示されている。 この剛性を有する支持ブロック44は、上述のカバーの有無及び基部の有無に 拘わらず、それ自体で使用することができる点に注意が必要である。ブロック部 材44はまた、これに装着することのできる種々の付属部材を含むことがある。 この付属部材は着脱可能とすることも、固定させておくこともできる。例えば、 前面の前方に装着可能とした場合にはパッドまたは油圧嚢、あるいはこれらの両 方の形式を有するものであり、図1において番号46で示される。このパッドは 、織物によって形成することが可能であり、織布、ニット織物、不織布、打付け 材、泡層、ゲル入り嚢、その他の人工のものまたは合成パッドまたは合成体を形 成することが可能な材料を使用することも可能である。目的は、局所的な力を提 供する領域を設けることであるが、それと同時に接触部を最小限に留めることに ある。ブロック部材44を使用することによって得られる好適な効果は、近接す る柔軟組織に影響を与えるような圧力を加えることなしに、仙骨に対して充分な 力または圧力を与えることができることであり、さらに、骨盤の回動の際に所望 の制御を得ることである。ブロック部材44上のパッドまたは表面材料はまた、 仙骨への振動を隔離したり、緩和させる機能をも有する。 ブロック部材44をそれ自体で使用する場合には、後方に延びる座席支持部、 すなわち延長フラップ、これについては柔軟なものが好ましいが、これを、以下 に示すように、ブロック部材44に設けることができる。このフラップは、座席 ロックと、底部クッションとの間において摺動することができ、座部上における ブロックの適切な位置決めをすることができるとともに、このブロックを所定の 位置に保持することができる。 ブロック部材44は、それ自体好適には堅いものであって、容易にまたは実際 的に曲げられたり、柔軟性を有するものではなく、座部上において所定の位置か ら容易に移動することもできない。ブロック部材44は、プラスチック、強化プ ラスチック、硬質フォーム、金属その他類似の材料を含む種々の材料によって、 組み立て、製作、成形することができる。さらに、本発明は、使用者の背面に対 して使用する場合には、1インチ平方あたり1ポンド乃至4ポンドの負荷の下で 、仙骨の形状を平滑化、すなわち一致させる曲部部材の使用を可能とすることを 意図している。 油圧嚢をパッド46として使用する場合には、それを、20℃において約0. 01乃至約10000ポアズの粘性を有する不活性液体によって充てんすること が好適である。そのような材料には、流動性ゲルやチキソトロピー性ゲルがある 。また、この嚢を空気式ものとし、固定容量または可変容量の空気あるいは他の 不活性ガスを使用することもできる。可変容量のガスを所望の場合には、手動の ものや空気システムの一部としての従来の空気ポンプを使用することができる。 これらは従来から使用されているものであるため、さらに説明することを要しな いと考える。 上記のような嚢または部材の使用が好ましいのは、使用者をある程度保護する ように機能するからであり、これによって、鋭利な面が形成されるのを防止する ことができるとともに、使用中のショックを軽減することができる。また、容量 可変式の嚢を使用した場合には、ブロック部材44によって提供される力の強度 を調整することができる。 他の代替例として、剛性ブロックの前方、すなわち前面を「CONFOR」フ ォーム、すなわち、それに対して置かれた形状に一致させるように設計された形 式の材料によって覆うことも可能である。嚢を、柔軟組織を保護し、移動及び振 動を軽減することのできる水またはゲルによって充てんすることもできる。 剛性仙骨支持部44及びパッド46の上方には、追加支持部材48が位置する 。 この支持部材48は、図2に示すように略々U字型に形成され、この取り囲むよ うに配置された支持部材48は、液体が充てんされた嚢またはフォームであって 、好適には、腰椎の支持部及び筋肉の支持部を提供するように設計され、具体的 には、上骨盤筋及び脊椎骨保護筋の支持部を提供する。しかし、支持部48の領 域は、約100平方インチ程度の領域とすることが可能であるが、20平方イン チ乃至200平方インチの間で変化させることができ、好適には、ブロック44 よりも低い前方圧力を提供するものである。例えば、支持部48は10インチ高 さ、12インチ幅とすることができるが、その高さを5インチ乃至20インチ、 幅を6インチ乃至24インチとすることができる。支持部48に対するブロック 44によって付加される前方圧力の比は、好適には約2:1であるが、約1.1 :1乃至約10:1の比に変化させることができる。 組立体全体により仙骨、主に仙骨基部に付加される前方力の強さは、好適には 、シートベルトを設けた車両の椅子環境において、20ポンド乃至40ポンドの 範囲にある。職場で使用される椅子構造における前記付加前方力は、摩擦及び重 力のみが前方力に対して抵抗として働くに過ぎないため、約10ポンド程度であ る。これらの力もまた、車両椅子環境の場合には10ポンド乃至50ポンドとし 、固定椅子すなわち事務用椅子の場合には5ポンド乃至25ポンドの範囲とする ことが可能であろう。 カバー50を剛性仙骨支持部44及びパッド46を覆うように配置することも 可能である。カバー52もまた支持部48の外側に配置することも可能である。 一つのカバーを、組立体全体を覆うように配置することもまた可能である。その ようなカバーは、拘束を緩やかなものとしたり、収縮ラップ型の適合カバーとす ることもできる。 図1に示された装置は、底部ブラケット34を摺動させることによって、椅子 の背部と座部の間の位置に容易に置くことのできる分割ユニットによって構成さ れているが、類似の構成によって装置10を容易に取り除くことによって、この 構成もまた椅子の背部14に組み込むことも可能である。その場合には、カバー 50、52もまた、そのような椅子のために使用されるメインカバーによって取 って替わられるであろう。 図3に示すように、剛性仙骨支持部44には、後面54、天井面56及び全体 的に番号58が付された前面すなわち前方面が含まれる。その前面58には、傾 斜した、または僅かに曲がった上部60、及びブロックの底部すなわち下部に近 接する、拡大されたすなわち膨出部62が含まれる。後者の膨出部62は、前方 向かってブロックの下部の向こう側の前方に延びる。表面下部62もまた後方に 向かって傾斜し、底面64を形成する。重要なのは、前面すなわち前方面58に よって、仙骨領域において、具体的にはその後方面に沿って、背骨に沿ったブロ ック部材44は、比較的狭い側面から側面への通路に沿って圧接状態が実現する ことである。これによって、仙骨に局部的に力が加えられ、最も好適な例として は、比例的に大きな力が仙骨の仙骨基部に付加される。前方面が充分に延長され た曲部を有している場合には、膨出部を組み込むことができ、より緩やかな曲部 の場合には、その表面が底部においてまだ外側に延長するため、仙骨全体が支持 される曲部全体の範囲内においては、支持力がまだ仙骨基部に集中しているであ ろう。前面58の上部60にはより多くの斜面すなわち傾斜部が存在するため、 所望の下部仙骨圧力が膨出部62から生ずる。 図1及び図3を比較して見たように、前面58は、仙骨の後方部の形状に略々 一致または類似する形状を有する。 ブロック部材44は、局部的に圧力、すなわち所望の支持及び補正力を直接仙 骨に付加するため、剛性構造として設計されている。最も好適な実施例において は、この力は仙骨の上方3分の1、すなわち仙骨基部に集中する。種々の実施例 のそれぞれにおいては、しかし、特定の圧力すなわち力を仙骨上にまた仙骨に沿 って集中させるように、すなわち、背部すなわち後方部の他の部材との関連で、 特に背骨柱に近接する組織との関連で狭い通路に沿って特定の力を集中させるよ うに、ブロック部材44が力を付加するように設計されている。 ブロック44をそれ自体で使用する場合には、このブロック44はまた、番号 66で点線で示されるような、柔軟で、後方に延びる締結部材を含むようにする ことも可能である。そのような締結部材によって、嚢を追加することなく、ブロ ック44をそれ自体で使用することが可能となるとともに、椅子に積極的に位置 決め、保持することが可能となる。ブロック及び締結部材66は、容易に位置決 めすることができるため、使用者はブロック44を必要な場所に置くことができ るとともに、締結部材66を座部と背部の間で摺動させることにより、その位置 に保持することができる。締結部材66は、柔軟性があればいかなる材料からも 製造することができ、プラスティックが好ましいが、きめの細かい長尺織布、編 込み合成ヤーン等の織物も使用することができる。また、締結部材66はブロッ ク部材44とともに成形によって製造することもでき、あるいは、締結部材66 を独立して製造した後ブロック部材44に適当な方法で取り付けても良い。 いくつか実施例の説明において、これまでに紹介したように、仙骨支持ブロッ ク44は、その外側に配置されたブラダ48とともに機能し、使用者の背側に存 在し、仙骨に近接する位置にある部品を、前記支持部及び仙骨ブロックによって 加えられる力と一定の関係を持って支持することができる。ブラダ48の流体要 領を調整することができれば、ブロック部材44によって与えられる力を調整す ることができる。これによって、ひいては、使用者が着座した際に、脊椎骨の内 部の圧縮力、曲げ、せん断力を最小にすることができるように、骨盤及び脊椎骨 の下部を適切に位置決めすることができる。 仙骨支持ブロック44は、使用者の背の幅広の部分を横切って延長されてはい ない。同様に、仙骨支持ブロック44は、椅子の背部の幅広の部分を横切って延 長されてはいない。むしろ、仙骨支持ブロック44によって、比較的狭い帯域に 沿って圧力すなわち力が集中され、これによって、比較的狭い領域に対して所望 の力が別々に適用され、支持される。必須ではないが、仙骨支持ブロック44の 形状を、その上方において幅広で、底部において最も狭くすることが好ましい。 これによって、略々逆三角形のブロックが得られる。 剛性仙骨ブロック44の寸法は、例えば、上面56を横切る幅を略々2.5イ ンチとし、図2に示すように、底面64を横切る幅を約1インチとすることがで きる。底面64から上面56までの全高さは、例えば、約5インチとすることが できる。 図3において、後面54から上面56を横切って前方の傾斜面60までの、前 方から後方に向かう厚みは約0.5インチであり、一方、後面54から膨出部6 2の最も前方にある部分までの厚さは約1.5インチである。 仙骨支持ブロック44のこの寸法の範囲は、使用者の身長に応じて変更する。 以下に示す表に概算してあるが、体の小さい大人の場合には約150ポンドのフ レームを、普通の大きさの大人の場合には約150ポンド乃至190ポンドのフ レームを、比較的大型の大人の場合には190ポンドのフレームを使用する。 この剛性仙骨支持ブロックにおいて、頂部と底部の幅の比は約2.5:1であ るが、1.5:1乃至3:1の範囲とすることも可能である。同様に、頂部と底 部の厚さの比は、前記幅の場合とは反対に、1:2であるが、装置に延長軸から の傾斜角度に応じて、1:1乃至3:1の範囲とすることも可能である。 しかし、この距離の頂部幅は、仙骨基部において、仙骨の幅の3倍から、やは り仙骨基部のレベルにおける仙骨の後方部の幅まで変化させることができ、その 幅が仙骨の幅以上となっている、ブロックの底部に向かって徐々に薄くすること ができる。 上述のように、例えば図6に示すように、前面58には傾斜すなわち曲部60 、及び膨出部62すなわち延長曲部が設けられている。図1において、ブロック 44が座部の好適位置にあり、使用者が椅子の背部にもたれたときに、上面56 は略々仙骨基線26に位置する。ブロック部材44は、その位置から下方向に座 部12の頂部まで延び、前面58は徐々に、頂部から底部に向かって、前方へ曲 がり延びている。これによって、それ自体背部14から離れて前方へ曲がる仙骨 に対して、連続的に、徐々に前方に向かって増加する圧力を加えることができる 。 ブロック部材44は、好適には水平方向に、仙骨基線26に近接する方向に、 仙骨の後部の幅と略々同じ長さ乃至その2倍長さだけ延長するように設計されて いる。これは、例えば図7に示されている。しかし、この水平方向の距離は、仙 骨基部で測定した仙骨の後部の幅の30%乃至300%にわたって変化させるこ とができ、ブロックの底部に向かうにつれて徐々に狭くなり、ブロック44の底 部において仙骨の幅の約30%乃至300%の幅になる。 上記型式の剛性仙骨支持ブロック44を事務用椅子に使用した場合には、支持 装置によって、1ポンド/平方インチ乃至2ポンド/平方インチの仙骨圧が発生 し、これらの圧力によって骨盤が適切に安定化することが見いだされた。ほとん どの事務用椅子の構造においては、摩擦と重力を組み合わせたメカニズムのみに よって、支持ブロックに対して使用者の背が支えられている。すなわち、一般的 には、1ポンド/平方インチ乃至2ポンド/平方インチより大きい力を得ること はできない。 しかし、本発明にかかる装置を自動車の座席に取り付けた場合には、摩擦と重 力に対してさらに追加的なシートベルトの圧力が働くため、相当の骨盤の安定性 を確保しながら、2ポンド/平方インチ乃至4ポンド/平方インチの仙骨圧が発 生する。この圧力は、使用者が静的位置に着座した場合に測定される。使用者が ペダルを操作している際、またはカーブを曲がる際に移動し、踏ん張っている際 には、操作量や自動車の速度にもよるが、これらの圧力は変化して10ポンド/ 平方インチ以上にも達する。 空気ブラダ48は、一般的に、仙骨圧ブロック44によってもたらされる圧力 の約50%以下の圧力で膨張している。剛性支持ブロック44によってもたらさ れる圧力を試験するため、空気ブラダ48が、仙骨圧ゲージの指示値の約50% 以上の圧力で膨張した場合には、仙骨圧は、骨盤を安定化させる際にその効果を 失うことが見いだされた。例えば、着座した際の仙骨圧の初期値を2ポンド/平 方インチとした場合、0.3ポンド/平方インチまでの空気ブラダ48の膨張は 、ブロック部材44によって付加される仙骨圧の値を下方に1.2ポンド/平方 インチまで和らげる。この低圧においてもまだ、骨盤の安定性にとって効果的で あった。しかし、空気ブラダがさらに0.5ポンド/平方インチまで膨張した場 合には、仙骨圧は1ポンド/平方インチ以下に下がり、骨盤の安定性はもはや適 切なものではなくなった。 図4は、本発明の第2実施例を示す。本実施例では、一貫して座部12と背部 14を有する車両用椅子を取り扱う。骨盤は番号16、仙骨は22、腰椎は18 で示される。一方、胸部脊椎骨は全体的に番号20で示される。 本実施例において、本発明にかかる装置は全体的に番号80で示され、この装 置80は、背部支持部82、上方すなわち外側支持部84及び剛性支持ブロック 86を含む。後者は必須ではないが、この剛性支持ブロック86にもまた、カバ ー88を取り付けることができる。このカバーはパッドの型式でも、または油圧 ブラダの型式、あるいはこれらを組合わせたものであっても良い。図4に示すよ うに、カバー88は容量固定型の液体充てんブラダである。 本実施例においては、背部支持部82は、好適には成形され、略々L字型の一 部品の構造の斜視図が図8に描かれている。背部支持部82には、垂直立設部9 0及び後方に延設された部分、すなわちつなぎ部92が含まれることがある。図 示されているように、背部支持部82は一体の一部品として製造されることも可 能であり、プラスチック、半硬質または硬質フォーム、または金属等の種々の材 料で製造することができる。しかし、後方へ延設された部分92は柔軟性がある ため、底部と背部の間に存在するように種々の形状及び曲がりを有するように製 造することができる。 図5はまた、剛性支持ブロック86だけでなく、上部及び側面支持部材84の 分解図でもある。 外側支持部84はまた、略々U字型に形成され、上部94と二つの側部96、 98を有する。 カバー88またはブロック86もまた、直接、外側支持部84を製造する際に 使用された、フォーム材料から製造することができる。そのようなカバーは、単 純に追加された前面であって、そのカバー構造の底部が図5において点線101 で示される開口100の内側側面に跨って間隔が開いている。あるいは、カバー 88はパッド状の織物材料、または前実施例の場合のように、種々の材料または これらの組み合わせによって製造することも可能である。 剛性支持ブロック86は、好適には、以前ブロック部材44について説明した のと類似の形状及び構成を有する。ここでもまた、剛性支持ブロック86が、も う一つの剛性材料から形成されたプラスチックを成形したものであることが好ま しい。 使用の際には、剛性支持ブロック86は、より縮小されたすなわちより小さな 背部支持部82とともに使用されることがあるし、または単独で使用される場合 もあるし、図4に示すように、背部支持部及び上方支持部84と組み合わせて使 用することもできる。後者の場合には、分離エレメントは、背部及び腰椎支持組 立体として集合的に機能する。 外側支持部84を製造する際に使用されるフォームは、腰椎領域にある使用者 の支持をある程度追加的に行うために適した柔軟性と密度を有するが、ブロック 86によって提供されるように要求される特定の圧力を和らげるかどうかといっ たような支持機能を有するものではない。例えば、外側支持部84に使用される フォームは、ポリエタン、EVA、またはフォームラバー等が考えられる。フォ ームが使用される場合には、その密度は、約2ポンド/立法フィート乃至約20 ポンド/立法フィートとすることが好適である。 剛性支持ブロック86の寸法は、上記ブロック部材44の場合と同様である。 組立体全体80を一体ユニットとして形成するこも可能であり、また、種々の 密度のプラスティックまたはフォームを成形することも可能であることを理解し なければならない。これによって、使用者にとって使用に便利な単一構造とする ことができ、着座環境を変更する際にも持ち運ぶことができる。上述のように、 本発明にかかる装置は、主に、職場まで及び職場からの自動車の中において使用 することができるとともに、職場まで持ち込み、個人の事務用椅子として使用す ることも可能であり、仕事中はずっと追加的に仙骨支持部を提供することができ る。仕事の後は、椅子をまた自宅への帰りに使用することができる。 本発明の他の実施例が図6及び図7に示されている。これらは、上述の実施例 において示した装置の改良型であり、図6に描いた装置は、図1乃至図3に示し た装置の改良型であって、図7に描いた装置は、図4乃至図5に示した装置の改 良型である。例えば、描かれている基本支持部は、前記背部支持部に相当し、全 体的に番号30で示されている。 描かれている装置は、座部12及び背部14との関係で使用されるが、全体的 に番号10で示され、全体的に番号30で示される基本部材、空気嚢48、上方 に配置される油圧ブラダ46を有する剛性仙骨支持部ロック44で構成されてい る。本装置と図1の実施例に示された装置の差異は、側面ボルスター110、1 12を使用していることにある。ボルスター112は、図6において点線で描か れ、両方のボルスター110、112が図7の上面図に描かれている。ボルスタ ー110、112は回転可能に番号111で示される部材を介して背側止め金具 32に連結されている。そのため、各ボルスターは使用者から離れるようにして 、図のピボット結合部111に近接する位置に描かれた矢印によって示されるよ うに、外側に回動することができる。このピボット結合部111による結合は、 ヒンジ等の便利なな手段によって行われ(詳細省略)、ボルスター110、11 2が座部12に着座している使用者から離れる方向に回動しさえすれば足りる。 図7に示すように、各ボルスターには、上方及び内側に向かう曲部が形成され 、それぞれ番号114、116によって示される。これらの上方及び内側に向か う曲部は、着座している使用者の臀部の上方に位置するように設計され、図7に 示されるように、これらは図面において番号118、120で示される腰骨稜の 上方に延長することが可能である。側面ボルスター110、112の前部は一緒 にラップベルト122及び適当なバックル124によって連結され、これらによ って、使用者にとって心地よくベルトが締められるようになっている。このベル トと、ボルスター組立体を組み合わせることによって、図6の矢印Aで示される 方向に圧力を加えられる傾向になる。ベルト122は、ボルスター110、11 2とともに、着座している使用者の腰骨稜を捕らえ、これによって骨盤の移動が 防止される。 この支持システムはまた、レースカーのような車両にも使用することができる 。このシステムは、3点乃至5点制止システムであって、重力Gの大きいものへ の要求に答えることができる。この状況下において、使用者としての運転者は支 持エレメントを特別注文することができ、一体化され、特別注文された椅子及び 支持構造の一部を構成する。これらエレメントの機能及び動作は同じであるけれ ども、状態、反応及び力は簡単に言うとより厳しいものがある。 図9乃至図12に、本発明の他の実施例を示す。これらは機械的に調整するこ とができるように構成されている。 図8に示すように、支持装置は全体的には番号130によって示される。そし て、この支持装置130は、二つの回動可能に設けられたネジ軸134、136 が設けられた外側フレーム132で構成され、この支持装置130は回動可能と なっている。軸移動組立体は、全体的に番号138で示され、軸134、136 を回動させるため、この軸移動組立体138回動可能である。この動作について は、さらに以下に記載する。 面板140が軸134及び136のそれぞれに、適当なネジ軸受けによって結 合される。そのうちの一つが仮想線によって番号142として示されている。こ れによって、面板140がフレーム132の範囲内において鉛直方向に移動する ことができる。仙骨支持ブロック144が、上下支持部146、148のそれぞ れによって、面板140に接続される。図12に示すように、これら上下支持部 146、148は、ピン結合150によってブロック144に接続される。ピン 結合150によって、各支持部146、148の端部が回動可能となり、これに よって、ブロック144に対して相対的に移動することができる。 支持部146、148のそれぞれは、後方に向かって、面板140を介してフ レーム132の範囲内で、その全体が番号152で示される適当なブロック移動 組立体の中に延びている。上下支持部146、148は、ネジ軸、少なくとも内 側端部にネジが切られたものによって構成されるか、またはその代わりとして、 ピストンロッドによって構成することもできる。要求されているのは、ブロック 144を操作できるようにすること、または移動可能にすることである。ブロッ ク支持部146、148を、均等にまたは片方だけ、あるいはフレーム132に 対して内側または外側、あるいはこれらの両方に移動させるために、ブロック移 動組立体152が設けられている。このように、仙骨支持ブロック144、また はこの上部または下部はフレーム132に接離することができ、これによって図 9に示すように、仙骨支持ブロック144は着座中の使用者に接離することがで きる。ブロック支持部146、148が互いに独立して移動することができるた め、使用者に最も好適な支持部を提供するような設計となるように、ブロック1 44を関節でつなぐことが可能である。従って、ブロック144の頂部または底 部を、ブロック自体を互いに、または面板140または背部14’によって確立 される面に対して角度をずらして配置させるように位置決めすることができる。 その結果、ブロック144を図9に示される位置とは異なるように位置決めする ことができる。 仙骨支持ブロック移動システム152を一つ以上の電動モータ154によって 構することができ、このモータ154によって、代わる代わる適当なギヤアッセ ンブリを駆動し、図12の双方向矢印によって示されるように、上下ブロック支 持部146、148を内側または外側に移動させることができる。そのようなギ ヤアッセンブリは、図11において全体的に番号156として示され、適当なな 歯車で構成されている。そして、駆動モータ154に動作可能に結合された場合 には、ブロック支持部を所望の方向に移動させることができる。この駆動システ ムもまた、自動車の座席を指または記憶システムを介して制御するのと類似の要 領で制御することができる。これらは従来より行われているものであるから、さ らに説明をする必要はないと考える。 駆動アッセンブリ138もまた、電動モータ158だけでなく、軸134、1 36の頂部に直接結合され、これらを時計回りまたは反時計回りに駆動するため の適当なウォームギヤドライブ160を備える。 仙骨支持ブロック144は、剛性部材とすることも可能であるし、図12に示 すように、支持部の下方3分の2をフォームパッドによって覆った状態で支持部 の上方3分の1の部分に沿って配置される油圧ブラダ170を備えるようにする ことも可能である。美観を考慮して、織物製カバー174をブラダ170とフォ ームパッド172の両方の上に延設しても良い。この構成において、ブラダ17 0は相対的に非圧縮状態となり、一方、フォーム部分は下方3分の2において圧 縮可能となる。前述の実施例と同様に、油圧ブラダ170の内部要領を調整可能 とすることができ、これによって各使用者のために支持部全体を調整可能とする ことができることもまた理解しなければならない。 この型式の支持ブロック144はそれ自体でも、またブロック44、86と組 み合わせることによっても使用可能であることも理解しなければならない。また 、その場合、ブロック144には、締結部材66と類似の締結部材を設けること も できる。 図9に示すように、支持組立体130にはまた、図1に示したブラダ48に類 似の、より大型の流体ブラダ162を設けることができる。従って、このブラダ 及び本発明における支持システムにおけるブラダの実用性についてさらに説明す ることは不要である。 現在のところ最も実用的で好適と考えられる実施例を通じて本発明について説 明したが、本発明は実施例における記載内容に限定されるものではなく、逆に、 本発明は、添付の特許請求の範囲に記載した発明の精神及び技術的範囲の範囲内 において、種々の改良及び等価な構成をも包含することを意図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティム,エドワード イー. アメリカ合衆国 48623 ミシガン州 フ リーランド,ノース リバー ロード 6860番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特定の支持圧力を背骨の仙骨部に付加する背骨支持装置であって、 少なくとも天井面と、相対向する側面と、前面を有する固定支持部材と、 前記固定支持部材が取り付けられる締付部材で構成されることを特徴とする背 骨支持装置。 2.さらに、前記前面の少なくとも一部を跨いで延設するように位置決めされた パッド部材を備えることを特徴とする請求項1記載の背骨支持装置。 3.前記パッド部材がフォームで構成されることを特徴とする請求項1記載の背 骨支持装置。 4.前記パッド部材が中空のブラダで構成されることを特徴とする請求項1記載 の背骨支持装置。 5.前記パッド部材が流体を充てんした室であることを特徴とする請求項1記載 の背骨支持装置。 6.前記締付部材が、前記剛性支持部に装着された立設部と、椅子係合部である ことを特徴とする請求項1記載の背骨支持装置。 7.前記椅子係合部が柔軟性を有することを特徴とする請求項6記載の背骨支持 装置。 8.前記剛性支持部と、前記パッド部材と、前記保持部材とが一体に形成されて いることを特徴とする請求項6記載の背骨支持装置。 9.前記剛性支持部がさらに人体組織に適合する前面を有することを特徴とする 請求項1記載の背骨支持装置。 10.前記人体組織に適合する前面がフォーム層で構成されることを特徴とする 請求項9記載の背骨支持装置。 11.前記人体組織に適合する前面が流体を充てんした室で構成されることを特 徴とする請求項9記載の背骨支持装置。 12.前記液体の粘度が、20℃において約0.01乃至10000センチポア ズの範囲内にあることを特徴とする請求項11記載の背骨支持装置。 13.背部と座部を有する椅子とともに使用される仙骨支持材であって、該仙骨 支持材は、仙骨の後部上において、力を前方に方向付けるとともに集中させるよ うに機能し、該仙骨支持材は、 椅子と接触する後面と底面と、略々仙骨基線のレベルにある位置から座部の 表面まで延設するように形成された前面を有する剛性部材で構成され、 前記仙骨基線に近接する前記仙骨の後部の約2倍の水平方向寸法を有するこ とを特徴とする仙骨支持材。 14.前記剛性部材が、その底部よりも幅広の頂部を有することを特徴とする請 求項13記載の仙骨支持材。 15.前記剛性部材の頂部幅と、底部幅の比が、2.5:1であることを特徴と する請求項14記載の仙骨支持材。 16.前記剛性部材の頂部厚さと、底部厚さの比が、1:2であることを特徴と する請求項14記載の仙骨支持材。 17.前記剛性部材が、さらに、前記前面の下部から前方に向かって延設された 膨出部を有することを特徴とする請求項13記載の仙骨支持材。 18.前記剛性部材が、さらに、前記前面の下部から前方に向かって延設された 膨出部を有することを特徴とする請求項14記載の仙骨支持材。 19.前記剛性部材が、さらに、前記前面を跨いで延設されたパッドを有するこ とを特徴とする請求項13記載の仙骨支持材。 20.前記パッドが織物材で構成されることを特徴とする請求項19記載の仙骨 支持材。 21.前記パッドがフォーム材で構成されることを特徴とする請求項19記載の 仙骨支持材。 22.前記パッドが流体を充てんしたブラダで構成されることを特徴とする請求 項19記載の仙骨支持材。 23.前記流体が空気で構成されることを特徴とする請求項19記載の仙骨支持 材 24.前記流体が、20℃において約0.01乃至10000センチポアズの範 囲内にある液体で構成されることを特徴とする請求項19記載の仙骨支持材。 25.さらに、前記剛性部材に結合される立設部と、略々後方に向かって延設さ れる部分を有する支持部材を設けたことを特徴とする請求項13記載の仙骨支持 材。 26.少なくとも前記いくつかの後方に延設された部分が柔軟性を有することを 特徴とする請求項13記載の仙骨支持材。 27.指定された背骨領域に分離した圧力を付加するための仙骨支持装置であっ て、 少なくとも天井面と、相対向する側面と、前面を有する固定支持部材設け、 該前面は人体を収容する曲部を有し、 少なくとも部分的に前記天井面及び相対向する側面付近に延びる膨出部と、 前記剛性支持部材が装着された椅子収容フレーム部材で構成されることを特 徴とする仙骨支持装置。 28.天井面と、底面と、相対向する側面と、相対向する前面と後面を有する部 剛性ブロックで構成され、該天井部は前記底部より幅広であって、前記前面が頂 部から底部まで延びる凹状曲部を有することを特徴とする仙骨支持装置。 29.相互に関連する背部及び座部を有する椅子に使用される下方背部支持メカ ニズムであって、 上部及び下部を有する略々凹状の前面を有する剛性支持部材を設け、該下部 は該上部の前方に延設され、 そこから延設される前記椅子配置部材をさらに有する前記支持部を設け、前 記椅子配置部材が前記背部と前記座部の間に位置する際には、椅子の使用者の仙 骨上に局部的な圧縮を付加するため、前記支持部材が該椅子の使用者及び前記背 部と前記座部と相対的な椅子上に位置することができることを特徴とする下方背 部支持メカニズム。 30.前記椅子配置部材が柔軟性を有することを特徴とする請求項29記載の下 方背部支持メカニズム。 31.前記椅子配置部材が前記支持部材と一体に形成されていることを特徴とす る請求項29記載の下方背部支持メカニズム。 32.前記支持部材及び前記配置部材が一体ユニットとして一体成形されている ことを特徴とする請求項29記載の下方背部支持メカニズム。 33.前記支持部材が、さらに、それぞれ前記前面の凹面に固定される油圧ブラ ダとパッド部材を有することを特徴とする請求項29記載の下方背部支持メカニ ズム。 34.前記油圧ブラダが前記上部に固定され、前記パッド部材が前記下部に固定 されることを特徴とする請求項33記載の下方背部支持メカニズム。 35.前記上部が前記前面の上方3分の1の部分で構成されることを特徴とする 請求項34記載の下方背部支持メカニズム。 36.着座位置における骨盤位置を安定させるための神経・筋肉・骨格システム 支持方法であって、 椅子の背部と座部の結合部に剛性支持部材を配置し、 前記剛性支持部材によって使用者の仙骨に対して力を加えるように、該剛性支 持部材を着座している使用者に相対的に位置決めすることを特徴とする神経・筋 肉・骨格システム支持方法。 37.さらに、前記支持部材の上方及び側方空間に流体ブラダを配置し、前記仙 骨の周囲の領域を仙骨とともに支持するように、該ブラダを膨出させることを特 徴とする請求項36記載の神経・筋肉・骨格システム支持方法。 38.前記剛性支持部材が、前記仙骨基部に対してより大きな力を加えることを 特徴とする請求項36記載の神経・筋肉・骨格システム支持方法。
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