JPH10504274A - プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置 - Google Patents

プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置

Info

Publication number
JPH10504274A
JPH10504274A JP8513579A JP51357996A JPH10504274A JP H10504274 A JPH10504274 A JP H10504274A JP 8513579 A JP8513579 A JP 8513579A JP 51357996 A JP51357996 A JP 51357996A JP H10504274 A JPH10504274 A JP H10504274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
glass
die
mold
extrusion die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8513579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3210347B2 (ja
Inventor
クラウス ペティンク、
Original Assignee
ペティンク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペティンク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー filed Critical ペティンク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー
Publication of JPH10504274A publication Critical patent/JPH10504274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3210347B2 publication Critical patent/JP3210347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/20Uniting glass pieces by fusing without substantial reshaping
    • C03B23/24Making hollow glass sheets or bricks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/14Transferring molten glass or gobs to glass blowing or pressing machines
    • C03B7/16Transferring molten glass or gobs to glass blowing or pressing machines using deflector chutes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の方法は、プレス方法によるガラス成形品の製造に必要な、溶融したガラスの分配した量を、プレス型がプレスステーションにある間、押出型の押込み前に、プレス型に供給すること、及びプレス型が同様にプレスステーションにある間、押出型の押込み後に、ガラス成形品をプレス型から取り出すことを定めている。この方法の実施によって型の搬送は不必要となる。本発明は、この方法の実施に適当な装置であって、押出型(29)がプレス型(22)の外側にある出発位置から、押出型(29)の中心軸線(M´)に対し直角方向に延びる軸線を中心に横方向に回動自在であってなる装置にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置 本発明は請求項1の上位概念に対応するタイプの方法、及びこの方法の実施に 特に適切であり請求項7の上位概念に記載の装置に関する。ガラス成形品をプレ スするためには、実質的に以下の方法が用いられる。この方法では、一定の角度 間隔で複数のプレス型が回転自在な機台に設けられている。送入手段、いわゆる 供給装置の下方にあるプレス型へ、溶融したガラスが所定量注入された後に、機 台は2つの隣接したプレス型同士の角度間隔だけ回転されるので、注入されたば かりの溶融したガラスの入ったプレス型が、押出型の下方に位置決めされる。ガ ラス成形品の内部形状を定める押出型はプレス型へ下ろされて、溶融したガラス を実際の外部形状へ押し込む。この工程中に、現在供給装置の下方にある隣接し たプレス型へ、溶融したガラスが注入される。ガラス成形品の完全な成形に最低 限必要な、通常は数秒の範囲にある時間の後に、押出型は再度プレス型から出さ れ、機械用回転テーブルは再度2つの隣接したプレス型の間隔に対応する角度だ け更に回転され、サイクルが最初から始まる。 プレスの終了したガラス成形品は、このガラス成形品がプレス型を介しての放 射熱の放出によりかつ特に熱放散により、形状安定的な物体に凝固される程に冷 えるまで、プレス型内に滞在している。凝固に必要な冷却時間が、一般的には、 完全な成形に必要なプレス時間より著しく長い。それ故、ガラス成形品は複数の サイクルの時間でプレス型内で冷却されねばならない。従って、プレスステーシ ョンから取出しステーションへの搬送に必要な時間が少なくとも必要な冷却時間 に対応するように、機械用回転テーブルは少なくとも幾つかのプレス型を有する 必要がある。 tk=(z−1)tp+ztTは冷却時間tkに適用される。ここで、zはサイク ル数、tTはプレス時間、及びtpは隣接したプレス型の間隔に対応する角度間隔 だけ回転するために回転テーブルが要する時間を表わす。従って、このタイプの 方法の効率はガラス成形品の成形に必要な最低限プレス時間に依存するの みならず、ガラス成形品が凝固するまで冷却するのに必要な時間によって著しく 制限される。 従って、ガラス成形品をより迅速に成形する比較的コスト高でより効果的なプ レス駆動装置を用いることによっても、方法の効率が著しくは高められないこと が、方法の本質的な欠点である。 従来技術に属するがまだ発表されていない方法、及びこの方法の実施に特に適 切な装置はこうした欠点を改善しようとした。 この方法では、押出型は実際のプレス工程後にプレス型内のガラス成形品と接 触して滞在している。このことによって、ガラス成形品の外側からプレス型を介 して排出される熱の外に、金属製の押出型との接触によって、集中的な熱伝達が ガラス成形品の内側から押出型へなされる。この押出型は、冷気をガラス成形品 の内部に度々吹き込む、冒頭に記載されたタイプの方法と比較して、ガラス成形 品の内側の著しいより有効な冷却を引き起こす。従って、ガラス成形品の少なく とも表面付近の領域が、ガラス成形品がプレス型からの取外しと冷却ステーショ ンへの引渡しとに十分な固有安定性を有するような温度に冷えるまで、ガラス成 形品がプレス型内に滞在しなければならないが、その滞在の時間が、全体として 著しく減少される。従って、この方法では、プレス型は、既により短い時間後に 、新たなプレス工程に用いられる。 こうした方法では、溶融したガラスの、ガラス成形品に必要な分配した量が、 プレスステーションに前置された別個の充填ステーションで注入されるので、一 方では、こうした方法の実施に特に適切な装置の構造的コストが、別個の充填ス テーションの形成により高められ、他方では、充填ステーションからプレスステ ーションへのプレス型の引渡しに必要な時間により、この方法で最大限に達成可 能な性能が制約されること、これが欠点である。 従って、ガラスプレス機の性能のこうした制約を除去して、著しく高められた 機械的なコストを必要としない方法を改善することが、本発明の課題である。特 に、この方法の実施のために適切なガラスプレス装置を製造することが、本発明 の他の課題である。 これらの課題は請求項1に記載の方法及び請求項7に記載のガラスプレス装置 により解決される。 押出型の沈込みの前に、溶融したガラスの分配した量をプレスステーションに あるプレス型に供給することによって、従来の方法では常に存在し、かつプレス ステーションに前置(方法の時間的経過の意味で)されている別個の充填ステー ションを省略することができる。更に、プレス型がプレスステーションにある間 に、ガラス成形品をプレス型から取り出すことができるので、型の搬送が行なわ れない。この措置によって、本発明の方法の実施に適切な装置の場合に、例えば 、従来別個の充填ステーションに必要なプレス型を節約することによって、構造 的コストが減少されるだけではない。それだけでなくて、溶融したガラスの分配 した量を充填されたプレス型を充填ステーションからプレスステーションに引き 渡すために、及び場合によってはプレス型をプレスステーションから取出しステ ーションに引き渡すために必要な時間を節約することによって、本発明の方法の 性能が従来の方法に比較して高められるもする。 請求項2に記載の方法の特に好適な実施の形態では、溶融したガラスの分配し た量を注入するために押出型をその静止位置からプレス方向に対して横方向に回 動する。この措置によって、溶融したガラスの注入工程のためにプレスステーシ ョンにおいて用いられる空間がプレス型の開口部の外側で拡大されるので、嵩張 った構造の、注入に必要な手段が、問題なくプレス型の開口部を覆うように持ち 来たされることが達成される。従って、高められた構造的コストとかなり高い故 障し易さ(Stoeranfaelligkeit)とを意味するであろう特に繊細な注入手段を省略 することができる。実際また、ガラス成形品を上から取り出すことができるので あり、ガラス成形品の取出しに必要な自由空間を要する押出型を、本方法の達成 可能な性能に悪影響を与えるであろう大きな行程の程度までプレス型から出す必 要はない。 僅かな構造的コストをもってかつ特に確実性をもって、押出型の回動の後に、 溶融したガラスの分配した量をプレス型に注入することができるのは、いわゆる 供給装置に結合された供給管を、押出型をプレス型へ沈み込ませることができる 出発位置から、供給管の自由端がプレス型の開口部と連通している位置へ回動し 、注入工程の終了後に出発位置へ回動復帰する場合(請求項3)である。 本発明の方法の性能を著しく高めることができるのは、請求項4に記載のよう に、プレス型の沈込み前に、プレスステーションにある複数のプレス型に、時間 的にほぼ平行に、溶融したガラスの分配した量を供給し、対応の数の押出型によ って、溶融したガラスからガラス成形品を成形する場合である。この場合、性能 の向上は構造的な超過コストが比較的に少ないことを伴うだけである。こうした 少ない超過コストが掛かるのは、追加的に必要な押出型と、プレス型と、溶融し たガラスの分配した量をプレス型に注入する手段とだけである。 有り得る適用例のための本発明の方法の改善は請求項5の主題である。この場 合、少なくとも2つのプレス型で、時間的に平行に、1個の成形品に接合可能な 部分成形品、例えばガラス成形品の2つの半体を成形する。これらの部分成形品 が、少なくとも表面付近の領域で、プレス型からの部分成形品の取外しを可能に する温度に冷却した後に、公知の装置によって部分成形品をプレス型から取り外 し、部分成形品を接合する同様に知られた装置に直接引き渡す。引渡し工程のた めに比較的短い時間が必要とされるので、半体に溜まった熱含量を接合工程のた めに用いることができる。従って、部分成形品の、継目箇所で隣り合う面を新た に加熱するために必要なエネルギ量を、従来の方法に比較して著しく低下させる ことができる。 方法の他の好ましい改善では、プレスステーションは、ガラス成形品を段階的 に成形するのに用いられる或るシーケンスの異なったプレス型及び押出型を有す る。このためには、異なったプレス型内で、時間的に同時に、異なったプレス成 形品の種々の部分を成形する。この場合、プレス型は、以下のように、すなわち 、シーケンスで第1のプレス型を除いて、前のサイクルのうちの1で既に製造さ れており、これから製造される部分に接する部分を、プレス型に入れることがで きるので、プレス工程の際に同時にガラス成形品の他の部分の成形及びその部分 に接する部分の結合を行なう(請求項6)ように形成されている。しかし乍ら、 プレス型に入れられた部分は必ずしも同一のシーケンスで製造される必要はなく 、他の例えば吹込み成形機からも由来してもよい。 特に本発明の方法の実施に適切なガラスプレス装置は請求項7の主題である。 しかし、このガラスプレス装置を、従来の方法の実施の際に好適に使用すること も同様に可能である。押出型が、プレス型の外側にある静止位置から、プレス方 向に対し横方向に回動可能であるので、プレスステーションにあるプレス型は容 易に出入れできて、プレス型の取外しを要しない。このことによって、必要な場 合には、プレス型において従来のガラスプレス装置に比較してより少ない労働コ ストの下で操作を行なうことができる。更に、押出型の回動後に、プレス型の開 口部はより容易に出入れ可能であり、このことによって、比較的嵩張った注入装 置によっても、溶融したガラスの分配した量を、プレスステーションにあるプレ ス型に供給することができる。プレス型の外側の自由空間を押出型の特に長い行 程によって拡大することも原理的には可能だろうが、この措置は、装置の寸法が より大きくなること及び長い行程運動を実行するのに必要な時間によって装置の 性能が低下することを伴うであろう。 ガラス成形品に必要な溶融したガラスの分配した量を、好ましくは供給管によ って供給装置からプレス型に供給し、供給管は、押出型の横方向の回動の際に、 供給管の端部がプレス型の開口部と連通している位置へ移動可能である(請求項 8)。 荷重発生機から押出型へ遅延がなく、精確で保守不要の伝動装置に関しては、 請求項9に記載のように、ガラスプレス装置が軸方向に移動可能に案内される押 え棒を有し、この押え棒の一端が荷重発生機と協働し、他端が押出型を作動する ことは特に好ましい。 ガラスプレス装置の第1の好適な実施の形態で押出型の回動が構造的に達成さ れるのは、請求項10に記載のように、プレス方向に対し直角に延びる回動軸を 中心に回動自在なブラケットが装置の支持枠に取着されており、キャリッジによ って押出型を取り付けられたレール部材を含むことによってである。この場合、 キャリッジは、実際のプレス工程の実施のために、押出型をプレス型へ押し込む ことを可能にする。 請求項11に記載のように、ブラケットが回動軸に対し垂直に作用しする長さ 可変の回動手段を介して支持枠に支持されているので、押出型が回動手段によっ て回動軸を中心に回動されるだけでなく、その時々に所望の角度位置に固定可能 であることは好ましい。 長さ可変の回動手段の特に好ましい構成、すなわち、回動手段が回動棒を有し 、この回動棒の一端がブラケットに枢着され、軸方向に移動自在に案内され、他 端が、ばね力の下で、電動モータで駆動されるカムと接触しているという構成は 、請求項12の主題である。 ガラスプレス機の第1の好適な実施の形態では、押え棒と押出型との結合は、 回動軸に対し平行な継手軸を有するナックル継手を介してなされる(請求項13 )のが好ましい。 荷重発生機から押出型へ特に有効に荷重を伝達するために、従ってまた、高い 成形圧力を得るために、請求項14に記載のように、押え棒の中心軸線が、プレ ス工程中に、押出型の中心軸線とほぼ一直線上に延びているように、押え棒を配 置することは利点である。 溶融したガラスの分配した量をプレス型に注入するために必要な時間が短縮さ れるのは、押出型が静止位置から回動する際に、同時に、供給管が注入位置に移 動される場合である。このために適切な、構造的に特に簡単な措置が請求項15 の主題である。 プレス型への出入れ、プレス型からのガラス成形品の取出し及びガラス成形品 の搬送が容易化されるのは、押出型が自らの出発位置から装置用支持枠の閉じた 側の方向に回動自在である(請求項16)場合である。 ガラスプレス装置の第2の好適な実施の形態は請求項17乃至19の主題であ る。この形態は特にガラス成形品に適切であって、ガラス成形品の製造には、よ り小さな成形圧力のみが必要である。このガラスプレス装置では、支持枠にはレ ール部材が設置されており、このレール部材にはプレス方向に移動自在なキャリ ッジ部材が設けられている。このキャリッジ部材は、プレス工程中に支持枠の閉 じた側から突出するホルダを有し、ホルダには押出型が固定されている。押出型 がプレス型の外側にある際に、ホルダは、キャリッジ部材の領域にある回動軸を 中心に、支持枠の閉じた側へ回動復帰可能であるので、プレス型の外側で望まし い自由空間を得るために回動軸と押出型との間の間隔が比較的僅かである故、比 較的短い運動が必要なだけである。このことによって、クロック周波数(Taktfre quenz)従ってまたガラスプレス装置の性能を再度高めることができる。 ホルダが請求項18の特徴を有する場合、プレス型の開放側を完全に開放する には、既に90°の回動角度で十分である。 押出型を支持するホルダの望ましい回動性を保証するために、ガラスプレス装 置のこの好適な実施の形態では、請求項19に記載のように、押え棒の、押出型 を作動する端部が、キャリッジ部材と結合されていることが利点である。しかし 、このとき、押出型によって印加される成形圧力は制限される。何故ならば、こ の成形圧力をホルダから押出型へ伝達する必要があるからである。 請求項20に記載の特に好適な実施の形態では、荷重発生機がトルク及び回転 数制御可能な電動モータによって駆動されるカムからなる。この構成は一方では 押出型の押込みを特に迅速にかつ高い精度をもって可能にし、他方では、この荷 重発生機は必要な保守コストが少ないこと、及び製造が安価であることの点で際 立っている。実際また、作動中のノイズ公害が少ない。 カムを駆動する電動モータがトルク及び回転数制御可能であるので、押出型を プレス型に押し込むのに用いる送りと、プレス工程中にガラス成形品に印加され る荷重とは、簡単な方法で、ガラス成形品によって定められたその時々の要求に 適合されることができる。この場合、必要な場合には、電動モータに印加される 電流の変化によって、「成形圧力プログラム」を実行することができる。すなわ ち、成形圧力をプレス工程中に変化することができる。対応のカム形状の選択に よって、送りの速度推移を押出型の降下中に機械的に予め選択することができる ので、この送りも、その時々のガラス成形品によって及び用いられたガラス材料 によって設定された個々の要求に適合させることができる。 請求項21に記載の好適な実施の形態では、電動モータは三相交流サーボモー タである。何故ならば、このモータはその回転数と、モータによって生起される トルクとの特に微妙な制御を可能にするからである。プレス型からの押出型の精 確な戻りが保証されるのは、請求項22に記載のように、押出型を引き戻すため にカウンタカムが用いられる場合である。 実験は、押出型を引き戻す手段が、プレス方向に抗して押え棒に加圧する弾性 要素である(請求項23)場合に、特に良好なプレス結果が達成されることを示 した。 しかし、同様に、液圧又は空気で作動されるシリンダ、又はカウンタウェイト によって押出型を引き戻すことも可能である。 弾性要素が製造の点で保守不要かつ安価であるのは、請求項24に記載のよう に、弾性要素が少なくとも1つのねじばねを有する場合である。 本発明のガラスプレス装置の性能を向上させるためには、請求項25に記載の ように、複数のプレス型、及びこれに対応する数の押出型が設けられており、こ れらうちの各々はプレス型に割り当てられていることは利点である。 このような装置の有り得る好適な適用例は、プレス工程中に成形物に接合可能 な部分成形品を成形するように、プレス型及び押出型を形成すること(請求項2 6)を定めている。更に、請求項27に記載のように、部分成形品をプレス型か ら取り出すと共に、部分成形品を接合する装置に引き渡すための手段を具備する ことも利点である。この措置によって、最短時間以内でガラス成形品を接合装置 に引き渡すこともできるのは、部分成形品が、少なくとも表面付近の領域で、部 分成形品が取外しと搬送とに必要な剛性を有するような温度に冷却した後である 。この時点で部分成形品にまだ溜まっている熱量が大きいので、部分成形品を接 合するためのエネルギ必要量は、押出成形と接合との間に比較的長い時間を要す る従来の方法と比較して、著しく減少されている。 複数のプレス型と、それに対応の数の押出型とを具備するガラスプレス装置の 、他の好ましい使用に適切な実施の形態は請求項28の主題である。この装置で は、ガラス成形品を段階的に成形するのに用いられる或るシーケンスのプレス型 及び押出型が設けられている。 請求項29に記載のように、前記シーケンスが、プレス工程中に、ガラス成形 品の、全体として完全なガラス成形品を生み出す種々の部分を押出成形すること ができるプレス型及び押出型を含むことは特に好適である。 プレス型が請求項30の特徴を有するときは、ガラス成形品の個々の部分の事 後の接合が省略されるので、この措置によって、他の作業段階を節約することが できる。 図面には、本発明の方法、及び本発明の方法の実施に特に適切なガラスプレス 装置が略示されている。 図1は8個の型を有するリニアなテーブルと8個の押出型とによる本発明の方 法の図である。 図2は、溶融したガラスの分配した量を押出型の回動中に注入する間の、この 方法の実施に特に適切な本発明のガラスプレス装置の実施の形態の側面図である 。 図3は図2に図示のガラスプレス装置に具備されたプレス型の、図2に図示し た部分Aの詳細断面図である。 図4はプレス工程後にガラス成形品を適切に冷却し支持するための冷却用型の 有り得る構成の図である。 図5は2つの半体からなる構成要素を製造する装置の構造の略図である。 図6a乃至6gは図5に図示した装置における2つの半体の取外し・接合工程 の段階を示した図である。 図7a乃至7dは2つの連続するプレス工程でガラス成形品を成形する装置に おける製造段階を示した図である。 図8は回動自在に支承された押出型の他の好適な構成の図である。 以下に「上」とか「下」に就いて述べるとき、その表示は、夫々に図示された ガラスプレス装置の、図2乃至8に図示した直立の作動方法に関する。 図2には本発明の方法の経過が、8個のプレス型12を有する直線的な機台1 1と、8個の押出型14を含むガラスプレス装置13とを具備する装置の例で説 明されている。ガラス成形品を製造するために、まず、図面に図示されない回動 可能な供給管を具備する供給装置によって、溶融したガラスの分配した量を、プ レスステーションにある各々のプレス型に供給する。注入工程では、供給装置か ら順々に相応のガラス量が、各々のプレス型に通じる供給管に供給される。この 注入工程は図1では参照符号Fが付された矢印によって表わされている。この装 置の場合、溶融したガラスの分配した量が、図1に基づいて記載された方法で注 入される。とは言っても、溶融したガラスの分配した量を、同時に、プレスステ ーションにある各々のプレス型12に供給することも可能であるのは、各々の供 給管のために従ってまた各々のプレス型のために唯一の供給装置が設けられてい る場合である。 注入工程の終了並びに供給管及び押出型14の回動復帰後に、押出型14が同 時にプレス型12に押し込まれ、以下のようになるまで、すなわち、ガラス成形 品が、少なくとも表面付近の領域で、このガラス成形品がプレス型からの取外し と冷却ステーションへの引渡しとに十分な固有安定性を有するような温度に冷え るまで、プレス型内でガラス成形品と接触したままでいる。続いて、冷却ステー ション16への成形品の引渡しUeがなされる。冷却ステーション16は冷風フ ァンからなるか、ガラス成形品の温度を更に降下しかつ均等化する、図面に図示 されない冷却用型を含むことができる。冷却ステーションではガラス成形品は完 全に凝固するまで冷却される。次に、ガラス成形品は他の引渡し段階Ue´でコ ンベヤベルト15に引き渡される。 後置された冷却用型を省略し、その代わりガラス成形品内での押出型の滞在時 間を、ガラス成形品がプレス型で完全に凝固するように調整することも、必要な 場合には当然ながら可能である。 以下、図2に基づいて、本発明の方法の使用に特に適当なガラスプレス装置を 説明しよう。 ガラスプレス装置100は支持枠20を有し、この支持枠20からはプレステ ーブル21が突出しており、このプレステーブル21の上面は水平に位置してい る。プレステーブル21はその上側にプレス型22を有する。このプレス型22 は取出し要素18を有している。この取出し要素18によって、プレス型22に あるガラス成形品9は、場合によっては、プレス型が垂直方向に分割される際の 部分型の分割の後に、後置の加工ステーションへの引渡しのために、プレス型か ら取出し可能である。プレステーブル21の上方では、支持枠20が固定のブラ ケット23に連なっており、このブラケット23はその上側にプレス駆動装置2 4を有している。 プレス駆動装置24は図面に図示しない三相交流サーボモータによって駆動さ れるカム25を有する。このカム25が作用する相手であるロール26は、ブラ ケット23内でその縦軸の方向に移動自在にかつロール26の軸を中心に回動自 在に取り付けられている押え棒27の上端に取着されている。 押え棒27は、ロール26の軸に平行に延びている継手軸を有するナックル継 手33を介して、ホルダ34と結合されている。このホルダ34は、その下端に 、即時固定手段28によって取り付けられる押出型29を有する。ホルダ34は 、支持枠20に向いた側で、キャリッジ部材35を含み、このキャリッジ部材3 5は、水平軸を中心にブラケット23に回動自在に支承されたブラケット36と 共に設けられたレール部材37に取り付けられている。レール部材は、ホルダ3 4の下側に取り付けられた押出型29をプレス型22に押し込むことができるよ うに、ホルダ34が、垂直方向の整列の場合に移動可能であるように、設計され ている。 レール部材37の上方で、ホルダ34は支持枠20の側から斜めに上方へ整列 されたジブアーム38を有する。ジブアーム38は、詳細に図示されない軸受を 介して、ブラケット36を、支持枠20の固定のブラケット23に回動自在に結 合されている。 支持枠20に向いた側39からは、蝶着部40を介して支持枠20と結合され た回動棒41が斜め上方に延びており、上端にローラ42を有する。ローラ42 の下方では、回動棒41にスプリングワッシャ43が取着されており、このスプ リングワッシャ43には渦巻ばね45が支持されている。渦巻ばね45の他端は ブラケット23に設けられた座44に支持されており、渦巻ばね45は圧縮に晒 されている。 ばね力下にある回動棒用のストッパはカム46である。カム46は図示しない 三相交流サーボモータによって駆動される。カムの偏心率及び回動棒41の長さ は、正に、ブラケット36が回動復帰した角度位置と或る位置との間で回動自在 であるように、調整される。前者の角度位置では、押出型29がプレス型22の 開口部19を開放し、後者の位置では、レール部材35が垂直方向に延びており 、押え棒27及び押出型29の中心軸線M,M´が垂直のプレス軸線Pと一致す る。このプレス軸線Pに沿って押出型29がプレス型22に押し込まれる。 当然ながら、回動棒の駆動はカムによる以外に他の手段、例えば液圧又は空気 ピストン/シリンダユニットによってもなされることができる。 図示したガラスプレス装置100に具備された供給管7は、押出型29と同一 方向において、蝶番31によって、プレス駆動装置を覆うハウジング30に回動 自在に蝶着されている。蝶番31から間隔をあけた箇所で、供給管7は更に操作 棒32を介してジブアーム38と蝶着されている。ジブアーム38の長さは、押 出型29が回動されるとき、供給管7の端部8がプレス型22と連通するように 調整されている。 以下、このガラスプレス装置の機能方法の概略を述べる。 ガラス成形品のプレス前の作動状態は、特に、溶融したガラスの分配した量を プレス型22に注入するために適当であるが、図2にこの作動状態で示されてい るガラスプレス装置の場合には、まずカム46の時計回り方向での回転によって 回動棒41は斜め下方に移動され、このことによって、レール部材37を支持す るブラケット36は、レール部材37が垂直方向に延びるまで、時計回り方向に 回動される。既述の如くに、この位置では、押え棒27及び押出型29の中心軸 線M,M´がプレス軸線Pと一致する。カム46の回転を停止することによって 、ブラケット36はこの位置でプレス工程の間位置決めされる。このプレス工程 は同様に図示しない三相交流サーボモータによってカム25を時計回り方向に回 転させることによって開始される。カム25の偏心率によって押え棒27は下方 に移動され、その際に、プレス型22の内面と押出型29の外面との間で、ガラ ス成形品の所望の厚さに対応する空間が残るまで、押出型29をプレス型22内 へ押す。 プレス工程の終了後、カム25を出発位置に回転し続けた後に、押出型29を プレス型22から引き出すのは、図面に図示しない手段によってである。この手 段は、既述の如くに、弾性要素、カウンタウェイト、液圧又は空気で駆動される シリンダあるいはカウンタカムからなってもよい。 型底部10は溶融したガラスの分配した量の供給によって既に加熱されていて 、実際には外部冷却が型底部10に到達できないので、押出成形されるガラス成 形品の形状に応じて、例えば水循環による集中的な冷却の必要性が生じることが ある。この目的のための有り得る構成は図3に図示されている。このプレス型の 場合、ガラス成形品の下方領域を形成する部分に孔47が形成されている。この 孔 47へは、二重壁の管によって水を再循環する水噴射ノズル48が組み込まれて いる。脚付きグラスの製造に用いられる図示のプレス型29の場合、水噴射ノズ ル48はプレス型の底部10と、プレス工程中に押出型29に間接的に接触して いる、ガラス成形品9の脚領域とを集中的に冷却する。当然ながら、必要な場合 には、他の別個の水冷却によって型底部10を適切に冷却することもできる。 既述の如くに、表面付近の領域のみが、ガラス成形品の十分な剛性を引き起こ す温度に冷却されたときに、ガラス成形品を既にプレス型から抜き出すこと、特 にこのことによって本発明のガラスプレス機の性能を高めることができる。しか し乍ら、このように早い取出しは後置の冷却ステーション50へのガラス成形品 9の引渡しを必要とする。この冷却ステーション50のうちの1つの可能な実施 の形態が図4に図示されている。 冷却用型50は外側部分51を有する。この外側部分51は、ガラス成形品が 変形を防ぐべく必要な箇所で支持されるように、構成されている。冷却用型50 の外側部分51には冷却流路52が形成されており、矢印Pによって表わされた 、冷気の供給及び排出に用いられる。 ガラス成形品9の中空空間には、冷却用型50の内側部分53が形成されてい て、内側部分53は、同時に、図4に示されるように、ガラス成形品の完全な凝 固後にガラス成形品を冷却用型から取り出す取出し要素として用いられることが できる。冷却用型50の内側部分53は、一方では、ガラス成形品が変形を防ぐ べく必要な箇所で支持されるように構成され、他方では、応力及び場合によって は亀裂の発生を防ぐべく、敏感な部分に、図示した実施の形態では、成形された 脚付きグラスの上縁54に冷気が直接に押し寄せないように、内側部分53がガ ラス成形品を囲繞する。場合によっては、ガラス成形品の特に敏感な領域が余り に速く冷却するのを、冷却用型50の内側部分及び/又は外側部分に組み込まれ た追加の加熱装置によって防止することもできる。 既述の如くに、冷却用型50の内側部分53は同時に取出し要素として用いら れることができる。このために、中心から離れて設けられた2つの吸引孔55を 介して、矢印P´によって表わされた気流が発生され、内側部分53とガラス成 形品9との間の下方領域にある空間で、流路56を介して、中心の流入孔57及 び接続の流路58を介して流れ込む空気の低圧が生起される。このような低圧に よって、図示した実施の形態では、冷却用型50の外側部分51の2つの半体5 1,51´の分離後に、ガラス成形品9を取り出すことができる。ガラス成形品 9が冷却用型50にあるとき、場合によっては、流入孔57及び接続の流路58 を通って、超過圧下にある冷気を、ガラス成形品9と内側部分53との間にある 空間に供給することができることによって、冷却を強化することができる。 図5には、互いに対向している本発明の2つのガラスプレス装置100が、続 いて2つの半体を接合して1つの成形物(Bauteil)に製造するために用いられる 場合の配列が示されている。2つのガラスプレス装置100の配列が必ずしも互 いに対向してなされる必要はなく、任意の他の空間的設置でもなされることがで きること、及び複数の部品から1つの成形物が接合されることができるとき、他 のガラスプレス装置100を以下に述べる方法で共に作用させることも考えられ ること、双方を言ってよいだろう。 図5に示した配列の場合、クリップ(Schere)61によって分割された3つのガ ラス量62が同時に供給部から供給管7,7´に分配される。供給管7に放出さ れる同じ多さのガラス量が、既述の方法で、プレス型29に分配される。そこで は半体の形成がその時々に押出型の押込みによってなされるのは、押出型が図5 に示された側方に回動された位置から回動復帰された後である。押出型を回動す る手段を、例えば、本発明のガラスプレス装置の、図2に図示した実施の形態と 同様に、技術的に実現化することができるが、見易いようにするため、この手段 を図示するのは省略した。 溶融したガラスの第3の分配した量は注入型63に供給され、例えば、蓋64 による閉鎖と、注入型への圧縮空気の吹込みとにより、ノズル65からの押出し によってガラスのビレット(Glasstrang)に成形される。このガラスのビレットは 、以下になお記述するように、時間的に同時に製造される2つの半体66を接合 して1個の成形物67に形成するのに用いられる。 以下、図6a乃至6gを参照しながら製造工程を詳述する。 実際のプレス工程後に、2つの半体を夫々、型底部を形成する取出し要素17 によってプレス型22から取り出す。続けて、上から、冷却ダイ68を半体66 へ降下させる。冷却ダイ68は、その機能の点で、更に上に記述した冷却用型の 内側部分53に対応している。低圧によって冷却ダイ68に保持されつつ、半体 66は融着手段69に引き渡される。融着手段69は図6cに図示されており、 図5に図示された配列では、ガラスプレス装置100同士の間に設置されている 。 融着手段69は半体の外郭に適合した2つの型70を有し、これらは図示され ない冷却手段を追加的に有することができる。 2つの半体66を融着手段69の型70に降下した後に(降下は夫々の半体6 6の開放側を上にしてなされる)、各々半体66を、場合によっては、引渡しの ために開放されており複数の部分からなる型70の突合わせによって、押えてお り、冷却ダイ68を半体66から出す。共通の回転点71を中心に回動可能であ り直角に曲げられた保持アーム72に設けられている保持用型70は、2つの保 持アーム72を夫々90°逆方向に回動することによって、開口部を互いに向け つつ、互いの方に移動され、互いに一定の調節可能な空間をあけて保持される。 この空間は、2つの半体をガラスのビレットに直角に同時に移動し、かつ駆動手 段73によって2つの半体を回転することによって、ノズル65から押し出され たガラスのビレットで埋められる。 融着工程がなされた後で、ガラスのビレットが、例えば強い気流によって分離 され、注入型が成形物から離される(図6f)。 成形物67は、適当な温度に冷却された後、保持用型70に具備されたリセス に係合するグリッパ73によって挟持される。保持用型は開かれて、2つの新た な半体を収容するために自らの位置に回動復帰され、成形物はグリッパ73によ って例えば搬送路に引き渡される。 図7a乃至7dでは、本発明のガラスプレス装置によって好適に実施可能な他 の方法の段階が略示されている。この方法では、図7には図示されない第1のガ ラスプレス装置のプレス型22´において、ガラス成形品の一部74、ここでは 脚付きグラスの底部と脚部を製造する。同時に、平行に作動する本発明の第2の ガラスプレス装置のプレス型22´において、ガラス成形品の他の部分、ここで は脚付きグラスのカップ部分を第1の部分に付けて形成する。このためには、溶 融したガラスの分配した量75を供給する前に、ガラス成形品の、前の段階で製 造された第1部分をプレス型22´に組み込む。プレス型22´は、プレス空間 76が、溶融したガラスの分配した量75によって浸されるべく、ガラス成形品 の第2の部分と結合される、第1の部分74の部分が、プレス空間76へ入り込 んでいる(図7bを参照)ように、構成される。続いて、押出型29´をプレス 空間76に押し込むことによって、ガラス成形品の第2の部分を成形すると同時 に、第1の部分と固く結合する(図7cを参照)。ガラス成形品の、少なくとも 表面付近の領域が、このガラス成形品のプレス型22´からの取外しを可能にす る温度まで冷えた後に、図8dに示されるように、複数部分からなるプレス型2 2´´を同時に開ける取出し要素18´によって、ガラス成形品をプレス型から 取り出し、場合によっては続いて、図示されない冷却用型に引き渡す。この方法 では、同一の供給装置から、溶融したガラスの2つの場合によっては異なった量 をプレス型22´及びプレス型22´´に同時に送ることができるので、場合に よっては僅かな相違によってガラス組成に引き起こされる望ましからざる作用が 確実に防止されること、これは特に利点である。 回動自在に支承される押出型の他の好適な実施の形態は図8に示されている。 この実施の形態では、押出型29´´はU字形のホルダ77の辺のうちの1の端 部領域に取着されている。ホルダ77は、他方の辺の端部領域に具備された軸受 78を介して、図面に図示されないキャリッジ部材に回動自在に支承されている 。ガラス成形品9´をプレスするために、押出型29´´は、図示しないキャリ ッジを矢印Rの方向に移動することによって、プレス型22´´´´に押込み可 能である。押出型29´´及びホルダ77のプレス工程直後の位置は図8に実線 で示されている。同様に図8から明らかなように、供給管7´は、プレス型の上 面を開放すべく、この作動状態の間に側方に回動されている。 ガラス成形品を取り出し、続いてプレス型22´´´´に、溶融したガラスの 分配した量を新たに送るために、ホルダ77は、軸受78によって定められた軸 を中心にして、矢印Wの方向に、図8に破線で示された位置へ90°回動可能で ある。この位置では、押出型29´´はプレス型22´´´´の上方開口部を完 全に開放する。同時に、供給管7´は破線で示された位置へ回動され、この位置 では、供給管7´の端部はプレス型22´´´´の開口部と連通している。 図から明らかなように、この配列では、押出型29´´が、プレス型への出入 れをほぼスムーズに行なうことができる位置へ回動されることは特に利点である 。完成したガラス成形品の搬送と、例えばプレス型の交換の際の装置の取扱とは このことによって容易になる。しかし乍ら、押出型29´´によって印加される 成形圧力は、ガラスプレス機のこの実施の形態は僅かな成形圧力のみに適合する ように、ホルダ77から伝達されねばならない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月21日 【補正内容】 明細書 プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置 本発明は請求項1の上位概念に対応するタイプの方法、及びこの方法の実施に 特に適切であり請求項7の上位概念に記載の装置に関する。ガラス成形品をプレ スするためには、実質的に以下の方法が用いられる。この方法では、一定の角度 間隔で複数のプレス型が回転自在な機台に設けられている。送入手段、いわゆる 供給装置の下方にあるプレス型へ、溶融したガラスが所定量注入された後に、機 台は2つの隣接したプレス型同士の角度間隔だけ回転されるので、注入されたば かりの溶融したガラスの入ったプレス型が、押出型の下方に位置決めされる。ガ ラス成形品の内部形状を定める押出型はプレス型へ下ろされて、溶融したガラス を実際の外部形状へ押し込む。この工程中に、現在供給装置の下方にある隣接し たプレス型へ、溶融したガラスが注入される。ガラス成形品の完全な成形に最低 限必要な、通常は数秒の範囲にある時間の後に、押出型は再度プレス型から出さ れ、機械用回転テーブルは再度2つの隣接したプレス型の間隔に対応する角度だ け更に回転され、サイクルが最初から始まる。 プレスの終了したガラス成形品は、このガラス成形品がプレス型を介しての放 射熱の放出によりかつ特に熱放散により、形状安定的な物体に凝固される程に冷 えるまで、プレス型内に滞在している。凝固に必要な冷却時間が、一般的には、 完全な成形に必要なプレス時間より著しく長い。それ故、ガラス成形品は複数の サイクルの時間でプレス型内で冷却されねばならない。従って、プレスステーシ ョンから取出しステーションへの搬送に必要な時間が少なくとも必要な冷却時間 に対応するように、機械用回転テーブルは少なくとも幾つかのプレス型を有する 必要がある。 tk=(z−1)tp+ztTは冷却時間tkに適用される。ここで、zはサイク ル数、tTはプレス時間、及びtpは隣接したプレス型の間隔に対応する角度間隔 だけ回転するために回転テーブルが要する時間を表わす。従って、このタイプの 方法の効率はガラス成形品の成形に必要な最低限プレス時間に依存するの みならず、ガラス成形品が凝固するまで冷却するのに必要な時間によって著しく 制限される。 従って、ガラス成形品をより迅速に成形する比較的コスト高でより効果的なプ レス駆動装置を用いることによっても、プレス型の数の増加を必要とすることな くしては、方法の効率が著しくは高められないことが、方法の本質的な欠点であ る。 従来技術に属するがまだ発表されていない方法、及びこの方法の実施に特に適 切な装置はこうした欠点を改善しようとした。 この方法では、押出型は実際のプレス工程後にプレス型内のガラス成形品と接 触して滞在している。このことによって、ガラス成形品の外側からプレス型を介 して排出される熱の外に、金属製の押出型との接触によって、集中的な熱伝達が ガラス成形品の内側から押出型へなされる。この押出型は、冷気をガラス成形品 の内部に度々吹き込む、冒頭に記載されたタイプの方法と比較して、ガラス成形 品の内側の著しいより有効な冷却を引き起こす。従って、ガラス成形品の少なく とも表面付近の領域が、ガラス成形品がプレス型からの取外しと冷却ステーショ ンへの引渡しとに十分な固有安定性を有するような温度に冷えるまで、ガラス成 形品がプレス型内に滞在しなければならないが、その滞在の時間が、全体として 著しく減少される。従って、この方法では、プレス型は、既により短い時間後に 、新たなプレス工程に用いられる。 こうした方法では、溶融したガラスの、ガラス成形品に必要な分配した量が、 プレスステーションに前置された別個の充填ステーションで注入されるので、一 方では、こうした方法の実施に特に適切な装置の構造的コストが、別個の充填ス テーションの形成により高められ、他方では、充填ステーションからプレスステ ーションへのプレス型の引渡しに必要な時間により、この方法で最大限に達成可 能な性能が制約されること、これが欠点である。 ドイツ特許公報第DE-PS 308 109 号からは、プレス型にガラス量を送りかつ空 けるために、押出型が垂直軸を中心に横方向に回動自在に設けられてなるガラス プレス装置が公知である。 このガラスプレス装置の欠点は所要面積が大きいことである。このことにより 、 ガラス成形品を隣り合わせでかつ時間的に平行して製造する際にガラスプレス装 置を使用することが不都合であると思われてしまう。 従って、こうした欠点を除去して、著しく高められた機械的なコストを必要と しない方法を改善することが、本発明の課題である。特に、この方法の実施のた めに適切なガラスプレス装置を製造することが、本発明の他の課題である。 これらの課題は請求項1に記載の方法及び請求項6に記載のガラスプレス装置 により解決される。 押出型の沈込みの前に、溶融したガラスの分配した量をプレスステーションに あるプレス型に供給することによって、従来の方法ではしばしば存在し、かつプ レスステーションに前置(方法の時間的経過の意味で)されている別個の充填ス テーションを省略することができる。更に、プレス型がプレスステーションにあ る間に、ガラス成形品をプレス型から取り出すことができるので、型の搬送が行 なわれない。この措置によって、本発明の方法の実施に適切な装置の場合に、例 えば、従来別個の充填ステーションに必要なプレス型を節約することによって、 構造的コストが減少されるだけではない。それだけでなくて、溶融したガラスの 分配した量を充填されたプレス型を充填ステーションからプレスステーションに 引き渡すために、及び場合によってはプレス型をプレスステーションから取出し ステーションに引き渡すために必要な時間を節約することによって、本発明の方 法の性能が従来の方法に比較して高められるもする。 溶融したガラスの分配した量を注入するために押出型をその静止位置から押出 型の縦軸に対し直角の軸を中心に横方向に回動する。この措置によって、溶融し たガラスの注入工程のためにプレスステーションにおいて用いられる空間がプレ ス型の開口部の外側で拡大されるので、ガラスプレス装置の横方向の所要面積を 著しく増大させることなく、嵩張った構造の、注入に必要な手段が、問題なくプ レス型の開口部を覆うように持ち来たされることが達成される。従って、高めら れた構造的コストとかなり高い故障し易さ(Stoeranfaelligkeit)とを意味するで あろう特に繊細な注入手段を省略することができる。実際また、ガラス成形品を 上から取り出すことができるのであり、ガラス成形品の取出しに必要な自由空間 を要する押出型を、本方法の達成可能な性能に悪影響を与えるであろう大きな行 程の程度までプレス型から出す必要はない。 僅かな構造的コストをもってかつ特に確実性をもって、押出型の回動の後に、 溶融したガラスの分配した量をプレス型に注入することができるのは、いわゆる 供給装置に結合された供給管を、押出型をプレス型へ沈み込ませることができる 出発位置から、供給管の自由端がプレス型の開口部と連通している位置へ回動し 、注入工程の終了後に出発位置へ回動復帰する場合(請求項2)である。 本発明の方法の性能を著しく高めることができるのは、請求項3に記載のよう に、プレス型の沈込み前に、プレスステーションにある複数のプレス型に、時間 的にほぼ平行に、溶融したガラスの分配した量を供給し、対応の数の押出型によ って、溶融したガラスからガラス成形品を成形する場合である。この場合、性能 の向上は構造的な超過コストが比較的に少ないことを伴うだけである。こうした 少ない超過コストが掛かるのは、追加的に必要な押出型と、プレス型と、溶融し たガラスの分配した量をプレス型に注入する手段とだけである。 有り得る適用例のための本発明の方法の改善は請求項4の主題である。この場 合、少なくとも2つのプレス型で、時間的に平行に、1個の成形品に接合可能な 部分成形品、例えばガラス成形品の2つの半体を成形する。これらの部分成形品 が、少なくとも表面付近の領域で、プレス型からの部分成形品の取外しを可能に する温度に冷却した後に、公知の装置によって部分成形品をプレス型から取り外 し、部分成形品を接合する同様に知られた装置に直接引き渡す。引渡し工程のた めに比較的短い時間が必要とされるので、半体に溜まった熱含量を接合工程のた めに用いることができる。従って、部分成形品の、継目箇所で隣り合う面を新た に加熱するために必要なエネルギ量を、従来の方法に比較して著しく低下させる ことができる。 方法の他の好ましい改善では、プレスステーションは、ガラス成形品を段階的 に成形するのに用いられる或るシーケンスの異なったプレス型及び押出型を有す る。このためには、異なったプレス型内で、時間的に同時に、異なったプレス成 形品の種々の部分を成形する。この場合、プレス型は、以下のように、すなわち 、シーケンスで第1のプレス型を除いて、前のサイクルのうちの1で既に製造さ れており、これから製造される部分に接する部分を、プレス型に入れることがで き るので、プレス工程の際に同時にガラス成形品の他の部分の成形及びその部分に 接する部分の結合を行なう(請求項5)ように形成されている。しかし乍ら、プ レス型に入れられた部分は必ずしも同一のシーケンスで製造される必要はなく、 他の例えば吹込み成形機からも由来してもよい。 特に本発明の方法の実施に適切なガラスプレス装置は請求項6の主題である。 しかし、このガラスプレス装置を、従来の方法の実施の際に好適に使用すること も同様に可能である。押出型が、プレス型の外側にある静止位置から、プレス方 向に対し横方向に回動可能であるので、プレスステーションにあるプレス型は容 易に出入れできて、プレス型の取外しを要しない。このことによって、必要な場 合には、プレス型において従来のガラスプレス装置に比較してより少ない労働コ ストの下で操作を行なうことができる。更に、押出型の回動後に、プレス型の開 口部はより容易に出入れ可能であり、このことによって、比較的嵩張った注入装 置によっても、溶融したガラスの分配した量を、プレスステーションにあるプレ ス型に供給することができる。プレス型の外側の自由空間を押出型の特に長い行 程によって拡大することも原理的には可能だろうが、この措置は、装置の寸法が より大きくなること及び長い行程運動を実行するのに必要な時間によって装置の 性能が低下することを伴うであろう。 ガラス成形品に必要な溶融したガラスの分配した量を、好ましくは供給管によ って供給装置からプレス型に供給し、供給管は、押出型の横方向の回動の際に、 供給管の端部がプレス型の開口部と連通している位置へ移動可能である(請求項 7)。 荷重発生機から押出型へ遅延がなく、精確で保守不要の伝動装置に関しては、 請求項8に記載のように、ガラスプレス装置が軸方向に移動可能に案内される押 え棒を有し、この押え棒の一端が荷重発生機と協働し、他端が押出型を作動する ことは特に好ましい。 ガラスプレス装置の第1の好適な実施の形態で押出型の回動が構造的に達成さ れるのは、請求項9に記載のように、プレス方向に対し直角に延びる回動軸を中 心に回動自在なブラケットが装置の支持枠に取着されており、キャリッジによっ て押出型を取り付けられたレール部材を含むことによってである。この場合、キ ャリッジは、実際のプレス工程の実施のために、押出型をプレス型へ押し込むこ とを可能にする。 請求項10に記載のように、ブラケットが回動軸に対し垂直に作用しする長さ 可変の回動手段を介して支持枠に支持されているので、押出型が回動手段によっ て回動軸を中心に回動されるだけでなく、その時々に所望の角度位置に固定可能 であることは好ましい。 長さ可変の回動手段の特に好ましい構成、すなわち、回動手段が回動棒を有し 、この回動棒の一端がブラケットに枢着され、軸方向に移動自在に案内され、他 端が、ばね力の下で、電動モータで駆動されるカムと接触しているという構成は 、請求項11の主題である。 ガラスプレス機の第1の好適な実施の形態では、押え棒と押出型との結合は、 回動軸に対し平行な継手軸を有するナックル継手を介してなされる(請求項12 )のが好ましい。 荷重発生機から押出型へ特に有効に荷重を伝達するために、従ってまた、高い 成形圧力を得るために、請求項13に記載のように、押え棒の中心軸線が、プレ ス工程中に、押出型の中心軸線とほぼ一直線上に延びているように、押え棒を配 置することは利点である。 溶融したガラスの分配した量をプレス型に注入するために必要な時間が短縮さ れるのは、押出型が静止位置から回動する際に、同時に、供給管が注入位置に移 動される場合である。このために適切な、構造的に特に簡単な措置が請求項14 の主題である。 プレス型への出入れ、プレス型からのガラス成形品の取出し及びガラス成形品 の搬送が容易化されるのは、押出型が自らの出発位置から装置用支持枠の閉じた 側の方向に回動自在である(請求項15)場合である。 ガラスプレス装置の第2の好適な実施の形態は請求項16乃至18の主題であ る。この形態は特にガラス成形品に適切であって、ガラス成形品の製造には、よ り小さな成形圧力のみが必要である。このガラスプレス装置では、支持枠にはレ ール部材が設置されており、このレール部材にはプレス方向に移動自在なキャリ ッジ部材が設けられている。このキャリッジ部材は、プレス工程中に支持枠の閉 じた側から突出するホルダを有し、ホルダには押出型が固定されている。押出型 がプレス型の外側にある際に、ホルダは、キャリッジ部材の領域にある回動軸を 中心に、支持枠の閉じた側へ回動復帰可能であるので、プレス型の外側で望まし い自由空間を得るために回動軸と押出型との間の間隔が比較的僅かである故、比 較的短い運動が必要なだけである。このことによって、クロック周波数(Taktfre quenz)従ってまたガラスプレス装置の性能を再度高めることができる。 ホルダが請求項17の特徴を有する場合、プレス型の開放側を完全に開放する には、既に90°の回動角度で十分である。 押出型を支持するホルダの望ましい回動性を保証するために、ガラスプレス装 置のこの好適な実施の形態では、請求項18に記載のように、押え棒の、押出型 を作動する端部が、キャリッジ部材と結合されていることが利点である。しかし 、このとき、押出型によって印加される成形圧力は制限される。何故ならば、こ の成形圧力をホルダから押出型へ伝達する必要があるからである。 請求項19に記載の特に好適な実施の形態では、荷重発生機がトルク及び回転 数制御可能な電動モータによって駆動されるカムからなる。この構成は一方では 押出型の押込みを特に迅速にかつ高い精度をもって可能にし、他方では、この荷 重発生機は必要な保守コストが少ないこと、及び製造が安価であることの点で際 立っている。実際また、作動中のノイズ公害が少ない。 カムを駆動する電動モータがトルク及び回転数制御可能であるので、押出型を プレス型に押し込むのに用いる送りと、プレス工程中にガラス成形品に印加され る荷重とは、簡単な方法で、ガラス成形品によって定められたその時々の要求に 適合されることができる。この場合、必要な場合には、電動モータに印加される 電流の変化によって、「成形圧力プログラム」を実行することができる。すなわ ち、成形圧力をプレス工程中に変化することができる。対応のカム形状の選択に よって、送りの速度推移を押出型の降下中に機械的に予め選択することができる ので、この送りも、その時々のガラス成形品によって及び用いられたガラス材料 によって設定された個々の要求に適合させることができる。 請求項20に記載の好適な実施の形態では、電動モータは三相交流サーボモー タである。何故ならば、このモータはその回転数と、モータによって生起される トルクとの特に微妙な制御を可能にするからである。プレス型からの押出型の精 確な戻りが保証されるのは、請求項21に記載のように、押出型を引き戻すため にカウンタカムが用いられる場合である。 実験は、押出型を引き戻す手段が、プレス方向に抗して押え棒に加圧する弾性 要素である(請求項22)場合に、特に良好なプレス結果が達成されることを示 した。 しかし、同様に、液圧又は空気で作動されるシリンダ、又はカウンタウェイト によって押出型を引き戻すことも可能である。 弾性要素が製造の点で保守不要かつ安価であるのは、請求項23に記載のよう に、弾性要素が少なくとも1つのねじばねを有する場合である。 本発明のガラスプレス装置の性能を向上させるためには、請求項24に記載の ように、複数のプレス型、及びこれに対応する数の押出型が設けられており、こ れらうちの各々はプレス型に割り当てられていることは利点である。 このような装置の有り得る好適な適用例は、プレス工程中に成形物に接合可能 な部分成形品を成形するように、プレス型及び押出型を形成すること(請求項2 5)を定めている。更に、請求項26に記載のように、部分成形品をプレス型か ら取り出すと共に、部分成形品を接合する装置に引き渡すための手段を具備する ことも利点である。この措置によって、最短時間以内でガラス成形品を接合装置 に引き渡すこともできるのは、部分成形品が、少なくとも表面付近の領域で、部 分成形品が取外しと搬送とに必要な剛性を有するような温度に冷却した後である 。この時点で部分成形品にまだ溜まっている熱量が大きいので、部分成形品を接 合するためのエネルギ必要量は、押出成形と接合との間に比較的長い時間を要す る従来の方法と比較して、著しく減少されている。 複数のプレス型と、それに対応の数の押出型とを具備するガラスプレス装置の 、他の好ましい使用に適切な実施の形態は請求項27の主題である。この装置で は、ガラス成形品を段階的に成形するのに用いられる或るシーケンスのプレス型 及び押出型が設けられている。 請求項28に記載のように、前記シーケンスが、プレス工程中に、ガラス成形 品の、全体として完全なガラス成形品を生み出す種々の部分を押出成形すること ができるプレス型及び押出型を含むことは特に好適である。 プレス型が請求項29の特徴を有するときは、ガラス成形品の個々の部分の事 後の接合が省略されるので、この措置によって、他の作業段階を節約することが できる。 図面には、本発明の方法、及び本発明の方法の実施に特に適切なガラスプレス 装置が略示されている。 図1は8個の型を有するリニアなテーブルと8個の押出型とによる本発明の方 法の図である。 図2は、溶融したガラスの分配した量を押出型の回動中に注入する間の、この 方法の実施に特に適切な本発明のガラスプレス装置の実施の形態の側面図である 。 図3は図2に図示のガラスプレス装置に具備されたプレス型の、図2に図示し た部分Aの詳細断面図である。 図4はプレス工程後にガラス成形品を適切に冷却し支持するための冷却用型の 有り得る構成の図である。 図5は2つの半体からなる構成要素を製造する装置の構造の略図である。 図6a乃至6gは図5に図示した装置における2つの半体の取外し・接合工程 の段階を示した図である。 図7a乃至7dは2つの連続するプレス工程でガラス成形品を成形する装置に おける製造段階を示した図である。 図8は回動自在に支承された押出型の他の好適な構成の図である。 以下に「上」とか「下」に就いて述べるとき、その表示は、夫々に図示された ガラスプレス装置の、図2乃至8に図示した直立の作動方法に関する。 図2には本発明の方法の経過が、8個のプレス型12を有する直線的な機台1 1と、8個の押出型14を含むガラスプレス装置13とを具備する装置の例で説 明されている。ガラス成形品を製造するために、まず、図面に図示されない回動 可能な供給管を具備する供給装置によって、溶融したガラスの分配した量を、プ レスステーションにある各々のプレス型に供給する。注入工程では、供給装置か ら順々に相応のガラス量が、各々のプレス型に通じる供給管に供給される。この 注入工程は図1では参照符号Fが付された矢印によって表わされている。この装 置の場合、溶融したガラスの分配した量が、図1に基づいて記載された方法で注 入される。とは言っても、溶融したガラスの分配した量を、同時に、プレスステ ーションにある各々のプレス型12に供給することも可能であるのは、各々の供 請求の範囲 1.プレス方法でガラス成形品を製造する方法であって、供給装置(6)によ って、溶融したガラスの分配した量を、ガラス成形品の外形を定めるプレス型( 2,12,22)に注入し、プレス工程中には、前記プレス型の外側にある出発 位置から前記プレス型へ押し込められ、かつ前記ガラス成形品の内形を定める押 出型(4,14,29)によって、前記溶融したガラスの分配した量を前記プレ ス型(2,12,22)に押し込める方法において、 前記押出型(4,14,29)の押込み前に、前記溶融したガラスの分配した 量を、プレスステーションにある前記プレス型(2,12,22)に供給するこ と、前記押出型の引出し後に、前記プレスステーションにある前記プレス型から 前記ガラス成形品を取り出すこと、及び前記溶融したガラスの分配した量を注入 するために及び/又は前記ガラス成形品を取り出すために、前記押出型(4,1 4,29)を、自らの静止位置から、前記押出型(4,14,29)の縦軸線( M´)に対し直角に延びる軸線を中心に横方向に回動すること、を特徴とする方 法。 2.前記プレス型に前記溶融したガラスの分配した量を注入するために、前記 供給装置(6)に結合された供給管(7)を、前記押出型(4)を前記プレス型 (2)へ押し込むことができる出発位置から、前記押出型(4)の回動中又は回 動後に、前記供給管(7)の端部(8)が前記プレス型の開口部と連通している 位置へ移動し、注入工程の終了後に前記供給管(7)を出発位置へ移動復帰する こと、を特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記プレス型の押込み前に、前記プレスステーションにある複数のプレス 型(12)に、時間的にほぼ平行に、前記溶融したガラスの分配した量を供給し 、対応の数の押出型(14)によって、溶融したガラスからガラス成形品を成形 すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 4.少なくとも2つのプレス型(12)で、時間的に平行に、1個の成形品に 接合可能な部分成形品を成形し、これらの部分成形品が、少なくとも表面付近の 領域で、前記プレス型からの取外しを可能にする温度に冷却した後に、前記部分 成形品を前記プレス型(12)から取り外し、前記部分成形品に溜まった熱含量 を用いて前記部分成形品を接合する装置に引き渡すこと、を特徴とする請求項3 に記載の方法。 5.プレスステーションでは、前記ガラス成形品を組立式に段階的に成形する のに用いられる或るシーケンスのプレス型(22´,22´´)及び押出型に、 二重又は多重滴下供給装置から、ほぼ時間的に平行に、好ましくは精確に時間的 に平行に、溶融したガラスの必要な分配した量を供給するのは、前記シーケンス で第1のプレス型の場合を除いて、前のシーケンスにあるプレス型(22´)か ら成形されたガラス成形品の一部を各プレス型(22´´)へ挿入し、続いてほ ぼ時間的に平行に前記ガラス成形品を対応のプレス型に押し込んで、ガラス成形 品の他の部分を、先にプレス型に挿入したガラス成形品に付して成形した後であ ること、を特徴とする請求項4に記載の方法。 6.支持枠(20)と、 ガラス成形品(9)の外形を定めるプレス型(22,22´,22´´)を有 し、このプレス型に、溶融したガラスの分配した量を供給装置によって供給する ことができ、前記ガラス成形品の内形を定める押出型(29,29´,29´´ )によって前記分配量を前記ガラス成形品に押出成形することができてなる少な くとも1つのプレスステーションと、 前記押出型(29,29´,29´´)を、荷重及び送りの、時間への予め設 定された依存性に従って、プレス型の外側にある出発位置から、縦軸線方向に前 記プレス型(22,22´,22´´)へ押し込むことができる荷重発生機と、 プレス工程の終了後に前記押出型を引っ込める手段と、を具備する、プレス方 法、特に、請求項1乃至5のいずれか1に記載のプレス方法に従ってガラス成形 品(9)を製造するガラスプレス装置(100)において、 前記押出型(29,29´,29´´)が、前記プレス型(22,22´,2 2´´)の外側にある出発位置から、前記押出型(29,29´,29´´)の 中心軸線(M´)に直角に延びる軸線を中心に横方向に回動可能であること、を 特徴とするガラスプレス装置。 7.前記供給装置(6)に結合された供給管(7)が具備されており、この供 給管(7)が、前記押出型(29,29´,29´´)の横方向の回動の際に、 前記供給管の端部が前記プレス型の開口部と連通している位置へ移動可能である こと、を特徴とする請求項6に記載の装置。 8.軸方向に移動可能に案内される押え棒(27)が具備され、この押え棒( 27)の一端は前記荷重発生機と協働し、他端は前記押出型(29,29´,2 9´´)を作動すること、を特徴とする請求項6又は7に記載の装置。 9.プレス方向に対し直角に延びる回動軸を中心に回動自在なブラケット(3 6)は前記装置(100)の前記支持枠(20)と結合されており、キャリッジ 部材(35)によって前記押出型(29)を移動可能に支持するために用いられ るレール部材(37)を含むこと、を特徴とする請求項6乃至8のいずれか1に 記載の装置。 10.前記ブラケット(37)は前記回動軸に対し垂直に作用しする長さ可変 の回動手段を介して前記支持枠(20)に支持されていること、を特徴とする請 求項9に記載の装置。 11.前記長さ可変の回動手段は回動棒(41)を有し、この回動棒(41) の一端は前記ブラケット(36)に枢着され、軸方向に移動自在に案内され、か つばね力を印加され、他端は、ばね力の下で、電動モータで駆動されるカム(4 6)と接触していること、を特徴とする請求項10に記載の装置。 12.前記押え棒(27)の、前記押出型(29)を作動する端部は、前記回 動軸に対し平行な継手軸を有するナックル継手(33)を介して、前記押出型と 結合されていること、を特徴とする請求項9乃至11のいずれか1に記載の装置 。 13.前記押出型(29)の中心軸線(M´)は、プレス工程中に、前記押え 棒(27)の中心軸線(M)とほぼ一直線上に延びていること、を特徴とする請 求項8乃至12のいずれか1に記載の装置。 14.前記供給管(7)は前記支持枠(20)に枢着されており、前記回動自 在なブラケット(36)と結合されていること、を特徴とする請求項9乃至13 のいずれか1に記載の装置。 15.前記押出型(29,29´)は、自らの出発位置から、前記押出型の中 心軸線(M´)に対しほぼ垂直に延びる回動軸を中心に、前記支持枠(20)の 閉じた側の方向に側方に回動自在であること、を特徴とする請求項6乃至14の いずれか1に記載の装置。 16.前記支持枠(20)にはレール部材が設置されており、このレール部材 にはプレス方向に移動自在なキャリッジ部材が具備され、このキャリッジ部材に は前記押出型が前記プレス型へ降下可能にホルダ(77)を介して取着されてお り、このホルダ(77)はプレス工程中に前記支持枠(20)の閉じた側から突 出しており、前記押出型が前記プレス型の外側にある際に、前記キャリッジ部材 の領域にある回動軸を中心に、前記支持枠(20)の閉じた側へ回動復帰可能で あること、を特徴とする請求項6乃至8のいずれか1に記載の装置。 17.前記ホルダ(77)はほぼU字形に形成されていて、プレス工程中にU 字の開放側が前記プレス形(22´´´)に向いているように、及びU字の一方 の辺を通って回動軸が延びているのに対し、他方の辺が前記押出型(29´´) を支持するようになっていること、を特徴とする請求項16に記載の装置。 18.前記押え棒の、前記押出型(29)を作動する端部は、前記キャリッジ 部材と結合されていること、を特徴とする請求項16又は17に記載の装置。 19.前記荷重発生機はトルク及び回転数制御可能な電動モータによって駆動 されるカム(25)であること、を特徴とする請求項6乃至18のいずれか1に 記載の装置。 20.前記電動モータは三相交流サーボモータであること、を特徴とする請求 項19に記載の装置。 21.前記押出型(29)を引き戻す手段は前記押え棒に作用するカウンタカ ムであること、を特徴とする請求項6乃至20のいずれか1に記載の装置。 22.前記押出型(29)を引き戻す手段は、プレス方向に抗して前記押え棒 に力を印加する弾性要素であること、を特徴とする請求項6乃至20のいずれか 1に記載の装置。 23.前記弾性要素が少なくとも1本の渦巻ばね(45)を含むこと、を特徴 とする請求項22に記載の装置。 24.複数のプレス型(22,22´,22´´,22´´´)、及びこれに 対応する数の押出型(29,29´)が具備されており、これらうちの各々はプ レス型に割り当てられていること、を特徴とする請求項6乃至23のいずれか1 に記載の装置。 25.前記プレス型(22)及び押出型(29)は1個の成形物に接合可能な 部分成形品を形成するために形成されていること、を特徴とする請求項24に記 載の装置。 26.1個の成形物に接合可能な部分成形品を前記プレス型から取り出すと共 に、部分成形品を接合する装置に引き渡すための手段が具備されること、を特徴 とする請求項25に記載の装置。 27.前記ガラス成形品を段階的に成形するのに用いられる1つのシーケンス のプレス型及び押出型が具備されていること、を特徴とする請求項26に記載の 装置。 28.前記シーケンスが、プレス工程中に、前記ガラス成形品の、全体として 完全なガラス成形品を生み出す種々の部分を押出成形することができるプレス型 (22´,22´´)及び押出型(29´)を含むこと、を特徴とする請求項2 7に記載の装置。 29.前記シーケンスで第1のプレス型を除いて、後続のプレス型は、前記ガ ラス成形品の、前記シーケンスで前に押出成形された部分が、前記シーケンスに おいて後のプレス型へ組入れ可能であり、このプレス型内で押出成形される部分 が、同時に、組み入れられた部分の上に押出成形可能であるように、構成されて いること、を特徴とする請求項28に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プレス方法でガラス成形品を製造する方法であって、供給装置(6)によ って、溶融したガラスの分配した量を、ガラス成形品の外形を定めるプレス型( 2,12,22)に注入し、プレス工程中には、前記プレス型の外側にある出発 位置から前記プレス型へ押し込められ、かつ前記ガラス成形品の内形を定める押 出型(4,14,29)によって、前記溶融したガラスの分配した量を前記プレ ス型(2,12,22)に押し込める方法において、 前記押出型(4,14,29)の押込み前に、前記溶融したガラスの分配した 量を、プレスステーションにある前記プレス型(2,12,22)に供給し、前 記押出型の引出し後に、前記プレスステーションにある前記プレス型から前記ガ ラス成形品を取り出すこと、を特徴とする方法。 2.前記溶融したガラスの分配した量を注入するために、前記押出型(4,1 4,29)を、自らの静止位置から、前記押出型(4,14,29)の縦軸線( M´)に対し直角に延びる軸線を中心に横方向に回動すること、を特徴とする請 求項1に記載の方法。 3.前記プレス型に前記溶融したガラスの分配した量を注入するために、前記 供給装置(6)に結合された供給管(7)を、前記押出型(4)を前記プレス型 (2)へ押し込むことができる出発位置から、前記押出型(4)の回動中又は回 動後に、前記供給管(7)の端部(8)が前記プレス型の開口部と連通している 位置へ移動し、注入工程の終了後に前記供給管(7)を出発位置へ移動復帰する こと、を特徴とする請求項2に記載の方法。 4.前記プレス型の押込み前に、前記プレスステーションにある複数のプレス 型(12)に、時間的にほぼ平行に、前記溶融したガラスの分配した量を供給し 、対応の数の押出型(14)によって、溶融したガラスからガラス成形品を成形 すること、を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の方法。 5.少なくとも2つのプレス型(12)で、時間的に平行に、1個の成形品に 接合可能な部分成形品を成形し、これらの部分成形品が、少なくとも表面付近の 領域で、前記プレス型からの取外しを可能にする温度に冷却した後に、前記部分 成形品を前記プレス型(12)から取り外し、前記部分成形品に溜まった熱含量 を用いて前記部分成形品を接合する装置に引き渡すこと、を特徴とする請求項4 に記載の方法。 6.プレスステーションでは、前記ガラス成形品を組立式に段階的に成形する のに用いられる或るシーケンスのプレス型(22´,22´´)及び押出型に、 二重又は多重滴下供給装置から、ほぼ時間的に平行に、好ましくは精確に時間的 に平行に、溶融したガラスの必要な分配した量を供給するのは、前記シーケンス で第1のプレス型の場合を除いて、前のシーケンスにあるプレス型(22´)か ら成形されたガラス成形品の一部を各プレス型(22´´)へ挿入し、続いてほ ぼ時間的に平行に前記ガラス成形品を対応のプレス型に押し込んで、ガラス成形 品の他の部分を、先にプレス型に挿入したガラス成形品に付して成形した後であ ること、を特徴とする請求項4に記載の方法。 7.支持枠(20)と、 ガラス成形品(9)の外形を定めるプレス型(22,22´,22´´)を有 し、このプレス型に、溶融したガラスの分配した量を供給装置によって供給する ことができ、前記ガラス成形品の内形を定める押出型(29,29´,29´´ )によって前記分配量を前記ガラス成形品に押出成形することができてなる少な くとも1つのプレスステーションと、 前記押出型(29,29´,29´´)を、荷重及び送りの、時間への予め設 定された依存性に従って、プレス型の外側にある出発位置から、縦軸線方向に前 記プレス型(22,22´,22´´)へ押し込むことができる荷重発生機と、 プレス工程の終了後に前記押出型を引っ込める手段と、を具備する、プレス方 法、特に、請求項1乃至6のいずれか1に記載のプレス方法に従ってガラス成形 品(9)を製造するガラスプレス装置(100)において、 前記押出型(29,29´,29´´)が、前記プレス型(22,22´,2 2´´)の外側にある出発位置から、前記押出型(29,29´,29´´)の 中心軸線(M´)に直角に延びる軸線を中心に横方向に回動可能であること、を 特徴とするガラスプレス装置。 8.前記供給装置(6)に結合された供給管(7)が設けられており、この供 給管(7)が、前記押出型(29,29´,29´´)の横方向の回動の際に、 前記供給管の端部が前記プレス型の開口部と連通している位置へ移動可能である こと、を特徴とする請求項7に記載の装置。 9.軸方向に移動可能に案内される押え棒(27)が具備され、この押え棒( 27)の一端は前記荷重発生機と協働し、他端は前記押出型(29,29´,2 9´´)を作動すること、を特徴とする請求項7又は8に記載の装置。 10.プレス方向に対し直角に延びる回動軸を中心に回動自在なブラケット( 36)は前記装置(100)の前記支持枠(20)と結合されており、キャリッ ジ部材(35)によって前記押出型(29)を移動可能に支持するために用いら れるレール部材(37)を含むこと、を特徴とする請求項7乃至9のいずれか1 に記載の装置。 11.前記ブラケット(37)は前記回動軸に対し垂直に作用しする長さ可変 の回動手段を介して前記支持枠(20)に支持されていること、を特徴とする請 求項10に記載の装置。 12.前記長さ可変の回動手段は回動棒(41)を有し、この回動棒(41) の一端は前記ブラケット(36)に枢着され、軸方向に移動自在に案内され、か つばね力を印加され、他端は、ばね力の下で、電動モーターで駆動されるカム( 46)と接触していること、を特徴とする請求項11に記載の装置。 13.前記押え棒(27)の、前記押出型(29)を作動する端部は、前記回 動軸に対し平行な継手軸を有するナックル継手(33)を介して、前記押出型と 結合されていること、を特徴とする請求項10乃至12のいずれか1に記載の装 置。 14.前記押出型(29)の中心軸線(M´)は、プレス工程中に、前記押え 棒(27)の中心軸線(M)とほぼ一直線上に延びていること、を特徴とする請 求項9乃至13のいずれか1に記載の装置。 15.前記供給管(7)は前記支持枠(20)に枢着されており、前記回動自 在なブラケット(36)と結合されていること、を特徴とする請求項10乃至1 4のいずれか1に記載の装置。 16.前記押出型(29,29´)は、自らの出発位置から、前記押出型の中 心軸線(M´)に対しほぼ垂直に延びる回動軸を中心に、前記支持枠(20)の 閉じた側の方向に側方に回動自在であること、を特徴とする請求項7乃至15の いずれか1に記載の装置。 17.前記支持枠(20)にはレール部材が設置されており、このレール部材 にはプレス方向に移動自在なキャリッジ部材が具備され、このキャリッジ部材に は前記押出型が前記プレス型へ降下可能にホルダ(77)を介して取着されてお り、このホルダ(77)はプレス工程中に前記支持枠(20)の閉じた側から突 出しており、前記押出型が前記プレス型の外側にある際に、前記キャリッジ部材 の領域にある回動軸を中心に、前記支持枠(20)の閉じた側へ回動復帰可能で あること、を特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載の装置。 18.前記ホルダ(77)はほぼU字形に形成されていて、プレス工程中にU 字の開放側が前記プレス形(22´´´)に向いているように、及びU字の一方 の辺を通って回動軸が延びているのに対し、他方の辺が前記押出型(29´´) を支持するようになっていること、を特徴とする請求項17に記載の装置。 19.前記押え棒の、前記押出型(29)を作動する端部は、前記キャリッジ 部材と結合されていること、を特徴とする請求項17又は18に記載の装置。 20.前記荷重発生機はトルク及び回転数制御可能な電動モータによって駆動 されるカム(25)であること、を特徴とする請求項7乃至19のいずれか1に 記載の装置。 21.前記電動モータは三相交流サーボモータであること、を特徴とする請求 項20に記載の装置。 22.前記押出型(29)を引き戻す手段は前記押え棒に作用するカウンタカ ムであること、を特徴とする請求項7乃至21のいずれか1に記載の装置。 23.前記押出型(29)を引き戻す手段は、プレス方向に抗して前記押え棒 に力を印加する弾性要素であること、を特徴とする請求項7乃至21のいずれか 1に記載の装置。 24.前記弾性要素が少なくとも1本の渦巻ばね(45)を含むこと、を特徴 とする請求項23に記載の装置。 25.複数のプレス型(22,22´,22´´,22´´´)、及びこれに 対応する数の押出型(29,29´)が設けられており、これらうちの各々はプ レス型に割り当てられていること、を特徴とする請求項7乃至24のいずれか1 に記載の装置。 26.前記プレス型(22)及び押出型(29)は1個の成形物に接合可能な 部分成形品を形成するために形成されていること、を特徴とする請求項25に記 載の装置。 27.1個の成形物に接合可能な部分成形品を前記プレス型から取り出すと共 に、部分成形品を接合する装置に引き渡すための手段が具備されること、を特徴 とする請求項26に記載の装置。 28.前記ガラス成形品を段階的に成形するのに用いられる1つのシーケンス のプレス型及び押出型が設けられていること、を特徴とする請求項27に記載の 装置。 29.前記シーケンスが、プレス工程中に、前記ガラス成形品の、全体として 完全なガラス成形品を生み出す種々の部分を押出成形することができるプレス型 (22´,22´´)及び押出型(29´)を含むこと、を特徴とする請求項2 8に記載の装置。 30.前記シーケンスで第1のプレス型を除いて、後続のプレス型は、前記ガ ラス成形品の、前記シーケンスで前に押出成形された部分が、前記シーケンスに おいて後のプレス型へ組入れ可能であり、このプレス型内で押出成形される部分 が、同時に、組み入れられた部分の上に押出成形可能であるように、構成されて いること、を特徴とする請求項29に記載の装置。
JP51357996A 1994-10-19 1995-10-13 プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置 Expired - Fee Related JP3210347B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9416814U DE9416814U1 (de) 1994-10-19 1994-10-19 Vorrichtung zur Herstellung von Glasformlingen nach dem Preßverfahren
DE9416814.8U 1994-10-19
PCT/DE1995/001421 WO1996012681A1 (de) 1994-10-19 1995-10-13 Verfahren zur herstellung von glasformlingen nach dem pressverfahren sowie zur anwendung des verfahrens besonders geeignete vorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10504274A true JPH10504274A (ja) 1998-04-28
JP3210347B2 JP3210347B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=6915069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51357996A Expired - Fee Related JP3210347B2 (ja) 1994-10-19 1995-10-13 プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6282922B1 (ja)
EP (1) EP0787111B1 (ja)
JP (1) JP3210347B2 (ja)
KR (1) KR100225663B1 (ja)
DE (2) DE9416814U1 (ja)
WO (1) WO1996012681A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037446A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 Japan 3D Devices株式会社 光学用曲げガラス板及びその製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6162796A (en) * 1995-09-27 2000-12-19 The Rockefeller University Method for transferring genes to the heart using AAV vectors
US6170295B1 (en) * 1999-03-04 2001-01-09 Emhart Glass S.A. I.S. machine
US6450066B1 (en) * 2001-10-19 2002-09-17 Bobby Hu Head of a wrench handle
US20190358788A1 (en) * 2018-05-28 2019-11-28 Chun-Wei Yang Ratchet wrench

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE308109C (ja)
US1678233A (en) * 1928-07-24 soubier
US1679848A (en) * 1928-08-07 barker
US1852570A (en) * 1928-09-17 1932-04-05 Owens Illinois Glass Co Glassware forming machine
US2179317A (en) 1936-07-10 1939-11-07 Randolph H Barnard Method of and apparatus for forming glass building blocks
GB564304A (en) 1943-06-22 1944-09-21 Josiah Harry Williams Improvements in and relating to methods of and apparatus for making glass blocks
US2478812A (en) * 1942-04-15 1949-08-09 Libbey Owens Ford Glass Co Apparatus for manufacturing hollow glass building blocks
GB1137471A (en) 1965-03-22 1968-12-18 Shaun Maturin Cox Improvements in the production of smooth glass surfaces
US3595637A (en) * 1969-02-14 1971-07-27 Eldred Co Plunger head assembly for use in a glass pressing machine
DE2816649C3 (de) * 1978-04-17 1980-10-02 H. Putsch Gmbh & Co, 5800 Hagen Maschine zur Herstellung von Kelchglasern durch Pressen von Kelch und Stiel
DE2832067C3 (de) * 1978-07-21 1981-12-24 Jenaer Glaswerk Schott & Gen., 6500 Mainz Glaspresse mit kontinuierlich umlaufenden Formen
US4531961A (en) 1983-07-29 1985-07-30 Lynch Machinery Modular section molding press and mold clamping and article removal mechanism therefor
US5236485A (en) * 1986-09-30 1993-08-17 Manfred Leweringhause Process and device for shaping a gob

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037446A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 Japan 3D Devices株式会社 光学用曲げガラス板及びその製造方法
US10252930B2 (en) 2014-08-08 2019-04-09 Japan 3D Devices Co., Ltd. Bent glass plate for optical use and fabrication method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
KR100225663B1 (ko) 1999-10-15
EP0787111B1 (de) 1998-07-08
US6282922B1 (en) 2001-09-04
KR970706211A (ko) 1997-11-03
JP3210347B2 (ja) 2001-09-17
EP0787111A1 (de) 1997-08-06
DE9416814U1 (de) 1996-02-15
DE59502782D1 (de) 1998-08-13
WO1996012681A1 (de) 1996-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970009930B1 (ko) 중공 성형품의 성형 방법 및 장치
JP6552890B2 (ja) 射出延伸ブロー成形機による容器の成形方法
US3355763A (en) Rotary parison head blow molding machine
CN213260726U (zh) 一种高分子橡塑用多工位注塑机
US7125241B2 (en) Blow molding method and apparatus
CN114407288A (zh) 一种多工位控温注塑机
JPH10504274A (ja) プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の実施に特に適切な装置
CN110586896A (zh) 卧式液态模锻机
CN113145819B (zh) 一种大型转子铁芯浇铸的加热浇铸装置及浇铸方法
US3754848A (en) High speed single cavity molding apparatus
CN214161359U (zh) 一种压铸机定量进料装置
WO2009038245A1 (en) Workpiece transfer device, and apparatus and method for producing molded container using the same
CN219926717U (zh) 一种便于调整的多工位控温注塑机
CN117140710A (zh) 一种建筑用混凝土顶板成型设备
JPH09509393A (ja) プレス方法によるガラス成形品の製造法及び該方法の使用に特に適切な装置
JP2013542099A (ja) 射出成形機
US5792486A (en) Retainer for the die pin in an accumulator head
JP2000043131A (ja) 二軸延伸ブロー成形方法及びその成形機
JP2005501739A (ja) 曲げられた押出し加工成形材を押出し加工するための方法および装置
CN113306066A (zh) 汽车前端框架生产用注塑成型机
CN220482462U (zh) 一种插头的注塑模具
JPS5923534B2 (ja) プラスチックシ−トの圧縮成形装置
CN111086154A (zh) 一种pvc管材的成型设备
JPS6031930A (ja) 熱可塑性樹脂のプレス成形方法
CN219903103U (zh) 一种用于成品输送的注塑机机架

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees