JPH10504206A - 食品加熱装置用の電気的安全装置 - Google Patents

食品加熱装置用の電気的安全装置

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JPH10504206A
JPH10504206A JP8505536A JP50553696A JPH10504206A JP H10504206 A JPH10504206 A JP H10504206A JP 8505536 A JP8505536 A JP 8505536A JP 50553696 A JP50553696 A JP 50553696A JP H10504206 A JPH10504206 A JP H10504206A
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cooking
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JP8505536A
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ビザー,ジャン−クロード
ブノ,ベルナール
テヴナン,ジャン−マリー
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セブ ソシエテ アノニム
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/12Deep fat fryers, e.g. for frying fish or chips
    • A47J37/1266Control devices, e.g. to control temperature, level or quality of the frying liquid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/16Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. for a door switch, a limit switch, a floor-levelling switch of a lift

Abstract

(57)【要約】 本発明は加熱装置または調理装置の分野に関するものである。調理装置はケーシング(2)を具備し、そのケーシング内には、固定または取外し可能な調理容器(1)と該調理容器(1)を加熱するように接続された加熱手段、および最初に、調理容器(1)がほぼ空であるかどうかを検出し、空であれば、加熱手段の電源回路をオープンし、次に、調理容器(1)があらかじめ決められた最低重量に達するまで一杯になっているかどうかを検出し、一杯であれば、加熱手段の電源回路をクローズする検出手段(30)が一体化されて収容されている。本発明によれば、検出手段(30)は調理容器(1)をケーシング内に置き、ふた(3)を閉じると動作可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】 食品加熱装置用の電気的安全装置 技術分野 本発明は一般的には、特に揚げ油の中でフライ(揚げ物)を揚げることを目的 とした食品加熱または調理装置の技術分野に属する。 本発明は、特に揚げ油の中でフライを揚げるための食品加熱装置であって、ケ ーシング内に取外し可能に装着された深なべと、深なべの下に配置された加熱手 段とを備え、加熱手段は熱調整手段および深なべの存在と充満状態を検出する手 段と関連づけられている食品加熱装置に関する。 さらに具体的には、本発明は、フライ、肉、魚などの食品の調理を目的とし、 深なべの存在および/または充満状態を検出する手段を備えたエレクトリック・ フライヤに関するものであるが、本発明はかかるエレクトリック・フライヤに限 定されるものではない。 従来の技術 フライヤなどの調理容器の深なべの存在および/または充満状態を最低しきい 値に従って検出する手段はすでに知られている。多くの場合、このような検出手 段によると、加熱手段があらかじめ決められた一定条件下では作動しないように 加熱手段を制御することが可能になっている。例えば、深なべを取り外したとき や深なべが充分に一杯になっていないとき、加熱エレメントが作動しないように することが望まれている。このどちらの場合も、重要なことは使用者の安全性を 保証し、装置に起こるおそれのある一切の損傷を防止することである。この制御 を実現するために、公知タイプの装置では、例えば、スプリングで作用する手段 が使用され、これはスイッチ(断続器)に直列接続されている。深なべの存在お よび/またはその重量によって、スプリング作用手段が移動し、これによってス イッチが働くようになっている。 文献CH 598 794には上記のような手段が記載されているが、このケースではこ の手段は深なべの支持体自体に取り付けられている。さらに、この装置にはふた がなく、加熱手段は揚げ油中に設けられている。 文献DE-A-40 12 075には、取外し可能な深なべを備えたエレクトリック・フラ イヤが記載されているが、その加熱は深なべの下に設置された少なくとも1つの 加熱エレメントによって行われている。調理はふたが存在するために密閉された 雰囲気下で行われている。このフライヤは深なべと連動する監視手段も備えてい る。 しかるに、上記装置にはいくつかの制約があり、使用者の安全性を最大限に保 証する装置が望まれている場合、そのような制約があるために、ある種の調理装 置で上記装置を利用することが不可能になっている。 さらに、フライヤがふたとケーシングとの境界面(インタフェース)に気密ジ ョイントを備え、さらに、ふたを閉じたときふたと深なべ間の上記気密ジョイン トを圧縮して深なべの周縁レベルで調理を気密雰囲気下に保つことを可能にする 手段を備えているような場合には、ふたを閉じて気密ジョイントを圧縮させると 作用手段を作動させることになる。従って、このようなデバイスがスイッチを作 動させる唯一の手段として使用される場合には、公知タイプの装置の場合と同じ ように、ふたを閉じると同時に電源回路がクローズし、それにもかかわらず、深 なべが存在しないか、あるいは深なべが空であったり、充分に一杯になっていな いときでも、電源回路がクローズするという事態が起こることが知られている。 このような危険な事態は、本発明によれば防止することができる。 発明の概要 以上に鑑みて、本発明によれば、第2の作用手段が設けられており、この第2 作用手段は、偶発的原因で、あるいはふたを閉じたとき第1手段を押し付けてふ たの気密ジョイントが圧縮したことが原因で起こる第1手段の作動がスイッチの 作動に作用しないようする働きをする。実際には、このような場合には、ふたを 閉じると、例えば、ふたに設けた隆起部または端子の作用を受けて第2作用手段 が移動することになる。この場合、第2手段は第1手段の作動を禁止するので、 電源回路はオープンのままになっている。従って、清掃のために深なべを取り外 したときでも、深なべが充分に一杯になっていないときでも、加熱装置が始動さ れることがない。 さらに、本発明による装置はコンパクトで、安価で、単純で、非常に信頼性が 高い。この高信頼性は、使用者の安全面から装置の役割を考えたとき不可欠であ る。 本発明の目的は、深なべが充分に一杯でないとき電源を自動的に切り、装置が 空のままで作動するのを防止するようにした加熱装置を提供することである。 本発明の目的は、取外し可能な深なべを備え、ふたが装置のケーシング内に存 在しないとき電源回路が自動的に切られるようした加熱装置を提供することであ る。 本発明の別の目的は、特に、空状態での加熱が原因で起こる過熱や、調理物が 存在しないときや少量のとき起こる一切の危険に対して、最大の作動安全性を保 証する加熱装置を提供することである。 この作動安全性の中には、本発明による装置の使い方を誤ったときの安全性が 含まれることは勿論であり、そのような場合として、例えば、本来の深なべとは 別のなべを揚げ油の中で使用した場合がある。 さらに、本発明の別の目的は、最大の作動安全性を保証する加熱装置の製造を 単純化し、低コスト化することである。 本発明の上記目的はケーシングを備え、そのケーシング内に食品の調理を目的 とした固定または取外し可能な深なべと該深なべと熱関係をもつ加熱手段、およ び一方では、深なべがほぼ空であるかどうかを検出し、空であれば、加熱手段の 電源回路をオープンし、他方では、深なべがあらかじめ決められた最低重量に達 するまで一杯であるかどうかを検出し、一杯であれば、加熱手段の電源回路をク ローズする検出手段が一体化されて収容されている調理装置において、前記検出 手段は一方では、深なべがケーシング内に置かれたとき深なべによって作動し、 他方では、ふたが閉じられたときふたによって作動するようにしたことを特徴と する調理装置によって達成されている。 図面の簡単な説明 本発明のその他の目的および利点は、実施例を示して添付図面を参照して以下 に記載されている詳細な説明の中で明らかにするが、本発明はこれらの実施例に 限定されないことは勿論である。添付図面において、 図1は、本発明による装置に加熱手段が装着されている一例の一部を示す斜視 図である。 図2aないし図2dは、本発明による装置の検出手段の異なる位置を示す図で ある。 図2eは、本発明による装置に配置された検出手段の断面を示す図である。 図3は、本発明による装置の検出手段の変形実施例を示す図である。 図4は、本発明による装置の検出手段の変形実施例の断面を示す図である。 図5は、ふたが閉じられているとき本発明による装置内の検出手段の装着状態 の一例の断面を示す図である。 発明の好適実施例の説明 図1は、フライヤに検出手段30が装着されている一例の一部を示す斜視図で あり、このフライヤはケーシング2内に配置された深なべ1を備えている。 深なべ1はその上部にカールした周縁1aを備え、ふたが検出手段30に作用 することを可能にしている。 深なべ1は調理する食品または調理の補助食品を受け人れることを目的とし、 カールした周縁1aを備えているので、ふたを少なくとも部分的にケーシング2 上に置くことを可能にしている。 さらに、フライヤは、少なくともフライヤが作動状態にあるとき深なべ1と熱 関係をもつ加熱手段も備えている。 検出手段30は、特に図2eに示すように、取外し可能な深なべ1がケーシン グ2内に存在するか、存在しないかに応じて、加熱手段の電源回路をクローズす るか、オープンするようになっている。また、検出手段30は、取外し可能な深 なべ1が存在するとき、一方では、取外し可能な深なべ1が空であるかどうかを 検出し、空であれば、電源回路をオープンし、他方では、取外し可能な深なべ1 があらかじめ設定した最低重量に達するまで一杯であるかどうかを検出し、一杯 であれば、加熱手段の電源回路をクローズするようになっている。 好ましくは、検出手段30はボックス31内に配置され、ボックス31はほぽ 平行になった2主要面をもち、その間に検出手段30の構成エレメントが置かれ ている。ボックス31は、さらに、ケーシング2内に配置されている。検出手段 30は、ふた1がケーシング2内に置かれたときふた1によって作動する、少な くとも1つの作用手段すなわち伝達デバイス10と、伝達デバイス10と接触す る復帰位置と少なくとも作用位置との間を移動可能なタンブラ32とを備え、作 用位置にあるとき、タンブラ32は伝達デバイス10の作用を受けて、加熱手段 の電源回路スイッチ36のボタン35を押すようになっている。 スイッチ36は電気配線がボックス31から出て、加熱手段の電源回路に接続 されている。 好ましくは、検出手段30は第2の作用手段すなわち伝達デバイス20を備え 、このデバイスは、装置のふた3が深なべ1を閉じたときふた3によって作動す るようになっている。また、この第2伝達デバイス20は、深なべ1がケーシン グ2内に置かれていないとき、あるいは深なべ1があらかじめ決めた最低重量ま で達していないとき、タンブラ32に作用して第1伝達デバイス10の作動を禁 止する働きをする。 好ましくは、作用デバイス10,20は剛性ロッドで構成され、その両端の一 方がボックス31から突出している。これらの作用デバイス10,20は平行移 動可能になっており、ガイド手段31a,31bによって案内される。なお、こ のガイド手段は、例えば、デバイス10と20との平行移動軸の両側に設けたロ ッドで構成し、デバイスをスライド自在にすることができる。この実施例では、 これらの手段はボックス31本体の一部を構成している。作用デバイス10,2 0はタンブラ32に作用する作用位置と縁10a,20aがボックス 31の内部を押し付けている静止位置との間を移動する。この第2位置にあると きは、タンブラ32は作用しない。ボックス31から突出している作用デバイス 10,20の端が作用を受けていないか、力が加えられていときは、この作用デ バイス10,20は、例えば、圧縮スプリングのような弾性復帰手段11によっ て静止位置に保たれている。これらの弾性復帰手段は、例えば、ガイド手段31 a,31bと伝達デバイス10,20の縁10a,20aとの間に固定され、伝 達デバイス10と20とが静止位置にあるときボックス31に突き当たって動か ないようにしている。 タンブラ32は図2eに示すように、機械部品であり、一方では、固定軸33 が通り抜けるガイド溝32bを備え、他方では、それぞれが伝達デバイス20, 10と向き合うように軸33の周囲に分布された2つの支持アーム32d,32 cを備え、それぞれが伝達デバイス20,10によって作動するようになってい る。デバイス10と20に直交する軸33は、好ましくは、これらの軸の延長線 上の軸間に設けられ、ボックス31の2主要面を連結するようにしている。従っ て、軸33は、好ましくは、ボックス31と一体になっており、タンブラ32が ガイド溝32bの方向に沿って平行移動するように、あるいは軸33を中心に回 転移動するように、あるいはこれらの2運動をするように制御している。さらに 、タンブラ32は伝達デバイス10,20のいずれもが作動していないとき、例 えば、引張りスプリングのような、復帰スプリング34によって静止位置に保た れている。タンブラ32の静止位置は伝達デバイス10,20の静止位置にほぽ 対応している。 復帰デバイス34は、好ましくは、前記タンブラ32側では、例えば、溝32 bの外端に取り付けられ、ボックス31側では、例えば、公知の手段によってデ バイス10と20間のボックス側壁の近くに取り付けられている。 タンブラの平行移動はガイド溝32bと、ボックス31の2面の一方で、伝達 デバイス20の軸とほぼ平行になるような向きになった面と一体になったリブ3 1cのような手段とによって同時に案内される。このリブ31cにより、特にタ ンブラ32は、もっと正確には、支持アーム32dは、第1伝達デバイス10が タンブラ32に作用していない間、デバイス20のすぐ近くで、あるいはデバ イス20と接触してデバイス20の移動軸に沿ってほぼ同軸に並ぶことができる 。逆に、第1伝達デバイス10が作用しているときは、タンブラ32は軸33を 中心に回転運動するように作用を受けて、加熱手段の電源回路の開閉を制御する ボタン35を押し付けるようになっている。タンブラ32が揺動またはピボット 回転したときだけ、ボタン35押すようになっている。従って、第2伝達デバイ ス20が作用したときは、つまり、タンブラ32の支持アーム32dを押し付け ると、タンブラ32は平行移動し、特に支持アーム32cは、該支持アーム32 cが第1伝達デバイス10と接触するのを防止する距離だけ移動するので、第1 伝達デバイス10が第2伝達デバイス20の後で作用したときタンブラ32がピ ボット回転するのを防止している(図2bを参照)。 さらに、第1伝達デバイス10が作動してタンブラ32を揺動させると、支持 アーム32dは、該支持アーム32dが第2伝達デバイス20と向き合わなくな る位置に揺動する(図2aおよび2cを参照)。これは第2伝達デバイス20、 従って、ふた3の位置に関係なくタンブラ32によって作動するボタン35とス イッチ36を介して加熱手段を始動させるのと同じである。従って、本発明によ る装置は、ふた3を閉じたままにして調理に利用することも、開いたままにして 大気下で調理に利用することも可能である。このような調理では、第1伝達デバ イス10が作動することは、深なべ1が取外し可能であるときは深なべ1がケー シング2内に存在すること、および/または深なべ1があらかじめ決めた最低重 量になるまで一杯になったことに対応していると考えられているが、これは当然 のことである。このあらかじめ設定した最低重量は、例えば、スプリングのよう に、一定の剛性定数をもつ弾性復帰手段11によって、従って、一定の重量測定 によって容易に得ることができる。このような弾性復帰手段11の選択により、 深なべ1がケーシング2内にあるときや深なべが、好ましくは、一定の最小限量 のフライ材料で一杯になったとき、タンブラ32を第1伝達デバイス10を平行 移動させて、タンブラ32をピボット回転させることが制御される。従って、弾 性復帰手段11の重量測定は、例えば、深なべ1内に存在する最低油量に対応し ている。一杯になった深なべ1の重さにより、ボタン35が作動する。このよう な構造にすると、本発明による装置、特にフライヤが空で動作するのが防止され る。好ましくは、検出手段30は少なくともその一部がケーシング2と一体にな ったボックス31内にあり、伝達デバイス10,20の端部がボックス31外に 突出して、それぞれが深なべ1とふた3に接触するようになっている。さらに、 深なべ1はその上部にカールした周縁1aをもち、深なべ1がケーシング2上と 少なくともその一部が第1伝達デバイス10上に置かれるようになっている。 好ましくは、ふた3はふた3と一体に別の隆起部3aを備え、ふた3が深なべ 1を閉じたとき第2伝達デバイス20と突き当たるようになっている。 好ましくは、第2伝達デバイス20はガイド溝32bの方向にタンブラ32を 移動させるだけの移動行程になっており、深なべ1が空であるときやケーシング 2に深なべ1がないとき、押えアーム32cと第1伝達デバイス10が接触する のを防止している(図2bと図2d)。 このような構成は、フライヤ・タイプの装置が、一般的に、少なくともふた3 とケーシング2の内部に気密ジョイント60を備え、ふた3が閉じたときふた3 と深なべ1間で気密ジョイントを圧縮し、深なべ1のカール周縁1aのレベルで 調理雰囲気を気密に保つ手段を備えていることを考慮すると、特に利点がある。 ふた3を閉じて前記気密ジョイントを圧縮すると、第1伝達デバイス10を移動 させることになる。 しかるに、このようなデバイスが唯一のスイッチ作動手段として利用される場 合には、公知タイプの装置の場合と同じように、ふたを閉じると同時に電源回路 がクローズするが、それにもかかわらず、深なべがないときでも、あるいは深な べが空か、まだ一杯でないときでも、電源回路がクローズするという事態が起こ ることが知られている。このような危険な事態は本発明によれば回避される。 本発明によれば、その目的のために第2作用手段20が設けられ、これは、偶 発的原因で、またはふたが閉じたときふたが第1手段10を押し付けてふたの気 密ジョイントが圧縮したために第1手段10が作動しても、スイッチの作動に影 響しないようにする効果がある。実際には、このような場合には、ふたが閉じる と、例えば、隆起部3aまたはふたに設けた端子によって作動する第2作用デバ イスが移動することになる。従って、この第2デバイスは第1作用デバイスの作 動を禁止し、電源回路はオープンしたままになっているので、深なべを外して清 掃しているとき、あるいは深なべが充分に一杯でないときでも、加熱の開始が防 止される(図5)。 実際には、伝達デバイス10の移動は、タンブラ32が再びその下方位置、つ まり、作用位置になるとタンブラ32には作用しないが、これは伝達デバイス2 0の移動が押えアーム32dを押え付け、第2伝達デバイス20が隆起部3aに よって作動することにより得られる。この様子を示したのが図2dである。従っ て、深なべ1があらかじめ決めた重さになっていなければ、加熱手段に電源が供 給されることはない。 本発明の装置の変形実施例によれば、ふた3を取外し可能にして、大気下で調 理する装置を実現している。この装置は例えば、フライヤで構成されている。 本発明の装置の別の変形実施例によれば、深なべ1はケーシング2と一体にな っているが、第1伝達デバイス10を作動させる距離だけケーシング2に対して 移動可能になっている。 ケーシング2は、さらに、開口2aと2bとを備え、それぞれ伝達デバイス2 0と10の端部が通り抜けるようになっている。 図3に示す本発明の装置の変形実施例によれば、検出手段30は相互に向き合 う少なくとも3つの個別部品から構成された切替え機構40を備えている。この 切替え機構40は伝達デバイス10,20と向き合うようになった押えエレメン ト41と、該押えエレメント41を支えて、伝達デバイス10,20の移動方向 に平行移動可能であるキャリヤ42と、キャリヤ42に取り付けられたスイッチ 36とで構成されている。押えエレメント41はその上部に、スイッチ36のボ タン35に接触する押え縁41aも備えている。 押えエレメント41はキャリヤ42上に回転可能に取り付けられている。従っ て、押えエレメント41がピボット回転または揺動すると、ボタン35に作用す るようになっている。押えエレメント41は、第2伝達デバイス20の延長線上 に設けられたピボット軸50を介してキャリヤ42に対してピボット回転可能で あるが、第2伝達デバイス20が押えエレメント41に力を加えたときは押えエ レメントはピボット回転しないようになっている。この目的のために、キャリヤ 42に側縁42aを設けて押えエレメント41のストッパとすることができる。 そうすると、第2伝達デバイス20の押え領域はピボット軸50に対してさらに ずらすることができるので、押えエレメント41は押えエレメント41に加えら れた揺動力を受けることになる。押えエレメント41の回転は側縁42aによっ て阻止される。従って、第2伝達デバイス20が作動すると、押えエレメント4 1に圧力を加えるので、押えエレメント41は圧縮スプリング32eを圧縮する ことによってキャリヤ42を下方に駆動させる。回転軸50に対する第2伝達デ バイス20の移動方向のずれはわずかであり、キャリヤ42のストッパの働きを する側縁42aが存在するので、第2伝達デバイス20が作動したとき押えエレ メント41がピボット回転するのを阻止することになる。その結果、切替え機構 40を構成する全体はスイッチ36のボタン35に圧力を加えることなく下方に 移動することになる。このようなことは、例えば、ケーシング2に深なべ1が存 在しないときや、深なべ1が空であるか、充分に一杯でないとき本発明によるフ ライヤのふたを閉じたのと同じである。逆に、第1伝達デバイス10が作動した ときは、ピボット軸50に対してずれていて、側縁42aの反対側に位置する領 域で押えエレメント41に力を加える。押えエレメント41に力が加わると、押 えエレメントはピボット回転し、スイッチ36のボタン35が作用することにな る。従って、押えエレメント41は側縁42aに突き当たる位置にない。押えエ レメント41がピボット回転すると、第2伝達デバイス20の軌道から外れるこ とになるので、ボタン35の作用によって得られた電気的接続は、フライヤのふ た3を閉じても遮断されることはない。 好ましくは、弾性復帰手段の重量測定は、深なべ1だけがその空重量によって 第1伝達デバイス10を押し付けたとき、ボタン35が作用しないように行なわ れる。深なべ1がケーシング2内に置かれ、使用者がふた3を深なべ1上に閉じ ると、第2伝達デバイス20が移動し、その結果、切替え機構40が移動するの で、ボタン35の作用が防止され、加熱手段の始動が防止されることになる。 伝達デバイス10,20の寸法および最大行程と最小行程、ならびに切替え機 構40またはタンブラ32の寸法は実験によって容易に決めることができる。 次に、本発明による検出手段の動作について説明する。 使用者が深なべ1が存在しないとき、フライヤのケーシング2にふた3を閉じ たときは(図2b)、加熱手段には電源が供給されない。 これは第2伝達デバイス20によって得られる。 使用者がケーシング2上に深なべ1を置いたとき、深なべ1が空であるか、そ の重量があらかじめ決めた最低値以下であるときは(図2d)、第1伝達デバイ ス10の移動はスイッチ36のボタン35を作用させるほどには十分でない。従 って、加熱手段には、ふた3が開いているか、閉じているかに関係なく、電源は 供給されない。使用者が深なべ1に調理油または食品を入れて、深なべ1があら かじめ決めた値以上の重量になると、第1伝達デバイス10はボタン35に圧力 を加えるので、加熱手段に電源が供給されることになり、これはふた3が開いて いるか、閉じているかに関係なく行なわれる(図2a、図2c)。 本発明による検出手段は、一方では取外し可能な深なべ1を備え、他方では取 外し可能深なべ1を取り囲む外側なべと、外側なべの底に配置された加熱手段と を備えているフライヤで利用するのに適しているが、これに限定されないことは 勿論である。 従って、図2aは、深なべ1が一杯でふた3が開いているフライヤを示し、こ れに対して、図2cは同じフライヤの深なべ1上にふた3が閉じている場合を示 している。 図2bは、深なべ1がないときふた3がケーシング2上で閉じている場合を示 し、図2dはふた3が深なべ1が付いているケーシング2上で閉じており、深な べが空であるか、十分に一杯でない場合を示している。 本発明の装置の別の変形実施例によれば、例えば、図4に示すように、検出手 段は復帰スプリング32e付きのキャリヤ42を備え、キャリヤは一方では、ふ た3がキャリヤ42を押し付けるとふた3によって少なくとも平行移動され、深 なべ1が空であるか、深なべ1があらかじめ設定した最低重量以下の重量である とき、コンタクト手段が加熱手段に電源を供給するのを阻止している。 コンタクト手段はキャリヤ42上に回転可能に取り付けられ、深なべ1がケー シング2内に存在し、あらかじめ設定した最低重量に達したときカール周縁1a によって作動する押え部品43を備えている。 従って、深なべ1が存在しないか、あるいは押え部品43を揺動させるあらか じめ設定した最低重量に達していないと、隆起部3aは押え部品43を押し付け てキャリヤ42を平行移動させるので、ボタン35が作用するのが阻止されるこ とになる。ふた3を閉じたときふた3が深なべ1を押し付けても、キャリア42 が下方に移動したときボタン35を作用させることはない。 さらに、押え部品43は押え部品43の側壁43aと、検出手段30を収容し ているボックス31とに取り付けられた重量測定スプリング50に連結され、深 なべ1がケーシング内に存在しないか、あるいは存在するがその重量があらかじ め設定した最低重量以下であるとき、押え部品43を加熱手段の電源回路のスイ ッチ36の開位置に復帰させるようにしている。 好ましくは、重量測定スプリング50はボックス31に設けた開口51と重量 測定スプリングの張力調整手段52を介してボックス31上に取り付けられてい る。 本発明の装置の他の変形実施例によれば、図示していないが、検出手段30は 例えばボール・スイッチで構成され、これが垂直位置にないとき電気接点を開閉 するようにしている。 このようなスイッチは、公知のようにボックス31内に取り付けることができ る。 また、検出手段30は光学的または磁気的手段で構成し、ケーシング2内の深 なべ1の位置を検知し、従って、その充満度を検知することも可能である。好ま しくは、検出手段30は加熱手段をモニタすることを目的としたマイクロプロセ ッサに接続することが可能である。 本発明による検出手段を備えた装置の利点は、深なべ1が取外し可能である場 合も、固定されている場合も、簡単な機械的手段を利用した点にある。 本発明による装置のもう1つの利点は、検出手段が装置の動作安全性を保証す る手段となっていることである。 発明の産業利用可能性 本発明の産業上の利用分野として、揚げ湯の中に投入して食品の調理を行う装 置の製造、特に、エレクトリック・フライヤの製造がある。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月7日 【補正内容】 本発明の上記目的はケーシングを備え、そのケーシング内に食品の調理を目的 とした深なべ、該深なべと熱的関係をもつ加熱手段、一方では、深なべがほぼ空 であるかどうかを検出し、空であれば、加熱手段の電源回路を開き、他方では、 深なべがあらかじめ設定した最低重量に達するまで一杯であるかどうかを検出し 、一杯であれば、加熱手段の電源回路を閉じるようにした検出手段とが一体的に 格納されている調理装置において、前記深なべは取外し可能であり、前記検出手 段は深なべがケーシング内に置かれたとき深なべによって作動される第1作用手 段と、装置のふたが深なべ上に閉じられたときふたによって作動される第2作用 手段とを備え、前記第2作用手段は深なべがケーシング内に置かれていないとき や、深なべがあらかじめ決めた最低重量まで達していないとき前記第1作用手段 の作動を禁止するように作用することを特徴とする調理装置によって達成されて いる。 図面の簡単な説明 本発明のその他の目的および利点は、実施例を示して添付図面を参照して以下 に記載されている詳細な説明の中で明らかにするが、本発明はこれらの実施例に 限定されないことは勿論である。添付図面において、 図1は、本発明による装置に加熱手段が装着されている一例の一部を示す斜視 図である。 図2aないし図2dは、本発明による装置の検出手段の異なる位置を示す図で ある。 図2eは、本発明による装置に配置された検出手段の断面を示す図である。 図3は、本発明による装置の検出手段の変形実施例を示す図である。 請求の範囲 1.ケーシング(2)を備え、該ケーシング内に、食品の調理を目的とした深な べ(1)と該深なべと熱的関係をもつ加熱手段と、一方では、深なべ(1)がほ ぼ空であるかどうかを検出し、空であれば、加熱手段の電源回路をオープンし、 他方では、深なべ(1)があらかじめ設定した最低重量に達するまで一杯である かどうかを検出し、一杯であれば、加熱手段の電源回路をクローズするようにし た検出手段(30)とが一体的に格納されている調理装置において、前記深なベ (1)は取外し可能であり、前記検出手段(30)は深なべ(1)がケーシング (2)内に置かれたとき深なべ(1)によって作動される第1作用手段(10, 43)と、装置のふた(3)が深なべ(1)上に閉じられたときふた(3)によ って作動される第2作用手段(20,42)とを備え、前記第2作用手段(20 ,42)は深なべ(1)がケーシング(2)内に置かれていないときや、深なべ (1)があらかじめ決めた最低重量まで達していないとき前記第1作用手段の作 動を禁止するように作用することを特徴とする調理装置。 2.請求項1に記載の調理装置において、前記検出手段(30)は伝達手段(1 0)と接触する復帰位置と少なくとも1つの作用位置との間で移動可能なタンブ ラ(32)を備え、前記作用位置にあるとき、前記第1作用手段(10)によっ て作動するタンブラ(32)が加熱手段の電源回路のスイッチ(36)のボタン (35)を押し付けることを特徴とする調理装置。 3.請求項2に記載の調理装置において、前記タンブラ(32)は機械的部品で あり、該機械的部品は、一方では、固定軸(33)が通り抜けるガイド溝(32 b)と、他方では、前記固定軸(33)の周囲に分布された2つの押えアーム( 32d,32c)とを備え、該押えアームはそれぞれが作用手段(20,10) に向き合って該作用手段(20,10)によって作動するようにしたことを特徴 とする調理装置。 4.請求項3に記載の調理装置において、前記タンブラ(32)は第2作用手段 (20)が作動したときは、ガイド溝(32b)によって案内される平行運動を 行うように作動し、第2作用手段(10)が作動したときは、固定軸(33)の 回りを回転運動するように作動してボタン(35)を押し付け、該ボタンは加熱 手段の電源回路の開閉を制御するようにしたことを特徴とする調理装置。 5.請求項2ないし4の1つに記載の調理装置において、タンブラ(32)は作 用手段(10,20)のどれもが作動していないとき復帰手段(34)を介して 復帰位置に保たれていることを特徴とする調理装置。 6.前記請求項の1つに記載の調理装置において、検出手段(30)は少なくと もその一部がケーシング(2)と一体のボックス(31)内に置かれ、作用手段 (10,20)の端部がボックス(31)外に突出して、それぞれが深なベ(1 )とふた(3)と接触するようになっていることを特徴とする調理装置。 7.請求項1に記載の調理装置において、検出手段(30)は復帰スプリング( 32e)と連結されたキャリヤ(42)を備え、該キャリヤ(42)は一方では 、装置のふた(3)がキャリヤ(42)を押し付けたとき該ふた(3)によって 少なくとも平行移動して、深なべ(1)が存在しないときや、深なべ(1)があ らかじめ設定した最低重量以下の重量までであるときは、コンタクト手段が加熱 手段に電源を供給するのを阻止するようにしたことを特徴とする調理装置。 8.請求項1に記載の調理装置において、前記コンタクト手段はキャリヤ(42 a)上に回転可能に取り付けられ、前記深なべ(1)がケーシング(2)内に存 在し、あらかじめ設定した最低重量まで達しているとき深なべ(1)によって作 動する押え部品(43)を備えていることを特徴とする調理装置。 9.請求項8に記載の調理装置において、前記押え部品(43)は押えエレメン ト(41)の側壁(43a)と、検出手段(30)を収容しているボックス (31)とに固定された重量測定スプリング(50)に連結され、深なべ(1) がケーシング内に存在しないか、ケーシング内に存在していても、その重量があ らかじめ設定した最低重量以下であるとき、押え部品(43)を加熱手段の電源 回路スイッチ(36)を開にする位置に戻すようにしたことを特徴とする調理装 置。 10.請求項1ないし9の1つに記載の調理装置において、深なべ(1)はカー ルした周縁(1a)をその上部に備え、深なべが検出手段(30)に作用するこ とを可能にしたことを特徴とする調理装置。 11.請求項2ないし7の1つに記載の調理装置において、ふた(3)は大気下 で調理する装置を実現するように取外し可能であることを特徴とする調理装置。 12.請求項1ないし11の1つに記載の調理装置において、調理装置はフライ ヤで構成されていることを特徴とする調理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テヴナン,ジャン−マリー フランス国 エフ−21610 ブゥルブラン ルート ド ベズ (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ケーシング(2)を備え、該ケーシング内に、食品の調理を目的とした固定 または取外し可能な深なべ(1)と該深なべと熱的関係をもつ加熱手段と、一方 では、深なべ(1)がほぼ空であるかどうかを検出し、空であれば、加熱手段の 電源回路をオープンし、他方では、深なべ(1)があらかじめ設定した最低重量 に達するまで一杯であるかどうかを検出し、一杯であれば、加熱手段の電源回路 をクローズするようにした検出手段(30)とが一体的に格納されている調理装 置において、前記検出手段(30)は一方では深なべ(1)がケーシング内に置 かれたとき深なべ(1)によって作動し、他方ではふた(3)が閉じられたとき ふた(3)によって作動されるようにしたことを特徴とする調理装置。 2.請求項1に記載の調理装置において、深なべ(1)は取外し可能であり、前 記検出手段(30)は取外し可能な深なべ(1)がケーシング(2)に存在する か、存在しないかに応じて加熱手段の電源回路を開閉するようにしたことを特徴 とする調理装置。 3.請求項1または2に記載の調理装置において、前記検出手段(30)は深な べ(1)がケーシング(2)内に置かれたとき深なべ(1)によって作動される 第1作用手段(10,43)と、装置のふた(3)が深なべ(1)上に閉じられ たときふた(3)によって作動される第2作用手段(20,42)とを備えてい ることを特徴とする調理装置。 4.請求項1ないし3の1つに記載の調理装置において、前記第2作用手段(2 0,42)は深なべ(1)がケーシング(2)内に置かれていないとき、または 深なべ(1)があらかじめ決めた最低重量まで達していないとき前記第1作用手 段の作動を禁止するように作用することを特徴とする調理装置。 5.請求項1ないし4の1つに記載の調理装置において、前記検出手段(30) は伝達手段(10)と接触する復帰位置と少なくとも1つの作用位置との間で移 動可能なタンブラ(32)を備え、前記作用位置にあるとき、前記第1作用手段 (10)によって作動するタンブラ(32)が加熱手段の電源回路のスイッチ( 36)のボタン(35)を押し付けることを特徴とする調理装置。 6.請求項5に記載の調理装置において、前記タンブラ(32)は機械的部品で あり、該機械的部品は、一方では、固定軸(33)が通り抜けるガイド溝(32 b)と、他方では、前記固定軸(33)の周囲に分布された2つの押えアーム( 32d,32c)とを備え、該押えアームはそれぞれが作用手段(20,10) に向き合って該作用手段(20,10)によって作動するようにしたことを特徴 とする調理装置。 7.請求項6に記載の調理装置において、前記タンブラ(32)は第2作用手段 (20)が作動したときは、ガイド溝(32b)によって案内される平行運動を 行うように作動し、第2作用手段(10)が作動したときは、固定軸(33)の 回りを回転運動するように作動してボタン(35)を押し付け、該ボタンは加熱 手段の電源回路の開閉を制御するようにしたことを特徴とする調理装置。 8.請求項5ないし7の1つに記載の調理装置において、タンブラ(32)は作 用手段(10,20)のどれもが作動していないとき復帰手段(34)を介して 復帰位置に保たれていることを特徴とする調理装置。 9.前記請求項の1つに記載の調理装置において、検出手段(30)は少なくと もその一部がケーシング(2)と一体のボックス(31)内に置かれ、作用手段 (10,20)の端部がボックス(31)外に突出して、それぞれが深なべ(1 )とふた(3)と接触するようになっていることを特徴とする調理装置。 10.請求項1ないし4の1つに記載の調理装置において、検出手段(30)は 復帰スプリング(32e)と連結されたキャリヤ(42)を備え、該キャリヤ (42)は一方では、装置のふた(3)がキャリヤ(42)を押し付けたとき該 ふた(3)によって少なくとも平行移動して、深なべ(1)が存在しないときや 、深なべ(1)があらかじめ設定した最低重量以下の重量までであるときは、コ ンタクト手段が加熱手段に電源を供給するのを阻止するようにしたことを特徴と する調理装置。 11.請求項10に記載の調理装置において、前記コンタクト手段はキャリヤ( 42a)上に回転可能に取り付けられ、前記深なべ(1)がケーシング(2)内 に存在し、あらかじめ設定した最低重量まで達しているとき深なべ(1)によっ て作動する押え部品(43)を備えていることを特徴とする調理装置。 12.請求項11に記載の調理装置において、前記押え部品(43)は押えエレ メント(41)の側壁(43a)と、検出手段(30)を収容しているボックス (31)とに固定された重量測定スプリング(50)に連結され、深なべ(1) がケーシング内に存在しないか、ケーシング内に存在していても、その重量があ らかじめ設定した最低重量以下であるとき、押え部品(43)を加熱手段の電源 回路スイッチ(36)を開にする位置に戻すようにしたことを特徴とする調理装 置。 13.請求項1ないし12の1つに記載の調理装置において、深なべ(1)はカ ールした周縁(1a)をその上部に備え、深なべが検出手段(30)に作用する ことを可能にしたことを特徴とする調理装置。 14.請求項5ないし10の1つに記載の調理装置において、ふた(3)は、大 気下で調理する装置を実現するように取外し可能であることを特徴とする調理装 置。 15.請求項1ないし14の1つに記載の調理装置において、調理装置はフライ ヤで構成されていることを特徴とする調理装置。
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