JPH10503504A - 神経弛緩剤として有用なn−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体 - Google Patents
神経弛緩剤として有用なn−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体Info
- Publication number
- JPH10503504A JPH10503504A JP8506150A JP50615096A JPH10503504A JP H10503504 A JPH10503504 A JP H10503504A JP 8506150 A JP8506150 A JP 8506150A JP 50615096 A JP50615096 A JP 50615096A JP H10503504 A JPH10503504 A JP H10503504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substituted
- naphthyl
- formula
- azabicyclo
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D403/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
- C07D403/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
- C07D403/06—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/18—Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/52—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring condensed with a ring other than six-membered
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/56—Ring systems containing three or more rings
- C07D209/80—[b, c]- or [b, d]-condensed
- C07D209/90—Benzo [c, d] indoles; Hydrogenated benzo [c, d] indoles
- C07D209/92—Naphthostyrils
Abstract
(57)【要約】
式(I)
〔式中、A、R1およびnは、発明の詳細な説明中に記載された意味を有している〕で示される化合物が記載されている。この新規化合物は、疾病の撲滅に適している。
Description
【発明の詳細な説明】
神経弛緩剤として有用なN−置換された
アザビシクロヘプタン誘導体
本発明は、新規のN−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体、その製造およ
び医薬品の製造のための使用に関する。
N−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体が、ドーパミンおよびセロトニン
受容体サブタイプに対する驚異的な親和性を有していることは公知である(ドイ
ツ連邦共和国特許第4243287号明細書、同第4219973号明細書)。
この場合、D4−ドーパミン受容体サブタイプに対する観察された高い親和性は
、特別な役割を果たしている。
ところで、式I
〔式中、
R1は、置換されていないか、ハロゲン原子によってモノ置換されているかまた
はジ置換されているナフチルまたはフェナントリルを表し、
nは、1、2、3または4の数を表し、
Aは、
またはハロゲン原子によって置換されていないかまたは置換されているナフチル
を表し、
R2は、水素原子、ヒドロキシ基、C1〜C4−アルキル基、ニトロ基またはメト
キシ基またはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を表し、
R3は、水素原子、フッ素または塩素を表し、
R4は、水素原子またはメチル基を表し、かつ
R5は、水素原子または塩素を表す〕
で示されるN−置換された3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体およ
び生理学的に認容性の酸との該誘導体との塩が、有用な薬理学的性質を有してい
ることが見出された。
式I中で、置換基R1〜R5並びにnは、以下の意味を有する:
R1:ナフチル
n:2
R2:水素、フッ素、塩素
R3:水素または塩素
R4:水素
R5:水素または塩素。
本発明による式Iの化合物は、式II
Nu−(CH2)n−A (II)
〔式中、Aおよびnは、記載された意味を有し、Nuは、離核脱離基を表す〕で
示される化合物と、式III
〔式中、
R1は、ハロゲン原子によって置換されていないか、モノ置換されているかまた
はジ置換されたナフチル基またはフェナントリル基を表す〕で示される3−アザ
ビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体とを反応させ、かつこうして得られた化
合物を、場合によっては、生理学的に認容性の酸との該化合物の酸付加塩に変換
することによって製造することができる。
Nuの離核脱離基としては、有利にハロゲン原子、特に臭素または塩素が該当
する。
この反応は、好ましくは、酸結合剤としての不活性塩基、例えばトリエチルア
ミンまたは炭酸カリウムの存在下に、不活性溶剤中、例えば環式飽和エーテル、
殊にテトラヒドロフランまたはジオキサンあるいはベンゾール炭化水素、例えば
トルエンまたはキシレン中
で行われる。
この反応は、通常20〜150℃で実施され、かつ一般に1〜10時間で完結
する。
式Iの本発明による化合物は、常用の有機溶剤、有利に低級アルコール、例え
ばエタノールからの再結晶化によって再結晶させることができるかまたはカラム
クロマトグラフィー処理によって精製することができる。
ラセミ化合物は、簡単な方法で、不活性溶剤、例えば低級アルコール中で、光
学活性カルボン酸、例えば酒石酸誘導体を用いる古典的分割によって分割してエ
ナンチオマーにすることができる。
式Iの遊離3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体は、常法により、
有利に、相応する酸の1当量を溶液に添加することによって、薬理学的に認容性
の酸の酸付加塩に変換することができる。製薬学的に認容性の酸は、例えば塩酸
、燐酸、硫酸、メタンスルホン酸、アミドスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、
蓚酸、酒石酸またはクエン酸である。
本発明による化合物は、有用な薬理学的性質を有している。該化合物は、神経
安定剤(特に非特異的)、抗鬱剤、鎮静剤、催眠剤、ZNS保護剤または筋肉弛
緩剤として使用することができる。複数の記載された作用品質は、本発明による
化合物の場合に組み合わされて生じることがある。薬理学的作用の検証は、生体
内および試験管内の双方で行われており、この場合、物質特性決定は、殊に、受
容体サブタイプ、就中、ドーパミンD4受容体に対する部分的に極めて高くかつ
選択的な親和性によって可能である。
以下の方法は、生体内での特性決定のために使用された:
a)指向性運動に対する影響
マウスは、新たな環境で、増大された運動活量を示す増大された探索行動を示
している。この運動活量を、光遮断かご中で、動物(NMRI−マウス、雌)が、か
ごの中に入れられた後に0〜30分間測定する。
ED50:運動活量を、偽薬処置された対照と比較して50%だけ減少する用量
。
b)アポモルヒネ拮抗作用
雌のNMRI−マウスにアポモルヒネ1.21mg/kgを皮下投与する。前記用
量で、アポモルヒネは、動物が金網かご中に入れたままにされている場合に、永
続的な登攀によって示された運動活量を生じる。この登攀を(30分間に亘って
2分間毎に)評価する:
0:動物は、4本足が床の上にある。
1:動物は、2本足が金網の上にある。
2:動物は、4本足が金網の上にある(登攀した)。
この登攀行動は、抗精神病剤を用いる予備処置によって抑制される。
ED50:動物の登攀活量を、偽薬処置された対照と
比較して50%だけ抑制する用量。
c)L−5−HTP拮抗作用
雌のシュプラージュ・ドーレイ(sprague-Dawley)ラットに、316mg/k
gの用量でL−5−HTPを腹腔内投与する。次に、この動物は、興奮症候群を
発症し、足踏みおよび振るえの徴候の興奮症候群を、L−5−HTP投与後20
〜60分間で10分毎に評点(0=なし、1=穏やか、2=明白)を用いて評価
する。平均評価は、L−5−HTPの投与後では、17の評点である。試験物質
を、L−5−HTPの前に、60分間経口投与する。ED50としては、平均し
て50%だけ対照評点を減少させる用量が算定される。
記載された方法は、抗精神病剤としての物質を特性決定するのに適している。
L−5−HTP症候群の抑制により、セロトニン拮抗作用、非定型神経安定剤の
特徴であるような作用品質を示すことができる。
新規化合物は、前記の試験で良好な作用を示している。
従ってまた、本発明は、常用の担持剤および希釈液以外に、式Iの化合物また
はその薬理学的に認容性の酸付加塩の含量を作用物質として含有している治療薬
並びに疾病制御のための新規化合物の使用に関する。
本発明による化合物は、常法で、経口または非経口、静脈内または筋肉内で投
与することができる。
投与量は、患者の年齢、状態および体重並びに投与の方法に左右される。作用
物質の一日量は、原則として、経口投与の場合に体重1kg当たり約1〜100
mgおよび非経口投与の場合に体重1kg当たり0.1〜10mgである。
新規化合物は、常用の製薬学的投与形で、固体もしくは液体で、例えば錠剤、
フィルム錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、糖衣剤、坐剤、溶液、軟膏剤、ク
リーム剤またはスプレー剤として使用することができる。これらは、常法により
製造される。この場合、作用物質は、常用の製薬学的助剤、例えば錠剤結合剤、
充填剤、保存剤、錠剤崩壊剤、流動調整剤、可塑剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、
溶剤、放出遅延剤、酸化防止剤および/または噴射ガスを用いて製造することが
できる(H.Sucker 他:Pharmazeutische Technologie、Tieme-Verlag、Stuttga
rt、1978年を参照のこと)。通常、こうして得られた投与形は、作用成分を
1〜99重量%の量で含有している。
新規化合物を合成するための出発材料として必要とされる式IIの物質は、公
知である。
式IIIの物質は、式IV
〔式中、R1は、上記の意味を有し、R6は、水素、アセチル、ベンジルまたはト
リフルオロアセチルを表す
〕で示されるアミンを、光化学的に[2+2]付加環化させ、引き続き、場合に
よっては、アシル基またはベンジル基を分離することによって製造することがで
きる。
光反応は、不活性溶剤中、有利にアセトン中で20〜80℃で良好に行われる
。光源としては、高圧水銀灯が特に好適である。場合によっては、光付加環化を
、石英装置中で窒素雰囲気下に、場合によってはアミン1モル当たり塩酸約1モ
ルを添加しながら実施することは有利である。
光付加環化は、多くの場合、R1に関してエキソ配置を有する環式化合物II
I:
を生じさせるために、高度にジアステレオ選択性に進行する。
例えば、光学活性酒石酸誘導体を用いるラセミ分割によって、双方のエナンチ
オマーは純粋に単離することができる。
アシル基(R6)の分離は、好ましい場合には、公知の鹸化によって行われる
。同様のことは、ベンジル基の分離にも当てはまる。
式IVのアミンは、文献により公知であるかまたはアルデヒドR1−CHOと
塩化ビニルマグネシウムと
を反応させてアリルアルコールV
にし、引き続き塩化水素で転位させてアリルクロリドVI
にし、かつ最終的に相応するアリルアミンVII
と反応させることによってかまたは桂皮アルデヒドVIII
を、アリルアミンVIIで直接、還元アミン化を施すことによって製造すること
ができる。
以下の実施例は、本発明の説明のために有用である:
A 出発材料の製造
aa)1−(1−ナフチル)−アリルアルコール
2lの撹拌フラスコ中に、窒素雰囲気下に、テトラヒドロフラン中の塩化ビニ
ルマグネシウム1.3Mの溶液227ml(360mM)を充填した。引き続き
、撹拌しながら、かつ窒素雰囲気下で、60分間で、30〜35℃で、テトラヒ
ドロフラン250ml中に
溶解した1−ナフトアルデヒド50g(320mM)の溶液を添加した。この反
応混合物を、更に4.5時間、窒素雰囲気下で、室温で撹拌した。この後、撹拌
しかつ氷で冷却しながら、飽和塩化アンモニウム溶液90mlを添加し、吸引濾
過し、かつフィルター残分をテトラヒドロフラン150mlで3回洗浄した。濾
液を合わせ、硫酸ナトリウムにより乾燥させ、かつ濃縮した。褐色の油状物の形
での粗製生成物58.3g(99%)が得られた。
ab)3−(1−ナフチル)−アリルクロリド
1−(1−ナフチル)−アリルアルコール58.3g(317mM)を、撹拌
しながらジクロロメタン400ml中に溶解した。引き続き、飽和するまで塩化
水素を導入し、この場合、温度は、37℃にまで上昇した。これを、1時間撹拌
した。氷冷却された水200mlを用いる洗浄後に、有機相を硫酸ナトリウムに
より乾燥させ、かつ濃縮した。帯褐色の固体59.2g(92%)が得られた。
ac)N−アリル−N−[3−(1−ナフチル)−アリル]−アミン
アリルアミン167g(2.9M)に、撹拌しながら、1時間で、トルオール
250ml中に溶解された3−(1−ナフチル)アリルクロリド59.2g(0
.29M)を添加した。この混合物を、室温で2時間撹拌した。引き続き、この
反応溶液を濃縮し、残分を
水250ml中に入れ、50%の苛性ソーダ溶液でpH12に調節した。水相を
ジクロロメタンで抽出し、有機相を硫酸ナトリウムにより乾燥させ、かつ濃縮し
た。
収量:暗褐色の油状物67.6g(97%)。
ad)エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ
ン
N−アリル−N−[3−(1−ナフチル)−アリル]アンモニウムクロリド5
0.0g(193mM)を、アセトン1600ml中に溶解s,かつ10%の塩
酸210mlを添加した。清澄な黄色の溶液に、窒素雰囲気下で、石英装置中の
700ワットの水銀高圧灯で、室温で4時間照射した。引き続き、この反応溶液
を濃縮し、残分を水中に入れ、かつ50%の苛性ソーダ溶液でpH12に調節し
た。これを、30分間撹拌し、かつ第三ブチル−メチルエーテルで2回抽出した
。合わせた有機相を、硫酸ナトリウムにより乾燥させ、かつ濃縮した。
暗褐色の油状残分(43.2g)を、イソプロパノール150ml中に溶解し
、かつイソプロパノール220ml中に溶解したマレイン酸25.5g(220
mM)を添加した。生じたマレイン酸塩を吸引濾過し、イソプロパノールで洗浄
し、かつ真空乾燥棚中で40℃で一晩乾燥させた。収量:無色の粉末43.9g
(67%)、融点162〜164℃(マレイン酸塩)
。
同様に、以下の物質を製造することができる:
ae)エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ
ン、融点:145〜147℃(マレイン酸塩)、
af)エキソ−6−(5−クロロ−1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2
.0]ヘプタン、
ag)エキソ−6−(9−フェナントリル)−3−アザビシクロ[3.2.0]
ヘプタン、
ah)エキソ−6−(6−クロロ−2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2
.0]ヘプタン、融点164〜165℃。
B 最終生成物の製造
例 1
N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2.0]
ヘプタン−3−イル)−エチル]−ベンズアミド
トルオール70ml中のエキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[
3.2.0]ヘプタン4.0g(17.8mM)に、N−(2−クロロエチル)
−ベンズアミド6.6g並びに微粉砕された炭酸カリウム2.5g(18.1m
M)およびヨウ化カリウム0.5gを添加し、かつ十分に撹拌しながら還流下で
6時間沸騰させた。冷却後に、回転蒸発器により濃縮し、かつ残分を、塩化メチ
レンおよび水に分配した。水相を、塩化メチレンで2回抽出し、次に、有機相を
、硫酸ナトリウムによる乾燥後に濃縮した。粗製生成物(8.9g)を、カラム
クロマトグラフィー処理(シリカゲル、展開剤ジクロロメタン/メタノール96
/4)によって精製した。遊離塩基(3.0g)を、第三ブチル−メチルエーテ
ル100ml中に入れ、かつ氷冷却しながら、過剰量のエーテル系塩酸を添加し
た。生じたヒドロクロリドを、窒素雰囲気下に吸引濾過し、十分な第三ブチル−
メチルエーテルで洗浄し、かつ窒素雰囲気流中で漏斗上で乾燥させた。ヒドロク
ロリドとしての生成物2.6g(35%)、融点184〜186℃を単離した。
次のものは、同様にして製造することができる:
2. N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2
.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ベンズアミド、融点233〜235℃(
ヒドロクロリド)、
3. N−[2−(エキソ−6−(5−クロロ−1−ナフチル)−3−アザビシ
クロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ベンズアミド、
4. 3−[2−(1−ナフチル)エチル]−エキソ−6−(1−ナフチル)−
3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン、融点227〜229℃(ヒドロクロ
リド)、
5. 3−[2−(1−ナフチル)エチル]−エキソ−6−(2−ナフチル)−
3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン、融点208〜210℃(ヒドロクロ
リド)、
6. 1−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.2
.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−1H−ベンゾ[cd]インドール−2−
オン、融点174〜176℃(ヒドロクロリド)、
7. 1−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)3−アザビシクロ[3.2.
0]ヘプタン−3−イル9−エチル]−1H−ベンゾ[cd]インドール−2−
オン、融点258〜260℃(ヒドロクロリド)、
8. 3,3−ジメチル−1−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−ア
ザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オン、
9. 3,3−ジメチル−1−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−ア
ザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オン、融点124〜125℃、
10. 3,3−ジメチル−1−[2−(エキソ−6−(6−クロロ−2−ナフ
チル)−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−1,
3−ジヒドロインドール−2−オン、
11. 5−クロロ−N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビ
シクロ−[3.2.0]−ヘプタン−3−イル)エチル]−2−チオフェンカル
ボン酸アミド、
12. 5−クロロ−N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビ
シクロ[3.2.0]−ヘプタン−3−イル)エチル]−2−チオフェンカルボ
ン酸アミド、
13. N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−4−フルオロ−ベンズアミド、
14. N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−4−ニトロ−ベンズアミド、
15. N−[2−(エキソ−6−(6−クロロ−2−ナフチル)−3−アザビ
シクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ベンズアミド、融点10
2〜104℃、
16. N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−4−メトキシ−ベンズアミド、
17. N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−4−ヒドロキシ−ベンズアミド、
18. N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)
−3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−3,4−ジ
クロロ−ベンズアミド、
19. N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ナフタリン−1−カルボンアミド、
20. N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ナフタリン−1−カルボンアミド、
21. N−[2−(エキソ−6−(9−フェナントリル)−3−アザビシクロ
[3.2.0]ヘプタン−3−イル)エチル]−ベンズアミド、融点110〜1
12℃(ヒドロクロリド)、
22. 1−[2−(エキソ−6−(6−クロロ−2−ナフチル)−3−アザビ
シクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル)−エチル]−1H−ベンゾ[cd]
インドール−2−オン、
23. 1−[2−(エキソ−6−(9−フェナントリル)−3−アザビシクロ
[3.2.0]ヘプタン−3−イル)−エチル]−1H−ベンゾ[cd]インド
ール−2−オン、
24. N−[2−(エキソ−6−(1−ナフチル)3−アザビシクロ[3.2
.0]ヘプタン−3−イル)−エチル]−イソインドリノン、
25. N−[2−(エキソ−6−(2−ナフチル)−3−アザビシクロ[3.
2.0]ヘプタン−3−イ
ル)−エチル]−イソインドリノン。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,BG,BR,BY,C
A,CN,CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,MX
,NO,NZ,PL,RU,SG,SI,SK,UA,
US
(72)発明者 トーマス ヘーガー
ドイツ連邦共和国 D−68535 エ―ディ
ンゲン−ネッカーハウゼン ラーテナウシ
ュトラーセ 12
(72)発明者 リーリアーネ ウンガー
ドイツ連邦共和国 D−67065 ルートヴ
ィッヒスハーフェン ヴォルシュトラーセ
129
(72)発明者 ハンス−ユルゲン テシェンドルフ
ドイツ連邦共和国 D−67373 ドゥーデ
ンホーフェン ゲオルク−ヌス−シュトラ
ーセ 5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式I 〔式中、 R1は、置換されていないか、ハロゲン原子によってモノ置換されているかま たはジ置換されているナフチルまたはフェナントリルを表し、 nは、1、2、3または4の数を表し、 Aは、 またはハロゲン原子によって置換されていないかまたは置換されているナフチ ルを表し、 R2は、水素原子、ヒドロキシ基、C1〜C4−アルキル基、ニトロ基またはメ トキシ基またはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を表し、 R3は、水素原子、フッ素または塩素を表し、 R4は、水素原子またはメチル基を表し、かつ R5は、水素原子または塩素を表す〕 で示されるN−置換された3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体お よび生理学的に認容性の酸との該誘導体との塩。 2.疾病の撲滅の際に使用するための請求項1に記載の式Iの化合物。 3.精神病を治療するための方法において、患者に、請求項1に記載の式Iの化 合物の有効量を投与することを特徴とする、精神病の治療法。 4.請求項1に記載の式Iの化合物を製造するための方法において、式II Nu−(CH2)n−A (II) 〔式中、Aおよびnは、上記の意味を有し、Nuは、離核脱離基を表す〕で示 される化合物を、式III 〔式中、 R1は、ハロゲン原子によって置換されていないか、モノ置換されているかま たはジ置換されたナフチル基またはフェナントリル基を表す〕で示される3−ア ザビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体と反応させ、かつこうして得られた化 合物を、場合によ っては、生理学的に認容性の酸との該化合物の酸付加塩に変換することを特徴と する、請求項1に記載の式Iの化合物の製造法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4427647.8 | 1994-08-04 | ||
DE4427647A DE4427647A1 (de) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | N-substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
PCT/EP1995/002912 WO1996004245A1 (de) | 1994-08-04 | 1995-07-22 | N-substituierte azabicycloheptan-derivate als neuroleptika usw. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10503504A true JPH10503504A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=6524943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8506150A Ceased JPH10503504A (ja) | 1994-08-04 | 1995-07-22 | 神経弛緩剤として有用なn−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体 |
Country Status (29)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5753690A (ja) |
EP (1) | EP0775113B1 (ja) |
JP (1) | JPH10503504A (ja) |
KR (1) | KR970704685A (ja) |
CN (1) | CN1064959C (ja) |
AT (1) | ATE200482T1 (ja) |
AU (1) | AU699021B2 (ja) |
BG (1) | BG63632B1 (ja) |
CA (1) | CA2196700A1 (ja) |
CZ (1) | CZ289080B6 (ja) |
DE (2) | DE4427647A1 (ja) |
DK (1) | DK0775113T3 (ja) |
ES (1) | ES2156212T3 (ja) |
FI (1) | FI970449A (ja) |
GR (1) | GR3035744T3 (ja) |
HR (1) | HRP950437B1 (ja) |
HU (1) | HUT77768A (ja) |
IL (1) | IL114719A (ja) |
MX (1) | MX9700854A (ja) |
NO (1) | NO307376B1 (ja) |
NZ (1) | NZ290429A (ja) |
PL (1) | PL182810B1 (ja) |
PT (1) | PT775113E (ja) |
RU (1) | RU2160254C2 (ja) |
SI (1) | SI9520086B (ja) |
TW (1) | TW378203B (ja) |
UA (1) | UA44736C2 (ja) |
WO (1) | WO1996004245A1 (ja) |
ZA (1) | ZA956476B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19836404A1 (de) * | 1998-08-12 | 2000-02-17 | Basf Ag | N-Substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
US6458821B1 (en) | 1998-08-12 | 2002-10-01 | Abbott Laboratories | N-substituted azabicycloheptane derivatives, production and use thereof |
DE19836406A1 (de) | 1998-08-12 | 2000-02-17 | Basf Ag | N-Substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
DE19854147A1 (de) * | 1998-11-24 | 2000-05-25 | Basf Ag | Verwendung von N-substituierten Azabicycloalkan-Derivaten zur Verwendung bei der Bekämpfung der Cocainsucht |
MX2007004358A (es) * | 2004-10-14 | 2007-07-17 | Abbott Gmbh & Co Kg | Compuestos de azabicicloheptilo adecuados para tratar trastornos que responden a la modulacion del receptor de dopamina d3. |
EP1874801A4 (en) * | 2005-03-07 | 2009-03-25 | Univ North Carolina | RECA ACTIVITY INHIBITORS TO CONTROL ANTIBIOTIC-RESISTANT BACTERIAL PATHOGENS |
FR2953514B1 (fr) * | 2009-12-09 | 2011-12-23 | Servier Lab | Nouveaux derives azabicyclo[3.2.0]hept-3-yl, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent |
JP7390401B2 (ja) * | 2019-05-30 | 2023-12-01 | シャンハイ インスティテュート オブ マテリア メディカ、チャイニーズ アカデミー オブ サイエンシーズ | 縮合環化合物、その製造方法及び用途 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4219973A1 (de) * | 1992-06-19 | 1993-12-23 | Basf Ag | N-substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
DE4243287A1 (de) * | 1992-06-19 | 1993-12-23 | Basf Ag | N-Substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
GB9321481D0 (en) * | 1993-10-18 | 1993-12-08 | Alcan Int Ltd | Tin oxide |
DE4341402A1 (de) * | 1993-12-04 | 1995-06-08 | Basf Ag | N-substituierte Azabicycloheptan-Derivate, ihre Herstellung und Verwendung |
-
1994
- 1994-08-04 DE DE4427647A patent/DE4427647A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-07-22 US US08/776,583 patent/US5753690A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-22 UA UA97030905A patent/UA44736C2/uk unknown
- 1995-07-22 AT AT95926973T patent/ATE200482T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-07-22 MX MX9700854A patent/MX9700854A/es not_active IP Right Cessation
- 1995-07-22 EP EP95926973A patent/EP0775113B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-22 ES ES95926973T patent/ES2156212T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-22 PT PT95926973T patent/PT775113E/pt unknown
- 1995-07-22 JP JP8506150A patent/JPH10503504A/ja not_active Ceased
- 1995-07-22 HU HU9700330A patent/HUT77768A/hu unknown
- 1995-07-22 CN CN951949071A patent/CN1064959C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-22 KR KR1019970700754A patent/KR970704685A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-07-22 CA CA002196700A patent/CA2196700A1/en not_active Abandoned
- 1995-07-22 CZ CZ1997311A patent/CZ289080B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1995-07-22 SI SI9520086A patent/SI9520086B/sl unknown
- 1995-07-22 DE DE59509186T patent/DE59509186D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-22 WO PCT/EP1995/002912 patent/WO1996004245A1/de active IP Right Grant
- 1995-07-22 AU AU31165/95A patent/AU699021B2/en not_active Ceased
- 1995-07-22 NZ NZ290429A patent/NZ290429A/en unknown
- 1995-07-22 RU RU97103533/04A patent/RU2160254C2/ru active
- 1995-07-22 DK DK95926973T patent/DK0775113T3/da active
- 1995-07-25 IL IL11471995A patent/IL114719A/en not_active IP Right Cessation
- 1995-07-27 TW TW084107778A patent/TW378203B/zh not_active IP Right Cessation
- 1995-08-03 ZA ZA9506476A patent/ZA956476B/xx unknown
- 1995-08-04 HR HR950437A patent/HRP950437B1/xx not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-02-03 FI FI970449A patent/FI970449A/fi unknown
- 1997-02-03 NO NO970474A patent/NO307376B1/no not_active IP Right Cessation
- 1997-02-12 BG BG101221A patent/BG63632B1/bg unknown
- 1997-03-04 PL PL95318459A patent/PL182810B1/pl unknown
-
2001
- 2001-04-12 GR GR20010400486T patent/GR3035744T3/el not_active IP Right Cessation
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2735127A1 (fr) | Nouvelles piperazines heteroaromatiques utiles comme medicaments. | |
CA2152902C (fr) | Ligands selectifs des recepteurs 5-ht1d-5ht1b derives d'indole-piperazine utiles comme medicaments | |
JPH10503503A (ja) | 神経安定剤として有用なn−置換された3−アザビシクロ(3.2.0)ヘプタン誘導体 | |
US5616705A (en) | N-substituted azabicycloheptane derivatives, their preparation and use | |
JPH10503504A (ja) | 神経弛緩剤として有用なn−置換されたアザビシクロヘプタン誘導体 | |
WO1998031669A1 (fr) | Nouvelles arylpiperazines derivees de piperidine comme medicaments antidepresseurs | |
EP1567150A1 (fr) | Derives d indole-3-carboxamide, leur preparation et leur application en therapeutique | |
JP3171261B2 (ja) | 神経弛緩薬等としてのn−置換された3−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタン誘導体 | |
WO1995001334A1 (fr) | Composes indoliques derives d'arylamines comme ligands selectifs des recepteurs 5ht1d et 5ht¿1b? | |
CA2378628C (fr) | Nouveaux derives d'indenoindolones, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent | |
FR2731223A1 (fr) | Nouveaux derives bi-tryptaminiques, leur procede de preparation et leur utilisation a titre de medicaments | |
FR2731222A1 (fr) | Nouveaux derives de piperazine aminoindoles cycliques, leur procede de preparation et leur utilisation a titre de medicaments | |
EP0514267B1 (fr) | Nouveaux dérivés amidiques de 1-amino octahydropyrido (2,1-c) (1,4) oxazine, leurs procédés de préparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent | |
EP1511728A2 (fr) | Derives d oxophenyl-cyclohexyl-propanolamine, leur preparati on et leur application en therapeutique | |
TW393482B (en) | N-substituted 3-azabicyclo[3.2.0]heptane derivatives, the preparation and use thereof | |
FR2731224A1 (fr) | Nouveaux derives bi-tryptaminiques sulfonamides, leur procede de preparation et leur utilisation a titre de medicaments | |
JPH11503145A (ja) | 5−ht▲下1a▼レセプターに対する高い親和力を有するフェノキシエチルアミン、その製造法、その医薬として用途及びこれを含有する医薬組成物 | |
CZ284463B6 (cs) | N-Substituované azabicykloheptanové deriváty |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A313 | Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313 Effective date: 20061002 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061107 |