JPH10502203A - 製造元を識別するための光ディスクへのマーキング - Google Patents

製造元を識別するための光ディスクへのマーキング

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JPH10502203A
JPH10502203A JP8503149A JP50314996A JPH10502203A JP H10502203 A JPH10502203 A JP H10502203A JP 8503149 A JP8503149 A JP 8503149A JP 50314996 A JP50314996 A JP 50314996A JP H10502203 A JPH10502203 A JP H10502203A
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disk
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hologram
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JP8503149A
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English (en)
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バーンズ,テッド・エル
ピーコック,ブルース・ティ
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GlassBridge Enterprises Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/38Visual features other than those contained in record tracks or represented by sprocket holes the visual signals being auxiliary signals

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Abstract

(57)【要約】 独特の特徴を有するマークを備えた光データディスクを製造する技術である。このマークは、真正性の確認および証明を目的としたものである。“ウォータマーク”と呼ばれるこのマークは、名前、ロゴ、デザイン、絵、または他のパターンであってもよく、データディスクの構造部内に形成される。ウォータマークはマスタディスクに形成され、したがって、スタンパおよびレプリカを使用する標準的な工程を経てすべてのレプリカディスクに再現される。好ましい具体例においては、ウォータマークは、コード化されたデータによって生じる断続的な回折格子効果に対する変態である。このコード化されたデータは、ウォータマークを規定する領域におけるデータ構造部の基準面に対するデータ特徴部の厚さまたは深さの変化によるものである。最終製品としてのディスクにおいて、ウォータマークは、表面上における虹のような回折パターンの不連続性または相異として観察される。他の具体例においては、ホログラムによるウォータマークがディスク上の領域にホログラム干渉パターンの形態で形成される。このホログラム干渉パターンには、データ特徴部が点在している。最終製品としてのディスクにおいて、これらのホログラムは、一具体例においては白色光下において、他の具体例においては照射レーザの下で、ウォータマーク対象物の実像として観察される。

Description

【発明の詳細な説明】 製造元を識別するための光ディスクへのマーキング 技術分野 本発明は、大略的には光データディスクの分野に関する。さらに詳しくは、識 別および真正性の確認を目的とした、光データディスクへのマーキングに関する 。 発明の背景 光データディスクは、多量のデータの分配およびアクセスのための媒体として 益々盛んに使用されるようになってきている。これらのデータとしては、コンピ ュータプログラムやデータは勿論、オーディオおよびビデオプログラムがある。 光データディスクのフォーマットとしては、オーディオCD、CDR、CD-R OM、ビデオディスク、その他の多様なタイプの光磁気ディスクがある。一般的 に、光データディスクはマスタを作ることによって製造される。このマスタは、 その基準面に形成されるデータを表す物理的なデータ特徴部を有するものである 。マスタを使用してスタンパが作られ、さらにこのスタンパを使用して、レプリ カディスクが大量生産される。各レプリカディスクは、マスタに形成されていた データを含んでいる。そのようなディスクは、高いデータ容量、利便性および比 較的低いコストの故に大きな成功を収め、市場において受け入れられている。デ ィスクに記録されたデータは価値が高く、ディスクは比較的低コストで製造する ことができ、そして大量生産のための手段が世界的に拡散しているため、残念な がら、ディスクの偽造が懸念されている。 ディスクの真正性(すなわちそのディスクが権限のある者によって製造された ということ)を確認するためのマーキングを、該ディスクに付する方法が望まれ ている。マーキングシステムは、権限のあるディスク製造所において簡単で経済 的にマークを付することができ、権限のない者によって模造することが困難であ ることが理想的である。 ディスクの“ラベル”部分に特別なロゴまたはマークを付する方法では、模造 を確実に防止することはできない。何故なら、ラベルに付される情報の殆どは、 標準的なグラフィックアート技術を使用して印刷されるのもであって、これらは 容易にコピーおよび複製が可能だからである。ディスク上のデータ内に識別デー タをコード化することも考えられる。しかし、“通常の”データが偽造者によっ て複製されるのであるから、該識別データは標準的ではないタイプであるか、ま たは標準的ではない位置に設けられなければならない。その場合には、識別デー タを確認するために特別な装置または分析が要求されるであろう。クレジットカ ード等の他の分野においては、磁気パターンを有する層を追加することによって 、またはカードにホログラム層を積層することによって安全が確保されている。 しかしながら、そのような層を追加することなく、光データディスクに特別なロ ゴまたはマークを付することが望ましい。 発明の開示 本発明により、光データディスクの真正マークが提供される。このマークは、 名前、ロゴ、パターン、または絵の形態でディスク自体に形成される。一形態に おいては、マークは、毎日の通常のコンディションにおいてディスク上に直接的 に目視観察することができる。他の形態においては、マークは通常のコンディシ ョンにおいては見えないが、特殊な光を使用したり特殊な観察コンディションの 下では見えるようになる。本発明に係るマークは、本明細書において、光ディス クに形成された“ウォータマーク”と呼ぶことがある。ウォータマークという語 を使用すると、その機能において紙に形成される透かし(watermark)に類似した ものと理解されるであろうが、勿論その形成技術は全く異なる。 本発明の好ましい具体例に係るマークは、ディスクのデータ構造部に形成され るものであって、レプリカディスクの製造時において層を追加することや処理工 程を追加することを全く必要としない。ウォータマークを形成するための特別の 処理工程の全てはマスタディスクの段階で行なわれるので、レプリカを製造する 工程は、既存の工程に従った完全に標準的なものでよい。このようにして、マス タディスクから作られるすべてのレプリカディスクにウォータマークが形成され る。 好ましい一具体例においては、ディスクのデータ構造部においてウォータマー クにはデータが点在している。このウォータマークは、データ特徴部によって生 じる断続的な回折格子効果に対する変態(modification)である。ウォータマーク を規定する領域におけるディスクのデータ構造部の領域においては、データ特徴 部の厚さまたは深さの関係が変化している。このことは、データ凹部(または隆 起部)に対するランド領域または基準面領域の相対高さを、所望のウォータマー クパターンの領域において選択的に変化させることによって達成される。ウォー タマークは、マスタディスクおよびレプリカディスクにおいて、データ特徴部の 虹のような回折パターンの不連続性または相異として観察される。 他の好ましい具体例においては、ディスク上の領域にホログラムのウォータマ ークが形成される。このウォータマークは、データ特徴部におけるホログラム干 渉パターンの形態で形成されており、そこにはデータが点在している。ホログラ ムは、フォトレジストで覆われたマスタをレーザと対象物からの反射光とで照射 することによって該マスタ上に形成される。このホログラムの実像が最終製品と してのディスクにおけるウォータマークとなる。現像後、マスタディスク上のホ ログラム干渉パターンおよびコード化されたデータパターンは、レプリカディス ク上に再現される。これらのホログラムによるウォータマークは、デニシュクホ ログラム(Denisyuk hologram)を使用する一具体例においては白色光下で観察す ることができ、干渉パターンの深いホログラム(deep scene hologram)を使用す る他の具体例においてはレーザで照射することによって観察することができる。 図面の簡単な説明 図1は、目視可能な“ウォータマーク”を備える本発明の一具体例に係る光デ ータディスク(このディスクは、マスタまたはレプリカである)の斜視図である。 図2は、図1の2−2線断面の拡大概略図であって、回折を利用した本発明の 具体例を示している。 図3は、図2に示した具体例を作り出す工程を示す説明図である。 図4は、ホログラムによる目視可能な“ウォータマーク”を備える本発明の一 具体例に係る光データディスク(このディスクは、マスタまたはレプリカである) の斜視図である。 図5は、図4の5−5線断面の拡大概略図であって、ホログラムを利用した本 発明の具体例を示している。 図6は、本発明の一具体例に係るマスタディスク上にデニシュクホログラムを 照射する構成を示す配置図である。 図7は、図6に示した構成によってレプリカディスクに形成されたデニシュク ホログラムによるウォータマークの読出しつまり観察を行う構成を示す配置図で ある。 図8は、本発明の他の具体例に係るマスタディスク上に干渉パターンの深いホ ログラムを照射する構成を示す配置図である。 図9は、図8に示した構成によってレプリカディスクに形成された干渉パター ンの深いホログラムによるウォータマークの読出しつまり観察を行う構成を示す 配置図である。 発明の詳細な説明 本発明の属する分野には、すべてのタイプの光データディスクが含まれる。こ れらの光データディスクは、そのデータ構造部にデータ特徴部および該データ特 徴部に関する基準面として含まれる情報を有する。光データディスクの多様なフ ォーマットにおいて、前記データ特徴部としては、間に存在するデータピット、 溝、こぶまたは隆起部、およびランドまたはランド領域等がある。該フォーマッ トには、前述のデータ特徴部を使用する将来的なフォーマットだけでなく、現在 のフォーマットであるオーディオCD、CDR、CD-ROM、およびビデオデ ィスクも含まれる。この光データディスクの定義は、隣接する領域に続けてデー タが磁気光的に記録される場合でも、溝やピット等のデータ特徴部を共通に使用 してトラッキングおよびアドレス識別を行うもの等の多様なタイプの磁気光ディ スクを も含む。 光データディスクの製造は、一般的に、マスタを作る工程、1または2以上の スタンパを作る工程、および最終製品であるレプリカを作る工程の3つの工程を 含んでいる。各工程に細かい点に変更はあるが、これらの3つの工程はほとんど 常に含まれている。マスタは、フォトレジストがコーティングされたガラスディ スク上に形成されることが多く、モジュール化されたレーザビームにさらされる 。このレーザビームは、フォトレジスト上の領域を選択的に照射することによっ てマスタにデータを書き込む。現像後にこの部分は、照射されない領域によって 構成される基準面に対して任意にコード化されたデータ特徴部となる。その後、 データ特徴部と鏡像関係にあるパターンを有するスタンパつまり型がマスタから 作られる。そして、このスタンパを使用した多様なインジェクション成形または プレス工程によってレプリカが大量生産される。各レプリカは、最初にマスタデ ィスクに形成されていたデータパターンと同じデータパターン(または逆のデー タパターン。すなわち、ディスクのどちらの面が読み取られるかに依存してピッ トではなく隆起部となる)を有している。 本発明は、ここに説明する特別な工程によって、マスタディスクに真正マーク (authenticity marking)を形成する。この工程はマスタに対して行なわれるので 、スタンパやレプリカを作る工程に変更を加える必要はない。このように、スタ ンパやレプリカを製造する既存の工程を使用して、ウォータマークを有する光デ ータディスクのレプリカを製造することができる。 本発明の一具体例においては、マスタ表面における目視可能な回折効果を利用 して、ウォータマークが作り出される。このウォータマークは、レプリカ製造時 に、最終製品としての光データディスクへ移される。ディスク上のデータ特徴部 によって、断続的な回折格子の外観が与えられる。この回折格子は、肉眼では見 慣れた虹のように見える。この具体例においては、光ディスク上に独特のパター ンを形成している。このパターンは、データ特徴部に起因する通常または背景の 回折格子効果に対する対照として観察される。このパターンによって、選択され た領域上にウォータマークの外観が与えられる。 図1において参照番号10で示した光ディスクは、マスタディスクまたは、レプ リカディスクを示している。レプリカディスクはスタンパから作られたものであ って、該スタンパはマスタディスクから作られたものである。ディスク10は、そ のデータ領域にウォータマーク20を有している。図示のために、ウォータマーク を商標ロゴである“3M”としているが、あらゆるタイプのパターンまたは絵が 使用可能であることが理解できるであろう。 回折を利用する方法によって図1に示したようなウォータマークを形成するた めに、標準的なグラフィックアート技術を使用して、ウォータマークの像がフィ ルム(例えば、3M DRC接触フィルム)上に作り出される。この像は、上記ロ ゴのポジティブ像であってもネガティブ像であってもよい。ガラス基板にフォト レジストがコーティングされてベークされる。このコーティングが施されたマス タがレーザビームレコーダ内に配置されて、フォトレジストの小領域が選択的に 照射される。この照射は、プログラム材料に形成されるデータ特徴部に対応する パターンで行なわれる。現像に先立って、フォトレジスト層12がコーティングさ れたガラスマスタ11が図3のように配置される。光源14からの紫外線による露光 の際に、ウォータマークを含んだフィルムがマスク13として使用される。マスク 13の透き通った最小密度の領域は紫外線の露光を許容するが、最大密度の領域は 紫外線をブロックし、この結果、ウォータマークのパターンに対応する像の露光 (ポジティブまたはネガティブ)が行なわれる。紫外線源は、水銀蒸気球(mercury vapor bulb)であってもよい。適正量の露光を得るためには、紫外線の強度、距 離、または露光時間を制御する必要がある。その目的は、現像後にマスクの像に 応じてフォトレジストの厚さが減じられるが、該厚さがデータの有効性(integri ty)を損なってしまう程には減じられない程度の十分な露光を与えることである 。 フォトレジストに対する通常の現像処理が行なわれた後においては、マスタデ ィスクは、相異パターン(differential pattern)の形態の元のアートワークのウ ォータマークを有する。図2はこれを示しているが、図示のために大幅に拡大し ており、実物大では描かれていない。ガラス製のマスタ基板上のフォトレジスト 層は、多数のデータ特徴部(図示の例においては、データピット15である)を有し て いる。フォトレジストは、レーザレコーダによって露光された後現像された結果 、複数のランド領域16に分離されている。領域17および他のほとんどのデータ領 域(図示せず)においては、フォトレジストに変化はない。つまり、ランドは基準 面のままであって、ピットとランドとにおける高さと深さとの関係は維持されて いる。しかしながら、ウォータマークのロゴに対応する部分である領域20におい ては、フォトレジストの厚さは、マスクを通して行なわれた露光によって減じら れている。これに代えて、ポジ型のウォータマーク像がフィルム上で使用された 場合には、領域17の高さが減じられ、ウォータマークに対応する領域20において は変化が見られないであろう。いずれの場合にもこれによって、ウォータマーク が形成される部分のデータ特徴部とそうでない部分のデータ特徴部との間におい て、厚さ(つまり、ランド領域の高さ)の相異が生じる。この相異は、データ特徴 部の回折パターンの相異として、すなわち、ディスク上における光の虹効果の相 異または中断として観察される。これはマスタディスクにおいて観察することが でき、したがって、レプリカディスクは該マスタディスクによる真正な複製であ るから、該レプリカにおいても同様に観察することができる。 前述のように、マスクを通した露光を制御することは、ウォータマークの存在 する領域とそうでない領域との間におけるフォトレジストの高さまたは厚さの相 異を制御するために必要である。この相異は、ウォータマークが使用可能なデー タ上に形成される場合には、顕著な被視認効果を得るための最小限度とすべきで ある。実際には、使用されるデータ特徴部の正確な形状にも依存するが、10ナノ メータよりも小さな相異であっても、目視可能なウォータマークを作り出すこと ができる。しかしながら、データ上においてフォトレジストはレーザによる読出 し解釈(readout laser interpretation)を妨害する程までに減じられるべきでは ない。片面のみが使用されるディスクの使用されない裏面にウォータマークが形 成される場合や、“ダミー”データが含まれる他の領域にウォータマークが形成 される場合には、厚さの相異をもっと大きくすることが可能である。 本発明の他の具体例においては、ホログラムを使用してマスタディスクおよび 該マスタディスクから作られるレプリカディスク上に3次元の像としてのウォー タマークを作り出している。ホログラムは、コヒーレント光の2つのビームを干 渉させることによって作り出される回折パターンである。フォトレジストがコー ティングされたマスタ上でコヒーレント光の2つのビームを干渉させることによ って、該マスタおよびレプリカディスクの表面に独特のマーキングが記録される 。ホログラムを作る方法は多数あって、幾つかの方法においては白色光下におい て視認できるホログラムが作られ、また幾つかの方法においてはコヒーレント光 源(例えば、レーザ)を使用した場合にのみ視認できるホログラムが作られる。消 費者がウォータマークを見得ることが望まれているか否か、または検査員が特別 な装置を使用してウォータマークを見得ることが望まれているか否かに依存して 、これらのタイプの両方が本発明において使用可能である。 図4においても、参照番号10で示した光ディスクは、マスタディスクまたは、 該マスタディスクから作られたレプリカディスクを示している。ディスク10は、 そのデータ領域にホログラフィック像によるウォータマーク50を有している。 白色光下で視認可能なホログラムを作るためには、デニシュクホログラムを使 用することが好ましい。マスタを照射する構成を図6に示した。ホログラフィー によってコード化されるべき対象物55は3次元のものであって、図示の例におい ては帽子の形状である。最終的な製品に所望の真正マークを付するための対象物 としては、あらゆるタイプのものを使用することができる。ガラスマスタ11には フォトレジストがコーティングされており、前述のようにデータが記録されてい る。レーザ51からのレーザ光54が発散レンズ53を通過し、さらにガラス側からマ スタ11を通過して対象物を照らす。対象物から反射した光は、フォトレジスト層 へと戻り照射ビームと干渉して、ホログラム露光(hologram exposure)となる。 一具体例においては、アルゴンイオンレーザが使用された。露光を制御するため に、電子シャッタ52を設けてもよい。マスタに与えられる総エネルギ密度は、マ スタにおけるレーザ強度のピーク値に総露光時間を掛け合わせることによって求 めることができる。対物レンズを設けることによって、通常の現像時間でマスタ 上にデータおよびホログラムを現像するための適正量の露光が与えられる。一例 においては、40秒の現像時間に対する最良の露光時間は6秒であった。これらの 時間は、一般的に、使用される工程に依存して変化する。測定および露光の繰返 し(trials)は、使用するその装置および工程について最良の結果を得るために必 要である。 現像の後、ヘリウムネオンレーザ(633nm)を使用して、伝達ホログラムを目視 確認することができる。スタンパおよびレプリカが作られた後、図7に示したよ うに白色光で照らすことによってホログラムによるウォータマークをレプリカ60 上において観察できる。ウォータマークの対象物の実像55Aを見ることができる 。 図5は、図2と同様の図面であって、フォトレジスト層に形成されたホログラ ムを示している。図示を明瞭にするために、図5は大幅に拡大されており、実物 大では描かれていない。ここでも、ウォータマークのない領域は、基準面、ラン ド領域16およびデータピット15には、ホログラムによる何等の変化も生じていな い。しかし、ウォータマークのある領域50においては、ホログラムによる変化が 見られる。(必要があれば、図6および8に示した露光工程において適切なマス クを使用して、ホログラムを特定の領域に制限することもできる。)ホログラム が形成される領域におけるランド領域は、表面形状が不規則となっているが、こ れはホログラムの干渉パターンである。上述のようにホログラム露光を制御して 、干渉パターンの深さを制御すべきである。使用可能なデータ上にホログラムが 形成される場合には、干渉パターンの深さは、顕著なホログラム像を形成するた めの最小限度ではあるが、レーザによる読出し解釈を妨害しない程度とすべきで ある。片面のみが使用されるディスクの使用されない裏面にホログラムが形成さ れる場合や、“ダミー”データが含まれる他の領域にホログラムが形成される場 合には、干渉パターンをもっと深くすることが可能である。 深い干渉パターンのホログラムは、図8に示した構成によって形成することが できる。フォトレジスト12がコーティングされデータが記録されたマスタ11が、 レーザ51からの光54および対象物から反射したレーザ光に照射され、この結果、 干渉パターンが作り出される。この構成は、レーザの可干渉距離よりも長い反射 性対象物を記録できるので有利である。必要な露光を得るために前述の例の場合 よりも長い露光時間が必要となる。現像の後、マスタを使用してスタンパが作ら れ、そしてレプリカを作ることができる。 深い干渉パターンのホログラムでレプリカに形成されたウォータマークの観察 は、図9のようにして行なわれる。深い干渉パターンのホログラムは、通常、白 色光下では見えないということに留意すべきである。レプリカをレーザ70で照射 することが必要であり、これによって対象物の実像55Aを見ることができる。こ のことは、偽造品の検査において特別の装置を使用する検査員のみがウォータマ ークの存在を検出し得ることが望まれる場合に有利である。 ウォータマークを有する本発明によって作られたレプリカデータディスクは、 真正性を確認する基準を与える。そして、これについて偽造品を作ろうとする意 欲を減退させる。殆どの偽造工程は、主としてレプリカを作る工程であると信じ られ、そのマスタを作る能力は限られている。このことは、ウォータマークの模 倣をより困難とする。特に、ホログラムを利用する具体例は、その模倣は非常に 困難である。何故なら、ホログラム自体から該ホログラムの露光に使用された元 の3次元の対象物を復元するのは非常に困難だからである。 本発明によって与えられるウォータマークは、マスタ製造時における内在的な 安全性と、ウォータマークは時々によって変化するという性質と相まって、権限 の無い模倣品を排除して製品の品質を高めるという利益を与える。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.ディスク上に記録されたデータを表す光学的に読取り可能なデータ特徴パタ ーンのデータ構造部を備えた光データディスクであって、 前記データ特徴パターンは、データ特徴部と、該データ特徴部間に形成 されており基準面に対応するランド領域とから構成されており、該データ特徴部 とランド領域とは、該データ特徴パターンが光学的に読み取られ得るように、基 準面に対する高さが十分に異なっていることを特徴としており、さらに、 当該光データディスクは、前記データ構造部内に形成されているととも にそこにはデータ特徴部が点在している光学的に観察可能な識別像を備えており 、該識別像に対応するデータ構造部の領域においては、基準面に対する前記デー タ特徴部とランド領域との高さの相異の変化が、回折パターンの変化を与えるの に十分であって、これによって、該識別像はディスクの真正性を示す観察可能な ウォータマークを構成している、 光データディスク。 2.前記データ特徴部はピットを含んでおり、ウォータマークの領域においては 、ウォータマークの無い領域に比べてランドの高さが減じられている、請求項1 記載の光データディスク。 3.前記観察可能な識別像は、データ特徴パターンが点在するホログラム干渉パ ターンを含んでおり、これによって観察可能なホログラム像をウォータマークと して作り出している、請求項1記載の光データディスク。 4.前記データ特徴部はピットを含んでおり、ホログラム干渉パターンは、ウォ ータマークの領域におけるランドの高さまたは厚さの変化である、請求項3記載 の光データディスク。 5.前記ディスクはマスタディスクであって、該マスタディスクは、真正性を示 す前記ウォータマーク像を含むレプリカディスクの製造に使用される、請求項1 記載の光データディスク。 6.前記ディスクは、真正性を示す前記ウォータマーク像を含むレプリカディス クである、請求項1記載の光データディスク。 7.ウォータマークの無い領域においては、ウォータマークの領域に比べて前記 ランド領域の高さが減じられている、請求項1記載の光データディスク。 8.前記ホログラムはデニシュクホログラムである、請求項3記載の光データデ ィスク。 9.前記ホログラムは干渉パターンの深いホログラムである、請求項3記載の光 データディスク。 10.真正・識別マークを有する光データディスクを製造する方法であって、 マスタディスクを用意する工程と、 マスタディスク上のデータ構造部に、記録されるデータを表すデータ特 徴パターンをコード化するコード化工程と、 前記データ構造部にデータ特徴パターンの領域と少なくとも部分的に一 致する識別ウォータマークを形成する形成工程と、 を含んでおり、 前記データ特徴パターンは、データ特徴部と、該データ特徴部間に形成 されており基準面に対応するランド領域とから構成されており、該データ特徴部 とランド領域とは、該データ特徴パターンが光学的に読み取られ得るように、基 準面に対する高さが十分に異なっていることを特徴としてお り、さらに、 光学的に観察可能な識別像が、該識別像に対応するデータ構造部の領域 においては、基準面に対する前記データ特徴部とランド領域との高さの相異が、 回折パターンの変化を与えるのに十分な程に変化させることによって形成されて おり、これによって、該識別像はディスクの真正性を示す観察可能なウォータマ ークを構成している、 方法。 11.前記データ特徴部およびマークパターンを再現する方法でマスタディスクか らレプリカディスクを複製し、該レプリカディスク上に識別ウォータマークを再 現する工程をさらに含んでいる、請求項10記載の方法。 12.前記形成工程において、ウォータマークに対応するデータ特徴パターンの領 域にホログラム干渉パターンがコード化され、これによって、対象物の観察可能 なホログラムがウォータマークとして構成される、請求項11記載の方法。 13.前記コード化工程において、基準面にデータピットとランドとが形成される とともに、前記ホログラム干渉パターンをコード化する工程において、ウォータ マークに対応するデータ特徴パターンのランド上に該ホログラム干渉パターンが コード化される、請求項12記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 タ特徴部が点在している。最終製品としてのディスクに おいて、これらのホログラムは、一具体例においては白 色光下において、他の具体例においては照射レーザの下 で、ウォータマーク対象物の実像として観察される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディスク上に記録されたデータを表す光学的に読取り可能なデータ特徴パタ ーンのデータ構造部と、該データ構造部内に形成された光学的に観察可能な識別 像とを備えた光データディスクであって、 前記識別像にはデータ特徴部が点在しており、該識別像は観察可能であってデ ィスクの真正性を示すウォータマークを構成している光データディスク。 2.前記データ構造部は、高さまたは厚さの相異によってデータを表すデータ特 徴部を含んでおり、 前記観察可能な識別像に点在するデータ特徴部は、高さ-深さ関係が異なって おり、これによってウォータマークの領域における回折パターンを変化させてい る、請求項1記載の光データディスク。 3.前記データ特徴部はピットとランドとを含んでおり、ウォータマークの領域 においては、ウォータマークの無い領域に比べてランドの高さが減じられている 、請求項2記載の光データディスク。 4.前記データ構造部は、高さまたは厚さの相異によってデータを表すデータ特 徴部を含んでおり、 前記観察可能な識別像はデータ特徴部が点在するホログラム干渉パターンを有 しており、これによって観察可能なホログラム像をウォータマークとして作り出 している、請求項1記載の光データディスク。 5.前記データ特徴部はピットとランドとを含んでおり、ホログラム干渉パター ンは、ウォータマークの領域におけるランドの高さまたは厚さの変化である、請 求項4記載の光データディスク。 6.前記ディスクはマスタディスクであって、該マスタディスクは、真正性を示 す前記ウォータマーク像を含むレプリカディスクの製造に使用される、請求項1 記載の光データディスク。 7.前記ディスクは、真正性を示す前記ウォータマーク像を含むレプリカディス クである、請求項1記載の光データディスク。 8.ディスク上に記録されたデータを表す光学的に読取り可能なデータ特徴パタ ーンのデータ領域を有するデータ構造部と、該データ構造部内に形成されるとと もに前記データ領域と少なくとも部分的に一致する識別ウォータマークとを備え た光データディスクであって、 前記ウォータマークは複数のマークパターン領域を有しており、該領域には、 前記データ特徴部が点在しており、それらが集まって光学的に観察可能な真正・ 識別像を構成している光データディスク。 9.前記データ構造部は、データに対応するピットとランドとを基準面に含んで おり、 前記マークパターン領域は、ウォータマークの領域におけるデータピットとラ ンドとのまたは基準面の高さ-深さ関係の相異である、請求項8記載の光データ ディスク。 10.前記ランド領域は、マークパターン領域においてその高さが減じられている 、請求項9記載の光データディスク。 11.前記ランド領域は、ウォータマークの無い領域においてその高さが増加して いる、請求項9記載の光データディスク。 12.前記マークパターン領域は、ウォータマーク対象物のホログラムの干渉パタ ーンとして形成されている、請求項8記載の光データディスク。 13.前記データ構造部は、データに対応するピットとランドとを基準面に含んで おり、 前記マークパターン領域は、ランドまたは基準面領域上におけるホログラム干 渉パターンである、請求項12記載の光データディスク。 14.前記ホログラムはデニシュクホログラムである、請求項12記載の光データデ ィスク。 15.前記ホログラムは干渉パターンの深いホログラムである、請求項12記載の光 データディスク。 16.前記ディスクはマスタディスクであって、該マスタディスクは、真正性を示 す前記ウォータマークを含むレプリカディスクの製造に使用される、請求項8記 載の光データディスク。 17.前記ディスクは、真正性を示す前記ウォータマークを含むレプリカディスク である、請求項8記載の光データディスク。 18.真正・識別マークを有する光デジタルデータディスクを製造する方法であっ て、 マスタディスクを用意する工程と、 マスタディスク上のデータ構造部に、記録されるデータを表すデータ特 徴パターンをコード化するコード化工程と、 前記データ構造部にデータ特徴部の領域と少なくとも部分的に一致する 識別ウォータマークを形成する形成工程と、 を含んでおり、前記ウォータマークは複数のマークパターン領域を有しており、 該領域には、前記データ特徴部が点在しており、それらが集まって観察可能な真 正・識別像を構成している、方法。 19.前記データ特徴部およびマークパターンを再現する方法でマスタディスクか らレプリカディスクを複製し、該レプリカディスク上に識別ウォータマークを再 現する工程をさらに含んでいる、請求項18記載の方法。 20.前記コード化工程において、基準面にデータピットとランドとが形成され、 前記形成工程において、ウォータマークの領域におけるデータピットとランド とのまたは基準面の高さ-深さに変化が与えられ、ウォータマークとして観察可 能な回折パターンの変化が作り出される、請求項18記載の方法。 21.前記形成工程において、マークパターン領域にホログラム干渉パターンがコ ード化され、これによって、対象物の観察可能なホログラムが前記マークとして 構成される、請求項18記載の方法。 22.前記コード化工程において、基準面にデータピットとランドとが形成される とともに、ホログラム干渉パターンがランドまたは基準面上にコード化される、 請求項21記載の方法。
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