JP3714432B2 - ホログラム表示体及びその作成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホログラム表示体及びその作成方法に関し、特に、偽造防止手段等に使用可能なホログラム表示体及びその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホログラムは、一般に偽造困難なことから、IDカード、身分証明書、銀行カード、銀行通帳等のカード類、通帳類、その他の物品に貼り付けてそれが真正なものであることを示すことにより、偽造防止を果たすものとして広く用いられている。
【0003】
このような各種物品の偽造防止手段として用いるホログラムとしては、従来、レインボーホログラム等のレリーフタイプのものが用いられており、リップマンホログラムに代表される体積位相型のホログラムは余り用いられていない。
【0004】
また、従来、偽造防止手段としてのホログラムに記録される情報も立体パターン、カラーパターン等各種のものが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来技術のこのような現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、体積位相型ホログラムを用いてそれに記録されている立体パターンに工夫を施すことにより、真正なものか否かが簡単に見分けられ、また、意匠性に富んだホログラム表示体及びその作成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のホログラム表示体は、反射型であって体積位相型のホログラム表示体であり、仮想的な開口を通してその向こうに微細パターンを見ることができるように、空間的に距離をおいて開口と微細パターンが再生可能に記録されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明のもう1つのホログラム表示体は、反射型であって体積位相型のホログラム表示体であり、ホログラム面内において微細パターンが非回折領域になっており、仮想的な開口を通してその向こうに前記非回折領域が回折領域と区別して見ることができるように、ホログラム面から空間的に距離をおいて開口が再生可能に記録されていることを特徴とするものである。
【0008】
これらにおいて、仮想的な開口再生位置がホログラム面近傍の面であることが望ましい。
【0009】
本発明のホログラム表示体の作成方法は、第1の体積位相型ホログラム感材層の仮想的な開口のパターンに相当するパターン領域を残してそれ以外の領域を感光させて失効させる工程と、部分的に失効させた前記の第1の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第1の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した反射散乱面から反射された散乱光と前記の入射光とを前記の第1の体積位相型ホログラム感材層の未失効なパターン領域中で干渉させて反射ホログラム原版を作成する工程と、第2の体積位相型ホログラム感材層の微細パターンに相当するパターン領域を感光させて失効させる工程と、前記反射ホログラム原版に距離をおいて配置した部分的に失効させた前記の第2の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第2の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した前記反射ホログラム原版から反射回折された光と前記の入射光とを前記の第2の体積位相型ホログラム感材層の未失効な領域中で干渉させて反射ホログラムを作成する工程とを備えたことを特徴とする方法である。
【0010】
本発明のもう1つのホログラム表示体の作成方法は、第1の体積位相型ホログラム感材層の仮想的な開口のパターンに相当するパターン領域を残してそれ以外の領域を感光させて失効させる工程と、部分的に失効させた前記の第1の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第1の体積位相型ホログラム感材層を透過して入射側に微細パターンに相当する吸収性パターンを配置した反射散乱面から反射された散乱光と前記の入射光とを前記の第1の体積位相型ホログラム感材層の未失効なパターン領域中で干渉させて反射ホログラム原版を作成する工程と、前記反射ホログラム原版に距離をおいて配置した第2の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第2の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した前記反射ホログラム原版から反射回折された光と前記の入射光とを前記の第2の体積位相型ホログラム感材層中で干渉させて反射ホログラムを作成する工程とを備えたことを特徴とする方法である。
【0011】
本発明は、これら作成方法によって作成されたホログラム表示体を含むものである。
【0012】
本発明においては、仮想的な開口を通してその向こうに微細パターンを見ることができるので、回折光の方向からホログラム表示体を見ると、鍵穴のような小さな仮想的な開口を通してその向こうに地紋のような微細なパターンを見ることができる。その仮想的な開口と微細なパターンとの間に距離が設定されているので、視点を相対的に移動すると、仮想的な開口を通してその向こうに見える微細なパターンは移動変化することになる。このような作用を利用して偽造が困難で真正なものか否かが簡単に見分けられるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施例の説明に基づいて本発明のホログラム表示体及びその作成方法を説明する。
本発明によるホログラム表示体の基本は、鍵穴のような小さな仮想的な開口を通してその向こうに地紋のような微細なパターンを見ることができる表示体であり、この仮想的な開口と微細なパターンとの間に距離が設定されているので、視点を相対的に移動することにより開口を通してその向こうに見える微細なパターンが移動変化するものであり、このような作用を利用して偽造が困難で真正なものか否かが簡単に見分けられるものである。
【0014】
以下に、本発明のホログラム表示体の作成方法の実施例について説明する。図1、図2は1つの実施例の作成工程を示す図であり、まず、図1(a)に示すように、ガラス基板1の表面にフォトポリマー等の体積位相型ホログラム感材層2を塗布したものを用意し、ホログラム感材層2の仮想的な開口のパターンに相当する開口パターン部3を残してそれ以外の領域4にホログラム感材層2を感光させて失効させる紫外線等の光線5を照射して領域4を失効させる。
【0015】
次いで、図1(b)に示すように、ガラス板6の一面を粗面7とし、その上にアルミニウム等の反射性金属8を蒸着することにより粗面7を反射散乱面とした反射散乱体を用意し、その反射散乱体のガラス板6の反対側の面とガラス基板1の裏面とを密着させ、その状態でホログラム感材層2側から所定の角度で記録光束9を入射させる。光束9は、ホログラム感材層2の領域3、4を透過し、ガラス基板1、ガラス板6を直通して反射散乱面7に達し、そこで反射散乱された光10とホログラム感材層2の開口パターン部3中で干渉して反射ホログラム3’を形成する。
【0016】
図1(c)に示すように、このようにして作成された原版11(ガラス基板1とその表面のホログラム記録部3及び失効部4からなるホログラム感材層2とからなる。)の反射ホログラム3’に、記録のときの光束9と反対方向に進む光12を原版11の反対側(裏面側)から入射させると、反射ホログラム3’で反射回折された光13は、元の反射散乱面7の位置にその反射散乱面7の像7’を結像する作用をする。
【0017】
そこで、図2(a)に示すように、原版11のホログラム感材層2に対向するガラス基板1の裏面上に別の体積位相型ホログラム感材層14を塗布し、地紋のような微細なパターンに相当する微細パターン部15にホログラム感材層15を感光させて失効させる紫外線等の光線17を照射して領域15を失効させる。ホログラム感材層14の微細パターン部15以外の領域16はこの段階で感光性を有している。
【0018】
次に、図2(b)に示すように、ホログラム感材層14側から反射ホログラム3’の記録のときの光束9と反対方向に進む光12を入射させて複製すると、図1(c)を用いて説明したように、反射ホログラム3’で反射回折され、その光13は、元の反射散乱面7の位置にその反射散乱面7の像7’を結像するように進むが、その光路上にホログラム感材層14が位置するので、失効された微細パターン部15以外の感光性領域16中で入射光12と干渉して反射ホログラム16’を形成する。
【0019】
この記録済みホログラム感材層14を原版11から分離して、図2(c)に示すように、表面側(元のホログラム感材層2側)から複製のときの光12と反対方向に進む光18を入射させると、ホログラム感材層14の反射ホログラム16’で回折光19を生じる。この光19はあたかも反射散乱面7の像7’位置から出るように回折される。しかも、この回折光19は、図2(b)の複製の際の反射ホログラム3’の領域しか通らないので、元の反射ホログラム3’の位置に開口3”が在るのと同じ光路をたどることになり、仮想的な開口パターン3”が存在することになる。そして、ホログラム感材層14の微細パターン部15からは回折光が出ないので、回折光19の方向からホログラム感材層14を見ると、鍵穴のような小さな仮想的な開口3”を通してその向こうに地紋のような微細なパターン15を見ることができる。その仮想的な開口3”と微細なパターン15との間に距離dが設定されているので、視点を相対的に移動すると、開口3”を通してその向こうに見える微細なパターン15は移動変化することになる。なお、反射ホログラム16’は微細パターン部15に比較して再生光18以外の周囲の光をより散乱させ、開口3”を通さない方向からも若干見える恐れがある場合には、記録済みホログラム感材層14の仮想的な開口3”側とは反対側に黒色吸収層を配置することが望ましい。
【0020】
次に、本発明のホログラム表示体の作成方法のもう1つの実施例について、図3、図4の作成工程を示す図を参照にして説明する。まず、図3(a)に示すように、ガラス基板1の表面にフォトポリマー等の体積位相型ホログラム感材層2を塗布したものを用意し、ホログラム感材層2の仮想的な開口のパターンに相当する開口パターン部3を残してそれ以外の領域4にホログラム感材層2を感光させて失効させる紫外線等の光線5を照射して領域4を失効させる。この工程は、図1(a)と同様である。
【0021】
次に、図3(b)に示すように、ガラス板6の一面を粗面7とし、その上に吸収性の塗料等で地紋のような微細なパターン20を塗布等して微細な吸収パターンとし、微細パターン20を介して粗面7全面上にアルミニウム等の反射性金属8を蒸着することにより、吸収性の微細パターン20部を除いた粗面7を反射散乱面とすることにより、微細パターン付き反射散乱体を用意し、その反射散乱体のガラス板6の反対側の面とガラス基板1の裏面とを密着させ、その状態でホログラム感材層2側から所定の角度で記録光束9を入射させる。光束9は、ホログラム感材層2の領域3、4を透過し、ガラス基板1、ガラス板6を直通して吸収性の微細パターン20を有する反射散乱面7に達し、そこの反射散乱面で反射散乱された光10とホログラム感材層2の開口パターン部3中で干渉して反射ホログラム3’を形成する。
【0022】
図3(c)に示すように、このようにして作成された原版11(ガラス基板1とその表面のホログラム記録部3及び失効部4からなるホログラム感材層2とからなる。)の反射ホログラム3’に、記録のときの光束9と反対方向に進む光12を原版11の反対側(裏面側)から入射させると、反射ホログラム3’で反射回折された光13は、元の反射散乱面7の位置にその反射散乱面7の像7’を結像する作用をする。ただし、反射散乱面7の像7’は、元の吸収性の微細パターン20に相当するパターン領域21には何ら回折光13は入射せず、抜け領域となっている。
【0023】
そこで、図4(a)に示すように、原版11のホログラム感材層2に対向するガラス基板1の裏面上に別の体積位相型ホログラム感材層22を塗布し、このホログラム感材層22側から反射ホログラム3’の記録のときの光束9と反対方向に進む光12を入射させて複製すると、図3(c)を用いて説明したように、反射ホログラム3’で反射回折され、その光13は、元の反射散乱面7の位置にその反射散乱面7の像7’を結像するように進むが、その光路上にホログラム感材層22が位置するので、入射光12と干渉して反射ホログラム22’を形成する。
【0024】
この記録済みホログラム感材層22を原版11から分離して、図4(b)に示すように、表面側(元のホログラム感材層2側)から複製のときの光12と反対方向に進む光18を入射させると、ホログラム感材層22の反射ホログラム22’で回折光19を生じる。この光19はあたかも反射散乱面7の像7’位置から出るように回折される。しかも、この回折光19は、図4(a)の複製の際の反射ホログラム3’の領域しか通らないので、元の反射ホログラム3’の位置に開口3”が在るのと同じ光路をたどることになり、仮想的な開口パターン3”が存在することになる。そして、反射散乱面7の像7’の微細パターン20に相当するパターン領域21からは回折光が出ないので、回折光19の方向からホログラム感材層22を見ると、鍵穴のような小さな仮想的な開口3”を通してその向こうに地紋のような微細なパターン21を見ることができる。その仮想的な開口3”と微細なパターン21との間に距離dが設定されているので、視点を相対的に移動すると、開口3”を通してその向こうに見える微細なパターン21は移動変化することになる。なお、この場合も、記録済みホログラム感材層22の仮想的な開口3”側とは反対側に黒色吸収層を配置することが望ましい。
【0025】
なお、以上において、反射散乱面は、粗面上にアルミニウム等の反射性金属を蒸着したものとしたが、その他の反射散乱面、例えば白色塗料塗布面、予め何らかの地紋パターンが腐食されている腐食金属板、アルミ箔を何度も丸めたり広げた反射散乱面等、何れの面でもよい。また、撮影、複製(図1(b)、図2(b)、図3(b)、図4(a))の際に感材層(2、14、22)上に反射防止膜を設けたガラス板を接触させて光束(9、12)を効率良くまた迷光なしに入射させるようにすることが望ましい。また、図3(b)における吸収性の微細パターン20は別の透明フィルムに形成し、ガラス基板1とガラス板6の間に挟持させるようにしてもよい。
【0026】
さらに、図1(a)と同様な方法で、体積位相型ホログラム感材層の微細パターン20に相当する部分に紫外線等を照射して失効させ、その失効部以外の部分に、図1(b)と同様な配置で反射散乱面7からの散乱光で反射ホログラムを撮影し、その反射ホログラムを図3(b)における吸収性の微細パターン20付き反射散乱面7の代わりに用いるようにしても略同様の反射ホログラム22’を得ることができる。
【0027】
なお、仮想的な開口3”が再生される位置としては、開口3”の大きさにも依存するが、通常、ホログラム感材層14、22からの離間距離が5cm以内、望ましくは5〜6mm以内のホログラム面近傍の面であることが、開口3”を認識可能にして意匠効果を得る上で好ましい。
【0028】
以上、本発明のホログラム表示体及びその作成方法を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のホログラム表示体及びその作成方法によると、仮想的な開口を通してその向こうに微細パターンを見ることができるので、回折光の方向からホログラム表示体を見ると、鍵穴のような小さな仮想的な開口を通してその向こうに地紋のような微細なパターンを見ることができる。その仮想的な開口と微細なパターンとの間に距離が設定されているので、視点を相対的に移動すると、仮想的な開口を通してその向こうに見える微細なパターンは移動変化することになる。このような作用を利用して偽造が困難で真正なものか否かが簡単に見分けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のホログラム表示体作成工程の一部を示す図である。
【図2】第1実施例のホログラム表示体作成工程の残りの部分を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例のホログラム表示体作成工程の一部を示す図である。
【図4】第2実施例のホログラム表示体作成工程の残りの部分を示す図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板
2…体積位相型ホログラム感材層
3…開口パターン部
3’…反射ホログラム
3”…仮想的な開口パターン
4…開口パターン部以外の領域(失効部)
5…紫外線等の光線
6…ガラス板
7…粗面(反射散乱面)
7’…反射散乱面の像
8…反射性金属
9…記録光束
10…反射散乱された光
11…原版
12…複製照明光
13…反射回折光
14…体積位相型ホログラム感材層
15…微細パターン部(失効部)
16…微細パターン以外の領域
16’…反射ホログラム
17…紫外線等の光線
18…再生照明光
19…回折光
20…吸収性の微細なパターン
21…抜け微細パターン領域
22…体積位相型ホログラム感材層
22’…反射ホログラム
Claims (4)
- 反射型であって体積位相型のホログラム表示体であり、ホログラム面内において微細パターンが非回折領域になっており、仮想的な開口を通してその向こうに前記非回折領域が回折領域と区別して見ることができるように、ホログラム面から空間的に距離をおいて開口が再生可能に記録されていることを特徴とするホログラム表示体。
- 前記の仮想的な開口再生位置がホログラム面近傍の面であることを特徴とする請求項1記載のホログラム表示体。
- 第1の体積位相型ホログラム感材層の仮想的な開口のパターンに相当するパターン領域を残してそれ以外の領域を感光させて失効させる工程と、
部分的に失効させた前記の第1の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第1の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した反射散乱面から反射された散乱光と前記の入射光とを前記の第1の体積位相型ホログラム感材層の未失効なパターン領域中で干渉させて反射ホログラム原版を作成する工程と、
第2の体積位相型ホログラム感材層の微細パターンに相当するパターン領域を感光させて失効させる工程と、
前記反射ホログラム原版に距離をおいて配置した部分的に失効させた前記の第2の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第2の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した前記反射ホログラム原版から反射回折された光と前記の入射光とを前記の第2の体積位相型ホログラム感材層の未失効な領域中で干渉させて反射ホログラムを作成する工程とを備えたことを特徴とするホログラム表示体の作成方法。 - 第1の体積位相型ホログラム感材層の仮想的な開口のパターンに相当するパターン領域を残してそれ以外の領域を感光させて失効させる工程と、
部分的に失効させた前記の第1の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第1の体積位相型ホログラム感材層を透過して入射側に微細パターンに相当する吸収性パターンを配置した反射散乱面から反射された散乱光と前記の入射光とを前記の第1の体積位相型ホログラム感材層の未失効なパターン領域中で干渉させて反射ホログラム原版を作成する工程と、
前記反射ホログラム原版に距離をおいて配置した第2の体積位相型ホログラム感材層側から光を入射させ、この第2の体積位相型ホログラム感材層を透過して反対側に配置した前記反射ホログラム原版から反射回折された光と前記の入射光とを前記の第2の体積位相型ホログラム感材層中で干渉させて反射ホログラムを作成する工程とを備えたことを特徴とするホログラム表示体の作成方法。
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JPH1049034A (ja) | 1998-02-20 |
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