JPH10501114A - 傾動可能な電話表示装置用の相互接続機構 - Google Patents

傾動可能な電話表示装置用の相互接続機構

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JPH10501114A
JPH10501114A JP8528428A JP52842896A JPH10501114A JP H10501114 A JPH10501114 A JP H10501114A JP 8528428 A JP8528428 A JP 8528428A JP 52842896 A JP52842896 A JP 52842896A JP H10501114 A JPH10501114 A JP H10501114A
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イー キングスバリー メリー
イー マッキノン ウエイン
エルバート スパークズ ジュニア チャールズ
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シーメンス ロルム コミュニケイションズ インコーポレイテッド
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    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0295Mechanical mounting details of display modules

Abstract

(57)【要約】 相互接続機構は、表示装置が電話機に対して回動可能であるように表示装置を電話機のカバーに好適に取付ける。この相互接続機構は、表示装置の回転切欠き部と噛み合って回転軸を構成する回転縁部を電話機のカバー上に含んでいる。この機構は更に、表示装置の湾曲面に対して力を加える片持ビームを電話機上に含んでいる。片持ビームは表示装置の回転切欠き部をカバーの回転縁部に対して押圧する。片持ちビームからの力はまた、表示装置の回動に対してわずかで均一な抵抗を加える。表示装置は更にカバーの一対の湾曲面と噛み合って表示装置をカバー内にロックする一対のスナップを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 傾動可能な電話表示装置用の相互接続機構 発明の技術分野 本発明は表示装置を電話機に対して枢転、またはその他の態様で移動可能なよ うに接続する機構に関する。 発明の背景 新型の電話機のほとんどはある種の汎用部品、もしくは装置を備えている。第 1に、電話機は代表的には、電話機の電子機能のほとんどを実行する種々の電子 部品とコネクタとを含む印刷配線板(PCB)を含んでいる。印刷配線板(PC B)は代表的にはベース、すなわち底部と、カバー、すなわち上部とからなるハ ウジング内に格納されている。勿論、ほとんどの電話機は送受器とダイアルパッ ドとを有している。 ある種の従来型の電話機には電話機のユーザーに情報を提供するため液晶表示 (LCD)またはその他の表示装置が含まれていた。例えば、表示装置は入り発 呼側の電話番号、現在の日時およびその他の有用な情報を表示することができる 。ある種の従来型の電話機では異なる位置間で移動可能な表示装置を備えている 。例えば、傾動可能な表示装置は代表的には枢軸を支点にして種々の可能位置の いずれかに枢転させること ができる。可動式表示装置によってユーザーはユーザーにとって最も快適、もし くは効率がよい表示位置を選択することができる。 従来型の電話機は傾動可能な表示装置を電話機に実装するために多様な種類の 機構を利用している。ある種の従来型の機構は表示装置を固定するために電話機 のカバーとベースの双方を利用し、また、別の機構はカバーを、これもカバーに 取付けた別個の部品とともに利用している。ある種の従来型の機構は回転軸を構 成するために単数または複数個の回転ピンを使用し、別の機構は湾曲した溝内を 移動するペグを使用し、更に別の機構は玉軸受またはばねを使用している。後に 詳述するように、本発明は従来技術よりも幾つかの利点がある。 発明の大要 本発明の相互接続機構の一実施例は、表示装置を電話機に対して回動可能であ るように表示装置を電話機に接続するものである。この相互接続機構は回転縁部 、回転切欠き部、片持ビーム、湾曲摩擦面、スナップおよび湾曲面から構成され ている。第1の回転縁部と回転切欠き部は電話機内に位置している。第2の回転 縁部と回転切欠き部は表示装置内に位置している。回転縁部は回転切欠き部と噛 み合って表示装置用の回転軸を形成する。回転縁部は回転切欠き部に第1の力を 加える。回転切欠き部は回転縁部に第2の力を加える 。第1の片持ビームと湾曲摩擦面は電話機内に位置している。第2の片持ビーム と湾曲摩擦面は表示装置内に位置している。片持ビームは湾曲摩擦面に第3の力 を加える。湾曲摩擦面は片持ビームに第4の力を加える。第1のスナップと湾曲 面とは電話機内に位置している。第2のスナップと湾曲面とは表示装置内に位置 している。スナップは湾曲面と噛み合って表示装置を電話機内に固定する。スナ ップは湾曲面に対して第5の力を加える。湾曲面はスナップに対して第6の力を 加える。第1の力、第2の力、第3の力、第4の力、第5の力および第6の力に よって表示装置は電話機に対して回動可能にされる。 図面の簡単な説明 第1図は本発明の相互接続機構の好適実施例によって表示装置をカバーに取付 けた、LCD表示素子を有する電話機の透視図である。 第2図は第1図の分解図である。 第3図は相互接続機構の好適実施例の接続構造を示した第1図の表示装置の上 部の透視図である。 第4図は相互接続機構の好適実施例の別の接続構造を示した第1図の表示装置 の底部の透視図である。 第5図は好適実施例の相互接続機構の別の接続構造を示した、第1図の電話機 カバーの透視図である。 第6図は好適実施例の別の接続構造を示した、第1図の電話機カバーと共に組 立てた第1図の表示装置の 、電話カバーの下から見た部分透視図である。 第7図は第1図の電話機カバーと共に組立てた第1図の表示装置の、第1図に 示した線に沿った部分断面図である。 詳細な説明 第1図はLCD表示素子100を有する電話機90の透視図である。電話機9 0は電話機カバー200と電話機ベース300をも備えている。第1図には図示 していないが、電話機90は送受器と、ダイアルパッドと、複数個の機能キーと 複数個の発光ダイオード(LED)とをも備えている。表示装置100は本発明 の相互接続機構の好適実施例によって電話機のカバー200に取付けられている 。この相互接続機構によって表示装置100はカバー200に対して回動可能で ある。第1図では、表示装置100は部分回動した位置で示されている。表示装 置100は電話機90のベース300の方向に押し下げることができ、または、 ベース300から引き上げることができる。 第2図は電話機90の分解図である。第2図は第1図の表示装置100と、電 話機カバー200と、電話機ベース300と共に印刷配線板(PCB)400を 示している。 第3図は表示装置100の上部透視図である。第3図はLCD表示素子102 、回転切欠き部104、右スナップ106、左スナップ108、ケーブル110 、コネクタ112、および表示装置の右の側壁126を示している。回転切欠き 部104はほぼ90°の角度を呈し、表示装置100の幅のほぼ全体に延びてい る。右スナップ106と左スナップ108もほぼ90°の角度を有している。右 スナップ106は第3図の右側に延びた右スナップ・フック107を有し、一方 、左スナップ108は第3図の左側に延びた左スナップ・フック109を有して いる。ケーブル110は表示装置100内の第1端部(図示せず)と第2端部で コネクタ112と接続されている。コネクタ112は電話機90を組立てた状態 で印刷配線板(PCB)400の下側の第2コネクタ(図示せず)に接続されて いる。このように、ケーブル110、コネクタ112および第2コネクタによっ て印刷配線板(PCB)400と表示装置100とが電子的に接続され、それに よって表示装置100への電力とデータ信号とが送られる。 第4図は表示装置100の底部透視図である。第4図は右スナップ106、左 スナップ108、ケーブル110、コネクタ112、湾曲摩擦面114、底面1 16、表示装置の左壁128、外側の右回転止め118、内側の右回転止め12 0、内側の左回転止め122、および外側の左回転止め124を示している。湾 曲摩擦面114は回転切欠き部104のほぼ周囲に略一定半径のアークを形成し ている。湾曲摩擦面114 は更に表示装置100の幅のほぼ全体に延びている。回転止め118、120、 122および124は湾曲摩擦面114から逆方向に略垂直方向に延びている。 第5図は電話機カバー200の透視図である。第5図に示すように、電話機カ バー200は開口部201を設けており、表示装置100を電話機90と組立て る際に、前記開口部中に表示装置が固定される。第5図は更に回転縁部202と 、片持ビーム203と、上面206と、カバーの右側壁216と、カバーの左側 壁218と、右の可撓間隙208と、左の可動間隙210とを示している。上面 206はカバーの右側壁216とカバーの左側壁218との間にほぼ90°の角 度を呈し、上面206は開口部201のほぼ全体に延びている。片持ビーム20 3は好適に上面206と160度ないし170°の角度を呈しており、片持ビー ム203は右可撓間隙208と左可撓間隙210との間で開口部201の幅のほ ぼ全体に延びている。片持ビーム203はほぼ回転縁部202の方向に延びた突 起部を有している。回転縁部202に最も近接した突起部の端部が摩擦縁部20 4である。 第6図は電話機カバー200と共に組立てた表示装置100の部分的な底部透 視図である。第6図は右湾曲面212、左湾曲面214、並びに右スナップ10 6、左スナップ108、外側の右回転止め118、内側の右回転止め120、内 側の左回転止め122、お よび外側の左回転止め124を示している。湾曲面212と214の縁部は略一 定半径を有するほぼ90°のアークを形成している。 本発明の相互接続機構の好適実施例は回転切欠き部104、右スナップ106 、右スナップ・フック107、左スナップ108、左スナップ・フック109、 湾曲摩擦面114、底面116、外側の右回転止め118、内側の右回転止め1 20、内側の左回転止め122、外側の左回転止め124、回転縁部202、片 持ビーム203、摩擦縁部204、上面206、右可撓間隙208、左可撓間隙 210、右湾曲面212、および左湾曲面214を有する複数の接続機構を備え ている。 表示装置100と電話機カバー200とは好適に、表示装置の右の側壁126 がカバーの右の側壁216内に嵌合し、一方、表示装置の左の側壁128がカバ ーの左の側壁218内に嵌合するように設計されている。一方、右スナップ・フ ック107の外縁部と、左スナップ・フック109の外縁部との距離は、右スナ ップ106と左スナップ108とが圧縮されていない状態にある場合はカバーの 右の側壁216とカバーの左の側壁218との距離よりもやや大きい。圧縮され ていない状態は、右スナップ106と左スナップ108とが相互の方向に押圧さ れていない場合に生ずる。更に、右スナップ106と左スナップ108とが圧縮 されていない状態にある場合は、右スナップ・フック107の外縁部と、左スナ ップ・フック109の外縁部との距離は、右湾曲面212と左湾曲面214との 距離よりもやや大きい。しかし、右スナップ106と左スナップ108は好適に 可撓性があるので、スナップ106と108は相互の方向に押圧され、スナップ 106と108とは圧縮状態になる。 表示装置100と電話機カバー200は先ず右スナップ106と左スナップ1 08をカバーの右の側壁216と、カバーの左側壁218の間にそれぞれ押し込 むことによって組立て、その際にLCD表示素子102は上面206とはほぼ逆 方向に面しており、スナップ106と108とは開口部201の方向に面してい る。カバーの右の側壁216と、カバーの左側壁218とはスナップ106と1 08とを圧縮状態に押圧する。次に、表示装置100の全体を電話機カバー20 0の開口部201の方向に慴動させて、表示装置100の回転切欠き部104を 電話機カバー200の回転縁部202に接近させる。好適な実施例では、湾曲摩 擦面114が回転切欠き部104を中心にほぼ一定半径のアークを形成するので 、回転切欠き部104と、湾曲摩擦面114に沿った各ポイントとの距離はほぼ 等しい。回転切欠き部104と湾曲摩擦面114との距離は回転縁部202と摩 擦縁部204との距離よりもやや大きい。その結果、表示装置100を開口部2 01内に慴動させると、湾曲摩擦面114は下方に摩擦縁部202へと押下され る。右の可撓間隙208と左の可撓間隙210とによって片持ビーム203は撓 み、または湾曲することができ、それによって回転縁部202と摩擦縁部204 との間の距離が増し、表示装置100を開口部201内に慴動させることが可能 になる。片持ビーム203が撓むと、表示装置100は湾曲摩擦面114と回転 切欠き部104の位置で、摩擦縁部204と回転縁部202との間に押圧される 。 表示装置100は右スナップ・フック107と左スナップ・フック109が右 湾曲面212と左湾曲面214のそれぞれを越えて延びた状態になるまで電話機 カバー200の開口部201内に押し込まれる。この時点で、右湾曲面212と 左湾曲面214は右スナップ106と左スナップ108とをもはや相互の方向に に押圧しないので、右スナップ106と左スナップ108は圧縮されない状態へ と再び拡張する。このように、右スナップ106と左ステップ108の外縁部間 の距離は再度、右湾曲面212と左湾曲面214との距離よりも大きくなる。こ こで、表示装置100を電話機カバー200内にスナップ式に嵌め込むと、表示 装置100はカバー200と共に組立て状態になる。第6図に示すように、右ス ナップ106は右湾曲面212と噛み合い、一方、左スナップ108は左湾曲面 214と噛み合うので、表示装置100は開口部201から簡単には直接引き出 すことはできなくなる。表示装置100を開口部201から再び引き戻す前に、 右スナップ106と左スナップ108を再び相互の方向に押圧しなければならな い。そうしないと、右スナップ・フック107は右湾曲面212に当たり、左ス ナップ・フック109は左湾曲面214に当たって、表示装置100を開口部2 01から再び引き戻すことが妨害される。 第7図は電話機カバー200と共に組立てた表示装置100の、第1図の線に 沿った部分断面図である。すなわち、第7図の断面図は表示装置の右側壁126 から表示装置の左側壁128の方向への断面図である。表示装置100に関して は、第7図は右スナップ106と、湾曲摩擦面114と、底面116と、外側の 右回転止め118と、表示装置の右の側壁126とを示している。カバー200 に関しては、第7図は片持ビーム203と、摩擦縁部204と、上面206とを 示している。第7図は更に、カバー200の回転縁部202と噛み合う表示装置 100の回転切欠き部104を示している。 好適に、表示装置100と電話機カバー200とを互いに組立てると、回転縁 部202が回転切欠き部104とほぼ接触し、摩擦縁部204が湾曲摩擦面11 4とほぼ接触し、右スナップ・フック107が右湾曲 面212とほぼ接触し、また左スナップ・フック109が左湾曲面214とほぼ 接触する。 第7図は更に、二次元のデカルト座標系を示しており、正のX軸が右に水平に 延び、正のY軸が上方に垂直に延びている。二次元座標系の基点は基本的に、回 転縁部202が回転切欠き部104と接触する位置として定義されている。以下 では、三次元のガカルト座標系に関して説明し、その際にXおよびY軸は第7図 に示したとおりであり、正のZ軸は紙面に対して外側に垂直に延びている。 本発明の相互接続機構の好適実施例を使用して表示装置100をカバー200 と共に組立てると、表示装置100のカバー200に対して実質的に可能な唯一 の運動は第7図のX−Y面の基点を中心とした回転運動だけである。本発明の相 互接続機構の好適実施例はカバー200と表示装置100との間に基本的な力の 平衡を保つことによってその他の運動を防止している。次に、表示装置100を カバー200と共に組立てた場合のカバー200と表示装置100との間の力に 関して説明する。 右スナップ106は右湾曲面212に対して押圧し、または表示装置の右の側 壁126がカバーの右側壁216に対して押圧して、表示装置100がカバー2 00に対して正のZ方向に移動しないようにする。同様にして、左スナップ10 8は左湾曲面214に対し て押圧し、または表示装置の右の側壁128がカバーの左側壁218に対して押 圧して、表示装置100がカバー200に対して負のZ方向に移動しないように する。本発明の別の実施例では、Z軸に沿った運動を許容できる場合は、上記表 面の幾つか、または全ての間に間隙を有することができる。 以下の説明はX−Y面での力に関するものである。回転縁部202は回転切欠 き部104に力を加える。右湾曲面212は右スナップ106に力を加え、左湾 曲面214は左スナップ108に力を加え、摩擦縁部204は湾曲摩擦面114 に力を加える。これらの力の正味効果は、表示装置100が回転運動を除いては カバー200に対してX−Y面で動くことを防止することにある。すなわち、摩 擦縁部204および左右の湾曲面212、214からの力は表示装置100が正 のX方向に移動することを防止し、回転縁部202からの力は表示装置100が 負のX方向に移動することを防止し、回転縁部202および左右の湾曲面212 、214からの力は表示装置100が正のY方向に移動することを防止し、摩擦 縁部204からの力は表示装置100が負のY方向に移動することを防止する。 回転縁部202、右湾曲面212、左湾曲面214、および摩擦縁部204によ って加えられる力のベクトル和はXおよびY方向の双方でゼロであるので、これ らの力を組合わせると表示装置100のカバー200 に対する位置が保持される。 湾曲摩擦面114に対する摩擦縁部204からの力は片持ビーム203を撓ま せることによって発生される。片持ビーム203は原型に復帰しようとする傾向 があるので、片持ビーム203は湾曲摩擦面114に対して摩擦縁部204にて 力を加える。回転縁部202によって回転切欠き部104に加えられる力、並び に湾曲面212、214によってスナップ106、108に加えられる力は片持 ビーム203によって加えられる力の反動である。 上記の力はカバー200に対する表示装置100の基本位置を定めるものであ る。しかし、設計上、上記の力のどれも表示装置100がX−Y面の基点を中心 に回転することを妨げるのに充分な回転モーメントを加えることはない。回転切 欠き部104において回転縁部202によって加えられる力は回転軸の方向に向 き、かつほぼ回転軸に位置しているので、回転方向(angular direction)には 不充分な量の摩擦力しかない。同様に、摩擦縁部204によって加えられる力は ほぼ回転軸の方向に向き、一方、湾曲面212、214によって加えられる力は 回転軸とはほぼ反対方向に向いているので、これらの力はどれも回転分力(angu lar force)になるほど強くはない。湾曲面212、214からの摩擦力のある 部分は回転方向に向くものがあるものの、これらの力に含まれる表面は比較的小 さい ので、その結果生じる回転モーメントも比較的小さい。その代わりに、表示装置 100に加えられる最も大きい回転モーメントは摩擦縁部204から誘発される 。摩擦縁部204によって加えられる摩擦力によってカバー200に対する表示 装置100の調整が継続的に可能になる。相互接続機構の寸法は好適に、表示装 置100の回転方向に加えられる総摩擦力が2ポンド未満になるように設計され ている。この力は表示装置100を容易に回動させると同時に、表示装置100 の重力に拮抗するのに充分な力となる。 本発明の相互接続機構の好適実施例によって従来の機構と比較して多くの利点 が得られる。この好適実施例によって、表示装置100を電話カバー200だけ を利用して電話機90に物理的に取付ける事ができる。これに対して、従来の機 構の多くは電話機のベースと組合わせて、またはカバーに実装されたその他の部 品と組合わせて電話機のカバーを利用したものである。本発明の好適実施例の上 記の特徴は製造上も重要な利点をもたらす。例えば、表示装置100は印刷配線 板(PCB)400またはベース300のいずれかと同時に組立てる必要がなく カバー200と共に組立てることができ、それによって製造工程全体にフレキシ ビリティが得られる。 相互接続機構の好適実施例は更に、表示装置100を適宜の力と精密さで所定 位置に固定するので、表示 装置100に異常な力を加えない限り、所望の回転運動を除いて表示装置100 がカバー200に対して動くことはほぼない。加えて、相互接続機構の好適実施 例は表示装置100の回転に対してほぼ一定の摩擦力を加えるので、表示装置1 00は回転中にポイントで遮られることなく平滑に回動する。 相互接続機構の好適実施例の別の利点は、この機構によって表示装置100を 底面116と、LCD表示素子102が実装された上面との間の厚みが実質的に 最小になるように構成できることにある。好適な実施例では、表示装置100の 厚みはLCD表示素子102と関連する電子部品とを含む電子部品の厚みによっ てほぼ決定される。言い換えると、相互接続機構にはLCD表示素子102を収 容するのに必要である以外の厚みは加わらない。それによって印刷配線板(PC B)400上に比較的大きい使用可能領域が得られるので、このことは重要な特 徴である。或る種の従来型の電話機では、相互接続機構によって、傾動可能な表 示装置が印刷配線板(PCB)によって形成された面内にまで下方に延びること があった。このような状態では、印刷配線板(PCB)が表示装置の領域内にま で延び切れないほど小さくなってしまう。これとは対照的に、本発明の相互接続 機構の好適実施例では、表示装置100は充分に薄く、印刷配線板(PCB)4 00が表示装置100の下まで延び、電子部品または 回路用の付加的な表面領域が得られる。最後に、本発明の相互接続機構の好適実 施例では表示装置100の設計上の形状に実質的な制約を加えることがない。表 示装置100の形状はその他の機能上、または装飾上の目的を満たすように設計 することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ エルバート スパークズ ジ ュニア アメリカ合衆国 78626 テキサス フラ ガーヴィル ルート 2 ボックス 134 エイ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.表示装置を電話機に対して回動させることができるように表示装置を電話機 に接続するための相互接続機構において、 第1の回転縁部と回転切欠き部とは前記電話機内にあり、第2の回転縁部と 回転切欠き部とは前記表示装置内にあり、前記回転縁部は前記回転切欠き部と噛 み合って表示装置の回転軸を形成し、前記回転縁部は前記回転切欠き部に対して 第1の力を加え、前記回転切欠き部は前記回転縁部に対して第2の力を加えるよ うにされた回転縁部と回転切欠き部と、 第1の片持ビームと湾曲摩擦面とが前記電話機内にあり、第2の片持ビーム と湾曲摩擦面とが前記表示装置内にあり、前記片持ビームが前記湾曲摩擦面に対 して第3の力を加え、前記湾曲摩擦面が前記片持ビームに対して第4の力を加え るようにされた片持ビームと湾曲摩擦面と、 第1のスナップと湾曲表面とが前記電話機内にあり、第2のスナップと湾曲 表面とが前記表示装置内にあり、前記スナップが前記湾曲面と噛み合って前記表 示装置を前記電話機内に固定し、前記スナップが前記湾曲面に対して第5の力を 加え、前記湾曲面が前記スナップに対して第6の力を加えるようにされたスナッ プと湾曲面と、を備え、 前記第1の力、前記第2の力、前記第3の力、前記第4の力、前記第5の力 および前記第6の力によって前記表示装置を前記電話機に対して回動させること ができることを特徴とする相互接続機構。
JP8528428A 1995-03-21 1996-02-22 傾動可能な電話表示装置用の相互接続機構 Ceased JPH10501114A (ja)

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