JPH10500900A - 物質の電気化学的酸化 - Google Patents

物質の電気化学的酸化

Info

Publication number
JPH10500900A
JPH10500900A JP8500482A JP50048296A JPH10500900A JP H10500900 A JPH10500900 A JP H10500900A JP 8500482 A JP8500482 A JP 8500482A JP 50048296 A JP50048296 A JP 50048296A JP H10500900 A JPH10500900 A JP H10500900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
electrolyte
battery
waste
anolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8500482A
Other languages
English (en)
Inventor
イアン コンリン
ナイジェル デズモンド イーヴァン ウォーレン
ディヴィッド フレイム スティール
Original Assignee
エイイーエイ テクノロジー パブリック リミテッド カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エイイーエイ テクノロジー パブリック リミテッド カンパニー filed Critical エイイーエイ テクノロジー パブリック リミテッド カンパニー
Publication of JPH10500900A publication Critical patent/JPH10500900A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D3/00Processes for making harmful chemical substances harmless or less harmful, by effecting a chemical change in the substances
    • A62D3/10Processes for making harmful chemical substances harmless or less harmful, by effecting a chemical change in the substances by subjecting to electric or wave energy or particle or ionizing radiation
    • A62D3/11Electrochemical processes, e.g. electrodialysis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/467Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
    • C02F1/4672Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D2101/00Harmful chemical substances made harmless, or less harmful, by effecting chemical change
    • A62D2101/20Organic substances
    • A62D2101/22Organic substances containing halogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D2101/00Harmful chemical substances made harmless, or less harmful, by effecting chemical change
    • A62D2101/20Organic substances
    • A62D2101/26Organic substances containing nitrogen or phosphorus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D2101/00Harmful chemical substances made harmless, or less harmful, by effecting chemical change
    • A62D2101/20Organic substances
    • A62D2101/28Organic substances containing oxygen, sulfur, selenium or tellurium, i.e. chalcogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2305/00Use of specific compounds during water treatment
    • C02F2305/02Specific form of oxidant
    • C02F2305/026Fenton's reagent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 廃棄物、特に有機廃棄物の分解が電気化学的電池(11)で行われ、該電池の電解液は電気化学的に再生可能な一次酸化種として銀イオンを含有する硝酸からなる。連続的に又は周期的に回収された陽極液の分離プラント(34)が燐酸、硫黄、窒素、又はハロゲンの陰イオンでの陽極液の汚染又はかかる元素を含有する陽極液の汚染を除去し或いは減少させるように操作される。

Description

【発明の詳細な説明】 物質の電気化学的酸化 本発明は物質の電気化学的酸化方法及び装置に関し、そして特に硫黄、窒素及 び又はハロゲンを含有し、且つ無機物又は放射性物質で汚染され又は汚染されて ない有機化合物からなる廃棄物の分解に特定の応用を有する。 欧州特許第0297738号は、硝酸からなり、そして電気化学的に再生可能 な一次酸化種として銀イオンを含有する水性電解液を使用して有機廃棄物の電気 化学的処理を行うための方法及び装置を記載する。50℃と90℃との間の温度 で操作されるとき、電池は有機廃棄物を分解するのに特に効果的である。これは Ag(II)イオンのこの温度範囲において水との反応、即ち渦流れの反応と考 えられた反応によって生じた二次酸化種を介して著しい程度まで起こる、何故な らば、有機物を酸化するための電池の効率を減ずることが期待されたからである 。 硝酸電解液は、放射性物質がそれらの有機含有物を破壊するように処理されて いるときのような多数の応用にとって有利である、何故ならば、放射性物質を処 理するのに既に適切な多くの廃棄物処理装置が硝酸を含有する水性廃棄物を取り 扱うように構成されている。酸の揮発性はかかる応用に有利である、何故ならば 、酸を蒸留して回収し、それによって処分のために廃棄物の体積を減ずることが できるからである。 処分されることになる有機物の分解装置及び方法の使用例は欧州特許第029 7738号に記載されており、その開示はここに援用される。近年重要性をおび てきた有機物の形態は爆発物質及び例えば、国際条約の協定のもとに破壊するよ うに要求された化学兵器である。欧州特許第0297738号に記載された方法 及び装置は係る物質の処分のための安全且つ効果的な方法を提供する。しかしな がら、廃棄物内の、特に複雑な有機化合物内の或る元素の存在は、電池の継続し た効率的な操作を維持すべきである場合に特殊な処理を要求する問題を提起する ことがある。このような関係において、燐の問題が欧州特許第0297738号 に概略的に述べられている。 かかる問題が廃棄物の中に硫黄、窒素及びハロゲンが存在する結果として起こ ることも分かった。本発明によれば、欧州特許第0297738号に記載された 方法及び装置の修正によってこれらの問題及び銀の回収の問題と取り組む。 本発明は、その観点の1つでは、有機物からなる廃棄物の処理方法を提供する ことであって、この方法では、硝酸からなり、電気化学的に再生可能な一次酸化 種として銀のイオンを含有する水性電解液が電気化学電池内で電位を受け、廃棄 物が電解液に連続的にか周期的にかのいずれかで加えられ、それによって、一次 酸化種を電位によって還元して再生させる酸化工程によって分解させる、上記方 法において、元素の硫黄、窒素、塩素、臭素、又はヨー素の任意の1つまたはそ れ以上を含有し、これらの元素を含むその無機塩又はイオンを形成するような廃 棄物について、電解液を電池から連続的に又は周期的に回収して、沈澱、晶出又 は蒸留によって前記元素を除去するように処理し、電解液を電池に戻すことを特 徴とする。 このような電池において銀の代わりにコバルトの使用が原理的には可能である が、電解液中のコバルトはそれ自体では、電極のところでの及び溶液の中での運 動がゆっくりであるために電気化学的効率が悪い。しかしながら、銀イオンに加 えて電解液にコバルトイオンを含ませると有利になる。 好ましくは、この方法は、一次酸化種と水性電解液との相互作用から二次酸化 種を生じさせるために、50℃以上の電解液温度で行われ、それによって、加え られた廃棄物のAg(II)による分解が二次酸化種によって高められる。 硝酸が4M乃至22Mの範囲の濃度を有するが、電解液は硝酸と硫酸とからな る混合物であってもよいし、或いは硝酸と燐酸とからなる混合物であってもよい 。 廃棄物が硫黄を含有する場合には、電池から回収された電解液は銀、硝酸及び 硫酸を含有する。硫酸イオンの除去のための分離は、塩化銀を沈澱させるために 塩素イオンを、例えば塩酸として加えることによって具合よく行われ、分離後、 塩化銀は銀金属又は酸化銀に変換され、硝酸に再生電解液として再び溶解されて 電池に戻される。銀のない硝酸及び硫酸からなる上清は全体が、或いは硝酸の幾 らか又は全部を蒸留によって回収した後に廃棄物として処分される。このような 回収された硝酸は電池に戻すことが出来る。 別の例として、電池から回収された電解液は硫酸銀の晶出を生じさせるように 冷却され、分離後、硫酸塩の減少した電解液は電池に戻される。硫酸銀は苛性ア ルカリでの処理によって酸化銀に変換され、アルカリ/還元剤での処理によって 銀金属に変換され、或いはNa2CO3溶液での処理によって炭酸銀に変換されて 電池に戻される。 本発明による更なる変形例では、硫酸イオンが回収された電解液から、直接沈 澱によって硫酸バリウムとして除去される。分離後、実質的に硫酸塩のない電解 液からなる上清が電池に戻される。 廃棄物が窒素を含有する場合には、電解液中の硝酸塩の幾らかの発生は許容さ れ、或いは有利ですらあるが、過剰の硝酸塩は蒸留によって回収された電解液か ら具合よく除去される。 廃棄物が塩素又は他のハロゲンを含有する場合には、電解液中のハロゲン化銀 の直接沈澱があり、このハロゲン化銀は回収された電解液から除去され、銀を銀 金属又は酸化銀として回収して戻すように処理される。 本発明は、その他の観点では、元素の硫黄、窒素、塩素、臭素、又はヨー素の 任意の1つまたはそれ以上を含有する有機物からなり、又はこれを含む廃棄物の 処理に使用される装置を提供するものであって、該装置は、陰極と、陽極と、陽 極と陰極との間にあって陽極領域及び陰極領域を形成する隔膜と、硝酸からなり 、銀のイオンを含有する電解液と、陰極領域から陰極液を回収するための装置と 、新鮮な又は再生された陽極液を陰極領域に供給するための装置と、廃棄物を陽 極領域に供給するための装置とを有する電気化学的電池を備えている前記装置に おいて、別の処理プラントが陽極液を電池の陽極領域から連続的に又は周期的に 回収するように連結され、前記プラントが沈澱、晶出、又は蒸留によって前記元 素を除去し、再生された陽極液を電池の陽極領域に戻すための装置を有すること を特徴とする。 今、本発明を具体化する装置及び方法の特定の構造を図面を参照して例示とし て説明する。 図1は廃棄物の分解に用いられる装置の概略図である。 図2は図1に示す装置の一部を詳細に示す概略図である。 図3は図1に示す装置の他の一部を詳細に示す概略図である。 図1は欧州特許第0297738号の図2に示す装置に相当する装置を示して いるが、この装置は本発明を具体化する修正例を有する。図2及び3はこの修正 例をより詳細に示す。 図1を参照すると、欧州特許第0297738号に示す装置と対応する装置の 部分を先ず概略的に説明する。電気化学電池11は透過性分離体13によって陽 極室14から分離された陰極室12を有する。水供給部15がポンプP5を経て 陽極室14に連結される。有機廃棄物も陽極室14に加えられ、ポンプP6を介 して連結された供給源16によって描かれている。 陽極液の温度制御は、陽極液をポンプP1によって循環させるクーラ17によ って行われる。 陰極液の再生のために、陰極液は還流供給タンク18及びポンプP2を経て連 続的に回収されてボイラー20の上の還流充填塔19の頂部に供給され、ボイラ ーは陰極液濃度で硝酸を収容し、且つ充填塔19へ還流する。硝酸及び亜硝酸を 含有する陰極液が充填塔19を降下すると、陰極液は還流する硝酸の沸点(典型 的には107−112℃)まで加熱され、亜硝酸はHNO3、NO2、NO及び水 に分解する。NOはダクト21を介して噴射される空気即ち酸素によってNO2 に酸化される。NO2は充填塔19を降下する液に吸収され、従ってボイラー2 0に達する液は本質的に純粋な硝酸であり、これは陰極液が充填塔19に供給さ れるのと同じ割合でダクト22から回収される。 陽極液から陰極液まで水の伝達があるから(主流れキャリヤはH3+デアル) 、ボイラー20からダクト22を経て回収された生成物の蒸発による更なる濃縮 を考慮に入れることが必要であることがわかった。この目的のために、蒸気加熱 蒸発器23が関連した精留塔24を備える。蒸発器23からの蒸留物は凝縮器2 5で凝縮され、水供給部15に再循環されるが、流出物が幾らか硝酸を含有する かもしれないので、この蒸留物を流出液として処理するのが好ましい。 濃縮した再生陰極液は冷却器26を経てスクラバー供給タンク27に通され、 或る割合がポンプP7によってスクラバー供給タンク27から陽極室14に戻さ れて以下で更に説明するように陽極液中の硝酸濃度を整える。再生陰極液の残部 はポンプP4によってスクラバー供給タンク27からスクラバー28に圧送され 、このスクラバー28から槽及びポンプP4を経て陰極室12に戻される。 ダクト30、31はは陰極室12又は充填塔19から発生した窒素酸化物をス クラバー28に導き、ここで窒素酸化物は再生陰極液に吸収される。陽極室に生 じた二酸化炭素を逃がすためのベント33が設けられている。 本発明を具体化する修正例は回収ダクト35、戻りポンプP8及びダクト36 を経て陽極室14に連結された分離プラント34と、図示のように、蒸発器23 の底とのダクト連結部、スクラバー供給タンク27とのダクト連結部、ポンプP 9を経て陽極室14とのダクト連結部を有する銀回収プラント37とを備える。 分離プラント34を図2により詳細に示し、銀回収プラント37を図3により詳 細に示す。 使用中、電気化学電池11は硝酸銀(少なくとも0.05M)を含有する硝酸 (典型的には4−12M)の陽極液と硝酸(典型的には6−16M)の陰極液と で満たされている。分解すべき廃棄物を陽極室14に加える。廃棄物が薄葉紙、 ゴム、又はプラスチックのような固形物からなる場合には、これを事前に切り刻 む。電位を電極に加え、有機廃棄物を酸化によって主として水と二酸化炭素に分 解する目的でこの工程を制御する。工程では、水は上述したように、陽極液から 陰極液に移動され、チタン、ステンレス鋼又はプラチナ陰極での好ましい反応が 硝酸の亜硝酸への還元である。又、銀イオンが陽極液から陰極液に移動し、有機 物中に見られる燐、硫黄、窒素、及びハロゲン元素が陽極液を汚染する。 陽極液のこの汚染を処理することが分離プラント34の目的であり、陰極液に 移動した銀を回収してこれを陽極液に戻すことが銀回収プラント37の目的であ る。 分離プラント34の工程段階及びそれらの順序の正確な詳細は蒸気の元素のど れが陽極液を汚染しているかで異なる。 ある工程段階を含めたり省いたりすることができるようにするためにバルブを 利用した構成要素の複合配列を図2に示す。かくして、処理工程のどれも必要と されるから同じプラントを採用するのが便利である。しかしながら、工程順序毎 に別々の専用のプラントを有するのが好ましいかもしれないことが理解されよう 。 この場合には、図2に示すバルブは必要とされないが、バルブ装置による選択が 別々の専用の組み合わせによってなされる。 図2を参照すると、バルブV1及びV2が図示した位置にあるとき、陽極室1 4からダクト35を経て回収された陽極液は冷却器42を備えた第1処理容器4 1に直接供給される。この処理容器41からの流出液は第1サイクロン43に流 入して液体を沈澱又は結晶固形物から分離する。バルブV3が図示した位置にあ るとき、分離した液体は混合容器44を経てポンプP8に連結されたプラント3 4の流出部に通る。バルブV4が図示した位置にあるとき、第1サイクロン43 からの固形物は第2処理容器45に通る。固形物と液体を含む、第2処理容器4 5からの流出物は第2サイクロン46に通り、分離された液体はダクト47を経 て排出され、分離された固形物は混合容器44に通されて溶解し、ポンプP8に よって陽極室14に戻される。 バルブV1及びV2の別の位置(点線位置)は回収された陽極液を第3サイク ロン48に通すようにし、陽極液中の固形物がこのサイクロンで取り除かれて混 合容器44及びポンプP8を経て陽極室14に戻される。分離した液体は蒸留塔 49に通され、蒸留物は混合容器44及びポンプP8を経て陽極室14に戻され る。蒸留塔49からの残留物は第1処理容器41に通される。 バルブV3及びV4はいくつかの選択肢を提供し、その選択肢において、 1)第1サイクロン43からの液体分を混合容器44に戻すのではなく直接排出 部に通してもよい。 2)第1サイクロン43からの固形物分を混合容器44に直接戻してもよいし或 いは排出部に真っ直ぐ差し向けてもよい。 それぞれ硫酸塩、燐酸塩、硝酸塩及び塩化物での陽極液の汚染を処理するため の分離プラント34の操作を今各イオンについて説明する。 硫酸塩 バルブV1、V2、V4は連続線で示す位置にある。バルブV3は点線で示す 位置にある。ダクト5を経て回収された陽極液は銀、硝酸、及び硫酸を含有する 。一定量の塩酸又は適当な可溶性ハロゲン化塩(臭化物塩又は沃化物塩が大変高 価であることから塩化物が好ましい)がダクト51を経て第1処理容器41に供 給 されて、塩化銀を沈澱させる。沈澱物はサイクロン43で分離され、銀のない硝 酸及び硫酸からなる上清はバルブV3を経て排出部に通る。この排出部は廃棄物 として処分されても良いし、或いは蒸留によって硝酸を回収するように処理され てもよく、蒸留の場合には、硝酸は陽極液に戻される。 塩化銀沈澱物は第2処理容器45に流入して陽極液への再生利用のために銀金 属又は酸化銀に変換される。変換は多数の周知の方法のうちの任意の1つによっ て行われ、試薬がダクト52から導入される。例えば、塩化銀を過剰の強水酸化 ナトリウム又は水酸化カリウムで処理するとAg2Oが形成され、或いは過酸化 水素又はホルムアルデヒドのような還元剤と一緒に水酸化ナトリウム又は水酸化 カリウムで処理すると銀と酸化銀(Ag2O)との混合物が形成される。別のや り方として、銀を、電解法によって、例えば、アンモニア溶液での溶解及び陰極 沈着によって塩化銀から回収することができる。 生成金属又は酸化物/金属混合物は第2サイクロン46によって液体試薬の残 留物から分離され、分離された液体はダクト47を経て排出部に通される。金属 又は酸化物/金属混合物を陽極液に直接溶解させてもよい。しかしながら、金属 又は酸化物/金属混合物を混合容器44に通してダクト53から導入される出来 上がった硝酸に溶解させるのがよい。 硫酸銀は80℃で約100g/lの硫酸塩まで通常の陽極液作動状態下で硝酸 に溶ける。溶解度は周囲温度又はそれ以下ではより小さい。従って、上記の如き 塩化銀の沈澱に対する別の方法はAg2SO4の結晶を生じさせるために冷却器4 2により第1処理容器41を冷却することである。この場合には、バルブV3及 びV4は両方とも連続線で示す位置にある。第1サイクロン43で分離された液 体陽極液は還元された硫酸塩含有分を有し、混合容器44を経て陽極室に戻され る。分離した硫化銀結晶は第2処理容器45に通り、ここで硫化銀結晶は90℃ までの温度で、僅かに過剰の好ましくは濃縮された(8−12M又はそれ以上) 水酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液で処理されて廃棄物を還元する。 Ag2SO4はAg2Oに変換され、これは第2サイクロン46で分離されて混合 容器44を経て陽極液に戻される。硫化ナトリウム及び僅かな過酸化ナトリウム 又は過酸化カリウムを含有する溶液からなる上清はダクト47から廃棄物とし て処分される。 この方法の変形は陽極液にAg2SO4を存在させて、陽極液を飽和水準で作動 することである。この場合には、第1処理容器41に冷却を付与する必要はない 。Ag2SO4の結晶は第1サイクロン43で自動的に分離され、そして上記のよ うに、処理/更なる工程のために通される。この方法は陽極液中の硫酸塩のレベ ルを自動的に制御することの利点を有する。 図2のバルブV1及びV2を、点線で示すように位置決めさせるのに必要とす る更なる変形例は、分解される廃棄物から生じる固形物が陽極液回路中に存在す る場合に有用である。この変形例では、陽極液は硫酸銀について飽和レベル以下 であるように操作され、第3サイクロン48で分離工程を受けて固形物を分離し 、しかる後硫酸銀の晶出工程が行われる。有利には、陽極液中の銀イオン及び硫 酸塩イオンの濃度が蒸留塔49で幾らかの硝酸及び水を蒸留することによって高 められる。蒸留物は混合容器44を経て再生利用され、濃縮物は第1処理容器4 1に通され、ここで上記のように、冷却を受けて硫酸塩を沈澱させる。この変形 例は上記の方法よりも大きい、パス当たりの硫酸塩の除去を達成する。 硫酸バリウム、BaSO2は硝酸に極端に溶けない。かくして、硫酸塩を除去 する更に別の方法は硫酸バリウムの直接沈澱によって提供される。このために、 図2のバルブV1、V2及びV3は連続線で示す位置にあり、バルブV4は点線 位置にあって第1サイクロン43からの固形物出口を排出部に連結する。陽極液 に加えることによって問題を引き起こさない陰イオンを有するバリウムの可溶性 塩、例えば水酸化バリウムBa(OH)2又は硝酸バリウムBa(NO32が第 1処理容器41に51から加えられる。これにより、硫酸塩はBaSO2として 沈澱する。硫酸塩のない液体が第1サイクロン43から混合容器44を経て陽極 室に戻される。硫酸バリウムは排出部に直接通される。 固形物が循環している陽極液中に存在する場合には、固形物は硫酸バリウムの 沈澱工程に先立って、分離工程によって(例えば、第3サイクロン48によって しかし引き続く蒸留工程なしに)除去されるのが望ましい。 この方法で硫酸バリウムとしての直接沈澱は硫酸塩の除去に対する最も簡単な 方法であるが、比較的大きい体積の固形(しかし不活性の)廃棄物を処分のため に発生させる。 硫酸カルシウム、CaSO4は沈澱用の可溶性硫酸塩での可能な代替物である 。しかしながら、硫酸カルシウムは硝酸電解液に僅かに溶け、幾らかのCa2+は 戻している陽極液に溶液で残される。これらのイオンは終局的には、陰極液系の 中に蓄積し、陰極液から、イオンを例えば、硝酸カルシウムとして晶出によって 除去されなければならない。 燐酸塩 燐酸銀(Ag3PO4)を含むあらゆる金属燐酸塩は陽極液からの直接沈澱を可能に するために硝酸に非常に溶ける。従って、燐酸塩の除去方法は、例えば、陽極液 の腐食度を許容できないように高めることによって、或いは工程効率を減ずるこ とによって、工程の操作を実質的に行なわないような濃度で、陽極液中の燐酸塩 で操作することにもとづかれる。 図2の分離プラントは、バルブV1及びV2を連続線で示す位置にして操作さ れる。バルブV3は点線位置にあって排出部に直接連結する。バルブV4は点線 位置にあって固形物分を第1サイクロン43から混合容器44を経て陽極室に戻 す。アルカリ又はアルカリ金属炭酸塩試薬が第1処理容器41に51から加えら れて回収された陽極液を中和する。正燐酸銀、Ag3PO4は非常に「行儀の良い」粒 状固形物の形態で沈澱される。第1サイクロン43で分解された上清液は硝酸ナ トリウム及び燐酸ナトリウムを含有し、廃棄物として排出部に直接通される。 正燐酸塩の形態の燐酸銀は除去されそして中和された酸を補うためにダクト5 3を経て加えられた新鮮な硝酸と一緒に陽極液に直接再生利用される。これは許 容できる、というのは、比較的少い燐酸塩がAgの各モルと一緒に再生利用される からである。例えば、典形的な陽極液の銀濃度は約0.5Mであり、1−2Mの 燐酸塩限度が適用される。この場合には、再び組成した陽極液は0.5MAgとし て0.17M燐酸塩とを含有する。 それにもかかわらず、銀と一緒に燐酸塩を再生利用させないことが望まれる場 合には、Ag3PO4は塩化銀について上で説明した処理のような周知の処理によって 金属又は酸化物に変換される。別の方法として、銀は塩化銀として沈澱され、上 述のようにAg又はAg2Oに変換される。 ここで再び、固形物が循環している陽極液中に存在するならば、これらの固形 物を(例えば、第3サイクロン48で、しかし、引き続く蒸留なしに)分離し、 しかる後に陽極液を第1処理容器41に通すことが望ましい。 硝酸塩 有機窒素は、全体が、又は一部が酸化後硝酸塩として現われる。ほんの僅かな 量の窒素が酸化される廃棄物中に存在するならば、陽極液に形成された硝酸塩は 我慢でき、事実、それが窒素酸化物又は酸の発散による陽極液系からの僅かな損 失を相殺する点で有益である。しかしながら、大量の硝酸塩は、例えば、爆薬の ような高度に硝酸塩で処理した種の酸化で形成されるときには、硝酸塩を陽極液 から硝酸として除去することが必要である。これは蒸留によって最も都合よく行 なわれる。硝酸蒸留物は陽極液系から除去されるが、販売のために又はほかのど こかでの再使用のために資源として回収されても良い。陽極液が比較的薄ければ 、凝縮物はもっと薄く、おそらく、再生利用するだけの価値がなく、この場合に は凝縮物は廃棄流として処理される。しかしながら、陽極液系が65.5%HNO3 (約16M)の共沸組成の陽極液の酸濃度で操作されるならば、凝縮物は同じ組 成のものであり、従って僅かな損失を補うために容易に再生利用される。 塩化物 有機塩素は酸化後AgClとして現われる傾向があるが、いくらかの塩素ガスは塩 化物イオンの酸化により陽極液から発生する。というのは、塩化銀が硝酸に大変 僅かに溶けるからである。 塩化銀の除去のための分離プラント34の操作は、塩化銀を沈殿するのに塩化 物の添加があきらかに必要とされないことを除いて、硫酸塩を処理するための第 1方法に記載された操作と等しい。金属又は酸化物として銀の回収及びその再生 使用のための、塩化銀沈澱物の処理も等しい。 図3は陰極液から銀を回収するためのプラント37を示す。陽イオンとして、 陽極液中に溶液状態のあらゆるイオンは電極間の電界勾配の作用で、隔膜13を 横切って陰極液にイオン特性速度で移動する。陽極液中に存在する銀はこの移動 を明らかに受けるから、移動にさからう工程が取られなければ、工程の操作が生 じると、陽極液中の銀の濃度は落ち、陰極液中の銀の濃度は上昇する。 陰極液系の最も濃縮した溶液は蒸発器底部(23)内にある。側流がダクト5 4を経て回収され、そして冷却器56を有する処理容器55に供給される。冷却 の結果、硝酸銀結晶が沈澱し、これはサイクロン58で分離され、混合容器57 の中の水に再び溶解され、そしてポンプP9を経て陽極室14に戻される。銀含 有量が減少した、サイクロン56からの液体陰極液はスクラバー供給タンク27 のボイラー20からの再生陰極液と再び合流される。 陽極液から硝酸塩を除去する他の方法又は操作がない場合には、陰極液から銀 を回収する上記方法は陽極液の硝酸塩濃度を高める作用を有する。この場合には 、陽極液への再生利用に先立って、還元(化学的又は電気化学的)又は可溶性水 酸化物又は炭酸塩を使用して、沈殿によって、硝酸銀を銀金属、銀酸化物又は炭 酸銀に変換するのが好ましい。 実際には、分解を受ける廃棄物は上記の陰イオンの1つ以上のものとをなすこ とが理解されよう。或る場合には、組合せた処理は、例えば、一緒に硫酸塩と塩 化物の発生で比較的真直ぐに行く。他の環境では、異なるモードで同時に操作す る1つ以上の分離プラントを設けることが必要であるかも知れないし、或いは、 異なるモード間で周期的に切換えられる単一の分離プラントを使用して陰イオン の発生物の混合物を処理することが可能であるかも知れない。 本発明は上記の例の詳細に限定されない。例えば、特定された濃度範囲は満足 な操作にとって望ましいと思われる範囲であるが、プラントはこれらの範囲外の 酸濃度及び銀濃度で操作することができる。液体から固形物を分離するのにサイ クロンを説明したが、他の便利な分離方法、例えば、濾過又は遠心分離を採用し ても良い。説明の簡便さから塩素及び塩化物に言及を限定したが、均等な化学が 他のハロゲンに適用する場合には、対応する方法を採用することができる。系か ら排出されるものとして説明した流れは、例えば下水に直接排出されるか、かか る排出物中の塩、硝酸塩、燐酸塩、等の関連する規定制限に従うのに適当な処理 を受けるかのいずれかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 ウォーレン ナイジェル デズモンド イ ーヴァン イギリス ケイスネス ケイダブリュー14 8アールイー サーソ (番地なし) オールドフィールド ハウス フラット 6 (72)発明者 スティール ディヴィッド フレイム イギリス ケイスネス ケイダブリュー14 8キューディー ダニット バーンリー コッテージ (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.有機物からなる廃棄物の処理方法であって、硝酸からなり、電気化学的に再 生可能な一次酸化種として銀のイオンを含有する水性電解液が電気化学電池(1 1)内で電位を受け、廃棄物が電解液に連続的にか周期的にかのいずれかで加え られ、それによって、一次酸化種を電位によって還元して再生させる酸化工程に よって分解させる、上記方法において、元素の硫黄、窒素、塩素、臭素、又はヨ ー素の任意の1つまたはそれ以上を含有し、これらの元素を含むその無機塩又は イオンを形成するような廃棄物について、電解液を電池(11)から連続的に又 は周期的に回収して、沈澱、晶出又は蒸留によって前記元素を除去するように処 理し、電解液を電池(11)に戻すことを特徴とする、前記方法。 2.銀イオンに加えて電解液にコバルトイオンを含ませる、ことを特徴とする請 求項1に記載の方法。 3.この方法は一次酸化種と水性電解液との相互作用から二次酸化種を生じさせ るために、50℃以上の電解液温度で行われることを特徴とする請求項1又は2 に記載の方法。 4.硝酸が4M乃至22Mの範囲の濃度を有することを特徴とする請求項1乃至 3のいずれか1項に記載の方法。 5.電解液は硝酸と硫酸とからなる混合物であることを特徴とする前請求項のい ずれか1項に記載の方法。 6.電解液は硝酸と燐酸とからなる混合物であることを特徴とする前請求項のい ずれか1項に記載の方法。 7.廃棄物が硫黄を含有し、硫酸イオンの除去のための分離は、塩化銀を沈澱さ せるために塩素イオンを加えることによって行われ、分離後、塩化銀は銀金属又 は酸化銀に変換され、硝酸に再生電解液として再び溶解されて電池(11)に戻 され、銀のない硝酸及び硫酸からなる上清は廃棄物として処分されることを特徴 とする前請求項のいずれか1項に記載の方法。 8.前記上清の処分の前に、硝酸の幾らか又は全部は蒸留によって上清から回収 されることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.上清から回収された硝酸は電池(11)に戻されることを特徴とする請求項 8に記載の方法。 10.廃棄物は硫黄を含有し、電池から回収された電解液は硫酸銀の晶出を生じさ せるように冷却され、分離後、硫酸塩の減少した電解液は電池(11)に戻され る、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。 11.硫酸銀は苛性アルカリでの処理によって酸化銀に変換されて電池(11)に 戻されることを特徴とする請求項10に記載の方法。 12.硫酸銀はアルカリ/還元剤での処理によって銀金属に変換されて電池(11 )に戻されることを特徴とする請求項10に記載の方法。 13.硫酸銀はNa2CO3溶液での処理によって炭酸銀に変換されて電池(11) に戻されることを特徴とする請求項10に記載の方法。 14.廃棄物は硫黄を含み、硫酸イオンが回収された電解液から、直接沈澱によっ て硫酸バリウムとして除去され、分離後、電解液からなる上清が電池(11)に 戻されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。 15.廃棄物が塩素又は他のハロゲンを含有し、電解液中のハロゲン化銀の直接沈 澱があり、更に、ハロゲン化銀の沈澱物が分離されて銀を銀金属又は酸化銀とし て回収して電池(11)に戻すように処理されることを特徴とする正規希有項1 乃至6のいずれか1項に記載の方法。 16.元素の硫黄、窒素、塩素、臭素、又はヨー素の任意の1つまたはそれ以上を 含有する有機物からなり、又はこれを含む廃棄物の処理に使用される装置であっ て、陰極と、陽極と、陽極と陰極との間にあって陽極領域(14)及び陰極領域 (12)を形成する隔膜(13)と、硝酸からなり、銀のイオンを含有する電解 液と、陰極領域(12)から陰極液を回収するための装置(P2)と、新鮮な又 は再生された陽極液を陰極領域(12)に供給するための装置(P4)と、廃棄 物を陽極領域(14)に供給するための装置(P6)とを有する電気化学的電池 を備えている前記装置において、別の処理プラント(34)が陽極液を電池(1 1)の陽極領域(14)から連続的に又は周期的に回収するように連結され、前 記プラントが沈澱、晶出、又は蒸留によって前記元素を除去し、再生された陽極 液を電池(11)の陽極領域(14)に戻すための装置を有す ることを特徴とする前記装置。 17.前記別の処理プラント(34)がバルブ(V1、V2、V3、V4)によっ て連結された反応容器(41、44、45)及び固形物尾よ非又は液体分離器( 43、46、48)を有し、固形物を液体生成物から分離する前の一連の反応及 び又は熱処理工程が、前記元素のどれが廃棄物に含まれているかによって選択す ることができる、請求項16に記載の装置。
JP8500482A 1994-06-04 1995-05-24 物質の電気化学的酸化 Ceased JPH10500900A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9411212A GB9411212D0 (en) 1994-06-04 1994-06-04 Electrochemical oxidation of matter
GB9411212.5 1994-06-04
PCT/GB1995/001186 WO1995033523A1 (en) 1994-06-04 1995-05-24 Electrochemical oxidation of matter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10500900A true JPH10500900A (ja) 1998-01-27

Family

ID=10756206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8500482A Ceased JPH10500900A (ja) 1994-06-04 1995-05-24 物質の電気化学的酸化

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5855763A (ja)
EP (1) EP0771222B1 (ja)
JP (1) JPH10500900A (ja)
AU (1) AU2676895A (ja)
DE (1) DE69505257T2 (ja)
GB (1) GB9411212D0 (ja)
WO (1) WO1995033523A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101598429B1 (ko) 2015-10-15 2016-03-02 순천대학교 산학협력단 양극 반쪽반응과 음극 반쪽반응을 이용한 각기 다른 산화가를 갖는 매개체를 생산하기 위한 전해시스템
KR101629171B1 (ko) 2015-10-15 2016-06-21 순천대학교 산학협력단 다양한 대기오염물질의 효율적인 처리방안으로 양극 반쪽반응과 음극 반쪽반응을 동시에 활용하는 전해시스템
KR101656659B1 (ko) 2015-10-15 2016-09-12 순천대학교 산학협력단 다양한 대기오염물질의 효율적인 처리방안으로 이온 용액을 활용하는 전해시스템
KR101665025B1 (ko) 2015-10-15 2016-10-11 순천대학교 산학협력단 할로겐 화합물 제거용 리간드가 없는 전기활성촉매를 활용하는 전해시스템
KR101696599B1 (ko) 2015-10-15 2017-01-16 순천대학교 산학협력단 비수용성 유기 화합물의 효율적인 처리방안으로 이온 용액을 활용하는 전해시스템
KR102042681B1 (ko) 2019-04-25 2019-11-08 순천대학교 산학협력단 유동 센서 셀을 포함하는 인 시튜 모니터링 시스템, 및 이를 이용한 인 시튜 모니터링 방법

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2306507B (en) * 1995-10-21 1999-06-02 Atomic Energy Authority Uk A method of oxidation
DE19646049C2 (de) * 1996-11-08 2000-12-28 Rossendorf Forschzent Verfahren zur elektrochemischen Mineralisierung von organischen, insbesondere C-14-markierten Abfallstoffen
DE19850318C2 (de) * 1998-11-02 2003-02-13 Karlsruhe Forschzent Verfahren zum elektrochemischen oxidativen Abbau organischer Verbindungen
WO2000048753A1 (en) * 1999-02-18 2000-08-24 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposer for waste
GB0102648D0 (en) * 2001-02-02 2001-03-21 Aea Technology Plc Electrochemical oxidation of matter
US6468414B1 (en) * 2001-02-16 2002-10-22 Hydro-Quebec Method of purification of a redox mediator before electrolytic regeneration thereof
US7387719B2 (en) * 2001-04-24 2008-06-17 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation of biological waste materials
US7488409B1 (en) 2001-10-05 2009-02-10 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation of animal waste materials
WO2003031343A1 (en) * 2001-10-09 2003-04-17 The C & M Group, Llc Mediated electrochemical oxidation of food waste materials
US7611620B2 (en) * 2001-10-22 2009-11-03 Scimst, Inc. Mediated electrochemical oxidation of organic waste materials
GB0201472D0 (en) * 2002-01-23 2002-03-13 Accentus Plc Method and apparatus for mediated electrochemical redox reaction
US7531080B2 (en) * 2002-01-24 2009-05-12 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation used for sterilization/disinfection
US7691251B2 (en) * 2002-01-24 2010-04-06 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation and destruction of sharps
WO2003072511A1 (en) * 2002-01-24 2003-09-04 The C & M Group, Llc Mediated electrochemical oxidation of halogenated hydrocarbon waste materials
WO2003091165A1 (en) * 2002-04-26 2003-11-06 The C & M Group, Llc Mediated electrochemical oxidation process used as a hydrogen fuel generator
US7531708B2 (en) * 2002-07-29 2009-05-12 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation for decontamination
US7531710B2 (en) * 2002-09-10 2009-05-12 Scimist, Inc. Mediated electrochemical oxidation of inorganic materials
US8414748B2 (en) * 2003-06-10 2013-04-09 Scimist, Inc. Apparatus and process for mediated electrochemical oxidation of materials
US7915470B2 (en) * 2006-09-08 2011-03-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Coupled electrochemical method for reduction of polyols to hydrocarbons
US9499422B1 (en) * 2009-07-24 2016-11-22 Scimist Corporation Technologies, functions, and applications of SCIMIST
JP5964962B2 (ja) 2011-07-29 2016-08-03 サウジ アラビアン オイル カンパニーSaudi Arabian Oil Company インサイチュで電気化学的に酸化を起こし有機硫黄化合物を変換する方法
US9028689B1 (en) 2011-10-04 2015-05-12 Global Water Holdings, Llc Electric arc for aqueous fluid treatment
CN108172317B (zh) * 2018-01-03 2021-07-20 燕山大学 一种电化学分解放射性废树脂的方法
CN108172316A (zh) * 2018-01-03 2018-06-15 燕山大学 一种放射性废树脂的处理方法
TWI690496B (zh) * 2019-02-01 2020-04-11 兆聯實業股份有限公司 水處理系統

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3135195A1 (de) * 1981-09-05 1983-03-24 Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe Verfahren zur elektrochemischen zersetzung von salpetersaeure
FR2562314B1 (fr) * 1984-03-27 1989-02-17 Commissariat Energie Atomique Procede pour recuperer le plutonium contenu dans des dechets solides
US4585533A (en) * 1985-04-19 1986-04-29 Exxon Research And Engineering Co. Removal of halogen from polyhalogenated compounds by electrolysis
FR2617065B1 (fr) * 1987-06-26 1989-10-20 Commissariat Energie Atomique Procede d'elimination des ions chlorure presents dans des dechets solides contamines tels que des cendres d'incineration contaminees par des actinides
EP0297738B1 (en) * 1987-06-29 1992-03-25 United Kingdom Atomic Energy Authority A method for the treatment of waste matter
JPH01294683A (ja) * 1988-02-04 1989-11-28 Kanebo Ltd 新規白金錯体および該化合物を有効成分とする抗腫瘍剤並びに該化合物製造用中間体
US5516972A (en) * 1992-08-24 1996-05-14 The Regents Of The University Of California Mediated electrochemical oxidation of organic wastes without electrode separators

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101598429B1 (ko) 2015-10-15 2016-03-02 순천대학교 산학협력단 양극 반쪽반응과 음극 반쪽반응을 이용한 각기 다른 산화가를 갖는 매개체를 생산하기 위한 전해시스템
KR101629171B1 (ko) 2015-10-15 2016-06-21 순천대학교 산학협력단 다양한 대기오염물질의 효율적인 처리방안으로 양극 반쪽반응과 음극 반쪽반응을 동시에 활용하는 전해시스템
KR101656659B1 (ko) 2015-10-15 2016-09-12 순천대학교 산학협력단 다양한 대기오염물질의 효율적인 처리방안으로 이온 용액을 활용하는 전해시스템
KR101665025B1 (ko) 2015-10-15 2016-10-11 순천대학교 산학협력단 할로겐 화합물 제거용 리간드가 없는 전기활성촉매를 활용하는 전해시스템
KR101696599B1 (ko) 2015-10-15 2017-01-16 순천대학교 산학협력단 비수용성 유기 화합물의 효율적인 처리방안으로 이온 용액을 활용하는 전해시스템
KR102042681B1 (ko) 2019-04-25 2019-11-08 순천대학교 산학협력단 유동 센서 셀을 포함하는 인 시튜 모니터링 시스템, 및 이를 이용한 인 시튜 모니터링 방법

Also Published As

Publication number Publication date
AU2676895A (en) 1996-01-04
DE69505257T2 (de) 1999-04-08
EP0771222A1 (en) 1997-05-07
DE69505257D1 (de) 1998-11-12
US5855763A (en) 1999-01-05
EP0771222B1 (en) 1998-10-07
WO1995033523A1 (en) 1995-12-14
GB9411212D0 (en) 1994-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10500900A (ja) 物質の電気化学的酸化
EP2867388B1 (en) Process and apparatus for generating or recovering hydrochloric acid from metal salt solutions
JP3383334B2 (ja) 硫酸の再生利用方法
JP4115815B2 (ja) フッ素含有排水の処理方法およびその処理装置
JP4549849B2 (ja) 新しい回収プロセス
ES2334908T3 (es) Procedimiento y dispositivo para reciclar baños de decapado de metales.
US4260494A (en) Method of purifying aqueous solutions of metal hydroxides
JP3257774B2 (ja) 六フッ化リン酸リチウムを含有する有機電解液の処理方法
US3788960A (en) Recycling of ion exchange regenerant chemicals
US5009868A (en) Process for the extended use of strip acid employed in the reclamation of battery acid fluid from expanded lead-acid batteries
EP0561730A1 (en) Flue gas desulfurization process
JP2005509163A (ja) 放射性廃棄物の処理のための方法及び装置
JP5114820B2 (ja) 塩化ナトリウムの精製方法及び水酸化ナトリウムの製造方法
JP2731299B2 (ja) 低レベル濃縮廃液の減容方法
SE451854B (sv) Sett vid framstellning av alkalimetallklorat
US20040050716A1 (en) Electrochemical oxidation of matter
GB2289898A (en) Reducing contamination of the anolyte in electrochemical oxidation of matter using nitric acid containing silver ions as the electrolyte
RU2769609C2 (ru) Способ получения моногидрата гидроксида лития высокой степени чистоты из материалов, содержащих соли лития
US4333913A (en) Method of purifying aqueous solutions of metal hydroxides
RU2780562C1 (ru) Способ получения иодата калия из иодида калия
JP2938869B1 (ja) 放射性廃液の処理方法
JPH09125171A (ja) バナジウム系電解液からのバナジウムの回収方法
JP2008229434A (ja) アンモニア態窒素を含有する排水の浄化処理方法
JP2769975B2 (ja) 励起酸素発生機廃液の再生方法
JP3012795B2 (ja) 放射性廃液の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20050329