JPH1049986A - 記録媒体、記録又は再生装置、記録又は再生方法 - Google Patents

記録媒体、記録又は再生装置、記録又は再生方法

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JPH1049986A
JPH1049986A JP8220758A JP22075896A JPH1049986A JP H1049986 A JPH1049986 A JP H1049986A JP 8220758 A JP8220758 A JP 8220758A JP 22075896 A JP22075896 A JP 22075896A JP H1049986 A JPH1049986 A JP H1049986A
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recording
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recording medium
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area
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JP8220758A
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Gakushi Otsuka
学史 大塚
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/32Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on separate auxiliary tracks of the same or an auxiliary record carrier
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    • GPHYSICS
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    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/211Discs having both read-only and rewritable or recordable areas containing application data; Partial ROM media

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上のデータに対して有効な保護機能
を付加し、その機密性を確保したり不正使用を防止でき
るようにする。 【解決手段】 その記録媒体から読み出される条件情報
としての記録媒体ID情報と、装置固有のID情報を比
較し、正しい対応関係が得られた場合に、その記録媒体
に対する記録又は再生動作を許可する。またさらに他の
条件情報として入力すべきIDを設定し、正しい入力が
された場合に、その記録媒体に対する記録又は再生動作
を許可することで、多重の保護機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タソフトウエア等を収録するのに適した記録媒体とその
記録媒体に対する記録又は再生装置、記録又は再生方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ機器に用いる各種のソフト
ウエアを光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、
メモリカード、磁気テープなどの記録媒体を用いて提供
することが行なわれている。このような記録媒体の一種
として、近年、パーシャルROMディスクといわれるメ
ディアが開発されており、このパーシャルROMディス
クは再生専用のROM領域と、記録/再生可能なリライ
タブル領域(RAM領域)を有するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソフトウエ
アとしてのアプリケーションプログラムを提供する際に
は、そのアプリケーションプログラムを記録したメディ
アを購入した正当なユーザーのみが使用できるようにす
ることが好ましい。またユーザーが記録媒体に記録した
ファイルその他のデータは、機密性が要求され、他人に
は読み出せないようにしたり、或は重要なデータを勝手
に書き換えることができないようにしたい場合がある。
【0004】これらのことから、記録媒体上の各種デー
タに対して他人が読出/書込を行なうことができないよ
うにする保護機能を実現することが求められている。さ
らに、記録再生装置やパーソナルコンピュータに対して
単にID入力を要求するなどの単純な保護機能では、そ
の保護機能としての能力が低いことが知られており、よ
り有効な保護機能が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、記録媒体上のデータに対して有効な保護機
能を付加し、その機密性を確保したり不正使用を防止で
きるようにすることを目的とする。
【0006】このために記録媒体としては、特定の条件
が満たされなければ当該記録媒体に対する記録又は再生
動作が許可されないという保護機能が付加されているこ
とを示す保護機能識別情報と、保護機能を実現するため
の特定の条件を示す条件情報とを記録するようにする。
【0007】また記録又は再生装置としては、当該記録
又は再生装置に設定された装置ID情報を記憶手段に記
録しておく。そして装填された記録媒体の保護機能識別
情報から保護機能が付加されていることが検出された場
合は、その記録媒体から読み出される条件情報としての
記録媒体ID情報と、装置ID情報を比較し、正しい対
応関係が得られた場合に、その記録媒体に対する記録又
は再生動作を許可する制御手段を備えるようにする。こ
の場合、記録媒体ID情報と、装置ID情報はそれぞれ
ユーザーサイドには表われないID情報(正規ユーザー
も知る必要のない情報)となるため、ID情報が盗まれ
ることもない。
【0008】さらに装填された記録媒体に、条件情報と
して、記録媒体ID情報の他に1又は複数の他の条件情
報が記録されていた場合には、記録媒体ID情報と装置
ID情報が適合されたうえで、さらに他の条件情報によ
り設定された条件が満たされた場合に、その記録媒体に
対する記録又は再生動作を許可する。これにより多重の
保護機能を実現する。
【0009】記録又は再生方法としては、記録媒体に記
録されている記録媒体ID情報と記録又は再生装置に記
憶されている装置ID情報の適合を判断し、さらに1又
は複数の他の入力条件情報に適合するID入力が行なわ
れた場合に、その記録媒体に対する記録又は再生動作を
許可する。特に、入力条件情報は記録媒体の領域毎に設
定され、各入力条件情報に適合するID入力が行なわれ
ることに応じて、領域毎に記録又は再生動作を許可する
ようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録媒体、記録再
生装置、記録再生方法としての実施の形態を次の順序で
説明していく。なお本例では記録媒体の例としてパーシ
ャルROMディスクをあげる。 1.パーシャルROMディスクのエリア構造 2.記録再生装置の構成 3.ディスクに記録される保護機能識別情報及び条件情
報 4.データ保護動作
【0011】1.パーシャルROMディスクのエリア構
造 図1は各種ディスクメディアを図示したものであり、図
1(a)は主データ領域全体が例えばエンボスピットな
どによる再生専用領域(ROM領域)AEとされている
ROMディスクである。また図1(b)は主データ領域
全体が例えば光磁気領域などによる記録/再生可能なリ
ライタブル領域ARWとされているRAMディスクであ
る。本実施の形態例の記録媒体となるパーシャルROM
ディスクは例えば図1(c)または(d)のような構造
を持つ。即ち1枚のディスクの主データ領域においてR
OM領域AEとリライタブル領域ARWが設けられてい
るものである。
【0012】なお、本発明の記録媒体としては図1
(a)のROMディスクや図1(b)のRAMディスク
でも、全く同様に適用できるものである。つまり以下に
説明していくパーシャルROMディスクにおいて採用さ
れる記録媒体ID情報(後述するメディアID)などの
条件情報及び保護機能識別情報(後述するメディアタイ
プ)と、同等のデータが記録されるのであれば、ROM
ディスクやRAMディスクでも本発明の記録媒体や記録
又は再生方法を実現できる。パーシャルROMディスク
とすることは一例に過ぎない。
【0013】図2は、パーシャルROMディスクの外周
側から内周側までのエリア構成を示したものである。デ
ィスク最外周側には736トラック分のGCP(Gray C
ode Part)ゾーンが設けられ、内周側に向かって2トラ
ック分のバッファゾーン、5トラック分のアウターコン
トロールSFPゾーン、2トラック分のバッファゾー
ン、5トラック分のテストゾーンが設けられる。そして
そのテストゾーンに続いて、ユーザーが所望のデータの
記録を行なうことができるリライタブル領域ARW及び
再生専用のROM領域AEから成る主データ領域として
のユーザーエリアが形成される。
【0014】ユーザーエリアより内周側には5トラック
分のテストゾーン、2トラック分のバッファゾーン、5
トラック分のインナーコントロールSFPゾーン、2ト
ラック分のバッファゾーン、820トラック分のGCP
ゾーンが設けられる。
【0015】GCPゾーン、アウターコントロールSF
Pゾーン、インナーコントロールSFPゾーンは、それ
ぞれ所定のコントロール情報が記録されるエリアとされ
ている。詳しくは後述するが本例では、条件情報となる
記録媒体ID情報(メディアID)やその他のID情
報、各種IDフラグや、保護機能識別情報となるメディ
アタイプがこれらの領域に記録される。
【0016】また、このパーシャルROMディスクは、
ゾーン単位で定速回転されるいわゆるゾーンCAVディ
スクとされており、ユーザーエリアはバンド0〜バンド
15の16バンド(16ゾーン)に分割されている。1
6バンドのうち幾つをリライタブル領域ARWとし、幾
つをROM領域AEとするかは製造者側で任意に設定で
きる。
【0017】16バンドで形成されるユーザーエリアに
ついて、リライタブル領域ARWの構成を詳しく示した
ものが図3(a)(b)である。図3(a)はユーザー
エリアにおけるディスク外周側にリライタブル領域AR
Wが設けられた場合、図3(b)はディスク内周側にリ
ライタブル領域ARWが設けられた場合をそれぞれ示し
ている。各図からわかるようにリライタブル領域ARW
の先頭にはディフェクトマネジメントエリアDMA1,
DMA2が設けられ、またリライタブル領域ARWの終
端にディフェクトマネジメントエリアDMA3,DMA
4が設けられる。またROM領域AEと隣接する領域は
バッファエリアとされている。
【0018】そして、1バンド毎にデータエリアと、そ
のデータエリアに対応する交代エリアが用意される。従
ってリライタブル領域ARWが16バンドの内のnバン
ド分とされる場合は、n単位のデータエリアと、n単位
の交代エリアが設けられる。交代エリアとは、データエ
リア内において傷などで記録/再生不能となるディフェ
クト部位が存在していた場合に、そのディフェクト部位
に代えて用いられる部位を提供するエリアとされる。
【0019】例えば図3(a)に『×』として示すよう
にデータエリア内にディフェクト部位が存在した場合、
その『×』部位に代わる記録領域が矢印で示すように交
代エリア内の領域に設定される。ディフェクトマネジメ
ントエリアDMA1〜DMA4は、このような交代状況
を管理し、ディフェクト部位を避けた記録/再生が適正
に行なわれるようにする情報が記録されるものである。
【0020】なお、データエリア内のディフェクト部位
の検索、ディフェクト部位に代わる交代エリア上の部位
の指定、ディフェクトマネジメントエリアDMA1〜D
MA4としての情報の作成及びリライタブル領域ARW
への記録等は、ディスクの物理フォーマット処理におい
て行なわれることになり、つまり物理フォーマットによ
って図3(a)又は(b)の状態とされることで、リラ
イタブル領域ARWが物理的に記録/再生可能な状態と
される。
【0021】ただし実際にリライタブル領域ARWに対
してファイル書込等を行なうには、物理フォーマットさ
れたディスクに対してさらに論理フォーマットを施し、
リライタブル領域ARWでの記録/再生を管理するファ
イルシステムを書き込まなければならない。即ち、物理
フォーマットと論理フォーマットが行なわれることで、
実際にユーザーが、パーシャルROMディスクをソフト
ウエアメディアとして使用できることになる。論理フォ
ーマットについての詳しい説明は省略するが、この論理
フォーマットとは、主に、リライタブル領域ARWの先
頭位置に、リライタブル領域ARW及びROM領域AE
でのファイルを管理できるファイルシステムを書き込む
処理となる。この論理フォーマット処理のツールとなる
セットアップシステムは、予めROM領域AE内に記録
しておくものである。
【0022】2.記録再生装置の構成 図4に記録再生装置の構成を示す。記録再生装置1は、
SCSIインターフェース接続されたホストコンピュー
タ2(例えばパーソナルコンピュータ)との間で、コマ
ンド及びデータの受け渡しが可能と構成され、ホストコ
ンピュータ2からのコマンド及びデータの供給に応じて
ディスク90に対するデータの記録を行ない、またホス
トコンピュータ2からのコマンドに応じてディスク90
からデータを読み出し、ホストコンピュータ2に供給す
る動作を行なう。ここでディスク90とは、上述してき
たパーシャルROMディスクであるとする。
【0023】コントローラ11はホストコンピュータ2
との間の通信及び記録再生装置の記録動作、再生動作の
全体の制御を行なう。コントローラ11はDSP(デジ
タルシグナルプロセッサ)19を介して実際の記録/再
生駆動を実行させる。DSP19は、いわゆるサーボド
ライバとしての機能を持ち、コントローラ11から供給
されるゾーン情報(アドレス)に応じてスピンドルドラ
イバ21に対してスピンドル駆動制御信号を供給し、ス
ピンドルモータ22に駆動信号を印加させることで、デ
ィスク90のゾーンCAV駆動を実行させる。
【0024】また光学ヘッド15におけるレーザダイオ
ード15aからのレーザ発光動作を実行させるためにレ
ーザドライバ16に駆動制御信号を出力し、レーザ発光
制御を行なう。レーザダイオード15aからのレーザ光
は図示しない光学系を通り、対物レンズ15bを介して
ディスク90に照射される。またディスク90からの反
射光は図示しない光学系を通ってディテクタ15cに照
射され、電気信号として取り出される。
【0025】ディテクタ15cで得られる電気信号はI
−V/マトリクスアンプ17に供給され、電流/電圧変
換された後、マトリクス演算アンプにより各種信号が取
り出される。即ち、ディスク90のROM領域AEから
の再生データとされるべきRF信号、ディスク90のリ
ライタブル領域ARWからの再生データとされるべきM
O信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信
号、フロントAPC信号などが抽出される。
【0026】サーボ情報であるフォーカスエラー信号、
トラッキングエラー信号、フロントAPC信号はA/D
変換器18でデジタルデータ化されてDSP19に供給
される。DSP19は、フォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号に応じてサーボ駆動信号を発生させ、
PWMドライバ20に供給する。PWMドライバ20は
光学ヘッド15内のフォーカスコイル、ガルバノモー
タ、スライドモータに対する駆動電力を供給する。
【0027】即ちフォーカスエラー信号に基づいたフォ
ーカスサーボ駆動信号によりPWMドライバ20がフォ
ーカスコイルに駆動電力を印加することで対物レンズが
ディスクに接離する方向に駆動されてフォーカス制御が
行なわれ、またトラッキングエラー信号に基づいたトラ
ッキングサーボ駆動信号、スライドサーボ駆動信号によ
りPWMドライバ20がガルバノモータ、スライドモー
タに駆動電力を印加することでトラッキング制御、スレ
ッド移動制御が行なわれる。またDSP19はフロント
APC信号に応じてレーザドライバ16を制御し、レー
ザレベルを適正に保つようにしている。
【0028】ディスク90に対する再生時において読み
出されるデータは、I−V/マトリクスアンプ17から
RF信号もしくはMO信号として得られる。I−V/マ
トリクスアンプ17からの出力はゲイン/オフセットコ
ントロール部23で適切な電位レベルとされ、A/D変
換器24でデジタルデータ化される。そしてデジタルデ
ータ化された信号はエンコーダ/デコーダ部12に供給
され、デジタルフィルタ処理、ビタビ復号処理、NRZ
復号処理、デスクランブル処理等を施され、再生データ
とされる。この再生データはコントローラ11を介して
ホストコンピュータ2に転送される。
【0029】なお、再生処理のための再生クロック及び
再生信号に同期した各種タイミング生成のためにA/D
変換器24の出力はPLLタイミングジェネレータ25
にも供給され、いわゆるPLL動作により再生クロック
及びその再生クロックに基づいた各種タイミング信号が
形成される。
【0030】ホストコンピュータ2から記録要求コマン
ド及び記録すべきデータが供給された場合は、コントロ
ーラ11はそのデータをエンコーダ/デコーダ部12に
供給し、実際にディスク90上に記録を行なう場合のデ
ータ形態にエンコードさせる。そしてそのエンコードさ
れたデータは磁気ヘッドドライバ13に供給され、磁気
ヘッドドライバ13は記録データに応じて磁気ヘッド1
4からディスク90に対する磁界印加動作を実行する。
なお、記録時にはレーザダイオード15aからは記録用
の高レベルのレーザ出力が実行されている。
【0031】メモリ26としては例えばROM又は不揮
発性RAMなど、電源オフ時にもデータ消失のないメモ
リ素子が採用される。そしてこのメモリ26には記録再
生装置1の固有のIDとなるドライブIDが記憶されて
いる。コントローラ11は必要に応じてドライブIDを
参照できる。
【0032】ハードディスク4に対しての記録/再生動
作を行なうハードディスクドライバ3は、ホストコンピ
ュータ2に内蔵もしくは別体接続される。ユーザーがパ
ーシャルROMディスクとしてのソフトウエアを購入し
た場合は、そのディスク90を記録再生装置1に装填
し、ディスク90に記録されているアプリケーションプ
ログラムをハードディスク4にインストールすることが
できる。そしてその後は、ホストコンピュータ2の操作
によりハードディスクドライバ3を動作させ、ハードデ
ィスク4からアプリケーションプログラムを読み出し
て、そのアプリケーションプログラムの機能を使用する
ことになる。
【0033】ホストコンピュータ2の出力機器の1つで
あるディスプレイ5はCRTモニタや液晶モニタなどで
形成される。ユーザーはディスプレイ5を見ながら操作
を行ない、また情報を受け取ることになる。後述するI
D入力操作などは、ディスプレイ5の表示に従って行な
うことになる。
【0034】3.ディスクに記録される保護機能識別情
報及び条件情報 本例のディスク90では、ディスク90上の所定位置に
保護機能識別情報及び条件情報が記録されている。本例
ではSFPゾーン(アウターコントロールSFPゾー
ン、インナーコントロールSFPゾーン)にこれらの情
報を記録するものとする。
【0035】SFPゾーンにおける各セクター(204
8バイト)には大まかにみて図5のような情報が記録さ
れている。
【0036】バイト0〜19はGCPゾーンにおけるセ
クターのデータ部分20バイトと同じデータが記録され
る。例えばメディアの物理的な情報(MO/ROMな
ど)、メディアタイプ(全てエンボスによるROMメデ
ィア/全てMOエリアによるRAMメディア/パーシャ
ルROMメディアなどの種別)、フォーマットディスク
リプタ、SFPゾーンのスタートトラックナンバ、最大
リードパワー、コントロールトラックでのクロックレシ
オなどの物理的な管理情報が記録されている。
【0037】バイト20〜29はメディアインフォメー
ションとしてのデータが記録される。例えばレーザ波
長、反射率、トラックピッチなどのデータである。
【0038】バイト30〜99はシステムインフォメー
ションとしてのデータが記録される。例えば最大トラッ
クナンバ、最大物理ブロックアドレス、DDS(Disc D
efinition Sector)のスタート物理ブロックアドレス、
テストゾーンのトラック数、ユーザーエリアのバイト
数、パーシャルROMディスクやROMディスクの場合
の16単位のバンド(バンド0〜バンド15)のコント
ロール情報等が記録される。
【0039】バイト100〜419は、16単位のバン
ド(バンド0〜バンド15)のそれぞれについての詳し
い情報が記録されている。即ち各バンドについてのスタ
ートトラックアドレス、総トラック数、総セクター数、
ユーザーエリアとしてのセクター数、パリティセクター
数、前後の各バッファセクターの数、セクターのセグメ
ント数、クロックレシオなどが記録される。
【0040】本例では各種IDをSFPゾーンに記録す
るとするが、このために図5のようにバイト420〜4
99を、IDエリアとして使用することとする。なお、
バイト500以降の特定のバイトをIDエリアとしても
よいし、SFPゾーン以外にIDエリアを設けてもよ
い。
【0041】このようなSFPゾーンにおいて保護機能
識別情報を含むメディアタイプ情報が記録され、後述す
る本例の保護動作が実行されるべきディスクであるか否
かが識別されるとともに、各バンド毎に要求するIDを
設定する保護機能フラグが記録される。また実際の条件
情報としてメディアID及び他のID(第1IDから最
大第4IDまで)というIDデータが記録される。
【0042】まずメディアタイプは、SFPゾーンのセ
クターにおけるバイト1(第2バイト目)の位置に記録
されるが、この1バイトには図6のような情報が記録さ
れることになる。バイト1が『00h』(hを付した数
字は16進表記)、つまり8ビットが『0000000
0』であることは、そのディスクがROMメディアであ
ることを示している。また『20h』『A0h』はそれ
ぞれRAMメディア、パーシャルROMメディアである
ことを示している。
【0043】さらに、『10h』(=0001000
0)のときは保護機能付のROMメディアであること、
『30h』(=00110000)のときは保護機能付
のRAMメディアであること、『B0h』(=1011
0000)のときは保護機能付のパーシャルROMメデ
ィアであることが示される。ところで、この領域はGC
Pゾーンと同一データが記録されているため、このよう
な保護機能の有無も識別できるメディアタイプコードは
GCPゾーンにも記録されていることになる。
【0044】なお、本例でいう保護機能付のメディアで
あることを示すメディアタイプコードを、『10h』
『30h』『B0h』としているが、これに限定される
ものではなく、特定のコードが割り当てられればよい。
また、必ずしもバイト1のメディアタイプの領域を用い
なくても、保護機能付か否かを示す専用のフラグ領域を
設定してもよい。
【0045】本例の場合、ディスク全体に対する保護機
能の有無が上記メディアタイプコードにより示されると
ともに、各バンド毎の保護機能としてID入力要求を設
定することができる。このために、各バンドについて要
求するIDを設定する保護機能フラグが記録される。こ
れは例えばSFPゾーンのセクターのバイト76〜91
に記録される。このバイト76〜91は図5のシステム
インフォメーションの領域に含まれ、具体的には図7
(a)に示すようにバイト76〜91の各バイトがバン
ド0〜バンド15に対応して、各バンドの情報が記録さ
れるものとなっている。
【0046】そして各バイトの8ビットのうち、図7
(b)に示すb3〜b0の4ビットは、各バンドがリラ
イタブル領域としてのバンドなのか、ROM領域として
のバンドなのかを示すデータとされている。即ちb3〜
b0が『0001』であればそのバンドはリライタブル
領域のバンド、『0010』であればそのバンドはRO
M領域のバンドと識別される。
【0047】図7(a)には実際にバイト76〜91に
記録される8ビットコードの例を示したが、この場合で
は、b3〜b0の4ビットにより、バンド0〜バンド7
がリライタブル領域ARWに含まれるバンド、バンド8
〜バンド15がROM領域AEに含まれるバンドとされ
たパーシャルROMディスクであることが記されている
ことになる。
【0048】本例では、図7(b)に示すように各バイ
トのビットb7〜ビットb4をバンド毎の保護機能フラ
グとして、第1IDフラグ〜第4IDフラグに割り当て
ている。そして、例えばビットb7が『1』であれば第
1IDフラグがオンであるとする。第1IDフラグがオ
ンであるということは、そのバンドに対して記録又は再
生を行なうためには第1IDの入力が要求されることを
意味する。
【0049】ビットb7〜ビットb4の4ビットを第1
IDフラグ〜第4IDフラグ使用することで、各バンド
について任意に要求すべきIDを設定することができる
とともに、最高では第1ID〜第4IDの4つのID入
力が行なわなければ記録/再生が実行できないような設
定も可能となる。
【0050】例えば図7(a)の例の場合、バンド0
(バイト76)のビットb7〜ビットb4が『000
0』であるため、バンド0の読出/書込には第1ID〜
第4IDのいずれも要求されないことになる。またバン
ド1,バンド2(バイト77,78)についてはビット
b7〜ビットb4が『1000』であるため、その読出
/書込には第1IDが要求される。バンド15(バイト
91)のビットb7〜ビットb4は『1111』である
ため、バンド15でのデータの読出/書込には第1ID
〜第4IDのすべてが要求される。
【0051】なお、このバイト76〜91においてそれ
ぞれ4ビットを保護機能フラグとして用いるようにした
が保護機能フラグ専用の領域を設けてもよい。もちろん
SFPゾーン以外でもよい。また本例では上述したメデ
ィアID以外に第1ID〜第4IDという4つのIDを
用い、バンド毎に要求するIDを設定できるようにして
いるが、メディアID以外に3つ以下、もしくは5つ以
上のIDを用いるようにすることもできる。
【0052】本例ではID自体は、バイト420〜49
9のエリアに記録される。各IDが16バイトで構成さ
れるとすると、例えば図8のように、バイト420〜4
35にメディアIDが記録される。さらにバイト436
〜451に第1ID、バイト452〜467に第2I
D、バイト468〜483に第3ID、バイト484〜
499に第4IDがそれぞれ必要に応じて記録される。
【0053】このIDを格納する位置も、この例に限ら
れることはない。特に、ID自体を変更したいようなこ
とも考えられる場合は、SFPゾーンではなく、例えば
ディフェクトマネジメントエリアDMA内の特定位置を
ID格納領域として設定することも考えられる。これは
保護機能フラグについても同様である。また記録するI
Dの数も任意である。本例では保護機能フラグを4ビッ
トとしているため、第1ID〜第4IDとして、メイデ
ィアID以外に最高4つのIDを記録できるが、対応す
る保護機能フラグを用意できれば、それ以上の数のID
を設けることもできる。
【0054】4.データ保護動作 以上のような保護機能識別情報及び条件情報が記録され
ているディスク90が記録再生装置1に装填された際の
データ保護動作について説明する。このデータ保護動作
は、特定のディスクについては特定の記録再生装置によ
り特定のユーザーにしか記録/再生ができないようにす
ることで、データの機密性の保持や不正使用の防止を実
現するためのものである。
【0055】ディスク90が装填された際における記録
再生装置1のコントローラ11のID確認処理を図11
に示す。ディスク90が挿入されると、コントローラ1
1はディスク90からまずGCPゾーンやSFPゾーン
に記録されたコントロール情報の読込を実行する(F101,
F102) 。また、読み込んだコントロール情報から、その
ディスク90がパーシャルROMディスクかRAMディ
スクであると判別された場合は、続いてディフェクトマ
ネージメントエリアDMAの情報の読込を行なう(F10
3)。
【0056】ステップF102,F103 で必要な情報を読み込
んだら、次にID照合処理に移る。まず、ステップF104
で装填されたディスク90が保護機能付のディスクであ
るか否かを判別する。上記したようにSFPゾーンのセ
クターのバイト1のディスクタイプコードが、『10
h』『30h』『B0h』のいづれかであれば、保護機
能付のディスクと判断することになる。
【0057】保護機能付でない場合、例えばディスクタ
イプコードが、『00h』『20h』『A0h』のいず
れかであった場合は、記録/再生のために要求される条
件はないため、そのままステップF112に進んでリード/
ライトフラグ(以下、R/Wフラグという)をオンとし
て、処理を終了する。R/Wフラグとは、コントローラ
11が内部でセットするフラグであり、ディスク90に
対する記録/再生動作の許可/不許可を示すフラグとな
る。即ちR/Wフラグがオンとされていれば、コントロ
ーラ11はホストコンピュータ2からの要求に応じて、
そのとき装填されているディスク90に対する記録/再
生動作を実行する。一方、R/Wフラグがオフであれ
ば、ホストコンピュータ2から記録/再生要求があって
も、ディスク90に対する記録/再生動作を実行しない
ようにするものである。
【0058】保護機能付のディスクでない場合は、装填
時にそのままR/Wフラグがオンとされるため、以降、
ホストコンピュータ2からの要求に応じて記録/再生動
作が実行される。ホストコンピュータ2からの要求に応
じた記録/再生処理例は図14、図15において後述す
る。
【0059】ディスクタイプコードが、『10h』『3
0h』『B0h』のいづれかであって保護機能付と判断
された場合は、ステップF105に進んで、各バンドに対応
する保護機能フラグを取込む。即ち図7に示したSFP
ゾーンのバイト76〜91のそれぞれにおけるビットb
7〜b4の4ビットデータを取り込む。さらにステップ
F106として全IDを取り込む。これは図8に示したSF
Pゾーンのバイト420〜499に記録されたメディア
ID及び第1ID〜第4IDのことである。
【0060】次にステップF107では、ディスク90のメ
ディアIDと、メモリ26に記憶されている記録再生装
置1に固有のドライブIDを比較照合する処理を行な
う。そして一致が得られた場合は、ステップF108からF1
09に進んで、メディア許可フラグをオンとする。一致が
得られなかった場合はステップF110でメディア許可フラ
グをオフとする。
【0061】メディア許可フラグとは、コントローラ1
1内部で設定するフラグであり、メディアIDとドライ
ブIDの一致によりオンとされるフラグである。許可フ
ラグとしては、このメディア許可フラグの他にバンド0
〜15に対応したバンド0許可フラグ,バンド1許可フ
ラグ・・・・・ バンド15許可フラグがそれぞれ設定され
る。バンド0許可フラグ〜バンド15許可フラグは、4
ビットの保護機能フラグにより示される条件が全て満足
された状態で、バンド毎に記録/再生を許可するフラグ
としてオンされるものである。
【0062】また上記したR/Wフラグは、メディア許
可フラグとバンド0許可フラグ〜バンド15許可フラグ
の全ての許可フラグがオンとされることに応じてオンと
されるものである。従ってステップF110でメディア許可
フラグがオフとされた場合や、ステップF109でメディア
許可フラグはオンとされたが、他にオフのままの許可フ
ラグが残っているとステップF111で判断された場合は、
ステップF113でR/Wフラグはオフとして処理を終了す
る。一方、ステップF109でメディア許可フラグがオンと
され、他にオフのままの許可フラグが残っていないとス
テップF111で判断された場合は、ステップF112に進んで
R/Wフラグをオンとして、処理を終了する。
【0063】このような図11の処理により、メディア
IDとドライブIDの照合が行なわれることになり、少
なくともこの一致が得られなかった場合は、R/Wフラ
グはオンとされず、基本的にはそのディスク90に対す
る記録/再生ができないことになる。つまり、ディスク
90と記録再生装置1の間の適合がチェックされ、或る
ディスク90は他の記録再生装置1では記録/再生でき
ないようにする保護機能が働くことになる。そしてこの
保護機能のためのメディアID及びドライブIDは、正
規ユーザーであっても知る必要はなく、自動的に照合さ
れるものである。従ってユーザーのメモ書きなどからI
D番号が盗まれて不正使用されるといったこともない。
【0064】例えばホストコンピュータ2からデータの
読出もしくは書込要求があった場合のコントローラ11
の処理例を図15に示す。即ち読出/書込要求があった
場合は、コントローラ11はステップF401でR/Wフラ
グを確認する。そしてR/Wフラグがオンであれば、ス
テップF402からF403に進んで、要求された読出もしくは
書込処理を実行する。一方、R/Wフラグがオフであっ
たなら、ステップF402からF404に進んで、要求された読
出もしくは書込処理を実行せずに処理を終了する。
【0065】このような処理により、メディアID及び
ドライブIDが一致してR/Wフラグがオンとされない
限りはデータの機密性保護されることになる。さらに、
R/Wフラグがオンとされるには、メディアID及びド
ライブIDが一致するだけでなく、上述したようにバン
ド毎の許可フラグ(バンド0許可フラグ・・・・・ バンド1
5許可フラグ)の全てがオンとされていなければならな
い。このバンド毎の許可フラグをオンとするためには、
ユーザーに対して、それぞれ設定された必要なID入力
が要求される。必要なID入力が行なわれてバンド毎の
許可フラグが全てオンとならなければ、R/Wフラグが
オンとされない。つまり記録/再生ができないことにな
る。これによって多重の保護機能を実現している。
【0066】図7で例をあげて説明したように、各バン
ドに対応する4ビットの保護機能フラグにより、各バン
ドの保護解除のために入力が要求されるIDが設定され
ている。本例では、IDとしては第1ID〜第4IDの
4種類があり、例えば図7のバイト78におけるタイプ
コードのビットb7〜b4は『1000』であることか
ら、バンド2について読出/書込保護の解除を行なうに
は第1IDが要求されることが示されている。このバン
ド2については、ユーザーが正しく第1IDを入力すれ
ば、要求は満たされたことになり、バンド2許可フラグ
はオンとされる。一方、バンド15についてみると、図
7の例ではビットb7〜b4は『1111』であること
から、第1ID〜第4IDの全てを正しく入力すること
が要求されるものとなる。この4つのIDの入力が行な
われることで、はじめてバンド15許可フラグはオンと
される。
【0067】このようにバンド毎の許可フラグをオンと
するためにはユーザーは保護解除プログラムを起動する
必要がある。この保護解除プログラムは、そのディスク
90がパーシャルROMディスクもしくはROMディス
クであれば、そのROM領域AEに予め格納されている
プログラムとすればよい。
【0068】保護解除プログラム起動時のコントローラ
11の処理を図12に示す。コントローラ11はまずス
テップF201として変数n=1にセットする。そしてステ
ップF202で第nIDの入力を要求する。即ちホストコン
ピュータ2のディスプレイ5においてユーザーに対して
ID入力要求を行ない、ユーザーの入力操作を待機する
(F203)。ユーザーが何らかの値を入力したら、ステップ
F204でその入力値と、ディスク90から読み込んでおい
た第nIDの照合を行ない、一致を確認する。一致した
場合はステップF205からF206に進んで第nIDに関する
解除処理を行なう。
【0069】このステップF206の第nIDに関する解除
処理の例は図13に示される。入力IDと第nIDが一
致したことに応じてステップF250で、保護機能フラグの
うちの第n対応ビットを『0』とする。なお、この処理
のために保護機能フラグとしてのb7〜b4の4ビット
の値をコントローラ11内のレジスタに取り込んでおく
必要があるが、これは図11のステップF105で実行され
た処理となる。
【0070】図12のステップF202からは、まず最初に
変数n=1とされて第1IDの入力要求が行なわれるこ
とになるが、ユーザーが正しく第1IDを入力した場合
は、図13のステップF250において第1IDフラグ(ビ
ットb7)がコントローラ11でのレジスタ上で『0』
とされることになる。例えばバンド2の保護機能フラグ
は『1000』であり、第1IDフラグであるビットb
7が『1』であるが、第1IDが正しく入力されること
により、ビットb7が『0』とされ、レジスタ上ではバ
ンド2の保護機能フラグは『0000』となる。他のバ
ンドに関してレジスタに取り込まれているそれぞれの保
護機能フラグについても同様に、ステップF250でビット
b7が『0』とされる。
【0071】次にステップF251では変数m=0にセット
する。そしてステップF252からF256のループで、各バン
ドに対応するバンド許可フラグの処理を行なっていく。
まずバンド0についてのレジスタ上での保護機能フラグ
を確認し(F252)、『0000』となっていれば、バンド
0の許可フラグをオンとする(F253)。一方、『000
0』でなっていなければ、バンド0の許可フラグをオフ
とする(F254)。そしてステップF256で変数mをインクリ
メントし、ステップF252に戻る。つまり次にバンド1に
ついて同様の処理を行なう。この処理をステップF255で
変数m=15、つまり16個の全バンドに対してのバン
ド許可フラグの処理を行なった時点で、図13の処理、
即ち図12のステップF206の処理を終える。
【0072】図12のステップF206もしくはF205からス
テップF207に進んだら、ここで全許可フラグを確認す
る。そしてメディア許可フラグと、バンド0許可フラグ
〜バンド15許可フラグの全てがオンであれば、R/W
フラグをオンとする(F208)。一方、1つでもオフのフラ
グが残されていれば、R/Wフラグをオフとする(F20
9)。
【0073】次にステップF210で変数nの確認を行な
い、またステップF211でユーザーによる終了操作を確認
して、まだ保護解除プログラムが終了ではないとされた
場合は、ステップF212で変数nがインクリメントされ、
ステップF202に戻る。即ち今度はステップF202からの処
理として第2IDの入力を要求し、ユーザーの入力に応
じて照合及び照合結果一致による第2ID解除処理を行
なう。このような処理を第4IDまで繰り返し、ステッ
プF210で変数n=4とされた時点で処理を保護解除プロ
グラムによる処理は終了される。もしくは、第4IDに
ついての処理まで行なわれなくても、ユーザーが途中で
終了操作を行なった場合は、ステップF211から処理を終
えることになる。
【0074】以上のような保護解除プログラムによって
バンド毎の保護が解除されていく様子を図9に示す。図
9(a)は保護機能付のディスク90が装填された時点
でのコントローラ11内のレジスタの状況を示している
ものである。即ち図11のステップF102,F103 で読み込
んだ情報から、ステップF105,F106 でバンド毎の保護機
能フラグと全IDをレジスタに展開し、またフラグを設
定した状態である。例えばディスク90に図7に示した
例のように各バンドについての保護機能フラグが設定さ
れていたとすると、そのb7〜b4の4ビット値が各バ
ンドの保護機能フラグとして展開される。
【0075】この状態からステップF107でメディアID
とドライブIDの比較が行なわれ、一致が得られると、
ステップF109の処理で、図9(b)のようにメディア許
可フラグがオンとされる。バンド毎の許可フラグはレジ
スタ上でb7〜b4の4ビット値が『0000』となっ
た時にオンとされるものである。このため図9(b)の
状態ではバンド毎の許可フラグの全てがオンとはなって
おらず、従って図11の処理はステップF113に進み、R
/Wフラグはオフとなる。なお、バンド0については、
もとからb7〜b4が『0000』であり、従ってバン
ド0許可フラグは最初からオンであるとすればよい。
【0076】続いて図12の保護解除プログラムが起動
され、第1ID入力の要求に対してユーザーが正しい第
1IDの値の入力を行なったとする。すると、図13に
示す第1ID、解除処理により、バンド0保護機能フラ
グ〜バンド15保護機能フラグとしての4ビットにおけ
る第1IDフラグであるビットb7が全て『0』とさ
れ、図9(c)の状態となる。即ち、この時点で、図1
3のステップF252〜F256の処理で、バンド1許可フラ
グ、バンド2許可フラグ、バンド6許可フラグなどビッ
トb7〜b4が『0000』となったバンドの許可フラ
グがオンとされる。
【0077】さらに、続いてユーザーが第2ID〜第4
IDまでを順次正しく入力していくと、最終的に図9
(d)のように全バンドについての保護機能フラグが
『0000』となり、従って全バンドについてのバンド
の許可フラグがオンとされる。これによって図12のス
テップF208の処理で、R/Wフラグがオンとされる。
【0078】図10は、バンド毎の保護が設定されなか
ったディスクが装填された場合の例である。つまり、デ
ィスク上のSFPゾーンにおいて、全バンドについての
保護機能フラグとしてのビットb7〜b4が『000
0』とされており、その保護機能フラグがレジスタ上で
図10(a)のように展開される場合である。この場
合、全てのバンドの許可フラグはオンであるとみなされ
る。
【0079】この状態から図11のステップF107でメデ
ィアIDとドライブIDの比較が行なわれ、一致が得ら
れると、ステップF109の処理で、図9(b)のようにメ
ディア許可フラグがオンとされ、さらにすべてのバンド
の許可フラグもオンとされるため、ステップF112に進
み、R/Wフラグはオンとされる。
【0080】記録/再生要求があった場合に、上述した
図15のような処理を行なうとしたら、図9(d)や図
10(b)のようにR/Wフラグがオンとされてはじめ
てそのディスクに対する記録/再生動作が可能となり、
厳重な保護機能が実現されることになる。ところで、図
15の処理例では、図9の場合のようにバンド毎に保護
機能を付したことによるバンド毎に段階的に保護解除を
行うことができるという利点は得られない。そこで、ホ
ストコンピュータ2から記録/再生要求があった場合に
は、コントローラ11は図14のような処理を行なうよ
うにしてもよい。
【0081】この図14の処理例では、ホストコンピュ
ータ2からデータの読出もしくは書込要求があった場合
に、コントローラ11はまずステップF301でR/Wフラ
グを確認する。そしてR/Wフラグがオンであれば、即
ち全ての許可フラグがオンとされている(保護解除条件
が全て満たされている)ため、ステップF302からF307に
進んで、要求された読出もしくは書込処理を実行する。
【0082】一方、R/Wフラグがオフであったら、ス
テップF302からF303に進んで、要求された読出もしくは
書込処理を行なう対象となっているバンドについて、保
護機能の有無を確認する。つまりその対象のバンドにつ
いてのディスク90に記録されている保護機能フラグが
『0000』であれば、そのバンドには保護機能が設定
されていないことになる。例えばそのデータファイルに
機密性がない場合などで、このように保護機能が元から
設定されていなければ、記録/再生を行なっても問題は
ない。そこでステップF304からF307に進んで、要求され
た読出もしくは書込処理を実行する。
【0083】ステップF304で対象のバンドについて保護
機能の設定があると判断された場合は、ステップF305で
レジスタ上に設定されているその対象バンドについての
許可フラグを確認する。そして許可フラグがオンであれ
ば、既にそのバンドについて要求されるID入力がすん
でいることになるため、ステップF306からF307に進ん
で、要求された読出もしくは書込処理を実行する。
【0084】ステップF306で許可フラグがオンではない
と判断された場合は、そのバンドに対する保護解除の条
件は満たされていないことになるため、ステップF308に
進んで、要求された記録/再生動作を実行せずに処理を
終了する。
【0085】このような処理により、バンド毎に保護機
能の差や異なる条件を設定することができる。例えば図
9(b)の時点ではバンド0は記録再生可能である。ま
た図9(c)の時点ではバンド0,バンド1,バンド
2,バンド6が記録再生可能となる。このようにバンド
に応じて保護機能の強さを異なるようにすることで、そ
のデータの機密性の強さなどに応じた決め細かい保護を
行なうことができる。また要求するIDの数だけでな
く、要求するIDを変えることにより、各種の正規ユー
ザーに対して教えるIDを変えることで、その各ユーザ
ーに応じて保護解除可能なバンドと解除できないバンド
を設定することもできる。
【0086】なお本例の場合は、図6に示したように保
護機能の有無をディスクタイプコードを利用して示すよ
うにしている。本例のように保護機能に対応しない旧型
の記録再生装置の場合、ディスクタイプコードとしては
『00h』『20h』『A0』しか受け付けず、その他
のディスクタイプコードが検出された場合はディスクエ
ラーとして記録/再生を行なわない。即ち本例の保護機
能付のディスクは、保護機能に対応しない旧型の記録再
生装置では記録・再生できないことになる。つまり旧型
の記録再生装置を用いてもデータ保護機能は保たれ、機
密性は良好に保持されることになり、好適である。
【0087】以上実施の形態としての例を説明してきた
が、本発明としてはさらに各種の処理例、記録データ例
等が考えられる。パーシャルROMディスクの場合であ
れば、ROM領域AEとリライタブル領域ARWの両方
に異なるメディアIDやその他のIDを記録してもよ
い。またパーシャルROMディスクやRAMディスクの
場合でリライタブル領域ARWにIDを記録するように
すれば、各ディスクについて1枚1枚固有のIDも簡単
に記録することができ、またID変更も可能であるた
め、より柔軟性のある保護機能を実現できる。また、メ
ディアIDとドライブIDは一致を要求される例とした
が、なんらかの規則/演算により求められる対応が得ら
れるようなIDコード体系としてもよい。
【0088】また、通常ディスク上に記録される各ファ
イルデータについては、ファイルシステムと呼ばれる管
理情報によって管理され、読出/書込が行われるように
なっている。上記のようなIDによる機密性保持機能と
ファイルシステムの融合をはかることを考えると、例え
ば保護機能が解除されていないデータファイルに対する
読出/書込の要求があった場合に、ファイルシステムが
自動的にID入力を要求するようにしてもよい。そして
そのデータファイルに適したIDが入力されたら、読出
/書込を実行する。このような場合、ユーザーに対して
はファイルアクセス時に適宜ID入力の要求が行われる
ことになり、アクセス操作時にいきなり保護機能によっ
てアクセスが不許可となってエラー表示されることはな
い。したがって例え初心者などであってもわかりやすい
操作環境を提供できることになる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、記録媒
体に保護機能識別情報と保護機能を実現するための特定
の条件を示す条件情報とを記録する。そして記録又は再
生装置としては、その記録又は再生装置に設定された装
置ID情報を記憶しておき、装填された記録媒体の保護
機能識別情報から保護機能が付加されていることが検出
された場合は、その記録媒体の条件情報としての記録媒
体ID情報と記憶手段に記憶されている装置ID情報を
比較し、正しい対応関係が得られた場合に、その記録媒
体に対する記録又は再生動作を許可するようにしてい
る。この記録媒体ID情報と、装置ID情報はそれぞれ
ユーザーサイドには表われないID情報となるため、I
D情報が盗まれることはなく、データの機密性の厳重な
保護が可能となる。
【0090】また装填された記録媒体に、条件情報とし
て、記録媒体ID情報の他に1又は複数の他の条件情報
が記録されていた場合には、記録媒体ID情報と装置I
D情報が適合されたうえで、さらに他の条件情報により
設定された条件が満たされた場合に、その記録媒体に対
する記録又は再生動作を許可するようにすることで、多
重の保護機能を実現し、より厳重な保護が可能になると
いう効果がある。
【0091】さらに他の条件情報として、入力ID要求
などの条件情報を記録媒体の領域毎に設定することで、
領域毎に保護の強さを異なるものとしたり、ユーザーに
応じた保護等を実現することができ、データの重要性な
どに応じてフレキシブルな保護を行なうことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種ディスクの説明図である。
【図2】パーシャルROMディスクのエリア構造の説明
図である。
【図3】パーシャルROMディスクのユーザーエリアの
構造の説明図である。
【図4】実施の形態における記録再生装置のブロック図
である。
【図5】実施の形態におけるパーシャルROMディスク
のSFPゾーンのデータの説明図である。
【図6】実施の形態におけるパーシャルROMディスク
の保護機能識別情報を含むメディアタイプコードの説明
図である。
【図7】実施の形態におけるパーシャルROMディスク
の保護機能フラグの説明図である。
【図8】実施の形態におけるパーシャルROMディスク
のIDエリアの説明図である。
【図9】実施の形態における保護機能解除動作の説明図
である。
【図10】実施の形態における保護機能解除動作の説明
図である。
【図11】実施の形態におけるディスク挿入時のID確
認処理のフローチャートである。
【図12】実施の形態における保護解除プログラム起動
時の処理のフローチャートである。
【図13】実施の形態における第nID解除処理のフロ
ーチャートである。
【図14】実施の形態における読出/書込要求時の処理
例のフローチャートである。
【図15】実施の形態における読出/書込要求時の処理
例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録再生装置、2 ホストコンピュータ、3 ハー
ドディスクドライバ、4 ハードディスク、5 ディス
プレイ、11 コントローラ、12 エンコーダ/デコ
ーダ、14 磁気ヘッド、15 光学ヘッド、19 D
SP、26 メモリ、90 ディスク、AE ROM領
域、ARW リライタブル領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、 特定の条件が満たされなければ当該記録媒体に対する記
    録又は再生動作が許可されないという保護機能が付加さ
    れていることを示す保護機能識別情報と、 保護機能を実現するための特定の条件を示す条件情報
    と、 が記録されていることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 特定の条件が満たされなければ記録又は
    再生動作が許可されないという保護機能が付加されてい
    ることを示す保護機能識別情報と、保護機能を実現する
    ための特定の条件を示す条件情報として少なくとも記録
    媒体ID情報が記録されている記録媒体に対する記録又
    は再生装置として、 当該記録又は再生装置に設定された装置ID情報を記録
    する記憶手段と、 装填された記録媒体の保護機能識別情報から保護機能が
    付加されていることが検出された場合は、その記録媒体
    から読み出される前記記録媒体ID情報と前記記憶手段
    に記憶されている装置ID情報を比較し、正しい対応関
    係が得られた場合に、その記録媒体に対する記録又は再
    生動作を許可する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録又は再生装置。
  3. 【請求項3】 装填された記録媒体に、条件情報とし
    て、記録媒体ID情報と、1又は複数の他の条件情報が
    記録されていた場合に、 前記制御手段は、装填された記録媒体から読み出される
    前記記録媒体ID情報と前記記憶手段に記憶されている
    装置ID情報とで正しい対応関係が得られ、さらに前記
    他の条件情報により設定された条件が満たされた場合
    に、その記録媒体に対する記録又は再生動作を許可する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録又は再生装置。
  4. 【請求項4】 特定の条件が満たされなければ記録又は
    再生動作が許可されないという保護機能が付加されてい
    ることを示す保護機能識別情報と、保護機能を実現する
    ための特定の条件を示す条件情報として少なくとも記録
    媒体ID情報と、1又は複数の他の条件情報としてそれ
    ぞれ特定のID入力を要求する入力条件情報が記録され
    ている記録媒体に対する記録又は再生方法として、 その記録媒体から読み出される前記記録媒体ID情報
    と、その記録媒体を装填した記録又は再生装置に与えら
    れている装置ID情報を比較させ、両者が正しい対応関
    係にあり、さらに前記各入力条件情報に適合するID入
    力が行なわれた場合に、その記録媒体に対する記録又は
    再生動作を許可することを特徴とする記録又は再生方
    法。
  5. 【請求項5】 前記各入力条件情報は記録媒体の領域毎
    に設定され、各入力条件情報に適合するID入力が行な
    われることに応じて、領域毎に記録又は再生動作を許可
    することを特徴とする請求項4に記載の記録又は再生方
    法。
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