JPH1047326A - トルクリミット機構内蔵ねじ - Google Patents
トルクリミット機構内蔵ねじInfo
- Publication number
- JPH1047326A JPH1047326A JP20375896A JP20375896A JPH1047326A JP H1047326 A JPH1047326 A JP H1047326A JP 20375896 A JP20375896 A JP 20375896A JP 20375896 A JP20375896 A JP 20375896A JP H1047326 A JPH1047326 A JP H1047326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- torque
- nut
- head
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ねじ自身に締付トルク設定機能を持たせたねじ
を提供することを目的とする。 【解決手段】相手側のねじ孔に螺合するねじ部と該ねじ
を回す頭部が形成されたねじにおいて、該ねじの頭部端
面から突設され、ねじが形成された締付軸と、該締付軸
を除く該頭部端面に形成された凹部と、該締付軸に挿通
する孔と該凹部に係合する凸部が端面に形成された頭部
ナットと、該締付軸に螺合するねじ孔が形成されたトル
ク調整ナットと、該締付軸に挿通された該頭部ナットの
端面と該トルク調整ナットに接触する弾性部材からな
り、該頭部ナットを回すことにより該ねじを相手側のね
じ孔にねじ込ませるようにしたことを特徴とする。
を提供することを目的とする。 【解決手段】相手側のねじ孔に螺合するねじ部と該ねじ
を回す頭部が形成されたねじにおいて、該ねじの頭部端
面から突設され、ねじが形成された締付軸と、該締付軸
を除く該頭部端面に形成された凹部と、該締付軸に挿通
する孔と該凹部に係合する凸部が端面に形成された頭部
ナットと、該締付軸に螺合するねじ孔が形成されたトル
ク調整ナットと、該締付軸に挿通された該頭部ナットの
端面と該トルク調整ナットに接触する弾性部材からな
り、該頭部ナットを回すことにより該ねじを相手側のね
じ孔にねじ込ませるようにしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、締付けトルクの設
定機能を備えたねじに関する。
定機能を備えたねじに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からねじの締結力を管理する方法に
締付けトルクを用いた管理方法が一般的に用いられてい
る。ねじを所定のトルクで締付ける方法としては、トル
ク計測器付締付工具（以下トルクレンチという）を用い
て所定のトルクに合わせて締付ける方法や、あるいは締
付けトルクを設定可能な機能を持った締付工具（締付工
具に設定値以上のトルクが掛かるとビットがスリップす
る機構になっている。）を用いて、予め所定のトルクに
設定しておき締付ける方法がある。
締付けトルクを用いた管理方法が一般的に用いられてい
る。ねじを所定のトルクで締付ける方法としては、トル
ク計測器付締付工具（以下トルクレンチという）を用い
て所定のトルクに合わせて締付ける方法や、あるいは締
付けトルクを設定可能な機能を持った締付工具（締付工
具に設定値以上のトルクが掛かるとビットがスリップす
る機構になっている。）を用いて、予め所定のトルクに
設定しておき締付ける方法がある。
【０００３】また、その他に、ねじ又はナットに回転角
度の目盛が表示されたものが有り、該目盛はねじ部のピ
ッチ又はリードとの関係でねじ締付け時の目安となるも
のである。
度の目盛が表示されたものが有り、該目盛はねじ部のピ
ッチ又はリードとの関係でねじ締付け時の目安となるも
のである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のトルク
レンチを用いてねじを締付ける方法では、締付け後に締
付トルクを確認するには再度トルクレンチ等を用いて確
認する以外になく、また、トルク設定締付工具を用いて
ねじを締付ける場合には、締付トルクを直接測定しなが
ら締付ける訳ではないので、ねじが所定のトルクで締付
けられているかどうかを確認することは容易ではない。
上述のいずれのねじ締付方法でも締付トルクの管理に問
題がある。
レンチを用いてねじを締付ける方法では、締付け後に締
付トルクを確認するには再度トルクレンチ等を用いて確
認する以外になく、また、トルク設定締付工具を用いて
ねじを締付ける場合には、締付トルクを直接測定しなが
ら締付ける訳ではないので、ねじが所定のトルクで締付
けられているかどうかを確認することは容易ではない。
上述のいずれのねじ締付方法でも締付トルクの管理に問
題がある。
【０００５】また、ねじの締結力の目安となる目盛りが
表示されたねじ及びナットは、ねじの回転角度を表示し
たものであり、締付トルクをねじの回転角度で管理しよ
うとするものである。従って、ねじの締結力が直接締付
トルクで管理されていないので、所定のトルクで締付け
られているかどうかという問題がある。そこで、本発明
は上述の問題を解決するもので、ねじ自身に締付トルク
設定機能を持たせたねじを提供することを目的とする。
表示されたねじ及びナットは、ねじの回転角度を表示し
たものであり、締付トルクをねじの回転角度で管理しよ
うとするものである。従って、ねじの締結力が直接締付
トルクで管理されていないので、所定のトルクで締付け
られているかどうかという問題がある。そこで、本発明
は上述の問題を解決するもので、ねじ自身に締付トルク
設定機能を持たせたねじを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、相手側のねじ孔に螺合するねじ部と該
ねじを回す頭部が形成されたねじにおいて、前記ねじの
頭部端面から突設され、ねじが形成された締付軸と、前
記締付軸を除く前記頭部端面に形成された凹部と、前記
締付軸に挿通する孔と前記凹部に係合する凸部が端面に
形成された頭部ナットと、前記締付軸に螺合するねじ孔
が形成されたトルク調整ナットと、前記締付軸に挿通さ
れた前記頭部ナットの端面と前記トルク調整ナットに接
触する弾性部材からなり、前記締付軸に前記頭部ナット
と前記弾性部材をを挿通し、前記トルク調整ナットをね
じ込んで該弾性部材を圧縮させ、該弾性部材の圧縮反力
により前記凹部と凸部を圧接させ、前記頭部ナットを回
すことにより前記ねじを相手側のねじ孔にねじ込ませる
ようにしたことを特徴とするものである。
達成するもので、相手側のねじ孔に螺合するねじ部と該
ねじを回す頭部が形成されたねじにおいて、前記ねじの
頭部端面から突設され、ねじが形成された締付軸と、前
記締付軸を除く前記頭部端面に形成された凹部と、前記
締付軸に挿通する孔と前記凹部に係合する凸部が端面に
形成された頭部ナットと、前記締付軸に螺合するねじ孔
が形成されたトルク調整ナットと、前記締付軸に挿通さ
れた前記頭部ナットの端面と前記トルク調整ナットに接
触する弾性部材からなり、前記締付軸に前記頭部ナット
と前記弾性部材をを挿通し、前記トルク調整ナットをね
じ込んで該弾性部材を圧縮させ、該弾性部材の圧縮反力
により前記凹部と凸部を圧接させ、前記頭部ナットを回
すことにより前記ねじを相手側のねじ孔にねじ込ませる
ようにしたことを特徴とするものである。
【０００７】また、前記頭部端面部および前記頭部ナッ
トの端面部に、鋸歯状の歯を対向させて形成したことを
特徴とするものである。また、前記頭部ナットの端面に
前記弾性部材と前記トルク調整ナットが挿入する座繰り
穴を形成したことを特徴とするものである。
トの端面部に、鋸歯状の歯を対向させて形成したことを
特徴とするものである。また、前記頭部ナットの端面に
前記弾性部材と前記トルク調整ナットが挿入する座繰り
穴を形成したことを特徴とするものである。
【０００８】
【実施例】本発明の第１実施例を図１および図２を用い
て説明する。図１は本発明の第１実施例のトルクリミッ
ト付ねじを示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡ矢視
図である。図２は本発明の第１実施例のトルクリミット
付ねじの組立順序を示す正面図である。
て説明する。図１は本発明の第１実施例のトルクリミッ
ト付ねじを示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡ矢視
図である。図２は本発明の第１実施例のトルクリミット
付ねじの組立順序を示す正面図である。
【０００９】１０はトルクリミット機構内蔵ねじ（以下
トルクリミット付ねじと言う）で、締付前に予め締付ト
ルクの設定ができるようになっている。トルクリミット
付ねじ１０は、ねじ本体１１、頭部ナット２０、トルク
調整ナット２５および皿ばね３０等により構成されてい
る。ねじ本体１１は、相手側ねじに螺合する本体ねじ部
１２、その頭部にフランジ部１３が形成され、その先端
部方向（図示上部方向）にかけて本体ねじ部１２と同軸
線上に頭部ねじ部１４が形成されている。また、フラン
ジ部１３の上方の面の外周部に鋸歯状の歯部１５が形成
されている。
トルクリミット付ねじと言う）で、締付前に予め締付ト
ルクの設定ができるようになっている。トルクリミット
付ねじ１０は、ねじ本体１１、頭部ナット２０、トルク
調整ナット２５および皿ばね３０等により構成されてい
る。ねじ本体１１は、相手側ねじに螺合する本体ねじ部
１２、その頭部にフランジ部１３が形成され、その先端
部方向（図示上部方向）にかけて本体ねじ部１２と同軸
線上に頭部ねじ部１４が形成されている。また、フラン
ジ部１３の上方の面の外周部に鋸歯状の歯部１５が形成
されている。
【００１０】頭部ナット２０は、ねじ本体１１を相手側
ねじにねじ込む時、または締め付けを緩める時のナット
である。頭部ナット２０は、中央部にねじ本体１１の頭
部ねじ部１４に挿通する孔２１と、頭部ナット２０の先
端部２２より皿ばね３０およびトルク調整ナット２５が
挿入する座繰り穴２４が形成されている。尚、座繰り穴
２４の底部は皿ばね３０の受け部となる。また、頭部ナ
ット２０の下方端部（図示下方）にはねじ本体１１のフ
ランジ部１３に形成された歯部１５に歯合する鋸歯状の
歯部２３が形成されている。また、頭部ナット２０の外
周部は六角形状に形成されており工具掛部となる。
ねじにねじ込む時、または締め付けを緩める時のナット
である。頭部ナット２０は、中央部にねじ本体１１の頭
部ねじ部１４に挿通する孔２１と、頭部ナット２０の先
端部２２より皿ばね３０およびトルク調整ナット２５が
挿入する座繰り穴２４が形成されている。尚、座繰り穴
２４の底部は皿ばね３０の受け部となる。また、頭部ナ
ット２０の下方端部（図示下方）にはねじ本体１１のフ
ランジ部１３に形成された歯部１５に歯合する鋸歯状の
歯部２３が形成されている。また、頭部ナット２０の外
周部は六角形状に形成されており工具掛部となる。
【００１１】トルク調整ナット２５は、皿ばね３０を圧
縮させて締付トルクの強度を調整する円盤状の板で、中
央部にねじ本体１１の頭部ねじ部１４に螺合するねじ孔
２６が形成されている。また、上面２８にはトルク調整
をするための工具掛用の溝２７が形成されている。尚、
工具掛は溝２７の他に孔または外周部に切欠溝等を形成
してもよい。
縮させて締付トルクの強度を調整する円盤状の板で、中
央部にねじ本体１１の頭部ねじ部１４に螺合するねじ孔
２６が形成されている。また、上面２８にはトルク調整
をするための工具掛用の溝２７が形成されている。尚、
工具掛は溝２７の他に孔または外周部に切欠溝等を形成
してもよい。
【００１２】皿ばね３０は、円板の中央部にねじ本体１
１の頭部ねじ部１４が挿通する孔３１が形成されており
全体が皿状に形成されている。皿ばね３０は、圧縮によ
るばね力により、ねじ本体１１の歯部１５と頭部ナット
２０の歯部２３との歯合部を圧接させ、トルクリミット
付ねじの締付力となる。皿ばね３０を圧縮していくと締
付トルクが増大し、より大きな締付トルクを得ることが
できる。そして、設定した締付トルク以上に達すと、ね
じ本体１１の歯部１５と頭部ナット２０の歯部２３がス
リップするので、設定した締付トルクで相手側のねじに
締結される。
１の頭部ねじ部１４が挿通する孔３１が形成されており
全体が皿状に形成されている。皿ばね３０は、圧縮によ
るばね力により、ねじ本体１１の歯部１５と頭部ナット
２０の歯部２３との歯合部を圧接させ、トルクリミット
付ねじの締付力となる。皿ばね３０を圧縮していくと締
付トルクが増大し、より大きな締付トルクを得ることが
できる。そして、設定した締付トルク以上に達すと、ね
じ本体１１の歯部１５と頭部ナット２０の歯部２３がス
リップするので、設定した締付トルクで相手側のねじに
締結される。
【００１３】次に、トルクリミット付ねじの組立を説明
する。先ず、ねじ本体１１の頭部ねじ部１４に、頭部ナ
ット２０の歯部２３の方から挿入し、ねじ本体１１の歯
部１５と歯合させる。次に、頭部ねじ部１４に皿ばね３
０の皿方向を上向きにして挿入し、もう１枚を皿方向を
下向きにして２枚の皿ばね３０の皿が対向するようにし
て挿入する。次に、頭部ねじ部１４にトルク調整ナット
２５を螺合させ、トルク調整ナット２５の端面が皿ばね
３０に当接するまでねじ込んで所定のトルクに調整す
る。尚、トルク調整は、例えば頭部ナット２０の先端部
２２とトルク調整ナット２５の上面２４が一致した時点
で所定の締付トルクになるようにしておく。
する。先ず、ねじ本体１１の頭部ねじ部１４に、頭部ナ
ット２０の歯部２３の方から挿入し、ねじ本体１１の歯
部１５と歯合させる。次に、頭部ねじ部１４に皿ばね３
０の皿方向を上向きにして挿入し、もう１枚を皿方向を
下向きにして２枚の皿ばね３０の皿が対向するようにし
て挿入する。次に、頭部ねじ部１４にトルク調整ナット
２５を螺合させ、トルク調整ナット２５の端面が皿ばね
３０に当接するまでねじ込んで所定のトルクに調整す
る。尚、トルク調整は、例えば頭部ナット２０の先端部
２２とトルク調整ナット２５の上面２４が一致した時点
で所定の締付トルクになるようにしておく。
【００１４】次に、トルクリミット付ねじの動作につい
て説明する。ねじ本体１１の本体ねじ部１２を相手側の
ねじに螺合させ、頭部ナット２０の外周部の六角形部
（工具掛部）に工具を掛け締め込んでいく。そして、締
付トルクが設定した締付トルク以上になると、ねじ本体
１１の歯部１５と頭部ナット２０の歯部２３との歯合部
が、スリップ回転して歯部の高さ分頭部ナット２０が上
昇し皿ばね３０を圧縮しながら空転するので、ねじ本体
１１は相手側のねじ孔に所定の締付トルクで締付けられ
る。尚、ねじ本体１１を相手側のねじから外すには、頭
部ナット２０の六角形部（工具掛部）に工具を掛け、ね
じ込み方向と逆方向に回して外す。
て説明する。ねじ本体１１の本体ねじ部１２を相手側の
ねじに螺合させ、頭部ナット２０の外周部の六角形部
（工具掛部）に工具を掛け締め込んでいく。そして、締
付トルクが設定した締付トルク以上になると、ねじ本体
１１の歯部１５と頭部ナット２０の歯部２３との歯合部
が、スリップ回転して歯部の高さ分頭部ナット２０が上
昇し皿ばね３０を圧縮しながら空転するので、ねじ本体
１１は相手側のねじ孔に所定の締付トルクで締付けられ
る。尚、ねじ本体１１を相手側のねじから外すには、頭
部ナット２０の六角形部（工具掛部）に工具を掛け、ね
じ込み方向と逆方向に回して外す。
【００１５】以上説明したように本実施例によれば、ね
じ自身にトルクが設定されており、設定値以上にトルク
が掛かるとねじ自身の歯合部がスリップ回転するので、
普通の締付工具を用いても設定された締付トルクでねじ
締めすることができる。従って、締付作業が容易でしか
も繰り返しの着脱でも同じ締付トルクでねじ締めするこ
とができるので、締付トルクの管理が容易になりねじ締
めの品質が向上する。尚、本実施例では皿ばねを用いた
が、その他のばね例えば、ばね定数の大きな輪ばねや波
形ばね等を用いても同じ効果を得ることができる。ま
た、ねじ本体１１および頭部ナット２０に鋸歯状の歯部
を形成したが、その他に例えば三角山形状の歯部または
台形の歯部を形成し歯合させることも可能である。
じ自身にトルクが設定されており、設定値以上にトルク
が掛かるとねじ自身の歯合部がスリップ回転するので、
普通の締付工具を用いても設定された締付トルクでねじ
締めすることができる。従って、締付作業が容易でしか
も繰り返しの着脱でも同じ締付トルクでねじ締めするこ
とができるので、締付トルクの管理が容易になりねじ締
めの品質が向上する。尚、本実施例では皿ばねを用いた
が、その他のばね例えば、ばね定数の大きな輪ばねや波
形ばね等を用いても同じ効果を得ることができる。ま
た、ねじ本体１１および頭部ナット２０に鋸歯状の歯部
を形成したが、その他に例えば三角山形状の歯部または
台形の歯部を形成し歯合させることも可能である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ルクレンチ等の締付け工具を使用せずに普通の締付工具
を用いて、指定された締付トルクでねじを締めつけるこ
とができるので締付トルクの管理が容易になる。
ルクレンチ等の締付け工具を使用せずに普通の締付工具
を用いて、指定された締付トルクでねじを締めつけるこ
とができるので締付トルクの管理が容易になる。
【図１】本発明の第１実施例のトルクリミット付ねじを
示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡ矢視図である。
示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）はＡ矢視図である。
【図２】本発明の第１実施例のトルクリミット付ねじの
組立順序を示す正面図ある。
組立順序を示す正面図ある。
１０・・・・・トルクリミット付ねじ １１・・・・・ねじ本体 １２・・・・・本体ねじ部 １３・・・・・フランジ部 １４・・・・・頭部ねじ部 １５、２３・・歯部 ２０・・・・・頭部ナット ２１、３１・・孔 ２２・・・・・先端部 ２４・・・・・座繰り穴 ２５・・・・・トルク調整ナット ２６・・・・・ねじ孔 ２７・・・・・溝 ２８・・・・・上面 ３０・・・・・皿ばね
Claims (3)
- 【請求項１】 相手側のねじ孔に螺合するねじ部と該ね
じを回す頭部が形成されたねじにおいて、 前記ねじの頭部端面から突設され、ねじが形成された締
付軸と、 前記締付軸を除く前記頭部端面に形成された凹部と、 前記締付軸に挿通する孔と前記凹部に係合する凸部が端
面に形成された頭部ナットと、 前記締付軸に螺合するねじ孔が形成されたトルク調整ナ
ットと、 前記締付軸に挿通された前記頭部ナットの端面と前記ト
ルク調整ナットに接触する弾性部材からなり、 前記締付軸に前記頭部ナットと前記弾性部材をを挿通
し、前記トルク調整ナットをねじ込んで該弾性部材を圧
縮させ、該弾性部材の圧縮反力により前記凹部と凸部を
圧接させ、前記頭部ナットを回すことにより前記ねじを
相手側のねじ孔にねじ込ませるようにしたことを特徴と
するトルクリミット機構内蔵ねじ。 - 【請求項２】 前記頭部端面部および前記頭部ナットの
端面部に、鋸歯状の歯を対向させて形成したことを特徴
とする請求項１記載のトルクリミット機構内蔵ねじ。 - 【請求項３】 前記頭部ナットの端面に前記弾性部材と
前記トルク調整ナットが挿入する座繰り穴を形成したこ
とを特徴とする請求項１記載のトルクリミット機構内蔵
ねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375896A JPH1047326A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | トルクリミット機構内蔵ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375896A JPH1047326A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | トルクリミット機構内蔵ねじ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047326A true JPH1047326A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16479355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20375896A Withdrawn JPH1047326A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | トルクリミット機構内蔵ねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047326A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2841946A1 (fr) * | 2002-07-03 | 2004-01-09 | Schneider Electric Ind Sa | Borne a vis a limitation de couple |
| EP2292945A1 (de) * | 2009-09-02 | 2011-03-09 | KNORR-BREMSE Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse mit Rutschkupplung für die Nachstelleinrichtung |
| CN104863949A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 三木普利（日本）有限公司 | 螺纹紧固件 |
| CN106257066A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-28 | 深圳灿能科技有限公司 | 一种安装支架 |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP20375896A patent/JPH1047326A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2841946A1 (fr) * | 2002-07-03 | 2004-01-09 | Schneider Electric Ind Sa | Borne a vis a limitation de couple |
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| DE102015002026A1 (de) | 2014-02-24 | 2015-08-27 | Miki Pulley Co., Ltd. | Schraubenbefestigungsmittel |
| KR20150100531A (ko) * | 2014-02-24 | 2015-09-02 | 미키풀리주식회사 | 나사 체결구 |
| JP2015158221A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 三木プーリ株式会社 | ねじ締結具 |
| US9587665B2 (en) | 2014-02-24 | 2017-03-07 | Miki Pulley Co., Ltd. | Screw fastener |
| DE102015002026B4 (de) | 2014-02-24 | 2018-09-06 | Miki Pulley Co., Ltd. | Schraubenbefestigungsmittel |
| CN106257066A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-28 | 深圳灿能科技有限公司 | 一种安装支架 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |