JPH104650A - エンジンに装着された発電機 - Google Patents

エンジンに装着された発電機

Info

Publication number
JPH104650A
JPH104650A JP29764996A JP29764996A JPH104650A JP H104650 A JPH104650 A JP H104650A JP 29764996 A JP29764996 A JP 29764996A JP 29764996 A JP29764996 A JP 29764996A JP H104650 A JPH104650 A JP H104650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
crankshaft
flywheels
flywheel
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29764996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3131161B2 (ja
Inventor
Teruaki Kamiyoshi
照明 神吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP08297649A priority Critical patent/JP3131161B2/ja
Publication of JPH104650A publication Critical patent/JPH104650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3131161B2 publication Critical patent/JP3131161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンに装着される発電機の出力アップ
を、エンジンの改変や電気系統の複雑化を招くことなく
可能とする。 【解決手段】 エンジンに装着される発電機を以下の構
成とする。エンジンのクランクシャフト2の一端部に、
発電用の磁石27,28を有する複数のフライホイール
16,17をクランクシャフト2の軸方向に並べて装着
する。各フライホイール16,17の磁石27,28に
対向する発電用のコイル31,32をエンジンの固定部
2,29に支持させる。複数のフライホイール16,1
7は、クランクシャフト2における回転モーメントも稼
ぐので、クランクシャフト2の回転むらを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車、四輪車等
のエンジンに装着された発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二輪車や四輪車における発電機の従来例
として、例えば図5に示す構造のものが知られている。
この発電機は、クランクシャフト51の一端部に装着し
たギヤ付きフライホイール52のボス52aに、発電用
の磁石53を有するフライホイール54を装着してロー
タとすると共に、前記フライホイール52,54を覆う
カバー55に、前記磁石53に対向する発電用のコイル
56を固定してステータとしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ランプ、オ
ーディオ、グローブヒーター等のアクセサリーパーツを
多く備えた車種では、発電機の出力アップが要請され
る。そこで、ロータの径を大きくしてその周速を増大さ
せることにより発電機の出力アップを図ろうとすると、
それに応じて前記カバー55や、このカバー55が固定
されるクランクケース57の径も大きくしなければなら
ず、エンジン自体も含めた改造が必要になる。また、ロ
ータを構成する前記フライホイール54の周壁54aを
軸方向に長くして磁石53の幅寸法を大きくすることに
より発電機の出力アップを図る場合、前記フライホイー
ル54の周壁54aの開口端部58が遠心力で拡径変化
するため、高速時に磁石53とコイル56の間のギャッ
プが広がり、所望の値が得られず、出力不能を招く。
【0004】このほか、前記クランクシャフト51以外
の回転軸であるバランサシャフト、ミッションインまた
はアウトの軸端部に別の発電機を装着する構成も考えら
れるが、これらの軸端部には、それぞれクラッチや各種
のギヤが装着済みであり、発電機を新たに装着できるス
ペースは殆どない。
【0005】さらに、別の従来例として、クランクシャ
フトの両端部のそれぞれに1台ずつ発電機を取り付けた
構造のもの(特開昭62−295784号公報参照)も
あるが、この場合、発電機が左右に分離するため、電気
系統の配線が複雑になる。
【0006】本発明は、このような課題を解消し、エン
ジンの改変を必要としたり、電気系統の複雑化を招くこ
となく、発電機の出力アップを図ることのできるエンジ
ンに装着された発電機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の発電機は、エンジンのクランクシャフトの
一端部に設けられて、発電用の磁石を有する複数のフラ
イホイールが、クランクシャフトの軸方向に並んで位置
し、各フライホイールの磁石に対向する発電用のコイル
を、エンジンの固定部に支持させたものである。この発
電機によれば、クランクシャフトの軸方向に複数並べて
装着されるフライホイールにより、エンジンを改変する
ことなく容易に発電機の出力アップを図ることができ
る。また、それらの複数のフライホイールによってクラ
ンクシャフトの回転慣性モーメントを大きくすることが
でき、クランクシャフトの回転むらを抑制できる。
【0008】本発明の一実施形態では、各フライホイー
ルは、周壁とこの周壁の軸方向の一端に連設された端壁
とを有し、軸方向の他端に開口した椀形のものとされて
おり、1対のフライホイールが、その端壁同志を対向さ
せて配置されている。この発電機によれば、一方のフラ
イホールの開口側がクランクシャフトの端縁側に、他方
のフライホイールの開口側がクランクシャフトの軸方向
内側に向くので、各フライホイールの磁石と対向するコ
イルを配置するためのスペースを容易に確保できる。
【0009】また、本発明の一実施形態では、前記クラ
ンクシャフトに単一のロータ台を固定し、このロータ台
に、第1および第2のフライホイールの端壁を固定して
いる。この構成によれば、単一のロータ台を介して両フ
ライホイールをクランクシャフトに固定できるので、両
フライホイール固定のための部品およびスペースを節減
でき、それだけフライホイールおよびこれに対応するコ
イルの配置スペースを大きくすることができる。
【0010】本発明の一実施形態では、複数のフライホ
イールは一体物で形成されている。この構成によれば、
発電機の部品点数が減少し、組立工数も減少するので、
低コスト化を図ることができる。また、発電機の重量を
軽減できる。
【0011】本発明の一実施形態では、1対のフライホ
イールとこれらを前記クランクシャフトに固定するロー
タ台とが一体物で形成されており、各フライホイールの
端壁は単一の共通の立壁からなる。この構成によれば、
発電機の部品点数がさらに減少し、組立工数も減少する
ので、低コスト化を図ることができる。また、発電機の
重量をさらに軽減できる。
【0012】さらに、本発明の一実施形態では、前記ク
ランクシャフトを回転自在に支持するクランクケースに
フライホイールを覆うカバーを固定し、前記クランクシ
ャフトの端縁側に位置する第1のフライホイールに対応
する第1のコイルを前記カバーに支持させ、第1のフラ
イホイールよりもクランクシャフトの軸方向内方側に位
置する第2のフライホイールに対応する第2のコイルを
クランクケースに支持させている。この構成によれば、
各フライホールに対応するコイルをカバーやクランクケ
ースに支持させるので、コイルを支持するためのスペー
スを無理なく確保できる。
【0013】また、本発明の一実施形態では、前記第2
のコイルを台板に固定し、この台板を前記クランクケー
スに固定している。この構成によれば、組立にあたっ
て、クランクシャフトの軸方向内方側に配置される第2
のコイルを予め台板に取り付けておき、この台板をクラ
ンクケースに固定することにより、第2のコイルをクラ
ンクケースに容易に装着できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態であ
る発電機を装着した自動二輪車のエンジンの部分縦断面
図である。クランクシャフト1はクランクケース2に回
転自在に支持され、そのクランクシャフト1の一端部は
前記クランクケース2の端面から若干突出させてある。
前記クランクシャフト1の一端部には段部3が形成さ
れ、その段部3から軸端縁までの部分には外周スプライ
ン歯4が形成されている。また、前記クランクシャフト
1の軸心部分には、その軸端縁からクランクウエブ1a
部分まで延びるボルト孔5が形成されている。
【0015】前記クランクシャフト1の一端部には、ク
ランクシャフト1の回転を図示しないバランサーに伝え
るギヤ6と、ロータ台7と、位置決めリング8とが、こ
れらの順序で軸端縁側に向け並べて装着されている。
【0016】すなわち、前記ギヤ6のボス6aには内周
スプライン9が形成され、この内周スプライン歯9を前
記クランクシャフト1の外周スプライン歯4に嵌合させ
ることにより、前記ギヤ6が前記段部3に当接する位置
に装着される。前記ロータ台7のボス7aにも内周スプ
ライン歯10が形成され、この内周スプライン歯10を
前記クランクシャフト1の外周スプライン歯4に嵌合さ
せることにより、ロータ台7がクランクシャフト1に装
着される。前記位置決めリング8にも内周スプライン歯
11が形成され、この内周スプライン歯11を前記クラ
ンクシャフト1の外周スプライン歯4に嵌合させること
により、位置決めリング8がクランクシャフト1に装着
される。また、前記クランクシャフト1の前記ボルト孔
5には締付けボルト12が螺着され、その締付けボルト
12の頭部12aに当てつけられた座金13を介して、
前記位置決めリング8、ロータ台7およびギヤ6が締め
付けられる。
【0017】前記ロータ台7と位置決めリング8の間の
スプライン嵌合による回転方向のがたを解消するため
に、ロータ台7と位置決めリング8の相対向する端面に
は互いに噛み合う爪14,15がそれぞれ複数個形成さ
れている。図2に示すように、ロータ台側爪14のクラ
ンクシャフト回転方向P側の端縁には、位置決めリング
8に近接するにつれて前記回転方向P側とは反対側に向
かうカム斜面14aが形成されている。また、位置決め
リング側爪15の前記回転方向P側とは反対側の端縁に
は、ロータ台7に近接するにつれてクランクシャフト回
転方向P側に向かうカム斜面15aが形成されている。
その結果、前記締付けボルト12で締め付けた状態で
は、前記両爪14,15が相互に圧接し、カム作用によ
りロータ台7が回転方向Pとは反対側に加圧される。こ
れにより、図1のロータ台7側の内周スプライン歯10
と、クランクシャフト1側の外周スプライン歯4とが圧
接し、ロータ台7の円周方向のがたが解消される。
【0018】前記ロータ台7には第1および第2のフラ
イホイール16,17が互いに背中合わせの配置で固定
されている。すなわち、前記両フライホイール16,1
7はそれぞれ周壁16a,17aと、これら周壁の軸方
向の一端に連設された端壁16b,17bとを有し、軸
方向の他端を開口させた椀形としてあり、第1のフライ
ホイール16はその開口がクランクシャフト1の軸端縁
側に向く姿勢で、その端壁16bがリベット18により
前記ロータ台7に固定されている。また、第2のフライ
ホイール17はその開口がクランクシャフト1の軸方向
内側に向く姿勢で、その端壁17bがリベット19によ
り前記ロータ台7に固定されている。前記両フライホイ
ール16,17の各周壁16a,17aの内周面には、
それぞれ発電用の磁石27,28が設けられている。こ
のようにして、クランクシャフト1の一端部に発電機の
2つのロータが構成される。
【0019】前記クランクケース2の端面には、前記両
フライホイール16,17を覆うカバー29が、その外
周部に挿通されたボルト30により締付け固定されてい
る。前記カバー29に一体形成した取付部29a(エン
ジンの固定部の一例)には、前記第1のフラーホイール
16の磁石27に対向する複数の第1の発電用コイル3
1がボルト33により締付け固定されている。
【0020】また、前記ギヤ6のボス6aの外周側に
は、ボス34aを有する台板34が配置され、そのボス
34aには前記第2のフライホイール17の磁石28に
対向する複数の第2の発電用コイル32がボルト35に
より締付け固定されている。さらに、前記台板34の周
縁部は、前記クランクケース2に一体形成した取付部2
a(エンジンの固定部の一例)にボルト36により締付
け固定されている。組立てにあたって、前記複数の第2
のコイル32を予め台板34に固定し、その台板34を
クランクケース2に固定することにより、そのコイル3
2のセットを容易に行うことができる。このようにし
て、前記2つのロータに対応する発電機の2つのステー
タが構成される。
【0021】上述したように、前記両フライホイール1
6,17は背中合わせに配置されているため、第1のフ
ライホイール16に対応する第1のコイル31を配置す
るスペースを前記カバー29側に確保でき、そのコイル
31を容易に前記カバー29に支持できる。第2のフラ
イホイール17に対応する第2のコイル32を配置する
スペースも、前記ギヤ6と前記フライホイール17との
間、つまりフライホイール17のクランクケース2側に
確保でき、そのコイル32を容易にクランクケース2に
支持できる。また、前記両フライホイール16,17
は、前記クランクシャフト1に装着した単一のロータ台
7に固定してあるため、両フライホイール16,17を
固定するためのスペースを大幅に削減でき、それだけ、
フライホイール16,17自身および対応するコイル3
1,32の配置スペースを十分に確保できる。
【0022】前記カバー29に一体形成した別の取付部
29bには、点火信号発生用のパルサーコイル37がボ
ルト39により締付け固定されている。また、前記第1
のフライホイール16の周壁16aの外周面には、前記
パルサーコイル37に対向する点火信号発生用突起38
が形成されている。
【0023】この実施形態の場合、発電機のロータとな
る第1および第2のフライホイール16,17をクラン
クシャフト1の一端部に軸方向に並べて装着してあるの
で、ロータの合計の軸方向長さを十分稼ぐことができ、
発電機の出力アップを図ることができる。また、図4に
示す従来の構成におけるギヤ付きフライホイール52の
スペースに、この実施形態における前記ギヤ6、第2の
フライホイール17および第2のコイル32を配置でき
るので、エンジンを改変することなく従来の構成のもの
をこの実施形態の構成に容易に変更できる。また、前記
ギヤ6と第2のフライホイール17とで、従来の構成に
おけるギヤ付きフライホイール52に相当するクランク
シャフト1の回転慣性モーメントを稼ぐことができ、ク
ランクシャフト1の回転むらを抑制できる。
【0024】図3は本発明の第2実施形態である発電機
を装着した自動二輪車のエンジンの部分縦断面図であ
る。この実施形態は、前記第1実施形態の両フライホイ
ール16,17とロータ台7を一体形成したものであ
る。すなわち、背中合わせに配置した第1および第2の
フライホイール16,17の端壁16b,17bを単一
の共通の立壁42で形成して1個のホイール体60を造
り、両フライホイール16,17の開口は軸方向の一方
と他方にそれぞれ向いている。さらに、この両フライホ
イール16,17をクランクシャフト1に固定するロー
タ台7も両フライホイール16,17に一体形成されて
いる。
【0025】前記クランクシャフト1の一端部の、前記
バランサ駆動用ギヤ6と位置決めリング8との間に、前
記ホイール体60に一体形成されたロータ台7がスプラ
イン嵌合される。両フライホイール16,17の各周壁
16a,17aの内周面には、それぞれ発電用の磁石2
7,28が設けられており、また、前記第1のフライホ
イール16の周壁16aの外周面には、前記パルサーコ
イル37に対向する点火信号発生用突起38が形成され
ている。その他の構成は図1に示した第1の実施形態の
場合と同様である。
【0026】この実施形態では、前記第1,第2のフラ
イホイール16,17およびロータ台7が一体に形成さ
れているため、それぞれの部品を別個に設ける必要がな
く、また、第1および第2のフライホイールとロータ台
を固定するリベットも不要となるので、部品点数が減少
し、組立工数が減少するので、低コスト化を図ることが
できる。また、発電機の重量を軽減できる。さらに、第
1および第2のフライホイール16,17の端壁16
b,17bを単一の共通の立壁42で形成したことから
その軸方向の厚さを小さくでき、したがって、磁石28
の軸方向の長さを図1の磁石28よりも大きくできるの
で、第1実施形態よりも発電量を向上することができ
る。なお、第1および第2のフライホイール16,17
のみを一体とし、別体のロータ台に固定してもよい。
【0027】図4は本発明の第3実施形態である発電機
を装着した自動二輪車のエンジンの部分縦断面図であ
る。この実施形態では、第1および第2のフライホイー
ル16,17が共に、それらの開口をクランクシャフト
1の軸端縁側に向けて配置され、第2のフライホイール
17の磁石28に対向する第2の発電用のコイル32
は、台板44を介して前記カバー29に支持されてい
る。
【0028】すなわち、前記クランクシャフト1の一端
部の、前記ギヤ6と位置決めリング8との間に、第1お
よび第2のロータ台47,48がスプライン嵌合され、
第1のロータ台47には第1のフライホイール16がリ
ベット18により、第2のロータ台48には第2のフラ
ーホイール17がリベット19により、それぞれ分離し
て固定される。前記第2のロータ台48のボス48aの
外周側には、取付けボス44aを有する台板44が配置
され、その取付けボス44aに、前記第2のフライホイ
ール17の磁石28に対向するコイル32が、ボルト4
5により締付け固定されている。前記カバー29は軸方
向に2分割された胴部29Aと蓋部29Bとがボルト4
6で結合されてなる。前記台板44の周縁は、前記カバ
ー29の胴部29Bにボルト49により締付け固定され
ている。その他の構成は図1に示した先の実施形態の場
合と同様である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のエンジンに装着
された発電機によれば、エンジンのクランクシャフト1
の一端部に、複数並べて装着したフライホイール16、
17により、エンジンを改変することなく容易に発電機
の出力アップを図ることができる。また、これら複数の
フライホイール16、17によってクランクシャフト1
における回転慣性モーメントも十分稼ぐことができ、ク
ランクシャフト1の回転むらを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る発電機が装着され
た自動二輪車のエンジンの部分縦断面図である。
【図2】同発電機における位置決めリングとロータ台と
の嵌め合い構造を示す拡大横断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る発電機が装着され
た自動二輪車のエンジンの部分縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る発電機が装着され
た自動二輪車のエンジンの部分縦断面図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…クランクシャフト、2…クランクケース(エンジン
の固定部)、7…ロータ台、16…第1のフライホイー
ル、16a…周壁、16b…端壁、17…第2のフライ
ホイール、17a…周壁、17b…端壁、27…第1の
磁石、28…第2の磁石、29…カバー(エンジンの固
定部)、31…第1のコイル、32…第2のコイル、3
4…台板、44…台板、47…第1のロータ台、48…
第2のロータ台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランクシャフトの一端部に
    設けられて、発電用の磁石を有する複数のフライホイー
    ルが、クランクシャフトの軸方向に並んで位置し、各フ
    ライホイールの磁石に対向する発電用のコイルがエンジ
    ンの固定部に支持されているエンジンに装着された発電
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各フライホイール
    は、周壁とこの周壁の軸方向の一端に連設された端壁と
    を有し、軸方向の他端が開口した椀形であり、1対のフ
    ライホイールが、その端壁同志を対向させて配置されて
    いるエンジンに装着された発電機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記クランクシャフ
    トに単一のロータ台が固定され、このロータ台に1対の
    フライホイールの端壁が固定されているエンジンに装着
    された発電機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、複数のフライホイー
    ルは一体物で形成されているエンジンに装着された発電
    機。
  5. 【請求項5】 請求項2において、1対のフライホイー
    ルとこれらを前記クランクシャフトに固定するロータ台
    とが一体物で形成されており、各フライホイールの端壁
    は単一の共通の立壁からなるエンジンに装着された発電
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記クランクシャフトを回転自在に支持するクランクケ
    ースにフライホイールを覆うカバーが固定され、前記ク
    ランクシャフトの端縁側に位置する第1のフライホイー
    ルに対応する第1のコイルは前記カバーに支持され、第
    1のフライホイールよりもクランクシャフトの軸方向内
    方側に位置する第2のフライホイールに対応する第2の
    コイルは前記クランクケースに支持されているエンジン
    に装着された発電機。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第2のコイルは
    台板に固定され、この台板が前記クランクケースに固定
    されているエンジンに装着された発電機。
JP08297649A 1996-04-16 1996-10-17 エンジンに装着された発電機 Expired - Fee Related JP3131161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08297649A JP3131161B2 (ja) 1996-04-16 1996-10-17 エンジンに装着された発電機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11961896 1996-04-16
JP8-119618 1996-04-16
JP08297649A JP3131161B2 (ja) 1996-04-16 1996-10-17 エンジンに装着された発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH104650A true JPH104650A (ja) 1998-01-06
JP3131161B2 JP3131161B2 (ja) 2001-01-31

Family

ID=26457309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08297649A Expired - Fee Related JP3131161B2 (ja) 1996-04-16 1996-10-17 エンジンに装着された発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3131161B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100361372C (zh) * 2003-09-22 2008-01-09 洪宝川 车轮之自动发电装置
WO2009100448A1 (en) * 2008-02-07 2009-08-13 Magnetic Applications Inc. Compact high power alternator
JP2009291031A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Namiki Precision Jewel Co Ltd ブラシレスモータ
US8093772B2 (en) 2006-02-02 2012-01-10 Magnetic Applications, Inc. Controller for AC generator
US8207642B2 (en) 2003-07-10 2012-06-26 Magnetic Applications Inc. Compact high power alternator
DE102013100372A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo K.K. Generator mit axialem Spalt
DE102013100369A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo K.K. Generator mit axialem Spalt
DE102013100365A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Generator mit axialem Spalt
DE102013113697A1 (de) 2012-12-11 2014-06-12 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Stromgenerator mit axialem Spalt

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8207642B2 (en) 2003-07-10 2012-06-26 Magnetic Applications Inc. Compact high power alternator
CN100361372C (zh) * 2003-09-22 2008-01-09 洪宝川 车轮之自动发电装置
US8093772B2 (en) 2006-02-02 2012-01-10 Magnetic Applications, Inc. Controller for AC generator
WO2009100448A1 (en) * 2008-02-07 2009-08-13 Magnetic Applications Inc. Compact high power alternator
JP2011512118A (ja) * 2008-02-07 2011-04-14 マグネティック アプリケーションズ インコーポレイテッド 小型高出力オルタネータ
US8018108B2 (en) 2008-02-07 2011-09-13 Magnetic Applications, Inc. Compact high power alternator
JP2009291031A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Namiki Precision Jewel Co Ltd ブラシレスモータ
DE102013100369A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo K.K. Generator mit axialem Spalt
DE102013100372A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo K.K. Generator mit axialem Spalt
DE102013100365A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Generator mit axialem Spalt
JP2013148015A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Fuji Heavy Ind Ltd アキシャルギャップ型発電体
CN103244264A (zh) * 2012-01-19 2013-08-14 富士重工业株式会社 轴向间隙型发电体
US8941279B2 (en) 2012-01-19 2015-01-27 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Axial gap type generator
US9071088B2 (en) 2012-01-19 2015-06-30 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Axial gap type generator
US9083211B2 (en) 2012-01-19 2015-07-14 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Axial gap type generator
CN103244264B (zh) * 2012-01-19 2015-10-21 富士重工业株式会社 轴向间隙型发电体
DE102013113697A1 (de) 2012-12-11 2014-06-12 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Stromgenerator mit axialem Spalt
US9385577B2 (en) 2012-12-11 2016-07-05 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Axial gap-type power generator

Also Published As

Publication number Publication date
JP3131161B2 (ja) 2001-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3423864B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
US10400734B2 (en) Electric machine having a housing in the form of a drive bearing and having an internal gear mounted therein
WO2006121045A1 (ja) エンジンに搭載されるジェネレータ/モータ
US5966985A (en) Engine starter
US9982648B2 (en) Electric machine having a housing in the form of a drive bearing and having an internal gear mounted therein
JP3131161B2 (ja) エンジンに装着された発電機
JP3968337B2 (ja) 特に自動車用の駆動系統
JP4027604B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP3575529B2 (ja) ハイブリット車用駆動装置
JP3284183B2 (ja) ハイブリッド車両駆動装置
JP3707337B2 (ja) 車両用モータアシスト取付方法
JP3610651B2 (ja) 回転電機
JP2000039034A (ja) 多板クラッチのためのケ―シング
JPH11332010A (ja) ハイブリッド車両用モータ
US20030193254A1 (en) Magnet arrangement for rotating electrical machine
JP3706706B2 (ja) エンジンへの発電機取付構造
KR20210105133A (ko) 엔진-모터 결합 구조 및 이를 포함하는 하이브리드 시스템
JPS6332997Y2 (ja)
JP2001090544A (ja) エンジン発電装置の連結構造
CN212928041U (zh) 轻度混合起动发电机、混合系统和电机组装系统
JP2996796B2 (ja) Vベルト式変速装置の動力伝達部構造
JP3002619U (ja) 内燃機関用フライホイール磁石回転子
KR102406125B1 (ko) 경사형 모터
JP2003515307A (ja) ロータ本体
JP3531148B2 (ja) クラッチ機構付フライホイール磁石回転子

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees