JPH104533A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH104533A
JPH104533A JP8153820A JP15382096A JPH104533A JP H104533 A JPH104533 A JP H104533A JP 8153820 A JP8153820 A JP 8153820A JP 15382096 A JP15382096 A JP 15382096A JP H104533 A JPH104533 A JP H104533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カメラ等において、記録された情報を効
率よく再生する。 【解決手段】 メモリ等に記憶されている記録データの
内、直前または直後に記録された記録データとの記録時
間の差が所定の時間以内である場合は、同一の再生単位
とし、再生単位を構成する。再生する場合は、最も新し
い記録データを含む再生単位から順番に再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、音声、映像、または線画などの情報が入力さ
れ、入力されたこれらの情報を入力日時とともに記録す
る情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子カメラ等において、撮影され
た画像は、メモリなどの記憶装置に時系列的に記憶さ
れ、再生する際は、メモリに記憶された順番で(時系列
で)再生されていた。
【0003】例えば、図18に示すように、5月1日に
画像A乃至Cの3つが記録され、5月21日に画像D,
Eの2つが記録され、更に、5月22日に画像F乃至J
の5つが記録された場合、これらの画像は、図19に示
すような順序でメモリに記憶されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラでは、複数の画像がメモリに記憶されている場合
に、これらの画像を再生すると、撮影された時間が古い
順に再生されるようになされていた。
【0005】即ち、図19の例では、先ず、画像Aが再
生され、続いて、画像B乃至Jが順に再生されていた。
【0006】このような場合、例えば、いま、画像G乃
至Jを撮影したとし、撮影された画像を確認するために
再生を行うと、先ず、以前に撮影された画像(画像A乃
至F)が再生され、続いて、所望の画像G乃至Jが再生
されることになる。従って、所望の画像が再生されるま
でに、多くの時間を要するという課題があった。
【0007】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、電子カメラ等に記録された所望の情報が
再生されるまでの時間を短縮することを可能とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、情報を入力する入力手段と、日時を計時する
計時手段と、入力手段から入力された情報と、情報が入
力された時点の入力日時とを記録する記録手段と、記録
手段に記録された入力日時に応じて、情報を再生する際
の再生単位を構成する再生単位構成手段と、再生単位構
成手段によって構成された少なくとも1つ以上の再生単
位を、所定の順序で選択する選択手段と、選択手段によ
って選択された再生単位に含まれている情報を、記録手
段に記録されている入力日時に応じて再生する再生手段
とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項8に記載の情報処理装置は、情報を
入力する入力手段と、年月日を計時する計時手段と、入
力手段から入力された情報と、情報が入力された時点の
入力年月日とを記録する記録手段と、カレンダを表示す
るカレンダ表示手段と、カレンダ表示手段によって表示
されたカレンダ上の所定の年月日を指定する指定手段
と、指定手段によって指定された年月日を入力年月日と
する情報を、記録手段から検索する検索手段と、検索手
段によって検索された情報を再生する再生手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0011】図1及び図2は、本発明を適用した電子カ
メラの一実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の
電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合におい
て、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ側に
向けられる面が面X2とされている。面X1の上端部に
は、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファインダ
2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、及び、被
写体を照明する場合に発光される発光部(フラッシュラ
ンプ)4が設けられている。
【0012】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1の、ファインダ2、撮影レンズ3、発光部4が
形成されている部分に対向する部分)には、上記ファイ
ンダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を
出力するスピーカ5(再生手段)が設けられている。ま
た、面X2に形成されているLCD6(再生手段、カレ
ンダ表示手段)および操作キー7(メニューキー7A、
実行キー7B、クリアキー7C、キャンセルキー7D、
およびスクロールキー7E)は、ファインダ2、撮影レ
ンズ3、発光部4、及びスピーカ5よりも、鉛直下側に
形成されている。LCD6の表面上には、後述するペン
型指示装置の接触操作により、指示された位置に対応す
る位置データを出力する、いわゆるタッチタブレット6
A(入力手段、指定手段)が形成されている。
【0013】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0014】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、以下に示
すキーによって構成されている。すなわち、メニューキ
ー7Aは、LCD6上にメニュー画面を表示する場合に
操作されるキーである。実行キー7Bは、ユーザによっ
て選択された記録情報を再生する場合に操作されるキー
である。
【0015】クリアキー7Cは、記録した情報を削除す
る場合に操作されるキーである。キャンセルキー7D
は、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0016】電子カメラ1の上面である面Zには、音声
を集音するマイクロホン8(入力手段)、及び図示せぬ
イヤホンが接続されるイヤホンジャック9が設けられて
いる。
【0017】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10、電源スイッチ
11、および、ACアダプタを接続するためのACアダ
プタジャック15が設けられている。
【0018】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、撮影時の連写モードを切り換えるときに操作され
る連写モード切り換えスイッチ13が設けられている。
なお、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイッチ
10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちらの手
で持っても、違和感のないように構成されている。
【0019】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0020】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0021】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0022】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0023】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図3は、図1及び図2に示す電子カメラの内
部の構成例を示す斜視図である。CCD20(入力手
段)は、撮影レンズ3の後段(面X2側)に設けられて
おり、撮影レンズ3を介して結像する被写体の光画像を
電気信号に光電変換するようになされている。
【0024】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3型乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21が発生する電力が装置の各部に供
給される。また、発光部4を発光させるための電荷を蓄
積しているコンデンサ22は、バッテリ21と並べて配
置されている。
【0025】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する種々の制御回路が形成されている。また、
回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間には、
挿抜可能なメモリカード24(記録手段)が設けられて
おり、この電子カメラ1に入力される各種の情報が、メ
モリカード24の予め設定されている領域に記録され
る。
【0026】なお、本実施例においては、メモリカード
24は挿抜可能とされているが、回路基板23上にメモ
リを設け、そのメモリに各種情報を記録するようにして
もよい。また、メモリ(メモリカード24)に記録され
ている各種情報を、図示せぬインタフェースを介して外
部のパーソナルコンピュータに出力することができるよ
うにしてもよい。
【0027】次に、本実施例の電子カメラ1の内部の電
気的構成を、図4のブロック図を参照して説明する。レ
ンズ駆動路30は、CPU36(再生単位構成手段、選
択手段、カレンダ表示手段、検索手段)に制御され、撮
影レンズ3を光軸方向に移動させ、オートフォーカスを
実行する。複数の画素を備えているCCD20は、各画
素に結像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換
するようになされている。また、CCD駆動回路39
は、ディジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPとい
う)33に制御され、CCD20を駆動するようになさ
れている。
【0028】画像処理部31は、CCD20が光電変換
した画像信号を所定のタイミングで相関二重サンプリン
グすると共に、オートゲインコントロールにより、サン
プリングされた画像信号の信号値が最適となるよう制御
する。アナログ/ディジタル変換回路(以下、A/D変
換回路という)32は、画像処理部31でサンプリング
した画像信号をディジタル化してDSP33に供給する
ようになされている。
【0029】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に後述する所定の処理を施し、圧縮伸長回路およびメ
モリコントローラ(以下、圧縮伸長回路と略記する)3
4に供給する。圧縮伸長回路34は、DSP33から供
給された画像信号(以下、単に撮影画像データという)
を圧縮し、CPU36の制御に応じて、メモリカード2
4の所定の領域(撮影画像記録領域)に格納するように
なされている。
【0030】タイマ45(計時手段)は、撮影した日時
(年、月、日、時間)の情報を画像データのヘッダ情報
として、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録す
るようになされている(すなわち、メモリカード24の
撮影画像記録領域に記録される撮影画像データには、撮
影日時のデータが付随している)。
【0031】マイクロホン8は、音声を入力し(音声を
集音し)、対応する電気信号に変換して音声IC(Inte
grated Ciruit)38に供給する。音声IC38は、入
力された音声信号をA/D変換するとともに、ADPC
M(Adaptive DifferentialPulse Code Modulation)に
よる圧縮処理を施し、CPU制御バスを介してCPU3
6に供給する。
【0032】CPU36は、ディジタル化されて圧縮さ
れた音声データをCPU制御バスを介してメモリカード
24の所定の領域(音声記録領域)に記録するようにな
されている。また、このとき、メモリカード24の音声
記録領域には、録音日時のデータが音声データのヘッダ
情報として記録されるようになされている。
【0033】ユーザの操作するペン型指示装置(以下、
ペンと略記する)46(入力手段、指定手段)によって
タッチタブレット6Aの所定の位置が押圧されると、C
PU36は、タッチタブレット6Aの押圧された位置の
X−Y座標を読み取り、その座標データ(後述する線画
情報)をバッファメモリ35に格納するようになされて
いる。また、CPU36は、バッファメモリ35に格納
された線画情報を、線画情報入力日時のヘッダ情報とと
もに、メモリカード24の線画情報記録領域に記録する
ようになされている。
【0034】フレームメモリ47は、CPU制御バスを
介して送られてきた画像データを記憶し、LCD6に表
示するようになされている。但し、圧縮処理が施された
撮影画像データは、一旦、圧縮伸長回路34に入力さ
れ、そこで、伸長されてからフレームメモリ47に供給
されるようになされている。
【0035】更に、メモリカード24から出力された音
声データは、音声IC38によりディジタル/アナログ
変換(以下、D/A変換という)が施され、アナログ信
号に変換された後、スピーカ5に供給され、音声として
出力されるようになされている。
【0036】フラッシュランプ駆動回路41は、CPU
36によって制御され、発光部4に内蔵されているフラ
ッシュランプ42を駆動するようになされている。ま
た、赤目軽減ランプ駆動回路43は、同様に、CPU3
6によって制御され、発光部4に内蔵されている赤目軽
減ランプ44を駆動するようになされている。なお、こ
の赤目軽減ランプ44は、フラッシュランプ42が点灯
される直前に発光されるようになされており、これによ
り被写体となる人物の瞳孔が閉じられるので、撮影され
た画像中の人物の目が赤くなる、いわゆる赤目を軽減す
ることができる。
【0037】検出回路40は、バッテリ21の電圧を対
応するディジタル信号に変換し、CPU36に供給す
る。CPU36は、検出回路40から供給されるディジ
タル信号により、バッテリ21の残量を検知することが
できる。
【0038】次に、本実施例の電子カメラ1の各種動作
について説明する。
【0039】まず、本装置の音声情報の入出力処理(但
し、音声情報のみの入出力処理)について説明する。
【0040】電源スイッチ11が操作されることにより
電子カメラ1に電源が投入された後、面Y2に設けられ
ている録音スイッチ12が押されると、音声の録音処理
(音声情報の入力処理)が開始される。音声情報はマイ
クロホン8を介して入力され、音声IC38によりA/
D変換と圧縮処理が施された後、CPU36に供給され
る。
【0041】CPU36に供給された音声データは、メ
モリカード24に供給され、音声記録領域に記録され
る。このとき、メモリカード24の音声記録領域には、
録音日時のデータが、ヘッダ情報として記録される。こ
のような動作が、録音スイッチ12を押圧している期間
中、連続して行われる。
【0042】なお、この場合における音声は、ADPC
M方式で圧縮されるようにしたが、他の圧縮方式を用い
るようにしてもよい。
【0043】次に、本実施例による被写体の撮影時の動
作について説明する。
【0044】第1に、面Y2に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、面Y1に設けられている電源スイッチ1
1をユーザが操作することにより、電子カメラ1に電源
を投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に
設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体
の撮影処理が開始される。
【0045】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20上に結像する。CCD20に結像した被写体
の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処
理部31によってサンプリングされる。画像処理部31
によってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回
路32に供給され、そこでディジタル化されてDSP3
3に出力される。
【0046】DSP33は、RGB(Red Green Blue)
信号から色差信号を生成する処理を行うとともに、非線
形処理であるγ処理を施す。圧縮伸長回路34は、DS
P33から供給された画像データを、離散的コサイン変
換、量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG
(Joint Photografic Experts Group)方式に従って圧
縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報
として記録される。
【0047】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押され続けても、それ以降の撮影は行われず、LCD6
上に撮影された画像が表示される。
【0048】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を操作することにより、電子カメラ1に電源を投入
し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押
すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0049】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は画像信号に光電変換され、画像処理部31によ
って1秒間に8回の割合でサンプリングされる。また、
このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素のう
ち4分の1の画素をサンプリングする。
【0050】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図5に示すよ
うに、2×2画素(4つの画素)の領域に分割し、各領
域の所定の位置に配置されている1画素の画像信号をサ
ンプリングし、残りの3画素を間引く。
【0051】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各基本単位の左上の画素aがサンプ
リングされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第
2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、各基
本単位の右上の画素bがサンプリングされ、その他の画
素a,c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目
のサンプリング時においては、左下の画素c、右下の画
素dが、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が
間引かれる。つまり、各画素は4回に1回だけサンプリ
ングされる。
【0052】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
ディジタル化されてDSP33に出力される。
【0053】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に対して前述した処理を施し、圧縮伸長回路34に出
力する。圧縮伸長回路34は、画像信号に対してJPE
G方式に基づく圧縮処理を施し、CPU制御バスを介し
て、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。
このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、
撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報とし
て記録される。
【0054】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を操作することにより、電子カメラ1の電源をO
Nの状態にし、面Y1に設けられているレリーズスイッ
チ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0055】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素のうち9分の1の画素をサンプリングする。
【0056】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図6に示すよ
うに、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つ
の領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像
電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、
残りの8画素を間引く。
【0057】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0058】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
ディジタル化されてDSP33に出力される。
【0059】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に前述の処理を施し、圧縮伸長回路34に供給する。
圧縮伸長回路34は、JPEG方式に従って画像信号に
圧縮処理を施した後、タイマ45から供給される撮影日
時をヘッダ情報として付加し、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録する。
【0060】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
線画情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作につい
て説明する。タッチタブレット6Aがペン46のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標がCPU3
6に供給される。このX−Y座標は、バッファメモリ3
5に格納されるとともに、フレームメモリ47の内部の
上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータが書き込
まれ、LCD6上に表示される。
【0061】上述したように、LCD6の表面上に形成
されているタッチタブレット6Aは、透明部材によって
構成されているので、ユーザは、LCD6上に表示され
る点(ペン46のペン先で押圧された位置の点)を観察
することができ、あたかもLCD6上に直接ペン入力を
したかのように感じることができる。また、ペン46を
タッチタブレット6A上で移動させると、LCD6上に
は、ペン46の移動に伴う線が描画される。さらに、ペ
ン46をタッチタブレット6A上で断続的に移動させる
と、LCD6上には、ペン46の移動に伴う破線が表示
される。以上のようにして、ユーザは、タッチタブレッ
ト6A(LCD6)から所望の文字、図形等の線画情報
を入力することができる。
【0062】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン46によって線画情報が入力さ
れると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、フレ
ームメモリ47で合成され、LCD6上に表示される。
【0063】なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチ
を操作することによって、LCD6上に表示される線画
の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができ
る。
【0064】ペン46によるタッチタブレット6Aへの
線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ35に格納されている線画情報
が、入力日時のヘッダ情報とともにCPU制御バスを介
してメモリカード24に供給され、線画情報記録領域に
記録される。
【0065】なお、メモリカード24に記録される線画
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、撮影画像の圧縮に用いられ
る上記JPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く、情報量を削減できないので、圧縮及び伸長に
必要な時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式
による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない
線画情報の圧縮には適していない(伸長してLCD6上
に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際
だってしまうため)。
【0066】そこで、本実施例においては、ファックス
等において用いられるランレングス法によって、線画情
報を圧縮するようにしている。ランレングス法とは、線
画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の各色の
情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入力のな
い部分)の継続する長さを符号化することにより、線画
情報を圧縮する方法である。
【0067】このランレングス法を用いることにより、
線画情報を有効に圧縮することができ、また、圧縮され
た線画情報を伸長した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0068】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力の線画情報がフレームメ
モリ47で合成され、撮影画像と線画の合成画像がLC
D6上に表示される。その一方で、メモリカード24に
おいては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録
され、線画情報は、線画情報記録領域に記録される。こ
のように、2つの情報が、各々異なる領域に記録される
ので、ユーザは、撮影画像と線画の合成画像から、いず
れか一方の画像(例えば線画)を削除することができ、
さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮するこ
ともできる。
【0069】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録し
た場合、図7に示すように、LCD6に所定の表示が行
われる。図7に示す表示例においては、情報を記録した
時点の年月日(記録年月日)(この場合、1995年8
月25日)が画面の下端部に表示され、その記録年月日
に記録された情報の記録時刻が画面の最も左側に表示さ
れている。
【0070】記録時刻の右隣には、サムネイル(Thumb
Nail)画像が表示されている。このサムネイル画像は、
メモリカード24に記録された撮影画像データの各画像
データのビットマップデータを間引いて(縮小して)作
成されたものである。この表示のある情報は、撮影画像
情報を含む情報である。つまり、「10時16分」と
「10時21分」に記録(入力)された情報には、撮影
画像情報が含まれており、「10時05分」、「10時
28分」、「10時54分」、「13時10分」に記録
された情報には、画像情報が含まれていない。
【0071】また、メモ記号「*」は、線画情報として
所定のメモが記録されていることを表している。
【0072】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声情報バーが表示され、録音時間の長さに対応する長さ
のバー(線)が表示される(音声情報が入力されていな
い場合は、表示されない)。
【0073】なお、サムネイル画像や音声情報バーなど
の表示の順序は、メモリカード24に記録されている順
番(時系列順)とされている。即ち、1画面で表示する
ことができない多数の情報が記録されている場合に、こ
の画面の表示処理を行うと、最も古い記録情報が最初の
行に表示され、以下、記録日時(撮影日時、入力日時、
または録音日時)が古い順に表示されることになる。
【0074】ユーザは、図7に示すLCD6の所望の情
報の表示ラインのいずれかの部分を、ペン46のペン先
で押圧して再生する情報を選択指定し、図2に示す実行
キー7Bをペン46のペン先で押圧することにより、選
択した情報を再生させることができる。
【0075】例えば、図7に示す「10時05分」の表
示されているラインがペン46によって押圧されると、
CPU36は、選択された録音日時(10時05分)に
対応する音声データをメモリカード24から読み出し、
音声IC38に供給する。音声IC38は、音声データ
(圧縮されている音声データ)に伸長処理を施し、更に
D/A変換を施してアナログ信号に変換してスピーカ5
に供給する。スピーカ5は、供給されたアナログ信号を
音声に変換し、出力する。なお、イヤホンジャック9に
図示せぬイヤホンが接続されている場合においては、ス
ピーカ5からは音声が再生されず、図示せぬイヤホンに
より音声が再生される。
【0076】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像を
ペン46のペン先で押圧することにより、その情報を選
択し、続いて、実行キー7Bを押すことにより、選択し
た情報を再生させる。
【0077】CPU36は、選択された撮影日時に対応
する撮影画像データをメモリカード24から読み出し、
圧縮伸長回路34に供給する。圧縮伸長回路34に供給
された撮影画像データ(圧縮されている撮影画像デー
タ)はそこで伸長され、CPU36に再び出力される。
CPU36は、この撮影画像データをビットマップデー
タとしてフレームメモリ47に一旦格納させた後、LC
D6に表示させる。
【0078】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0079】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0080】人間の視覚は、静止画像の解像度の劣化に
対しては敏感であるため、静止画像の画素を間引くと、
ユーザはこれを容易に感知してしまう。しかしながら、
1秒間に8コマの画像が再生されるLモードでは、各コ
マの画素数はCCD20の画素数の4分の1になるが、
前述のように1秒間に8コマの画像が再生されるので、
単位時間当たりの情報量は、静止画像の場合に比べて2
倍になる。
【0081】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にした場
合でも、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほ
ど気にしない。
【0082】さらに、本実施例においては、各コマ毎に
異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングした画
素をLCD6に表示するようにしているので、人間の目
に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を間引
いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気にする
ことなく、LCD6に表示されるLモードで撮影された
画像を観察することができる。
【0083】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0084】本実施例においては、Lモード及びHモー
ドで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再生時
における画質の劣化が気にならない程度にCCD20の
画素を間引くようにしているので、DSP33と圧縮伸
長回路34の負荷を低減することができ、これらを、低
速度、低電力で作動させることができる。また、このこ
とにより、装置の低コスト化及び低消費電力化が可能に
なる。
【0085】次に、本発明を適用した再生方法について
説明する。
【0086】図8は、本実施例における再生モードの選
択画面の表示例を示している。この図において、「NO
RMAL」は、通常再生モードを示しており、このモー
ドが選択されると、従来の場合と同様に、時系列順(メ
モリカード24に記憶されている順序)で記録情報が再
生される。
【0087】「REVERSE」は、逆再生モードを示
しており、このモードが選択されると、時系列と逆の順
序(メモリカード24に記憶されているのとは逆の順
序)で記録情報が再生されることになる。なお、この再
生モードは、後述するイベント再生モード、または、デ
イリー再生モードの特殊な場合に相当するので詳細な説
明は後述する。
【0088】「EVENT」は、イベント再生モードを
示しており、このモードが選択されると、所定の時間を
基準として再生単位が構成され、この再生単位毎に再生
が実行される。
【0089】図9は、イベント再生モードにおける再生
処理の一例を説明するフローチャートである。この処理
は、図8に示す「EVENT」が選択された場合に実行
されるようになされている。
【0090】この処理が実行されると、CPU36は、
変数i,n,jをそれぞれ“1”,“2”,“1”に初
期設定する。そして、ステップS11では、生成された
再生単位を格納する2次元配列の第(1,1)番目(U
NIT[1][1])の値を“1”に初期設定する。
【0091】なお、UNIT[j][n]は、第j番目
の再生単位を構成する第n番目の記録データを指示する
値(記録データの序数)を格納する配列である。
【0092】次に、ステップS12において、CPU3
6は、メモリカード24の第i番目に記憶されている記
録データの記録日時を取得する。なお、この場合、記録
データは、画像データ、音声データ、または、線画デー
タを意味しており、また、記録日時は、撮影日時、入力
日時、または、録音日時を示している。
【0093】そして、ステップS13では、第i+1番
目に記憶されている記録データの記録日時を取得する。
【0094】例えば、図11に示す記録データの例で
は、第1番目に記録された情報は、記録データAである
ので、ステップS11において、UNIT[1][1]
に格納される値“1”は、記録データAを指示すること
になる。
【0095】いま、i=1であるので、ステップS11
とステップS12の処理により、第1番目と第2番目に
記憶されている記録データの記録日時が取得されること
になる。例えば、図11に示す例では、第1番目の記録
データAと第2番目の記録データBの記録日時が取得さ
れることになる。
【0096】次に、ステップS14では、第i番目と第
i+1番目に記憶されている記録データの記録日時の差
を計算し、その時間差が30分以内であるか否かが判定
される。判定の結果、時間差が30分未満である(YE
S)場合はステップS15に分岐し、また、30分以上
である(NO)場合には、ステップS17に分岐する。
【0097】ステップS14において、時間差が30分
未満である(YES)と判定された場合は、ステップS
15に分岐し、UNIT[j][n]に値(i+1)が
代入される。そして、ステップS16に進み、nの値が
1だけインクリメントされ、ステップS19に進む。
【0098】いま、j=1,n=2であり、記録データ
A,Bの時間差が30分未満であるとすると、UNIT
[1][2]に、記録データBを示す値“2”(記録デ
ータBは第2番目に記録されたデータである)が格納さ
れる。その結果、記録データAと記録データBとは、同
一の再生単位(図11の再生単位1)とされる。
【0099】ステップS14で、第i番目の記録データ
と第i+1番目の記録データの時間差が30分以上であ
る(NO)と判定された場合は、ステップS17に分岐
する。ステップS17では、jの値が“1”だけインク
リメントされ、また、nの値が“1”に再設定される。
そして、ステップS18に進み、UNIT[j][n]
に値(i+1)が代入される。なお、この部分の具体的
な処理については、後述する。
【0100】ステップS19では、iの値が1だけイン
クリメントされ、ステップS20に進む。ステップS2
0では、メモリカード24に格納されている記録データ
の全てに対する処理が完了したか否かが判定される。判
定の結果、全ての記録データに対する処理が終了してい
ない(NO)と判定されると、ステップS12に戻り、
同様の処理が繰り返される。また、全ての記録データに
対する処理が完了した(YES)と判定された場合は、
処理を終了する(エンド)。
【0101】いま、記録データA,Bに対する処理のみ
が完了した状態であるので、ステップS20ではNOと
判定され、ステップS12に復帰することになる。
【0102】2回目の処理では、ステップS14におい
て、記録データBとCの時間差が判定される。いま、こ
れらの時間差が30分未満である(YES)とすると、
1回目の処理の場合と同様に、ステップS15に分岐す
る。そして、いま、j=1,n=3,i=2であるの
で、ステップS15において、UNIT[1][3]に
値3(=i+1)が格納される。換言すると、記録デー
タC(第3番目の記録データ)は、第1番目の再生単位
(図11の再生単位1に対応する)の第3番目の構成要
素とされる。
【0103】そして、ステップS20では、未処理の記
録データが残っているので、NOと判定され、ステップ
S12に復帰する。
【0104】3回目の処理では、ステップS14におい
て、記録データCと記録データDの時間差が比較され、
その結果、時間差が30分以上(NO)と判定され、ス
テップS17に進む。ステップS17では、jの値が
“1”だけインクリメントされ、また、nが“1”に再
設定される。そして、ステップS18において、UNI
T[j][n]に値(i+1)が代入される。
【0105】いま、ステップS17の処理の結果、j=
2,n=1となっており、また、i=3であるので、U
NIT[2][1]に値4(=3+1)が格納される。
即ち、記録データD(第4番目の記録データ)は、第2
番目の再生単位(図11の再生単位2に対応する)の第
1番目の構成要素とされる。
【0106】同様の処理が繰り返され、図11に示す再
生単位1乃至4が構成されることになる。即ち、第1番
目の再生単位であるUNIT[1][1]乃至UNIT
[1][3]に、記録データA乃至Cを示す値1乃至3
がそれぞれ格納され、第2番目の再生単位であるUNI
T[2][1]に記録データDを示す値4が格納され、
第3番目の再生単位であるUNIT[3][1]乃至U
NIT[3][2]に記録データE,Fを示す値5と6
がそれぞれ格納され、更に、第4番目の再生単位である
UNIT[4][1]乃至UNIT[4][4]に、記
録データG乃至Jを示す値7乃至10がそれぞれ格納さ
れる。
【0107】なお、図11の例では、記録データE,F
は、それぞれ、5月21日と5月22日に記録されたも
のであるが、時間差が30分未満であるので、同じ再生
単位とされている。このような処理を行う理由は、所定
の時間(本実施例では30分)以内に記録されたデータ
は、同一のイベント(出来事)に関する情報であること
が多いためである。
【0108】また、以上の実施例では、時間差が30分
未満である場合に同一の再生単位とするようにしたが、
本発明は、30分に限定されるものではない。更に、こ
の時間差をユーザが設定できるようにしてもよい。
【0109】図10は、図9の処理により形成された再
生単位に基づき記録データを再生する処理の一例を説明
するフローチャートである。
【0110】この処理は、図9に示す処理が実行された
後に引き続き実行される。
【0111】ステップS40が実行されると、CPU3
6は、変数iを“1”に初期設定し、また、変数Jに図
9の処理で得られたjの値(再生単位の数)を代入す
る。そして、ステップS41に進み、UNIT[J]
[n]に格納されている値(記録データの序数)に対応
する記録データを再生する。
【0112】いま、J=4(再生単位の数=4)である
ので、UNIT[4][1]に格納されている値“7”
(第7番目に記録されている記録データGを表す)に対
応する記録データGがメモリカード24から読み出さ
れ、再生される。即ち、記録データGが画像データであ
る場合、CPU36は、メモリカード24から記録デー
タGを読み出し、圧縮伸長回路34に供給する。その結
果、記録データGがLCD6に表示されることになる。
【0113】そして、ステップS42では、nの値が1
だけインクリメントされ、ステップS43に進む。ステ
ップS43では、UNIT[J][n]に値が格納され
ているか否かが判定される。即ち、UNIT[J]
[n]=NULL(=0)である場合、第J番目の再生
単位の第n番目のデータは存在しない(YES)と判定
し、ステップS44に進む。また、UNIT[J]
[n]≠NULL(=0)である場合、第J番目の再生
単位の第n番目のデータが存在する(NO)ので、ステ
ップS41に戻り同様の処理を繰り返す。
【0114】いま、1回目の処理であり、J=4,n=
2であるので、ステップS43では、UNIT[J]
[n]=8(記録データHを示す序数)であることか
ら、NOと判定され、ステップS41に戻る。
【0115】ステップS43で、YESと判定された場
合は、ステップS44に進み、Jが1だけディクリメン
トされるとともに、nの値が1に再設定され、ステップ
S45に進む。ステップS45では、UNIT[J]
[n]=NULLであるか否かが判定される。判定の結
果、UNIT[J][n]≠NULLである(NO)と
判定された場合(記録データが存在する場合)は、ステ
ップS41に戻り同様の処理を繰り返す。また、UNI
T[J][n]=NULLである(YES)と判定され
た場合(記録データが存在しない場合)は、処理を終了
する(エンド)。
【0116】いま、図11に示す再生単位4の再生処理
が繰り返され、n=4となり、ステップS41の処理に
おいて、再生単位4の記録データJが再生された場合、
ステップS43において、UNIT[4][5]=NU
LL(第4番目の再生単位の第5番目の記録データは存
在しない(YES))と判定され、ステップS44に進
む。ステップS44の処理の結果、J=3,n=1とな
るので、UNIT[3][1]≠NULL(第3番目の
再生単位の第1番目の記録データが存在する(NO))
と判定され、ステップS41に戻る。
【0117】そして、次の処理において、第3番目の再
生単位の記録データE,Fが順に再生され、続いて、第
2番目の再生単位の記録データDが再生され、第1番目
の再生単位の記録データA,B,Cが順に再生されるこ
とになる。
【0118】この様な処理によれば、イベントごとに記
録データがまとめられ、現在に近い情報から順に再生さ
れるので、所望の情報を迅速に再生することが可能とな
る。
【0119】また、図8において、「DAILY」が選
択された場合は、図12に示す処理が実行される。
【0120】なお、この図において、ステップS62乃
至S64以外の処理は、図9の場合と同様であるので、
その説明は適宜省略する。
【0121】この処理では、ステップS62において、
第i番目の記録データの記録年月日が取得され、また、
ステップS63においては、第i+1番目の記録データ
の記録年月日が取得される。
【0122】そして、ステップS64では、第i番目と
第i+1番目の記録データが同じ記録年月日であるか否
か(同じ日に記録されたか否か)が判定される。
【0123】その他の処理は、図9における場合と同様
である。
【0124】このような処理によれば、同じ記録年月日
に記録された記録データが同一の再生単位とされるの
で、図13に示すような再生単位が構成されることにな
る。
【0125】即ち、第1番目の再生単位であるUNIT
[1][1]乃至UNIT[1][3]には、記録デー
タA乃至Cを示す値1乃至3がそれぞれ格納され、第2
番目の再生単位であるUNIT[2][1]乃至UNI
T[2][2]には、記録データD,Eを示す値4と5
がそれぞれ格納され、更に、第3番目の再生単位である
UNIT[3][1]乃至UNIT[3][5]には、
記録データF乃至Jを示す値6乃至10がそれぞれ格納
される。
【0126】以上の処理により構成された構成単位は、
図10に示す処理により、図11においてF,G,H,
I,Jの順で再生が行われ、次に、D,Fが、そして、
A,B,Cの順で再生される。
【0127】このような処理によれば、記録データから
記録日に応じて再生単位を構成し、この再生単位ごとに
再生を行うことができるので、所望の情報を迅速に再生
することが可能となる。
【0128】図8において、「CALENDER」が選
択された場合、図14に示すカレンダが表示されること
になる。
【0129】図14に示すように、このカレンダでは、
データの記録がなされた日にちには○が付加されている
ので、記録データの有無を簡単に知ることができる。
【0130】なお、このようなカレンダを表示する場
合、先ず、記録がなされた月のうち、現在に最も近い月
のカレンダを最初に表示するようにすれば、効率的に記
録データの再生を行うことができる。
【0131】なお、表示されているカレンダの月を変更
するには、ペン46によりスクロールキー7Eを押圧す
ればよい。
【0132】また、この表示例では、1カ月分のカレン
ダのみが表示されているが、同時に複数の月のカレンダ
を表示するようにしてもよい。
【0133】このようなカレンダ上において、○が付加
された日にちがペン46により押圧された場合は、図1
5に示す処理が実行される。
【0134】この処理が実行されると、ステップS90
において、CPU36は、変数iを1に初期設定する。
そして、ステップS91に進み、CPU36は、メモリ
カード24に格納されている第i番目の記録データの記
録年月日を取得する。そして、ステップS92におい
て、第i番目の記録データの記録年月日とカレンダ上で
指定された記録年月日とが等しいか否を判定する。
【0135】ステップS92において、第i番目の記録
データの記録年月日がカレンダ上で指定された記録年月
日と等しい(YES)と判定された場合は、ステップS
93に進み、また、第i番目の記録データの記録年月日
がカレンダ上で指定された記録年月日と等しくない(N
O)と判定された場合は、ステップS93の処理をスキ
ップし、ステップS94に進む。
【0136】ステップS92において、第i番目の記録
データの記録年月日がカレンダ上で指定された記録年月
日と等しい(YES)と判定された場合は、ステップS
93に進み、第i番目の記録データが再生され、ステッ
プS94に進む。
【0137】いま、カレンダ上で指定された日にちが
“1”である(5月1日である)場合、1回目の処理
(i=1)において、図11に示す記録データA(第1
番目の記録データ)の記録年月日がメモリカード24か
ら読み出され、ステップS92において、YESと判定
されるので、ステップS93において記録データAの再
生が開始される。
【0138】ステップS94では、iの値が1だけイン
クリメントされ、ステップS95に進む。ステップS9
5では、第i番目のデータが存在するか否かが判定さ
れ、存在する(YES)と判定された場合には、ステッ
プS91に戻り同様の処理が繰り返される。また、第i
番目のデータが存在しない(NO)と判定された場合
は、処理を終了する(エンド)。
【0139】いま、i=1であるので、ステップS94
の処理の結果、i=2とされる。そして、ステップS9
5では、第2番目の記録データ(図11の記録データB
に対応する)が存在する(YES)と判定され、ステッ
プS91に戻る。そして、第2回目の処理では、図11
に示す記録データBが再生される。続いて、第3回目の
処理では、記録データCが再生される。それ以降の処理
では、ステップS92において、第i番目の記録年月日
とカレンダ上で指定された年月日が等しくない(NO)
と判定されるので、記録データの再生は実行されず、第
10回目の処理のステップS95において、第i(=1
1)番目のデータは存在しない(NO)と判定され、処
理を終了する。
【0140】以上のような処理によれば、カレンダ上の
所定の日にちを指定することにより、記録データを再生
することができるので、所望のデータを迅速に再生する
ことが可能となる。
【0141】図8において「THUMB NAIL」が
選択された場合は、サムネイル再生モードになる。この
サムネイル再生モードが実行されると、図7に示すよう
な画面表示がなされ、記述のようにこの表示画面中にお
いて選択された記録データが再生されることになる。
【0142】なお、図7に示すような表示を行う場合で
あって、例えば、図11に示すような記録データが存在
するときは、一番最近の日付のデータ(記録データF乃
至J)を最初に表示するようにすれば、効率的に記録デ
ータの再生を行うことができる。そのとき、サムネイル
が全て画面上に表示しきれない場合は、例えば、記録デ
ータFのサムネイルを画面の最上部に表示し、以下、画
面に表示できる範囲で記録データG乃至Jのサムネイル
を表示してもよい。
【0143】あるいは、画面の最下部に記録データJの
サムネイルを表示し、画面に表示できる範囲で、記録デ
ータI乃至Fを最下部から上部に向かって順に表示する
ようにしてもよい。
【0144】なお、再生モード以外のモード(例えば、
線画入力モードなど)において、カレンダが表示された
場合にも、記録データを再生することが可能である。
【0145】図16は、再生モード以外のモードにおい
て表示されるカレンダの一例を示している。再生モード
以外のモードで表示されるカレンダでは、図14の場合
のようにデータが入力された日にちに○が付加されてい
ない。
【0146】このようなカレンダにおいて、所定の日に
ちがペン46によりダブルクリック(タッチタブレット
6Aの同じ場所をペン46で2度押圧する動作を示す)
された場合、図17に示す処理が実行される。
【0147】図17に示す処理が実行されると、ステッ
プS110において、CPU36は、変数iとminを
それぞれ、1と100に初期設定し、また、変数cal
にカレンダ上で指定された年月日を代入する。
【0148】ステップS111では、CPU36は、メ
モリカード24から第i番目の記録データの記録年月日
を読み出し、変数dateに代入する。
【0149】ステップS112では、calからdat
eの値を減じた値の絶対値が、minよりも小さいか否
かが判定される。判定の結果、calからdateの値
を減じた値の絶対値が、minよりも小さい(YES)
と判定された場合は、ステップS113に進み、また、
calからdateの値を減じた値の絶対値が、min
よりも大きいか、または、これらが等しい(NO)と判
定された場合は、ステップS113の処理をスキップ
し、ステップS114に進む。
【0150】ステップS112において、calからd
ateの値を減じた値の絶対値が、minよりも小さい
(YES)と判定された場合は、ステップS113に進
み、calからdateを減じた値の絶対値がminに
代入され、また、hにiの値が代入され、ステップS1
14に進む。そして、ステップS114では、iが1だ
けインクリメントされ、ステップS115に進む。
【0151】ステップS115では、第i番目の記録デ
ータが存在するか否かが判定され、第i番目の記録デー
タが存在する(YES)と判定された場合は、ステップ
S111に戻り同様の処理が繰り返される。また、第i
番目の記録データが存在しない(NO)と判定された場
合は、ステップS116に進む。
【0152】いま、図16に示すカレンダ上において、
“2”(5月2日)が選択されたとし、記録データが図
11に示す順序で記録されているとする。この場合、第
1回目の処理のステップS111では、メモリカード2
4から第1番目の記録データAの記録年月日が読み出さ
れる。そして、ステップS112において、calから
dateが減じられた値の絶対値がminの値と比較さ
れる。
【0153】いま、cal(5月2日)とdate(5
月1日)との差は1日であるので、この値1とminの
初期値100が比較され、その結果、YESと判定さ
れ、ステップS113に進む。ステップS113では、
minに値1が代入され、また、hにiの値(=1)が
代入される。
【0154】そして、ステップS114において、iの
値が1だけインクリメントされ、ステップS115でN
O(第2番目の記録データが存在する)と判定され、ス
テップS111に戻る。
【0155】第2回目の処理のステップS112では、
第2番目の記録データBの記録年月日とcalの差の絶
対値とminの値が比較されるが、第1回目の処理でm
inの値は“1”とされているため、minの値と|c
al−date|の値が等しい(NO)と判定され、ス
テップS113の処理をスキップしてステップS114
に進む。第3回目以降の処理でも同様の結果となるた
め、minの値(=1)とhの値(=1)は保持される
ことになる。そして、第10回目の処理のステップS1
15において、NO(第11番目の記録データは存在し
ない)と判定され、ステップS116に進むことにな
る。
【0156】ステップS116では、CPU36は、h
の値をiに代入する。そして、ステップS117に進
み、CPU36は、メモリカード24から第i番目の記
録データを読み出し、その再生を開始する。データの再
生が終了すると、ステップS118に進み、iの値を1
だけインクリメントする。
【0157】ステップS119では、第i番目と第i−
1番目の記録データの記録年月日が等しいか否かが判定
される。即ち、次に再生しようとする記録データとステ
ップS117で直前に再生した記録データの記録年月日
が等しいか否かが判定される。その結果、第i番目と第
i−1番目の記録データの記録年月日が等しい(YE
S)と判定された場合は、ステップS117に戻り同様
の処理を繰り返す。また、第i番目と第i−1番目の記
録データの記録年月日が等しくない(NO)と判定され
た場合は処理を終了する(エンド)。
【0158】いま、h=1であるので、ステップS11
6において、iに“1”が代入される。続くステップS
117では、第1番目の記録データA(図11参照)が
再生される。そして、ステップS118においてiが1
だけインクリメントされた後、ステップS119に進
む。ステップS119では、第i−1(=1)番目の記
録データと第i(=2)番目の記録データ(記録データ
B)の記録年月日が等しい(YES)と判定され、ステ
ップS117に戻る。以下、同様にして、記録データB
と記録データCの再生が実行され、第4回目のループに
おいて、第i番目と第i−1番目の記録データの記録年
月日が等しくない(NO)と判定され、処理を終了す
る。
【0159】以上の処理によれば、カレンダ上で指定さ
れた日にちに記録されたデータが存在しない場合でも、
指定された日にちに最も近い記録年月日を有する記録デ
ータが再生されることになる。また、指定された日にち
に記録されたデータが存在する場合は、その記録データ
が再生されることになる。
【0160】なお、以上の処理では、指定された日にち
から同じ日だけ前後して記録データが存在する場合(例
えば、5月22日と5月20日に記録されたデータが存
在する場合に、5月21日がカレンダ上で指定されたと
き)は、古い方の記録データ(前の例では、5月20の
記録データ)が再生されることになる。しかしながら、
このような場合は、新しい方の記録データを再生するよ
うにするか、または、双方のデータを順に再生する(例
えば、新しく記録データを先に再生し、続いて、古い方
のデータを再生するか、あるいは、古い方のデータを再
生し、続いて、新しい方のデータを再生する)ようにし
てもよい。
【0161】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置によれ
ば、情報を入力手段により入力し、日時を計時手段によ
り計時し、入力手段から入力された情報と、情報が入力
された時点の入力日時とを記録手段が記録し、記録手段
に記録された入力日時に応じて、情報を再生する際の再
生単位を再生単位構成手段が構成し、再生単位構成手段
によって構成された少なくとも1つ以上の再生単位を、
所定の順序で選択手段が選択し、選択手段によって選択
された再生単位に含まれている情報を、記録手段に記録
されている入力日時に応じて再生手段が再生するように
したので、記録された情報を所望の順序で再生すること
が可能となる。
【0162】請求項8に記載の情報処理装置は、情報を
入力手段により入力し、年月日を計時手段が計時し、入
力手段から入力された情報と、情報が入力された時点の
入力年月日とを記録手段が記録し、カレンダ表示手段が
カレンダを表示し、カレンダ表示手段によって表示され
たカレンダ上の所定の年月日を指定手段により指定し、
指定手段によって指定された年月日を入力年月日とする
情報を、記録手段から検索手段が検索し、検索手段によ
って検索された情報を再生手段が再生するようにしたの
で、記録された情報をカレンダ上で指定することによ
り、再生することができる。従って、必要な情報を迅速
に再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を適用した電子カメラの
構成の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラの面X1に対向する側か
ら見た場合の斜視図である。
【図3】図1または図2に示す電子カメラの内部の構成
を示す斜視図である。
【図4】図1または図2に示す電子カメラの電気的な構
成を示すブロック図である。
【図5】Lモードにおける画素の間引き処理を説明する
図である。
【図6】Sモードにおける画素の間引き処理を説明する
図である。
【図7】記録された情報を再生する場合の表示画面の表
示例である。
【図8】再生モードの選択画面の表示例を示す図であ
る。
【図9】イベント再生モードの再生単位を構成する処理
の一例を説明するフローチャートである。
【図10】図9の処理により構成された再生単位を再生
する処理の一例を説明するフローチャートである。
【図11】図9の処理により構成される再生単位の一例
を示す図である。
【図12】デイリー再生モードの再生単位を構成する処
理の一例を説明するフローチャートである。
【図13】図12に示す処理により構成される再生単位
の一例を示す図である。
【図14】カレンダ再生モードの表示例を示す図であ
る。
【図15】カレンダ再生モードの再生処理の一例を説明
するフローチャートである。
【図16】カレンダ再生モード以外で表示されるカレン
ダの表示例を示す図である。
【図17】図16に示すカレンダから記録データを再生
する場合の再生処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図18】従来の電子カメラにおけるデータの記録の履
歴を示す図である。
【図19】従来の電子カメラにおいて、図18に示す順
序でデータを記録した場合の、メモリに記憶される記録
データの順序を示す図である。
【符号の説明】
5 スピーカ(再生手段) 6 LCD(再生手段、カレンダ表示手段) 6A タッチタブレット(入力手段、指定手段) 8 マイクロホン(入力手段) 20 CCD(入力手段) 24 メモリカード(記録手段) 36 CPU(再生単位構成手段、選択手段、カレンダ
表示手段、検索手段) 45 タイマ(計時手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像や音声、または線画などの
    情報を記録または再生する情報処理装置において、 前記情報を入力する入力手段と、 日時を計時する計時手段と、 前記入力手段から入力された前記情報と、前記情報が入
    力された時点の入力日時とを記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された前記入力日時に応じて、前記
    情報を再生する際の再生単位を構成する再生単位構成手
    段と、 前記再生単位構成手段によって構成された少なくとも1
    つ以上の再生単位を、所定の順序で選択する選択手段
    と、 前記選択手段によって選択された前記再生単位に含まれ
    ている前記情報を、前記記録手段に記録されている入力
    日時に応じて再生する再生手段とを備えることを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記入力日時が古い順
    に前記再生単位を選択することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記入力日時が新しい
    順に前記再生単位を選択することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段は、前記選択手段によって
    選択された前記再生単位に含まれている前記情報を、前
    記入力日時が古い順に再生することを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記再生手段は、前記選択手段によって
    選択された再生単位に含まれている前記情報を、前記入
    力日時が新しい順に再生することを特徴とする請求項1
    乃至3の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記再生単位構成手段は、1日を単位と
    して前記再生単位を構成することを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記再生単位構成手段は、第1の情報
    と、前記第1の情報の直前または直後に記録された第2
    の情報の入力日時の時間差が所定の時間内である場合に
    は1つの再生単位とする処理を行うことを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 被写体の画像や音声、または線画などの
    情報を記録または再生する情報処理装置において、 前記情報を入力する入力手段と、 年月日を計時する計時手段と、 前記入力手段から入力された前記情報と、前記情報が入
    力された時点の入力年月日とを記録する記録手段と、 カレンダを表示するカレンダ表示手段と、 前記カレンダ表示手段によって表示された前記カレンダ
    上の所定の年月日を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された年月日を入力年月日と
    する情報を、前記記録手段から検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された情報を再生する再生手
    段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記検索手段は、前記指定手段によって
    指定された年月日を入力年月日とする情報がない場合
    は、最も近い入力年月日を有する情報を検索することを
    特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
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