JP4586580B2 - 画像生成装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルスチルカメラにおけるファイル名生成方法に関するものである。
近年、撮像素子、例えばCCDを用いたデジタルスチルカメラが普及している。デジタルスチルカメラは、一般的に、撮影した画像ファイルに対して重複しない固有のファイル名を生成する。例えば、デジタルスチルカメラは撮影順に連続する番号をファイル名に含める、撮影日時をファイル名に含めるという方法を用いてファイル名を生成する。
また、近年では、デジタルスチルカメラは、異なる撮影モード、例えば、パノラマ撮影モードや連続撮影モードで撮影した一連の画像に対して、撮影モードごとに異なるファイル名を生成することにより、画像間の関連を表し、ファイルの閲覧や消去といったファイル操作を効率的に行うことを可能とする態様も挙げられる。
特開平10−177646号公報 特開平11−261937公報 特開2002−44601号公報
しかしながら、ファイル名に含められている連続番号や撮影日時は、撮影された画像の内容を反映していない。そのため、画像間の関係、例えば、画像同士が類似しているかを確認するためには、1枚ずつ画像を表示して確認しなければならず煩雑であった。また、撮影モードに応じてファイル名を生成する態様は、撮影された画像の内容を考慮していない。そのため、通常の撮影モードを使用して撮影された画像同士が類似しているか否かを、ファイル名から推測することは困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてされたものであり、撮影された画像の内容に応じて、類似していることを識別することができるファイル名を生成することを目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は以下の構成をとることとした。すなわち、画像生成装置において、
撮像素子を介して入力された電気信号をデジタルデータに変換し、第1の画像データを生成する画像データ生成部と、
比較画像情報として、第2の画像データもしくは第2の画像データに関する情報の少なくとも一方を、第1の記録部に記録する比較画像情報記録手段と、
前記第1の画像データと、前記比較画像情報とに基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとの類否を判断する類否判断手段と、
前記判断結果に応じて、前記第1の画像データと前記第2の画像データとが類似していることを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
前記第1の画像データを用いて、画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段と、
前記画像ファイルと前記識別情報とを関連付ける関連付け手段と、
前記関連付けられた前記画像ファイルおよび前記識別情報を第2の記録部に記録する識別情報記録手段とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、画像データ間の類否を画像データの内容に基づいて判断し、類似していることを識別可能な識別情報を画像ファイルと関連付けて記録することができる。従って、画像ファイル間の類否関係を簡易に認識することができ、効率的なファイル操作、ファイル管理を行うことができる。また、画像ファイルの内容を表示することなく、画像ファイルの類似を判断することができ閲覧効率を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、更に、
前記第1の画像データおよび前記比較画像情報に基づき、前記第1の画像データの特徴を表す情報である第1の特徴量、および、前記第2の画像データの特徴を表す情報である第2の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
前記第1の特徴量および前記第2の特徴量に基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとの類似の度合いを表す類似度を算出する類似度算出手段とを備え、
前記類似度に基づき、前記類否の判断を行うこととしてもよい。
本発明によれば、画像データの内容を解析して得られる特徴量に基づき類似度を算出することとしているため、類否判断の精度を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、更に、
前記第1の画像データおよび前記第2の画像データを複数の領域に分割する分割手段を備え、
前記特徴量取得手段は、前記分割された領域ごとに、前記第1の特徴量および前記第2の特徴量を取得し、
前記類似度算出手段は、前記第1の特徴量および前記第2の特徴量に基づき、前記類似度を算出することとしてもよい。
本発明によれば、画像データを複数の領域に分割して、領域ごとに特徴量を取得することにより、特徴量の分布を考慮した類似度を算出することができる。また、局所的な類否を判断することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類似度算出手段は、前記領域ごとに、前記類似度を算出することとしてもよい。
本発明によれば、領域ごとの類似度から、被写体の構図や配置等の類否を判断することができ、類否判断の精度を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記比較画像情報記録手段は、予め、前記比較画像情報として、前記第2の特徴量を記録していることとしてもよい。
本発明によれば、第1の記録部の記録容量を効率的に利用することができる。また、第2の画像データから特徴量を算出する必要がないため、処理負荷を軽減することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、前記比較画像情報が前記第2の画像データである場合には、前記第2の画像データを解析して、前記第2の特徴量を取得することとしてもよい。
特徴量は複数の種類があるため、本発明によれば、類否判断処理を行う際に、適宜、類否判断に適した特徴量を取得することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記比較画像情報は、前記第2の画像データであり、
前記類否判断手段は、前記第1の画像データと前記第2の画像データの対応する各画素の画素値の差分に基づき、前記類否を判断することとしてもよい。
画素値の差分を算出する処理は、処理負荷が軽く迅速に計算することが出来る。従って、本発明によれば、画像データの類否判断の処理効率を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、更に、
前記第1の画像データおよび前記比較画像情報に基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとの相関係数を算出する相関係数算出手段を備え、
前記相関係数に基づき、前記類否を判断することとしてもよい。
本発明によれば、比較する画像データ間の相関関係に基づき類否を判断することが出来るため、類否判断の精度を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、更に、
前記第1の画像データの解像度を低くした画像データである第1の低解像度画像データを生成し、前記比較画像情報に基づき、前記第2の画像データの解像度を低くした画像データである第2の低解像度画像データを取得する低解像度画像データ取得手段を備え、
前記第1の低解像度画像データおよび前記第2の低解像度画像データに基づき、前記類否を判断することとしてもよい。
本発明によれば、縮小画像データを利用して類否判断を行うことにより、計算量を軽減し、処理負荷を軽減することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記類否判断手段は、更に、
前記第1の画像データのサムネイル画像データである第1のサムネイルを取得し、前記比較画像情報に基づき、前記第2の画像データのサムネイル画像データである第2のサムネイルを取得するサムネイル取得手段を備え、
前記第1のサムネイルおよび前記第2のサムネイルに基づき、前記類否を判断することとしてもよい。
サムネイルは予め画像データに格納されているため、本発明によれば、簡易に取得することができ、処理効率を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記第1の画像データおよび前記第2の画像データは、RAWデータであることとしてもよい。
本発明によれば、RAWデータを使用することにより、画像データに対して種々の処理が施され圧縮された画像ファイルのデータを使用するよりも精度の高い類否判断を行うことができる。
本発明の画像生成装置において、前記第1の記録部は、前記第2の記録部の一部として構成されていることとしてもよい。本発明によれば、画像生成装置の記録領域を効率的に活用することができる。
本発明の画像生成装置において、
更に、
前記類否の判断に先立ち、前記第2の画像データを撮影してから、前記第1の画像データを撮影するまでの時間間隔を表す撮影間隔が、所定時間以上経過しているか否かを判断する撮影間隔判断手段を備え、
前記類否判断手段は、前記撮影間隔が、前記所定時間以上経過していると判断された際に、前記類否の判断を実行しないこととしてもよい。
また、本発明の画像生成装置において、
更に、
前記類否の判断に先立ち、前記第2の画像データの撮影時の撮影条件と、前記第1の画像データの撮影時の撮影条件とに基づき、前記第1の画像データによって表される被写体と前記第2の画像データによって表される被写体との類否を判断する撮影条件判断手段を備え、
前記類否判断手段は、前記撮影条件判断手段により、前記第1の画像データによって表される被写体と前記第2の画像データによって表される被写体とが非類似であると判断された際に、前記類否の判断を実行しないこととしてもよい。
本発明によれば、画像データの内容に基づく類否判断に先立ち、撮影条件、撮影間隔といった客観的な情報に基づき類否を判断することができるため、処理効率を向上することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記関連付け手段は、前記識別情報を、前記画像ファイルのファイル名として設定することとしてもよい。
本発明によれば、識別情報を画像ファイル名に設定することができるため、画像ファイル間の類否を簡易に視認することができ、利便性の向上を図ることができる。
本発明の画像生成装置において、
前記識別情報生成手段は、前記識別情報を、DCF(Design rule for Camera File system)形式に準拠した形式によって生成することとしてもよい。
本発明によれば、広く利用されているDCF形式に準拠した形式で画像ファイルの類否を識別可能な画像ファイル名を生成することができるため、利便性の向上を図ることができる。
本発明の画像生成装置において、
前記画像ファイル生成手段は、前記画像ファイルを、付帯情報を有するJPEG形式に準拠した形式によって生成し、
前記対応付け手段は、前記識別情報を、前記付帯情報に設定することとしてもよい。
付帯情報は閲覧や設定を簡易に行うことができる。従って、本発明によれば、付帯情報を閲覧することにより、画像ファイル間の類否を容易に判断することができる。
本発明の画像生成装置において、
前記識別情報記録手段は、前記識別情報を、前記画像ファイルを特定するための特定情報と対応付けて、前記第2の記録部に記録することとしてもよい。
本発明によれば、画像ファイルと別に、画像ファイルと識別情報との対応付け情報を記録することにより、複数の画像ファイルの類否関係を一括して管理することができる。
本発明の第2の構成として、画像処理装置において、
第1の画像データを生成する画像データ取得手段と、
比較画像情報として、第2の画像データもしくは第2の画像データに関する情報の少なくとも一方を、第1の記録部に記録する比較画像情報記録手段と、
前記第1の画像データと、前記比較画像情報とに基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとの類否を判断する類否判断手段と、
前記判断結果に応じて、前記第1の画像データと前記第2の画像データとが類似していることを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
前記第1の画像データを用いて、画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段と、
前記画像ファイルと前記識別情報とを関連付ける関連付け手段と、
前記関連付けられた前記画像ファイルおよび前記識別情報を第2の記録部に記録する識別情報記録手段を備えることを要旨とする。
本発明によれば、取得した画像データの類否に応じて、画像ファイルと識別情報とを関連付けることができる。従って、ファイルの操作効率を向上することができる。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した画像生成装置、画像処理装置としての構成の他に、画像生成装置、画像処理装置による画像ファイル名生成方法、画像記録装置、画像処理装置に画像ファイルのファイル名を生成させるためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体等としても構成できる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜適用可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクや、CD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等種々の媒体を利用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき順序で説明する。
A.第1実施例:
第1実施例のデジタルスチルカメラ10は、撮影した画像の内容が、直前に撮影した画像の内容と類似していると判断すると、類似していることを識別可能な画像ファイル名を生成する。図1〜図4を用いて本実施例におけるデジタルスチルカメラ10の構成を説明する。
A1.デジタルスチルカメラ構成:
図1(a)は、本実施例におけるデジタルスチルカメラ10の正面図であり、図1(b)は、本実施例におけるデジタルスチルカメラ10の背面図である。図2は、本実施例におけるデジタルスチルカメラ10の機能ブロックを例示する説明図である。図1(a)、(b)、図2に示すように、デジタルスチルカメラ10は、レリーズボタン11と、レンズ12と、カードスロット13と、液晶パネル14と、操作部15と、CPU20と、内部時計21と、CCD22と、画像処理回路23と、バッファメモリ24と、ROM25とを備えている。ROM25は、類似度算出モジュール26と、類否判定モジュール27と、画像ファイル名生成モジュール28とを備える。各モジュールは、ソフトウェア的に構成されている。各モジュールは、ハードウェア的に構成されていてもよい。各機能ブロックは、CPU20によって制御されている。
デジタルスチルカメラ10は、レリーズボタン11が押下されたことを検出すると、撮影処理を開始する。インターフェース40は、メモリカード30を接続するためのインターフェースであり、カードスロット13の一部として構成されている。液晶パネル14は、デジタルスチルカメラ10の背面に設置されている。液晶パネル14は、メモリカード30に記録されている画像ファイル、または画像ファイルに格納されているサムネイルを表示する。操作部15は、ユーザによる種々の操作、例えば、解像度や撮影モードなどの撮影条件の設定、画像ファイルの閲覧の指示を受け付ける。
CCD22は、各構成画素に対してR,G,Bの各フィルタが所定の規則に従って配置された撮像素子である。CCD22は、レンズ12を介して入力された光の情報を電気信号に変換して、デジタル画像データを生成する。CCD22は、生成した画像データの複製を生成し、1つを画像処理回路23に受け渡し、もう一つをバッファメモリ24に格納する。
画像処理回路23は、CCD22から受け渡されたデジタル画像データに対して、種々の画像処理、例えば、色変換処理やホワイトバランス処理、圧縮処理を行い、JPEG形式の画像ファイルを生成する。
内部時計21は、予め設定された時間を基準として、タイマーによって時刻をカウントする時計である。
バッファメモリ24は、直前に撮影された画像データ、その画像データに基づき生成された画像ファイルの画像ファイル名、その画像ファイルの撮影日時、および、CCD22から受け渡された画像データを一時的に記録するメモリである。バッファメモリ24を、図3を用いて詳細に説明する。
図3は、本実施例におけるバッファメモリ24の内容を例示する説明図である。バッファメモリ24は、プレ画像情報記録領域100と、画像情報記録領域150とを備える。プレ画像情報記録領域100は、画像データ記録領域110と、撮影日時記録領域120と、画像ファイル名記録領域130を備える。
画像データ記録領域110には、直前に生成された画像データ111が記録されている。画像データ111は、RAWデータである。RAWデータとは、CCD22によって生成された画像データを示しており、ホワイトバランスの調整やシャープネス処理等の現像処理が行われる前の、何も手を加えられていない状態の画像データを表す。本実施例では、デジタルスチルカメラ10によって生成されるRAWデータ111は、図示するように、高さ方向の画素数が2400画素(以降、画素をピクセルと呼ぶ)、幅方向の画素数が3200ピクセルのピクセル数で構成されている。
撮影日時記録領域120には、画像データ111を生成した時刻、すなわち、直前の画像ファイルを撮影した撮影時刻が記録されている。図示するように、画像データ111の撮影日時は、「2005/1/10 9:30:12」である。画像ファイル名記録領域130には、画像データ111を使用して生成された画像ファイルの画像ファイル名が記録されている。図示するように、画像データ111を使用して生成された画像ファイルの画像ファイル名は、「EPSA0020.jpg」である。
画像情報記録領域150は、画像データ記録領域160を備える。画像データ記録領域160には、CCD22によって生成された画像データ161が記録されている。画像データ161は、画像データ111と同様に、現像処理が施される前のRAWデータである。
類似度算出モジュール26は、バッファメモリ24に記録されている画像データと、CCD22によって生成された画像データとが類似しているか否かを表す類似度を算出する。
類否判定モジュール27は、類似度算出モジュール26において算出された類似度に基づき、バッファメモリ24に記録されている画像データと、CCD22によって生成された画像データとが類似しているか否かを判断する。
画像ファイル名生成モジュール28は、類否判定モジュール27による判定結果に応じて、類似することを識別可能な画像ファイル名を生成し、画像処理回路23によって生成された画像ファイルを、生成した画像ファイル名でメモリカード30に記録する。
図4(a)、図4(b)を用いて、本実施例における画像ファイル名の構造を説明する。本実施例における画像ファイル名の構造は、JEITA(Japan Electronics and Information Technology Industries Association:社団法人電子情報技術産業協会)によって定められているデジタルカメラ用画像フォーマットに準拠する。図4(a)に示すように、画像ファイル名200は、「EPSA0020」という画像ファイル名称210と、「jpg」という拡張子220とから構成される。画像ファイル名称210は、図4(b)に示すように、8文字で構成されている。前4文字がカメラの機種やメーカによって自由に設定することができる自由文字領域であり、後4文字がファイル番号を4桁で表すファイル番号である。ファイル番号を変更して画像ファイル名の重複を防止する。
A2.画像記録処理:
図5は、本実施例における画像記録処理を説明するフローチャートである。デジタルスチルカメラ10は、レリーズボタン11が押下されたことを検出すると(ステップS10)、画像ファイルを生成する処理(ステップS11)と、画像ファイル名を生成する処理(ステップS12)とを並列して処理する。
A2−1.画像ファイル生成処理:
図6を用いて画像ファイル生成処理を詳細に説明し、図7を用いて画像ファイル名生成処理を詳細に説明する。図6は、本実施例における画像ファイル生成処理を説明するフローチャートである。デジタルスチルカメラ10は、CCD22を用いて、レンズを介して入力された電気信号に対してA−D変換を施し、RAWデータを生成する(ステップS20)。この際、CPU20は、生成されたRAWデータの複製をバッファメモリ24に記録する(ステップS21)。画像ファイル生成処理と並行して、画像ファイル名生成処理(図6:ステップS12)を実行するためである。
デジタルスチルカメラ10は、画像データに対して、画像処理、例えば、解像度の設定、色再現処理、色変換処理を行い(ステップS22)、圧縮して、JPEG形式に準拠した画像ファイルに変換する(ステップS23)。
A2−2.画像ファイル名生成処理:
図7は、本実施例における画像ファイル名生成処理を説明するフローチャートである。図6のステップS12における処理の詳細である。デジタルスチルカメラ10は、内部時計21を参照して(ステップS30)、撮影日時を取得し(ステップS31)、バッファメモリ24の撮影日時記録領域120を参照して(ステップS32)、直前に撮影された画像でファイルの撮影日時を取得する(ステップS33)。デジタルスチルカメラ10は、取得した各撮影日時から撮影間隔を算出し(ステップS34)、撮影間隔が閾値ThTimeより短いか否かを判断する(ステップS35)。閾値ThTimeは、短い時間であり、5分以内が好ましい。閾値ThTimeは1時間、1日、またはそれ以上の長時間を設定することとしてもよい。
撮影間隔が閾値ThTimeより長い場合(ステップS35:NO)には、デジタルスチルカメラ10は、画像データ111と画像データ161とは非類似と判断し、通常の画像ファイル名を生成する処理を行う(ステップS39)。
撮影間隔が閾値ThTimeより短い場合(ステップS35:YES)には、デジタルスチルカメラ10は、画像データ111と画像データ161との類似度を算出する(ステップS36)。本実施例では、画像データの画素値、例えば、R,G,Bの各値や輝度値の平均値、最頻値、中間値の3つの特徴量を用いて類似度を算出する。この3つの特徴量だけでなく、RGBの各値や輝度値のヒストグラムを利用することとしてもよい。
平均値とは、各画素が有する画素値の合計値を、画素数で除算した値であり、いわゆる、相加平均を表す。中間値とは、画素値を大小関係にソートした際の、中央の値を表す。最頻値とは、最も多くの画素に設定されている画素値を表す。類似度の算出式を式1に示す。なお、画像X,画像Yは比較される2つの画像データを表し、nは特徴量の種類数を表す。また、Simiは類似度を表し、Cixは画像Xの特徴量Ciの値を表し、Ciyは画像Yの特徴量Ciの値を表し、Wiは、特徴量Ciの重み係数を表す。
式1
Figure 0004586580
類似度Simiは、−1<Simi<1の範囲の値を取り、1に近いほど、両画像データは類似する。
本実施例では、特徴量は、平均値、最頻値、中間値の3つであるため、nは3となる。すなわち、類似度は、各特徴量の差分に重み付けを行った値の総和を、1から減算した値となる。
デジタルスチルカメラ10は、算出した類似度が閾値ThSimi未満か否かを判断する(ステップS37)。類似度が閾値ThSimi未満である場合(ステップS37:YES)には、デジタルスチルカメラ10は、画像データ161は、画像データ111と類似していると判断し、類似していることを表す画像ファイル名を生成する(ステップS38)。類似度が閾値ThSimi以上である場合(ステップS37:NO)には、デジタルスチルカメラ10は、画像データ161は、画像データ111と非類似であると判断し、通常の画像ファイル名を生成する(ステップS39)。
類似画像ファイル名生成処理(ステップS38)と、通常画像ファイル名生成処理(ステップS39)の処理詳細を、図8,図9を用いて詳細に説明する。図8は、本実施例における類似画像ファイル名生成処理を説明するフローチャートである。画像データ161が画像データ111と類似していると判断されると、デジタルスチルカメラ10はバッファメモリ24の画像ファイル名記録領域130を参照して(ステップS40)、直前に生成された画像ファイルの画像ファイル名を取得する(ステップS41)。デジタルスチルカメラ10は、取得した画像ファイル名のファイル番号の下一桁目を1だけインクリメントして画像ファイル名を生成する。(ステップS42)。
類似画像ファイル名生成処理を、図10(a)を用いて模式的に説明する。図10(a)に示す横軸tは時間軸を表している。図10(a)に示すように、画像ファイル50は時刻T1に生成され、画像ファイル51は、時刻T2に生成され、画像ファイル52は、時刻T3に生成されたことを表している。画像ファイル50と画像ファイル51、および、画像ファイル51と画像ファイル52との間には、他の画像ファイルは生成されていない。
画像ファイル51によって表される画像が、直前に生成された画像ファイル50と類似している場合、デジタルスチルカメラ10は、画像ファイル50の画像ファイル名「EPSA0010.jpg」のファイルの番号を表す下4桁の「0010」の部分の下一桁目を、1だけインクリメントした「EPSA0011.jpg」を画像ファイル51の画像ファイル名とする。同様に、画像ファイル52によって表される画像が直前に生成された画像ファイル51と類似している場合、デジタルスチルカメラ10は、画像ファイル51の画像ファイル名「EPSA0011.jpg」のファイル番号を表す下4桁の「0011」の部分の下一桁目を、1だけインクリメントした「EPSA0012.jpg」を画像ファイル52の画像ファイル名とする。
図9は、本実施例における通常画像ファイル名生成処理を説明するフローチャートである。画像データ161が画像データ111と非類似であると判断されると、デジタルスチルカメラ10はバッファメモリ24の画像ファイル名記録領域130を参照して(ステップS50)、直前に生成された画像ファイルの画像ファイル名を取得する(ステップS51)。デジタルスチルカメラ10は、取得した画像ファイル名の、ファイル番号の下一桁目を0とし、下二桁目をインクリメントして画像ファイル名を生成する。(ステップS52)。
通常画像ファイル名生成処理を、図10(b)を用いて模式的に説明する。図10(b)に示す横軸tは時間軸を表している。図10(b)は、時刻T2に、画像ファイル51に代えて画像ファイル60が生成され、時刻T3に、画像ファイル52に代えて画像ファイル70が生成された場合を表している。画像ファイル60によって表される画像が、直前に生成された画像ファイル50と類似していない場合、デジタルスチルカメラ10は、画像ファイル50の画像ファイル名「EPSA0010.jpg」の「0010」の部分の下二桁目を1だけインクリメントした「EPSA0020.jpg」を画像ファイル60の画像ファイル名とする。同様に、画像ファイル70によって表される画像が直前に生成された画像ファイル60と類似していない場合、デジタルスチルカメラ10は、画像ファイル60の画像ファイル名「EPSA0020.jpg」の「0020」の部分の下二桁目を1だけインクリメントした「EPSA0030.jpg」を画像ファイル70の画像ファイル名とする。
デジタルスチルカメラ10は、画像ファイルの生成処理と、画像ファイル名の生成処理とを終えると、生成された画像ファイルを、生成された画像ファイル名でメモリカード30に記録する(ステップS13)。
デジタルスチルカメラ10は、バッファメモリ24の画像データ記録領域160に記録されている画像データ161で、画像データ記録領域110に格納されている画像データ111を更新し、画像データ161の撮影日時で、撮影日時記録領域120を更新し、ステップS12において生成された画像ファイル名で画像ファイル名記録領域130を更新する(ステップS14)。
A3.階層構造:
図11は、本実施例におけるメモリカード30に記録されている画像ファイルの階層構造を模式的に表している。図示するように、ROOTディレクトリの下層にDCIMディレクトリが生成され、DCIMディレクトリの下層に100ABCDEディレクトリが生成される。100ABCDEディレクトリは、各デジタルスチルカメラメーカによって名前を設定可能なディレクトリである。図に示すように、100ABCDEディレクトリ内に、EPSA0020.jpg、EPSA0021.jpg、EPSA0030.jpgといった画像ファイルが記録される。
本実施例の画像ファイル名生成方法を使用して画像ファイル名を生成すると、類似する画像ファイルの画像ファイル名の、ファイル番号の下二桁目が同一となる。非類似の画像ファイルの画像ファイル名は、ファイル番号の下二桁目が異なる。従って、類似する画像ファイル同士、例えば、EPSA0020.jpgとEPSA0021.jpgや、EPSA0040.jpgとEPSA0041.jpgとEPSA0042.jpgは、図示するように、類似関係にあることを容易に認識できるようにグループ化される。
以上説明した第1実施例のデジタルスチルカメラによれば、画像データから取得可能な種々の特徴量を利用して、画像データ間の類似度を算出し、類似度に基づき、類否を識別可能な画像ファイル名を生成し付与することができる。従って、ユーザは、画像ファイルを閲覧することなく、画像ファイル名のみを視認することにより、画像データの内容を反映した類否判断を行うことができ、ファイル操作の効率を向上することができる。
また、本発明によれば、画像ファイル名のファイル番号を変化させる際に、類似する場合には、下一桁目をインクリメントし、非類似の場合には下二桁目をインクリメントして画像ファイル名を生成するため、画像ファイル間の類似関係を明示的に示しつつ、画像ファイル名を時系列に管理することができ好適である。
また、本実施例では、DCF形式に準拠した形式で画像ファイル名を生成することとしたため、他の機種との互換性を維持しつつ、類否を識別可能な画像ファイル名を生成することができる。従って、例えば、メモリカード30に格納されている画像ファイルを、DCF形式に対応したプリンタに出力し、そのまま印刷を行うことができる利点がある。
また、本実施例では、RAWデータを使用して特徴量を取得し類似度を算出することができるため、現像処理されたJPEG形式の画像データの特徴量から類似度を算出するよりも、精度の高い類似度を算出することができる。例えば、カラー画像と白黒画像、くっきりモード、鮮やかモードといった種々のモードの画像データの類似度を精度良く計算することができる。
また、本実施例によれば、画像データ記録領域110にRAWデータ111が格納されているため、適宜、種々の特徴量を取得することができる。例えば、ユーザに、使用する特徴量、特徴量を算出するための重み係数を柔軟に選択させることができる。
B.第2実施例:
上述した第1実施例では、生成された画像データ1枚1枚について、直前に生成された画像データと類否判定を行い、画像ファイル名を生成することとした。第2実施例では、デジタルスチルカメラ10が、連続撮影モードで撮影を行った場合には、連続して撮影した画像データのうち、二つ目以降の画像ファイルは、類否判定を行うことなく、直前に撮影された画像ファイルに類似しているとみなして画像ファイル名を生成することとした。
B1.連続撮影モード:
図12は、第2実施例における連続撮影モードを説明する模式図である。横軸は時間軸を表す。本実施例では、連続撮影モードでレリーズボタン11が押下され撮影処理が行われると、デジタルスチルカメラ10は、CCD22を制御して、短い時間間隔、本実施例では0.5秒間隔で連続して4つの画像データGD1,GD2,GD3,GD4を生成する。図示するように、画像データGD1は、時刻t1に生成され、画像データGD2は時刻t2に生成され、画像データGD3は時刻t3に生成され、画像データGD4は時刻t4に生成されている。時刻t1と時刻t2、時刻t2と時刻t3、時刻t3と時刻t4の時間間隔が0.5秒である。
連続撮影モードで撮影された画像データGD1〜GD4は、撮影間隔0.5秒刻みと短いため、撮影対象が大きく変化していると考えにくく、また、一般的に連続撮影モードで撮影された画像データは、直前に撮影された画像データと類似していることが多いことから、本実施例では、連続撮影モードで撮影された画像データGD1〜GD4は類似していると判断し画像ファイル名を生成する。すなわち、画像データGD2は画像データGD1に類似しており、画像データGD3は画像データGD2に類似しており、画像データGD4は画像データGD3に類似していると判断して類似画像ファイル名を生成する。
B2.画像ファイル名生成処理:
図13は、本実施例における画像ファイル生成処理を説明するフローチャートである。デジタルスチルカメラ10は、レリーズボタン11が押下されたことを検出すると、画像ファイル名生成処理を開始する。デジタルスチルカメラ10は、設定されている撮影モードを参照し(ステップS60)、撮影モードが連続撮影モードであるか否かを判断する(ステップS61)。連続撮影モードでない場合(ステップS61:NO)には、デジタルスチルカメラ10は、ステップS30から画像ファイル名生成処理を行う。
連続撮影モードである場合(ステップS61:YES)には、デジタルスチルカメラ10は、1枚目に撮影された画像データGD1の画像ファイル名を生成する処理を行う(ステップS62)。ステップS62の処理は、図7において説明したステップS30からステップS39の処理である。
デジタルスチルカメラ10は、画像データGD1から生成した画像ファイル名をバッファメモリ24に記録し(ステップS63)、類似画像ファイル名生成処理を行い、次に撮影された画像データGD2の画像ファイル名を生成する(ステップS64)。ステップS64の処理は、図8において説明したステップS40からステップS42の処理である。
デジタルスチルカメラ10は、生成した画像ファイル名をバッファメモリ24の画像ファイル名記録領域130に記録し(ステップS65)、連続撮影モードにおいて最後に撮影され生成された画像ファイルの画像ファイル名を生成したか否かを判断する(ステップS66)。最後に撮影され生成された画像ファイルの画像ファイル名を生成していない場合(ステップS66:NO)には、ステップS64に戻り、処理を繰り返す。最後に撮影され生成された画像ファイルの画像ファイル名を生成した場合(ステップS66:YES)には、処理を終了する。
以上説明した第2実施例のデジタルスチルカメラ10によれば、連続撮影モードで撮影された画像データは類似していると判断し、類似度を算出する処理を省略して、画像ファイル名を生成することができる。従って、類否を識別可能な画像ファイル名を生成するとともに、全体的な処理効率を向上することができる。
C.第3実施例:
上述した第1実施例、第2実施例では、デジタルスチルカメラ10が、撮影した画像ファイルに対して、以前に撮影した画像ファイルとの類否を識別可能な画像ファイル名を生成することとした。第3実施例では、パーソナルコンピュータに、画像ファイル名生成手段を有するプログラムが搭載されている。
C1.機能ブロック:
図14は、第3実施例における画像処理装置600の機能ブロックを例示する説明図である。画像処理装置600は、CPU601,ROM603,RAM610、カードスロット602、画像格納部620を備える一般的なパーソナルコンピュータである。ROM603は、画像取得モジュール604と、画像処理モジュール605と、類似度算出モジュール606と、類否判定モジュール607と、画像ファイル名生成モジュール608とを有する。メモリカード650には、RAWデータと、各画像データの生成日時が格納されている。
画像取得モジュール604は、カードスロット602を介してメモリカード650から画像データを取得する。本実施例では、メモリカード内に格納されている画像データを全て取得し、RAM610に一時的に格納する。処理に必要な画像データを、適宜、メモリカード650から取得することとしてもよい。
画像処理モジュール605は、画像データに対して色補間処理や色抑制処理、色変換処理、ホワイトバランス処理等を行い、JPEGエンコードを実行してJPEG形式の画像データを生成する。第1実施例における画像処理回路23と同様の機能を備える。
類似度算出モジュール606、類否判定モジュール607、画像ファイル名生成モジュール608は、第1実施例に置いて説明した類似度算出モジュール26、類否判定モジュール27、画像ファイル名生成モジュール28と同様の処理を行う。ただし、画像ファイル名生成モジュール608は、画像処理モジュール605で生成された画像ファイルを、生成した画像ファイル名で画像格納部620に格納する。
画像処理装置600は、第1実施例において説明した図5〜図9の処理と同様の処理を行うため、詳細な処理の説明を省略する。ただし、第1実施例の図5のステップS10を、「レリーズボタン押下検出」に代えて、「メモリカード650から画像データを取得」とし、ステップS13を、「メモリカードに記録」に代えて、「画像格納部に記録」とする。
上述した第3実施例によれば、外部から取得した画像データに対して、画像データ間の類否を識別可能な画像ファイル名を生成することができ、利便性の向上を図ることができる。
C.変形例:
(1)
上述した実施例では、画像データの特徴量に基づき類似度を算出し、画像データ111と画像データ161との類否を判断することとしたがこれに限られない。例えば、画像データ111と画像データ161との対応する画素の画素値の単純差分を用いて類否を判断することとしてもよい。図15を用いて、画素データ間の画素の対応を模式的に説明する。
図15は、変形例における画像データ間の画素の対応を模式的に説明する模式図である。画像データ300および画像データ310は、縦7ピクセル、横6ピクセルの42ピクセル数の画像データである。画像データ300の各画素位置を説明するために、幅方向の添え字を「i」、高さ方向の添え字を「j」とする。i,jはそれぞれ自然数であり、i≦7、j≦6である。画像データ300の画素位置はX(i,j)で表される。画像データ310についても、画像データ300と同様に、画素位置はY(i,j)で表される。また、画素X(i,j)における画素値は「Xij」で表され、画素Y(i,j)における画素値は、「Yij」で表される。
「対応する画素」とは、同一の画素位置、すなわち、i,jに同一の値が設定されている画素を表す。例えば、図示するように、画像データ300の画素X(2,3)と画像データ310の画素Y(2,3)とは、対応する画素である。
本変形例では、デジタルスチルカメラ10は、対応する全画素間の単純差分の総和を差異度Diffとして算出し、差異度Diffが閾値ThDiff未満である場合には、両画像データは類似していると判断する。差異度Diffの算出式は以下に示す式2である。
式2
Figure 0004586580
デジタルスチルカメラ10は、第1実施例において説明した図7のステップS36の「類似度算出処理」に代えて、「差異度算出処理」を行うこととし、ステップS37の判断処理「類似度>ThSimi」に代えて、「差異度<ThDiff」とすれば、差異度を用いて類否判断を行うことができる。
本変形例によれば、単純差分に基づき差異度を算出する処理は、処理負荷が軽く、簡易に行うことができるため、処理効率を向上することができる。
(2)
また、デジタルスチルカメラ10は、画像データ同士の類否判断において、類似度、差異度に代えて、相関係数を用いて類否判断を行うこととしてもよい。相関係数とは、二つの変量間の相関関係の程度を表す値である。本変形例では、相関係数corが閾値Thcorより大きい場合に、両画像データは類似していると判断する。相関係数は、比較する2つの画像データの輝度値を用いて、式3により算出される。なお、i,jは画素位置を表す添え字であり、比較する二つの画像データを画像データP、画像データQとした場合の、画像データPの画素p(i,j)における画素値はPij、画像データQの画素q(i,j)における画素値はQijである。また、平均値、中間値等の値は、R,G,Bの値ごとに算出する。
式3
Figure 0004586580
デジタルスチルカメラ10は、第1実施例において説明した図7のステップS36の「類似度算出処理」に代えて、「相関係数算出処理」を行うこととし、ステップS37の判断処理「類似度<ThSimi」に代えて、「相関係数>Thcor」とすれば、相関係数を用いて類否判断を行うことができる。
相関係数は、−1<cor<1の範囲の値を取り、1に近いほど、両画像データは類似していると判断できる。従って、閾値Thcorを−1<cor<1の範囲の範囲内で調整することにより、類否判断の精度を制御することができる。
(3)
上述した閾値ThSimi,ThDiff,Thcorは、予め、設定されていることとしてもよいし、ユーザが任意に設定可能としてもよい。各閾値をユーザによって任意に設定可能とすれば、ユーザの撮影態様やユーザが考える類似の判断基準に対して、柔軟に対応することができる。
(4)
上述した第1実施例では、画像データ111、161の全体から特徴量を取得し、取得された特徴量に基づき類似度を算出することとしたがこれに限られない。例えば、画像データ111、161を、複数のブロックに分割して、ブロックごとに特徴量を取得することとしてもよい。画像データのブロック分割について、図16を用いて画像データ111を例に説明する。
図16は、本変形例における画像データのブロック分割を説明する模式図である。画像データ111は、幅方向2400ピクセル、高さ方向1800ピクセルのRAWデータである。画像データ111を、幅方向に4分割、高さ方向に4分割し、16個のブロックB1〜B16に分割する。全ブロックは同一サイズである。ブロックB1に示すように、1つのブロックの幅方向のピクセル数は600ピクセルであり、高さ方向のピクセル数は450ピクセルである。デジタルスチルカメラ10は、画像データ161についても同様に、16個のブロックに分割する。分割したブロックごとに特徴量の差分を算出し、差分から類似度を算出することとしてもよい。また、分割したブロックごとに類否判断を行い、各ブロックの類似度を総合的に判断して類否判断することとしてもよい。画像の中心部分には、重要な被写体が撮影されている可能性が高いことから、中心部分の類似度を特別に考慮して類否判断することとしてもよい。
ブロックに分割することにより、輝度値や色の分布の特徴を特徴量として利用することができるため、類否判断の精度を向上することができる。また、画像の構図や配置などを考慮して類否判断することもできる。ブロックごとに平均値、最頻値、中間値を算出して特徴量を取得し、これを用いることとしてもよい。
(5)
上述した第1実施例では、画像ファイル間の類否を識別するために、識別情報として画像ファイル名を生成することとしたがこれに限られない。画像ファイルと類否を識別する情報とが関連付けられていればよい。例えば、図17に示すように、画像ファイルのExif情報500に、類否を識別可能な識別情報を設定することとしてもよい。
図17は、本変形例におけるExif情報を例示する説明図である。Exif情報50には、画像ファイル名や画像データを撮影した撮影日時、色空間情報、シャッタースピード、焦点距離等が設定されている。メーカノートは、デジタルスチルカメラ10の製造メーカが自由に情報を設定することができる領域である。Exif情報500を有する画像ファイルの、拡張子を除く画像ファイル名は、EPSA0014である。本変形例では、この画像ファイルと類似する画像ファイルの、拡張子を除いた画像ファイル名をメーカノートに設定する。図示するように、メーカノートの類似ファイル名510には「EPSA0013」と設定されているため、画像ファイルEPSA0014は、EPSA0013に類似していることを表している。
Exif情報は、簡易に設定、参照が可能な付帯情報であるため、本変形例によれば、画像ファイル間の類否を識別可能な情報を、簡易に画像ファイルと関連付けて設定することができる。ユーザから視認できる画像ファイル名は連番で生成したいが、画像データ間の類否を識別可能な情報を画像ファイルと関連付けておきたい場合などに好適である。
(6)
また、上述した変形例(5)のように、画像データ間の類否を識別可能な識別情報をExif情報に設定するという方法だけでなく、画像ファイル間の類否を識別可能な識別情報を、別途、識別情報ファイルとして生成し、メモリカード30に格納することとしてもよい。画像ファイル間の類否関係をまとめて管理することができ好適である。
(7)
上述した各実施例では、RAWデータを用いて類否判断を行うこととしたがこれに限られない。例えば、RAWデータを縮小した縮小画像データを用いることとしてもよいし、圧縮後のJPEG形式の画像データを用いて類否判断を行うこととしてもよい。また、JPEG形式の画像データやRAWデータのサムネイル画像を用いることとしてもよい。
(8)
また、上述した各実施例では、現像処理前のRAWデータを用いて類否判断を行うこととしたが、現像処理途中の画像データ、すなわち、設定された撮影条件を反映してコントラストの調整やシャープネス処理を行った画像データを用いて類否判断を行うこととしてもよい。撮影条件を反映した画像データによって類否判断を行いたい場合に好適である。
(9)
上述した第1実施例では、RAWデータを、画像データ記録領域110に記録し、この画像データを用いて類否判断を行うこととしたがこれに限られない。図3に破線で示すように、画像データ記録領域110に、直前に撮影した画像データの特徴量400を記録することとしてもよい。こうすれば、バッファメモリ24の記録領域を有効に活用することができる。また、直前に撮影した画像データの特徴量を、RAWデータから再度算出する必要がないため、計算量を低減することができ、処理効率を向上することができる。
(10)
上述した第1実施例では、DCF形式に準拠した画像ファイル名を生成することとしたが、これに限られない。DCF形式に準拠しない画像ファイル名としてもよい。例えば、「DCS001_0.jpg」、「DCS001_1.jpg」としてもよい。
(11)
上述した第1実施例では、直前に撮影した画像データ1つとの類似度を算出することとしたがこれに限られない。例えば、以前に撮影された2つ以上の画像データと比較することとしてもよい。この場合、類似するファイルが増加する可能性が考えられる。この場合、第1実施例では画像ファイル名の下一桁目で類似を表し、類似することを表わす画像ファイル名は、10個までしか作れないが、例えば、下二桁目まで用いて類似する画像ファイル名を表すこととすればよい。
(12)
上述した第1実施例では、直前に生成された画像データ111の撮影時間を撮影日時記録領域120に記録することとしたが、これに限られない。例えば、画像データ記録領域110にRAWデータ111の代わりに、JPEG形式の画像ファイルが記録されている場合には、画像ファイルの付帯情報であるExif情報に記録されている撮影日時を使用することとしてもよい。
(13)
上述した第1実施例では、類否判断処理(ステップS36,S37)に先立ち、撮影間隔に基づき、明らかに類似していない可能性が高い画像データは、類否判断を行わずに非類似と判断することとしたが、撮影間隔による判断に限られない。例えば、図17に示したExif情報に記録されている焦点距離が所定の閾値以上異なっていたら非類似と判断することとしてもよい。また、例えば、GPS(Global Positioning System)情報を用いて、類否を判断することとしてもよい。GPS情報とは、人工衛星を利用して得られる、緯度、軽度、高度などの情報である。例えば、比較する画像データの緯度・経度が所定以上離れている場合には、明らかに別に場所で撮影されているとみなし、両画像データは非類似であると判断してもよい。
(14)
上述した第1実施例では、類否判断に、直前に生成された画像データを用いて行うこととしたが、直前に生成された画像データに限られない。更に以前に撮影された画像データとしてもよいし、また、時系列を考慮しないこととしてもよい。
(15)
上述した第1実施例では、バッファメモリ24にプレ画像情報記録領域100を構成することとしたが、これに限られない。例えば、メモリカード30内に、プレ画像情報記録領域100を構成することとしてもよい。
(16)
上述した第1実施例では、画素値の相関係数を求めることにより類否を判断することとしたがこれに限られない。例えば、以下に示す式4により、ヒストグラムを用いて相関係数を算出し、類否を判断することとしてもよい。なお、xiは、画像Xのヒストグラム、yiは、画像Yのヒストグラムを表す。
式4
Figure 0004586580
本変形例によれば、個々の画素位置に関係なく、画像データ全体の雰囲気に応じて類否を判断することができる。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成をとることができることは言うまでもない。
第1実施例におけるデジタルスチルカメラの概略構成を例示する説明図。 第1実施例におけるデジタルスチルカメラの機能ブロックを例示する説明図。 第1実施例におけるバッファメモリの内容を例示する説明図。 第1実施例における画像ファイル名の構造を説明する説明図。 第1実施例における画像記録処理を説明するフローチャート。 第1実施例における画像ファイル生成処理を説明するフローチャート。 第1実施例における画像ファイル名生成処理を説明するフローチャート。 第1実施例における類似画像ファイル名生成処理を説明するフローチャート。 第1実施例における通常画像ファイル名生成処理を説明するフローチャート。 第1実施例におけるデジタルスチルカメラの処理概要を例示する模式図。 第1実施例におけるメモリカードの記録内容を模式的に説明する模式図。 第2実施例における連続撮影モードを説明する模式図。 第2実施例における画像ファイル名生成処理を説明するフローチャート。 第3実施例における画像処理装置の機能ブロックを例示する説明図。 変形例における画像データ間の画素の対応を模式的に説明する模式図。 変形例における画像データのブロック分割を説明する模式図。 変形例におけるExif情報の内容を例示する説明図。
符号の説明
10...デジタルスチルカメラ
11...レリーズボタン
12...レンズ
13...カードスロット
14...液晶パネル
15...操作部
20...CPU
21...内部時計
22...CCD
23...画像処理回路
24...バッファメモリ
25...ROM
26...類似度算出モジュール
27...類否判定モジュール
28...画像ファイル名生成モジュール
30...メモリカード
50,51,52,53...画像ファイル
100...プレ画像情報記録領域
110...画像データ記録領域
111...画像データ
120...撮影日時記録領域
130...画像ファイル名記録領域
150...画像情報記録領域
160...画像データ記録領域
161...画像データ
200...画像ファイル名
210...画像ファイル名称
220...拡張子
300,310...画像データ
400...特徴量
510...メーカノート
600...画像処理装置
601...CPU
602...インターフェース
603...ROM
604...画像取得モジュール
605...画像処理モジュール
606...類似度算出モジュール
607...類否判定モジュール
608...画像ファイル名生成モジュール
610...RAM
650...メモリカード

Claims (5)

  1. 画像生成装置であって、
    撮像素子を介して入力された電気信号をデジタルデータに変換し、第1の画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記第1の画像データを用いて、画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段と、
    前記第1の画像データの直前に撮影した画像データである第2の画像データを第1の記録部に記録する比較画像情報記録手段と、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データに基づき、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データの類否を判断する類否判断手段と、
    前記類否判断手段による判断結果に応じて、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データが類似していることを識別可能なファイル名を生成し、前記画像ファイルを前記ファイル名で第2の記録部に記録する画像ファイル名生成手段と、
    前記第2の画像データの撮影時の撮影条件および前記第1の画像データの撮影時の撮影条件に基づき、前記第1の画像データによって表される被写体と前記第2の画像データによって表される被写体との類否を判断する撮影条件判断手段と、を備え
    前記類否判断手段は、
    前記撮影条件判断手段により、前記第1の画像データによって表される被写体および前記第2の画像データによって表される被写体が類似していると判断された場合には、前記類否の判断を実行し、
    前記撮影条件判断手段により、前記第1の画像データによって表される被写体および前記第2の画像データによって表される被写体が類似していないと判断された場合には、前記類否の判断を実行しない、画像生成装置。
  2. 画像生成装置であって、
    撮像素子を介して入力された電気信号をデジタルデータに変換し、第1の画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記第1の画像データを用いて、付帯情報を有するJPEG形式に準拠した形式の画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段と、
    前記第1の画像データの直前に撮影した画像データである第2の画像データを第1の記録部に記録する比較画像情報記録手段と、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データに基づき、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データの類否を判断する類否判断手段と、
    前記類否判断手段による判断結果に応じて、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データが類似していることを識別可能な識別情報を前記付帯情報に設定する設定手段と、
    前記第2の画像データの撮影時の撮影条件および前記第1の画像データの撮影時の撮影条件に基づき、前記第1の画像データによって表される被写体と前記第2の画像データによって表される被写体との類否を判断する撮影条件判断手段と、を備え
    前記類否判断手段は、
    前記撮影条件判断手段により、前記第1の画像データによって表される被写体および前記第2の画像データによって表される被写体が類似していると判断された場合には、前記類否の判断を実行し、
    前記撮影条件判断手段により、前記第1の画像データによって表される被写体および前記第2の画像データによって表される被写体が類似していないと判断された場合には、前記類否の判断を実行しない、画像生成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像生成装置であって、
    前記類否判断手段は、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データを複数の領域に分割する分割手段と、
    前記分割された領域ごとに、前記第1の画像データの特徴を表す情報である第1の特徴量、および、前記第2の画像データの特徴を表す情報である第2の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
    前記第1の特徴量および前記第2の特徴量に基づき、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データとの類似の度合いを表す類似度を、前記領域ごとに算出する類似度算出手段とを備え、
    前記類似度に基づき、前記類否の判断を行う画像生成装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像生成装置であって、
    前記類否判断手段は、
    前記第1の画像データの解像度を低くした画像データである第1の低解像度画像データを生成するとともに、前記第2の画像データの解像度を低くした画像データである第2の低解像度画像データを取得する低解像度画像データ取得手段を備え、
    前記第1の低解像度画像データおよび前記第2の低解像度画像データに基づき、前記類否を判断する画像生成装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の画像生成装置であって、
    前記類否判断手段は、
    前記第1の画像データのサムネイル画像データである第1のサムネイルを取得するとともに、前記第2の画像データのサムネイル画像データである第2のサムネイルを取得するサムネイル取得手段を備え、
    前記第1のサムネイルおよび前記第2のサムネイルに基づき、前記類否を判断する画像生成装置。
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