JPH1044970A - 自動ブレーキ装置 - Google Patents

自動ブレーキ装置

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JPH1044970A
JPH1044970A JP8217824A JP21782496A JPH1044970A JP H1044970 A JPH1044970 A JP H1044970A JP 8217824 A JP8217824 A JP 8217824A JP 21782496 A JP21782496 A JP 21782496A JP H1044970 A JPH1044970 A JP H1044970A
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JP
Japan
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input shaft
brake pedal
brake
valve
valve body
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Withdrawn
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JP8217824A
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English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 自動ブレーキ装置は、ブレーキ倍力装置
と、該ブレーキ倍力装置の入力軸33を前進させてブレ
ーキ倍力装置を作動させるアクチエータ44とを備えて
いる。ブレーキ倍力装置の出力軸38に加わるブレーキ
反力は、弁プランジャ20および入力軸に伝達されない
ようになっており、他方、ブレーキペダル35と車体4
2の間には、ブレーキペダルの前進に応じた擬似反力を
付与する擬似反力付与手段40としてのばね43を張設
している。さらに、ブレーキペダルと入力軸とは、ブレ
ーキペダルの前進によって入力軸が前進されるが入力軸
の前進によってはブレーキペダルが前進しないように連
動させている。 【効果】 入力軸にはブレーキ反力もばね43の引張り
力も作用しないので、これを前進させるアクチエータ4
4の小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動ブレーキ装置に関
し、より詳しくはブレーキ倍力装置を備えた自動ブレー
キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、ブレーキ倍力装置は、シェ
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの
前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内
に設けた弁機構と、ブレーキペダルに連動され、上記弁
機構を構成する弁プランジャを進退動させて弁機構の流
路を切換える入力軸と、上記バルブボデイの前進によっ
て前進される出力軸とを備えている。そして従来、ブレ
ーキペダルを踏み込むことなく、ブレーキ作用を得るこ
とができる自動ブレーキ装置としてブレーキ倍力装置を
利用したものが知られており、この自動ブレーキ装置
は、上記ブレーキ倍力装置と、該ブレーキ倍力装置の弁
プランジャ又は入力軸を前進させてブレーキ倍力装置を
作動させるアクチエータとを備えている。上記構成を有
する得自動ブレーキ装置では、アクチエータによりブレ
ーキ倍力装置の弁プランジャ又は入力軸を前進させれ
ば、運転者がブレーキペダルを踏み込んでいなくても、
ブレーキペダルを踏み込んで弁プランジャを前進させた
のと同一の状態を得ることができるので、自動的にブレ
ーキ倍力装置を作動させてブレーキ作用を得ることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブレー
キ倍力装置では、運転者に制動力の大きさを感知させる
ために、ブレーキ倍力装置の作動時には上記出力軸に加
わる反力を上記弁プランジャ、入力軸およびブレーキペ
ダルを介して運転者に伝達するようにしている。その結
果、上記アクチエータには、弁プランジャに加わる反力
に打ち勝って該弁プランジャを前進させるだけの出力が
要求されるため、大型で高価にならざるを得なかった。
本発明はそのような事情に鑑み、小さな出力のアクチエ
ータで弁プランジャを前進させることができる自動ブレ
ーキ装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上述
した従来の自動ブレーキ装置において、上記ブレーキペ
ダルと入力軸とを、ブレーキペダルの前進によって入力
軸が前進されるが入力軸の前進によってはブレーキペダ
ルが前進しないように連動させ、かつ、上記ブレーキ倍
力装置の作動時に上記出力軸に加わる反力が上記弁プラ
ンジャに伝達されないようにするとともに、上記ブレー
キペダルに、該ブレーキペダルの前進に応じた擬似反力
を付与する擬似反力付与手段を連動させたものである。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、通常のブレーキ作動時
には、ブレーキペダルを踏み込めばそれによって入力軸
が前進されるので、従来周知のブレーキ倍力装置と同様
にしてブレーキ作用がなされる。そしてこの際、ブレー
キペダルには擬似反力付与手段からその前進に応じた擬
似反力が付与されるので、運転者は適切なブレーキ操作
感を得ることができる。他方、アクチエータによって弁
プランジャを前進させた自動ブレーキ作動時には、出力
軸に加わる反力が弁プランジャに伝達されることがな
い。これに加えて、入力軸は前進されてもブレーキペダ
ルは前進されることがなく、擬似反力付与手段はブレー
キペダルに連動しているので上記アクチエータには擬似
反力付与手段の擬似反力が作用することがない。つまり
アクチエータは、ブレーキ反力や擬似反力に抗して弁プ
ランジャや入力軸を前進させる必要がないので、その
分、アクチエータの出力を小さくすることができ、した
がってアクチエータを小型化することができる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例に基づいて本発明を説明す
ると、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2
から構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンタ
ープレート3によって前後のフロント室4とリヤ室5と
の2室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2および
センタープレート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6
をそれぞれの環状のベアリング7、8によって摺動自在
に貫通させるとともに、その部分を環状シール部材1
0、11によってそれぞれ気密を保持させている。上記
リヤシェル2の開口からはバルブボデイ6の末端筒状部
6Aを外部に突出させてあり、上記末端筒状部6Aをそ
の開口に取付けた概略筒状のダストカバー12によって
覆っている。上記バルブボデイ6には、上記フロント室
4とリヤ室5とのぞれぞれに収納したフロントパワーピ
ストン14とリヤパワーピストン15と連結してあり、
各パワーピストン14、15の背面にフロントダイアフ
ラム16とリヤダイアフラム17とをそれぞれ張設する
ことにより、フロントダイアフラム16の前後に定圧室
Aと変圧室Bとを、またリヤダイアフラム17の前後に
も定圧室Cと変圧室Dとを区画形成している。
【0007】上記バルブボデイ6内には流体回路を切換
える弁機構18を収容してあり、この弁機構18は、バ
ルブボデイ6の内周部にリヤ側に向けて形成した環状の
第1弁座19と、この第1弁座19の内方でバルブボデ
イ6に摺動自在に設けた弁プランジャ20の右端部に形
成した環状の第2弁座21と、図1の右方からポペット
リターンスプリング22によって両弁座19、21に着
座される弁体23とを備えている。上記第1弁座19と
弁体23とが接触するシート部よりも外周側は、バルブ
ボデイ6に形成した軸方向の定圧通路24を介して定圧
室Aに連通し、この定圧室Aは他の定圧通路25を介し
て定圧室Cに連通している。そして上記定圧室Aは、フ
ロントシェル1に連結した負圧導入管26を介してエン
ジンのインテークマニホールドに連通している。また、
上記第1弁座19と弁体23とが接触するシート部より
も内周側で、上記第2弁座21と弁体23とが接触する
シート部よりも外周側の空間は、バルブボデイ6に形成
した半径方向の変圧通路27を介して変圧室Dに連通し
ており、さらに変圧室Dはバルブボデイ6の軸方向に形
成した変圧通路28を介して変圧室Bに連通している。
さらに、上記第2弁座21と弁体23とが接触するシー
ト部よりも内周側は、末端筒状部6A内に形成した大気
通路29を介して大気に連通しており、この大気通路2
9内にフィルタ30を設けている。
【0008】上記弁プランジャ20の右端には入力軸3
3の先端部を枢支連結してあり、この入力軸33とバル
ブボデイ6との間に、上記ポペットリターンスプリング
22よりも大きな弾発力を有するバルブリターンスプリ
ング34を弾装して、通常は弁プランジャ20の第2弁
座21に弁体23を着座させ、かつ弁体23をバルブボ
デイ6の第1弁座19から離座させている。そして上記
入力軸33の末端部は、後に詳述するように、ブレーキ
ペダル35に連動させている。また、上記弁プランジャ
20は、キー部材36によってバルブボデイ6から抜出
るのを防止している。上記キー部材36は、図示しない
が、その中央部から前端部にかけて二股状に形成してあ
り、該キー部材36をバルブボデイ6の直径方向に形成
した挿入孔37に挿入して、その二股状部分の基部を弁
プランジャ20の小径部20aに係合させている。この
とき、上記挿入孔37と変圧通路27とをバルブボデイ
6の軸方向に離隔して形成してあり、キー部材36は挿
入孔37内でバルブボデイ6の軸方向に変位可能となっ
ている。そしてキー部材36と弁プランジャ20とは、
上記小径部20aの軸方向長さの範囲内でバルブボデイ
6の軸方向に変位可能となっており、ブレーキ倍力装置
の非作動時に上記キー部材36をリヤシェル2の内面に
当接させてキー部材36および弁プランジャ20をバル
ブボデイ6に対する前進位置に保持することにより、ブ
レーキ倍力装置の作動開始時における入力軸33のロス
ストロークを減少させることができるようにしている。
さらに、出力軸38にはその右側基部に凹部38Aを形
成してあり、この凹部38A内にバルブボデイ6の右端
部に形成した環状突出部6Bを嵌合している。また出力
軸38の左側先端部は、シール部材39により気密を保
ってフロントシェル1から外部に突出させてあり、その
先端部をフロントシェル1に連結した図示しないマスタ
ーシリンダのピストンに連動させている。
【0009】ところで、上記弁プランジャ20の先端部
を摺動自在に嵌合した孔はその左端部を閉鎖してあり、
ブレーキ倍力装置の作動時にマスターシリンダのピスト
ンから出力軸38に伝達されたブレーキ反力の全てをバ
ルブボデイ6で受けるようにし、反力が弁プランジャ2
0に、したがってブレーキペダル35に伝達されないよ
うにしている。したがってこのままでは運手者はブレー
キの操作感を得ることができないので、上記ブレーキペ
ダル35に擬似反力付与手段40を連動させ、この擬似
反力付与手段40によってブレーキペダル35にその踏
込み量に応じた擬似反力を付与することができるように
している。すなわち上記ブレーキペダル35は、一端を
連結ピン41によって車体42に揺動可能に連結してあ
り、このブレーキペダル35と車体42との間に擬似反
力付与手段40としてのばね43を張設してある。した
がって運転者がブレーキペダル35を踏込むと上記ばね
43が引っ張られるので、それによって運転者はブレー
キペダル35の踏込み量に応じた擬似反力を受けること
ができる。
【0010】次に、上記バルブボデイ6の末端筒状部6
Aの端部にアクチエータ44を設けてあり、このアクチ
エータ44によってブレーキペダル35を踏み込むこと
なしに、入力軸33および弁プランジャ20を前進させ
て自動的にブレーキ倍力装置を作動させることができる
ようにしている。上記アクチエータ44は、図2に拡大
して示すように、バルブボデイ6の末端筒状部6Aに固
定したシリンダ部材45と、入力軸33に固定した円盤
状のピストン46を備えている。上記ピストン46は、
その内周部のフロント側端面を入力軸33の段部に当接
させるとともに、そのリヤ側にダイアフラム47の内周
ビード部47Aを配置し、かつ該内周ビード部47Aを
入力軸33の凹部内に嵌込むことにより、気密を保って
入力軸33に固定している。上記ダイアフラム47の外
周ビード部47Bは、リテーナ48によってシリンダ部
材45のリヤ側に気密を保って固定してあり、このダイ
アフラム47と、上記シリンダ部材45のフロント側と
入力軸33との間に設けたシール部材49とによって、
シリンダ部材45内に圧力室50を形成している。そし
て圧力室50は、図1に示すように、導管51を介して
電磁式の制御弁52に接続してあり、該制御弁52によ
って圧力室50内に大気圧と負圧とのいずれか一方を選
択的に供給することができるようにしている。このと
き、上記圧力室50内には、通常は大気が導入されて非
作動状態となっているが、負圧を導入した際には入力軸
33を前進させることができる。
【0011】そして上記アクチエータ44が作動されて
入力軸33を前進させる際には、前述したように弁プラ
ンジャ20および入力軸33にはブレーキ反力が作用す
ることがなく、しかも上記擬似反力付与手段40として
のばね43の引張り力が入力軸33に伝達されないよう
にして、アクチエータ44の出力を小さくすることがで
きるようにしている。すなわち本実施例では、上記入力
軸33の一端にクレビス53を取付けてあり、このクレ
ビス53に長孔53Aを形成して該長孔53A内に上記
ブレーキペダル35に設けたクレビスピン54を係合さ
せている。そしてブレーキペダル35が踏込まれていな
い非作動状態では、上記クレビス53の長孔53Aの左
端にクレビスピン54が位置するようにしている。した
がってブレーキペダル35と入力軸33とは、ブレーキ
ペダル35を踏込んだ際には入力軸33は前進される
が、アクチエータ44によって入力軸33が前進された
際にはブレーキペダル35が前進しないように連動され
ている。
【0012】以上の構成において、上記アクチエータ4
4の圧力室50内に大気が導入されている状態では、ピ
ストン46の前後に圧力差が生じていないので、アクチ
エータ44は非作動状態となっている。そしてブレーキ
ペダル35の踏み込みが開放されているブレーキ倍力装
置の非作動状態では、弁体23は第2弁座21に着座し
て変圧通路27と圧力通路29との連通を遮断し、また
弁体23は第2弁座21から僅かに離座しており、これ
により定圧通路24を介して変圧室B、Dが定圧室A、
Cに連通され、それら定圧室A、Cと変圧室B、Dとに
負圧が導入されて同圧となっている。この状態からブレ
ーキペダル35が踏み込まれると、クレビスピン54お
よびクレビス53を介して直ちに入力軸33が前進され
るので、従来周知のブレーキ倍力装置と同様に、第2弁
座21に弁体23が着座して定圧室A、Cと変圧室B、
Dとの連通を遮断し、第1弁座19から弁体23が離座
して変圧室B、Dに大気が導入される。したがって各パ
ワーピストン14、15の前後の圧力差によりバルブボ
デイ6が前進され、それによって出力軸38が前進され
るので、マスターシリンダにブレーキ液圧が発生する。
そしてそのブレーキ液圧によるブレーキ反力は出力軸3
8を介してバルブボデイ6で全て受け止められ、弁プラ
ンジャ20に伝達されることはない。他方、ブレーキペ
ダル35が踏み込まれると、該ブレーキペダル35はば
ね43を引っ張ることになるので、ブレーキペダル35
にはその引っ張り力に応じた擬似反力が生じることにな
る。
【0013】次に、ブレーキ倍力装置の非作動状態にお
いて、アクチエータ44が作動されると、すなわち上記
制御弁52の流路が切換えられて圧力室50内に負圧が
導入されると、ピストン46の前後に圧力差が発生し、
上記バルブリターンスプリング34に抗して入力軸33
および弁プランジャ20をバルブボデイ6に対して前進
させる。その結果、ブレーキペダル35が踏み込まれた
場合と同様にしてブレーキ作用が行なわれる。このと
き、上述したようにブレーキ反力は弁プランジャ20お
よび入力軸33に伝達されることがなく、しかも入力軸
33は、クレビス53の長孔53Aによってクレビスピ
ン54に対して前進することができるので、該入力軸3
3にばね43の引張り力が作用することがない。したが
ってアクチエータ44はバルブリターンスプリング34
とポペットリターンスプリング22に抗して入力軸33
および弁プランジャ20を前進させる出力を備えていれ
ばよいので、従来に比較して小型のアクチエータを用い
ることができる。
【0014】なお、上記実施例では圧力流体を利用した
アクチエータ44を用いているが、電磁石を利用したア
クチエータであってもよく、その場合、該アクチエータ
をバルブボデイ内に設けて弁プランジャ20を進退動さ
せるようにすることができる。また、上記ブレーキペダ
ル35と入力軸33とを、ブレーキペダル35の前進に
よって入力軸33が前進されるが入力軸33の前進によ
ってはブレーキペダル35が前進しないように連動させ
る構成としても、上記実施例のものに限定されるわけで
はない。最も単純には、入力軸33の右側末端部にブレ
ーキペダル35の左側端面を当接させるだけでもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、運転者
は通常のブレーキ作動時には擬似反力付与手段によって
適切なブレーキ操作感を得ることができ、またアクチエ
ータによる自動ブレーキ作動時には、該アクチエータに
はブレーキ反力も擬似反力付与手段による力も作用しな
いのでその出力を小さくすることができ、したがってア
クチエータを小型化することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のアクチエータ44の拡大断面図。
【符号の説明】
6…バルブボデイ 6B…環状突出
部 18…弁機構 33…入力軸 34…バルブリターンスプリング 35…ブレー
キペダル 40…擬似反力付与手段 43…ばね 44…アクチエータ 50…圧力室 52…流路切換え弁 53…クレビ
ス 53A…長孔 53…クレビ
スピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
    イと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、こ
    のパワーピストンの前後に形成した定圧室と変圧室と、
    上記バルブボデイ内に設けた弁機構と、ブレーキペダル
    に連動され、上記弁機構を構成する弁プランジャを進退
    動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記バルブ
    ボデイの前進によって前進される出力軸とを有するブレ
    ーキ倍力装置と、さらに、上記弁プランジャ又は入力軸
    を前進させてブレーキ倍力装置を作動させるアクチエー
    タとを備えた自動ブレーキ装置において、 上記ブレーキペダルと入力軸とを、ブレーキペダルの前
    進によって入力軸が前進されるが入力軸の前進によって
    はブレーキペダルが前進しないように連動させ、かつ、
    上記ブレーキ倍力装置の作動時に上記出力軸に加わる反
    力が上記弁プランジャに伝達されないようにするととも
    に、上記ブレーキペダルに、該ブレーキペダルの前進に
    応じた擬似反力を付与する擬似反力付与手段を連動させ
    たことを特徴とする自動ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 上記入力軸に取付けたクレビスに長孔が
    形成されており、ブレーキペダルに設けたクレビスピン
    が上記長孔に係合して、ブレーキペダルの前進によって
    入力軸が前進されるが入力軸の前進によってはブレーキ
    ペダルが前進しないように連動させていることを特徴と
    する請求項1に記載の自動ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 上記擬似反力付与手段は、ブレーキペダ
    ルと車体との間に設けたばねであることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の自動ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 上記アクチエータは、バルブボデイに設
    けたシリンダ部材と、内周部を上記入力軸に連結したピ
    ストンと、このピストンの外周部とシリンダ部材との間
    をシールし、シリンダ部材内に圧力室を区画するシール
    部材と、上記圧力室に圧力流体を供給して上記ピストン
    および入力軸を前進させる制御弁とを備えていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    自動ブレーキ装置。
JP8217824A 1996-07-31 1996-07-31 自動ブレーキ装置 Withdrawn JPH1044970A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013075596A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 気圧式倍力装置

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Effective date: 20031007