JPH1044945A - 車両用リフトのピット安全装置 - Google Patents
車両用リフトのピット安全装置Info
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- JPH1044945A JPH1044945A JP8223260A JP22326096A JPH1044945A JP H1044945 A JPH1044945 A JP H1044945A JP 8223260 A JP8223260 A JP 8223260A JP 22326096 A JP22326096 A JP 22326096A JP H1044945 A JPH1044945 A JP H1044945A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納式車両用リフトにおいて、上昇時に生ず
る床面のピット内に作業者が落下したり転倒することが
なく安全な作業ができるピット安全装置を提供する。 【解決手段】 床面のピットＢから車両を支承する受台
Ａを昇降する方式の車両用リフト装置において、該受台
Ａが上方に位置するとき前記ピットＢの開口部をカバー
するカバー手段１を設ける。
る床面のピット内に作業者が落下したり転倒することが
なく安全な作業ができるピット安全装置を提供する。 【解決手段】 床面のピットＢから車両を支承する受台
Ａを昇降する方式の車両用リフト装置において、該受台
Ａが上方に位置するとき前記ピットＢの開口部をカバー
するカバー手段１を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の整備などに
使用する車両用リフトのピット安全装置に関する。
使用する車両用リフトのピット安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、法改正により車の最低地上高９cm
の低床車が認可されて、従来の車両用リフトの受台はこ
の低床車の車体下に入らないものもあり、その為に図１
７の如くリフトの受台Ａを床面の凹部Ｂ内に没入させる
方式が近年主流となっている。
の低床車が認可されて、従来の車両用リフトの受台はこ
の低床車の車体下に入らないものもあり、その為に図１
７の如くリフトの受台Ａを床面の凹部Ｂ内に没入させる
方式が近年主流となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式のリフ
トの場合に前記受台Ａの上昇時に前記凹部Ｂ内に作業中
誤って作業者が足を滑らせたり落下して怪我をするなど
の安全上の問題点があった。
トの場合に前記受台Ａの上昇時に前記凹部Ｂ内に作業中
誤って作業者が足を滑らせたり落下して怪我をするなど
の安全上の問題点があった。
【０００４】本発明はこの問題点を解消し、リフト上昇
時においても安全な作業ができるピット安全装置を提供
することを目的とする。
時においても安全な作業ができるピット安全装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、床面のピットから車両を支承する受台を昇降
する方式の車両用リフト装置において、該受台が上方に
位置するとき前記ピットの開口部をカバーするカバー手
段或いは該開口部の周縁から突出する安全柵手段を設け
たことを特徴とする。
成すべく、床面のピットから車両を支承する受台を昇降
する方式の車両用リフト装置において、該受台が上方に
位置するとき前記ピットの開口部をカバーするカバー手
段或いは該開口部の周縁から突出する安全柵手段を設け
たことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図１
及び図２により説明する。
及び図２により説明する。
【０００７】Ａはリフト装置の受台、Ｂは該受台Ａを収
納するための床面に形成した凹部であるピット、Ｃは該
受台Ａを昇降する油圧シリンダーの昇降ロッド、１はカ
バー手段である蓋板、ＤはピットＢの開口部内の側方に
設けられた枢着軸、Ｅは該開口部の中心部に位置する側
面から突出のストッパーを示す。
納するための床面に形成した凹部であるピット、Ｃは該
受台Ａを昇降する油圧シリンダーの昇降ロッド、１はカ
バー手段である蓋板、ＤはピットＢの開口部内の側方に
設けられた枢着軸、Ｅは該開口部の中心部に位置する側
面から突出のストッパーを示す。
【０００８】前記蓋板１は表面に滑り止めの縞模様が形
成されている鋼板などにより形成され、その根部１ａが
裏面側へＵ字状に折曲げ形成されてそのＵ字状部の内面
において前記枢着軸Ｄが回動自在に係合されている。
又、前記蓋板１の先端部１ｂも裏面側へＬ字状に折曲げ
形成されていると共にその中央部分に前記昇降ロッドＣ
を避けるための切欠部１ｃが設けられている。
成されている鋼板などにより形成され、その根部１ａが
裏面側へＵ字状に折曲げ形成されてそのＵ字状部の内面
において前記枢着軸Ｄが回動自在に係合されている。
又、前記蓋板１の先端部１ｂも裏面側へＬ字状に折曲げ
形成されていると共にその中央部分に前記昇降ロッドＣ
を避けるための切欠部１ｃが設けられている。
【０００９】次に、第１実施の形態の作動について説明
する。
する。
【００１０】図１の右半部の点線図示の如く受台Ａがピ
ットＢ内に収納状態のときには、蓋板１はその先端部の
Ｌ字状部において枢着軸Ｄにより係合してピットＢの内
側面に沿って垂下されており、受台Ａが上方に位置する
ときは、実線の矢印の如く蓋板１の先端部１ｂを上方に
引き上げて、Ｕ字状部１ａが枢着軸Ｄに引っ掛かったら
ピットＢの中心方向に先端部１ｂを回転させて蓋板１を
水平になる様にして図１の左側の如く蓋板１の裏面がス
トッパー杆Ｅにより支持されて図２状態になり蓋板１上
に作業員が乗って作業することができる。
ットＢ内に収納状態のときには、蓋板１はその先端部の
Ｌ字状部において枢着軸Ｄにより係合してピットＢの内
側面に沿って垂下されており、受台Ａが上方に位置する
ときは、実線の矢印の如く蓋板１の先端部１ｂを上方に
引き上げて、Ｕ字状部１ａが枢着軸Ｄに引っ掛かったら
ピットＢの中心方向に先端部１ｂを回転させて蓋板１を
水平になる様にして図１の左側の如く蓋板１の裏面がス
トッパー杆Ｅにより支持されて図２状態になり蓋板１上
に作業員が乗って作業することができる。
【００１１】次に整備作業が終了したら受台Ａが下降す
る前に、図１の右半部の点線図示の如く蓋板１をピット
Ｂ内の側面に収納する。
る前に、図１の右半部の点線図示の如く蓋板１をピット
Ｂ内の側面に収納する。
【００１２】この第１の実施の形態は手動により蓋板を
移動させ、収納面積が小さく、シンプルな構造で安価に
製作できる利点がある。
移動させ、収納面積が小さく、シンプルな構造で安価に
製作できる利点がある。
【００１３】図３は本発明の第２の実施の形態を示し、
この実施の形態においては蓋板１１、１１はその根部を
ピットＢの上側縁に枢着し、先端を上方に１８０°回転
させるようにして図３の如くピットＢの開口部をカバー
したり或いは該開口部の側方の床面上に載置する。
この実施の形態においては蓋板１１、１１はその根部を
ピットＢの上側縁に枢着し、先端を上方に１８０°回転
させるようにして図３の如くピットＢの開口部をカバー
したり或いは該開口部の側方の床面上に載置する。
【００１４】ここで開口部をカバーしたときに蓋板１
１、１１が水平状態を保持するように蓋板１１、１１の
先端部の裏面に当接するストッパーがピットＢの両側面
より突出されている。
１、１１が水平状態を保持するように蓋板１１、１１の
先端部の裏面に当接するストッパーがピットＢの両側面
より突出されている。
【００１５】図４は本発明の第３の実施の形態を示し、
この実施の形態においては蓋板２１、２１はその根部を
ピットＢの上側縁に枢着し、９０°回動して先端部をピ
ットＢ内に収納するようにしている。
この実施の形態においては蓋板２１、２１はその根部を
ピットＢの上側縁に枢着し、９０°回動して先端部をピ
ットＢ内に収納するようにしている。
【００１６】ここで開口部をカバーしたときに蓋板２
１、２１が水平状態を保持するように蓋板２１、２１の
先端部の裏面に当接するストッパーがピットＢの両側面
に出没可能に設けられている。
１、２１が水平状態を保持するように蓋板２１、２１の
先端部の裏面に当接するストッパーがピットＢの両側面
に出没可能に設けられている。
【００１７】図５は本発明の第４の実施の形態を示し、
この実施の形態では１対の蓋板がピットＢの中心に向っ
て水平移動するのが特徴である。
この実施の形態では１対の蓋板がピットＢの中心に向っ
て水平移動するのが特徴である。
【００１８】１対の蓋板３１、３１はピットＢの上面で
実線の矢印の方向に水平移動して開口部をカバーするよ
うに該蓋板３１、３１の先端部を互にリンク３２、３２
で連結し、そのリンクの連結点３２ａはガイド３３によ
り上下方向の移動のみに規制され、該蓋板３１、３１を
連動させている。
実線の矢印の方向に水平移動して開口部をカバーするよ
うに該蓋板３１、３１の先端部を互にリンク３２、３２
で連結し、そのリンクの連結点３２ａはガイド３３によ
り上下方向の移動のみに規制され、該蓋板３１、３１を
連動させている。
【００１９】又、これら蓋板３１の先端部にロック機構
３４を設けて蓋板３１がピットＢをカバーする時と、収
納する時に各々の位置でロックするようになっている。
尚、該ロック機構３４は蓋板３１の一方のみに設ければ
よい。
３４を設けて蓋板３１がピットＢをカバーする時と、収
納する時に各々の位置でロックするようになっている。
尚、該ロック機構３４は蓋板３１の一方のみに設ければ
よい。
【００２０】次にこの実施の形態の作動について説明す
る。
る。
【００２１】受台Ａが上昇したらロック機構３４を踏ん
でロックを解除し、蓋板３１をピットＢの中心方向へ足
などで押し出すとリンク３２、３２で連結された１対の
蓋板３１、３１が実線の矢印の如く同期して内方に移動
して図示されていないが中心近くでストッパーに自動的
にロックされ、作業員が上に乗って作業しても蓋板３１
は動かなくなる。
でロックを解除し、蓋板３１をピットＢの中心方向へ足
などで押し出すとリンク３２、３２で連結された１対の
蓋板３１、３１が実線の矢印の如く同期して内方に移動
して図示されていないが中心近くでストッパーに自動的
にロックされ、作業員が上に乗って作業しても蓋板３１
は動かなくなる。
【００２２】作業終了後はロックを解除して点線の矢印
の方向へ蓋板３１を移動させて収納する。
の方向へ蓋板３１を移動させて収納する。
【００２３】尚、第４の実施の形態は手動であるが、図
６に示す如く連結点３２ａを油圧や空気圧のシリンダー
Ｃ′で作動させて自動化してもよい。
６に示す如く連結点３２ａを油圧や空気圧のシリンダー
Ｃ′で作動させて自動化してもよい。
【００２４】図７及び図８は本発明の第５の実施の形態
を示し、この実施の形態は前記第４の実施の形態と同様
に１対の蓋板が水平移動する方式であるが、リフトの昇
降に伴って逆Ｌ字状の蓋板が自動的に移動するのが特徴
である。
を示し、この実施の形態は前記第４の実施の形態と同様
に１対の蓋板が水平移動する方式であるが、リフトの昇
降に伴って逆Ｌ字状の蓋板が自動的に移動するのが特徴
である。
【００２５】４１はカバー手段である蓋板を示し、該蓋
板４１は、前述の如く逆Ｌ字状に形成され、その水平の
蓋板部４１ａの下面において前記ピットＢの開口部の周
縁の床面上に軸支したローラＦに摺接すると共に又垂直
部４１ｂの下端に車輪４１ｃを設けて該車輪４１ｃと床
面上のローラＦとにより、水平方向に移動できるように
なっている。
板４１は、前述の如く逆Ｌ字状に形成され、その水平の
蓋板部４１ａの下面において前記ピットＢの開口部の周
縁の床面上に軸支したローラＦに摺接すると共に又垂直
部４１ｂの下端に車輪４１ｃを設けて該車輪４１ｃと床
面上のローラＦとにより、水平方向に移動できるように
なっている。
【００２６】又、これら左右の蓋板４１、４１の先端４
２ａで回動可能に互に枢着した２本の弓状のリンク４
２、４２の根部端４２ｂで回動自在にそれぞれ枢着され
ていると共に、互いに引張りバネ４３で張架されてい
る。
２ａで回動可能に互に枢着した２本の弓状のリンク４
２、４２の根部端４２ｂで回動自在にそれぞれ枢着され
ていると共に、互いに引張りバネ４３で張架されてい
る。
【００２７】即ち該引張りバネ４３のバネ力により前記
蓋板４１、４１は互に内方に引き合う力が作用して前記
弓状のリンク４２の先端４２ａが上方へ移行するように
作動する。
蓋板４１、４１は互に内方に引き合う力が作用して前記
弓状のリンク４２の先端４２ａが上方へ移行するように
作動する。
【００２８】次に、第５の実施の形態の作動について説
明する。
明する。
【００２９】受台Ａが下降して弓状のリンク４２の先端
４２ａが該受台Ａの下面により押し下げられ図７に示す
様にピットＢの左右端に１対の逆Ｌ字状の蓋板４１、４
１が待機している状態から受台Ａが上昇すると前記リン
ク４２の先端４２ａを押えている力がなくなり、蓋板４
１、４１はピットＢの中央に対向して水平移動して図８
の如くピットを覆う。
４２ａが該受台Ａの下面により押し下げられ図７に示す
様にピットＢの左右端に１対の逆Ｌ字状の蓋板４１、４
１が待機している状態から受台Ａが上昇すると前記リン
ク４２の先端４２ａを押えている力がなくなり、蓋板４
１、４１はピットＢの中央に対向して水平移動して図８
の如くピットを覆う。
【００３０】受台Ａが下降してくると該受台Ａの下面が
リンク４２の先端４２ａに接し、更に該受台Ａが下降す
ると該４２ａを押し下げて根部端４２ｂ、４２ｂを介し
て蓋板４１、４１を左右に水平移動させて受台Ａの上面
が床面と略同じ高さ迄下降し、再び図７の状態に戻る。
リンク４２の先端４２ａに接し、更に該受台Ａが下降す
ると該４２ａを押し下げて根部端４２ｂ、４２ｂを介し
て蓋板４１、４１を左右に水平移動させて受台Ａの上面
が床面と略同じ高さ迄下降し、再び図７の状態に戻る。
【００３１】このリンク４２の上下方向を水平方向に変
換する機能により、通常のリフトの昇降操作のみて別の
操作や動力源を必要とせずピットＢを１対の蓋板で覆う
ことが可能となり、安全な作業ができる。
換する機能により、通常のリフトの昇降操作のみて別の
操作や動力源を必要とせずピットＢを１対の蓋板で覆う
ことが可能となり、安全な作業ができる。
【００３２】図９及び図１０は本発明の第６の実施の形
態を示し、この実施の形態は蓋板が上下方向に移動する
のが特徴である。
態を示し、この実施の形態は蓋板が上下方向に移動する
のが特徴である。
【００３３】５１はカバー手段である蓋板を示し、該蓋
板５１は前記ピットＢの床面との間にく字状に曲がる支
柱リンク５３が設けられ、該支柱５３の上下端が前記蓋
板５１の下面と前記ピットＢの床面に枢着されている。
板５１は前記ピットＢの床面との間にく字状に曲がる支
柱リンク５３が設けられ、該支柱５３の上下端が前記蓋
板５１の下面と前記ピットＢの床面に枢着されている。
【００３４】又、５４はコイルバネを示し、該コイルバ
ネ５４の押圧力で前記蓋板５１を常に上方に付勢してい
る。そして前記く字状に曲がった支柱リンク５３が前記
コイルバネ５４の押圧力で真直ぐになった時点で前記蓋
板５１の上面が床面と同一レベルの高さになり、又前記
左右の支柱リンク５３はその下部リンク５３ｂ間に張設
された引張りバネ５５の引張り力により該下部リンク５
３ｂの上端に突出の係止爪５３ｃが上部リンク５３ａの
側面を圧接してロックされた状態となり、前記蓋板５１
に作業者が乗っても支柱リンク５３が直立しているので
下降しない。
ネ５４の押圧力で前記蓋板５１を常に上方に付勢してい
る。そして前記く字状に曲がった支柱リンク５３が前記
コイルバネ５４の押圧力で真直ぐになった時点で前記蓋
板５１の上面が床面と同一レベルの高さになり、又前記
左右の支柱リンク５３はその下部リンク５３ｂ間に張設
された引張りバネ５５の引張り力により該下部リンク５
３ｂの上端に突出の係止爪５３ｃが上部リンク５３ａの
側面を圧接してロックされた状態となり、前記蓋板５１
に作業者が乗っても支柱リンク５３が直立しているので
下降しない。
【００３５】前記蓋板５１の中央部の透孔の周辺の下面
にロック解除レバー５２が支点５２ｃで軸支され、リフ
トの下降時に前記受台Ａの下面で該解除レバー頭部５２
ａが押圧されて回動し該解除レバー５２の下端の解除部
５２ｂが前記上部リンク５３を押圧して前記支柱リンク
５３がく字状に曲がり、ロック状態が解除される。
にロック解除レバー５２が支点５２ｃで軸支され、リフ
トの下降時に前記受台Ａの下面で該解除レバー頭部５２
ａが押圧されて回動し該解除レバー５２の下端の解除部
５２ｂが前記上部リンク５３を押圧して前記支柱リンク
５３がく字状に曲がり、ロック状態が解除される。
【００３６】次に、第６の実施の形態の作動について説
明する。
明する。
【００３７】図１０に示す様に受台Ａが下降している時
には該受台Ａにより蓋板５１はコイルバネ５４の弾発に
抗してピットＢ内に収容されている。
には該受台Ａにより蓋板５１はコイルバネ５４の弾発に
抗してピットＢ内に収容されている。
【００３８】次に、受台Ａが上昇するとコイルバネ５４
などのバネ力により蓋板５１は上昇し床面高さで引張り
バネ５５により支柱リンク５３が図９の如く直立状態で
ロックされて、蓋板５１上に作業者が乗っても下降する
ことなく作業が可能となる。
などのバネ力により蓋板５１は上昇し床面高さで引張り
バネ５５により支柱リンク５３が図９の如く直立状態で
ロックされて、蓋板５１上に作業者が乗っても下降する
ことなく作業が可能となる。
【００３９】又、作業が終了し、受台Ａを下降させると
受台Ａの下面でロック解除レバー５２を押し下げて支柱
リンク５３のロック状態を解除すると共に受台Ａで蓋板
５１を押し下げて再び図１０の状態に戻る。
受台Ａの下面でロック解除レバー５２を押し下げて支柱
リンク５３のロック状態を解除すると共に受台Ａで蓋板
５１を押し下げて再び図１０の状態に戻る。
【００４０】この第６の実施の形態の利点は、通常のリ
フトの昇降操作のみで別の操作や動力源など必要とせ
ず、ピットＢを蓋板５１で覆うことが可能となり、安全
な作業ができることである。
フトの昇降操作のみで別の操作や動力源など必要とせ
ず、ピットＢを蓋板５１で覆うことが可能となり、安全
な作業ができることである。
【００４１】尚、支柱やロック機構はこの構造に限らず
受台Ａが上昇したときに蓋板５１も上昇しその上面が床
面と同一レベルとなってロックされる構造であればいず
れの構造であってもよい。
受台Ａが上昇したときに蓋板５１も上昇しその上面が床
面と同一レベルとなってロックされる構造であればいず
れの構造であってもよい。
【００４２】尚、蓋板を上下方向に移動する方式とし
て、第６の実施の形態は蓋板の上下動はバネの力で行い
別の動力源を使用しなかったが、整備工場では通常油
圧、空気圧の設備があるので、第７の実施の形態として
図１１及び図１２で示す様に油圧や空気圧プランジャー
Ｃ´を利用して蓋板５１´を上下に移動してもよい。
て、第６の実施の形態は蓋板の上下動はバネの力で行い
別の動力源を使用しなかったが、整備工場では通常油
圧、空気圧の設備があるので、第７の実施の形態として
図１１及び図１２で示す様に油圧や空気圧プランジャー
Ｃ´を利用して蓋板５１´を上下に移動してもよい。
【００４３】又、受台Ａの下降時に連動してプランジャ
ーのバルブの開閉弁を開放して操作を簡略化してもよ
い。
ーのバルブの開閉弁を開放して操作を簡略化してもよ
い。
【００４４】又、蓋板５１´を上下動させる該油圧や空
気圧プランジャーＣ´はリフト装置の本体フレームに設
けてもよい。
気圧プランジャーＣ´はリフト装置の本体フレームに設
けてもよい。
【００４５】図１３及び図１４は本発明の第８の実施の
形態を示し、この実施の形態も油圧や空気圧プランジャ
ーの方式であるが、車両上昇用のプランジャーＣの外周
に２重に筒状のプランジャーＣ´を設けて、該２重のプ
ランジャーＣ´で蓋板５１´を上下動させるのが特徴で
ある。
形態を示し、この実施の形態も油圧や空気圧プランジャ
ーの方式であるが、車両上昇用のプランジャーＣの外周
に２重に筒状のプランジャーＣ´を設けて、該２重のプ
ランジャーＣ´で蓋板５１´を上下動させるのが特徴で
ある。
【００４６】図１５及び図１６は本発明の第９の実施の
形態を示し、この実施の形態において、６１は安全柵手
段である枠体を示し該枠体６１はピットＢの内面に上下
動自在に設けられていると共に該ピットＢの下面からの
圧縮コイルバネ６２の弾発により上動するようになって
いる。
形態を示し、この実施の形態において、６１は安全柵手
段である枠体を示し該枠体６１はピットＢの内面に上下
動自在に設けられていると共に該ピットＢの下面からの
圧縮コイルバネ６２の弾発により上動するようになって
いる。
【００４７】尚、Ｇは前記枠体６１の下端の突起と係止
可能で前記ピットＢの内面の上端部に突設したストッパ
ーを示す。
可能で前記ピットＢの内面の上端部に突設したストッパ
ーを示す。
【００４８】かくて受台Ａの上昇時には図１５の如く床
面上に枠体６１が圧縮コイルバネ６２の力で突出し、仮
に作業者がピットＢ内に足を踏み入れそうになっても足
が枠体６１に当り、作業者がピットＢ内に落下するのを
防止する。
面上に枠体６１が圧縮コイルバネ６２の力で突出し、仮
に作業者がピットＢ内に足を踏み入れそうになっても足
が枠体６１に当り、作業者がピットＢ内に落下するのを
防止する。
【００４９】尚、枠体６１には作業者が乗らないのでプ
ラスチック製で軽量に作成でき、簡単な構造で安価にで
きる利点がある。
ラスチック製で軽量に作成でき、簡単な構造で安価にで
きる利点がある。
【００５０】
【発明の効果】このように本発明によると、リフトの上
昇時に生ずるピットの開口部をカバー手段でカバーする
ようにしたり或いは該開口部の周縁から安全柵手段を突
出するようにしたので、作業者がピット内に落下するこ
とがなく、安全に作業ができる効果がある。
昇時に生ずるピットの開口部をカバー手段でカバーする
ようにしたり或いは該開口部の周縁から安全柵手段を突
出するようにしたので、作業者がピット内に落下するこ
とがなく、安全に作業ができる効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態の作動の説明の断面
図である。
図である。
【図２】そのリフト上昇時の斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態の斜視図である。
【図４】本発明の第３の実施の形態の断面図である。
【図５】本発明の第４の実施の形態の１部を截除した斜
視図である。
視図である。
【図６】第４の実施の形態の他のシリンダー方式の断面
図である。
図である。
【図７】本発明の第５の実施の形態のリフト下降時の断
面図である。
面図である。
【図８】そのリフト上昇時の断面図である。
【図９】本発明の第６の実施の形態のリフト上昇時の断
面図である。
面図である。
【図10】そのリフト下降時の断面図である。
【図11】本発明の第７の実施の形態のプランジャー方式
のリフト下降時の断面図である。
のリフト下降時の断面図である。
【図12】そのリフト上昇時の断面図である。
【図13】本発明の第８の実施の形態の２重プランジャー
方式のリフトの下降時の断面図である。
方式のリフトの下降時の断面図である。
【図14】そのリフト上昇時の断面図である。
【図15】本発明の第９の実施の形態のリフト下降時の断
面図である。
面図である。
【図16】そのリフト上昇時の断面図である。
【図17】従来のリフト装置の斜視図である。
１、11、21、31、41、51 カバー手段 61 安全柵手段 Ａ 受台 Ｂ ピット
Claims (5)
- 【請求項１】 床面のピットから車両を支承する受台を
昇降する方式の車両用リフト装置において、該受台が上
方に位置するとき前記ピットの開口部をカバーするカバ
ー手段或いは該開口部の周縁から突出する安全柵手段を
設けたことを特徴とする車両用リフトのピット安全装
置。 - 【請求項２】 前記カバー手段は、前記開口部の上側縁
で根部が回動可能に係合し、先端部が上方或いは下方に
開放可能で該開口部の中心部で係止可能な１対の蓋板か
らなることを特徴とする請求項１に記載の車両リフトの
ピット安全装置。 - 【請求項３】 前記カバー手段は、前記開口部の側縁か
ら中心部に向って水平移動する１対の蓋板からなること
を特徴とする請求項１に記載の車両用リフトのピット安
全装置。 - 【請求項４】 前記カバー手段は、前記受台が降下して
その上面が前記開口部に位置するときには該受台の下面
の下方に存し該受台が上昇して該開口部より上方に位置
するときには該開口部まで上方して上下動が規制される
蓋板からなることを特徴とする請求項１に記載の車両用
リフトのピット安全装置。 - 【請求項５】 前記安全柵手段は、前記受台の昇降に連
動して上下動する枠体からなることを特徴とする請求項
１に記載の車両用リフトのピット安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8223260A JPH1044945A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 車両用リフトのピット安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8223260A JPH1044945A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 車両用リフトのピット安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044945A true JPH1044945A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16795324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8223260A Pending JPH1044945A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 車両用リフトのピット安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1044945A (ja) |
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- 1996-08-07 JP JP8223260A patent/JPH1044945A/ja active Pending
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