JPH1044838A - 車両用シートのウォークイン装置 - Google Patents

車両用シートのウォークイン装置

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JPH1044838A
JPH1044838A JP8202289A JP20228996A JPH1044838A JP H1044838 A JPH1044838 A JP H1044838A JP 8202289 A JP8202289 A JP 8202289A JP 20228996 A JP20228996 A JP 20228996A JP H1044838 A JPH1044838 A JP H1044838A
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levers
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Yasutaka Kojima
島 康 敬 小
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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    • B60N2/12Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロックプレートの動作のずれを解消する。 【解決手段】 レバーの一方82L、83L、87Lと
レバーの他方82R、83R、87Rとの間に、両者を
一体に動作させる連結部材9を設ける。ロックプレート
24R、24Lとレバー82R、82L、83R、83
L、87R、87Lとの接触時において、レバー82
R、82L、83R、83L、87R、87Lの動作を
規制するよう、一方のレバー82L、83L、87Lと
係合するメモリープレート85とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックのシ
ートクッションに対する前方向の回動に連動してシート
を前方向にスライドさせる車両用シートのウォークイン
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウォークイン装置として
は、特開平8−20266号公報に示されるものが知ら
れている。
【0003】これは、シートのフロアに対する前後方向
のスライド動作を規制してシートをフロアに対して所定
位置に保持する左右一対のロックプレートとシートのシ
ートバックのシートのシートクッションに対する前方向
の回動により動作する左右一対のリクライニングプレー
トとの間に夫々配設されリクライニングプレートに連係
され且つロックプレートと接触可能な左右一対のレバー
を有するものである。この従来装置においては、リクラ
イニングプレートの動作によるレバーの動作によってレ
バーとロックプレートとを接触させてロックプレートを
シートのフロアに対するスライド動作を許容させるべく
動作させており、これにより、シートバックのシートク
ッションに対する前方向の回動に連動してシートが前方
向にスライドさせられるようになっていた。
【0004】又、この従来装置においては、ロックプレ
ートとレバーとの接触時において、夫々、レバーと係合
してレバーの動作を規制する左右一対のメモリープレー
トが設けられており、このメモリープレートの動作によ
りシートバッグのシートクッションに対する後方向への
復帰回動時におけるシートのフロアに対する所定位置ま
での後方向の復帰スライド動作を可能にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、左右一対のメモリープレートを必要とす
るため、シートの復帰スライド動作時において一方側と
他方側との間において寸法精度的な問題からそのスライ
ド量にずれが生じると、シートの復帰スライド動作によ
り得られる一方のレバー及び一方のメモリプレートの係
合解除タイミングと他方のレバー及び他方のメモリープ
レートの係合解除タイミングとの間にずれが生じ、結
果、シートの復帰スライド動作における一方のロックプ
レートの動作と他方のロックプレートの動作にずれが生
じる恐れがあった。
【0006】故に、本発明は、ロックプレートの動作の
ずれを解消することを、その技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートの
フロアに対する前後方向のスライド動作を規制して前記
シートを前記フロアに対して所定位置に保持する左右一
対のロックプレートと前記シートのシートバックの前記
シートのシートクッションに対する前方向の回動により
動作する左右一対のリクライニングプレートとの間に夫
々配設され前記リクライニングプレートに連係され且つ
前記ロックプレートと接触可能な左右一対のレバーと、
該レバーの一方と該レバーの他方との間に配設され前記
一方のレバーと前記他方のレバーとを一体動作するよう
に連結する連結部材と、前記ロックプレートと前記レバ
ーとの接触時において前記レバーの動作を規制すべく前
記一方のレバーと係合するメモリープレートとを有し
た、ことである。
【0008】この技術的手段によれば、連結部材により
一方のレバーの動作は、他方のレバーにも伝達され、
又、他方のレバーの動作は、一方のレバーにも伝達さ
れ、一方のレバーと他方のレバーとが一体で動作する。
よって、ロックプレートの動作のずれを解消し得る。
【0009】より好ましくは、前記連結部材を、前記シ
ートクッションの前部の下方に左右方向に延在して配設
された回転シャフトと、一端が前記回転シャフトに連係
され且つ他端が前記レバーに連係され前記回転シャフト
の回転で前後方向に移動して前記レバーを動作させる左
右一対の連結リンクを有して構成する、と良い。
【0010】より好ましくは、前記連結部材を、一方の
前記連結リンクと一方の前記レバーとの間に設けられた
遊び機構を有して構成する、と良い。
【0011】より好ましくは、前記遊び機構を、前記一
方の連結リンクおよび前記一方のレバーのいずれか一方
に設けられたピンと、前記一方の連結リンクおよび前記
一方のレバーのいずれか他方に設けられ前記ピンが摺動
自在に挿通される長穴とを有して構成し、前記シートの
前記フロアに対するスライドが規制された状態において
前記ピンの前記長穴に対する摺動方向が前記連結リンク
の移動方向に対して傾斜すると共に前記シートの前記フ
ロアに対するスライドが許容された状態において前記ピ
ンの前記長穴に対する摺動方向が前記連結リンクの移動
方向に対して略直交するようにする、と良い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に示されるよう
に、車両のフロア4にブラケット41を介して互いに対
向して且つ平行に固定される対のロアレール1R,1L
は、夫々、車両前後方向に延在するものであって、対の
側壁11及びこの側壁11を互いに連結する底壁12を
有する断面略U字形状を呈している。このロアレール1
R,1Lの両側壁11,21の上端からは、夫々、内側
に屈曲して延在し且つ所定の間隔をもって互いに対向す
る係合壁13が連続して形成されている。車両の前席の
シート3のシートクッション31に互いに対向して且つ
平行に固定される対のアッパレール2R,2Lは、夫
々、車両前後方向に延在するものであって、水平壁21
及び垂直壁22を有する断面略逆T字形状を呈してい
る。このアッパレール2R,2Lの水平壁21の両端か
らは、夫々、上側に屈曲して延在する係合フランジ壁2
3が連続して形成されている。このアッパレール2の係
合フランジ壁23は、ロアレール1の係合壁13とボー
ル42を介して係合し、これにより、アッパレール2
R,2Lがロアレール1R,1Lにその長手方向(車両
前後方向)に摺動自在に支持される。アッパレール2
R,2Lがロアレール1R,1Lに支持された状態で
は、アッパレール2R,2Lの水平壁21は、ロアレー
ル1R,1Lの側壁11間に底壁12と平行となるよう
にローラ43を介して配置され、垂直壁22は、係合壁
13間を挿通して上方向に延在するように配置されてい
る。
【0013】対のロアレール1R,1Lの一方の係合壁
13の先端には、夫々、係合歯13aが所定の間隔をも
って長手方向に複数個形成されている。対のアッパレー
ル2R,2Lの垂直壁22には、夫々、ロックプレート
24R,24Lがピン27により回動自在に支持されて
いる。このロックプレート24R,24Lの一方の端
(後端)には、水平壁21,垂直壁22の下部及び係合
壁23にかけて長手方向の一部分において形成された切
欠22aを挿通して係合歯13aと対向するように配置
されたフランジ25が形成されている。このフランジ2
5には、係合歯13aが係合可能な係合孔25aが形成
されている。又、ロックプレート24R,24Lの他方
の端(前端)には、取付部26が形成されている。シー
トクッション3の車両前部下方となる対のアッパレール
2R、2Lの前端の間には、操作ハンドル44が配設さ
れている。この操作ハンドル44の一端44aは、ロッ
クプレート24Rの取付部26に取付けられており、他
端44bは、ロックプレート24Lの取付部26に取付
けられている。
【0014】このように構成されたロックプレート24
R,24Lは、夫々、スプリング(図示せず)の付勢力
を受けて係合孔25aと係合歯13aとが係合する方向
に常時回動付勢されており、この係合孔25aと係合歯
13aとの係合によりアッパレール2R,2Lのロアレ
ール1R,1Lに対する摺動が規制される。これによ
り、シート3は、フロア4に対して所定の位置に保持さ
れる。又、操作ハンドル44を操作することで、ロック
プレート24R,24Lは、スプリングの付勢力に抗し
て回動し、係合歯13aと係合孔25aとの係合が解除
される。これにより、アッパレール2R,2Lがロアレ
ール1R,1Lに対して摺動自在となり、シート3がフ
ロア4に対して車両前方向及び後方向にスライドできる
ようになる。つまり、シート3のフロア4に対する車両
前後方向の位置が調整できるようになる。
【0015】図1,図2及び図4に示されるように、対
のロアアーム5R,5Lは、互いに対向して且つ平行に
アッパレール2R,2Lの後端に配置され、夫々、垂直
壁22に固定されている。対のアッパアーム6R,6L
は、夫々、シート3のシートバック32の下部側面に互
い対向して且つ平行に固定されており、ロアアーム5
R、5Lに回動自在に支持されている。このロアアーム
5R、5L及びアッパアーム6R,6Lには、夫々、両
者を貫通する対の回転軸7R、7Lが回転自在に支持さ
れている。対のアッパアーム6R,6Lには、夫々、回
転軸7R、7Lを中心とした円弧状のラチェット61が
形成されている。対のロアアーム5R,5Lには、夫
々、ラチェット61と係脱可能なポール51がスライド
自在に支持されている。対の回転軸7R,7Lには、夫
々、ポール51と当接可能なカム部材71が一体回転す
るように支持されており、このポール51とカム部材7
1との当接によりポール51を押圧してラチェット61
とポール51との噛合を維持している。又、一方の回転
軸7Rには、操作ハンドル72が一体回転するように固
着されており、他方の回転軸7Lには、レバー73が一
体回転するように固着されている。更に、一方の回転軸
7Rと他方の回転軸7Lとは、連結シャフト74により
一体回転するように連結されている。操作ハンドル72
には、カム長穴72aが形成されており、一方のロアア
ーム5Rにスライド自在に支持されたポール51のピン
51aが挿通されている。又、レバー73には、カム長
穴73aが形成されれており、他方のロアアーム5Lに
スライド自在に支持されたポール51のピン51aが挿
通されている。
【0016】このような構成において、ポール51とラ
チェット61との噛合によりロアアーム5R,5Lのア
ッパアーム6R,6Lに対する回動が規制され、これに
より、シートバック32がシートクッション31に対し
て所定の傾斜角で保持される。又、操作ハンドル72を
操作することで、回転軸7R,7Lが回転してポール5
1とカム部材71との当接が解除されると共に操作レバ
ー72のカム長穴72a及びレバー73のカム長穴73
aの作用でポール51がスライドしてラチェット61と
の噛合が解除される。これにより、アッパアーム5R,
5Lのロアアーム6R,6Lに対する回動が許容され、
シートバック32がシートクッション31に対して車両
前方向及び後方向に回動できるようになる。つまり、シ
ートバック32のシートクッション31に対する傾斜角
を調整できるようになる。
【0017】図2ないし図4に示されるように、回転軸
7R,7Lには、夫々、リクライニングプレート81
R,81Lが回動自在に支持されている。又、アッパレ
ール2R,2Lには、夫々、軸82R,82Lが回転自
在に支持されている。対のリクライングプレート81
R,81Lの一端は、夫々、アッパアーム6R,6Lに
固定されたブラケット62とアッパアーム6R,6Lの
ロアアーム5R,5Lに対する所定角以上の回動で当接
するように配置されており、リクライニングプレート8
1R,82Lは、夫々、このブラケット62との当接で
回転軸7R,7Lに対して回動する。対の軸82R,8
2Lの一端には、連結レバー83R,83Lが一体回転
するように固着されており、この連結レバー83R,8
3Lは、夫々、ロッド84を介してリクライングプレー
ト81R,81Lの他端に連結されている。図5及び図
6に示されるように、一方の連結レバー83Lには、係
合部83aが形成されている。この係合部83aは、一
方のアッパレール2Lの垂直壁22に支持されたメモリ
ープレート85と係脱可能とされており、連結レバー8
3Lが所定角回動することにより、係合部83aとメモ
リープレート85とが係合する。尚、連結レバー83L
の係合部83aとメモリープレート85との係合解除
は、アッパレール2R,2Lのロアレール1R,1Lに
対する摺動により一方のロアレール1Lに固定された解
除プレート86がメモリプレート85に当接してメモリ
プレート85をたわませることで行われる。
【0018】軸82R,82Lの他方には、押圧レバー
87R,87Lが一体回動するように固着されている。
この押圧レバー87R,87Lには、夫々、ロックプレ
ート24R,24Lと対向して配置された押圧ピン87
aが固定されており、押圧ピン87aは、押圧レバー8
7R,87Lの回動でロックプレート24R、24Lと
接触してロックプレート24R,24Lを係合歯13a
と係合孔25aとの係合が解除される方向に回動するよ
うに、夫々、押圧する。一方の押圧レバー87Rと他方
の押圧レバー87Lとは、連結部材9により一体回動す
るように連結されている。
【0019】図2,図3及び図7に示されるように、連
結部材9は、回転シャフト91及び対の連結リンク92
R,92Lから構成されている。回転シャフト 91は、
対のアッパレール2R,2Lの垂直壁22間にシートク
ッション31の前部下方で配置され、その両端で垂直壁
22に回転自在に支持されている。連結リンク92R、
92Lは、回転シャフト91と押圧レバー87R,87
Lとの間に垂直壁22に沿って車両前後方向に移動自在
に配置されており、その一端は、夫々、回転シャフト9
1に固着されたブラケット93にピン94により枢支さ
れている。連結リンク92R,92Lの他端には、夫
々、ピン95が固定されており、押圧レバー87R,8
7Lには、夫々、長穴87bが形成されている。連結リ
ンク92R,92Lのピン95は、押圧レバー87R、
87Lの長穴87bに、夫々、摺動自在に挿通されてお
り、これにより、連結リンク92R,92Lが押圧レバ
ー87R、87Lに連係される。ピン95は、係合歯1
3aと係合孔25aとが係合している通常時は、長穴8
7bの一方の端部87cと当接した状態で長穴87b内
に位置しており、ピン95の長穴87bに対する摺動方
向が連結リンク92R,92Lの移動方向に対して略平
行に近い所定角度で傾斜するように長穴87bが位置し
ている。これにより、この通常時において回転シャフト
91が回転させられたとしても、ピン95が長穴87b
の端部87cから離れるように長穴87b内を摺動する
のみであるので、この回転シャフト91の回転がロック
プレート87R,87Lを押圧するように押圧レバー8
7R,87Lを回動させる方向で押圧レバー87R、8
7Lに伝わることはない。又、係合歯13aと係合孔2
5aとの係合が解除されている状態の時は、ピン95の
長穴87bに対する摺動方向が連結リンク92R,92
Lの移動方向に対して略直交するように長穴87bが位
置している。これにより、連結リンク92R,92Lの
移動方向におけるピン95と長穴87bとの間に隙間が
存在しなくなりつまり連結リンク92R,92Lの移動
方向におけるピン95の長穴87b内での摺動動作がな
く、連結リンク92R、92Lの移動動作は、押圧レバ
ー87R,87Lの回動動作としてダイレクトに伝達さ
れる。
【0020】尚、長穴87bは、押圧レバー87R,8
7Lの両方に設けたが、その片方をピン87bと同径の
真円とし、一方のみを長穴としてもよい。
【0021】次に作動について説明する。
【0022】シートバック32を所定角以上前方向に回
動(前倒し)すると、アッパアーム6R,6Lのブラケ
ット62とリクライニングプレート81R,81Lとが
当接してリクライニングプレート81R,81Lが回動
する。このリクライニングプレート81R,81Lの回
動によりロッド84が後方向に引かれ、連結レバー83
R,83L,軸82R,82L及び押圧レバー87R,
87Lが回動する。この連結レバー83R,83L,軸
82R,82L及び押圧レバー87R,87Lの回動に
より押圧ピン87aがロックプレート24R,24Lを
押圧してロックプレート24R,24Lがスプリングの
付勢力に抗して回動する。これにより、係合歯13aと
係合孔25aとの係合が解除され、シート3が前方向に
スライドする。この際、一方の連結レバー83Lの係合
部83aとメモリープレート85とが係合して、一方の
連結レバー83Lつまり一方の軸82L,一方の連結レ
バー83L及び一方の押圧レバー87Lの回動動作は、
ロックプレート24Lを押圧した状態で規制保持され、
この規制保持は、連結部材9を介して他方の押圧レバー
87Rにも伝達され、他方の軸82R,他方の連結レバ
ー83R及び他方の押圧レバー87Rの回動動作もロッ
クプレート24Rを押圧した状態で規制保持される。
【0023】シートバック32を前述した如く前倒した
状態から前倒しする前のもとの状態に、シートバッグ3
2を後方向に回動させた後、シート3を後方向にスライ
ドさせて(同時でもよい)復帰させると、アッパアーム
6R,6Lのブラケット62とリクライニングプレート
81R,81Lとの当接が解除されると共に解除プレー
ト86とメモリープレート85とが当接してメモリープ
レート85と係合部83aとの係合が解除される。これ
により、押圧レバー87R,87Lの回動が可能とな
り、ロックプレート24R,24Lがスプリングの付勢
力により回動して係合歯13aと係合孔25aとが係合
状態に復帰する。この際、押圧レバー87R,87Lは
連結部材9を介して一体に回動するので、係合歯13a
と係合孔25aとの係合タイミングは、常に同じタイミ
ングとなる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一方のレバーと他方の
レバーとを一体動作させる連結部材を設けたので、連結
部材により一方のレバーの動作は、他方のレバーにも伝
達され、又、他方のレバーの動作は、一方のレバーにも
伝達され、一方のレバーと他方のレバーとが一体で動作
させることができる。これにより、ロックプレートの動
作のずれを解消することができる。
【0025】又、本発明によれば、連結部材を回転シャ
フトと連結リンクより構成したので、一方のレバーの動
作を他方のレバーの動作として伝える回転シャフトをシ
ートの前方に位置させることができる。これにより、シ
ートへの着座時における着座面のしずみこみに対して回
転シャフトがじゃまとなるようなことはなく、良好な着
座感を維持することができる。
【0026】又、本発明によれば、連結リンクとレバー
との間に長穴及びピンにより構成された遊び機構を設け
たので、シートのフロアに対するスライドが規制された
状態での回転シャフトからレバーへの回転動作の伝達を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
を搭載したシートの側面図である。
【図2】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
のロックプレートを示す一方のレールの断面図である。
【図4】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
のリクライニングプレートを示す一方のアームの断面図
である。
【図5】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
のメモリープレートを示す一方のレバーの分解斜視図で
ある。
【図6】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
のメモリープレートの作動を示す一方のレバーの側面図
である。
【図7】本発明に係る車両用シートのウォークイン装置
の連結部材の作動を示す一方のレバーの側面図である。
【符号の説明】
3 シート 4 フロア 9 連結部材 31 シートクッション 32 シートバック 85 メモリープレート 91 回転シャフト 95 ピン(遊び機構) 24R,24L ロックプレート 81R,81L リクライニングプレート 82R,82L 軸(レバー) 83R,83L 連結レバー(レバー) 87R,87L 押圧レバー(レバー) 92R、92L 連結リンク 87b 長穴(遊び機構)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートのフロアに対する前後方向のスラ
    イド動作を規制して前記シートを前記フロアに対して所
    定位置に保持する左右一対のロックプレートと前記シー
    トのシートバックの前記シートのシートクッションに対
    する前方向の回動により動作する左右一対のリクライニ
    ングプレートとの間に夫々配設され前記リクライニング
    プレートに連係され且つ前記ロックプレートと接触可能
    な左右一対のレバーと、該レバーの一方と該レバーの他
    方との間に配設され前記一方のレバーと前記他方のレバ
    ーとを一体動作するように連結する連結部材と、前記ロ
    ックプレートと前記レバーとの接触時において前記レバ
    ーの動作を規制すべく前記一方のレバーと係合するメモ
    リープレートとを有する車両用シートのウォークイン装
    置。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は、前記シートクッション
    の前部の下方に左右方向に延在して配設された回転シャ
    フトと、一端が前記回転シャフトに連係され且つ他端が
    前記レバーに連係され前記回転シャフトの回転で前後方
    向に移動して前記レバーを動作させる左右一対の連結リ
    ンクを有する、請求項1記載の車両用シートのウォーク
    イン装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、一方の前記連結リンク
    と一方の前記レバーとの間に設けられた遊び機構を有す
    る、請求項2記載の車両用シートのウォークイン装置。
  4. 【請求項4】 前記遊び機構は、前記一方の連結リンク
    および前記一方のレバーのいずれか一方に設けられたピ
    ンと、前記一方の連結リンクおよび前記一方のレバーの
    いずれか他方に設けられ前記ピンが摺動自在に挿通され
    る長穴とを有し、前記シートの前記フロアに対するスラ
    イドが規制された状態において前記ピンの前記長穴に対
    する摺動方向が前記連結リンクの移動方向に対して傾斜
    すると共に前記シートの前記フロアに対するスライドが
    許容された状態において前記ピンの前記長穴に対する摺
    動方向が前記連結リンクの移動方向に対して略直交す
    る、請求項3記載の車両用シートのウォークイン装置。
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