JPH1044647A - 複写帳票 - Google Patents

複写帳票

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Publication number
JPH1044647A
JPH1044647A JP8217758A JP21775896A JPH1044647A JP H1044647 A JPH1044647 A JP H1044647A JP 8217758 A JP8217758 A JP 8217758A JP 21775896 A JP21775896 A JP 21775896A JP H1044647 A JPH1044647 A JP H1044647A
Authority
JP
Japan
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delivery information
printing
heat
coloring agent
layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8217758A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutomi Shigemi
一臣 重見
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Moore Co Ltd filed Critical Toppan Moore Co Ltd
Priority to JP8217758A priority Critical patent/JPH1044647A/ja
Publication of JPH1044647A publication Critical patent/JPH1044647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化と性能向上により急速に普及し
つつあるレーザマーキング装置により帳票への印字およ
び複写記入がシャープな画質で行える複写帳票の提供。 【課題の解決手段】 上位帳票と下位帳票が剥離可能に
接着されてなり、上位帳票の表面に紫外線硬化型インキ
層、下位帳票の表面に感熱発色剤層が設けられてなるレ
ーザ照射により複写記入を行う複写帳票。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上位帳票表面へのレ
ーザ照射によるマーキング像の複写が下位帳票表面に得
られる複写帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】上位帳票と下位帳票とを剥離可能に重ね
合わせた構成の複写帳票は広く知られている。従来の複
写帳票においては、複写方式としてカーボン転移材によ
るカーボン複写方式、あるいは発色剤カプセルと顕色剤
との組み合わせによるノーカーボン方式、さらに近年で
は、感熱発色剤による感熱発色方式などのインパクト複
写方式が採用されている。
【0003】このような複写帳票の構成を有する代表的
なものとして、受領票と貼付票とを一体化した構成の配
送伝票が広く使用されている。最近では、この配送伝票
の受領票への配送情報の印字記入をノンインパクト方式
にて行い、貼付票にも同じ配送情報を複写したいという
要望が増加しているが、現在のノンインパクト方式では
複写手段を取り得ず、上位帳票と下位帳票の印字記入部
を並列的に配置し、両帳票に印字を行うことが試みられ
ているが、同一情報を二度印字するので非常に効率の悪
いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、最
近、装置の小型化と性能向上により急速に普及しつつあ
るレーザマーキング装置により帳票への印字および複写
記入がシャープな画質で行える複写帳票の提供を課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明者は、紫外線硬化型インキ層を施してなる上
位帳票と感熱発色剤層を施してなる下位帳票シートを積
層し、それぞれの帳票シート間の対向面のほぼ全面を剥
離可能な弱接着性の接着剤にて接着することにより、そ
の接着層を介在させることで帳票シート間に隙間が生じ
ないことから伝熱性が付与され、その結果、上位帳票の
紫外線硬化型インキ層に対するレーザマーキング装置か
らのレーザ照射熱が、接着層の伝熱性により下位帳票の
感熱発色剤層にも伝わり、したがって、紫外線硬化型イ
ンキ層の部分昇華により上位帳票に情報が施せると共
に、感熱発色剤層の感熱発色により、その情報を下位帳
票にもシャープな画質で複写できることを見い出し、本
発明を想到した。
【0006】すなわち、本発明の複写帳票は、上位帳票
と下位帳票が剥離可能に接着されてなり、上位帳票の表
面に紫外線硬化型インキ層、下位帳票の表面に感熱発色
剤層が設けられてなることを特徴とする。
【0007】とりわけ、本発明の複写帳票は、下位帳票
の裏面側が貼着面としてなることを特徴とする。
【0008】また、本発明の複写帳票は、上位帳票が受
領票、下位帳票が貼付票であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の複写帳票を配送伝票
とした実施態様の図面に基づき、本発明につきさらに詳
述する。なお、ここにおいて、図1は本発明の複写帳票
の分解説明図、図2は図1の複写帳票の断面説明図、図
3は図1の複写帳票の使用状態説明図である。
【0010】配送伝票として構成された本実施例の複写
帳票1は、図1および図2に示すように、上質紙の基材
4表面の印字記入部に紫外線硬化型インキ層5を施して
なる受領票たる上位帳票2と、上質紙の基材4表面全面
に感熱発色剤層6を施してなる受領票たる下位帳票3と
が、剥離可能な接着層7を介して積層されてなるもので
ある。
【0011】そして、上位帳票2の表面側には「受領
票」なる表題、配送業者表示、バーコード表示といった
表記情報8の他、伝票番号印字欄、届け先・依頼主印字
欄、品名・サイズ印字欄など配送情報印字欄9および受
領印欄14が施され、さらに、その各印字領域には紫外
線硬化型インキ層5が設けられている。一方、下位帳票
3の表面側には「貼付票」なる表題の他、上位帳票3に
おけるのと同様な表記情報8が施されると共に、上位帳
票2の配送情報印字欄9に対応して、伝票番号複写欄、
届け先・依頼主複写欄、品名・サイズ複写欄など配送情
報複写欄10が施されている。また、その裏面側には、
被貼付物品へ貼付させるための粘着剤層11が施されて
貼着面と成し、剥離シート12により被覆されているも
のである。
【0012】本実施例における上位帳票2の構成は、配
送情報印字欄8の各印字領域に紫外線硬化型インキ層5
が被膜状態で施される。この層を形成する紫外線硬化型
インキは有色顔料を含有するものであり、その有色顔料
は基材色と異なる色相を呈するものである。したがっ
て、レーザ照射の熱エネルギーにより部分的に被膜が昇
華すると、例えば、白色の基材とのコントラストによっ
て、その有色のインキ層を背景とした白抜け文字が形成
されるものである。
【0013】また、下位帳票3の構成は、基材4を上質
紙とし、その表面全面に感熱発色剤層6を施したもので
あるが、本発明ではこの構成に限定されることなく、例
えば基材4をアート紙、コート紙、合成紙などの特殊紙
とし、その表面に感熱発色剤層を施したり、あるいは、
基材4自体を感熱発色機能を有した感熱発色紙としても
よく、この場合には感熱発色剤層6は特に必要とされな
い。また、基材全面に施された感熱発色剤層6を、レー
ザ照射対応の感熱発色インキ(例:日本化薬社製 カヤ
トロンレーザシリーズ KTR-BC-700)をもって構成し、
基材面の印字・複写を必要とする部分、例えば、本実施
例では配送情報印字欄9や配送情報複写欄10が施され
る箇所にスポット的に施してもよい。
【0014】次に、上位帳票2と下位帳票3との間に設
けられた剥離可能な接着層7は、従来からダイレクトメ
ールや通知票として利用される情報隠蔽用はがきにて用
いられている公知の弱接着性の感圧性接着剤をもって好
適に形成できるが、形成された接着層に再剥離性および
伝熱性があれば、これに限定されることなく、感熱性接
着剤や湿潤性接着剤の他、情報隠蔽用ラベルにて用いら
れている合成フィルム同士を加圧して疑似接着させるよ
うな接着層であってもよい。また、本実施例の場合、剥
離可能な接着層7は、基材4の裏面全面に施されるもの
であるが、複写をとる必要がある箇所、すなわち、レー
ザ照射の熱エネルギーを伝熱する必要がある部分に限っ
て施してもよい。
【0015】ここで、本実施例の配送伝票たる複写帳票
1の使用方法について述べる。上位帳票2の配送情報印
字欄9に対し、炭酸ガスレーザマーキング装置にて印字
が行われると、図3に示すように、紫外線硬化型インキ
層5が部分的に昇華され、白抜き文字として配送情報印
字欄9に所定の配送情報13が印字されると共に、下位
帳票3の配送情報複写欄10には剥離可能な接着層7を
介して熱エネルギーが伝わり、配送情報13が感熱発色
剤層6の感熱発色により複写される。
【0016】このように配送情報13の印字が施された
複写帳票1は、下位帳票3裏面の剥離シート11を剥離
し、露出した粘着剤11により、複写帳票1である配送
伝票を配送品に貼着し、配送に共するものであり、配達
完了時に、配送人が上位帳票2の角部に設けられた切掛
け部Kに指を掛け、上位帳票2と下位帳票3とを分離
し、受領票たる上位帳票2の受領印欄14に受領印を貰
い受けて手元に控え、その後の処理業務に利用するもの
である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の複写帳票に
よれば、上位帳票と下位帳票との間に接着層を介在させ
ることで帳票シート間に伝熱性が付与され、上位帳票へ
の情報の印字記入をレーザマーキング装置にて行え、従
来のノンインパクト方式におけるような消耗品の交換作
業は省かれ、生産性の向上やコスト削減に期待できると
共に、その印字情報をシャープな画質で下位帳票に複写
できるといった効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写帳票の分解説明図。
【図2】図1の複写帳票の断面説明図。
【図3】図1の複写帳票の使用状態説明図。
【符号の説明】
1 複写帳票 2 上位帳票 3 下位帳票 4 基材 5 紫外線硬化型インキ層 6 感熱発色剤層 7 剥離可能な接着層 9 配送情報印字欄 10 配送情報複写欄

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位帳票と下位帳票が剥離可能に接着さ
    れてなり、上位帳票の表面に紫外線硬化型インキ層、下
    位帳票の表面に感熱発色剤層が設けられてなるレーザ照
    射により複写記入を行う複写帳票。
  2. 【請求項2】 下位帳票の裏面側が貼着面としてなる請
    求項1記載の複写帳票。
  3. 【請求項3】 上位帳票が受領票、下位帳票が貼付票で
    ある請求項1記載の複写帳票。
JP8217758A 1996-07-31 1996-07-31 複写帳票 Withdrawn JPH1044647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8217758A JPH1044647A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 複写帳票

Applications Claiming Priority (1)

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JP8217758A JPH1044647A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 複写帳票

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JPH1044647A true JPH1044647A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16709289

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8217758A Withdrawn JPH1044647A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 複写帳票

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JP (1) JPH1044647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110928A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Kokusai Chart Co 情報保護機能を持ったサーマルプリント用紙
JP2018054814A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社フジシール 積層ラベル

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110928A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Kokusai Chart Co 情報保護機能を持ったサーマルプリント用紙
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Effective date: 20031007