JPH1043567A - 混練装置 - Google Patents

混練装置

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JPH1043567A
JPH1043567A JP8217744A JP21774496A JPH1043567A JP H1043567 A JPH1043567 A JP H1043567A JP 8217744 A JP8217744 A JP 8217744A JP 21774496 A JP21774496 A JP 21774496A JP H1043567 A JPH1043567 A JP H1043567A
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JP
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kneading
rotation
shaft
revolution
container
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JP8217744A
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Inventor
Hiroshige Ishii
弘重 石井
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SHINKII KK
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SHINKII KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/02Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type
    • B29B7/06Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices
    • B29B7/10Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices rotary
    • B29B7/106Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices rotary using rotary casings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/80Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/84Venting or degassing ; Removing liquids, e.g. by evaporating components
    • B29B7/845Venting, degassing or removing evaporated components in devices with rotary stirrers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 混練容器内の被練和材料の撹拌、脱泡等を効
果的に行い、駆動機構が簡素で信頼性及び耐久性に優
れ、自転および公転の個々の制御を自在に行うことを可
能とする混練装置を提供する。 【解決手段】 公転駆動モータ5により回転駆動される
公転軸3の上端部には回転体4が取り付けられており、
該回転体4に一体に形成された回転アーム10の端部側
には自転駆動モータ11が取り付けられている。自転駆
動モータ11の自転軸12はその上方部が公転軸3に近
接する如く約45°の角度を成して傾斜され、その先端
には混練容器15を保持する容器ホルダ16が取り付け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半田ペース
ト、歯科用印象材料、油脂、樹脂、染料、顔料、パウダ
ー、フィラー等や、樹脂にパウダーやフィラー等を混入
した複合材料のような流動性を有する各種材料の撹拌、
混練、脱泡等を行うことができる混練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半田ペースト、歯科用印象材料等のよう
な被練和材料を収容した混練容器を公転させながらその
公転軌道上で公転軸と平行な軸線の周りに自転させるよ
うに構成した混練装置が従来から用いられている。この
種の混練装置においては、混練容器の公転によって同容
器内の被練和材料に遠心力が働き、その遠心力で被練和
材料が容器の内壁に押圧され、その押圧力で被練和材料
に内在する気泡が外部に放出されると共に、混練容器の
自転により同容器内の被練和材料が撹拌され混練され
る。
【0003】特開昭61−290946号公報に示され
る鋳造材料製造装置は、電気モータによって公転軸を回
転駆動し、同モータの駆動力を公転軸に設けた遊星歯車
装置等を介して回転腕の先端に装着された混合容器に伝
達し、該混合容器を自転駆動するように構成されてい
る。
【0004】この混練装置においては、混練容器の自転
軸が公転軸側に約45°傾斜しているので、遠心力によ
る押圧力が傾斜した混練容器内壁に作用し、押圧力の分
力が混練容器内壁の下方へと作用する。したがって、混
練容器の自転による作用力と相まって被練和材料の撹拌
及び脱泡が促進されるものである。
【0005】また、実公平5−32110号公報に示さ
れる印象材料混合装置は、外部よりベルト駆動された公
転軸の先端に、自在継手を連接して、その軸心を約45
°の角度に傾斜させ、先端部に従動ベルトを介して、略
45°の角度に軸支されたカップホルダを回転駆動する
ように構成されており、上記特開昭61−290946
号に示される混練装置と略同様の作用が得られるもので
ある。
【0006】上述した混練装置は、混練容器を自転させ
る駆動系に混練容器の傾斜角度に対応した角度を付ける
必要があるので、公転軸に連動させて混練容器を自転さ
せる自転駆動系の場合、この駆動系に無理な負荷が加わ
り易く、耐久性に難点がある。
【0007】また、歯車や、ベルト等の伝動機構による
駆動は、上記公転及び自転のそれぞれを個々に制御する
ことが不可能であり、被練和材料に応じて、混練条件を
変更することができない。つまり、混練装置の運転中
に、例えば自転を先に停止させ、暫く公転のみを行った
後に全体を停止させるといった制御等は全く不可能であ
り、混練製品の品質向上の妨げとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
特開昭61−290946号および実公平5−3211
0号に示される従来の混練装置においては、混練容器を
公転及び自転させるための駆動機構として、1つの駆動
モータより公転力を取り出し、さらに、公転軸より、遊
星歯車や伝動ベルト等を介して、回転体の回転端側に取
着された混練容器を自転させる如く構成されているた
め、加工精度及び耐久性の優れた高価な遊星歯車や、自
在継手等の伝動機構が必要となるものであり、また、公
転および自転の夫々の回転数や回転起動及び停止を、必
要に応じて制御することが不可能である。
【0009】したがって、本発明の目的は、混練容器内
の流動材料の撹拌、脱泡等を効果的に行うことができる
と共に、構成が簡素で信頼性及び耐久性に優れ、自転お
よび公転の個々の制御を自在に行うことを可能とする混
練装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の混練装置は、公転駆動モータにより
公転軸を中心として回転駆動される回転体と、該回転体
に対し上端が公転軸に近接する如く傾斜して回転可能に
取り付けられた自転軸と、該自転軸の上端部に同軸に取
り付けられて混練容器を保持する容器ホルダと、回転体
に取り付けられて自転軸を回転駆動する自転駆動モータ
とを備えたことを特徴とする。
【0011】上記構成の混練装置においては、混練容器
を公転させながら、その公転軌道上で自転させることが
できるので、混練容器内の材料には公転による遠心力と
自転による遠心力が働く。そして、公転による遠心力は
自転による遠心力よりも大きいので、混練容器内の材料
は主として混練容器の公転による遠心力により容器内壁
に押圧され、この押圧力によって材料の脱泡が促進され
る。また、容器の公転による遠心力の作用方向に対し自
転による遠心力の作用方向が常に各方向に変化するので
容器内の材料の撹拌、混合等が促進される。
【0012】さらに、公転駆動モータおよび自転駆動モ
ータを個々に設けるので、遊星歯車や伝動ベルト或いは
自在継手等の伝動機構を一切必要とせず、安価に製造で
きるとともに、耐久性を向上させることができる。ま
た、公転および自転の起動及び停止、並びに、各々の回
転速度を個別に制御することができるので、非練和材料
の量や比重、粘性などの特性に応じて最適な条件で混練
容器内の材料の撹拌、脱泡等を行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例につき説明する。
【0014】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示し
たものであり、図1は混練装置の概略縦断面図である。
図に示された混練装置は、ベース1と、このベース1に
ベアリング2を介して回転自在に支持されて上下方向に
延びる公転軸3と、この公転軸3の上部に固定された回
転体4とを有している。
【0015】該ベース1の下面には公転駆動モータ5が
取り付けられており、公転駆動モータ5のモータ軸6は
公転軸3に対し同軸に連結されている。なお、該公転駆
動モータ5はサーボモータからなることが好ましい。
【0016】また、ベース1はその周囲に放射状に配設
された複数本の引張ばね7によってケーシング8の内側
面に弾性的に支持されており、また、公転駆動モータ5
の底部は公転軸3及びモータ軸6の軸線の延長線上に配
置された弾性部材9を介してケーシング8の内底部に弾
性支持されている。弾性部材9としては例えばゴム体、
コイルばね等或いは空気減衰型防振ゴム(エアダンパ
ー)を用いることができる。
【0017】また、回転体4は、上記公転軸3の軸心に
対して45°の角度を成して上向きに傾斜された回転ア
ーム10が立設されている。該回転アーム10は、例え
ば、一対形成され、互いに公転軸3を挟んで対峙し、9
0°の開き角度をもつ略V字形状に配置されてなり、公
転軸3の回転によって発生する遠心力を互いにバランス
し、静粛、且つ安定した回転が得られるように構成され
ている。
【0018】さらに、回転アーム10の先端部裏面側に
は、前記公転駆動モータ5よりも小型軽量に形成された
自転駆動モータ11が固着されており、同自転駆動モー
タ11の自転軸12は該回転アーム10を厚み方向に貫
通し、ベアリング13を介して、回転自在に支持されて
いる。更に、自転軸12の先端部には被練和材料14を
収容する混練容器15を着脱可能に保持する容器ホルダ
16が一体に設けられている。該自転駆動モータ11は
サーボモータであることが望ましい。
【0019】なお、自転駆動モータ11の自転軸12
は、上記公転軸3に対して成す角度Aが約45°の角度
に傾けて設定されており、該混練容器15は公転駆動モ
ータ5によって回転駆動される回転アーム10により、
所定の半径で公転されると共に、自転駆動モータ11に
より、自転するように構成されている。
【0020】また、回転体4の中央部には、公転軸3に
隣接して垂直に立設された中心側コネクタ支柱17が設
けられ、同中心側コネクタ支柱17の上端部は、前記回
転アーム10に装着された混練容器15よりも高く配置
されている。更に、該中心側コネクタ支柱17の上端部
は公転軸3の鉛直上側に同心状に配する如く屈曲されて
いる。また、ベース1の外周側に立設された外側コネク
タ支柱18は、回転アーム4の外側上方を迂回する如く
屈曲延長されている。そして、両コネクタ支柱17,1
8は非接触形給電コネクタ19を介して電気的に接続さ
れている。したがって、回転体4上の自転駆動モータ1
1は非接触形給電コネクタ19を通じて電力の供給を受
け、自転軸12を回転駆動することができる。
【0021】上記混練容器15は、ケーシング8の上蓋
8aを開けて同ケーシング8の上方より出し入れするこ
とができるように構成され、該混練容器15にも、ま
た、密閉のための蓋15aが設けられている。
【0022】このように混練容器15は公転軸3の周り
に公転しながら自転するので、混練容器15の内部の被
練和材料14には公転による遠心力と自転による遠心力
とが作用する。そして、公転による遠心力は自転による
遠心力よりも大きいので、混練容器15内の被練和材料
14は主として混練容器15の公転による遠心力により
同容器15の内周壁に押され、この押圧力により被練和
材料14に内在する気泡の放出が促進される。また、混
練容器15の公転による遠心力の作用方向に対し自転に
よる遠心力の作用方向が常に各方向に変化するので混練
容器15内の被練和材料14の撹拌による混練が促進さ
れる。
【0023】しかも、公転駆動モータ5とは独立した自
転駆動モータ11により自転駆動することができるの
で、両モータ5,11による公転及び自転の速度、オン
・オフ等を各々任意に制御することができる。したがっ
て、例えば、混練容器15の形状或いは混練容器15内
の被練和材料の比重、粘度等の特性に応じて混練容器1
5内の材料の撹拌、脱泡等を効果的に行うことができ
る。また、図2に例示するように、混練容器15の公転
を停止させる前に混練容器15の自転を停止させるよう
にすれば、混練容器15内の材料に混練容器15の公転
による遠心力を発生させたまま、材料の撹拌作用を減衰
させることができるので、脱泡性能が向上することとな
る。
【0024】上述のようなモータ制御に際して、サーボ
モータが使用されていれば、より理想的な回転制御が可
能となり、予めプログラムされた練和工程等を正確に再
現することができる。
【0025】なお、公転および自転の制御を必要に応じ
て変更するためには、作業者自ら時間に応じて、各モー
タの回転数や起動及び停止操作を、その都度行うか、若
しくは、マイコン等を備えて、予め入力された、プログ
ラムに従って、各モータを自動制御すること等が必要で
ある。
【0026】さらに、公転駆動モータ5と、自転駆動モ
ータ11との間には遊星歯車や伝動ベルト及び自在継手
等の伝動機構を一切必要とせず、簡素な駆動系とするこ
とができ、部品点数を減少し、信頼性及び耐久性が向上
する。
【0027】また、上記練和装置において1つの混練容
器15のみを使用する場合は、図3に示す如く、二又に
形成された一対の回転アーム10の一方から、自転駆動
モータ11を取外し、これに替えて、バランスウェイト
21を取着することができるように構成されている。こ
のように構成することで、自転駆動モータ11を削減し
た低廉モデルへの変更を極めて容易に行うことができ
る。
【0028】該バランスウェイト21は、例えば、筒状
に形成され、回転アーム10および該バランスウェイト
21の中心を貫通する固定用ボルト21aの先端に固定
ナット21bを螺着することにより、着脱自在に固着さ
れている。なお、螺着に際して図示しないワッシャ等を
介在させることも可能である。
【0029】このように一方の回転アーム10にバラン
スウェイト21を設けたことにより、一つの混練容器1
5のみで充分な場合に対応可能に構成され、一方の混練
容器15のみを使用する場合にも振動を低減して、静粛
な安定した運転を確保することができるようになってい
る。
【0030】また、公転駆動モータ5がサーボモータで
あるので、特に、停止時における混練容器15の公転速
度の立下がり特性を精密に設定することができるので、
停止時のブレーキショック等の発生を阻止して混練容器
15内に不必要な発泡が生じることを防止できる。した
がって、従来極めて困難とされてきた脱泡性能の一層の
向上が可能となる。
【0031】以上、図示した実施形態につき説明した
が、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではな
く、例えば回転アーム10を3本以上設け回転体4に対
して放射状に配置し回転時の重量バランスを確保するよ
うに構成することも可能である。つまり、回転アーム1
0を3本配置する場合には、隣接する回転アーム10同
士の開き角度は例えば120°とすることが望ましく。
また、4本を配置する場合には、90°に設定されるこ
とが望ましいものである。
【0032】図4は本発明の第2実施例を示したもので
あり、図4は混練装置の概略縦断面図である。図に示さ
れた事例の混練装置は、ベース1と、このベース1にベ
アリング2を介して回転自在に支持されて上下方向に延
びる公転駆動モータ5の回転軸である公転軸3と、この
公転軸3の上部に固定された回転体4とを有している。
該回転体4は器状に形成され、中央底部は公転駆動モー
タ5の公転軸3の先端部に一体に結合された接合板3a
に複数のねじによって結合されている。
【0033】該ベース1の下側には公転駆動モータ5が
配置され、該公転駆動モータ5はサーボモータであるこ
とが望ましい。
【0034】また、ベース1と公転駆動モータ5は、そ
の底部に配置された弾性部材9を介してケーシング8の
内底部に弾性支持されている。弾性部材9としては例え
ばゴム体、コイルばね等或いは空気減衰型防振ゴム(エ
アダンパー)を用いることができる。
【0035】上述の如く器状に形成された回転体4の隅
部には、該隅部を封鎖する状態に固着され、公転軸3の
軸心に対して45°の角度を成して傾斜されたモータ支
持板22が設けられている。該モータ支持板22は、例
えば、一対形成され、互いに公転軸3を挟む対象位置に
配置されており、公転軸3の回転によって発生する遠心
力を互いにバランスし、安定した回転が得られるように
構成されている。
【0036】さらに、モータ支持板22の裏面側には、
前記公転駆動モータ5よりも小型軽量に形成された自転
駆動モータ11が固着されており、同自転駆動モータ1
1の自転軸12は該モータ支持板22を厚み方向に貫通
し、ベアリング13を介して、回転自在に支持されてい
る。自転軸12の先端部には被練和材料14を収容する
混練容器15を着脱可能に保持する容器ホルダ16が一
体に設けられている。
【0037】なお、自転駆動モータ11の自転軸12
は、上記公転軸3に対して成す角度Aが約45°の角度
に傾けて設定されており、該混練容器15は公転駆動モ
ータ5によって回転駆動される回転体4により、所定の
半径で公転されると共に、自転駆動モータ11により、
自転するように構成されている。
【0038】また、回転体4の底部には公転軸3に同心
状に固定された同心円状を成す回転接触子23が設けら
れ、さらにベアリング2の上部に位置しベース1に固着
された固定側接触子24が同様の同心円状に形成し配置
され、互いに回転状態にあっても摺動自在に通電部を対
峙接触する回転形接触子を形成して、電力が供給される
ように構成され、自転駆動モータ11に電力を供給し、
回転駆動するように構成されている。
【0039】上記混練容器15は、ケーシング8の上蓋
8aを開けて同ケーシング8の上方より出し入れするこ
とができるように構成され、該混練容器15にもまた密
閉のための蓋15aが設けられている。
【0040】この混練容器15は、上記第1実施例にお
いて既に説明した混練装置と同様の公転および自転駆動
を行うものであり、公転軸3の周りに公転しながら自転
するので、混練容器15の内部の被練和材料14には公
転による遠心力と自転による遠心力とが作用し、被練和
材料14に内在する気泡の放出が促進され、また、被練
和材料14の撹拌による混練が促進される。
【0041】しかも、公転駆動モータ5とは独立した自
転駆動モータ11により自転駆動することができるの
で、両モータ5,11による公転及び自転の速度、オン
・オフ等を各々任意に制御することができる。したがっ
て、例えば、混練容器15の形状或いは混練容器15内
の被練和材料14の比重、粘度等の特性に応じて混練容
器15内の材料の撹拌、脱泡等を効果的に行うことがで
きる。また、混練容器15の公転を停止させる前に混練
容器15の自転を停止させるようにすれば、混練容器1
5内の材料に混練容器15の公転による遠心力を発生さ
せたまま、材料の撹拌作用を減衰させることができるの
で、脱泡性能が向上することとなる。
【0042】さらに、回転体4を駆動する公転駆動モー
タ5と、混練容器15を保持する容器ホルダ16を駆動
する自転駆動モータ11とは、互いに別の駆動源を構成
し、双方間には遊星歯車や伝動ベルト及び自在継手等の
部品を必要とせず、簡素な駆動系とすることができ、信
頼性及び耐久性が向上する。
【0043】また、公転駆動モータ5および自転駆動モ
ータ11をサーボモータにすることで、より正確な制御
を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、混練容器内の流動材料の撹拌、脱泡等を効
果的に行うことができると共に、構成が簡素で信頼性及
び耐久性に優れ、自転および公転の個々の制御を自在に
行うことを可能とする混練装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す混練装置の概略縦断
面図である。
【図2】図1に示す混練装置における混練容器の公転お
よび自転の制御の一例を示すグラフである。
【図3】図1に示す混練装置のバランスウェイトの装着
状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す混練装置の概略縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ベアリング 3 公転軸 4 回転体 5 公転駆動モータ 8 ケーシング 10 回転アーム 11 自転駆動モータ 12 自転軸 13 ベアリング 14 被練和材料 15 混練容器 16 容器ホルダ 19 非接触形給電コネクタ 21 バランスウェイト 22 モータ支持板 23 回転接触子 24 固定側接触子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公転駆動モータにより公転軸を中心とし
    て回転駆動される回転体と、該回転体に対し上端が公転
    軸に近接する如く傾斜して回転可能に取り付けられた自
    転軸と、該自転軸の上端部に同軸に取り付けられて混練
    容器を保持する容器ホルダと、回転体に取り付けられて
    自転軸を回転駆動する自転駆動モータとを備えてなる混
    練装置。
JP8217744A 1996-07-31 1996-07-31 混練装置 Pending JPH1043567A (ja)

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