JPH1042195A - 映像切換え装置 - Google Patents

映像切換え装置

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JPH1042195A
JPH1042195A JP9100921A JP10092197A JPH1042195A JP H1042195 A JPH1042195 A JP H1042195A JP 9100921 A JP9100921 A JP 9100921A JP 10092197 A JP10092197 A JP 10092197A JP H1042195 A JPH1042195 A JP H1042195A
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JP
Japan
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fade
video
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ratio
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JP9100921A
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Isamu Kaneda
勇 金田
Yasuo Ito
保男 伊藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/74Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
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    • H04N5/775Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television receiver
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    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像表示システムにおいて、元の映像データ
にフェード処理のための改変を施しておくことなく、映
像収録ファイルの継目でフェードアウト/フェードイン
を実行させる。 【解決手段】 デコーダ24のVDプロセッサ36の出力段
に、復号後の映像データに乗算係数;1−kmを乗算する
乗算器51と、フェード用データ(輝度データと色データ)
を出力するデータ出力器52と、データ出力器52の出力デ
ータに対して乗算係数;kmを乗算する乗算器53と、各乗
算器51,53の乗算結果を加算合成するデータ合成器54を
設けておき、予め設定された各処理時間とフェード用デ
ータの最大合成比の条件に基づいて、ファイルの継目で
kmを制御して復号データに対するフェード用データの
合成比を漸増/漸減させることによりフェードアウト/
フェードイン処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像切換え装置に係
り、ビデオCD(Compact disc)やフォトCDのような符
号化圧縮した映像データをファイル単位で記録した記録
媒体から映像データを読出し、復号化して再生表示する
映像表示システムに適用され、特に各ファイルのアクセ
ス間の継目においてフェードアウト/フェードイン処理
を実行するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、オーディオ専用ディスクであるC
DのバリエーションディスクであるビデオCDやフォト
CDを用いて映像と音声を同時に再生することが可能な
AV(Audio-visual)システムがカラオケシステム等とし
て広範に普及しつつある。また、本格的なマルチメディ
ア時代を向かえてDVD(Digital video disc)の規格も
定まり、DVD対応の各種AVシステムも開発されてい
る。
【0003】それらのディスクには各シーンの映像デー
タとそのシーンに対応した音声データがMPEG(Movin
g Picture Experts Group)方式で圧縮されて個別ファイ
ルに記録されており、映像データをAVシステムで再生
する場合には連続的又は選択的に各ファイルをアクセス
し、読出された映像データのデータストリームをデコー
ダで復号して再生表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のシス
テムではファイル単位でアクセスが実行されるため、前
のファイルに係るシーンの表示再生が終了して無映像状
態になった後、次のファイルに係るシーンが突然表示再
生されることになり、その映像の切換わりが極めて不自
然になる。
【0005】その問題に関して、各ファイルの先頭部分
及び後端部分をフェードアウト処理及びフェードイン処
理した符号化映像データとしておけば前記の映像切換わ
り時の不自然さを解消させることができるが、ファイル
毎に元の映像データに対してそのような処理を施してお
くことは非常に煩雑になると共に、元の映像データの改
変を伴うことになる。また、特定のファイルを指定した
サーチモードを指示した場合には、現在プレイ中のファ
イルのアクセス状態を途中で終了させて次のファイルの
アクセスへ移行するため、次のファイルに係る映像はフ
ェードイン処理を経て表示再生されるが、現在プレイ中
のファイルの映像は突然終了してしまうことになる。
【0006】そこで、本発明は、前記のビデオCDやフ
ォトCD等を対象とした映像表示システムにおいて、元
の映像データを改変することなく、如何なるタイミング
でファイルの選択指示が行われても、常にプレイ中のフ
ァイルの映像をフェードアウト処理を経て終了させ、更
にフェードイン処理を経て次のファイルの映像を表示さ
せる映像切換え装置を提供することを目的として創作さ
れた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の各発明は、符号化
映像データを記録した複数のファイルから一のファイル
を選択してその映像データを読出し、読出された符号化
映像データを復号化して表示再生する映像表示システム
にあって、操作部からの選択指示又は映像データのデー
タストリーム中に含まれる制御データを用いた選択指示
により、現在表示中のファイルの映像を選択されたファ
イルの映像へ切換える映像切換え装置に適用される。
【0008】第1の発明は、前記の映像切換え装置にお
いて、フェード用の輝度データ及び色データ(以下、「フ
ェード用データ」という)を生成するデータ生成手段と、
フェードアウト時間と復号後の映像データに対する前記
フェード用データの最大合成比を設定するフェードアウ
ト条件設定手段と、復号後の映像データに対する前記デ
ータ生成手段のフェード用データの合成比を変化させな
がら双方のデータを加算合成することが可能なデータ合
成手段と、前記選択指示があった場合に、前記データ合
成手段のデータ合成比を前記フェードアウト条件設定手
段で設定された時間内に0から最大合成比まで漸増させ
るように制御するフェードアウト制御手段を具備したこ
とを特徴とする映像切換え装置に係る。
【0009】この発明によれば、如何なるタイミングで
映像切換えの選択指示があっても、フェードアウト条件
設定手段で設定された時間及び合成比の条件に基づい
て、フェードアウト制御手段がデータ合成手段によって
復号後の映像データに対するフェード用データの合成比
を漸増させ、現在プレイ中の映像をフェードアウト処理
して終了させることができる。尚、フェードアウト条件
設定手段は、外部の操作部から任意に設定できる手段で
あっても、予め内部的に設定しておいてその条件を固定
的に用いる手段であってもよく、また各条件の一方のみ
を固定設定とし、他方を任意に設定できるようにしても
よい。
【0010】第2の発明は、前記の映像切換え装置にお
いて、フェード用データを生成するデータ生成手段と、
フェードイン時間と復号後の映像データに対する前記フ
ェード用データの最大合成比を設定するフェードイン条
件設定手段と、復号後の映像データに対する前記データ
生成手段のフェード用データの合成比を変化させながら
双方のデータを加算合成することが可能なデータ合成手
段と、前記選択指示に基づいて選択されたファイルの符
号化映像データに係る最初のフレームデータ又はフィー
ルドデータの復号が完了したか否かを検出する検出手段
と、前記検出手段によって復号の完了が検出された場合
に、前記データ合成手段のデータ合成比を前記フェード
イン条件設定手段で設定された時間内に最大合成比から
0まで漸減させるように制御するフェードイン制御手段
を具備したことを特徴とする映像切換え装置に係る。
【0011】この発明によれば、選択されたファイルの
最初のフレームデータ又はフィールドデータの復号が完
了したことを検出手段から確認した時点で、フェードイ
ン条件設定手段で設定された時間及び合成比の条件に基
づいて、フェードイン制御手段がデータ合成手段により
復号後の映像データに対するフェード用データの合成比
を漸減させ、選択されたファイルの映像をフェードイン
処理して表示再生させることができる。また、フェード
イン条件設定手段に関しては、第1の発明と同様に各種
の態様が採用できる。
【0012】第3の発明は、前記の映像切換え装置にお
いて、フェード用データを生成するデータ生成手段と、
フェードアウト時間と復号後の映像データに対する前記
フェード用データの最大合成比を設定するフェードアウ
ト条件設定手段と、復号後の映像データに対する前記デ
ータ生成手段のフェード用データの合成比を変化させな
がら双方のデータを加算合成することが可能なデータ合
成手段と、前記選択指示があった場合に、前記データ合
成手段のデータ合成比を前記フェードアウト条件設定手
段で設定された時間内に0から最大合成比まで漸増させ
るように制御するフェードアウト制御手段と、フェード
イン時間を設定するフェードイン条件設定手段と、前記
選択指示に基づいて選択されたファイルの符号化映像デ
ータに係る最初のフレームデータ又はフィールドデータ
の復号が完了したか否かを検出する検出手段と、前記検
出手段によって復号の完了が検出された場合に、前記デ
ータ合成手段のデータ合成比を前記フェードイン条件設
定手段で設定された時間内に前記フェードアウト制御手
段で制御された最大合成比から0まで漸減させるように
制御するフェードイン制御手段を具備したことを特徴と
する映像切換え装置に係る。
【0013】この発明は、データ生成手段とデータ合成
手段を共通にして第1の発明及び第2の発明の双方の構
成を具備した映像切換え装置である。この発明によれ
ば、前のファイルの映像に関するフェードアウト処理で
実行されたフェード用データの最大合成比をフェードイ
ン処理で自動的に引継ぎ、設定されているフェードイン
時間内にその最大合成比の状態から次の映像をフェード
イン処理して表示再生させることができる。即ち、前の
ファイルの映像に係るフェードアウト処理と次の映像に
係るフェードイン処理を各処理時間を任意に設定しなが
ら連続的に実行させ、且つフェードアウト完了時とフェ
ードイン開始時の映像状態(フェード状態)を同一にする
ことができる。
【0014】尚、前記の第1から第3の発明を通じて、
データ生成手段における色データの色種別は任意であ
り、また輝度データについても白レベルや黒レベルに限
らず、中間レベルであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の「映像切換え装置」
の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。図1はビデ
オCDを用いた映像・音声再生システムのシステム回路
図を示す。同図において、1はプレーヤ本体、2はディス
プレイと音声再生回路とスピーカを備えたモニタ装置で
あり、プレーヤ本体1の基本動作と各ユニットの機能は
次のように説明される。先ず、ビデオCD11にはファイ
ル毎に異なる映像データとその映像に対応した音声デー
タがMPEG1方式で符号化されて記録されている。即
ち、映像データに関しては、MPEG方式のフレーム構
成に基づいて、フレーム内で符号化が完結しているI(I
ntra-coded)ピクチャと、前フレームからの予測を行う
P(Predictive coded)ピクチャと、前後フレームからの
予測を行うB(Bi-directionally predictive coded)ピ
クチャとからなり、[I,B,B,P,B,B,・・・,P,B,B,P]の24
〜30フレームで時間軸予測モードのGOP(Group of
picture)を構成すると共に、各ピクチャは輝度データと
色データに分離して符号化されている。また、音声デー
タは、サブバンド符号化処理と聴覚特性を用いた適応ビ
ット割当て処理による方式(MPEG1;レイヤI)で符号化さ
れている。
【0016】そして、ビデオCD11に記録されている符
号化映像データと音声データは光ピックアップ12で読取
られ、その信号がRF増幅器13で増幅された後、CDデ
コーダ/サーボ制御回路14へ入力される。CDデコーダ
/サーボ制御回路14は、RF増幅器13から得られるEF
M(Eightto Fourteen Modulation)信号を復調したり、
サブコードデータを読込むと共に、サーボ回路15へスピ
ンドル回転速度や光ピックアップ12のトラッキング・フ
ォーカスに係る制御信号を出力し、サーボ回路15がスピ
ンドルモータ16やトラッキング用モータ17の回転制御と
フォーカス制御を実行する。
【0017】マイクロコンピュータ回路(以下、「マイコ
ン回路」と略す)18は、ビデオCD11のTOC(Table of
Contents)から読出されたデータを内蔵メモリに記憶す
ると共に、前記のサブコードデータを取込んで操作部19
から入力I/F20を介して入力される制御コマンドに応
じてCDデコーダ/サーボ制御回路14を制御し、またス
テイタス情報等をドライバ21を介して表示部22へ出力し
てその情報を表示させる。
【0018】マイコン回路23は、後記のビデオCD-デ
コーダ24との間が、モード情報を伝送したりそのビデオ
CD-デコーダ24内のプログラム処理状況であるステイ
タス情報を得たりするデータバスb2と、データのアドレ
ス情報の授受やビデオCD-デコーダ24を制御するため
の信号を伝送するデータバスb3と、ビデオCD-デコー
ダ24へ入力するデータ列の情報を得るためのデータバス
b4と、ビデオCD-デコーダ24からオーディオステイタ
ス情報を得るためのデータバスb5で接続されていると共
に、マイコン回路18との間が前記の制御コマンドを受信
したりステイタス情報を送信するためのデータバスb0で
接続されており、ビデオCD-デコーダ24を中心にシス
テム全体を制御する役割を果たす。
【0019】ビデオCD-デコーダ24の概略回路は、R
ISC(Reduced instruction set computer)プロセッサ
31と、ホストバスI/F32と、ビデオ用復号器33と、オ
ーディオ用復号器34と、DRAMコントローラ35と、ビ
デオディスプレイプロセッサ(以下、「VDプロセッサ」
という)36がバス接続された構成を有している。ここ
に、RISCプロセッサ31は、外付けのROM37に格納
されている基本プログラムを読出して他の内蔵ユニット
32〜36の制御を行うと共に、復号の際のMPEG1シン
タックスの解読や2次元DCT(Discrete cosine trans
form)・逆量子化・動きベクトルの演算等を実行する。ホ
ストバスI/F32は、CDデコーダ/サーボ制御回路14
から出力されるビデオCD11の符号化映像データと符号
化音声データをバスb1を介して取込むと共に、マイコン
回路23とバスb2〜b5を介して前記の各種情報の授受を実
行する。DRAMコントローラ35は、バスb1を介して取
込まれた符号化映像データと符号化音声データを外付け
のDRAM38へ書込み、ビデオ用復号器33で復号された
映像データをVDプロセッサ36へ出力すると共に、符号
化音声データをオーディオ用復号器34へ読出す。尚、D
RAM38は、各ピクチャ(Iピクチャ,Bピクチャ,Pピ
クチャ)を蓄積するそれぞれのバッファエリア及び音声
データの蓄積エリアと共に、レートバッファエリアやR
ISCプロセッサ31が利用するワークエリアを有してい
る。ビデオ用復号器33は、DRAM38に書込まれた各ピ
クチャの可変長符号化データを復号すると共に、RIS
Cプロセッサ31の前記機能と共働して各ピクチャの輝度
データと色データを復号する。オーディオ用復号器34
は、DRAM38に書込まれた符号化オーディオデータを
RISCプロセッサ31と共働して復号する。VDプロセ
ッサ36は、復号化された映像データをデータセットにま
とめてバスb1'へ出力すると共に制御信号をバスb6へ出
力するが、この実施形態においては後述するフェードア
ウト/フェードイン処理回路が内蔵されている。ビデオ
信号処理回路39は、VDプロセッサ36からバスb1'とD/
A変換器40を介して復号化された映像データを受け、ま
たバスb6を介して制御信号を受けるが、RGB信号や輝
度信号及び色差信号をコンポジット信号に変換して次の
NTSC/PALエンコーダ41へ出力する。NTSC/P
ALエンコーダ41は、前記のコンポジット信号をNTS
C方式やPAL方式の映像信号に変換してモニタ装置2
側へ出力する。
【0020】一方、オーディオ系に関しては、ビデオC
D-デコーダ24のオーディオ用復号器34が復号した音声
データをバスb7からD/A変換器42を介してオーディオ
信号処理回路43が取込み、所定の処理を施してモニタ装
置2側へ出力する。尚、バスb8はオーディオ信号処理回
路43のステイタス情報をオーディオ用復号器34及びCD
デコーダ/サーボ制御回路14へ通知するためのものであ
る。
【0021】以上の映像・音声再生システムの構成にお
いて、本実施形態の特徴は次のような点にある。 (1) ビデオCD-デコーダ24におけるVDプロセッサ36
のデータ出力部にフェードアウト/フェードイン処理回
路が内蔵されている。具体的には、復号後の映像データ
に対して可変制御される乗算係数;1−kmを乗算する乗
算器51と、Lyrics表示データ(輝度データ及び色データ)
を出力するデータ出力器52と、そのデータ出力器52の出
力データに対して可変制御される乗算係数;kmを乗算す
る乗算器53と、各乗算器51,53の乗算結果を加算合成す
るデータ合成器54とからなり、データ合成器54の出力が
バスb1'を介してD/A変換器40へ入力されるようになっ
ている。 (2) 操作部19でパラメータ入力モードを設定すること
により、フェードアウト/フェードイン処理条件を入力
・設定できる。 (3) 前記のフェードアウト/フェードイン処理条件は
マイコン回路18を介してマイコン回路23に格納され、所
定のタイミングでマイコン回路23がその処理条件をビデ
オCD-デコーダ24へ発行し、VDプロセッサ36が内蔵
のフェードアウト/フェードイン処理回路を制御する。
【0022】次に、本実施形態の特徴に係るフェードア
ウト/フェードイン処理に係る動作を図2から図4のフ
ローチャートを参照しながら説明する。先ず、図2はフ
ェードアウト/フェードイン処理条件を設定する場合の
動作手順を示すフローチャートである。プレーヤ本体1
の操作部19からパラメータ入力モードを設定すると、マ
イコン回路18はそれをマイコン回路23へ通知し、マイコ
ン回路23はパラメータ設定モードになる(S1)。そのモー
ドで操作部19からフェードアウト/フェードイン処理条
件を入力すると、同様にマイコン回路18からマイコン回
路23へ転送され、マイコン回路23の内蔵メモリにその入
力条件が格納される(S2〜S4)。
【0023】本実施形態では、フェードアウト/フェー
ドイン処理条件として、次の表1及び表2に示すような
MIX RATIO:0〜4とSLOPE:0〜3の条件が用意されてい
る。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】ここに、「MIX RATIO:0〜4」は、表1に示
すように復号化された映像データの各ピクチャのデータ
に対してLyrics表示データを合成する際の最大合成比を
表すインデックスであり、「SLOPE:0〜3」は表2に示す
ようにフェードアウト又はフェードインの処理を行う場
合に何フィールドの時間帯で完了させるかを表すインデ
ックスである。従って、例えば、FADE OUT(MIX RATIO:
3,SLOPE:1)/FADE IN(MIX RATIO:0,SLOPE:2)と
して条件を入力すれば、『フェードアウト処理をその開
始時から15フィールド分の時間帯にLyrics表示データ
の合成比を0〜3/4まで漸増させる制御を実行し、フ
ェードイン処理をその開始時から30フィールド分の時
間帯にLyrics表示データの合成比を3/4〜0まで漸減
させる制御を実行する』という条件を設定したことにな
る。また、本実施形態では入力コマンドとシーケンスの
簡略化を図るため、例えば、FADE IN PLAY(SLOPE:1,S
LOPE:2)のようにフェード処理と次のファイルのプレ
イコマンドを組合せると共に、SLOPEに関する制御項目
のみで指定することも可能とされている。その場合に
は、『Lyrics表示データの最大合成比がMIX RATIO:4の
固定条件で、SLOPE:1の時間条件でフェードアウト処理
を実行し、次のファイルのプレイ開始時にSLOPE:2の時
間条件でフェードイン処理を実行する』という条件を設
定したことになる。尚、本実施形態では、Lyrics表示デ
ータの輝度レベルと色種別についても操作部19から指定
できるようになっており、指定がない場合には輝度レベ
ルが黒レベルで色種別が黒として自動選択されるが、指
定があればその条件に従った輝度レベルと色種別が選択
される。
【0027】次に、図3及び図4は本実施形態の映像・
音声再生システムが実際にフェードアウト/フェードイ
ン処理を実行する場合の動作手順を示す。但し、ここで
は、予めフェードアウト/フェードイン処理の条件とし
て前記FADE IN PLAY(SLOPE:1,SLOPE:2)が設定され
ており、プレーヤ本体1がビデオCD11のファイル(Fp)
をプレイ中に操作部19からファイル(Fs)を指定したサ
ーチモードが指示された場合を例にとって説明する。ま
た、Lyrics表示データの輝度レベルを指定せず、色デー
タは特定色(例えば、青色)を選択したものとする。
【0028】先ず、ファイル(Fs)を指定したSARCH KEY
がONにされると、マイコン回路23が前記のFADE IN PL
AY(SLOPE:1,SLOPE:2)をビデオCD-デコーダ24へ発
行し、ビデオCD-デコーダ24はそのコマンドをDRA
M38のワークエリアに格納する(S11〜S13)。そして、前
記コマンドで指定されたフェードアウト/フェードイン
の時間情報(M=15フィールド分/N=30フィール
ド分)とLyrics表示データの最大合成比(4/4)に基づ
いて、直ちにVDプロセッサ36の乗算器51,53の乗算係
数(1−km),kmを決定するkm(i)[i(フェードアウト
処理開始後のフレーム数)=1〜M/2]とkm(j)[j(フ
ェードイン処理開始後のフレーム数)=1〜N/2]の時
系列制御データを演算し、その制御データをDRAM38
のワークエリアへ格納する(S14)。
【0029】前記の制御データの格納が完了すると、プ
レイ中のファイル(Fp)の画像データに対するフェード
アウト処理の実行が開始され、km(i)の初期値としてk
m(0)=0を設定すると共に、データ出力器52を起動させ
てLyrics表示データを出力させる(S16)。また、マイコ
ン回路18はデータバスb2,b5とマイコン回路23を介して
ビデオCD-デコーダ24のステイタス情報(フェードアウ
ト処理の設定条件)を確認し、CDデコーダ/サーボ制
御回路14に対してフェードアウト処理の実行開始後にフ
ァイル(Fp)からM/2フレーム分の符号化画像データ
を構成するGOPを読出させるための制御データを送出
する。
【0030】そして、プレイ中のファイル(Fp)からは
符号化画像データが時系列的に読出されており、MPE
G方式の各ピクチャがDRAM38の対応したフレームバ
ッファに書込まれ、ビデオ用復号器33で復号されてVD
プロセッサ36へ出力されているが、復号後の各ピクチャ
も輝度データと色データに分離された状態で1フレーム
の復号化画像データを構成しているため、VDプロセッ
サ36のフェードアウト/フェードイン処理回路を次のよ
うな手順で制御することによりフェードアウト処理を実
行する。
【0031】先ず、ピクチャの復号輝度データが入力さ
れると、乗算器51,53の乗算係数(1−km),kmを決定す
るkm(i)の初期値はi=0に対応した0に設定され、そ
の状態から制御が開始される。従って、フェードアウト
処理の開始時点における第1フレームに関してはデータ
合成器54から各ピクチャの復号データがそのまま出力さ
れることになるが、以下の説明では、i=0の初期条件
から開始されることを前提として、フェードアウト処理
開始後の第iフレームに対する処理から一般化して記述
する。
【0032】今、第iフレームに係るピクチャ(先頭は
Iピクチャ)の復号輝度データが入力されると、ステッ
プS14でセットした制御データに基づいて直ちにkm(i)
をフェードアウト処理開始後のフレーム数(i)に対応し
た値に設定する(S17)。そして、ピクチャの復号輝度デ
ータとLyrics表示輝度データが加算合成されるが(S1
8)、この場合にはFADE OUT[MIX RATIO:4,SLOPE:1]の
条件設定がなされている場合と同様であるため、km(i)
=(1/8)・iに設定されている。その結果、乗算器51の乗
算係数[1−km(i)]は[(8-i)/8]に、乗算器53の乗算係
数[km(i)]は[i/8]となり、前記のようにフェードアウ
ト処理開始後の初期フレーム(i=0)については復号輝度
データがそのまま出力されるが、第iフレームの復号輝
度データにはLyrics表示輝度データが[i/8]の割合で合
成されてデータ合成器54から出力されることになる(S1
8,S19)。
【0033】次に、前記の輝度データの出力が完了する
と(S19)、同一ピクチャの復号色データが入力される
が、各乗算器51,53の乗算係数[1−km(i)],[km(i)]は
そのままに維持され、輝度データの場合と同様に、復号
色データに対してLyrics表示色データが[i/8]の割合で
合成されてデータ合成器54から出力される(S20,S21)。
【0034】そして、第iフレームに係る全てのピクチ
ャの輝度データと色データについて、前記の乗算条件に
基づいたLyrics表示データの合成が順次実行されると(S
22→S17〜S21→S22)、次の第(i+1)フレームに係るピ
クチャの復号データが入力されることになるが、i<
(M/2)の条件下においては、その入力前にkm(i)=(1
/8)・iがkm(i+1)=(1/8)・(i+1)に設定し直される(S22〜
S24→S17)。従って、乗算器51の乗算係数[1−km(i)]
は[(7-i)/8]に、乗算器53の乗算係数[km(i)]は[(i+1)/
8]となり、第(i+1)フレームに係る各ピクチャの復号
輝度データと復号色データに対しては、それぞれLyrics
表示輝度データとLyrics表示色データが[(i+1)/8]の割
合で合成されてデータ合成器54から出力されることにな
る(S17〜S22→S17)。
【0035】その結果、前記の手順を繰返すことによ
り、各フレームのピクチャの復号輝度データと復号色デ
ータには、フェードアウト処理の開始後のフレーム順に
0,1/8,2/8,3/8,・・・の割合でLyrics表示輝度データとLyr
ics表示色データが合成されてゆき、ビデオ信号処理回
路39とNTSC/PALエンコーダ41を経てモニタ装置
2に表示されるファイル(Fp)の映像は、徐々にLyrics表
示色データによる色濃度が増大しながら明度が低下する
態様で消失されてゆく。
【0036】また、前記のフェードアウト処理はSLOPE:
1の設定条件に基づいてフレーム数(i)がM/2以上[こ
の場合は8(≧15/2)フレーム])となった段階で終了し、
その段階でファイル(Fp)のプレイも終了する(S23→S2
5)。そして、その段階では乗算器51,53の乗算係数[1−
km(8)],[km(8)]はそれぞれ0,1となり、復号色デー
タに対するLyrics表示データの合成比が1となって、モ
ニタ装置2の表示画面は完全な黒レベルにフェードされ
ている。
【0037】以上の手順でフェードアウト処理が完了す
ると、マイコン回路23はビデオCD-デコーダ24から受
けているステイタス情報をマイコン回路18へ通知すると
共に、指定された次のファイル(Fs)の読出しの開始を
指示し、マイコン回路18がCDデコーダ/サーボ制御回
路14へその指示を通知することによりビデオCD11から
ファイル(Fs)の読出しが開始される(S30)。
【0038】そして、その読出しによってファイル(F
s)の符号化映像データと符号化音声データがビデオCD
-デコーダ24へ転送されてDRAM38へ書込まれ、各復
号器33,34によって復号されるが、第1フレームの復号
が完了した時点でフェードイン処理の実行が開始される
(S31〜S33)。先ず、第1フレームの復号輝度データがD
RAM38からVDプロセッサ36へ読出されるが、VDプ
ロセッサ36は上記のフェードアウト終了時の制御データ
をそのまま引継いでkm(0)を1に維持する。従って、フ
ェードアウト処理の場合と同様に、VDプロセッサ36が
各ピクチャの復号輝度データと復号色データに対してそ
れぞれLyrics表示輝度データとLyrics表示色データを加
算合成して出力させるが、乗算器51,53の乗算係数[1−
km(0)],[km(0)]はそれぞれ0,1になっており、デー
タ合成器54から出力されるデータはLyrics表示データだ
けで前記のフェードアウト処理終了時と同様になるた
め、モニタ装置2上でのそのフレームに係る表示画面は
完全な黒レベルでの表示状態のままである(S33〜S39)。
【0039】一方、第2フレーム以降の第jフレームに
ついては、そのフレームの最初のピクチャに係る復号輝
度データが入力されると、図3のステップS14でセット
した制御データに基づいて直ちにkm(j)をフェードイン
処理開始後のフレーム数(j)に対応した値に設定する(S3
4)。即ち、この場合にはFADE IN[MIX RATIO:4,SLOPE:
2]として条件設定がなされている場合と同様であるた
め、km(j)=1-(1/15)・j=(15-j)/15に設定される。従
って、乗算器51の乗算係数[1−km(j)]は[(1/15)・j]
に、乗算器53の乗算係数[km(j)]は[(15-j)/15]とな
り、フェードアウト処理開始後の初期フレーム(j=0)に
ついてはLyrics表示データがデータ合成器54からそのま
ま出力されるが、それ以降の第j番目(j<N/2)のフ
レームの復号輝度データと復号色データにはそれぞれLy
rics表示輝度データとLyrics表示色データが[(15-j)/1
5]の割合で合成されてデータ合成器54から出力されるこ
とになる(S34〜S40→S41→S34)。
【0040】そして、前記のステップS34〜S41の手順を
繰返すことにより、復号映像データにはフェードイン処
理開始後のフレーム順に14/15,13/15,12/15,・・・の割合
でLyrics表示データが合成され、その割合が漸減してゆ
く。その制御によると、ビデオ信号処理回路39とNTS
C/PALエンコーダ41を経てモニタ装置2に表示され
るの映像は、完全な黒レベルの画面から徐々にLyrics表
示色データが加わったファイル(Fs)の復号データの再
生映像が現れてゆき、最終的にSLOPE:2の設定条件に基
づいてフレーム数(j)がN/2(この場合は15フレー
ム)となった段階で終了し、その段階でLyrics表示デー
タの出力も終了する(S40→S42)。その結果、前記の終了
段階では復号映像データに対するLyrics表示データの合
成比が0になっており、モニタ装置2の表示画面は完全
なファイル(Fs)の復号データの再生映像となる。
【0041】以上の図3及び図4に示した手順によって
フェードアウト/フェードイン処理が終了するが、その
時系列的状態をファイル(Fp)とファイル(Fs)のデータ
ストリームに対応させると図5のようになる。即ち、同
図に示すように、操作部19のSARCH KEYがONにされて
から、SLOPE1の条件でファイル(Fp)の映像に係るフェ
ードアウト処理が実行され、その処理の完了と共にファ
イル(Fp)のプレイが終了し、その後にファイル(Fs)の
プレイが開始され、その第1フレームの復号が完了した
時点からSLOPE2の条件でフェードイン処理が実行され
て手順が完了する。また、その時系列的状態にモニタ装
置2の映像状態を対応させると図6に示すようになる。
但し、A,Bはそれぞれファイル(Fp),(Fs)の復号映像
データによる映像である。同図に示すように、上記の処
理手順の実行に基づいて、映像Aが徐々にLyrics表示色
データの色彩に染まりながら明度を低下させていって一
旦完全な黒レベルの画面となり[フェードアウト:(a)〜
(d)]、その画面状態から明度の低いLyrics表示色データ
の色彩に染まった映像Bが徐々に明度を高めながらその
色彩が薄くなってゆき、処理手順の完了時には完全な映
像Bの表示状態になる[フェードイン:(d)〜(g)]。従っ
て、従来のように映像Aと映像Bが突発的に切換わる方
式と比較して、極めて自然な映像切換えが実現できてい
る。
【0042】一方、符号化音声データに関しては、ビデ
オCD-デコーダ24のオーディオ用復号器34で符号化映
像データの復号に対応したタイミングで順次復号される
が、D/A変換器42を介してオーディオ信号処理回路43
へ出力され、その処理後のオーディオ信号(R,Lの2チ
ャンネル)がモニタ装置2へ出力されるため、モニタ装置
2では時系列的に表示再生される映像に対応した音声が
再生される。
【0043】尚、本実施形態では組合せコマンドである
FADE IN PLAY(SLOPE:1,SLOPE:2)の実行を例にとっ
て説明したが、フェードアウトとフェードインの条件を
個別に設定した場合には、それらの条件に基づいてkm
が制御される。また、以上の動作説明ではデータ出力器
52のLyrics表示輝度データの輝度レベルを黒レベルとし
ているが、上記のように操作部19からの指定によって中
間レベルや白レベルにでき、Lyrics表示色データに関し
ても所望の色彩を選択することができる。更に、本実施
形態では操作部19から次のファイル(Fs)の選択指示に
基づいてフェードアウト処理を実行するようになってい
るが、次に表示再生されるべきファイルの番号等を各フ
ァイルのデータストリームの後端部に挿入しておき、そ
の番号に従ってファイルの表示再生順序が決定される場
合には、その番号等を検出した時点でフェードアウト処
理を実行させるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明の「映像切換え装置」は、以上の構
成を有していることにより、次のような効果を奏する。
請求項1の発明は、元の映像データにフェードアウトの
ための改変を施すことなくファイルを作成しておき、フ
ァイルの選択指示に基づいた所定のタイミングで予め入
力した設定条件によるフェードアウト処理を実行させる
ことを可能にする。請求項2の発明は、選択指示された
映像ファイルのフェードイン処理に関して請求項1の発
明と同様の効果を有する。請求項3の発明は、ファイル
間の継目でフェードアウト処理とフェードイン処理を連
続的に実行させ、極めて自然な映像切換えを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の「映像切換え装置」の実施形態に係るビ
デオCDを用いた映像・音声再生システムのシステム回
路図である。
【図2】フェードアウト/フェードイン処理条件を設定
する場合の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】フェードアウト処理の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】フェードイン処理の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】ファイル(Fp)とファイル(Fs)のデータストリ
ームに対応させてフェードアウト/フェードイン処理の
時系列的状態を示した図である。
【図6】フェードアウト/フェードイン処理によるモニ
タ装置の画面の変化[(a)〜(g)]を示す図である。
【符号の説明】
1…プレーヤ本体(映像表示システム)、2…モニタ装置
(映像表示システム)、11…ビデオCD、12…光ピックア
ップ、13…RF増幅器、14…CDデコーダ/サーボ制御
回路、15…サーボ回路、16…スピンドルモータ、17…ト
ラッキング用モータ、18,23…マイコン回路(23:フェー
ドアウト条件設定手段,フェードイン条件設定手段)、19
…操作部(フェードアウト条件設定手段,フェードイン条
件設定手段)、20…入力I/F、21…ドライバ、22…LC
D表示部、24…ビデオCD-デコーダ、31…RISCプ
ロセッサ、32…ホストバスI/F、33…ビデオ用復号
器、34…オーディオ用復号器、35…DRAMコントロー
ラ、36…VDプロセッサ(検出手段,フェードアウト制御
手段,フェードイン制御手段)、37…ROM、38…DRA
M、39…ビデオ信号処理回路、40,42…D/A変換器、41
…NTSC/PALエンコーダ、43…オーディオ信号処
理回路、51,53…乗算器(データ合成手段)、52…データ
出力器(データ生成手段)、54…データ合成器(データ合
成手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化映像データを記録した複数のファ
    イルから一のファイルを選択してその映像データを読出
    し、読出された符号化映像データを復号化して表示再生
    する映像表示システムにあって、操作部からの選択指示
    又は映像データのデータストリーム中に含まれる制御デ
    ータを用いた選択指示により、現在表示中のファイルの
    映像を選択されたファイルの映像へ切換える映像切換え
    装置において、フェード用の輝度データ及び色データ
    (以下、「フェード用データ」という)を生成するデータ生
    成手段と、フェードアウト時間と復号後の映像データに
    対する前記フェード用データの最大合成比を設定するフ
    ェードアウト条件設定手段と、復号後の映像データに対
    する前記データ生成手段のフェード用データの合成比を
    変化させながら双方のデータを加算合成することが可能
    なデータ合成手段と、前記選択指示があった場合に、前
    記データ合成手段のデータ合成比を前記フェードアウト
    条件設定手段で設定された時間内に0から最大合成比ま
    で漸増させるように制御するフェードアウト制御手段を
    具備したことを特徴とする映像切換え装置。
  2. 【請求項2】 符号化映像データを記録した複数のファ
    イルから一のファイルを選択してその映像データを読出
    し、読出された符号化映像データを復号化して表示再生
    する映像表示システムにあって、操作部からの選択指示
    又は映像データのデータストリーム中に含まれる制御デ
    ータを用いた選択指示により、現在表示中のファイルの
    映像を選択されたファイルの映像へ切換える映像切換え
    装置において、フェード用データを生成するデータ生成
    手段と、フェードイン時間と復号後の映像データに対す
    る前記フェード用データの最大合成比を設定するフェー
    ドイン条件設定手段と、復号後の映像データに対する前
    記データ生成手段のフェード用データの合成比を変化さ
    せながら双方のデータを加算合成することが可能なデー
    タ合成手段と、前記選択指示に基づいて選択されたファ
    イルの符号化映像データに係る最初のフレームデータ又
    はフィールドデータの復号が完了したか否かを検出する
    検出手段と、前記検出手段によって復号の完了が検出さ
    れた場合に、前記データ合成手段のデータ合成比を前記
    フェードイン条件設定手段で設定された時間内に最大合
    成比から0まで漸減させるように制御するフェードイン
    制御手段を具備したことを特徴とする映像切換え装置。
  3. 【請求項3】 符号化映像データを記録した複数のファ
    イルから一のファイルを選択してその映像データを読出
    し、読出された符号化映像データを復号化して表示再生
    する映像表示システムにあって、操作部からの選択指示
    又は映像データのデータストリーム中に含まれる制御デ
    ータを用いた選択指示により、現在表示中のファイルの
    映像を選択されたファイルの映像へ切換える映像切換え
    装置において、フェード用データを生成するデータ生成
    手段と、フェードアウト時間と復号後の映像データに対
    する前記フェード用データの最大合成比を設定するフェ
    ードアウト条件設定手段と、復号後の映像データに対す
    る前記データ生成手段のフェード用データの合成比を変
    化させながら双方のデータを加算合成することが可能な
    データ合成手段と、前記選択指示があった場合に、前記
    データ合成手段のデータ合成比を前記フェードアウト条
    件設定手段で設定された時間内に0から最大合成比まで
    漸増させるように制御するフェードアウト制御手段と、
    フェードイン時間を設定するフェードイン条件設定手段
    と、前記選択指示に基づいて選択されたファイルの符号
    化映像データに係る最初のフレームデータ又はフィール
    ドデータの復号が完了したか否かを検出する検出手段
    と、前記検出手段によって復号の完了が検出された場合
    に、前記データ合成手段のデータ合成比を前記フェード
    イン条件設定手段で設定された時間内に前記フェードア
    ウト制御手段で制御された最大合成比から0まで漸減さ
    せるように制御するフェードイン制御手段を具備したこ
    とを特徴とする映像切換え装置。
JP9100921A 1996-04-27 1997-04-03 映像切換え装置 Pending JPH1042195A (ja)

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JP13113496 1996-04-27
JP8-131134 1996-04-27
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