JPH05323947A - サブコードグラフィックス再生制御装置 - Google Patents

サブコードグラフィックス再生制御装置

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JPH05323947A
JPH05323947A JP4130962A JP13096292A JPH05323947A JP H05323947 A JPH05323947 A JP H05323947A JP 4130962 A JP4130962 A JP 4130962A JP 13096292 A JP13096292 A JP 13096292A JP H05323947 A JPH05323947 A JP H05323947A
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JP
Japan
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data
graphics
video signal
signal
transparency
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Application number
JP4130962A
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Hiroyasu Eguchi
博康 江口
Yoichi Yamada
洋一 山田
Tomonao Tsukui
智尚 津久井
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/9201Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
    • H04N5/9206Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal the additional signal being a character code signal
    • H04N5/9208Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal the additional signal being a character code signal involving the use of subcodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のビデオ映像とグラフィックス映像との
間において自動的なフェード動作を可能にする。 【構成】 所定の映像を示すグラフィックスデータと所
定の映像の透明度を示す透明度データとを記憶する記憶
手段が設けられ、フェード指令に応じて記憶手段からグ
ラフィックスデータがサブコード信号形式で読み出され
てデコード手段に供給され、それによりグラフィックス
ビデオ信号が生成される。また、フェード指令に応じて
記憶手段から透明度データが読み出されてその透明度デ
ータ値が所定値から徐々に一方向に変化され、外部入力
のビデオ信号とデコード手段の出力グラフィックスビデ
オ信号とが透明度データに応じた混合比で混合される。 【効果】 動画映像が徐々に消滅しグラフィックス映像
が徐々に鮮明に映し出されたり、又はその逆に動画映像
が徐々に鮮明に映し出されグラフィックス映像が徐々に
消滅するフェード動作が自動的に可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の演奏によっ
て得られるサブコード信号からグラフィックスビデオ信
号を生成して外部入力のビデオ信号と混合して画像表示
装置に供給するサブコードグラフィックス再生制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)等のディス
クにはメインコードであるディジタルオーディオ信号の
他にサブコードが記録されている。このサブコードにつ
いては規格化されている。サブコードは、8ビットで形
成され、このサブコードを形成するビット群は、P、
Q、R、S、T、U、V、Wの8チャンネルに分割され
ている。このうちチャンネルQのビットは、CDのプロ
グラムエリヤの始端から記録されている各情報データの
所定箇所までのトラック長に応じた時間情報を含み、記
録位置を示す位置データとして使用できるアドレスタイ
ムデータを形成している。また、チャンネルPのビット
は、曲間情報を含むデータを形成している。画像情報を
サブコードとして記録し再生する方式においては、図1
に示す如く画像情報に対応するデータは、サブコードを
形成する8ビットのうちのチャンネルR〜Wの6ビット
で1シンボルが形成され、98シンボルが1ブロックと
して扱われる。この98シンボルのうちの2シンボルは
同期信号として使用され、残りの96シンボルを4等分
して得られる24シンボルがデータの最小単位[パック
(Pack)]として扱われ、1つの画像処理命令を構成し
ている。
【0003】各パックにおいては図2に示すようにシン
ボル0には各3ビットずつモード(MODE)及びアイテム(I
TEM)があり、モード及びアイテムはそのパックのモード
を示し、例えば、モード=000,アイテム=000で
ZEROモード、モード=001,アイテム=001で
TVグラフィックスモードとなる。シンボル1はインス
トラクション(INSTRUCTION) として設定され、シンボル
4〜19はデータフィールド(DATA Field)にされてい
る。インストラクションはデータフィールドの性格を決
める命令である。シンボル2,3はQパリティ(PARITY
Q0,Q1) であり、シンボル0,1に対する誤り訂正用で
ある。シンボル20〜23はPパリティ(PARITY P0〜P
3) であり、シンボル0〜19に対する誤り訂正用であ
る。
【0004】TVグラフィックスモードにおいては、T
V画面の構成がフォント(FONT)という単位を基本にして
設定されている。1つのフォントは図3に示すように横
(行)方向に6ピクセル(PIXEL) 、縦(列)方向に12
ピクセルからなり、ピクセルは表示可能な最小画素であ
る。このフォントが横48×縦16でTV画面で実際に
表示可能なスクリーン(SCREEN)領域を形成し、その外側
の領域をボーダー(BORDER)領域という。TV画面のディ
スプレイメモリはスクロール機能を考慮して、図4に示
すようにスクリーン領域の外側に上下、左右各々に1フ
ォントずつ加えた横50フォント×縦18フォントから
なっている。また、ソフトスクロール(SOFT SCROLL) を
実現するためにポインタが定義されている。水平画面ポ
インタPHはディスプレイメモリ内における全てのピクセ
ルデータを水平方向に移動させる水平シフト量を示し、
垂直画面ポインタPVはディスプレイメモリ内における全
てのピクセルデータを垂直方向に移動させる垂直シフト
量を示す。
【0005】TVグラフィックスモードに対しインスト
ラクションは図5に示すように定められている。インス
トラクション1のディスプレイメモリのプリセット命令
においては、パック内におけるデータ領域は図6に示す
ように構成される。ディスプレイメモリの全フォントを
シンボル4のカラー(COLOR) で設定された色番号にプリ
セットし、ポインタPH,PVを0にリセットすることが行
なわれる。インストラクション2のボーダーのプリセッ
ト命令においては、パック内におけるデータ領域は図7
に示すように構成され、ボーダー領域をシンボル4のカ
ラー(COLOR) で設定された色番号にプリセットすること
が行なわれる。インストラクション6の前景/背景のフ
ォント書込み命令においては、パック内におけるデータ
領域は図8に示すように構成される。この命令はシンボ
ル6で定められた列(ROW)と、シンボル7で定められた
行(COLUMN)とで指定されるアドレス位置にシンボル8〜
19のフォントデータ(色番号データ)を書き込むもの
である。図9においてYはフォント内の最も左上のピク
セル、Zはフォント内の最も右下のピクセルを示してい
る。フォントデータが“0”のピクセルに対してはシン
ボル4のCOLOR 0 で定められた色番号のものが背景色と
して、フォントデータが“1”のピクセルに対してはシ
ンボル5のCOLOR 1 で定められた色番号のものが前景色
としてディスプレイメモリのビットプレーン(BIT PLAN
E )0〜3に書き込まれる。
【0006】インストラクション20のプリセット付き
のスクロールスクリーン命令においては、パック内にお
けるデータ領域は図9に示すように構成される。シンボ
ル5のCOPHはディスプレイメモリ内のフォントデータの
横方向の移動について示し、シンボル6のCOPVはディス
プレイメモリ内のフォントデータの縦方向の移動につい
て示している。
【0007】インストラクション24のコピー付きのス
クロールスクリーン命令においては、パック内における
データ領域は図10に示すように構成される。シンボル
5のCOPHはディスプレイメモリ内のフォントデータの横
方向の移動について示し、シンボル6のCOPVはディスプ
レイメモリ内のフォントデータの縦方向の移動について
示している。
【0008】インストラクション30のロードCLUT
カラー0〜7命令においては、パック内におけるデータ
領域は図11に示すように構成される。この命令は上記
の色番号が16色のうちの何色であるかを示すカラール
ックアップテーブル(COLORLOOK-UP TABLE)の前半の8
色を指定する。シンボル4〜19にはCOLOR-0 〜COLOR-
7 で示されるグラフィックスRGBデータが1色当り2
シンボルを用いて設定される。インストラクション31
のロードCLUTカラー8〜15命令はカラールックア
ップテーブルの後半の8色を指定するために、シンボル
4〜19にはCOLOR-8 〜COLOR-15が1色当り2シンボル
を用いて設定される。各色番号に対する色の調合につい
ては赤が1つの色番号に割り当てられている偶数シンボ
ルのチャンネルR〜Uの4ビットからなり、グリーンは
その続きのチャンネルV、Wの2ビットと次の奇数シン
ボルのチャンネルR、Sの2ビットとからなり、ブルー
がその続きのチャンネルT〜Wの4ビットからなる。各
色のグレースケールは24=16通り、RGBの3色で
あるので、163=4096色の調合が可能となる。ま
た、グレースケールで“0000”を1番暗い状態、
“1111”を最高輝度としている。
【0009】インストラクション38の排他的論理和フ
ォント命令は、プリセット命令や前景/背景のフォント
書込み命令で2色又は1色で書き込まれたフォント内の
色を16色までにするものである。インストラクション
28の透明度設定命令においては、パック内におけるデ
ータ領域は図12に示すように構成される。この命令は
グラフィックスを動画と混合する場合にその混合比を設
定するためのもので、カラールックアップテーブルで特
定された16色各々の透明度を示す透明度ルックアップ
テーブル(TRANSPARENCY LOOK-UP TABLE) に対しシンボ
ル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15によって指定する。こ
れにより、全てのピクセルの色に対して透明度を6ビッ
トによって64段階で設定し、“000000”を不透
明状態、“111111”を最高透明状態としている。
【0010】なお、かかるサブコードの規格については
例えば、日本オーディオ協会発行の雑誌「JAS Jo
urnal」1986年10月号に詳細に記述されてい
る。以上のように規定されたサブコードに基づき、ディ
スクプレーヤから出力されるTVグラフィックスモード
のサブコード信号からTVグラフィックスを示すビデオ
信号(以下グラフィックスビデオ信号と称す)を発生す
るサブコードグラフィックス再生制御装置が例えば、特
開平1−256060号公報において開示されており既
に公知である。また、VTR(ビデオテープレコーダ)
やビデオディスクプレーヤから出力される動画又は静止
画を示すビデオ信号(以下単に動画ビデオ信号と称す)
とグラフィックスビデオ信号と混合することにより動画
にグラフィックスを合成するスーパーインポーズ機能を
備えたものもある。
【0011】図13に従来のスーパーインポーズ機能を
備えたサブコードグラフィックス再生制御装置の概略構
成を示す。かかる制御装置においては、ディスクプレー
ヤ1にてディスクの読取信号から信号処理されて得られ
たサブコード信号が供給され、そのサブコード信号はエ
ラー訂正回路2を介してグラフィックスデコーダ1に供
給される。エラー訂正回路2はチャンネルR〜Wの6ビ
ットのディインターリーブ並びにパリティQ及びPによ
る誤り訂正を行なう。グラフィックスデコーダ3は誤り
訂正されたサブコード信号のグラフィックス命令を解釈
する。その解釈結果のフォント書込み命令等の命令やフ
ォントデータ等のデータはそのデータの種類に応じてア
ドレス制御回路4、V(ビデオ)−RAM5及びカラー
ルックアップテーブル用RAM6のいずれかに供給され
る。なお、図14においてグラフィックスデコーダ3の
出力ラインは分り易くするため3ラインのみを記述して
いるが、実際はそれより多数の出力ラインによりアドレ
ス制御回路4、V(ビデオ)−RAM5及びカラールッ
クアップテーブル用RAM6と接続されている。
【0012】アドレス制御回路4は書込み命令に応じて
書込みアドレスを設定し、またスクロール時のCOPH等の
各種データに応じて読出しアドレスを設定する。V−R
AM5は少なくともスクリーン領域に対応する記憶領域
を有するディスプレイメモリである。カラールックアッ
プテーブル(CLUT)RAM6は16色分の色番号に
対応するRGBデータを記憶する領域を有する。例え
ば、インストラクション6のフォント書込み命令をデコ
ーダ3が解釈したときにはその命令にデータとして含ま
れる列及び行で定まるV−RAM5のアドレスがアドレ
ス制御回路4から指定され、そのアドレスの記憶位置に
フォントデータたる色番号データが書き込まれる。V−
RAM5からのフォントデータの読出しは垂直同期信号
及び水平同期信号に応じたタイミングで行なわれ、読み
出されたフォントデータに応じてRAM6において対応
する色番号のRGBデータが読み出される。かかる垂直
同期信号及び水平同期信号はスーパーインポーズ動作時
には後述のビデオ信号源12から得られる。RGBデー
タはD/A変換器7によってアナログのRGB信号に変
換された後、マトリックス回路8によって輝度信号Y、
色差信号R−Y,B−Yに変換される。更にマトリック
ス回路8から出力される信号はエンコーダ9によって複
合ビデオ信号であるグラフィックスビデオ信号に変換さ
れる。
【0013】一方、デコーダ3が供給されるサブコード
信号からインストラクション30のロードCLUTカラ
ー0〜7命令又はインストラクション31のロードCL
UTカラー8〜15命令を解釈したときにはCLUT
RAM6の記憶データが書き換えられ、色番号に対する
指定色が変化する。エンコーダ9から出力されるグラフ
ィックスビデオ信号はスイッチ11に供給される。スイ
ッチ11は後述の切換信号に応じてグラフィックスビデ
オ信号とVTR等のビデオ信号源12からの動画ビデオ
信号とのいずれか一方のを選択的に出力する。
【0014】色設定回路13は複数の色番号データ及び
その色番号データに対応するRGBデータを記憶したメ
モリ(図示せず)と、操作に応じてそれら複数のデータ
から1つの色番号データ及びRGBデータを選択的に読
み出す読出回路(図示せず)とからなる。読み出された
色番号データはレジスタ14に保持され、またRGBデ
ータはレジスタ15に保持される。レジスタ14の出力
には一致検出回路16が接続されており、一致検出回路
16はV−RAM5から読み出された色番号データとレ
ジスタ14に保持された色番号データとの一致を検出す
る。レジスタ15の出力には一致検出回路17が接続さ
れており、一致検出回路17はCLUTRAM6から読
み出されたRGBデータとレジスタ15に保持されたR
GBデータとの一致を検出する。一致検出回路16,1
7は一致を検出すると切換信号を発生する。一致検出回
路16,17の各出力にはスイッチ18が接続されてい
る。スイッチ18は演奏ディクスに応じて自動又は手動
に切換えられ、一致検出回路16,17の出力信号のい
ずれか一方を選択してスイッチ11に供給する。よっ
て、スイッチ18が一致検出回路16側を選択した状態
において、操作によって設定された色の色番号データと
V−RAM5から読み出された色番号データとが一致す
ると、切換信号が一致検出回路16からスイッチ18を
介してスイッチ11に供給され、エンコーダ7から出力
されるグラフィックスビデオ信号に代えてビデオ信号源
12からの動画ビデオ信号がスイッチ11から出力され
る。一方、色番号データとV−RAM5から読み出され
た色番号データとが一致しなくなると、切換信号の発生
が停止し、ビデオ信号源12からの動画ビデオ信号に代
えてエンコーダ7から出力されるグラフィックスビデオ
信号がスイッチ11から中継出力される。スイッチ11
から出力されるビデオ信号をCRTディスプレイ10に
供給すると、CRTディスプレイ10の画面に動画映像
にグラフィックス映像が挿入された映像、すなわちスー
パーインポーズが施されるた映像が得られる。また、ス
イッチ18が一致検出回路17側を選択した状態におい
ても同様の動作が行なわれる。
【0015】図13に示したサブコードグラフィックス
再生制御装置においては、映像を徐々に明確に表示さ
せ、また徐々に消滅させるフェードコントロール機能が
備えられており、そのためにスイッチ11の選択出力が
CRTディスプレイ10に直接接続されていない。同期
分離回路19、ATT(アッテネータ)20及び加算器
21がフェードイン/アウトコントロール機能のために
設けられた部分である。同期分離回路19及びATT2
0にはスイッチ11から出力されるビデオ信号が供給さ
れる。同期分離回路19はビデオ信号中の同期信号成分
だけを抽出する。ATT20の減衰度は手動操作により
変化し、それによりビデオ信号レベルが変化する。同期
分離回路19からの同期信号成分とATT20からのビ
デオ信号とは加算器21で加算された後、CRTディス
プレイ10に供給される。よって、手動操作によってA
TT20の減衰度を変化させることにより、ATT20
から出力されるビデオ信号レベルが変化してCRTディ
スプレイ10の画面の映像が明確になったり消滅するよ
うにできる。例えば、手動操作によってATT20の減
衰度を徐々に低下させると、ATT20から出力される
ビデオ信号レベルが徐々に上昇し、CRTディスプレイ
10の画面に映像が徐々に明確に表われていくフェード
イン動作となる。一方、ATT20の減衰度を徐々に増
大させると、ATT20から出力されるビデオ信号レベ
ルが徐々に低下し、CRTディスプレイ10の画面の映
像が徐々に消滅していくフェードアウト動作となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のサブコードグラフィックス再生制御装置において
は、手動操作をATT20の減衰度を徐々に変化させな
ければフェード動作とならないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、動画映像とグラフィックス映
像との間において自動的なフェード動作を可能にするサ
ブコードグラフィックス再生制御装置を提供することで
ある。
【0017】
【発明を解決するための手段】本発明のサブコードグラ
フィックス再生制御装置は、記録媒体の演奏によって得
られるサブコード信号からグラフィックスビデオ信号を
生成して外部入力のビデオ信号と混合して画像表示装置
に供給するサブコードグラフィックス再生制御装置であ
って、フェード指令を発生する指令発生手段と、所定の
映像を示すグラフィックスデータと所定の映像の透明度
を示す透明度データとを記憶する記憶手段と、フェード
指令に応じて記憶手段からグラフィックスデータをサブ
コード信号形式で読み出す第1読出手段と、フェード指
令に応じて記憶手段から透明度データを読み出してその
透明度データ値を所定値から徐々に一方向に変化させて
出力する第2読出手段と、読み出されたサブコード信号
形式のグラフィックスデータに応じてグラフィックスビ
デオ信号を生成するデコード手段と、外部入力のビデオ
信号とデコード手段の出力グラフィックスビデオ信号と
を第2読出手段の出力透明度データに応じた混合比で混
合して出力する混合手段とを含むことを特徴としてい
る。
【0018】
【作用】本発明のサブコードグラフィックス再生制御装
置においては、所定の映像を示すグラフィックスデータ
と所定の映像の透明度を示す透明度データとを記憶する
記憶手段が設けられ、フェード指令に応じて記憶手段か
らグラフィックスデータがサブコード信号形式で読み出
されてデコード手段に供給され、それによりグラフィッ
クスビデオ信号が生成される。一方、フェード指令に応
じて記憶手段から透明度データが読み出されてその透明
度データ値が所定値から徐々に一方向に変化され、外部
入力のビデオ信号とデコード手段の出力グラフィックス
ビデオ信号とが透明度データに応じた混合比で混合され
る。この混合ビデオ信号による映像によれば外部入力の
ビデオ信号成分による映像及びグラフィックス映像のい
ずれか一方が徐々に消滅し、他方が徐々に鮮明に映し出
される。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説
明する。図14は本発明によるサブコードグラフィック
ス再生制御装置を示している。このサブコードグラフィ
ックス再生制御装置において、図13に示したサブコー
ドグラフィックス再生制御装置と同一部分は同一符号を
用いており、ディスクプレーヤ1としてはサブコード信
号が記録されたいわゆるLDDビデオディスクの演奏が
可能なものが用いられる。このディスクプレーヤ1はデ
ィスクからの読取信号を信号処理してメインコード信号
及びサブコード信号を抽出し、更にメインコード信号を
復調して複合ビデオ信号を動画ビデオ信号として得る。
【0020】サブコード信号はエラー訂正回路2と共に
マイクロコンピュータ31に供給される。エラー訂正回
路2から出力されるサブコード信号は切替スイッチ32
を介してグラフィックスデコーダ3に供給される。マイ
クロコンピュータ31はマイクロプロセッサ、ROM及
びRAMからなるメモリ及び入出力インターフェース
(共に図示せず)を有する。そのROMにはプログラム
及びデータが予め書き込まれている。そのデータには所
定の単色映像を示すインストラクション1のプリセット
命令データ信号及びインストラクション28の透明度設
定命令データ信号があり、それらはグラフィックスサブ
コード信号と同一フォーマットにされている。スイッチ
32はエラー訂正回路2から出力されるサブコード信号
とマイクロコンピュータ31から出力されるグラフィッ
クスデータ信号とを選択的にグラフィックスデコーダ3
に供給し、その選択はマイクロコンピュータ31からの
切替信号に応じて行なわれる。マイクロコンピュータ3
1のマイクロプロセッサはプログラムに従ってグラフィ
ックスデータ信号をROMから読み出して出力すると共
に切替信号を出力する。
【0021】V−RAM5から読み出された色番号デー
タはCLUT RAM6、一致検出回路16及び透明度
ルックアップテーブル(TLUT)RAM34に供給さ
れる。TLUT RAM34は6ビット×16の記憶容
量を有し、16色各々に対し64段階で指定される透明
度データを記憶可能である。TLUT RAM34に色
番号データがV−RAM5から供給されると、その色番
号データに対応する透明度データが読み出される。RA
M34に記憶される透明度データはグラフィックスデコ
ーダ3が透明度設定命令と解釈したときデコーダ3から
供給されて書き込まれる。TLUT RAM34から出
力される6ビットの透明度データは切替スイッチ35を
介して混合回路22に供給される。切替スイッチ35に
はスイッチ18の選択出力が6ビット変換回路36を介
して供給される。6ビット変換回路36は6つのバッフ
ァからなり、一致検出回路16又は17の1ビット出力
を6ビットの一致検出出力に変換する。その6ビットの
一致検出出力と透明度データとのいずれか1がスイッチ
35によって選択的に混合回路22に供給される。スイ
ッチ35の選択切替はマイクロコンピュータ31からの
切替信号に応じて行なわれる。
【0022】ディスクプレーヤ1から出力される動画ビ
デオ信号はスイッチ30を介して混合回路22に供給さ
れる。スイッチ30はビデオ信号源12から出力される
動画ビデオ信号とディスクプレーヤ1から出力される動
画ビデオ信号とを手動操作に応じて選択的に混合回路2
2に供給する。混合回路22はスイッチ30からの動画
ビデオ信号を減衰させるATT24と、エンコーダ9か
らのグラフィックスビデオ信号を減衰させるATT25
と、RAM34から読み出された透明度データ又は6ビ
ット変換回路36からの6ビットの一致検出出力を反転
させるインバータ26とからなる。ATT24の減衰度
は読み出された透明度データ又は一致検出出力に応じて
変化し、ATT25の減衰度はインバータ26による反
転データに応じて変化する。ATT24,25の出力信
号がCRTディスプレイ10に供給される。グラフィッ
クス画像のうちの透明度が透明度ルックアップテーブル
の透明度データによって高く指定された色に対してはA
TT24の減衰度が低下し動画ビデオ信号が小さく減衰
され、ATT25の減衰度が大きくなりエンコーダ9か
らのグラフィックスビデオ信号が大きく減衰される。逆
に、グラフィックス画像のうちの透明度が透明度ルック
アップテーブルの透明度データによって低く指定された
色に対してはATT24の減衰度が大きくなりディスク
プレーヤ1からの動画ビデオ信号が大きく減衰され、A
TT25の減衰度が低下しエンコーダ9からのグラフィ
ックスビデオ信号が小さく減衰される。よって、透明度
が大きくなるほど動画のグラフィックス画像に対する重
ね合わせ(オーバーレイ)具合が大きくなる。なお、A
TT24,25各々は例えば、ビデオ信号ラインに設け
られたVCA(電圧制御増幅器)と、透明度データ等を
アナログ信号に変換して制御電圧としてVCAに供給す
るD/A変換器とからなる。
【0023】かかる構成において、ディスクプレーヤ1
からサブコード信号がエラー訂正回路2、スイッチ32
を介してグラフィックスデコーダ3に供給されると、デ
コーダ3はサブコード信号中のグラフィックス命令がシ
ンボル1の内容から命令を解釈する。例えば、インスト
ラクション1のプリセット命令と判別した場合にはシン
ボル4のCOLOR で指定された色番号データを、またスク
リーン領域の全てのピクセルを順次指定する行信号及び
列信号を各々発生する。行信号及び列信号はアドレス制
御回路4に供給され、アドレス制御回路4は行信号及び
列信号に応じて書込みアドレスをデータとして算出し、
その書込みアドレスデータをV−RAM5のアドレス端
子に順次供給する。これにより、V−RAM5の全ての
アドレスで指定される記憶位置に同一の色番号データが
書き込まれる。また、デコーダ3はグラフィックス命令
がインストラクション6の前景/背景のフォント書込み
命令と判別した場合には書込み信号をV−RAM5に供
給し、シンボル6,7のROW 、COLUMNに基づいて1つフ
ォント分のピクセルを指定する行信号及び列信号をアド
レス制御回路4に供給する。またシンボル8〜19のフ
ォントデータの各ピクセルの“0”“1”に対応してシ
ンボル4のCOLOR 0 又はシンボル5のCOLOR1 で指定さ
れた色番号データを各々発生し、V−RAM5に供給さ
れる。アドレス制御回路4は行信号及び列信号に応じて
1フォント分の書込みアドレスデータを順次算出し、そ
の書込みアドレスデータをV−RAM5のアドレス端子
に順次供給する。これにより、V−RAM5において1
フォント分の記憶位置のデータが新たな色番号データに
よって更新される。
【0024】デコーダ3はグラフィックス命令がインス
トラクション30のロードCLUTカラー0〜7命令と
判別した場合にはRAM6に対して書込み信号が供給さ
れ、シンボル4〜19のCOLOR-0 〜COLOR-7 に従って3
×4ビットのグラフィックスRGBデータを8色分順次
出力する。RAM6の色番号順に定められた記憶位置に
は書込み信号に応じてそのRGBデータが書き込まれカ
ラールックアップテーブルが形成される。これはグラフ
ィックス命令がインストラクション38のロードCLU
Tカラー8〜16命令と判別した場合にも同様の動作が
行なわれる。
【0025】また、デコーダ3はディスクプレーヤ1か
らのサブコード信号のグラフィックス命令がインストラ
クション28の透明度設定命令と判別した場合にはRA
M34に対して書込み信号を供給し、シンボル4〜19
のTRANS-0 〜TRANS-15に従って6ビットの透明度データ
を出力する。RAM34の色番号順に定められた記憶位
置には書込み信号に応じて透明度データが書き込まれ透
明度ルックアップテーブルが形成される。
【0026】アドレス制御回路4はグラフィックスデコ
ーダ3から書込み信号が供給されていないときには読出
しアドレスを設定する。読出しアドレスは垂直及び水平
同期信号に同期して所定のタイミングで順次設定され
る。なお、読出しアドレスはグラフィックス命令がスク
ロールスクリーン命令であるときにはその命令に付随す
る上記したPH、PV、COPH、COPVの値によって算出される
が、スクロールスクリーン命令を用いない場合には単な
る画面の左上の画素に対応するアドレスからの順番で設
定される。読出しアドレスによって指定されたV−RA
M5の記憶位置から4ビットの色番号データが読み出さ
れる。この4ビットの色番号データはRAM6,34及
び一致検出回路16に供給され、RAM6からはカラー
ルックアップテーブルに従って色番号データに対応する
色調のグラフィックスRGBデータが読み出される。ま
た、RAM34からは透明度ルックアップテーブルに従
って色番号データに対応する透明度データが読み出され
る。
【0027】読み出されたグラフィックスRGBデータ
はD/A変換器7によってアナログのグラフィックスR
GB信号に変換され、その後、マトリックス回路8及び
エンコーダ9によってグラフィックスビデオ信号に変換
される。一方、読み出された透明度データはスイッチ3
5を介して混合回路22に供給される。混合回路22は
ディスクプレーヤ1からの動画ビデオ信号に対して透明
度データに応じた混合比でグラフィックスビデオ信号を
ATT24,25によって混合する。よって、透明度デ
ータが不透明状態の“000000”を示すならば、A
TT25の減衰度が最低となりATT24の減衰度が最
高となり、グラフィックスビデオ信号がそのまま混合回
路22から出力され、透明度データが完全透明状態“1
11111”を示すならば、ATT25の減衰度が最高
となりATT24の減衰度が最低となり、動画ビデオ信
号がそのまま混合回路22から出力される。混合回路2
2から出力されたビデオ信号は画像表示装置としてのC
RTディスプレイ10に供給され、CRTディスプレイ
10の画面には例えば、動画にグラフィックス画像が加
えられた映像が表示される。
【0028】以上の動作はスイッチ35がTLUT R
AM34からの透明度データを選択しているオーバレイ
状態におけるものであるが、6ビット変換回路36から
の一致検出出力を選択しているスーパーインポーズ機能
状態では図13に示した従来回路と同様の動作が行なわ
れる。次に、フェーダコントロール機能について説明す
る。先ず、フェードイン動作においては、マイクロコン
ピュータ31のマイクロプロセッサは、図15に示すよ
うに、キーボード33のキー操作によってフェードイン
指令が発生したときにはスイッチ32及び35に対して
切替信号を発生する(ステップS1)。この切替信号に
応じてスイッチ32はマイクロコンピュータ31から出
力される信号をグラフィックスデコーダ3に中継し、ス
イッチ32はTLUT RAM34から出力される透明
度データを混合回路22に中継する状態となる。次い
で、ROMからインストラクション1のプリセット命令
データ信号を読み出し、それをスイッチ32を介してグ
ラフィックデコーダ3に供給する(ステップS2)。グ
ラフィックスデコーダ3は供給されたグラフィックス命
令がインストラクション1のプリセット命令であると解
釈するので、上記したようにシンボル4のCOLOR で指定
された色番号データがV−RAM5の全てのアドレスで
指定される記憶位置にが書き込まれる。このプリセット
命令データ信号は1画面に亘って同一の色番号データを
有するものである。ただし、これに限らず更にインスト
ラクション6のフォント書込み命令を用いて複数の色番
号データを有してグラフィックス映像を形成しても良
い。
【0029】また、マイクロプロセッサは、ROMから
インストラクション28の透明度設定命令データ信号を
読み出し(ステップS3)、その透明度設定命令データ
信号に含まれるシンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15
全ての透明度データNを不透明状態のN=“00000
0”を示すものとしてスイッチ32を介してグラフィッ
クデコーダ3に供給する(ステップS4)。なお、上記
の同一の色番号データに対応する透明度データだけを不
透明状態の“000000”としても良い。グラフィッ
クスデコーダ3は供給されたグラフィックス命令がイン
ストラクション28の透明度設定命令と解釈するので、
TLUT RAM34に対して書込み信号を供給し、シ
ンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15に従って6ビット
の透明度データ“000000”を出力する。RAM3
4の色番号順に定められた記憶位置には書込み信号に応
じて透明度データ“000000”が書き込まれる。よ
って、TLUT RAM34から出力される透明度デー
タNに応じてATT25の減衰度が最低となりATT2
4の減衰度が最高となり、所定の単色映像を示すグラフ
ィックスビデオ信号がそのまま混合回路22から出力さ
れる。このときディスクプレーヤ1の出力動画ビデオ信
号はATT24から出力されない。
【0030】マイクロプロセッサは、ステップS4の実
行後、透明度データNが完全透明状態のN=“1111
11”を示すか否かを判別する(ステップS5)。N≠
“111111”ならば、ステップS4又は後述のステ
ップS8の実行から所定時間(例えば、32msec)の経
過したか否かを判別し(ステップS6)、所定時間の時
間経過があったならば、透明度設定命令データ信号に含
まれるシンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15の透明度
データNに“1”を加算し(ステップS7)、その加算
後の透明度データNを含む透明度設定命令データ信号を
グラフィックデコーダ3に供給する(ステップS8)。
ステップS8の実行後、ステップS5に移行する。よっ
て、かかる動作を繰り返することにより所定時間毎にT
LUTRAM34から出力される透明度データNが1段
階ずつ不透明度を増したデータとなる。すなわち、所定
時間毎にATT25の減衰度が大きくなりATT24の
減衰度が小さくなる。これにより、混合回路22から出
力される信号のうち動画ビデオ信号成分のレベルが徐々
に大となり、所定の単色映像を示すグラフィックスビデ
オ信号成分のレベルが徐々に小さくなるので、CRTデ
ィスプレイ10の画面には動画が徐々に鮮明に映し出さ
れることになる。
【0031】ステップS5においてN=“11111
1”ならば、ATT25の減衰度が最大となり、ATT
24の減衰度が最小となったので、動画ビデオ信号がそ
のまま混合回路22から出力されたこととなる。マイク
ロプロセッサはスイッチ32に対して切替信号を発生し
(ステップS9)、これによりディスクプレーヤ1から
のサブコード信号に応じてグラフィックス制御が行なわ
れる。なお、スイッチ35はステップS9実行後におい
てはディスクの種類により適宜切替られる。例えば、L
DDディスクの場合にはTLUT RAM34からの出
力側を選択し、CDディスクの場合には一致検出出力側
を選択するように切替制御される。
【0032】上記した実施例においては、キーボード操
作に応じてフェードイン動作を開始するようにしている
が、ディスクプレーヤ1のディスク演奏開始指令に応じ
て実際のディスク演奏開始より一定時間だけ前にフェー
ドイン指令が発生されるようにしても良い。次に、フェ
ードアウト動作においては、マイクロコンピュータ31
のマイクロプロセッサは、図16に示すように、ディス
クプレーヤ1から供給されるサブコード信号のチャンネ
ルQのビットに応じて所定のタイムコードが到来したか
否かを判別する(ステップS11)。この所定のタイム
コードとはカラオケビデオ映像の場合には各曲の終りの
タイムコードから一定時間だけ前の時間を示すものであ
る。各曲の終りのタイムコードは演奏前にディスクのT
OC(Table of Contents )情報の読み込みにより得ら
れるので、所定のタイムコードは曲の終りのタイムコー
ドから一定時間を減じた値として算出することができ
る。所定のタイムコードが到来しない場合にはキーボー
ド33のキー操作によってフェードアウト指令が発生し
たか否かを判別する(ステップS12)。所定のタイム
コードが到来したとき、又はフェードアウト指令が発生
したときにはスイッチ32及び35に対して切替信号を
発生する(ステップS13)。この切替信号に応じてス
イッチ32はマイクロコンピュータ31から出力される
信号をグラフィックスデコーダ3に中継し、スイッチ3
5はTLUT RAM34から出力される透明度データ
を混合回路22に中継する状態となる。
【0033】マイクロプロセッサは、ROMからインス
トラクション28の透明度設定命令データ信号を読み出
し(ステップS14)、その透明度設定命令データ信号
に含まれるシンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15全て
の透明度データNを完全透明状態のN=“11111
1”を示すものとしてスイッチ32を介してグラフィッ
クデコーダ3に供給する(ステップS15)。グラフィ
ックスデコーダ3は供給されたグラフィックス命令がイ
ンストラクション28の透明度設定命令と解釈するの
で、TLUT RAM34に対して書込み信号を供給
し、シンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-15に従って6
ビットの透明度データ“111111”を出力する。R
AM34の色番号順に定められた記憶位置には書込み信
号に応じて透明度データ“111111”が書き込まれ
る。よって、TLUT RAM34から出力される透明
度データNに応じてATT25の減衰度が最高となりA
TT24の減衰度が最低となり、ディスクプレーヤ1の
出力動画ビデオ信号がそのまま混合回路22から出力さ
れる。
【0034】次いで、ROMからインストラクション1
のプリセット命令データ信号を読み出し、それをスイッ
チ32を介してグラフィックデコーダ3に供給する(ス
テップS16)。グラフィックスデコーダ3は供給され
たグラフィックス命令がインストラクション1のプリセ
ット命令であると解釈するので、上記したようにシンボ
ル4のCOLOR で指定された色番号データがV−RAM5
の全てのアドレスで指定される記憶位置に書き込まれ
る。
【0035】マイクロプロセッサは、ステップS16の
実行後、透明度データNが不透明状態のN=“0000
00”を示すか否かを判別する(ステップS17)。N
≠“000000”ならば、ステップS17又は後述の
ステップS20の実行から所定時間(例えば、32mse
c)の経過したか否かを判別し(ステップS18)、所
定時間の時間経過があったならば、透明度設定命令デー
タ信号に含まれるシンボル4〜19のTRANS-0 〜TRANS-
15の透明度データNから“1”を減算し(ステップS1
9)、その減算後の透明度データNを含む透明度設定命
令データ信号をグラフィックデコーダ3に供給する(ス
テップS20)。ステップS20の実行後、ステップS
18に移行する。よって、かかる動作を繰り返すること
により所定時間毎にTLUT RAM34から出力され
る透明度データNが1段階ずつ透明度を増したデータと
なる。すなわち、所定時間毎にATT25の減衰度が小
さくなりATT24の減衰度が大きくなる。これによ
り、混合回路22から出力される信号のうち動画ビデオ
信号成分のレベルが徐々に小さくなり、所定の単色映像
を示すグラフィックスビデオ信号成分のレベルが徐々に
大きくなるので、CRTディスプレイ10の画面には動
画映像が徐々に消えていき、代って単色映像が徐々に鮮
明に映し出されることになる。
【0036】ステップS17においてN=“00000
0”ならば、ATT25の減衰度が最小となり、ATT
24の減衰度が最大となったので、所定の単色映像を示
すグラフィックスビデオ信号がそのまま混合回路22か
ら出力されたこととなる。マイクロプロセッサはスイッ
チ32に対して切替信号を発生し(ステップS21)、
これによりディスクプレーヤ1からのサブコード信号に
応じてグラフィックス制御が行なわれる。
【0037】なお、上記した実施例においては、ステッ
プS11で所定のタイムコードの到来を判別した場合に
フェードアウト動作が開始されるようになっているが、
キーボード33のキー操作によってフェードアウト指令
が発生した場合にのみフェードアウト動作が開始される
ものであっても良い。また、上記したフェードイン及び
フェードアウト動作においては、マイクロコンピュータ
31からはインストラクション28の透明度設定命令と
して透明度データが出力されそれによりTLUT RA
M34の透明度データが更新され、V−RAM5から読
み出された色番号データに対応する透明度データがTL
UTRAM34から出力されて混合回路22に供給され
ているが、TLUT RAM34を用いないでフェード
イン及びフェードアウト動作を行なう構成にすることも
できる。例えば、図17に示すようにマイクロコンピュ
ータ31から6ビットの透明度データを直接出力させて
レジスタ38に保持させて、レジスタ38の保持透明度
データが切替スイッチ39を介して混合回路22に供給
されるようにしても良い。この場合、フォードイン指令
又はフェードアウト指令が発生したときに切替スイッチ
39がレジスタ38の出力側に切替られ、図15及び図
16に示した動作と同様に所定時間毎にそのレジスタ3
8の透明度データがマイクロコンピュータ31の出力に
応じて更新されるのである。
【0038】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、所定の映
像を示すグラフィックスデータと所定の映像の透明度を
示す透明度データとを記憶する記憶手段が設けられ、フ
ェード指令に応じて記憶手段からグラフィックスデータ
がサブコード信号形式で読み出されてデコード手段に供
給され、それによりグラフィックスビデオ信号が生成さ
れる。一方、フェード指令に応じて記憶手段から透明度
データが読み出されてその透明度データ値が所定値から
徐々に一方向に変化され、外部入力のビデオ信号とデコ
ード手段の出力グラフィックスビデオ信号とが透明度デ
ータに応じた混合比で混合される。この混合ビデオ信号
による映像によれば、外部入力のビデオ信号による動画
映像が徐々に消滅しグラフィックス映像が徐々に鮮明に
映し出されたり、又はその逆に動画映像が徐々に鮮明に
映し出されグラフィックス映像が徐々に消滅するフェー
ド動作が自動的に可能になる。
【0039】また、本発明をカラオケ装置に適用した場
合には曲演奏の開始の際にグラフィックス映像から自動
的に動画映像に徐々に移行させることができ、また曲演
奏の終了の際に動画映像から自動的にグラフィックス映
像に徐々に移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サブコードブロックを示す図である。
【図2】パック内の構造を示す図である。
【図3】フォント内の構造を示す図である。
【図4】ディスプレイメモリの構成を示す図である。
【図5】TVグラフィックスのインストラクションの種
類を示す図である。
【図6】ディスプレイメモリのプリセット命令における
パック内のデータ領域の構造を示す図である。
【図7】ボーダーのプリセット命令におけるパック内の
データ領域の構造を示す図である。
【図8】前景/背景のフォント書込み命令におけるパッ
ク内のデータ領域の構造を示す図である。
【図9】プリセット付きのスクロールスクリーン命令に
おけるパック内のデータ領域の構造を示す図である。
【図10】コピー付きのスクロールスクリーン命令にお
けるパック内のデータ領域の構造を示す図である。
【図11】ロードCLUTカラー0〜7命令におけるパ
ック内のデータ領域の構造を示す図である。
【図12】透明度設定命令におけるパック内のデータ領
域の構造を示す図である。
【図13】従来のサブコードグラフィックス再生制御装
置を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図15】本発明のマイクロコンピュータで実行される
フェードインルチーンを示すフロー図である。
【図16】本発明のマイクロコンピュータで実行される
フェードアウトルチーンを示すフロー図である。
【図17】本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【主要部分の符号の説明】
1 ディスクプレーヤ 3 グラフィックスデコーダ 5 V−RAM 6 CLUT RAM 22 混合回路 31 マイクロコンピュータ 34 TLUT RAM 36 6ビット変換回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の演奏によって得られるサブコ
    ード信号からグラフィックスビデオ信号を生成して外部
    入力のビデオ信号と混合して画像表示装置に供給するサ
    ブコードグラフィックス再生制御装置であって、フェー
    ド指令を発生する指令発生手段と、所定の映像を示すグ
    ラフィックスデータと前記所定の映像の透明度を示す透
    明度データとを記憶する記憶手段と、前記フェード指令
    に応じて前記記憶手段からグラフィックスデータをサブ
    コード信号形式で読み出す第1読出手段と、前記フェー
    ド指令に応じて前記記憶手段から透明度データを読み出
    してその透明度データ値を所定値から徐々に一方向に変
    化させて出力する第2読出手段と、読み出されたサブコ
    ード信号形式のグラフィックスデータに応じてグラフィ
    ックスビデオ信号を生成するデコード手段と、前記外部
    入力のビデオ信号と前記デコード手段の出力グラフィッ
    クスビデオ信号とを前記第2読出手段の出力透明度デー
    タに応じた混合比で混合して出力する混合手段とを含む
    ことを特徴とするサブコードグラフィックス再生制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指令発生手段は前記記録媒体の演奏
    によって得られるサブコード信号に応じてフェード指令
    を発生することを特徴とする請求項1記載のサブコード
    グラフィックス再生制御装置。
JP4130962A 1992-05-22 1992-05-22 サブコードグラフィックス再生制御装置 Pending JPH05323947A (ja)

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JP4130962A JPH05323947A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 サブコードグラフィックス再生制御装置
US08/017,815 US5282037A (en) 1992-05-22 1993-02-16 Subcode graphics reproduction control apparatus

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