JPH1042062A - 通信制御方法、通信制御プログラムを記憶した記憶媒体及び通信制御装置 - Google Patents

通信制御方法、通信制御プログラムを記憶した記憶媒体及び通信制御装置

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JPH1042062A
JPH1042062A JP8190130A JP19013096A JPH1042062A JP H1042062 A JPH1042062 A JP H1042062A JP 8190130 A JP8190130 A JP 8190130A JP 19013096 A JP19013096 A JP 19013096A JP H1042062 A JPH1042062 A JP H1042062A
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Japan
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telephone line
data terminal
terminal device
communication
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JP8190130A
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Satoshi Kira
智 吉良
Masahiro Koizumi
昌弘 小泉
Kunihiko Tokumaru
邦彦 徳丸
Isayoshi Yamanaka
勇穀 山中
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲーム機器を電話回線で接続してデータ通信を
行う時、回線上の異常の原因を適切に検出し、可能な場
合は回線を切断することなく正常なデータ通信に回復さ
せる。 【解決手段】データターミナル装置どうしをそれぞれの
モデム装置を介して電話回線で接続し、データ通信を行
う通信制御方法において、モデム装置を少なくともDT
MFトーンの送受信機能を有するボイスモードにして、
相手のモデム装置と電話回線で接続し、ボイスモードで
接続した後、該モデム装置を、通信中のキャリアの監視
を行い該キャリアの検出が行われない時に前記ボイスモ
ードに遷移するデータモードに、遷移させ、データモー
ドにした状態でデータターミナル装置間のデータ通信を
行い、電話回線所上にエラーが発生してモデム装置がボ
イスモードに遷移した後に、DTMFトーンの送受信機
能を利用して電話回線上のエラー状態又は相手側のデー
タターミナル装置の状態を検出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータゲー
ムを実行するパーソナルコンピュータやテレビゲーム機
器を電話回線を通じて接続する等して、オンラインでデ
ータ通信を行う時の制御方法に関し、特に、電話回線に
異常が発生した時の異常検出および異常回復についての
制御方法、その制御プログラムを格納した記憶媒体およ
びその通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやテレビゲーム
機器にゲームやシミュレーションのコンピュータプログ
ラムを実行させる場合、それらの機器をスタンダロンで
使用することが一般的である。しかしながら、複数のコ
ンピュータやゲーム機器を電話回線で接続して遠隔地に
居る複数のオペレータがゲームやシミュレーションを行
うことも提案されている。
【0003】その場合、複数の会員を登録しておき、条
件が合う会員同士でゲームやシミュレーションを行うこ
とができるようにマッチメイキングを行う形態が考えら
れる。そのような場合、条件がマッチする会員を紹介
し、適正に会員同士のゲームが行われた時にその紹介料
を課金することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話回
線を介してコンピュータやゲーム機器を接続して両機器
間でデータ通信を行うので、電話回線上に発生する予期
しない事態や異常が発生したり、両機器に発生する意図
しない異常、オペレータによる意図的な電話回線切断行
為など種々の要因により、データ通信が中断したり切断
されたりすることが予想される。その場合、それらの要
因を正確に検出し、可能な限り電話回線を正常な状態に
回復することが好ましい。また、両機器に発生する意図
しない異常や、オペレータによる意図的な電話回線切断
の行為などの要因により電話回線が切断されゲームが中
断した場合などは、上記の紹介料を課金するのは合理的
ではなく、どちらのオペレータによって発生した障害か
等も含めて正確に検出し、その要因に従って、課金取り
やめや警告を発するなどの対応が必要になる。
【0005】特に、オペレータによる意図的な通信回線
を切断させる行為は、例えばチート(cheat)プレイとも
呼ばれ、ハードウエアリセット、ソフトウエアリセッ
ト、電話回線切断(プラグオフ)、電源オフなど種々の
方法で行うことが可能で、それらの原因を正確に検出す
ることが望まれる。
【0006】また、電話回線においては、一時的にノイ
ズが発生したり、キャッチホンによりデータ通信が中断
したりすることが考えられ、かかる場合にはできるだけ
電話回線を切断せずにノイズが消滅した後やキャッチホ
ンが終了した時に電話回線を正常なデータ通信の状態に
回復することが望まれる。
【0007】そこで本発明の目的は、ゲーム機器やコン
ピュータが電話回線を通じて接続されている場合に、電
話回線に異常が発生した場合にその要因を検出すること
ができる通信制御方法、通信制御プログラムを記憶した
記憶媒体および通信制御装置を提供することにある。
【0008】更に、本発明の目的は、ゲーム機器やコン
ピュータが電話回線を通じて接続されている場合に、電
話回線に異常が発生した場合に出来るだけ回線を切断せ
ずに正常なデータ通信の状態に回復することができる通
信制御方法、通信制御プログラムを記憶した記憶媒体及
び通信制御装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、ゲーム機器やコン
ピュータが電話回線を通じて接続されてデータモードで
通信をしている場合に、電話回線に異常が発生した場合
に一旦ボイスモードに推移させてDTMFトーン信号の
送受信等で異常を検出することができる通信制御方法、
通信制御プログラムを記憶した記憶媒体及び通信制御装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、データターミナル装置どうしをそれぞれのモデ
ム装置を介して電話回線で接続し、該データターミナル
装置間でデータ通信を行う通信制御方法において、前記
モデム装置を少なくともDTMF(Dual Tone Multiple
Fequency)トーンの送受信機能を有するボイスモードに
して、相手のモデム装置と電話回線で接続する工程と、
前記ボイスモードで接続した後、該モデム装置を、通信
中のキャリアの監視を行い該キャリアの検出が行われな
い時に前記ボイスモードに遷移するデータモードに、遷
移させる工程と、該モデム装置をデータモードにした状
態でデータターミナル装置間のデータ通信を行う工程
と、該電話回線所上にエラーが発生して該モデム装置が
ボイスモードに遷移した後に、前記DTMFトーンの送
受信機能を利用して該電話回線上のエラー状態又はデー
タターミナル装置の状態を検出する工程とを有すること
を特徴とする通信制御方法を提供することにより達成さ
れる。
【0011】本発明では、ボイスモードでのDTMFト
ーンやビジートーンのレポート機能を利用することによ
り、電話回線上にノイズが発生しても、電話回線を切断
することなく電話回線の状態や相手のデータターミナル
装置の状態を検出することができる。
【0012】更に、本発明では、電話回線上にノイズが
発生した時に、キャッチホンの着信音を検知し、キャッ
チホン終了後に再度モデム装置をデータモードに遷移さ
せてデータ通信を再開させる。また、キャッチホンの着
信音が何れのデータターミナル装置でも検出されない時
は、ノイズ消滅後に再度モデム装置をデータモードに遷
移させてデータ通信を再開させる。
【0013】更に、本発明では、相手のデータターミナ
ル装置側で電源オフ、電話線プラグオフまたはハードウ
エアリセットを行ったときは、電話回線からのビジート
ーンを検出することでその相手側の障害を検出し、メモ
リにその対応エラーデータを記憶する。
【0014】また、本発明では、電話回線が切断されて
ビジートーンを検出できないときは、自分側で電話線プ
ラグオフを行ったことを検出し、メモリに対応のエラー
データを記憶する。
【0015】また、本発明では、メモリに初期値を書き
込んでおくことで、自分の側で電源オフしたときは、次
回の立ち上がり時に、そのメモリの初期値から電源オフ
を検出する。
【0016】更に、本発明では、自分の側でデータター
ミナル装置のハードウエアリセットを行った場合は、次
回の立ち上げ時に、そのハードウエアリセット後の状態
かどうかの検出を行うことでハードウエアリセットを検
出することができる。
【0017】また、本発明では、ソフトウエアリセット
が発生した場合は、データターミナル装置どうしでその
ソフトウエアリセットの連絡を行うことで、対応するエ
ラーデータをメモリに記憶することができる。
【0018】上記の様に、メモリに記憶されたエラーデ
ータ、初期値の有無、及びハードウエア状態から前回の
異常終了の原因を検出することができる。また、本発明
により、上記の通信制御方法を実行する通信制御プログ
ラムが格納された記憶媒体及び通信制御装置が提供され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。
【0020】[全体の概略]図1は、パーソナルコンピ
ュータやゲーム機器(以下単にゲーム機器と略する。)
を電話回線などの通信回線で接続する場合の全体のシス
テムの構造を示す図である。図中、ゲーム機器2と5と
が電話回線を通じて接続されデータ通信を行いながら、
例えば対戦ゲームを行ったり、シミュレーションを共有
する。その場合、ゲーム機器2、5は通常の電話受話器
4、7を結んでいる電話回線にモデム3、6を介在させ
て接続する。
【0021】ターミナルAと称したゲーム機器2とター
ミナルBと称したゲーム機器5とを接続する手続きのシ
ーケンスは、図中のS1〜S4の順番で行われる。即
ち、ターミナルB側が最初にホストコンピュータ1にア
クセスしてゲームの申請とその条件、例えばゲームの種
類や熟練度(レート)等、を登録する(S1)。従っ
て、ターミナルBは、登録した条件に合う第三者が見つ
かるのを待つことになる。
【0022】次に、ターミナルA側のゲーム機器2から
ホストコンピュータ1にアクセスしてゲームの申請が行
われ(S2)、ホスト1にてその条件がターミナルBの
条件と合えば、ホストコンピュータ1からターミナルB
の電話番号が通知される(S3)。そして、ターミナル
Aはその電話番号で電話をかけてターミナルBとの通信
を開始する(S4)。そのデータ通信は、ゲーム機器に
格納される本発明の通信制御プログラムにより監視さ
れ、回線に異常が発生した時に、通信制御プログラムは
その原因を検出して記憶し、回復可能な場合は異常終了
後に回線を正常状態に回復させる。
【0023】図2は、更に対戦ゲーム等のゲームシステ
ムの詳しい全体フローチャート図である。上記した通
り、ゲームの申請が出されると(S10)、ホストコン
ピュータ1では、先ずゲーム機器内にあるメモリに記憶
されている前回の通信の終了状態を読出して、前回のマ
ッチングサービスに対して課金を行うべきか否かの判定
を行う。即ち、前回の通信が正常に終了していれば(S
11)、前回のマッチングに対して課金することを通知
する(S12)。異常終了のうち、相手側の意図的な行
為または相手側の何らかの障害により終了している場合
は、相手側の例えばチートプレイによるものと判断して
(S13)、前回の課金はされない点を通知する(S1
4)。また異常終了のうち、自分側の意図的な行為また
は何らかの障害により終了している場合は、自分側の例
えばチートプレイによるものと判断して(S15)、警
告を発するなどの通知を行う(S16)。
【0024】そして、既に登録されている条件の中から
その申請の条件と整合するものを検索する(S17)。
条件が合わない場合は、ホスト側でその条件を登録する
(S18)。申請された条件と登録済の条件とが整合す
ると、相手の電話番号を通知し(S19)、その電話番
号に従って通信が行われる。また、上記の条件の登録の
後に第三者の登録申請と条件が合えば(S18
(2))、第三者に電話番号が通知されて電話を受ける
ことになる。両ターミナル間のデータ通信が行われてい
る間、ゲーム機器内の通信制御用のソフトウエアにより
回線の制御、監視が行われ、回線に異常が発生すると、
その異常を検出し可能であれば正常状態に回復する(S
20)。正常状態に回復できない場合は、通信制御用の
ソフトウエアは、異常発生の原因を検出しゲーム機器内
のあるいはモデム内の不揮発性メモリにその原因を記憶
させる。
【0025】以上のように、通信中は出来るだけ回線を
正常状態にするよう制御し、回復できずに回線が切断さ
れた場合はその原因をターミナル側で記憶する。そして
次回にホストコンピュータに1アクセスした時に、その
記憶した終了状態の情報がホストコンピュータ1に転送
され、前回の課金を行うか否かの判定が行われる。その
結果、一定のルールの下での会員間の電話回線を通じた
対戦ゲームやシミュレーションを行うことを可能にす
る。
【0026】[回線異常の原因]電話回線を通じてゲー
ム機器間でデータ通信を行っている場合に発生する回線
異常の原因としては、第一にキャッチホンを受信した場
合がある。また第二には何らかの原因で電話回線にノイ
ズが発生した場合がある。通常、電話回線を通じてゲー
ム機器やコンピュータ間でデータ通信を行うためには、
モデムをデータモードにして行う。その場合キャッチホ
ンが入ると、電話回線内に交換機からキャッチホンを受
信したことを知らせる「プップップ」という信号が送ら
れる。かかる信号はデータモードではノイズと同等の信
号であり、回線に異常が発生したことを意味する。その
場合、本発明では後述する通り、モデムを強制的にボイ
スモードに遷移させ、電話回線は切断せずにDTMFト
ーンの送受信でキャッチホンを確認し、キャッチホンが
終了後に再度モデムをデータモードに遷移してデータ通
信の再開を行うように制御する。
【0027】回線にノイズが発生した場合も、同様にボ
イスモードで回線をつないだままとし、ノイズが無くな
った時点で再度モデムをデータモードに遷移してデータ
通信の再開を行う。
【0028】いずれにしても、ボイスモードでのモデム
がDTMFトーンを認識して、ゲーム機器にレポートす
ることができるので、その限定されたトーン信号で最低
限の会話を行い、出来るだけ回線を切断しないようにし
ている。
【0029】回線の切断は、電話回線内の原因以外に、
接続されるターミナル側での操作エラー等の原因にもよ
る。従って、それらの操作を説明するために、ゲーム機
器の一例を説明する。
【0030】図3は、ゲーム機器の一例の構成例であ
る。ゲーム機器本体10にはゲーム用のプログラムが格
納されたCDROMなどの記憶媒体が装着されるCDR
OMトレー12と、そのトレーの開閉ボタン13、ソフ
トウエアリセット(NM1)ボタン14、電源ボタン1
5およびハードウエアリセットボタン16が設けられて
いる。また、ゲーム機器10には、オペレータが操作す
るコントロールパッド11が接続される。更に、通信機
能を付加するために、モデム17がケーブル18を介し
て接続される。モデムはアナログ公衆電話回線に接続さ
れると共に通常の電話にも接続されている。モデム17
はケーブル18を介することなく本体10内部のバスに
直接接続されても良い。
【0031】このゲーム機器10は、内部に基本オペレ
ーションを制御する基本プログラムを有し、後述するハ
ードウエアにより、装着されるCDROMなどのゲーム
プログラムを実行する。
【0032】図4は、ゲーム機器に用意されているスイ
ッチボタンと、基本プログラム及びゲームのプログラム
などのアプリケーションプログラムとの関係の一例を概
略的に示す図である。横軸に時間をとっている。例えば
時刻t1において、電源スイッチ15をオンすると、ゲ
ーム機器内では、所謂イニシャルプログラムロードによ
り前述の基本プログラム19が立ち上がる。そして、時
刻t2でCDROMトレー12を開いてゲーム用プログ
ラムなどを格納したCDROMを装着すると、そのアプ
リケーションプログラム20が立ち上がる。その後時刻
t3でスタートボタンを押すことでアプリケーションの
ゲームの実行が開始される。
【0033】ソフトウエアリセットには、例えば3種類
のリセットがある。第一に、コントロールパッド11か
ら与えられるリセットである。このリセットは、アプリ
ケーションソフトウエア20が実行されてゲームが進行
中のときにそのアプリケーションソフトウエア自身をリ
セットするものである。従って、表示画面上は、アプリ
ケーションプログラムの最初の画面にリセットされる。
即ち、ゲームプログラムであれば、実行中のゲームは強
制的に終了される。図4では、時刻t4にて、コントロ
ールパッド11のA,B,Cボタンとスタートボタンを
同時に押した場合がこれに相当する。
【0034】第二に、トレー開閉ボタン13を押してト
レー12を開いた場合のリセットで、アプリケーション
ソフトウエア自体を終了させるリセットである。従っ
て、ゲーム機器10では、基本プログラム19のみが実
行中ということになる。即ち、表示画面上は、電源オン
時の画面(マルチプレーヤ画面)と同じになる。
【0035】第三が、図3中のNMIボタン14のよる
ソフトウエアリセットボタンである。このNMI(Non-
maskable Interrupt)ボタン14が押されると、基本プ
ログラム19自体がリセットされ、一旦終了して、再度
基本プログラムが立ち上がる様になる。図中の時刻t6
に示す通りである。このNMIボタン14により、図4
中の右上に記載される通り、アプリケーション画面であ
ってもマルチプレーヤ画面であっても、強制的に電源O
Nした時と同様に基本プログラム19のブート画面から
開始される。
【0036】次に、ハードウエアリセットボタン16
は、ゲーム機器内のCPUなどのリセットやコントロー
ルパッド11のインターフェース機能をもつSMPC
(SystenManager & Peripheral Control)チップを介し
てハードウエア全体のリセットを行う。このリセットボ
タンが押されると、ハードウエアがリセットされると共
に、基本プログラムも終了して再度立ち上がることにな
る。図4中の時刻t7に示される通りである。そして、
図中右上に示された通り如何なる画面であっても、この
ハードウエアリセットボタンにより最初の画面にリセッ
トされる。以降、ハードウエアリセットとSMPCリセ
ットは同等の意味で使用される。
【0037】さて、再度、電話回線内の原因以外のター
ミナル側での操作エラー等の原因による電話回線の切断
や異常について説明する。上記のゲーム機器の説明から
理解される通り、ターミナル側での操作エラー或いは意
図的なチートプレイは、ハードウエアリセット(SMP
Cリセット)、電源オフ、電話線LINEのプラグオ
フ、ソフトウエアリセット(上記3種類)等が考えられ
る。これらの行為は、ゲーム中の突然の中断と電話回線
の切断を伴い、前述の課金システム上は、それらの行為
がどちらのターミナル側で発生したか、そしてどの行為
であるか等の履歴を検出できるようにしておくことが必
要である。
【0038】[ゲーム機器とモデムのハードウエア構
成]さて、上記した電話回線の異常や切断の原因を検出
したり、異常状態を回復する通信制御方法について説明
する前に、ゲーム機器10やモデム17のハードウエア
構成について概略を説明する。
【0039】図5が、ゲーム機器10内の概略的構成図
である。この例では、ソフトウエアプログラムを演算処
理するマスタCPU21とスレーブCPU22が設けら
れている。これらのCPUは、アドレス、データ、コン
トロールバスを含むCバス23を介して、アプリケーシ
ョンプログラムなどがローディングされたりワークメモ
リとして使用されるRAM25、二つのCPUのバスの
優先順位等の管理をおこなうDCC(Dual CPU COntrol
ler)26、及び他のバスとのデータ等の転送を管理する
SCU(システムコンロールユニット)24等に接続さ
れる。また、図示しないが、最初のプログラムロードを
行うプログラムが格納されているROMもこのCバス2
3に接続される。
【0040】バス29には、システム全体のリセット管
理とコントロールパッド11とのインターフェースを制
御するSMPC(システムマネージャ兼周辺制御装置)
28とRAM27が接続されている。
【0041】図中、SCU24の右側には、CDユニッ
ト30が接続されるAバス32と画像プロセッサ34、
36が接続されるBバス33が設けられている。CDユ
ニット30には、後述する通信制御プログラムとゲーム
用のアプリケーションプログラムが格納されるCDRO
M31が装着され、SCU24により、そのプログラム
がCバス23に接続されているRAM25にロードされ
る。また、Aバス32は、同様のプログラムが格納され
るカートリッジが装着されて接続されるよう構成され
る。但しこの例では、Aバス32のカートリッジ装着部
には、モデム17が装着される。そしてモデム17は電
話回線と接続される。
【0042】Bバス33は、グラフィックバスとも呼ば
れ、第一の画像プロセッサ34と第二の画像プロセッサ
36に接続され、それぞれのプロセッサ34、36はワ
ークメモリとしてRAM35、37がそれぞれ接続され
る。そして、画像プロセッサ36には図示しないエンコ
ーダを介してTVモニタ38に接続される。後述する通
信制御プログラムにより制御される時、通信状態がこの
モニタ38に表示される。第一の画像プロセッサ34
は、主にスプライトエンジンの機能を有し、ゲームプロ
グラム上のスプライト(オブジェクト)またはポリゴン
などの作成を行い、そのようにして作成されたスプライ
トが、スクロールエンジンの機能を持つ第二の画像プロ
セッサ36で、背景画像と合成されてモニタ38に表示
される。これらの画像プロセッサの動作は、本発明の通
信制御とは直接関係しないのでここでの詳細な説明は省
略する。
【0043】図6は、SMPC(システムマネージャ兼
周辺制御装置)28のリセット管理について説明する概
略ブロック図である。前述したハードウエアリセットで
あるSMPCリセットスイッチ16は、フリップフロッ
プ機能を持つリセットIC281を介してリセット端子
(1RESET)に接続される。また、ソフトウエアリ
セットの一つであるNMIリセットボタン14は、SM
PC28の端子D3に接続される。また、コントロール
パッド11も接続される。
【0044】図6中の、サウンドリセットSNDRES
は、サウンドプロセッサの一つのCPU40をリセット
し、システムリセットSYSRESは、画像プロセッサ
34、36、SCU24、もう一つのサウンドプロセッ
サ39、及びDCC26をリセットする。メインCPU
リセットMSHRESとサブCPUリセットSSHRE
Sは、それぞれマスタCPU21とスレーブCPU22
をリセットする。さらに、コプロリセットCOPRES
は、Aバスカートリッジに装着されるモデム17をリセ
ットし、CDリセットCDRESはCDユニット30を
リセットする。
【0045】上記したリセット信号は、ハードウエアリ
セットであるSMPCリセットスイッチ16が押された
時にSMPC28から送られ、対応するハードウエアを
リセットする。そして同時に、SMPC28内のタイマ
283もリセットすると共にメモリ282内に初期値の
領域をクリア(0x00を書き込む)する。このタイマ
283は図示しないバックアップバッテリにより電源が
バックアップされ、電源オフによっても内容は失われな
い。
【0046】一方ソフトウエアリセットの一つであるN
MIリセットスイッチ14が押された時は、端子D7,
D9からマスタCPU21とスレーブCPU22とにそ
れぞれNMI信号MSHNMI,SSHNMIが送ら
れ、CPUでのソフトウエアリセットがかけられる。N
MIリセットスイッチ14によっては、上記のハードウ
ェアリセット時のリセット信号は出力されないし、メモ
リ282の初期化やタイマ283の初期化も行われな
い。
【0047】図7は、ゲーム機器10に接続または装着
されるモデム17の概略的なブロック図である。前述し
た通り、モデム17はゲーム機器10内のAバス32に
接続される。モデム内には、モデムのシステム制御を行
うマイクロコントローラと変調と復調の信号処理を行う
デジタル信号処理部(DSP)を有するモデムチップ1
71、その制御プログラムや各種の設定値が格納される
モデム制御用のROM/RAM172、電話回線LIN
Eとモデムチップ171の間に接続されD/A変換とA
/D変換を行うDAA(Digital Access Arrangement)
が含まれる。ICカードインターフェース175には、
例えば課金用のICカードが装着される。そして、前述
したハードウエアリセットのSMPCリセット16によ
り出力されるコプロリセットCOPRES信号がモデム
チップ171に与えられ、初期化される。このモデムチ
ップ171は、ATコマンドによって制御されるモデム
チップのうちボイス機能を有するものが必要である。
【0048】モデム装置17内には、更にフラッシュメ
モリ等の不揮発性メモリ174が設けられ、ゲーム機器
側のCPUからもSCU24、Aバス32を介してアク
セスされる。この不揮発性メモリ174にはリセット信
号は供給されず、自明ではあるが電源オフ時でもその記
憶内容を保持する。この不揮発性メモリ174内には、
モデム制御用のROM等に記憶されない追加の制御コマ
ンドに対するプログラムが格納される場合がある。更
に、本発明では、この不揮発性メモリ174内に、通信
回線でのゲームの終了状態についてのデータも記憶させ
るようにしている。そして、次回のホストコンピュータ
へのアクセス時にこのデータを読み出し、ホストコンピ
ュータ側に転送するように通信制御プログラムが制御す
る。
【0049】図8は、モデムチップ171の内部機能に
ついて説明する図である。前述した様に、モデム装置1
7のボイスモード機能とデータモード機能とを有効に利
用することにより、本発明の通信制御方法は実現され
る。このボイスモード機能172とデータモード機能1
73とはゲーム機器側からのATコマンドの一つである
制御コマンドにより174の如く切り換えられる。
【0050】このデータモードは、モデムチップ171
を制御するメモリ172内のプログラムにより制御され
るモードであり、通常キャリアの検出を一定のサンプリ
ング時間毎に行ってデータ通信を適正な状況下で行える
様制御されるモードである。即ち、データ通信中に何ら
かの回線エラーが生じてノイズが混入するとキャリアの
消失や劣化が生じ、キャリアの検出が正しく行われなく
なり通信中の回線を離してしまう。これに対して、ボイ
スモードは、通常の音声データを伝える場合と同様に、
キャリアの検出を行わず電話回線上にノイズが発生して
も回線を離すようなことはない。ボイスモードでは、D
TMFトーン信号については端末側から発信することが
でき、受信側ではそれを識別することができる。またビ
ジートーン等も識別することができる。そしてそれらの
トーンをゲーム機器やコンピュータにレポートすること
ができる。
【0051】例えば、ロックウェル社のモデムチップを
利用すると、このデータモードとボイスモードを簡単に
利用できる。後述する通り、最初にボイスモードで回線
をつないだ後にデータモードに遷移させると、データモ
ードでエラーが検出されると自動的にボイスモードに遷
移する。本発明ではこの機能を有効に利用している。
【0052】以上のハードウエアについての説明から理
解される通り、第一に、ハードウエアリセットスイッチ
が押されると、内部のタイマも含めてすべてのハードウ
エアがリセットされる。ただし、不揮発性メモリに対し
てはリセットはかからない。更に、SMPC28内のメ
モリが初期化され、タイマーもリセットされる。第二
に、ソフトウエアリセットであるNMIリセットスイッ
チが押された時は、CPU21、22に対してのみリセ
ットがかけられる。第三に、コントロールパッド11か
らのリセット信号ではアプリケーションプログラムがリ
セットされ、CDトレー12が開かれるとアプリケーシ
ョンプログラムが終了する。第四に、電源がオフされた
時は、後の電源オン時に内部のハードウエアがリセット
される。但し、SMPCリセットの用にSMPC内のメ
モリやタイマのリセットは行われない。
【0053】[通信制御の全体概略]さて、図1及び2
で説明した通り、一旦ホストコンピュータ1にて申請者
の条件が一致すると、ホストから相手の電話番号が知ら
されて、ターミナルAからターミナルBに電話をかける
ことになる。図9及び図10はターミナルAとB間で電
話回線を通じて、例えば対戦ゲームを行うとか、シミュ
レーションを共に行う等のデータ通信時の電話回線の異
常検出とその回復を説明する通信制御のフローチャート
図である。また、図11は前回の通信の終了状態を判定
するフローチャート図である。
【0054】この通信制御の大きな特徴点は、最初にボ
イスモードで電話回線を接続し、接続後にデータモード
に遷移させて両ターミナルのゲーム機器間でのデータの
送受信を行い、電話回線上に異常が発生したら一旦ボイ
スモードに遷移して電話回線を切断せず、DTMFトー
ンの通信やビジートーンの検出等で電話回線の状態や両
ターミナルの状態を検出し、可能であれば電話回線の異
常終了後に再度データモードに回復させる点にある。こ
の例として、キャッチホンや電話回線上のノイズ発生が
ある。この制御は、図9、10中のステップS29〜S
45の部分である。
【0055】もう一つの特徴点は、データモードでデー
タ通信中にいずれかのターミナル側でソフトウエアリセ
ットが行われた時は、そのターミナルの通信制御プログ
ラムにより相手のターミナルにリセット制御コードを送
信して異常原因を通知し、自分のゲーム機器内の不揮発
性メモリ内にその終了状態を書き込んでからプログラム
リセットさせるように制御させる点である。相手側のタ
ーミナルのゲーム機器でも、通知されたリセットコード
に従ってその終了状態を不揮発性メモリ内に書き込んで
からプログラムリセットさせるように通信制御ソフトウ
ェアが制御する。ソフトウエアリセットの場合は、通信
制御用のソフトウエアがそのリセットを認識できるので
上記の如き通信制御が可能になる。このソフトウエアリ
セットの例は、前述の通り、コントロールパッド11か
らのアプリケーションリセット、ゲーム機器10のCD
トレーを開いた場合、およびNMIリセットをかけた場
合である。この制御はステップS29、S60〜S67
の部分である。
【0056】そして、三番目の特徴点は、モデムに接続
されていた電話線のプラグを抜いてしまった場合や、ゲ
ーム機器のハードウエアリセットをかけた場合や、更に
ゲーム機器の電源をオフにしてしまった場合の検出であ
る。相手側のターミナルがこのような行為を行うと、電
話回線が切断され回線上にビジートーンがあることが認
識され、少なくとも相手側のターミナルが上記のいずれ
かの行為により電話回線が切断されたと判断することが
できる。従って、そのようなビジートーンを検出した場
合は、通信制御プログラムにより、その情報を不揮発性
メモリ内に記憶させて通信プログラムを終了させる。
【0057】一方、相手側のターミナルのゲーム機器で
は、電話線のプラグオフではビジートーンが検出されな
い点、電源をオフでは不揮発性メモリ内の初期値がその
まま残っている点(正常終了では正常終了のデータが不
揮発性メモリに書き込まれる。)、そして、ハードウエ
アリセットをかけた場合では内部のマイクロコンピュー
タ(SMPC)内のメモリがリセットされる点をそれぞ
れの終了状態の特徴的として利用して、次回の通信ソフ
ト立ち上げ時にその履歴を検出してホストコンピュータ
に通知する。その検出と通知が通信制御ソフトウエアに
より行われる。
【0058】次に、図9と10に従って、通信制御の方
法について説明する。説明上必要な場合は、適宜図11
以降の詳細なフローチャートを参照する。
【0059】[データモード通信]先ず、ターミナル
A,B間で通信が始まる前に、アプリケーションにより
ゲーム機10ではSMPC28内のメモリとモデム装置
17内の不揮発性メモリにそれぞれ初期値が書き込まれ
る(S21)。たとえば、”0xAA”と”0x55”
である。そして、通信制御プログラムにより、モデムを
ボイスモードに設定して(S22)、図1に示した通り
ターミナルAからターミナルBに電話をかける(S2
3)。そして、両ターミナル間の電話回線が接続される
と、両方のモデムがデータモードに遷移され(S2
4)、データ通信が始まる(S25)。
【0060】一旦データモードでデータ通信が始まる
と、通信制御プログラムが送信データ内に挿入した制御
コードを常に監視し(S26)、相手側のターミナルか
らのソフトウエアリセットを行った旨のリセットコード
(S27)や正常終了時の終了コード(S28)を受信
しないかぎり、データ通信を行う。
【0061】図12は、上記のデータモードまでの通信
制御の詳細フローチャート図である。この図では、左側
にターミナルAの発呼側の画面の表示内容と通信制御プ
ログラムの制御動作を示し、右側にターミナルBの着呼
側画面の表示内容と通信制御プログラムの制御動作を示
す。なお、動作コラム内の括弧内は、参考のためにAT
コマンドを示している。即ち、通信制御プログラムがそ
のATコマンドをモデムに与えることにより、それぞれ
の通信制御に従ってモデムが通信を実行する。
【0062】先ず、上述した通り、両ターミナルのモデ
ムは共にボイスモードに設定して待機している。そこ
で、ターミナルA側のモデム装置からダイヤル発信が行
われると、通常の音声の電話回線の場合と同様にして、
相手のターミナルBにリンギング信号が交換機から送ら
れ、ターミナルB側のモデムがオフフックすると、交換
機により電話回線が接続される。即ち、ボイスモードで
電話回線が接続された状態である。その後、DTMFト
ーン0をターミナル間で送信、受信、返信、受信を順次
行い、両ターミナルのモデムが併設電話4、7(図1参
照)ではなくてモデム装置3、6間で接続していること
を確認してから、それぞれのモデムでデータモードに遷
移する。データモードに遷移した後、ターミナルA側で
はATDコマンドによりハンドシェークの状態に移し、
ターミナルBでもATAコマンドによりハンドシェーク
の状態に移し、データモード状態への遷移が終了する。
【0063】本発明では、データモード状態では、図1
2の最下段に示されるとおり、例えば10バイトのデー
タとデータ(図中長方形の箱)との間に、制御コード”
0x16”が挿入される。制御コードの挿入は通信制御
プログラムにより行われる。そして、常にこの制御コー
ドを受信しているかどうかの監視が行われる。従って、
データ通信中に回線異常が発生すると、回線上にノイズ
が発生するのでこの制御コードが正しく受信されずに、
回線異常が発生したことが直ちに通信制御プログラムに
より認識される。この異常検出は、前述した通常のデー
タモードでのキャリアの検出と平行して行われる。
【0064】後述する通り、本発明では、モデム装置は
データモード下で電話回線上に回線エラーによるノイズ
が発生しても、直ちに回線切断の状態にならない点を利
用している。本通信制御プログラムでは挿入されるべき
制御コードが受信されていないことを認識したら、直ち
に”DTRオフ”コマンドによりモデムを強制的にボイ
スモードに遷移させている。これは、データモードでキ
ャリアの検出が確定するために1分程度を要する場合も
あり、その検出時間を短縮するために、通信制御プログ
ラムは、独自に制御コード”0x16”を10バイト毎
のデータ間に挿入し、常にそれを監視する。そして一旦
回線エラーで制御コードが受信されてないことを発見す
ると、”DTRオフ”コマンドにより直ちにモデムをボ
イスモードに遷移させる。従って、もしキャリア不存在
の検出が先に確定した場合は、モデムチップは自動的に
ボイスモードに遷移する。
【0065】再び図9、10に戻って、この様にデータ
モードでのデータ通信が行われ正常にゲームが終了する
などすると、両ターミナルが終了コードを通知しあい
(S28)、それぞれの不揮発性メモリ内に正常終了コ
ードの”0x00”を記憶させる(S65)。
【0066】また、制御コードが受信されていないこと
を検知すると、通信制御プログラムはそれぞれのモデム
を直ちにボイスモードに推移させる(S29)。そし
て、ボイスモードで所定のDTMFトーンを送受信し
て、電話回線が接続中であるか否かの検出を行う(S3
0)。そこで、所定のDTMFトーンの送受信が成功す
ると、ボイスモードで電話回線は接続中と判断し、キャ
チホンかノイズかのいずれかの障害であると判断し、ス
テップ31以下のフローに進む。また、所定のDTMF
トーンの送受信が失敗に終わると、電話回線は切断され
ていることを認識し、ステップ50以下のフローに進
む。
【0067】[キャチホンとノイズ]データ通信中にキ
ャッチホンがいずれかのターミナルで受信された場合
は、キャッチホンの着信トーンにより電話回線上にノイ
ズが発生したのと同等の現象となり、データモードを維
持することができなくなる。しかしながら、キャッチホ
ン自体は、なんら回線上の異常状態ではないので、本発
明ではその状態を検出し、ターミナルどうしの電話回線
を離すことなくデータ通信を一旦中断し、キャッチホン
が終了した後にデータ通信を再開できるように通信制御
プログラムが制御する。また、家庭内の親子電話の使用
によるなどで電話回線上にノイズが発生した場合には、
同様にその状態を検出し、ノイズがなくなった後にデー
タ通信を再開できるように通信制御プログラムが制御す
る。
【0068】本発明では、通信制御プログラムは、電話
回線上のノイズ(キャッチホン含む)によりデータモー
ドの維持ができなくなると、強制的にボイスモードに遷
移させ、モデムが持っているDTMFトーンを使ったレ
ポート機能を利用してノイズの発生がキャッチホンかそ
れ以外の原因かの検出を行い、キャッチホン終了または
ノイズ終了後に、データモードに遷移させてデータ通信
を再開させる。
【0069】図13、14、15は、キャチホンの場合
の詳細なフローチャートであり、図9、10のステップ
番号が対応関係の理解の為に記入されている。図13、
14、15は、図12と同様に左側に発呼側、右側に着
呼側が記載されており、この例では、発呼側のターミナ
ルAにキャチホンが入った場合の例である。以下、図
9、10、13、14、15を参照しながら説明する。
【0070】ステップS26に示した通り、データモー
ドでは、通信制御プログラムが10バイトのデータ毎に
制御コード”0x16”を挿入して、その制御コードが
正しく受信されているが否かの監視が通信制御プログラ
ムにより行われる。第三者からのキャチホンがターミナ
ルA側に入ると、電話回線を管理している交換機から通
常「プップップ」という信号が回線上に発生し、ターミ
ナルA側ではそのノイズにより制御コードを受信でき
ず、回線エラーを検出する。そして、モデムが回線を離
すまでしばらくの時間を要している間に、通信制御プロ
グラムがDTRオフのコマンドにより強制的にボイスモ
ードに遷移させる(S29)。ボイスモードでは、前述
の通り、回線上にノイズが発生してもキャリアの検出を
行っていないので、回線を離してしまうことはない。そ
して、ボイスモードではDTMFトーンやビジートーン
のレポート機能があることを利用している。
【0071】ボイスモードに遷移してから、先ず、回線
が接続中であることの確認の為に、DTMFトーン”
3”を送受信しあう。送受信が成功すると回線接続中で
あることが認識される。そして、遊戯者またはオペレー
タに対して、例えば「キャチホンが入っている可能性が
あります。」等のメッセージをモニタ画面に表示し、オ
ペレータに電話の受話器をオフフック(上げて)してチ
ェックを指示する(S31)。そこで、オペレータは受
話器をオフフック(上げて)して、耳でキャッチホンの
着信音の「プップップ」がきているかどうかのチェック
を行う(S33)。そして、着信音が確認された場合
は、それに対応するスイッチをコントロールパッド11
等から入力させ(S34)、それに伴い、ターミナルA
側から、DTMFトーン”2”を発信する。一方、着信
音が確認されない場合は、それに対応するスイッチをコ
ントロールパッド等から入力させ、それに伴い、ターミ
ナルB側から、DTMFトーン”9”を発信する(S3
5)。この結果、双方のターミナルは、自分の発したD
TMFトーンと相手からもらったDTMFトーンから、
自分または相手にキャッチホンが入ったこと、或いは双
方ともキャッチホンを受けていないで、単なるノイズで
あったことを検出することができる(S36,S3
7)。
【0072】ターミナルB側のオペレータは、着信音を
認識することができずに、対応するスイッチを制御した
後は、単純に受話器をオンフック(置く)し、待機す
る。ターミナルA側では、自分にキャッチホンが入って
いることを認識してDTMFトーン”2”を発信して相
手側に通知し(S38)、ATHコマンドにより、モデ
ム側の電話回線を切断し、電話機4と電話回線とを接続
し、通常の電話機による通信状態にする。そして、オペ
レータは通常のキャッチホンの操作を行う。即ち、電話
の受話器をフッキングし、第三者との通話を行い、通話
終了後に再度受話器をフッキングして、元の回線に戻
す。通常電話回線を制御する交換機は、ターミナルAと
第三者との通話中はターミナルBとの回線を保持してお
り、通話の終了後にその回線を復帰させる。
【0073】その後、通信制御プログラムはモデムをボ
イスモードに設定し(S40)、相手モデムをコネクト
し、キャッチホンの終了をDTMFトーン”4”により
ターミナルBに通知する(S41)。そこで、ターミナ
ルB側では、ボイスモードで待機中であり、DTMFト
ーン”4”を検出すると、通信制御プログラムがモニタ
画面に「キャッチホンが終了しました。」の如きメッセ
ージを表示させ、オペレータに知らせる。そして、ター
ミナルA側のオペレータは受話器をオンフック(置く)
する。その後、双方のモデムが受話器のオンフック状態
を確認するために、ターミナルA側からのDTMFトー
ン”5”の送信と、ターミナルB側からのDTMFトー
ン”6”の返信を行う。そしてその確認が終わってか
ら、それぞれのターミナルで、通信制御プログラムによ
りモデムのデータモードへの設定が行われ(S42)、
前述と同様にハンドシェークのコマンドで、データモー
ドでのデータ通信を再開する(S43)。
【0074】以上の通り、キャッチホンがデータ通信中
に入っても、電話回線を切断することなく、キャッチホ
ンであることを検出し、キャッチホンの受信を実行し、
それの終了後に再度データ通信を再開させることができ
る。従って、家庭の電話回線を通信ゲームのデータ回線
と併用される場合でも、不適切な回線の切断を防止する
ことができる。
【0075】図16、17は、ノイズが発生した場合の
詳細なフローチャート図である。図9、10のステップ
S26〜S33及びS44,45に対応する。
【0076】データモードでデータ通信を行っているス
テップS26から、ノイズが発生してボイスモードに遷
移して、オペレータによりキャッチホンの着信音の検出
が行われるステップS33までは、上記のキャッチホン
と同じである。回線上にノイズが発生した場合には、両
ターミナルのオペレータは共にキャッチホンの着信音を
認識できないので、着信音無しに対応するスイッチがコ
ントロールパッド11から押され、それぞれのモデムか
らDTMFトーン”9”が発信され、受信される。DT
MFトーン”9”の発信と受信から、電話回線上にノイ
ズが発生したことが判明し、その旨のメッセージが、例
えば図16の如く「ノイズが入りました。」と表示され
る(S44)。
【0077】そして、図17に示される通り、双方のオ
ペレータが受話器をオンフック(置く)すると、キャッ
チホンの場合と同様にして、双方のモデムがオンフック
状態であることがDTMFトーン”5”の送信とDTM
Fトーン”6”の受信で確認された後、データモードに
設定されデータ通信が再開される(S45)。
【0078】以上が、キャッチホンとノイズの場合の通
信制御の方法である。これらの場合は、通信ゲームが異
常終了することなく、正常なデータ通信に復帰される。
次に、通信ゲームが異常終了する場合について説明す
る。
【0079】[ソフトウエアリセット]ソフトウエアリ
セットの場合は、通信制御プログラムは、データモード
状態を維持した状態でNMIリセット、CDトレーオー
プン、コントロールパッドからのプログラムリセットの
何れのリセットが行われたかを認識することができる。
従って、通信制御プログラムによりリセットの種類に応
じたリセットコードをデータモード状態で送信し、それ
を受信した側はそのコードを返信することができる。そ
の結果、それぞれのターミナルでは不揮発性メモリにそ
のリセットの種類に応じたエラーデータを書き込むこと
ができる。この書き込まれたデータは、次回に通信制御
プログラムが立ち上げられた時に、読みだされ、ホスト
コンピュータに通知される。
【0080】図18は、ソフトウエアリセットが行われ
た場合の、詳細フローチャート図である。前述の図9、
10でのステップS27及びS60〜67に対応する。
【0081】データモードでのデータ通信中に、ターミ
ナルA側でソフトウエアリセットが行われると、通信制
御プログラムによって検出され、リセットコードがター
ミナルAからターミナルBに送信される(S60)。そ
れに応答して、ターミナルBからターミナルAに返信さ
れる(S62)。これらの送信と受信によりそれぞれの
ターミナルでは、自分がどのリセットを行ったのか、ま
たは相手がどのリセットを行ったのかを判別することが
でき、それぞれのメッセージが図18の通り表示され
る。そして、その判別したリセットに応じたエラーデー
タが不揮発性メモリ174に書き込まれる(S61,6
3)。ここの例では、 0x11:自分がトレーを開いた場合、 0x22:自分がアプリケーションソフトウエアのリセット
を行った場合、 0x33:自分がNMIリセットの場合、 0x77:相手がトレーを開いた場合、 0x88:相手がアプリケーションソフトウエアのリセット
を行った場合、 0x99:相手がNMIリセットの場合、 として記憶させている。
【0082】従って、次回の通信制御プログラムの立ち
上げの時に、このエラーデータを不揮発性メモリから読
み取ることで、前回の終了状態を認識することができ
る。
【0083】[電話線プラグオフ]一方のターミナル側
で、電話線のプラグが引き抜かれると、両ターミナルの
通信制御プログラムの制御にかかわらず、電話回線を管
理している交換機により強制的に電話回線が切断され
る。その場合、双方のモデムは通信制御プログラムによ
りボイスモードへの遷移を早められ、電話線プラグを引
き抜かれた側のターミナルでは電話回線上にビジートー
ンがあることを認識し、電話線プラグを引き抜いた側の
ターミナルではそのビジートーンを認識することができ
ない。本発明では、この電話回線上の違いを利用して、
いずれのターミナル側で電話回線プラグオフが行われた
のかを検出している。
【0084】図19は、電話線プラグが引き抜かれた場
合のフローチャート図である。前述した図9、10のフ
ローチャートのステップS26,29,30,50〜5
2に対応する。
【0085】先ず、データモードでのデータ通信中にタ
ーミナルA側で電話線プラグが引き抜かれたとする。両
ターミナルの通信制御プログラムは制御コードを判別出
来ずに(S26)、前述した通りDTRオフコマンドに
よりモデムのデータモードでの通信を終了させ、モデム
を強制的にボイスモードに遷移させる(S29)。
【0086】そこで、ターミナルB側では、回線が接続
中であることを確認するためにDTMFトーン”3”を
送信するが、返信がないため回線が切断されたと判定す
る(S30)。そして、代わりに電話回線からビジート
ーンを受信し、相手が何らかの電話回線を切断する操作
を行ったことを認識する(S50)。その相手側の操作
としては、電話線プラグオフ、ハードウエアリセット
(SMPCリセット)又は電源オフのいずれかが考えら
れ、その旨画面にメッセージを表示する。そして、通信
制御プログラムはモデム装置内の不揮発性メモリ内にそ
のエラーコード(0x66)を書き込む(S51)。タ
ーミナルB側としては、相手側の何らかの操作によりゲ
ーム中の電話回線が切断されたことが判明していれば、
次回の通信時に前回分の課金をされることはないので、
それ程問題はない。
【0087】更に、ターミナルA側では、ボイスモード
に遷移した後、同様にDTMFトーン”3”を送信する
もののその返信がなく、さらにビジートーンを受信しな
い(S50)。従って、自分が電話線プラグオフしたこ
とを認識し、不揮発性メモリ174に対応するエラーコ
ード(0x44)を書き込む。
【0088】[ハードウエアリセット]一方のターミナ
ル側でハードウエアリセット(SMPCリセット)が行
われると、電話線プラグオフの場合と同様に、電話回線
が切断されてしまう。ハードウエアリセットをされた方
は、単に電話回線が切断され、ビジートーンを受信して
いる状態をボイスモードで検出するのみである。従っ
て、電話線プラグオフの場合と同じように、不揮発性メ
モリに相手が電話線プラグオフ、ハードウエアリセット
(SMPCリセット)又は電源オフのいずれかを行った
旨のエラーコードを不揮発性メモリに書き込む。
【0089】また、リセットを行った側のゲーム機器で
は、通信制御プログラムは何らそのことを認識すること
なく終了されるので、モデム内の不揮発性メモリには初
期値が残る。しかし、SMPCリセットに伴い、ゲーム
機器内のマイクロコンピュータ(SMPC)内のメモリ
がクリアされる。従って、通信制御プログラムは、次回
立ち上げ時にそれらのメモリを読むことで、ハードウエ
アリセットが前回行われたことを認識することができ
る。
【0090】図20は、ハードウエアリセットを行った
場合のフローチャート図である。図9、10のステップ
S26,29,30,50,51に対応する。
【0091】ターミナルA側でハードウエアリセットが
行われると、ターミナルB側の通信制御プログラムは制
御コードを受信しなくなり(S26)、強制的にボイス
モードに遷移される(S29)。そこで、回線接続の確
認の為にデータトーン”3”を送信しても返信がなく、
回線の切断を認識し(S30)、その代わりにビジート
ーンを受信するので(S50)、相手の電話線プラグオ
フ、ハードウエアリセット(SMPCリセット)又は電
源オフのいずれかであると認識され、エラーデータ(0
x66)が不揮発性メモリに書き込まれる(S51)。
【0092】ターミナルA側では、ハードウエアリセッ
トにより強制的にリセットがかけられ、図4に示した通
り、再度基本プログラムが立ち上がる。従って、不揮発
性メモリには何も書き込まれず、初期値の0x55がそのま
ま残ったままとなる。しかし、ハードウエアリセットに
より、ゲーム機器内のマイクロコンピュータであるSM
PC内のメモリがクリア(0x00)されるので、次回
の立ち上げ時にそのメモリを読むことで、通信制御プロ
グラムは前回のハードウエアリセットを認識することが
できる(S76)。
【0093】[電源オフ]一方のターミナル側で電源オ
フが行われると、電話線プラグオフやハードウエアリセ
ットの場合と同様に、電話回線が切断されてしまう。電
源オフをされた方は、単に電話回線が切断され、ビジー
トーンを受信している状態をボイスモードで検出するの
みである。従って、電話線プラグオフの場合と同じよう
に、不揮発性メモリに相手が電話線プラグオフ、ハード
ウエアリセット(SMPCリセット)又は電源オフのい
ずれかを行った旨のエラーコードを書き込む。
【0094】また、電源オフを行った側のゲーム機器で
は、通信制御プログラムは何らそのことを認識すること
なく終了されるので、モデム内の不揮発性メモリは初期
値が残る。更に、ゲーム機器内のマイクロコンピュータ
(SMPC)のメモリも、SMPCリセット時の如きメ
モリのクリアはなく、初期値のままである。従って、通
信制御プログラムは、次回立ち上げ時にそれらのメモリ
を読むことで、電源オフが前回行われたことを認識する
ことができる。
【0095】図21は、電源オフを行った場合のフロー
チャート図である。図9、10のステップS26,2
9,30,50,51に対応する。
【0096】ターミナルA側で電源オフが行われると、
ターミナルB側の通信制御プログラムは制御コードを受
信しなくなり(S26)、強制的にボイスモードに遷移
される(S29)。そこで、回線接続の確認の為にデー
タトーン”3”を送信しても返信がなく、回線の切断を
認識し(S30)、その代わりにビジートーンを受信す
るので(S50)、相手の電話線プラグオフ、ハードウ
エアリセット(SMPCリセット)又は電源オフのいず
れかであると認識され、エラーデータ(0x66)が不
揮発性メモリに書き込まれる(S51)。
【0097】ターミナルA側では、電源オフにより強制
的にリセットがかけられ、不揮発性メモリには何も書き
込まれず、初期値の(0x55)がそのまま残ったままとな
る。また、ゲーム機器内のSMPC内のメモリにも初期
値(0xAA)が残ったままとなる。SMPC内のメモリがク
リアされる前述のハードウエアリセットとはその点で異
なる。従って、次回の通信制御プログラム立ち上げ時に
それらのメモリを読むことで、通信制御プログラムは前
回の電源オフを認識することができる(S76)。
【0098】[異常終了の検出(前回終了状態の検
出)]以上の様に、データ通信の終了状態を検出し、そ
の状態を出来るだけ不揮発性メモリやSMPC内のメモ
リに記録しておくことで、次回にゲーム機器が通信制御
プログラムを立ち上げてホストコンピュータと接続され
るときにその前回の終了状態を検出することができる。
【0099】図11は、前回の終了状態を判定するフロ
ーチャート図である。前回の通信制御プログラムを立ち
上げた時に、ステップS77にある通り、不揮発性メモ
リには0x55の初期値が、SMPC内のメモリには0
xAAの初期値がそれぞれ書き込まれている。そして、
ハードウエアリセットが行われた場合には、SMPC内
のメモリが0x00にクリアされ、不揮発性メモリは初
期値のままで終了する。電源オフの場合は両方のメモリ
は初期値のままで終了する。それ以外の場合は対応する
エラーデータが不揮発性メモリに書き込まれる。従っ
て、それらのメモリを読みだすことで前回の終了状態を
正確に検出することができる。
【0100】ゲーム機器の電源がオンされ(S71)、
通信制御プログラムが立ち上げられると(S72)、通
信制御プログラムは最初に、SMPC内のメモリが初期
値の0xAAか或いはハードウエアリセットにより0x
00にクリアされているかどうかをチェックする(S7
3)。そして、SMPC内のメモリが0x00にクリア
されていることを検出すると、前回はハードウエアリセ
ットを行ったことを判別することになる。また、初期値
のままであると、次にモデム内の不揮発性メモリを読み
だす(S76)。その結果、次の通り前回の状態を判別
することができる。
【0101】
【表1】
【0102】その後、それらのメモリに初期値を書き込
み(S77)、ホストコンピュータにつないでその判別
した前回の終了状況を通知する(S78、S79)。
【0103】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、パ
ーソナルコンピュータやゲーム機器などのターミナル同
士をアナログ公衆回線で接続して対戦ゲーム等を行う場
合に、公衆電話回線上のノイズやキャッチホンに対して
回線を切断することなくそれらを正しく検出して再度デ
ータ通信モードに復帰させることができる。更に、それ
ぞれのターミナルでのハードウエアリセット、ソフトウ
エアリセット、電源オフ、電話線プラグオフが行われた
時には、それぞれの終了状態を不揮発性メモリや内部メ
モリに記録され、後にその履歴に従って前回の終了状態
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体のシステムの構造を示す図である。
【図2】ゲームシステムの詳しい全体フローチャート図
である。
【図3】ゲーム機器の一例の構成例である。
【図4】ゲーム機器に用意されているスイッチボタン
と、基本プログラム及びゲームのプログラムなどのアプ
リケーションプログラムとの関係を概略的に示す図であ
る。
【図5】ゲーム機器10内の概略的構成図である。
【図6】SMPC(システムマネージャ兼周辺制御装
置)28のリセット管理について説明する概略ブロック
図である。
【図7】モデム17の概略的なブロック図である。
【図8】モデムチップ171の内部機能について説明す
る図である。
【図9】電話回線の異常検出とその回復を説明する通信
制御のフローチャート図(1)である。
【図10】電話回線の異常検出とその回復を説明する通
信制御のフローチャート図(2)である。
【図11】前回の終了状態を判定するフローチャート図
である。
【図12】データモードまでの通信制御の詳細フローチ
ャート図である。
【図13】キャチホンの場合の詳細なフローチャート図
(1)である。
【図14】キャチホンの場合の詳細なフローチャート図
(2)である。
【図15】キャチホンの場合の詳細なフローチャート図
(3)である。
【図16】ノイズが発生した場合の詳細なフローチャー
ト図(1)である。
【図17】ノイズが発生した場合の詳細なフローチャー
ト図(2)である。
【図18】ソフトウエアリセットが行われた場合の、詳
細フローチャート図である。
【図19】電話線プラグが引き抜かれた場合のフローチ
ャート図である。
【図20】ハードウエアリセットを行った場合のフロー
チャート図である。
【図21】電源オフを行った場合のフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2、4 データターミナル装置 3、5 モデム装置 10 ゲーム機器(データターミナル装置) 14 ソフトウエアリセット(NMI) 16 ハードウエアリセット(SMPCリセット) 28 SMPC 174 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 勇穀 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データターミナル装置どうしをそれぞれの
    モデム装置を介して電話回線で接続し、該データターミ
    ナル装置間でデータ通信を行う通信制御方法において、 前記モデム装置を少なくともDTMFトーンの送受信機
    能を有するボイスモードにして、相手のモデム装置と電
    話回線で接続する工程と、 前記ボイスモードで接続した後、該モデム装置を、通信
    中のキャリアの監視を行い該キャリアの検出が行われな
    い時に前記ボイスモードに遷移するデータモードに、遷
    移させる工程と、 該モデム装置をデータモードにした状態でデータターミ
    ナル装置間のデータ通信を行う工程と、 該電話回線所上にエラーが発生して該モデム装置がボイ
    スモードに遷移した後に、前記DTMFトーンの送受信
    機能を利用して該電話回線上のエラー状態又はデータタ
    ーミナル装置の状態を検出する工程とを有することを特
    徴とする通信制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信制御方法において、 前記のデータターミナル装置間のデータ通信を行う工程
    にて、 通信中に所定の制御コードを送信データ間に挿入して送
    信し、該制御コードの存在を監視することで電話回線上
    のエラーを検出する工程と、 該エラーを検出した時、該モデム装置を強制的にボイス
    モードに遷移させる工程とを少なくとも有することを特
    徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の通信制御方法にお
    いて、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程にて、キャッチホンの着信音に
    よるノイズが検出された時、該モデム装置から付設電話
    器に電話回線を渡し、当該キャッチホンが終了した後に
    再度モデム装置をデータモードに遷移させて前記データ
    通信を再開させる工程を有することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の通信制御方法にお
    いて、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程にて、キャッチホンの着信音以
    外のノイズが検出された時、再度モデム装置をデータモ
    ードに遷移させて前記データ通信を再開させる工程を有
    することを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の通信制御方法にお
    いて、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程において、 電話回線からビジートーンを検出した時は、相手のデー
    タターミナル装置側で少なくとも電源オフ、電話線プラ
    グオフまたはハードウエアのリセットを含む障害の内い
    ずれかの障害が発生したと検知し、対応するエラーデー
    タをメモリに記憶させる工程を有することを特徴とす
    る。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載の通信制御方法にお
    いて、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程において、 電話回線からビジートーンを検出できない時は、自分の
    側で電話線プラグオフが行われたことを検知し、対応す
    るエラーデータをメモリに記憶させる工程を有すること
    を特徴とする。
  7. 【請求項7】データターミナル装置どうしをそれぞれの
    モデム装置を介して電話回線で接続し、該データターミ
    ナル装置間でデータ通信を行う通信制御方法において、 該通信制御を行う前に、該データターミナル装置に接続
    される不揮発性メモリに所定の初期値を書き込む工程
    と、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程と、 自分の側で該データターミナル装置の電源をオフして該
    電話回線を切断した時は、後に電源が投入された後に前
    記不揮発性メモリの初期値を読み出し、前回の電源オフ
    を検出する工程を有することを特徴とする通信制御方
    法。
  8. 【請求項8】データターミナル装置どうしをそれぞれの
    モデム装置を介して電話回線で接続し、該データターミ
    ナル装置間でデータ通信を行う通信制御方法において、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程と、 自分の側で該データターミナル装置のハードウエアリセ
    ットを行って該電話回線を切断した時は、当該リセット
    工程時に該データターミナル装置のリセット状態を検出
    し、前回のハードウエアリセットが行われたことを検出
    する工程を有することを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】データターミナル装置どうしをそれぞれの
    モデム装置を介して電話回線で接続し、該データターミ
    ナル装置間でデータ通信を行う通信制御方法において、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程と、 該データ通信中に、自分のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、そのソフト
    ウエアリセットを検出し、相手のデータターミナル装置
    にデータ通信で当該ソフトウエアリセットを通知し、自
    分のデータターミナル装置に接続される不揮発性メモリ
    に該ソフトウエアリセットに対応するエラーデータを記
    憶させる工程とを有することを特徴とする通信制御方
    法。
  10. 【請求項10】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行う通信制御方法におい
    て、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程と、 該データ通信中に、相手のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、相手のデー
    タターミナル装置からの当該ソフトウエアリセットの通
    知を受領し、自分のデータターミナル装置に接続される
    不揮発性メモリに該ソフトウエアリセットに対応するエ
    ラーデータを記憶させる工程とを有することを特徴とす
    る通信制御方法。
  11. 【請求項11】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行わせる通信制御プログラ
    ムを格納した該データターミナル装置により読取可能な
    記憶媒体において、 前記モデム装置を少なくともDTMFトーンの送受信機
    能を有するボイスモードにして、相手のモデム装置と電
    話回線で接続する工程を行わせるプログラムコードと、 前記ボイスモードで接続した後、該モデム装置を、通信
    中のキャリアの監視を行い該キャリアの検出が行われな
    い時に前記ボイスモードに遷移するデータモードに、遷
    移させる工程を行わせるプログラムコードと、 該モデム装置をデータモードにした状態でデータターミ
    ナル装置間のデータ通信を行う工程を行わせるプログラ
    ムコードと、 該電話回線所上にエラーが発生して該モデム装置がボイ
    スモードに遷移した後に、前記DTMFトーンの送受信
    機能を利用して該電話回線上のエラー状態又は相手側の
    データターミナル装置の状態を検出する工程を行わせる
    プログラムコードとを有することを特徴とする通信制御
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  12. 【請求項12】請求項11記載の通信制御プログラムを
    記憶した記憶媒体において、 前記のデータターミナル装置間のデータ通信を行う工程
    を行わせるプログラムコードが、 通信中に所定の制御コードを送信データ間に挿入して送
    信し、該制御コードの存在を監視することで電話回線上
    のエラーを検出する工程を行わせるプログラムコード
    と、 該エラーを検出した時、該モデム装置を強制的にボイス
    モードに遷移させる工程を行わせるプログラムコードと
    を少なくとも有することを特徴とする。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の通信制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程を行わせるプログラムコード
    が、キャッチホンの着信音によるノイズが検出された
    時、該モデム装置から付設電話器に電話回線を渡し、当
    該キャッチホンが終了した後に再度モデム装置をデータ
    モードに遷移させて前記データ通信を再開させる工程を
    行わせるプログラムコードを有することを特徴とする。
  14. 【請求項14】請求項11または12記載の通信制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程を行わせるプログラムコード
    が、キャッチホンの着信音以外のノイズが検出された
    時、再度モデム装置をデータモードに遷移させて前記デ
    ータ通信を再開させる工程を行わせるプログラムコード
    を有することを特徴とする。
  15. 【請求項15】請求項11または12記載の通信制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程を行わせるプログラムコードに
    おいて、 電話回線からビジートーンを検出した時は、相手のデー
    タターミナル装置側で少なくとも電源オフ、電話線プラ
    グオフまたはハードウエアのリセットを含む障害の内い
    ずれかの障害が発生したと検知し、対応するエラーデー
    タをメモリに記憶させる工程を行わせるプログラムコー
    ドを有することを特徴とする。
  16. 【請求項16】請求項11または12記載の通信制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する工程を行わせるプログラムコードに
    おいて、 電話回線からビジートーンを検出できない時は、自分の
    側で電話線プラグオフが行われたことを検知し、対応す
    るエラーデータをメモリに記憶させる工程を行わせるプ
    ログラムコードを有することを特徴とする。
  17. 【請求項17】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行う通信制御プログラムを
    格納した該データターミナル装置により読取可能な記憶
    媒体において、 該通信制御を行う前に、該データターミナル装置に接続
    される不揮発性メモリに所定の初期値を書き込む工程を
    行わせるプログラムコードと、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程を行わせるプログラムコー
    ドと、 自分の側で該データターミナル装置の電源をオフして該
    電話回線を切断した時は、後に電源が投入された時に前
    記不揮発性メモリの初期値を読み出し、前回の電源オフ
    を検出する工程を行わせるプログラムコードを有するこ
    とを特徴とする通信制御プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行う通信制御プログラムを
    格納した該データターミナル装置により読取可能な記憶
    媒体において、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程を行わせるプログラムコー
    ドと、 自分の側で該データターミナル装置のハードウエアリセ
    ットを行って該電話回線を切断した時は、当該リセット
    工程時に該データターミナル装置のリセット状態を検出
    し、前回のハードウエアリセットが行われたことを検出
    する工程を行わせるプログラムコードを有することを特
    徴とする通信制御プログラムを記憶した記憶媒体。
  19. 【請求項19】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行う通信制御プログラムを
    格納した該データターミナル装置により読取可能な記憶
    媒体において、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程を行わせるプログラムコー
    ドと、 該データ通信中に、自分のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、そのソフト
    ウエアリセットを検出し、相手のデータターミナル装置
    にデータ通信で当該ソフトウエアリセットを通知し、自
    分のデータターミナル装置に接続される不揮発性メモリ
    に該ソフトウエアリセットに対応するエラーデータを記
    憶させる工程を行わせるプログラムコードとを有するこ
    とを特徴とする通信制御プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】データターミナル装置どうしをそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置間でデータ通信を行う通信制御プログラムを
    格納した該データターミナル装置により読取可能な記憶
    媒体において、 前記モデム間を電話回線で接続してデータターミナル装
    置間のデータ通信を行う工程を行わせるプログラムコー
    ドと、 該データ通信中に、相手のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、相手のデー
    タターミナル装置からの当該ソフトウエアリセットの通
    知を受領し、自分のデータターミナル装置に接続される
    不揮発性メモリに該ソフトウエアリセットに対応するエ
    ラーデータを記憶させる工程を行わせるプログラムコー
    ドとを有することを特徴とする通信制御プログラムを記
    憶した記憶媒体。
  21. 【請求項21】相手側のデータターミナル装置とモデム
    装置を介して電話回線で接続し、該相手側のデータター
    ミナル装置とデータ通信を行う通信制御装置において、 前記モデム装置を少なくともDTMFトーンの送受信機
    能を有するボイスモードにして、相手のモデム装置と電
    話回線で接続する手段と、 前記ボイスモードで接続した後、該モデム装置を、通信
    中のキャリアの監視を行い該キャリアの検出が行われな
    い時に前記ボイスモードに遷移するデータモードに、遷
    移させる手段と、 該モデム装置をデータモードにした状態で該相手のデー
    タターミナル装置とのデータ通信を行う手段と、 該電話回線所上にエラーが発生して該モデム装置がボイ
    スモードに遷移した後に、前記DTMFトーンの送受信
    機能を利用して該電話回線上のエラー状態又はデータタ
    ーミナル装置の状態を検出する手段とを有することを特
    徴とする通信制御装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載の通信制御装置におい
    て、 前記のデータターミナル装置間のデータ通信中に所定の
    制御コードを送信データ間に挿入して送信し、該制御コ
    ードの存在を監視することで電話回線上のエラーを検出
    する手段と、 該エラーを検出した時、該モデム装置を強制的にボイス
    モードに遷移させる手段とを更に有することを特徴とす
    る。
  23. 【請求項23】請求項21または22記載の通信制御装
    置において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する手段は、更に、キャッチホンの着信
    音によるノイズが検出された時、該モデム装置から付設
    電話器に電話回線を渡し、当該キャッチホンが終了した
    後に再度モデム装置をデータモードに遷移させて前記デ
    ータ通信を再開させる手段を有することを特徴とする。
  24. 【請求項24】請求項21または22記載の通信制御装
    置において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する手段は、更に、キャッチホンの着信
    音以外のノイズが検出された時、再度モデム装置をデー
    タモードに遷移させて前記データ通信を再開させる手段
    を有することを特徴とする。
  25. 【請求項25】請求項21または22記載の通信制御装
    置において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する手段は、更に、 電話回線からビジートーンを検出した時は、相手のデー
    タターミナル装置側で少なくとも電源オフ、電話線プラ
    グオフまたはハードウエアのリセットを含む障害の内い
    ずれかの障害が発生したと検知し、対応するエラーデー
    タをメモリに記憶させる手段を有することを特徴とす
    る。
  26. 【請求項26】請求項21または22記載の通信制御装
    置において、 前記の電話回線上のエラー状態又はデータターミナル装
    置の状態を検出する手段において、 電話回線からビジートーンを検出できない時は、自分の
    側で電話線プラグオフが行われたことを検知し、対応す
    るエラーデータをメモリに記憶させる手段を有すること
    を特徴とする。
  27. 【請求項27】相手側のデータターミナル装置とそれぞ
    れのモデム装置を介して電話回線で接続し、該データタ
    ーミナル装置とデータ通信を行う通信制御装置におい
    て、 該通信制御を行う前に、該データターミナル装置に接続
    される不揮発性メモリに所定の初期値を書き込む手段
    と、 前記モデム間を電話回線で接続して該相手のデータター
    ミナル装置とデータ通信を行う手段と、 自分の側で該データターミナル装置の電源をオフして該
    電話回線を切断した時は、後に電源が投入された後に前
    記不揮発性メモリの初期値を読み出し、前回の電源オフ
    を検出する手段を有することを特徴とする通信制御装
    置。
  28. 【請求項28】相手側のデータターミナル装置とそれぞ
    れのモデム装置を介して電話回線で接続し、該データタ
    ーミナル装置とデータ通信を行う通信制御装置におい
    て、 前記モデム間を電話回線で接続して該相手のデータター
    ミナル装置とデータ通信を行う手段と、 自分の側で該データターミナル装置のハードウエアリセ
    ットを行って該電話回線を切断した時は、当該リセット
    工程時に該データターミナル装置のリセット状態を検出
    し、前回のハードウエアリセットが行われたことを検出
    する手段を有することを特徴とする通信制御装置。
  29. 【請求項29】相手のデータターミナル装置とそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置とデータ通信を行う通信制御装置において、 前記モデム間を電話回線で接続して該相手のデータター
    ミナル装置とデータ通信を行う手段と、 該データ通信中に、自分のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、そのソフト
    ウエアリセットを検出し、相手のデータターミナル装置
    にデータ通信で当該ソフトウエアリセットを通知し、自
    分のデータターミナル装置に接続される不揮発性メモリ
    に該ソフトウエアリセットに対応するエラーデータを記
    憶させる手段とを有することを特徴とする通信制御装
    置。
  30. 【請求項30】相手のデータターミナル装置とそれぞれ
    のモデム装置を介して電話回線で接続し、該データター
    ミナル装置とデータ通信を行う通信制御装置において、 前記モデム間を電話回線で接続して該相手のデータター
    ミナル装置とのデータ通信を行う手段と、 該データ通信中に、相手のデータターミナル装置におい
    てソフトウエアのリセットが行われた時に、相手のデー
    タターミナル装置からの当該ソフトウエアリセットの通
    知を受領し、自分のデータターミナル装置に接続される
    不揮発性メモリに該ソフトウエアリセットに対応するエ
    ラーデータを記憶させる手段とを有することを特徴とす
    る通信制御装置。
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