JPH1041664A - シールドケース - Google Patents
シールドケースInfo
- Publication number
- JPH1041664A JPH1041664A JP19023796A JP19023796A JPH1041664A JP H1041664 A JPH1041664 A JP H1041664A JP 19023796 A JP19023796 A JP 19023796A JP 19023796 A JP19023796 A JP 19023796A JP H1041664 A JPH1041664 A JP H1041664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- circuit board
- printed circuit
- plate
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易型のシールドケースで、フローソルダリ
ングによって他の電気部品と一緒に半田付けしても、不
都合が生じないようにする。 【解決手段】 ケース1には従来のシールドケースのよ
うなケースツメ2がなく、逆にプレート3側にプレート
長ツメ7を有している。他の電気部品と同時にケース1
をフローソルダリングで取り付ける場合は、ケース1の
足5をプリント基板4の取り付け孔8に差し込んで半田
付けし、プリント基板4に固定する。プレート3はケー
ス1のプリント基板4への固定後、プレート長ツメ7を
プリント基板4の長孔9を貫通させて、プレート長ツメ
7のエンボス受け凹部7−1を、ケース1のエンボス6
に嵌合することにより、プレート3をケース1に固定す
る。
ングによって他の電気部品と一緒に半田付けしても、不
都合が生じないようにする。 【解決手段】 ケース1には従来のシールドケースのよ
うなケースツメ2がなく、逆にプレート3側にプレート
長ツメ7を有している。他の電気部品と同時にケース1
をフローソルダリングで取り付ける場合は、ケース1の
足5をプリント基板4の取り付け孔8に差し込んで半田
付けし、プリント基板4に固定する。プレート3はケー
ス1のプリント基板4への固定後、プレート長ツメ7を
プリント基板4の長孔9を貫通させて、プレート長ツメ
7のエンボス受け凹部7−1を、ケース1のエンボス6
に嵌合することにより、プレート3をケース1に固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールドケースに関
し、特にプリント基板に取り付ける簡易型のシールドケ
ースに関する。
し、特にプリント基板に取り付ける簡易型のシールドケ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上の回路の全部、あるいは
一部をシールドする必要のある場合がある。このシール
ドケースには二種類があって、厳重なシールドを必要と
する重シールド型と、多少シールドに漏れ(例えばシー
ルドケースとプリント基板との間に隙間)があっても簡
便に、手間(工数)をかけないで取り付けられる簡易型
とである。本発明はこの簡易型のシールドケースに関す
る。従来の(簡易型の)シールドケースの取り付け方法
は、図3及び4に示すような構造になっている。
一部をシールドする必要のある場合がある。このシール
ドケースには二種類があって、厳重なシールドを必要と
する重シールド型と、多少シールドに漏れ(例えばシー
ルドケースとプリント基板との間に隙間)があっても簡
便に、手間(工数)をかけないで取り付けられる簡易型
とである。本発明はこの簡易型のシールドケースに関す
る。従来の(簡易型の)シールドケースの取り付け方法
は、図3及び4に示すような構造になっている。
【0003】図3において、シールドケースはケース
1’及びプレート3’によって構成され、ケース1’は
足5及びエンボス6を備えたケースツメ2を有し、プレ
ート3’はプレートツメ7’を有している。
1’及びプレート3’によって構成され、ケース1’は
足5及びエンボス6を備えたケースツメ2を有し、プレ
ート3’はプレートツメ7’を有している。
【0004】このシールドケースをプリント基板4に取
り付ける場合は、ケース1’の足5とケースツメ2を、
プリント基板4の取り付け孔8と長孔9に差し込み、例
えばプリント基板4の裏側(プリント面)で足5を半田
付けするか、折り曲げてケース1’を固定した後、同じ
くプリント基板4の裏側からプレート3’を挿入して、
プレート3’のプレートツメ7’のエンボス受け凹部
7’−1を、ケース1’のケースツメ2のエンボス6に
嵌合させて(かみ合わせ)取り付ける。
り付ける場合は、ケース1’の足5とケースツメ2を、
プリント基板4の取り付け孔8と長孔9に差し込み、例
えばプリント基板4の裏側(プリント面)で足5を半田
付けするか、折り曲げてケース1’を固定した後、同じ
くプリント基板4の裏側からプレート3’を挿入して、
プレート3’のプレートツメ7’のエンボス受け凹部
7’−1を、ケース1’のケースツメ2のエンボス6に
嵌合させて(かみ合わせ)取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来のシー
ルドケースの場合、ケース1’を他の電気部品と一緒に
フローソルダリング(図4(a)の断面図に示すように、
半田槽12の中で半田をヒータ13で溶融(溶融半田1
0)し、ポンプ11で矢印のように溶融半田10を吹き
上げて、その上をプリント基板4を搬送するプリント基
板4の半田付け方法)によって半田付けして固定し、そ
の後でプレート3’を挿入すると、もっとも容易にシー
ルドケースを取り付けることができる。
ルドケースの場合、ケース1’を他の電気部品と一緒に
フローソルダリング(図4(a)の断面図に示すように、
半田槽12の中で半田をヒータ13で溶融(溶融半田1
0)し、ポンプ11で矢印のように溶融半田10を吹き
上げて、その上をプリント基板4を搬送するプリント基
板4の半田付け方法)によって半田付けして固定し、そ
の後でプレート3’を挿入すると、もっとも容易にシー
ルドケースを取り付けることができる。
【0006】しかしながら、図4(b)に示すごとくケ
ースツメ2(のエンボス6部等)に半田14が付着し
て、うまくプレート3’のプレートツメ7’のエンボス
受け凹部7’−1と嵌合しない不都合が生じる。
ースツメ2(のエンボス6部等)に半田14が付着し
て、うまくプレート3’のプレートツメ7’のエンボス
受け凹部7’−1と嵌合しない不都合が生じる。
【0007】この不都合を解決するために、ケースツメ
2に付着した半田14を暖めて吸い取るか、フローソル
ダリング工程前にケースツメ2にマスキング(養生)を
行って、半田14がケースツメ2に付着しないようにす
るか、あるいはケース1’のみを他の電気部品とは別
に、手作業で足5部を半田付けするような方法がある
が、いずれも面倒な作業が必要となり、作業性が悪くな
る問題が残る。
2に付着した半田14を暖めて吸い取るか、フローソル
ダリング工程前にケースツメ2にマスキング(養生)を
行って、半田14がケースツメ2に付着しないようにす
るか、あるいはケース1’のみを他の電気部品とは別
に、手作業で足5部を半田付けするような方法がある
が、いずれも面倒な作業が必要となり、作業性が悪くな
る問題が残る。
【0008】本発明の目的は、フローソルダリングによ
って他の電気部品と一緒に半田付けしても、不都合が生
じないシールドケースを提供することである。
って他の電気部品と一緒に半田付けしても、不都合が生
じないシールドケースを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるシールドケ
ースは、ケースとプレートで構成され、プリント基板の
部品取り付け面側から前記ケースを取り付け、前記プリ
ント基板に設けられた取り付け孔を貫通する前記ケース
の足を前記プリント基板のプリント面に半田付けで固定
し、前記プレートを前記プリント基板の前記プリント面
側に取り付けるシールドケースであって、前記プレート
側に設けられ前記プリント基板に設けられた長孔を貫通
するプレート長ツメを設け、前記ケースに設けられたエ
ンボスと前記プレート長ツメに設けられたエンボス受け
凹部とを嵌合させることにより前記プレートを前記ケー
スに取り付けるようにしたことを特徴とする。
ースは、ケースとプレートで構成され、プリント基板の
部品取り付け面側から前記ケースを取り付け、前記プリ
ント基板に設けられた取り付け孔を貫通する前記ケース
の足を前記プリント基板のプリント面に半田付けで固定
し、前記プレートを前記プリント基板の前記プリント面
側に取り付けるシールドケースであって、前記プレート
側に設けられ前記プリント基板に設けられた長孔を貫通
するプレート長ツメを設け、前記ケースに設けられたエ
ンボスと前記プレート長ツメに設けられたエンボス受け
凹部とを嵌合させることにより前記プレートを前記ケー
スに取り付けるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
ケース側のケースツメを廃し、プレートにプレート長ツ
メを設け、これを長孔に通すことでケース上のエンボス
に嵌合させ、シールドケースをプリント基板に取り付け
る。
ケース側のケースツメを廃し、プレートにプレート長ツ
メを設け、これを長孔に通すことでケース上のエンボス
に嵌合させ、シールドケースをプリント基板に取り付け
る。
【0011】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0012】図1は本発明によるシールドケースの実施
例の構成を示す斜視図であり、図3と同等部分は同一符
号にて示している。なお、重複する説明は省略する。
例の構成を示す斜視図であり、図3と同等部分は同一符
号にて示している。なお、重複する説明は省略する。
【0013】図1において、ケース1には従来のシール
ドケース(図3参照)のようなケースツメ2がなく、逆
にプレート3側にプレート長ツメ7を有している。他の
電気部品と同時にケース1をフローソルダリングで(半
田で)、プリント基板4の部品取り付け面から取り付け
る場合は、ケース1の足5をプリント基板4の(例えば
スルーホールメッキされた)取り付け孔8に差し込んで
半田付けし、プリント基板4に固定する。
ドケース(図3参照)のようなケースツメ2がなく、逆
にプレート3側にプレート長ツメ7を有している。他の
電気部品と同時にケース1をフローソルダリングで(半
田で)、プリント基板4の部品取り付け面から取り付け
る場合は、ケース1の足5をプリント基板4の(例えば
スルーホールメッキされた)取り付け孔8に差し込んで
半田付けし、プリント基板4に固定する。
【0014】一方、プレート3はケース1のプリント基
板4への固定後、プレート長ツメ7をプリント基板4の
長孔9を貫通させて、プレート長ツメ7のエンボス受け
凹部7−1を、ケース1のエンボス6に嵌合することに
より、プレート3をケース1に固定する。
板4への固定後、プレート長ツメ7をプリント基板4の
長孔9を貫通させて、プレート長ツメ7のエンボス受け
凹部7−1を、ケース1のエンボス6に嵌合することに
より、プレート3をケース1に固定する。
【0015】図2の断面図に示すように、他の電気部品
と同時にフローソルダリングにかけると、ケース1は足
5部のみがプリント基板4を貫通するので、ケース1は
足5を取り付け孔8部に半田14付けされ、プリント基
板4に固定される。プレート3はケース1がプリント基
板4に固定された後に取り付けられるので、プレート長
ツメ7(のエンボス受け凹部7−1)やケース1のエン
ボス6付近には、不要な半田が付着することがない。
と同時にフローソルダリングにかけると、ケース1は足
5部のみがプリント基板4を貫通するので、ケース1は
足5を取り付け孔8部に半田14付けされ、プリント基
板4に固定される。プレート3はケース1がプリント基
板4に固定された後に取り付けられるので、プレート長
ツメ7(のエンボス受け凹部7−1)やケース1のエン
ボス6付近には、不要な半田が付着することがない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、他の電気
部品と同時にケースをフローソルダリングで半田付けを
しても、不要な半田が付着しないので、作業性が大幅に
向上する効果がある。
部品と同時にケースをフローソルダリングで半田付けを
しても、不要な半田が付着しないので、作業性が大幅に
向上する効果がある。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の実施例のフローソルダリング工程を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図3】従来のシールドケースの一例の斜視図である。
【図4】従来のシールドケースの一例のフローソルダリ
ング工程を説明する断面図である。
ング工程を説明する断面図である。
1 ケース 3 プレート 4 プリント基板 5 足 6 エンボス 7 プレート長ツメ 7−1 エンボス受け凹部 8 取り付け孔 9 長孔
Claims (3)
- 【請求項1】 ケースとプレートで構成され、プリント
基板の部品取り付け面側から前記ケースを取り付け、前
記プリント基板に設けられた取り付け孔を貫通する前記
ケースの足を前記プリント基板のプリント面に半田付け
で固定し、前記プレートを前記プリント基板の前記プリ
ント面側に取り付けるシールドケースであって、前記プ
レート側に設けられ前記プリント基板に設けられた長孔
を貫通するプレート長ツメを設け、前記ケースに設けら
れたエンボスと前記プレート長ツメに設けられたエンボ
ス受け凹部とを嵌合させることにより前記プレートを前
記ケースに取り付けるようにしたことを特徴とするシー
ルドケース。 - 【請求項2】 前記ケースの前記足を他の電気部品等と
同時にフローソルダリングにより半田付けすることを特
徴とする請求項1記載のシールドケース。 - 【請求項3】 前記プリント基板の前記取り付け孔にス
ルーホールメッキを施すことを特徴とする請求項1ある
いは2記載のシールドケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19023796A JPH1041664A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | シールドケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19023796A JPH1041664A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | シールドケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041664A true JPH1041664A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16254786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19023796A Withdrawn JPH1041664A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | シールドケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1041664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516909A (ja) * | 2005-10-10 | 2009-04-23 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気的な装置 |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP19023796A patent/JPH1041664A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516909A (ja) * | 2005-10-10 | 2009-04-23 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気的な装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |