JPH07245897A - モータのコイル端末固定方法 - Google Patents

モータのコイル端末固定方法

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Publication number
JPH07245897A
JPH07245897A JP5487894A JP5487894A JPH07245897A JP H07245897 A JPH07245897 A JP H07245897A JP 5487894 A JP5487894 A JP 5487894A JP 5487894 A JP5487894 A JP 5487894A JP H07245897 A JPH07245897 A JP H07245897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wiring board
printed wiring
bobbin
land
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5487894A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kimura
信一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP5487894A priority Critical patent/JPH07245897A/ja
Publication of JPH07245897A publication Critical patent/JPH07245897A/ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 コイル2を巻回したボビン1のフランジ部1
1の外周面に設けたコイル2の端末部21の径より僅か
に小さい幅と深さを持つ切欠き溝12と、フランジ部1
1の外周面に突出する位置決めピン13と、プリント配
線基板3に設け、かつ位置決めピン13に嵌合する位置
決め穴31と、位置決めピン13を位置決め穴31に嵌
合させた時、端末部21に接触するようにプリント配線
基板3に設けたランド32とを備え、端末部21を切欠
き溝12に圧入し、プリント配線基板3の位置決め穴3
1と位置決めピン13とを嵌合させた状態でプリント配
線基板3をフランジ部11に押し付けて固定し、ランド
32と端末部21とをハンダ付けするものである。 【効果】 部品点数を少なくすることができるととも
に、組み立て工数の少ないモータのコイル端末固定方法
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの電機子コイル
または界磁コイル等のボビンに巻回したコイルの端末の
固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの鉄心にコイルを装着する
場合、コイルを巻回したボビンを鉄心のティースに装着
し、ボビンに巻回したコイルの端末は、ボビンの内側か
ら外側に貫通した穴に挿入した接続ピンに半田によって
固定し、接続ピンを鉄心の端面に取りつけたプリント配
線基板のランドに設けたスルーホールに挿入して接続ピ
ンとランドとを半田付けするものが開示されている(例
えば、特開昭63−299741号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、ボビンに接続ピンを挿入しておく必要があり、極数
の多いモータの場合、接続ピンの数が極数の2倍必要で
あるので部品点数が増えるという問題があった。また、
接続ピンをプリント配線基板のスルーホールに挿入する
必要があり、全部の接続ピンを同時にするスルーホール
に挿入するには、接続ピンとスルーホールの位置決め精
度を高く維持する必要があり、ボビンおよびプリント配
線基板の製造上や接続作業上で多くの手間がかかるとい
う問題もあった。本発明は、部品点数を少なくするとと
もに、工数を低減できるモータのコイル端末固定方法を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、コイルを巻回したボビンをモータの鉄心
に設けたティースに装着し、前記コイルの端末部を前記
鉄心の外周面に固定したプリント配線基板のランドに接
続するモータのコイル端末固定方法において、前記ボビ
ンのフランジ部の外周面に設け、かつ前記コイルの端末
部の径より僅かに小さい幅と深さを持つ切欠き溝と、前
記フランジ部の外周面に突出する位置決めピンと、前記
プリント配線基板に設け、かつ前記位置決めピンに嵌合
する位置決め穴と、前記位置決めピンを前記位置決め穴
に嵌合した時、前記コイルの端末部に接触するように前
記プリント配線基板に設けたランドとを備え、前記コイ
ルの端末部を前記切欠き溝に圧入し、前記プリント配線
基板の位置決め穴と前記位置決めピンとを嵌合させた状
態で前記プリント配線基板を前記ボビンのフランジ部に
押し付けて固定し、前記ランドと前記コイルの端末部と
をハンダ付けするものである。
【0005】
【作用】上記手段により、ボビンのフランジ部に設けた
切欠き溝にコイルの端末部を圧入すると、端末部はフラ
ンジ部の外周面から僅かに突出した状態となる。この状
態で、コイルを巻回したボビンを鉄心のティースに装着
した後、プリント配線基板の位置決め穴を位置決めピン
に挿入して、ボルトによってプリント配線基板を鉄心を
取り付ける。このとき、プリント配線基板のランドが、
フランジ面から突出したコイルの端末部に押し付けら
れ、ランドと端末部が接触した状態を維持する。この
後、プリント配線基板をハンダ槽に浸漬して、ランドと
コイルの端末部とをハンダ付けする。したがって、コイ
ルの端末部は切欠き溝に固定されてふらつくことがな
く、プリント配線基板のランドに正しく接触した状態で
ハンダ付けされる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の実施例を示す要部側断面図、図2
は組立前の状態を示す側断面図、図3はその正面図であ
る。図において、ボビン1のフランジ部11の外周面に
コイル2の端末部21の径の太さより僅かに小さい幅と
深さを持つ切欠き溝12を2本設け、ボビン1の内側か
ら外側に貫通させてある。フランジ部11の2本の切欠
き溝12の間には位置決めピン13を突出させて設けて
ある。プリント配線基板3には位置決めピン13に嵌合
する位置決め穴31を設けておき、位置決めピン13を
位置決め穴31に入れた時、プリント配線基板3に設け
たランド32がコイル2の端末部21に接触して、励磁
電源とコイル2が接続されるようにしておく。ボビン1
に巻回したコイル2の2本の端末部21は、それぞれ切
欠き溝12に圧入して、フランジ部11の端面から僅か
に端面を突出させて固定し、その後、端末部21に予備
ハンダを塗布する。コイル2を鉄心4に装着する場合
は、図2に示すように、コイル2を巻回したボビン3を
鉄心4のティース41に装着した後、位置決めピン13
をプリント配線基板3の位置決め穴31に挿入して、図
1に示すように、ボルト5によってプリント配線基板3
を鉄心4の軸方向端面に取り付ける。このとき、プリン
ト配線基板3と共にランド32を端末部21に押し付け
る。この状態で、プリント配線基板3をハンダ槽に浸漬
して、ランド32と端末部21とをハンダ付けする。し
たがって、コイル2の端末部21は切欠き溝12に固定
されてふらつくことがなく、プリント配線基板3のラン
ド32に押し付けられた状態でハンダ付けされるので、
端末部に接続ピンを取り付ける必要がなくなる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イル端末部をプリント配線基板のランドに接続する時
に、接続ピンを使用することなく接続するので、部品点
数を少なくすることができるとともに、組み立て工数の
少ないモータのコイル端末固定方法を提供できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部側断面図である。
【図2】本発明の実施例の組立前の状態を示す図3のB
−B断面に沿う要部側断面図である。
【図3】本発明の実施例の組立前の状態を示す図2のA
−A断面に沿う要部側断面図である。
【符号の説明】
1 ボビン、11 フランジ部、12 切欠き溝、13
位置決めピン、2 コイル、21 端末部、3 プリ
ント配線基板、31 位置決め穴、32ランド、4 鉄
心、41 ティース、5 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回したボビンをモータの鉄心
    に設けたティースに装着し、前記コイルの端末部を前記
    鉄心の軸方向端面に固定したプリント配線基板のランド
    に接続するモータのコイル端末固定方法において、前記
    ボビンのフランジ部の外周面に設け、かつ前記コイルの
    端末部の径より僅かに小さい幅と深さを持つ切欠き溝
    と、前記フランジ部の外周面に突出する位置決めピン
    と、前記プリント配線基板に設け、かつ前記位置決めピ
    ンに嵌合する位置決め穴と、前記位置決めピンを前記位
    置決め穴に嵌合した時、前記コイルの端末部に接触する
    ように前記プリント配線基板に設けたランドとを備え、
    前記コイルの端末部を前記切欠き溝に圧入し、前記プリ
    ント配線基板の位置決め穴と前記位置決めピンとを嵌合
    させた状態で前記プリント配線基板を前記ボビンのフラ
    ンジ部に押し付けて固定し、前記ランドと前記コイルの
    端末部とをハンダ付けすることを特徴とするモータのコ
    イル端末固定方法。
JP5487894A 1994-02-28 1994-02-28 モータのコイル端末固定方法 Pending JPH07245897A (ja)

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JP (1) JPH07245897A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180618A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fujitsu General Ltd アキシャルギャップ型電動機
CN107026526A (zh) * 2013-01-17 2017-08-08 日本电产株式会社 马达

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