JPH104022A - 安定器 - Google Patents

安定器

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Publication number
JPH104022A
JPH104022A JP8155420A JP15542096A JPH104022A JP H104022 A JPH104022 A JP H104022A JP 8155420 A JP8155420 A JP 8155420A JP 15542096 A JP15542096 A JP 15542096A JP H104022 A JPH104022 A JP H104022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballast
opening
case
screw insertion
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8155420A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Masuda
幸治 桝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8155420A priority Critical patent/JPH104022A/ja
Publication of JPH104022A publication Critical patent/JPH104022A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊なねじを使用せす、ねじの数を減らしても
回転を防止することができる安定器を提供する。 【解決手段】安定器本体1と、一端に開口7を有する筒
形であって開口7の近傍に係合受け部8を有して安定器
本体1を収納した安定器ケース2と、係合受け部8に係
合する係合部9を有し安定器ケース2の内面に導通接触
する導通用突出部10を有して安定器ケース2の開口7
を閉塞する蓋体3とを備え、安定器ケース2の両側板1
7にそれぞれねじ挿入部11を設け、これらのねじ挿入
部11に整合するねじ通し部5を蓋体3に設け、ねじ挿
入部11およびねじ通し部5にねじ15を通してねじ締
めしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放電灯等に適用
される安定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】安定器本体を一端が開口する筒形の安定
器ケースに収納し、安定器ケースの開口を蓋体で閉塞す
るようにした安定器があった。この安定器ケース内は当
然のことながら電線が入ってくるので安定器ケースはア
ース導通が必要である。このため、従来例は図6および
図7に示すように構成していた。
【0003】すなわち、安定器ケース50の両側板57
にそれぞれ一対ずつ切欠溝により形成したねじ挿入部5
2を設け、これらのねじ挿入部52に整合するねじ孔に
より形成したねじ通し部53を蓋体51に設け、ねじ挿
入部52およびねじ通し部53にねじ54,55を通し
てねじ締めしている。このうち1本のねじ55は歯付座
金58を設けたり、図7に示すように頭部の首側に歯5
9を突設している。56は電線挿通孔である。
【0004】図6に示すように、ねじ54,55をねじ
通し部53に中間部まで螺通した状態で、蓋体51を開
口内に挿入することにより、ねじ挿入部52にねじ5
4,55の頭部側を通し、この状態でねじ55,56を
締付け、これらの頭部で安定器ケース50を締めつけ
る。このとき、歯付座金58またはねじ55′の突起5
9が安定器ケース50の表面に食い込み、アース導通を
取っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、ねじ止めを4箇所で行なっているめ、組立の作業性
が悪いという欠点があった。またねじ56に歯付座金5
8や突起59付きねじ55′等の特殊ねじを用いる必要
があるとともに、歯や突起59が安定器ケース50に引
っ掛かり取付け作業がしにくいという欠点があった。さ
らにねじ54,55等を2箇所にすると、電線に張力が
加わって蓋体51が回転するという問題があった。
【0006】したがって、この発明の目的は、特殊なね
じを使用せす、ねじの数を減らしても回転を防止するこ
とができる安定器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の安定器は、安
定器本体と、一端に開口を有する筒形であって開口の近
傍に係合受け部を有して前記安定器本体を収納した安定
器ケースと、前記係合受け部に係合する係合部を有し前
記安定器ケースの内面に導通接触する導通用突出部を有
して前記安定器ケースの開口を閉塞する蓋体とを備え、
前記安定器ケースの両側板にそれぞれねじ挿入部を設
け、これらのねじ挿入部に整合するねじ通し部を前記蓋
体に設け、前記ねじ挿入部および前記ねじ通し部にねじ
を通してねじ締めしたものである。
【0008】請求項1の安定器によれば、蓋体の係合部
を係合受け部に係合するとともに一対のねじをねじ挿入
部およびねじ通し部に通して締めつけることにより蓋体
が安定器ケースに取付けられる。この場合、ねじを一対
にしても係合部が係合受け部に係合するため蓋体が回転
することがなく品質が保たれる。しかもねじを一対にし
たため組立容易になるとともに、安定器ケースの内面に
導通接触する導通用突出部を設けたため容易にアース導
通が得られるので、従来の特殊ねじを使用することなく
組立作業を容易にでき省施工にすることができる。さら
に安定器ケースの内面に導通用突出部を導通接触してい
るため、デザインを損うことがない。
【0009】請求項2の安定器は、請求項1において、
前記安定器ケースの前記両側板は略平行であり、前記両
側板の前記ねじ挿入部は斜交いに対向するとともに、前
記係合受け部は前記ねじ挿入部を結ぶ方向に交差する方
向の前記安定器ケースの前記両側板に形成されているも
のである。請求項2の安定器によれば、請求項1の効果
ほか、より確実に蓋体の回転を防止することができる。
【0010】請求項3の安定器は、請求項1または請求
項2において、前記蓋体が、前記安定器ケースの前記開
口内に挿入されるものであり、前記開口を覆う蓋板部
と、この蓋板部の外周縁に突設され前記安定器ケースの
内面に当接する当接板部からなり、前記係合部は前記当
接板部の先端から前記開口の外方に突設されて前記開口
の外縁側に折返えされた折曲爪片であり、前記係合受け
部は前記開口の縁部としたものである。
【0011】請求項3の安定器によれば、請求項1また
は請求項2の効果のほか、係合受け部の加工が必要でな
いので構成が簡単になる。請求項4の安定器は、請求項
1、請求項2または請求項3において、前記導通用突出
部が前記係合部に設けられているものである。請求項4
の安定器によれば、請求項1、請求項2または請求項3
のほか、さらに構成が簡単になる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図4により説明する。すなわち、この安定器は、安
定器本体1と、安定器ケース2と、蓋体3とを有する。
安定器本体1は、公知のものを適用し長手方向の一端部
に口出し線6を引出している。
【0013】安定器ケース2は、一端に開口7を有する
筒形であって、開口7の近傍に係合受け部8を有して安
定器本体1を収納している。また安定器ケース2の両側
板12にそれぞれねじ挿入部11を形成している。実施
の形態において、安定器ケース2の両側板12は略平行
でありねじ挿入部11は斜交いに対向する位置に切欠溝
により形成している。係合受け部8はねじ挿入部11を
結ぶ方向に交差する方向の安定器ケース2の両側板12
に形成されるが、この係合受け部8は開口7の縁部とし
ている。また安定器ケース2の他端は閉じ板1aで閉塞
されており、安定器本体1が開口7より挿着される。
【0014】蓋体3は、係合受け部8に係合する係合部
9を有し、安定器ケース2の内面に導通接触する導通用
突出部10を有して、安定器ケース2の開口7を閉塞す
る。またねじ挿入部11に整合するねじ通し部5を蓋体
2に設けている。実施の形態において、蓋体3は、安定
器ケース2の開口7内に挿入されるものであり、開口7
を覆う蓋板部13と、この蓋板部13の外周縁に突設さ
れ安定器ケース2の内面に当接する当接板部4からな
り、係合部9は当接板部4の先端から開口8の外方に突
設されて開口8の外縁側に折返えされた折曲爪片により
形成している。また導通用突出部10は係合部9に設け
られているが、図4に示すように折曲爪片の折返し部の
折曲角部をたたき込むことにより内角側に形成してい
る。さらにねじ通し部5は当接板部4にねじ孔により形
成している。そして、蓋体3で開口7を閉じた状態で図
2に示すように安定器本体1と蓋体3との間に口出し線
6および電源線(図示せず)の接続部を収納する端部ス
ペース1bを形成している。17は蓋体3の電源線を通
す電源穴、18はグランドである。
【0015】ねじ15は、ねじ挿入部11およびねじ通
し部5に通してねじ締めしている。実施の形態では、ま
ず電源線を蓋体3の電源穴17に通し、安定器本体1の
口出し線6と結線する。そして、その結線部を安定器ケ
ース2の端部スペース1bに収納し、開口7を蓋体3で
閉じる。蓋体3で閉じるとき、ねじ15をねじ通し部5
に中間部までねじ込み、ついで蓋体3を開口7内に挿入
し、係合部9を係合受け部8に係合するとともに、ねじ
15の頭部側を切欠溝のねじ挿入部11に通し、つぎに
ねじ15をねじ込んで頭部を安定器ケース2の両側板1
2に締付ける。このとき、導通用突出部10が両側板8
の内角縁に食い込むように接触し、両側板8の塗膜を剥
がして電気的に導通状態となり、アーク導通が得られ
る。そして、この安定器は図2に示すように取付部16
に取付けられる。
【0016】図5は導通用突出部10の他の実施の形態
であり、導通用突出部10の形状を断面円弧状に形成し
ている。この実施の形態によれば、蓋体3の係合部9を
係合受け部8に係合するとともに一対のねじ15をねじ
挿入部11およびねじ通し部5に通して締めつけること
により蓋体3が安定器ケース2に取付けられる。この場
合、ねじ15を一対にしても係合部9が係合受け部8に
係合するため、蓋体3が回転することがなく品質が保た
れる。しかもねじ15を一対にしたため組立容易になる
とともに、安定器ケース2の内面に導通接触する導通用
突出部10を設けたため容易にアース導通が得られるの
で、従来の特殊ねじを使用することなく組立作業を容易
にでき省施工にすることができる。さらに安定器ケース
2の内面に導通用突出部10を導通接触しているため、
デザインを損うことがない。
【0017】また安定器ケース2の両側板12は略平行
であり、両側板12のねじ挿入部11は斜交いに対向す
るとともに、係合受け部8はねじ挿入部11を結ぶ方向
に交差する方向の安定器ケース2の両側板12に形成さ
れているため、より確実に蓋体の回転を防止することが
できる。さらに係合受け部8の加工が必要でないので構
成が簡単になる。
【0018】また導通用突出部10が係合部9に設けら
れているため、さらに構成が簡単になる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の安定器によれば、蓋体の係合
部を係合受け部に係合するとともに一対のねじをねじ挿
入部およびねじ通し部に通して締めつけることにより蓋
体が安定器ケースに取付けられる。この場合、ねじを一
対にしても係合部が係合受け部に係合するため蓋体が回
転することがなく品質が保たれる。しかもねじを一対に
したため組立容易になるとともに、安定器ケースの内面
に導通接触する導通用突出部を設けたため容易にアース
導通が得られるので、従来の特殊ねじを使用することな
く組立作業を容易にでき省施工にすることができる。さ
らに安定器ケースの内面に導通用突出部を導通接触して
いるため、デザインを損うことがない。
【0020】請求項2の安定器によれば、請求項1の効
果ほか、より確実に蓋体の回転を防止することができ
る。請求項3の安定器によれば、請求項1または請求項
2の効果のほか、係合受け部の加工が必要でないので構
成が簡単になる。請求項4の安定器によれば、請求項
1、請求項2または請求項3のほか、さらに構成が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の蓋体を閉じる前の部
分分解斜視図である。
【図2】安定器の一部破断側面図である。
【図3】その開口側の端面図である。
【図4】導通用突出部を示すもので(a)は部分図、
(b)はその断面図である。
【図5】導通用突出部の他の実施の形態を示すもので
(a)は部分図、(b)はその断面図である。
【図6】従来例の蓋体を閉じる前の部分分解斜視図であ
る。
【図7】頭部に歯のついたねじの正面図である。
【符号の説明】
1 安定器本体 2 安定器ケース 3 蓋体 4 当接板部 5 ねじ挿通孔 6 口出し線 7 開口 8 係合受け部 9 係合部 10 導通用突出部 11 ねじ挿入部 12 両側板 13 蓋板部 15 ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安定器本体と、一端に開口を有する筒形
    であって開口の近傍に係合受け部を有して前記安定器本
    体を収納した安定器ケースと、前記係合受け部に係合す
    る係合部を有し前記安定器ケースの内面に導通接触する
    導通用突出部を有して前記安定器ケースの開口を閉塞す
    る蓋体とを備え、前記安定器ケースの両側板にそれぞれ
    ねじ挿入部を設け、これらのねじ挿入部に整合するねじ
    通し部を前記蓋体に設け、前記ねじ挿入部および前記ね
    じ通し部にねじを通してねじ締めした安定器。
  2. 【請求項2】 前記安定器ケースの前記両側板は略平行
    であり、前記両側板の前記ねじ挿入部は斜交いに対向す
    るとともに、前記係合受け部は前記ねじ挿入部を結ぶ方
    向に交差する方向の前記安定器ケースの前記両側板に形
    成されている請求項1記載の安定器。
  3. 【請求項3】 前記蓋体は、前記安定器ケースの前記開
    口内に挿入されるものであり、前記開口を覆う蓋板部
    と、この蓋板部の外周縁に突設され前記安定器ケースの
    内面に当接する当接板部からなり、前記係合部は前記当
    接板部の先端から前記開口の外方に突設されて前記開口
    の外縁側に折返えされた折曲爪片であり、前記係合受け
    部は前記開口の縁部である請求項1または請求項2記載
    の安定器。
  4. 【請求項4】 前記導通用突出部は前記係合部に設けら
    れている請求項1、請求項2または請求項3記載の安定
    器。
JP8155420A 1996-06-17 1996-06-17 安定器 Pending JPH104022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8155420A JPH104022A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 安定器

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JP8155420A JPH104022A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 安定器

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JPH104022A true JPH104022A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15605619

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JP8155420A Pending JPH104022A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 安定器

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JP (1) JPH104022A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7006952B1 (en) 1999-02-19 2006-02-28 Sanyo Electric Co., Ltd. 3-D model providing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7006952B1 (en) 1999-02-19 2006-02-28 Sanyo Electric Co., Ltd. 3-D model providing device

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