JP2548121Y2 - ねじ端子ソケット - Google Patents

ねじ端子ソケット

Info

Publication number
JP2548121Y2
JP2548121Y2 JP1991001390U JP139091U JP2548121Y2 JP 2548121 Y2 JP2548121 Y2 JP 2548121Y2 JP 1991001390 U JP1991001390 U JP 1991001390U JP 139091 U JP139091 U JP 139091U JP 2548121 Y2 JP2548121 Y2 JP 2548121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
screw
fitting
base
fitting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991001390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0498286U (ja
Inventor
正志 月花
勝美 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1991001390U priority Critical patent/JP2548121Y2/ja
Publication of JPH0498286U publication Critical patent/JPH0498286U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548121Y2 publication Critical patent/JP2548121Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電磁リレーやタイマ
などのような小形電気器具の端子脚を差し込むための差
込孔を有する基台と、この基台の差込孔に装着され,一
端に前記端子脚と導電接続される接触片を有し,他端に
外部接続線と端子ねじにより導電接続される端子板を有
する接続金具と、この接続金具を保持し,前記基台に嵌
着される底板とよりなるねじ端子ソケット、特に端子板
の係合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のねじ端子ソケットの一部縦
断側面図で、1は基台、2は接続金具、5は基台の底板
である。基台1は取付体,例えば電磁リレーやタイマな
どのような小形電気器具の端子脚を差し込むための複数
個の差込孔を有し、接続金具2は、図5の斜視図に示す
ように、基台1の差込孔に装着され,一端に前記端子脚
と導電接続される接触片3と,他端に外部接続線と端子
ねじにより導電接続される端子板10とを有し、この端子
板10には端子ねじをねじ込むためのねじ孔4が設けられ
ている。底板5は接続金具2を保持するとともに基台1
の底部を閉塞する(実公昭63−17189 号公報参照)。図
6はこのねじ端子ソケットの端子板10と端子ねじを接続
する部分を示す斜視図で、端子板10は基台1の側端部に
形成されたバリヤ6と背面壁8とにより囲まれた端子室
に配置され、この端子板10に設けられたねじ孔4に端子
ねじ9が螺合される。図示せぬ外部接続線はこの端子ね
じ9に嵌められたワッシャ16と端子板10の面の間に挟着
されて、端子ねじ9を締めつけることにより接続され
る。なお、各端子室を隔絶するバリヤ6の間は連結壁7
で連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前述のような
ねじ端子ソケットにおいて、ワッシャ16と端子板10との
間に外部接続線を挟み、端子ねじ9をねじ孔4にねじ込
んで強く締めつけると、図7に示すように、端子板10も
回転しその角11がバリヤ6の内壁面に当たる。この場
合、端子板10の回転による応力が脆弱部であるバリヤ6
と連結壁7とのつなぎ部12に集中し、この部分に亀裂が
生ずるという問題がある。
【0004】この考案は上述した問題点に鑑み、端子ね
じを強く締めつけても端子板が回動することがない、す
なわち端子板に加わる回転トルクがバリヤと連結壁との
つなぎ部に集中することのないねじ端子ソケットを提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、この
課題は、中央部に電磁リレーやタイマなどのような小形
電気器具の端子脚を差し込むための差込孔を有し,その
両側にバリヤと背面壁とにより囲まれた端子室を有する
基台と、この基台の差込孔に装着され、一端に前記端子
脚と導電接続される接触片を有し,他端に外部接続線と
端子ねじにより通電接続される端子板を有する接続金具
と、この接続金具を保持し,前記基台に嵌着される底板
とよりなるねじ端子ソケットであって、前記バリヤの反
背面壁側の先端部間を連結する連結壁の内壁面に嵌合部
を設けるとともに、前記接続金具の端子板に前記連結壁
の嵌合部と嵌合する嵌合部を設けることにより達成され
る。
【0006】さらにかかる構成において、端子板に形成
された嵌合部は舌片であり、連結壁に形成された嵌合部
は凹部である、あるいは端子板に形成された嵌合部は凹
所であり、連結壁に形成された嵌合部は凸部である。
【0007】
【作用】この考案の構成によれば、端子板が基台の固定
部に嵌合いによって結合されているので、端子ねじを強
く締めつけても、この締めつけによる回転トルクは先ず
機械的に堅牢な基台の固定部によって受け止められ、脆
弱部であるバリヤと連結壁とのつなぎ部に亀裂が生ずる
ことはない。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例であるねじ端子ソ
ケットの要部斜視図、図2はその平面図で、図6,図7
と同一符号で示すものは同一部品を示す。この実施例が
従来例と異なる点は端子板と基台の固定部との結合、す
なわちこの場合、端子板10の先端と連結壁7との間が嵌
め合い結合とされている点である。すなわち連結壁7の
内壁面に凹部13を設け、端子板10の先端には前記凹部13
に嵌まり得る形状・寸法の凸部14を設け、これらの間を
嵌合い結合とした。
【0009】さらにこの嵌合い結合は、図3に示すよう
に、凹部と凸部との関係を逆にしても、すなわち連結壁
7の内壁面に凸部14を設け、端子板10の先端には前記凸
部14に嵌まり得る形状・寸法の凹部13を設け、これらの
間を嵌合い結合としても全く効果は同等である。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、端子板が基台の固定
部に嵌合いによって結合されていることにより、端子ね
じのねじ締めの際生ずる回転トルクの応力は堅牢な基台
の固定部で受けるので端子板は回動することなく、バリ
ヤが傷つけられたり、バリヤとのつなぎ部分に亀裂が生
じる危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のねじ端子ソケットの要部
斜視図
【図2】図1のねじ端子ソケットの要部平面図
【図3】この考案の異なる実施例のねじ端子ソケットの
要部平面図
【図4】従来のねじ端子ソケットの一部縦断側面図
【図5】図4のねじ端子ソケットにおける接続金具の斜
視図
【図6】従来のねじ端子ソケットの要部斜視図
【図7】図6のねじ端子ソケットの要部平面図
【符号の説明】
1 基台 4 ねじ孔 6 バリヤ 7 連結壁 9 端子ねじ 10 端子板 13 凸部 14 凹部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に電磁リレーやタイマなどのような
    小形電気器具の端子脚を差し込むための差込孔を有し,
    その両側にバリヤと背面壁とにより囲まれた端子室を有
    する基台と、この基台の差込孔に装着され、一端に前記
    端子脚と導電接続される接触片を有し,他端に外部接続
    線と端子ねじにより通電接続される端子板を有する接続
    金具と、この接続金具を保持し,前記基台に嵌着される
    底板とよりなるねじ端子ソケットであって、前記バリヤ
    の反背面壁側の先端部間を連結する連結壁の内壁面に嵌
    合部を設けるとともに、前記接続金具の端子板に前記連
    結壁の嵌合部と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とす
    るねじ端子ソケット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、端子板に形
    成された嵌合部は舌片であり、連結壁に形成された嵌合
    部は凹部であることを特徴とするねじ端子ソケット。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、端子板に形
    成された嵌合部は凹所であり、連結壁に形成された嵌合
    部は凸部であることを特徴とするねじ端子ソケット。
JP1991001390U 1991-01-22 1991-01-22 ねじ端子ソケット Expired - Lifetime JP2548121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991001390U JP2548121Y2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 ねじ端子ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991001390U JP2548121Y2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 ねじ端子ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0498286U JPH0498286U (ja) 1992-08-25
JP2548121Y2 true JP2548121Y2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=31728695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991001390U Expired - Lifetime JP2548121Y2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 ねじ端子ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548121Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512225Y2 (ja) * 1986-07-17 1993-03-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0498286U (ja) 1992-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11273764A (ja) ねじ接続部を持つコンタクト部材
JP2548121Y2 (ja) ねじ端子ソケット
JPH0741095Y2 (ja) サーキットプロテクターの外部接続端子部の構造
JP3393993B2 (ja) 電気コネクタ
JPH0230869Y2 (ja)
JPH0433629Y2 (ja)
JPH05151876A (ja) 回路遮断器の端子装置
JP2905361B2 (ja) ねじ締め型コネクタ
JP2008192331A (ja) 端子台及びこれを備えた回路基板
JPS642236Y2 (ja)
JP3412130B2 (ja) コネクタの固定構造
JPH01200576A (ja) 端子台
JP2007172889A (ja) 結線装置
JPH0629875Y2 (ja) 回路しや断器
KR200173974Y1 (ko) 컨넥터의 기판고정구조
JPH01159367U (ja)
JPH0346977U (ja)
JPH0517963U (ja) Catv機器用筐体
JPH021901Y2 (ja)
JPH0620305Y2 (ja) ノイズフイルタへのインレツトの取付構造
JPH03116664U (ja)
JPH0741096Y2 (ja) 電気端子台コネクタ
JP2595491Y2 (ja) 電装ユニットの取付け構造
JPS6237863U (ja)
JPS61129285U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term