JPH1038977A - 統合化集積回路 - Google Patents

統合化集積回路

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JPH1038977A
JPH1038977A JP8192226A JP19222696A JPH1038977A JP H1038977 A JPH1038977 A JP H1038977A JP 8192226 A JP8192226 A JP 8192226A JP 19222696 A JP19222696 A JP 19222696A JP H1038977 A JPH1038977 A JP H1038977A
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JP
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integrated circuit
input
integrated
output
signal
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JP8192226A
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Kenzo Hashikawa
健三 橋川
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の集積回路を統合した集積回路において、
個々の集積回路を検査する際の集積回路内配線、入出力
端子、集積回路外配線上の制約、煩雑性を解消し、統合
化集積回路の構成を簡略化する。 【解決手段】組合せた複数の集積回路の間をつなぐ配線
から外部へテスト用の配線を導出するとともに、テスト
モードの信号入力に応じて複数の集積回路の間の結線を
高インピーダンス化して集積回路間を切り離すことによ
り、統合前の個々の集積回路としての検査設備・ソフト
を用いて、品質確認が実行できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の集積回路を
組合わせて統合した統合化集積回路の試験を容易化する
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路は、微細な構造をもって構成さ
れており製造工程およびその後の取扱いプロセスで欠陥
が発生し混入する可能性があるため、集積回路製品の完
成時、および完成後電子機器に組込み使用されるまでの
工程において、品質不良品や完成後にうけた損傷品をを
排除するため試験、検査が行われている。ところで、電
子機器の小型化や新製品の開発に伴って、既に開発され
ている複数の集積回路を組合せ新たな集積回路として統
合し集積回路に構成する場合があるが、構成する個々の
集積回路を組合せ前と同様に試験、検査することが通常
必要となっている。本発明はこうした場面において、既
に開発されている複数の集積回路に対し保有している検
査設計および検査設備など既存の資源を活用して、統合
化後の集積回路の品質確認の容易化を図る、集積回路の
設計方法を請求しているが、これまでに行ってきた統合
化集積回路の試験、検査方法を、図6の事例で説明す
る。
【0003】図6に例示した統合化集積回路31では、
統合化する前の集積回路5と集積回路6の2つの集積回
路を主な構成要素とし、集積回路5と集積回路6の間は
必要な入出力を伝送する集積回路31内の接続ラインに
より配線、接合する。実際には、図6に明確には図示し
ていないが、統合化集積回路31は半導体基板上に集積
回路5、6およびスイッチング回路SW1、SW2を搭
載し、これらをパッケージ化したものである。
【0004】まず電子機器の一部として作動する場合に
は、外部よりの制御入力で切替え可能なスイッチング回
路SW1、SW2の接続を選択し、集積回路5と集積回
路6の間を統合化集積回路31の内部で直に接続する。
統合化集積回路31の端子e1に入力された信号は、内
部接続ラインL1、L2をとおり、集積回路5に入る。
この信号を基に処理した集積回路5の出力信号は接続ラ
インL4をとおりSW1に入り、端子g1の制御入力に
より選択された接点aを経由して接続ラインL5をへて
集積回路6に入る。つぎに、この信号を基に処理した集
積回路6の出力信号は接続ラインL7をとおりSW2に
入り、h1端子よりの制御入力により選択された接点d
を経由して接続ラインL8をへて端子f1に導出され
る。
【0005】統合化集積回路を構成する個別の集積回路
を試験する場合には、前述のスイッチング回路SW1、
SW2の接続を選択し、集積回路5または集積回路6を
個別に独立させ、個々の集積回路の端子を外部へ導出で
きるように内部の接続ラインを接続する。集積回路5の
試験時には、統合化集積回路31の端子e1に入力され
た試験用信号は、内部接続ラインL1、L2をとおり、
集積回路5に入る。この信号を基に処理した集積回路5
の出力信号は接続ラインL6をとおり、SW2に入り、
h1端子よりの制御入力により選択された接点cを経由
して接続ラインL8をへて端子f1に導出される。な
お、集積回路5の出力は同時に接続ラインL4をへてS
W1の接点aに接続されるが、端子g1の制御入力によ
り接点bが選択されているので、集積回路6による影響
はうけない。
【0006】集積回路6の試験時には、統合化集積回路
31の端子e1に入力された試験用信号は、内部接続ラ
インL1、L9、SW1の接点bに入る。端子g1の制
御入力により接点bを選択することにより、端子e1の
入力は接続ラインL5をとおり、集積回路6に入力され
る。この信号を基に処理した集積回路6の出力信号は接
続ラインL7をとおり、SW2に入り、h1端子よりの
制御入力により選択された接点dを経由し、接続ライン
L8をへて端子f1に導出される。なお、集積回路5の
出力は同時に接続ラインL6をへてSW1の接点cに導
出されるが、端子h1の制御入力により接点dが選択さ
れているので、集積回路5に対し影響を及ぼさない。
【0007】このように、スイッチング回路SW1、S
W2の接続を選択することにより、集積回路5および集
積回路6を個別に試験することができる。なお、図6で
は概念図のため接続ラインは一組の入出力接続ラインと
したが、通常用いられる集積回路5と集積回路6の間に
複数の接続ラインが存在し同時にスイッチング回路で選
択され、組合せ前の集積回路として試験される。スイッ
チング制御のg1、h1の制御入力は、集積回路それぞ
れの複数の制御点に対して共通した入力端子より配設で
きる。
【0008】図6の方法で統合化する場合は、集積回路
5および集積回路6の間を結ぶ接続ライン線に加えて、
試験時にのみ用いられる接続ラインL6、L9の配線が
必要となる。集積回路間には通常これらの配線が複数組
用いられるので、統合化された集積回路の内部配線を輻
輳させ、集積回路の設計を煩雑なものとさせている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電子機器製品の矮小化
や配線設計の簡略化などを目的に、従来プリント基板上
の回路に装着されていた複数の集積回路を、半導体基板
上に統合化することが行われているが、この複数の集積
回路が既存の製品である場合に、更めて検査設計および
検査装置を準備するのではなく、個別の集積回路につい
てそれまでに有している「検査設計および検査設備」を
活用するようにして、工期、生産準備コスト、検査工程
での新たなバグの発生防止が図られている。個別の集積
回路についての「検査設計および検査設備」を活用する
ために、従来は図5に例示した集積回路の統合化手法を
用いて、統合化集積回路内の個別の集積回路を試験でき
るようにしてきたが、前述のごとく統合化集積回路内で
の接続ラインやスイッチング回路が輻輳し実施上の困難
性が生じる場合があった。そこで、このような複数の集
積回路を統合する場合であっても、設計上の制約を軽減
する手法の開発が課題となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するもので、第1の手段としては、複数の集積回路
をその内部に統合化した統合化集積回路において、少な
くとも2つの集積回路(1,2)の間に設けられ入出力
信号を伝送する接続ライン(L2)と、前記複数の集積
回路(1,2)に各々接続され、各集積回路(1,2)
を外部から高インピーダンス化するためのテスト端子
(u1,v1)とを設け、試験に際しては、前記複数の
集積回路(1,2)のうち少なくとも1つの集積回路
を、前記外部から前記テスト端子(u1,v1)を介し
て入力されたテスト信号により高インピーダンス化し、
他方の集積回路から入出力される信号を前記接続ライン
(L4)を介して前記外部へ出力して、試験できるよう
に構成する。
【0011】第2の手段としては、複数の集積回路をそ
の内部に統合化した統合化集積回路において、少なくと
も2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入出力信号
を伝送する複数の接続ライン(L3,L8,L81)
と、前記複数の集積回路(3,4)に各々接続され、各
々の集積回路(3,4)を外部からのテスト信号により
高インピーダンス化するためのテスト端子(u2,v
2)と、前記外部と前記集積回路(3,4)との間で伝
送される信号を入出力するための少なくとも2つの第
1,第2の入出力端子(t2,s2)とを備え、試験に
際しては、前記接続ライン(L3,L8,L81)のう
ち一方の接続ライン(L8,L81)は一方の集積回路
(4)から第1の入出力端子(t2)を介して外部へ延
長され、更に第2の入出力端子(s2)を介して他方の
集積回路(3)へ接続されたものであって、前記複数の
集積回路(3,4)のうち、少なくとも1つの集積回路
を外部から前記テスト端子(u2,v2)を介して入力
したテスト信号により高インピーダンス化し、他方の集
積回路から入出力される信号を前記延長された接続ライ
ン(L81)を介して外部へ出力して、試験できるよう
に構成する。
【0012】第3の手段としては、複数の集積回路をそ
の内部に統合化した統合化集積回路において、少なくと
も2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入出力信号
を伝送する接続ライン(L3,L8,L81)と、前記
複数の集積回路(3,4)に各々接続され、各集積回路
(3,4)を外部からのテスト信号により高インピーダ
ンス化するためのテスト端子(u2,v2)と、前記外
部と前記集積回路(3,4)との間で伝送される信号を
入出力するための少なくとも3つの入出力端子(k2,
s2,t2)とを備え、試験に際しては、前記接続ライ
ン(L3,L8,L81)のうち一方の接続ライン(L
8,L81)は一方の集積回路(4)から第1の入出力
端子(t2)を介して外部へ延長され、更に第2の入出
力端子(s2)を介して他方の集積回路(3)へ接続さ
れ、他方の接続ライン(L3)は第3の入出力端子(k
2)を介して接続されたものであって、前記複数の集積
回路(3,4)のうち、少なくとも1つの集積回路を外
部から前記テスト端子(u2,v2)を介して入力され
たテスト信号により高インピーダンス化し、他方の集積
回路から入出力される信号を、前記延長された接続ライ
ン(L81)から、又は/及び前記他方の接続ライン
(L3)を介して前記第3の入出力端子(k2)を介し
て出力して、試験できるように構成する。
【0013】第4の手段としては、複数の集積回路をそ
の内部に統合化した統合化集積回路において、少なくと
も2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入出力信号
を伝送する接続ライン(L3,L31,L8,L81)
と、前記複数の集積回路(3,4)に各々接続され、各
集積回路(3,4)を外部からのテスト信号により高イ
ンピーダンス化するためのテスト端子(u2,v2)
と、前記外部と前記集積回路(3,4)との間で伝送さ
れる信号を入出力するための少なくとも4つの第1,第
2の入出力端子(t2,s2)及び第1,第2の入出力
端子(z2,y2)とを備え、試験に際しては、前記接
続ライン(L3,L31,L8,L81)のうち一方の
接続ライン(L8,L81)は一方の集積回路(4)か
ら第1の入出力端子(t2)を介して外部へ延長され、
更に第2の入出力端子(s2)を介して他方の集積回路
(3)へ接続され、他方の接続ライン(L3,L31)
は他方の集積回路(3)から第4の入出力端子(y2)
を介して外部へ延長され、さらに第3の入出力端子(z
2)を介して一方の集積回路(4)へ接続されたもので
あって、前記複数の集積回路(3,4)のうち、少なく
とも1つの集積回路を外部から前記テスト端子(u2,
v2)を介して入力したテスト信号により高インピーダ
ンス化し、他方の集積回路から入出力される信号を、前
記延長された接続ライン(L81,L31)を介して外
部へ出力して、試験できるように構成する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1の実施例を示す。図1において、統
合化集積回路11は複数の集積回路1、および集積回路
2を統合した構成であって、集積回路1、または集積回
路2にはテストモード入力端子u1またはv1からの信
号により高インピーダンス化する回路を有している。集
積回路1は、接続ラインL1をへて外部入力端子m1、
および外部出力端子p1への接続を有し、集積回路2と
の入力および出力接続を接続ラインL2を介して有して
いる。同時に、接続ラインL2は接続ラインL4を介し
て外部入出力端子k1、r1への接続を有している。集
積回路2は、集積回路1との入力および出力接続を接続
ラインL2を介して有するとともに、接続ラインL2、
接続ラインL4をへて外部入出力端子k1、r1への接
続、さらに接続ラインL3をへて外部入力端子q1、お
よび外部出力端子n1への接続を有している。なお、接
続ラインL1、接続ラインL2、接続ラインL3は通常
の信号処理をするために設けられたものであり、接続ラ
インL4は試験用の信号処理と通常の信号処理とを兼ね
ているものである。
【0015】集積回路1は、テストモードの入力により
高インピーダンス化するための信号端子u1との接続
を、接続ラインL5を介して有している。集積回路2
は、テストモードの入力により高インピーダンス化する
ための信号端子v1との接続を、接続ラインL6を介し
て有している。なお、図1では代表例での説明とし、集
積回路1および集積回路2の間の、および外部との複数
の接続ラインのうち、入力と出力の方向(矢印で示す)
ごとにそれぞれ一組の接続ラインを選んでいる。
【0016】以上図1に示した接続ラインとすることに
より、従来例として図5に示した接続ラインの配設の煩
雑さは軽減されている。つぎに、図2により本発明の第
1の実施例の統合化集積回路を試験する際の、動作を説
明する。統合化集積回路の信号端子u1よりテストモー
ド信号が入力されると、集積回路1が高インピーダンス
化され、集積回路1は集積回路2に対して図2で点線で
模したように絶縁状態となる。外部端子k1および外部
端子q1から入力された試験用信号は、接続ラインL
4、接続ラインL2および接続ラインL3を介して集積
回路2に入力される。この信号に基づき集積回路2によ
り処理された出力信号は、接続ラインL2、接続ライン
L4および接続ラインL3を介して、外部端子r1、外
部端子n1に流れる。この信号を外部で検査することに
より集積回路2が異常か否かが分かる。なお、入出力の
信号数は一部に限定し、例えば接続ラインL2、接続ラ
インL4、外部端子k1、外部端子r1のみで信号の入
出力を行うようにしてもよい。
【0017】また、統合化集積回路にテストモード信号
が信号端子v1より入力されると集積回路2を高インピ
ーダンス化され、集積回路2は集積回路1に対して絶縁
された状態となる。外部端子r1、外部端子m1から入
力された試験用信号は、接続ラインL4、接続ラインL
2、接続ラインL1 を介して集積回路1に入る。この信
号に基づき集積回路1より処理された出力信号は接続ラ
インL2、接続ラインL4および接続ラインL3を介し
て外部端子k1、外部端子p1に流れる。この信号を外
部で検査することにより、集積回路1が異常か否かが分
かる。なお、入出力の信号数は一部に限定し、例えば接
続ラインL2、接続ラインL4、外部端子k1、外部端
子r1のみで信号の入出力を行うようにしてもよい。こ
のように、接続ラインL4は1つのラインで入出力経路
を兼用している。
【0018】なお、集積回路を高インピーダンス化する
方法について詳細に説明する。図3(a)は集積回路1
の内部構成図である。集積回路2も集積回路1と同様の
構成とし、説明を省略する。集積回路1には、端子u1
からテストモード信号が入力される端子C、信号を入出
力するIN端子、OUT端子を備え、その内部には入力
した信号を処理し、さらに処理後の信号を出力端子OT
から出力する信号処理部101、出力端子OTおよび前
記端子Cからの信号を入力し、高インピーダンス化を施
す出力制御部102を備えている。
【0019】出力制御部102はアンド回路、オア回
路、Pchトランジスタ、Nchトランジスタ等から構
成された論理回路であり、その入出力の関係は図3
(b)に示されるような論理となっている。なお、図中
の「Z」は高インピーダンスを示しており、本図に示さ
れるように端子Cのレベルが「L」の場合は信号処理が
なされた出力端子OTのレベルがそのまま出力端子Xに
出力される。また、端子Cのレベルが「H」の場合は信
号処理がなされた出力端子OTのレベルに係わらず出力
端子Xに高インピーダンスが現れ、信号処理部101か
らの信号が無効化される。
【0020】このように、端子Cのレベルが「H」とな
ると、テストモード信号が入力され、高インピーダンス
化されたことになる。以上、高インピーダンス化した上
でこのようにアクセス可能としたので、構成を簡略化し
て集積回路1あるいは集積回路2を個別に試験できる。
また、接続ラインL4の出力信号を検出しているので、
集積回路間の通信状態の検査を行うことができる。
【0021】以上の実施例では、接続ラインL4と外部
端子k1、外部端子r1を基板の上に備えているものと
しているが、より構成を簡略化するために、接続ライン
L4外部端子k1、外部端子r1をなくし、統合化集積
回路11をパッケージングする前に、直接試験用のピン
を接続ラインL2に当接させ、このピンから接続ライン
L1、あるいは接続ラインL2の出力信号を検出するよ
うにしてもよい。
【0022】つぎに、図4に本発明の第2の実施例を示
す。統合化集積回路21は、複数の集積回路3、および
集積回路4を統合した構成であって、集積回路3、また
は集積回路4にはテストモード入力端子u2またはv2
からの信号により高インピーダンス化する回路を有して
いる。集積回路3は、接続ラインL1をへて外部入力端
子m2、および外部出力端子p2への接続を有し、集積
回路4への出力接続を接続ラインL3を介して有してい
るとともに、接続ラインL3は接続ラインL2を介して
外部入出力端子k2への接続を有している。一方で、集
積回路4の出力を集積回路3に入力する接続は、集積回
路4より接続ラインL8、外部端子t2、統合化集積回
路の外にある接続ラインL81、外部端子s2、接続ラ
インL8を経由して、集積回路3に至る接続経路を有し
ている。
【0023】また、集積回路3はテストモードの入力に
より高インピーダンス化するための信号端子u2との接
続を接続ラインL5を介して有している。集積回路4
は、テストモードの入力により高インピーダンス化する
ための信号端子v2との接続を接続ラインL6を介して
有している。このように構成することにより、従来例と
して図6に示した接続ラインの配設が容易化される。
【0024】つぎに、図4の本発明の第2の実施例の統
合化集積回路を試験する際の、動作を説明する。統合化
集積回路の信号端子u2よりテストモード信号が入力さ
れると、集積回路3が高インピーダンス化されるので、
集積回路3は集積回路4に対して絶縁状態となる。外部
端子k2および外部端子q2から入力された試験用信号
は、接続ラインL2、接続ラインL3および接続ライン
L4を介して集積回路4に入力される。この信号に基づ
き集積回路4により処理された出力信号は、接続ライン
L8および接続ラインL4を介して、外部端子t2(お
よび接続ラインL81)、外部端子n2に流れる。この
信号を外部で検査することにより集積回路4が異常か否
かが分かる。なお、入出力の信号数は一部に限定し、例
えば接続ラインL2、接続ラインL3、接続ラインL
8、外部端子k2、外部端子t2のみで信号の入出力を
行うようにしてもよい。また、統合化集積回路にテスト
モード信号が信号端子v2より入力されると集積回路4
が高インピーダンス化され、集積回路4は集積回路3に
対して絶縁された状態となる。外部端子s2、外部端子
m2から入力された試験用信号は、接続ラインL8、接
続ラインL1を介して集積回路3に入る。この信号に基
づき集積回路3より処理された出力信号は接続ラインL
3、接続ラインL2および接続ラインL1を介して外部
端子k2、外部端子p2に流れる。この信号を外部で検
査することにより、集積回路3が異常か否かが分かる。
なお、入出力の信号数は一部に限定し、例えば接続ライ
ンL3、接続ラインL2を介して外部端子k2、接続ラ
インL8を介して外部端子s2のみで信号の入出力を行
うようにしてもよい。
【0025】なお、集積回路を高インピーダンス化する
方法は、上述した図3(a),(b)と同じであるため
説明を省略する。以上のように、事例では高インピーダ
ンス化した上でこのようにアクセス可能として、構成を
簡略化して集積回路3あるいは集積回路4を個別に試験
できる。また、接続ラインL2の出力信号を検出してい
るので、集積回路間の通信状態の検査を行うことができ
る。また、接続ラインL81は常時外部に露出している
ため、統合化集積回路21の実装後においても、試験を
行うことができる。
【0026】つぎに、図5に本発明の第2の実施例の変
形例を示す。本例では第2実施例の接続ラインL3を統
合化集積回路21から外部へ露出させるようにした例で
ある。統合化集積回路21は、複数の集積回路3、およ
び集積回路4を統合した構成であって、集積回路3、ま
たは集積回路4にはテストモード入力端子u2またはv
2からの信号により高インピーダンス化する回路を有し
ている。集積回路3は、接続ラインL1をへて外部入力
端子m2、および外部出力端子p2への接続を有し、集
積回路4への入出力接続となる接続ラインL3,L8を
介して外部入力端子s2、外部出力端子y2への接続を
有している。さらに、この入力端子s2、外部出力端子
y2からは統合化集積回路の外にある接続ラインL8,
L31、外部端子z2および外部端子t2、接続ライン
L8,L3を経由して、集積回路4に至る接続経路とな
っている。集積回路4は、さらに接続ラインL4を介し
て外部端子q2からの入力、外部端子n2への出力を接
続し、外部端子z2および外部端子t2と合わせて統合
化集積回路の外部からアクセスを可能としている。
【0027】また、集積回路3はテストモードの入力に
より高インピーダンス化するための信号端子u2との接
続を接続ラインL5を介して有している。集積回路4
は、テストモードの入力により高インピーダンス化する
ための信号端子v2との接続を接続ラインL6を介して
有している。このように構成することも、従来例として
図6に示した接続ラインの配設の支障の解消を図る手段
である。
【0028】つぎに、図5の本発明の第2の実施例の変
形例の統合化集積回路を試験する際の、動作を説明す
る。統合化集積回路の信号端子u2よりテストモード信
号が入力されると、集積回路3が高インピーダンス化さ
れ、集積回路3は集積回路4に対して絶縁状態となる。
外部端子z2および外部端子q2から入力された試験用
信号は、接続ラインL3および接続ラインL4を介して
集積回路4に入力される。この信号に基づき集積回路4
により処理された出力信号は、接続ラインL8および接
続ラインL4を介して、外部端子t2(および接続ライ
ンL81)、外部端子n2に流れる。この信号を外部で
検査することにより集積回路4が異常か否かが分かる。
なお、入出力の信号数は一部に限定し、例えば接続ライ
ンL8,L3、外部端子z2、外部端子t2のみで信号
の入出力を行うようにしてもよい。
【0029】また、統合化集積回路にテストモード信号
が信号端子v2より入力されると、集積回路4が高イン
ピーダンス化され、集積回路4は集積回路3に対して絶
縁された状態となる。外部端子s2、外部端子m2から
入力された試験用信号は、接続ラインL8、接続ライン
L1を介して集積回路3に入る。この信号に基づき集積
回路3より処理された出力信号は接続ラインL3、およ
び接続ラインL1を介して外部端子y2(および接続ラ
インL31)、外部端子p2に流れる。この信号を外部
で検査することにより、集積回路3が異常か否かが分か
る。なお、入出力の信号数は一部に限定し、例えば接続
ラインL8,L3を介して外部端子s2、外部端子y2
のみで信号の入出力を行うようにしてもよい。
【0030】なお、集積回路を高インピーダンス化する
方法は、上述した図3(a),(b)と同じであるため
その説明を省略する。以上のように、事例では高インピ
ーダンス化した上でこのようにアクセス可能としたの
で、構成を簡略化して集積回路3あるいは集積回路4を
個別に試験できる。また、接続ラインL81,L31は
常時外部に露出しているため、統合化集積回路21の実
装後においても集積回路間の通信状態の試験を行うこと
ができる。
【0031】なお、図1、図4、図5において、構成す
る集積回路のポートが既に高インピーダンスである場合
には、その部分に対して更めて高インピーダンス化制御
回路をつけ加えなくともよい。
【0032】
【発明の効果】複数の集積回路を統合した統合化集積回
路の設計において、構成する集積回路を個別に高インピ
ーダンス化し個別に検査できるようアクセス可能とした
ので、従来のように試験用のスイッチング回路を必要と
せず、統合化集積回路内の接続ラインや入出力端子の配
設、集積回路外の配線上の制約を解消し、統合化集積回
路の構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の統合化集積回路の接続を
示す説明図である。
【図2】本発明の高インピーダンス化による作用の説明
図である。
【図3】(a)集積回路1の内部構成を示す説明図であ
る。 (b)集積回路1のフアンクシヨン テーブルである。
【図4】本発明の第2実施例の統合化集積回路の接続を
示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の変形例である統合化集積
回路の接続を示す説明図である。
【図6】従来の統合化集積回路の接続を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 ・・・・統合化集積回路 1、2 ・・・・集積回路 L1,L2,L3,L4,L5,L6,L8 ・・・・接続ライン L31,L81 ・・・・統合化集積回路の外部に設けた接続ラ
イン m1,q1 ・・・・入力端子 n1,p1 ・・・・出力端子 k1,r1 ・・・・試験用入出力端子 u1,v1 ・・・・高インピーダンス化信号端子 SW1,SW2 ・・・・スイッチング回路 a,b,c,d ・・・・スイッチング回路接点 L10,L11 ・・・・スイッチング回路の制御入力の接続ラ
イン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の集積回路をその内部に統合化した
    統合化集積回路において、 少なくとも2つの集積回路(1,2)の間に設けられ入
    出力信号を伝送する接続ライン(L2)と、前記複数の
    集積回路(1,2)に各々接続され、各集積回路(1,
    2)を外部から高インピーダンス化するためのテスト端
    子(u1,v1)と、 前記複数の集積回路(1,2)のうち、少なくとも1つ
    の集積回路を前記外部から前記テスト端子(u1,v
    1)を介して入力されたテスト信号により高インピーダ
    ンス化し、他方の集積回路から入出力される信号を前記
    接続ライン(L4)を介して前記外部へ出力してなるこ
    とを特徴とする統合化集積回路。
  2. 【請求項2】 複数の集積回路をその内部に統合化した
    統合化集積回路において、 少なくとも2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入
    出力信号を伝送する複数の接続ライン(L3,L8,L
    81)と、前記複数の集積回路(3,4)に各々接続さ
    れ、各々の集積回路(3,4)を外部からのテスト信号
    により高インピーダンス化するためのテスト端子(u
    2,v2)と、前記外部と前記集積回路(3,4)との
    間で伝送される信号を入出力するための少なくとも2つ
    の第1,第2の入出力端子(t2,s2)とを備え、 前記接続ライン(L3,L8,L81)のうち一方の接
    続ライン(L8,L81)は一方の集積回路(4)から
    第1の入出力端子(t2)を介して外部へ延長され、更
    に第2の入出力端子(s2)を介して他方の集積回路
    (3)へ接続されたものであって、前記複数の集積回路
    (3,4)のうち、少なくとも1つの集積回路を外部か
    ら前記テスト端子(u2,v2)を介して入力したテス
    ト信号により高インピーダンス化し、他方の集積回路か
    ら入出力される信号を前記延長された接続ライン(L8
    1)を介して外部へ出力してなることを特徴とする統合
    化集積回路。
  3. 【請求項3】 複数の集積回路をその内部に統合化した
    統合化集積回路において、 少なくとも2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入
    出力信号を伝送する接続ライン(L3,L8,L81)
    と、前記複数の集積回路(3,4)に各々接続され、各
    集積回路(3,4)を外部からのテスト信号により高イ
    ンピーダンス化するためのテスト端子(u2,v2)
    と、前記外部と前記集積回路(3,4)との間で伝送さ
    れる信号を入出力するための少なくとも3つの入出力端
    子(k2,s2,t2)とを備え、 前記接続ライン(L3,L8,L81)のうち一方の接
    続ライン(L8,L81)は一方の集積回路(4)から
    第1の入出力端子(t2)を介して外部へ延長され、更
    に第2の入出力端子(s2)を介して他方の集積回路
    (3)へ接続され、他方の接続ライン(L3)は第3の
    入出力端子(k2)を介して接続されたものであって、 前記複数の集積回路(3,4)のうち、少なくとも1つ
    の集積回路を外部から前記テスト端子(u2,v2)を
    介して入力されたテスト信号により高インピーダンス化
    し、他方の集積回路から入出力される信号を、前記延長
    された接続ライン(L81)から、又は/及び前記他方
    の接続ライン(L3)を介して前記第3の入出力端子
    (k2)を介して出力してなることを特徴とする統合化
    集積回路。
  4. 【請求項4】 複数の集積回路をその内部に統合化した
    統合化集積回路において、 少なくとも2つの集積回路(3,4)の間に設けられ入
    出力信号を伝送する接続ライン(L3,L31,L8,
    L81)と、前記複数の集積回路(3,4)に各々接続
    され、各集積回路(3,4)を外部からのテスト信号に
    より高インピーダンス化するためのテスト端子(u2,
    v2)と、前記外部と前記集積回路(3,4)との間で
    伝送される信号を入出力するための少なくとも4つの第
    1,第2の入出力端子(t2,s2)及び第1,第2の
    入出力端子(z2,y2)とを備え、 前記接続ライン(L3,L31,L8,L81)のうち
    一方の接続ライン(L8,L81)は一方の集積回路
    (4)から第1の入出力端子(t2)を介して外部へ延
    長され、更に第2の入出力端子(s2)を介して他方の
    集積回路(3)へ接続され、他方の接続ライン(L3,
    L31)は他方の集積回路(3)から第4の入出力端子
    (y2)を介して外部へ延長され、さらに第3の入出力
    端子(z2)を介して一方の集積回路(4)へ接続され
    たものであって、 前記複数の集積回路(3,4)のうち、少なくとも1つ
    の集積回路を外部から前記テスト端子(u2,v2)を
    介して入力したテスト信号により高インピーダンス化
    し、他方の集積回路から入出力される信号を、前記延長
    された接続ライン(L81,L31)を介して外部へ出
    力してなることを特徴とする統合化集積回路。
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