JPH1038365A - 浴槽湯張り装置及び浴槽湯の保温装置 - Google Patents
浴槽湯張り装置及び浴槽湯の保温装置Info
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Abstract
て、湯水混合弁・温度センサ・制御装置などの部品の故
障あるいは異常状態時に浴槽内に高温の湯が給湯されて
しまうのを防止する。 【解決手段】 湯水混合弁12の出口側にメカニカル式
の温度過昇防止器30aを設け、この温度過昇防止器3
0aの動作時に、電源回路を強制遮断することにより湯
張り動作が停止されるようにした。また循環回路内にメ
カニカル式の温度過昇防止器30bを設け、この温度過
昇防止器30bの動作時に、電源回路を強制遮断するこ
とにより保温動作が停止されるようにした。
Description
及び浴槽湯の保温装置における部品の故障あるいは異常
時の火傷防止に関するものである。
の構成図を図3に、その制御ブロック図を図4を示す。
図3及び図4において、1は循環保温機能付浴槽湯張り
装置本体、2は浴槽である。3は浴槽湯張り装置本体1
から浴槽2への往き配管、4は浴槽2から浴槽湯張り装
置本体1への戻り配管、5は往き配管3と戻り配管4を
浴槽2と接続する湯張り口で、往き配管3と戻り配管4
により浴槽湯の循環を行う。6は往き配管3と戻り配管
4を通して浴槽2内の湯を循環させる循環ポンプ、7は
循環の切り換えを行う循環二方弁、8はゲージ圧を測定
することで浴槽2内の水位を測定する水位センサ、9は
浴槽2内の湯を昇温する加熱装置としてのヒーターであ
る。
から湯を給湯する給湯配管、11は水道等から水を給水
する給水配管、12は給湯配管10からの湯と給水配管
11からの水を適温に混合する湯水混合弁、13は湯水
混合弁12で混合された湯を浴槽2に給湯したり給湯を
停止させたりする電磁弁、14は湯水混合弁12の混合
湯温を読みとる温度センサA、15は浴槽2内の湯温を
読みとる温度センサB、16は給湯配管10へ湯を供給
する給湯装置である。また、20は浴槽2内の設定温度
等の入力を行うリモコン、21は前記温度センサA1
4,温度センサB15,リモコン20,水位センサ8な
どの値を読みとって湯水混合弁12,循環ポンプ6,循
環二方弁7,ヒーター9,電磁弁13などを制御する制
御装置、22は電源、23は電源供給ラインである。
チャートに従って説明する。まず湯張り開始(S81)
すると、S82に進む。S82では、リモコン20であ
らかじめ設定された設定温度になるように制御装置21
は湯水混合弁12を制御する。ここで必要に応じて、温
度センサA14の入力値により、湯水混合弁12にフィ
ードバックをかける。
方弁7と電磁弁13を開き、往き配管3と戻り配管4の
両方から給湯を行う。次にS84に進む。S84では、
一定時間経過するまで待つタイマーになっている。一定
時間経過後、S85に進む。S85では、循環二方弁7
を閉じ、往き配管3のみで給湯を行う。次にS86に進
む。S86では、水位センサ8により浴槽2内の水位を
測定し、設定水位になったか確認する。水位センサ8で
浴槽2内の水位が適当な水位になったことを検出する
と、S87に進み、電磁弁13を閉じ、S88で湯張り
を終了する。
フローチャートに従って説明する。まず自動保温開始
(S91)すると、S92に進む。S92では、循環ポ
ンプ6を動作させ、浴槽2内の湯を戻り配管4から引き
込む。次に、S93に進む。S93では、戻り配管4に
取り付けられた温度センサB15の値とあらかじめリモ
コン20で設定されている浴槽2内の湯の設定温度Tを
比較する。ここで、前記温度センサB15の温度TB
は、浴槽2内の現在湯温である。ここで、TB ≧Tの場
合は、S97に進み、保温動作を行わないで循環ポンプ
6を停止して終了する。TB <Tの場合は、S94に進
む。S94では、ヒーター9に通電して、浴槽2内の湯
を循環しながら昇温させる。
度センサB15の温度TB と設定温度Tを比較する。T
B <Tの場合は、S94に戻る。TB ≧Tの場合は、沸
き上がったと判断し、S96に進む。S96では、ヒー
ター9への通電を停止させ、浴槽2内の湯の昇温を終了
させ、S97に進む。S97では、循環ポンプ6を停止
させ、保温動作を終了する。
内への湯張りは、湯水混合弁12で設定温度を決定し、
温度センサA14の値をフィードバックして制御装置2
1は浴槽2への適温湯張りを行うため、万一、湯水混合
弁12が故障したり、温度センサA14が故障したり、
制御装置21に異常(マイコン暴走等)が発生した場
合、浴槽2に高温の湯が出湯される心配がある。
槽2の湯を循環させながら、制御装置21を介して温度
センサB15の値により加熱装置9の動作を制御して、
浴槽2内の湯の保温を行うため、万一、温度センサB1
5が故障したり、制御装置21に異常(マイコン暴走
等)が発生した場合、ヒーター9に通電されっぱなしに
なってしまい、高温の湯が出湯される心配がある。
ためになされたもので、万一の故障や異常発生時におい
ても高温出湯を防ぐことを目的とする。
は、湯水混合弁を有し、水とお湯を混合して適温の湯を
浴槽に湯張りする浴槽湯張り装置において、湯水混合弁
の出口側に温度過昇防止器を設け、この温度過昇防止器
が動作したとき、装置本体の電源回路を強制遮断するよ
うにしたものである。
度過昇防止器を制御装置とは無関係に動作するメカニカ
ル式の温度過昇防止器で構成したものである。
への往き配管及び浴槽からの戻り配管を有した循環回路
と、この循環回路内に浴槽湯を循環させるための循環ポ
ンプと加熱装置を有した浴槽湯の保温装置において、循
環回路内に温度過昇防止器を設け、この温度過昇防止器
が動作したとき、装置本体の電源回路を強制遮断するよ
うにしたたものである。
記温度過昇防止器を制御装置とは無関係に動作するメカ
ニカル式の温度過昇防止器で構成したものである。
説明する。図1は本発明の実施の形態1を示す構成図で
ある。図2は本発明の実施の形態1を示す制御ブロック
図である。図1及び図2において、従来の技術で示した
図3及び図4と同一のところは同じ符号を付し、詳細な
説明は省略する。30aは湯水混合弁12の出湯側近傍
の配管に取り付けられた温度過昇防止器Aで、給湯装置
16から供給される湯の温度よりも若干低い温度で動作
する。30bはヒーター9と往き配管3の間に取り付け
られた温度過昇防止器Bである。ここで、温度過昇防止
器30a,30bは、電源供給ライン23に直列に接続
されており、制御装置21とは無関係に動作するメカニ
カル式のバイメタルサーモスタットを使用している。
る。基本的な湯張り動作及び保温動作は、従来の技術で
示したフローチャート図5及び図6と同じであるため、
説明は省略する。図5での動作S82の湯水混合弁12
が故障した場合の動作について説明する。湯水混合弁1
2は、給湯配管10と給水配管11から供給される湯及
び水を混合して適温水を浴槽2内に給湯する。ここで、
浴槽2の適温給湯を考えると、一般的に35〜48℃の
範囲で給湯できれば十分であるといえる。ところが、湯
水混合弁12が故障して、湯と水が混合できず、湯だけ
しか出てこないような状況が発生すると、湯水混合弁1
2の出湯側から高温の湯が出てくる。すると、湯水混合
弁12の出湯側近傍に取り付けられた温度過昇防止器A
30aが動作してその接点が開状態となり、電源供給ラ
イン23を開放して装置本体1の電源回路を強制的に遮
断する。
に故障または異常発生が生じた場合も同様に温度過昇防
止器A30aが動作してその接点が開状態となり、電源
供給ライン23を強制的に遮断する。電源供給ライン2
3を開放して装置本体1の電源回路を強制的に遮断する
ことにより、電磁弁13が閉となり、浴槽2への給湯が
停止される。なお、温度過昇防止器A30aは制御装置
とは無関係に動作するメカニカル式のものを使用してい
るため、一度動作して接点が開放されると、その状態を
そのまま維持し、再セットされるまで、安全を確保す
る。
5が故障した場合の動作について説明する。温度センサ
B15が故障すると、ヒーター9が通電されっぱなしに
なってしまうことがある。このような状態が発生すると
温度上昇がおき、循環回路内に設けられた温度過昇防止
器B30bが動作してその接点が開状態となり、電源供
給ライン23を強制的に開放する。電源供給ライン23
を開放することにより、装置本体1の電源回路を遮断し
てヒーター9への通電が停止状態となり、浴槽湯の保温
動作が停止される。
よれば、湯水混合弁に故障又は異常が発生し、高温湯が
直接給湯されるような事態が生じた場合、電源回路を遮
断して電磁弁を閉じて給湯を停止するので、火傷のおそ
れのない湯張り装置を得ることができる。
温度過昇防止器Aは制御装置とは無関係に動作するメカ
ニカル式のものを使用しているため、一度動作して接点
が開放されると、その状態を維持し、再セットされるま
で、安全を確保する保温装置を得ることができる。
度センサ、制御装置に故障又は異常が発生し、加熱装置
に通電されっぱなしになるような事態が生じた場合、電
源回路を遮断して加熱装置への通電を遮断するので、火
傷のおそれのない保温装置を得ることができる。
温度過昇防止器Aは制御装置とは無関係に動作するメカ
ニカル式のものを使用しているため、一度動作して接点
が開放されると、その状態を維持し、再セットされるま
で、安全を確保する保温装置を得ることができる。
である。
る。
戻り配管、5 湯張り口、6 循環ポンプ、7 循環
二方弁、8 水位センサ、9 ヒーター、10給湯配
管、11 給水配管、12 湯水混合弁、13 電磁
弁、14 温度センサA、15 温度センサB、16
給湯装置、21 制御装置、22 電源、23 電源供
給ライン、30a 温度過昇防止器A、30b 温度過
昇防止器B。
Claims (4)
- 【請求項1】 給湯装置からのお湯と水源からの水を混
合し、適温の水にする湯水混合弁を有し、水とお湯を混
合して適温の湯を浴槽に湯張りする浴槽湯張り装置にお
いて、前記湯水混合弁の出口側に温度過昇防止器を設
け、この温度過昇防止器が動作したとき、装置本体の電
源回路を強制遮断することを特徴とする浴槽湯張り装
置。 - 【請求項2】 上記温度過昇防止器は、制御装置の動作
とは無関係に動作するメカニカル式の温度過昇防止器で
構成したことを特徴とする請求項1記載の浴槽湯張り装
置。 - 【請求項3】 浴槽への往き配管及び浴槽からの戻り配
管を有した循環回路と、この循環回路内に浴槽湯を循環
させるための循環ポンプと加熱装置を有した浴槽湯の保
温装置において、前記循環回路内に温度過昇防止器を設
け、この温度過昇防止器が動作したとき、装置本体の電
源回路をを強制遮断することを特徴とする浴槽湯の保温
装置。 - 【請求項4】 上記温度過昇防止器は、制御装置の動作
とは無関係に動作するメカニカル式の温度過昇防止器で
構成したことを特徴とする請求項3記載の浴槽湯の保温
装置。
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Publications (2)
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ID=16310001
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Country | Link |
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JP (1) | JP3317149B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051821A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和装置 |
EP2461555A1 (en) * | 2009-07-31 | 2012-06-06 | Nec Corporation | Line accommodating device and temperature control method |
JP2013224766A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Rinnai Corp | 貯湯式の給湯装置 |
CN106979621A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-07-25 | 浙江大学 | 一种智能数字控温节水淋浴装置 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19355596A patent/JP3317149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007051821A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和装置 |
EP2461555A1 (en) * | 2009-07-31 | 2012-06-06 | Nec Corporation | Line accommodating device and temperature control method |
EP2461555A4 (en) * | 2009-07-31 | 2013-01-02 | Nec Corp | LINE ADAPTATION DEVICE AND TEMPERATURE CONTROL METHOD |
JP2013224766A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Rinnai Corp | 貯湯式の給湯装置 |
CN106979621A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-07-25 | 浙江大学 | 一种智能数字控温节水淋浴装置 |
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