JP2013224766A - 貯湯式の給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯湯式の給湯装置において、異常が生じた場合に高温の温水が給湯されることを防止又は低減する。
【解決手段】 給湯装置は、温水を貯める貯湯手段と、貯湯手段の温水を加熱する第1熱源と、貯湯手段の温水を給湯箇所へ送る給湯経路と、給湯経路を流れる温水に加水する水混合弁と、給湯経路を流れる温水を加熱する第2熱源と、第2熱源をバイパスするバイパス経路と、バイパス経路に設けられた第1電気的駆動弁と、給湯経路のバイパス経路と並行する区間に設けられた第2電気的駆動弁と、第1及び第2の電気的駆動弁を制御する制御手段とを備えている。この制御手段は、水混合弁の異常が検出されたときに、第1及び第2電気的駆動弁の両者を閉鎖する。
【選択図】図2

Description

ここで開示する技術は、貯湯式の給湯装置に関する。
特許文献1、2に、貯湯式の給湯装置が開示されている。これらの給湯装置は、温水を貯める貯湯手段と、貯湯手段の温水を加熱する第1熱源と、貯湯手段の温水を給湯箇所へ送る給湯経路と、給湯経路を流れる温水に加水する水混合弁と、給湯経路を流れる温水を加熱する第2熱源とを備えている。かかる構成により、貯湯手段からの温水の温度が高すぎるときは、水混合弁によって加水することにより、給湯温度を低下させることができる。一方、貯湯手段からの温水の温度が低すぎるときは、第2熱源によって加熱することにより、給湯温度を上昇させることができる。
特開2003−106656号公報 特開2003−120997号公報
上記した構成の給湯装置では、第2熱源による加熱が必要とされないときでも、貯湯手段からの温水が、第2熱源を経由してから給湯箇所に供給される。そのため、第2熱源を経由する間の温水からの放熱が避けられず、給湯装置の熱効率を低下させてしまう。このような問題を解消するために、第2熱源をバイパスするバイパス経路を設けることが考えられる。それにより、第2熱源による加熱が必要とされないときは、バイパス経路を通じて給湯を行うことにより、上述した無用な放熱を防止又は低減することができる。
しかしながら、バイパス経路を新たに設けると、次のような問題が想定される。前述したように、貯湯手段の温水が高すぎるときは、水混合弁によって加水することにより、給湯温度を低下させる。このとき温水は、第2熱源による加熱を必要としないので、バイパス経路を通って給湯される。ここで、水混合弁に異常が生じたとする。この場合、高温の温水が、バイパス経路を通ってそのまま給湯されるおそれがある。第2熱源を経由しないことから、給湯される温水の温度は、従来よりも高くなり得る。
特に、貯湯式の給湯装置では、貯湯手段の内部の殺菌を目的として、貯湯手段内の温水を一時的に高温(例えば60℃)まで焚き上げることもある。このような加熱殺菌を行っている場合でも、混合弁に異常が生じるおそれはあり、有効な対策が求められている。
上述した問題を考慮し、水混合弁に異常が生じた場合でも、高温の温水が給湯されることを防止又は低減し得る技術を提供する。
ここで開示する技術は、貯湯式の給湯装置に具現化される。この給湯装置は、温水を貯める貯湯手段と、貯湯手段の温水を加熱する第1熱源と、貯湯手段の温水を給湯箇所へ送る給湯経路と、給湯経路を流れる温水に加水する水混合弁と、給湯経路を流れる温水を加熱する第2熱源を備えている。かかる構成により、この給湯装置は、貯湯手段からの温水の温度が高すぎるときは、水混合弁によって加水することにより、給湯温度を低下させることができる。一方、貯湯手段からの温水の温度が低すぎるときは、第2熱源によって加熱することにより、給湯温度を上昇させることができる。
給湯装置はさらに、第2熱源をバイパスするバイパス経路と、バイパス経路に設けられた第1電気的駆動弁と、給湯経路のバイパス経路と並行する区間に設けられた第2電気的駆動弁と、第1及び第2の電気的駆動弁を制御する制御手段とを備えている。ここで、バイパス経路は、給湯経路の第2熱源よりも上流側の区間から分岐し、第2熱源をバイパスして、給湯経路の第2熱源よりも下流側の区間へと合流することが好ましい。そして、制御手段は、水混合弁の異常が検出されたときに、第1及び第2電気的駆動弁の両者を閉鎖することが好ましい。このような構成によると、水混合弁に異常が生じた場合でも、給湯経路とバイパス経路の両者を遮断することによって、高温の温水が誤って給湯されることを防止又は低減することができる。
上記した給湯装置では、制御手段が、第1電気的駆動弁を閉鎖した後に、第2電気的駆動弁を閉鎖することが好ましい。言い換えると、バイパス経路を遮断し終えるまでは、第2熱源を経由する給湯経路を閉鎖しないことが好ましい。このような構成によると、二つの弁を完全に閉鎖するまでの間に、貯湯手段から高温の温水が誤って給湯されたとしても、温水の少なくとも一部が第2熱源を経由することになるので、放熱による給湯温度の低下を図ることができる。
上記した給湯装置では、バイパス経路の利点を生かすために、貯湯手段から第2熱源を経由して給湯箇所に到る温水の経路長よりも、貯湯手段からバイパス経路を経由して給湯箇所に到る温水の経路長の方が、短いことが好ましい。
前記した制御手段は、第1電気的駆動弁の閉鎖を開始した時点から所定時間が経過した後に、第2電気的駆動弁の閉鎖を開始することが好ましい。
上記した所定時間については、第1電気的駆動弁を閉鎖するのに要する時間と、第2電気的駆動弁を閉鎖するのに要する時間の両者を考慮して、適宜定めることができる。ただし、当該所定時間が、第1電気的駆動弁を全開状態から全閉状態とするのに要する時間と等しい、又は当該時間よりも長くなっていれば、第1電気的駆動弁が完全に閉鎖されるタイミングを、第2電気的駆動弁が完全に閉鎖されるタイミングに対して確実に早くすることができる。また、第1電気的駆動弁が完全に閉鎖されるまでの間は、第2電気的駆動弁の閉鎖が開始されていないので、温水は第2熱源を優先的に経由することになり、放熱による給湯温度の低下を有効に図ることができる。
前記した第1電気的駆動弁は、バイパス経路の流量を調節可能な流量制御弁であってもよい。一般に、流量調節弁は、閉鎖するのに要する時間が比較的に長いという特徴を持つ。従って、第1電気的駆動弁が流量制御弁であると、水混合弁の異常が発生したときに、バイパス経路を直ちに閉鎖することができない。しかしながら、上述したように、第1及び第2電気的駆動弁の動作を協調させることで、バイパス経路が直ちに閉鎖できない場合でも、高温の温水が誤って給湯されることを防止又は低減することができる。
実施例の給湯暖房装置の構成を示すブロック図。 給湯遮断処理に係るフローチャートを示す。 バイパス制御弁(第1電気的駆動弁)と給湯弁(第2電気的駆動弁)の動作タイミングを示すタイムチャート。
本発明の一実施形態では、貯湯手段の温水を加熱する第1熱源として、ヒートポンプを採用することができる。ただし、第1熱源はヒートポンプに限定されず、燃料電池、発電機、太陽光、ガス式熱源、電気ヒータの少なくとも一つであってもよい。
本発明の一実施形態では、蓄熱手段として、密閉式のタンクを採用することができる。ただし、蓄熱手段は密閉式のタンクに限定されるものでなく、開放型の容器であってもよい。また、蓄熱手段は、第1熱源が発生した熱だけでなく、第2熱源やその他の熱源が発生した熱を蓄積するものであってもよい。
本発明の一実施形態では、給湯経路を流れる温水を加熱する第2熱源として、可燃性ガスを燃料とするガス式熱源を採用することができる。ただし、第2熱源はガス式熱源に限定されず、電気ヒータやその他の熱源であってもよい。
本発明の一実施形態では、給湯装置が、給湯だけでなく、暖房も行うものであってもよい。即ち、給湯暖房装置であってもよい。
図面を参照しながら、実施例の給湯暖房装置10について説明する。給湯暖房装置10は、給湯と暖房の両者を行う熱供給装置である。図1に示すように、給湯暖房装置10は、主に、貯湯タンク30と、ヒートポンプ40と、給湯暖房ユニット50と、暖房端末70と、コントローラ14と、リモコン12を備えている。コントローラ14は、給湯暖房装置10の動作を制御する制御手段である。本実施例のコントローラ14は、一つの独立したユニットではなく、ヒートポンプ40や給湯暖房ユニット50に分散配置された複数の電子制御ユニットと、各配管に配置された各種のセンサ等によって構成されている。各種のセンサには、温度センサ及び流量センサが含まれる。
貯湯タンク30は、温水を貯める密閉容器である。貯湯タンク30の容量は、一例ではあるが50リットルである。貯湯タンク30には、貯湯タンク30へ上水を供給する給水管28と、貯湯タンク30の温水を給湯箇所へ送る給湯管16が接続されている。給湯管16の途中には、給湯暖房ユニット50が設けられており、貯湯タンク30からの温水は、給湯暖房ユニット50を経由して給湯箇所に送られる。貯湯タンク30には、複数の温度センサ36が高さ方向に沿って配置されている。複数の温度センサ36はコントローラ14に接続されており、それらの検出結果に基づいて、コントローラ14は貯湯タンク30内の温水温度及び温水量(即ち熱量)を把握することができる。
ヒートポンプ40は、電気式熱源の一種である。ヒートポンプ40は、大気中から採熱して、貯湯タンク30内の温水を加熱する。ヒートポンプ40は、蓄熱送り管32と蓄熱戻り管34を介して、貯湯タンク30に接続されている。貯湯タンク30の温水は、蓄熱送り管32を通って、ヒートポンプ40へ送られる。送られた温水は、ヒートポンプ40において加熱された後に、蓄熱戻り管34を通って貯湯タンク30へ戻される。それにより、貯湯タンク30に温水が貯えられる。貯湯タンク30の温水は、ヒートポンプ40だけに限られず、後述する給湯暖房ユニット50や、燃料電池、発電機、太陽光、電気ヒータといった他の熱源によって加熱される構成であってもよい。
給水管28には、給水バイパス管26を通じて、給湯管16が接続されている。給水バイパス管26は、給湯管16の温水に、給水管28の上水を混合する。給水バイパス管26と給湯管16の接続位置には、水混合弁24が設けられている。水混合弁24は、コントローラ14に接続されており、その動作はコントローラ14によって制御される。コントローラ14は、貯湯タンク30からの温水の温度が高すぎるときに、水混合弁24を制御し、貯湯タンク30からの温水に水を混合(加水)する。それにより、給湯箇所に送られる温水の温度を、ユーザの指定した給湯設定温度まで低下させる。給湯管16には、温度センサ22が設けられている。コントローラ14は、温度センサ22と接続されており、温度センサ22の検出温度に応じて、水混合弁24の動作を制御する。
給湯暖房ユニット50は、都市ガス等の可燃性ガス(単にガスとも称する)を消費して熱を発生するガス式熱源の一種である。給湯暖房ユニット50は、給湯管16を流れる温水を加熱することができる。コントローラ14は、貯湯タンク30からの温水の温度が低すぎるときに、給湯暖房ユニット50のバーナ(図示省略)を点火する。それにより、給湯箇所に送られる温水の温度を、ユーザの指定した給湯設定温度まで上昇させる。コントローラ14は、温度センサ22の検出温度に応じて、給湯暖房ユニット50の動作を制御する。
給湯管16には、バイパス管18が接続されている。バイパス管18は、給湯管16の給湯暖房ユニット50よりも上流側の区間16bから分岐し、給湯暖房ユニット50をバイパスして、給湯管16の給湯暖房ユニット50よりも下流側の区間16aに合流している。バイパス管18を通ることにより、貯湯タンク30からの温水は、給湯暖房ユニット50を経由することなく、給湯箇所に送られることができる。それにより、給湯暖房ユニット50での加熱が必要とされない場合に、給湯暖房ユニット50での無用な放熱を避けることができる。
バイパス管18には、バイパス制御弁20が設けられている。バイパス制御弁20は、電気式駆動弁の一種であり、詳しくはステッピングモータによって開度を調整可能な流量調節弁である。バイパス制御弁20は、コントローラ14に接続されており、その動作はコントローラ14によって制御される。給湯暖房ユニット50での加熱が不要であれば、コントローラ14はバイパス制御弁20を開弁し、給湯暖房ユニット50をバイパスさせることができる。それにより、給湯暖房ユニット50での無用な放熱を避けることができる。また、コントローラ14は、バイパス制御弁20の開度を調節し、温水の一部を給湯暖房ユニット50に送るとともに、他の部分は給湯暖房ユニット50をバイパスさせることで、給湯温度を細かに調整することができる。
給湯管16には、給湯弁17が設けられている。給湯弁17は、電気的駆動弁の一種であり、詳しくは電磁弁である。給湯弁17は、コントローラ14に接続されており、その動作はコントローラ14によって制御される。コントローラ14は、給湯弁17を閉鎖することによって、貯湯タンク30からの温水が給湯暖房ユニット50を経由することを禁止することができる。このとき、バイパス制御弁20が開弁されていれば、貯湯タンク30からの温水の全量が、バイパス管18を通って給湯箇所に送られる。本実施例の給湯弁17は、給湯管16の給湯暖房ユニット50への接続位置に設けられているが、このような位置に限定されるものではない。給湯弁17は、給湯管16において、バイパス管18と並行する区間に設けることができる。バイパス管18と並行する区間とは、バイパス管18が分岐する位置から合流する位置までの区間である。例えば、給湯弁17は給湯暖房ユニット50の内部や、給湯暖房ユニット50よりも下流側であってバイパス管18の合流箇所よりも上流側に位置してもよい。
本実施例では、バイパス管18の利点を生かすために、貯湯タンク30から給湯暖房ユニット50を経由して給湯箇所に到る温水の経路長(図1中のA)よりも、貯湯タンク30からバイパス管18を経由して給湯箇所に到る温水の経路長(図1中のB)の方が、短くなるように構成されている。それにより、バイパス管18を通って温水が給湯される際に、無用な放熱を抑制することができる。
給湯暖房ユニット50は、暖房端末70に接続されており、暖房端末70との間で暖房用熱媒を循環させることができる。暖房端末70は、一例ではあるが、温水床暖房パネルや浴室暖房機である。また、暖房用熱媒は、一例であるが、不凍液である。暖房用熱媒は、給湯暖房ユニット50のバーナにより加熱された後、暖房送り管60を通じて、暖房端末70に送られる。暖房端末70で放熱した暖房用熱媒は、暖房戻り管62を通って給湯暖房ユニット50に戻される。
リモコン12は、ユーザが各種の操作を行う操作端末である。ユーザは、リモコン12を操作することで、給湯暖房装置10の電源のオンオフ、給湯設定温度の指定、暖房運転に係る各種操作を行うことができる。また、リモコン12は、液晶パネルを有しており、各種の情報を表示することもできる。
上記した構成により、本実施例の給湯暖房装置10は、ユーザの指定した給湯設定温度に応じて、貯湯タンク30内の温水をヒートポンプ40によって加熱する。そして、貯湯タンク30内の温水が、給湯管16やバイパス管18を通って給湯箇所に送られる。
貯湯タンク30からの温水の温度は、温度センサ22によって検出され、必要に応じて加熱又は加水される。それにより、給湯箇所に送る温水の温度が、ユーザの指定した給湯設定温度となるように調節される。
貯湯タンク30では、例えば長時間に亘って温水が滞留した場合に、有害な細菌が発生することがある。そこで、コントローラ14は、例えば所定時間に亘って給湯が行われなないときなど、予め設定された条件が満たされるときに、高温殺菌処理を行う。この高温殺菌処理は、貯湯タンク30内の温水をヒートポンプ40による加熱で一時的に高温(本実施例では60℃)まで焚き上げることで、発生した細菌を死滅させるものである。この場合、貯湯タンク30内の温水の温度は、ユーザの指定する給湯設定温度よりも遥かに高くなり得るが、必要に応じて水混合弁24による加水が行われることから、通常、高温の温水が誤って給湯されることはない。
しかしながら、水混合弁24に異常が生じた場合は、水混合弁24による加水を正しく行うことができずに、高温の温水が誤って給湯されることが想定される。そのことから、本実施例では、コントローラ14が、水混合弁24の異常を検出したときに、図2に示す給湯遮断処理を実施するように構成されている。以下、図2、図3を参照し、給湯遮断処理について詳細に説明する。ここで、以下に説明する給湯遮断処理は、上記した高温殺菌処理の有無にかかわらず、水混合弁24に異常が生じた場合は常に実施される。
先ず、図2のステップS12では、コントローラ14が、水混合弁24に異常が生じているのか否かを判定する。具体的な判定方法については、特に限定されない。本実施例のコントローラ14は、一例であるが、水混合弁24を通じて加水しているにもかかわらず、温度センサ22によって検出される温水の温度が低下しない場合に、水混合弁24に異常が生じたと判定する。
次のステップS14では、コントローラ14が、先ずバイパス制御弁20の閉鎖を開始する。図3に示すように、この時刻をt1とする。この時点では、給湯弁17の閉鎖は行わない。給湯弁17を先に閉鎖してしまうと、貯湯タンク30からの高温の温水が、バイパス管18を通って、そのまま給湯箇所に送られてしまうからである。それに対して、給湯弁17を開弁しておけば、温水の少なくとも一部が給湯暖房ユニット50を経由することになるので、給湯暖房ユニット50による放熱によって、給湯温度を少なからず低下させることができる。さらに、給湯暖房ユニット50を経由する給湯経路(図1中のA)は、バイパス管18を通る給湯経路(図1中のB)よりも長いので、高温の温水が給湯箇所に到ることを比較的に避けることができる。
次に、図2のステップS16では、コントローラ14が、所定の遅延時間だけ待機する。その理由は、次のとおりである。本実施例のバイパス制御弁20は、先にも説明したように、ステッピングモータで駆動される流量調節弁である。そのため、図3に示すように、バイパス制御弁20は、全開状態から全閉状態となるために、一定の時間Δtを必要とする。一方、本実施例の給湯弁17は電磁弁であり、閉鎖するのに要する時間は非常に短い。そのことから、このステップS16の処理は、バイパス制御弁20が完全に閉鎖されるのを待つために用意されている。このときの遅延時間は、一例であるが、バイパス制御弁20の閉鎖に要する時間Δtよりも長くすることが好ましい。ただし、給湯弁17の閉鎖にも一定の時間が必要とされる場合は、その時間を考慮して、遅延時間を短くすることもできる。
図2のステップS18では、コントローラ14が、給湯弁17の閉鎖を開始する。本実施例の給湯弁17は電磁弁なので、その閉鎖は直ちに完了する。図3に示すように、この時刻をt2とすると、時刻t1から時刻t2の間の時間が、前記した遅延時間に相当する。時刻t2の時点で、バイパス制御弁20は完全に閉鎖されており、バイパス制御弁20が閉鎖されたタイミングに対して、給湯弁17が閉鎖されるタイミングの方が、十分に遅いことがわかる。
最後に、図2のステップS20において、リモコン12の表示部に、水混合弁24に異常が生じたこと、及び、それによって給湯が強制的に遮断されたことが表示される。
以上のように、本実施例の給湯暖房装置10では、水混合弁24に異常が生じたときに、貯湯タンク30からの給湯経路を遮断することによって、高温の温水が誤って給湯されることを防止又は低減する。ここで、貯湯タンク30からの給湯経路は二系統に分岐されているので、それぞれの系統を遮断することによって、貯湯タンク30からの給湯経路を確実に遮断することができる。さらに、それらの経路を同時に遮断するのではなく、それぞれの経路における放熱の程度を考慮して、放熱の程度が小さい方を優先して遮断することにより、放熱を利用した給湯温水の低下が図られている。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:給湯暖房装置
12:リモコン
14:コントローラ
16:給湯管
17:給湯弁
18:バイパス管
20:バイパス制御弁
22:温度センサ
24:水混合弁
26:給水バイパス管
28:給水管
30:貯湯タンク
32:蓄熱送り管
34:蓄熱戻り管
36:温度センサ
40:ヒートポンプ
50:給湯暖房ユニット
60:暖房送り管
62:暖房戻り管
70:暖房端末

Claims (5)

  1. 温水を貯める貯湯手段と、
    前記貯湯手段の温水を加熱する第1熱源と、
    前記貯湯手段の温水を給湯箇所へ送る給湯経路と、
    前記給湯経路を流れる温水に加水する水混合弁と、
    前記給湯経路を流れる温水を加熱する第2熱源と、
    前記給湯経路の前記第2熱源よりも上流側の区間から分岐し、前記第2熱源をバイパスして、前記給湯経路の前記第2熱源よりも下流側の区間へと合流するバイパス経路と、
    前記バイパス経路に設けられた第1電気的駆動弁と、
    前記給湯経路の前記バイパス経路と並行する区間に設けられた第2電気的駆動弁と、
    前記第1及び第2の電気的駆動弁を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記水混合弁の異常が検出されたときに、前記第1及び第2電気的駆動弁の両者を閉鎖することを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1電気的駆動弁を閉鎖した後に、前記第2電気的駆動弁を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記貯湯手段から前記第2熱源を経由して前記給湯箇所に到る温水の経路長よりも、前記貯湯手段から前記バイパス経路を経由して前記給湯箇所に到る温水の経路長の方が、短いことを特徴とする請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1電気的駆動弁の閉鎖を開始した時点から所定時間が経過した後に、前記第2電気的駆動弁の閉鎖を開始するものであり、
    前記所定時間は、前記第1電気的駆動弁を全開状態から全閉状態とするのに要する時間と等しい、又は当該時間よりも長いことを特徴とする請求項2又は3に記載の給湯装置。
  5. 前記第1電気的駆動弁は、前記バイパス経路の流量を調節可能な流量制御弁であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の給湯装置。
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