JPH1038357A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1038357A
JPH1038357A JP8190972A JP19097296A JPH1038357A JP H1038357 A JPH1038357 A JP H1038357A JP 8190972 A JP8190972 A JP 8190972A JP 19097296 A JP19097296 A JP 19097296A JP H1038357 A JPH1038357 A JP H1038357A
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JP
Japan
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temperature
indoor
heat exchanger
blower
air conditioner
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JP8190972A
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Inventor
Norio Takahashi
典夫 高橋
Masahiko Watanabe
正彦 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立上りが速く、効果的な除湿運転が容易にか
つ迅速にできるようにする。 【解決手段】 除湿運転開始時では、前回の除湿運転で
使用したデータに基づいて冷凍サイクルの各機器や室外
側,室内側送風機5,6を制御する。除湿運転の開始
時、まず、圧縮機1,室外側送風機5を運転して、室内
側熱交換器4で結露を生じさせ、しかる後、室内側送風
機6を動作させて除湿運転を行なわせる。この動作で室
内の目標温度を修正し、室内温度がこの目標温度になる
と、室内側送風機5を停止させ、室内側熱交換器4の温
度が結露温度以下となると、圧縮機1,室外側送風機5
を停止させる。そして、室内側熱交換器4の温度が結露
温度になると、室内側送風機6を数分間動作させ、以上
の動作を繰り返す。除湿運転を終了するときには、以上
の制御に用いたデータをメモリに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも、圧縮
機,室外側熱交換器,減圧装置及び室内側熱交換器によ
り環状に冷凍サイクルが形成され、室外側熱交換器に室
外側送風機が、室内側熱交換器に室外側送風機が夫々設
けられた空気調和機に係り、特に、その除湿運転制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】除湿運転を可能とした従来の空気調和機
としては、その一例が、例えば、実開昭48−6394
0号公報に記載されている。これは、冷却室側に室内側
熱交換器と補助熱交換器を設けて室外側熱交換器や圧縮
機とともに冷媒回路を形成するとともに、室内側熱交換
器と補助熱交換器とを、並列接続された絞り装置と電磁
弁とを介して、直列接続したものであって、電磁弁を制
御することにより、補助熱交換器を再熱器に利用して除
湿することができるようにしている。
【0003】除湿運転を可能とした従来の空気調和機の
他の例として、例えば、特開昭57−73340号公報
や特開昭57−37644号公報などに開示されたもの
がある。これは、冷却室側に設ける熱交換器を1台とす
るものであって、電磁弁を必要としないが、その代わ
り、圧縮機,室内側送風機及び室外側送風機を時限的に
制御するものである。
【0004】即ち、ある決定済みの時限T1内におい
て、ある決定済みの時限T2間、圧縮機を運転させ、該
T2間において、ある決定済みの時限T3を設け、該T
3間において、ある決定済みの時限T4間、室内側送風
機を運転するようにしている。従って、圧縮機及び室内
側送風機が運転しているとき、除湿することができ、室
温検出器により検出した室温により次の運転を再開する
ようになっている。このように、室温検出器により検出
した室温に従い、圧縮機及び室内側送風機の運転を制御
することにより、湿度を段階的に取り除いていくことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭48−63940号公報に記載の空気調和機では、
並列接続された絞り装置と電磁弁とを、室内側熱交換器
と補助熱交換器夫々毎に必要とし、合計2組必要とする
などして、冷媒回路及び装置などが煩雑になっていた。
【0006】また、上記の特開昭57−73340号公
報や特開昭57−37644号公報などに開示される空
気調和機は、ある決定済みの時限T1からT4により、
制御されるため、様々な熱負荷に対応することまでは考
慮されていなかった。また、該T1が固定であるため、
次の圧縮機の運転に入るまでに室温が上がり過ぎたり、
湿度が戻ってしまうことなどもあり、このようにことに
ついては配慮がなされていなかった。さらに、圧縮機が
運転を停止した後の湿度の戻りや、室温検出器の周辺の
温度の滞留による誤動作についても配慮されていなかっ
た。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、補
助熱交換器や絞り装置または電磁弁などの煩雑な装置を
必要とせずに、除湿運転を行なうことができるようにし
た空気調和機を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、室温が設定温度ある
いはその他の目標温度に達して圧縮機が停止するときに
生じる湿度の戻りなどの不具合や、室温検出器の周辺の
温度の滞留による誤動作を防止することができることが
できるようにした空気調和機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室内側熱交換器と室内側送風機が配置さ
れた室内側に、室温を検出する第1の温度検出器と該室
内側熱交換器の温度を検出する第2の温度検出器とを設
け、これら第1,第2の温度検出器の検出温度に応じ
て、圧縮機や減圧装置,室内外側送風機を制御する。
【0010】かかる制御は、運転開始時、該第1,第2
の温度検出器の検出温度から算出される結露温度に達す
るまで室内側送風機を停止させ、これに達すると、室内
側熱交換器の温度が結露温度以下を保持するように、圧
縮機や減圧装置,室内側送風機,室外側送風機を制御す
るものであり、第1の温度検出器によって検出される室
温が予め設定された目標温度に達したとき、室内側送風
機を停止させ、その後、第2の温度検出器で検出される
室内側熱交換器の温度から算出される着霜温度に達する
と、圧縮機及び室外側送風機を停止させるものであり、
第1の温度検出器によって検出される室温が予め設定さ
れた目標温度に達している期間中、第1の温度検出器に
よって検出される室温と第2の温度検出器によって検出
される室内側熱交換器の温度とから算出される結露温度
に達するまでは、室内側送風機を停止させ、それに達す
ると、運転させるようにして、この室内側送風機を間歇
的に運転制御するものであり、第1の温度検出器によっ
て検出される室温とこの検出室温の温度勾配とから熱負
荷を算出して制御するものである。
【0011】また、本発明は、第1の温度検出器によっ
て検出される室温とこの検出室温の温度勾配とから熱負
荷を算出し、この算出した熱負荷を不揮発メモリに記憶
する手段により、熱負荷に対応した制御を行なう。
【0012】さらに、本発明は、室内側熱交換器や室内
側送風機が配置された室内側に室温検出器を配置し、予
め設定された目標温度と時間のデータをメモリに記憶し
ておき、かかるデータの内容に従い、かつこの室温検出
器の検出室温に応じて、冷凍サイクルを形成する圧縮
機,減圧装置や室内側送風機,室外側送風機を制御する
手段を有し、これにより、比較的安価なものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0014】図2は本発明による空気調和機の第1の実
施形態の冷凍サイクルを示すブロック図であって、1は
圧縮機、2は室外側熱交換器、3は減圧装置、4は室内
側熱交換器、5は室外側送風機、6は室内側送風機、7
は熱交温度検出器、8は室温検出器である。
【0015】同図において、圧縮機1,室外側熱交換器
2,減圧装置3及び室内側熱交換器4が環状の冷凍サイ
クルを形成しており、室外側送風機5が室外側熱交換器
2とともに室外側に、また、室内側熱交換器4が室内側
送風機6とともに室内側に夫々設けられている。そし
て、さらに、室内側には、室内側熱交換器4の温度を検
出する熱交温度検出器7と、室内の温度を検出する室温
検出器8とが夫々配置されている。
【0016】図3はこの第1の実施形態での制御系の一
具体例を示すブロック図であって、9は制御部、9aは
マイコン、9bは演算部、9cはメモリ部であって、図
2に対応する部分には、同一符号をつけている。
【0017】同図において、制御部9は演算部9bを備
えたマイコン9aやメモリ部9cなどからなり、空気調
和機本体の図示しない操作部やリモコン(以下、総称し
て指令部という)からの運転ON/OFF信号Aを受け
ると、空気調和機の運転を開始させたり、停止させたり
し、また、室温検出器8,熱交温度検出器7の検出温度
や指令部からの設定温度信号Bを取り込んでマイコン9
aの演算部9bで演算し、その演算結果に応じて圧縮機
1や室内側送風機6,室外側送風機5,減圧装置3など
を制御する。また、この演算結果は、メモリ部9cに格
納される。
【0018】次に、図1及び図4により、この第1の実
施形態の除湿運転のための制御動作について説明する。
なお、図4は、この制御動作に伴なう室内側送風機6,
室外側送風機5及び圧縮機1の動作と、湿度,室温の変
化を示している。
【0019】指令部からの運転ON/OFF信号Aによ
り、除湿運転の開始が指令されると(ステップ10
0)、まず、メモリ部9cから除湿運転のためのプログ
ラムの読込みが行なわれ(ステップ101)、この運転
ON/OFF信号Aとともに指令部から送られてくる設
定温度信号Bが表わす設定温度から、マイコン9aが演
算部9bにより、設定目標とする温度(以下、目標温度
という)を求める(ステップ102)。
【0020】次に、室外側送風機5と圧縮機1とをON
させ(ステップ103)、熱交温度検出器7によって検
出される室内側熱交換器4の温度と室温検出器8によっ
て検出される室温とから結露温度が求められる(以上、
図4の時刻t1 )。
【0021】そして、圧縮機1と室外側送風機5の運転
に伴なって、室内側熱交換機4の温度が低下して湿度が
低下していくが、熱交温度検出器7によって検出される
この室内側熱交換器4の温度がその結露温度以下になる
まで、室内側送風機6をそのまま停止した状態で待機さ
せ(ステップ104)、結露温度以下になるし(図4の
時刻t2)、室内側送風機6をONする(ステップ10
5)。
【0022】次に、この室内側送風機6の運転開始とと
もに、温度が低下した室内側熱交換機4によって室温が
低下していき、室温検出器8によって検出される室温の
時間に対する変化(室温の温度勾配)で表わされる熱負
荷が算出される(ステップ106)。この算出された熱
負荷に基づいて、目標温度や室内側送風機6,室外側送
風機5,圧縮機1及び減圧装置3の指令値が補正されて
再設定される(ステップ107)。これにより、室内側
熱交換器4の温度が結露温度以下に維持されているよう
に、室内側送風機6,室外側送風機5,圧縮機1及び減
圧装置3が制御される。また、これら補正された指令値
は、例えば、書き換え可能な不揮発性のメモリ部9cに
書き込まれる(ステップ108)。
【0023】かかるステップ106〜108の動作は、
室温検出器8によって検出される室温が目標温度に達す
るまで繰り返される(ステップ109)。
【0024】室温が目標温度に達すると(ステップ10
9:図4の時刻t3)、室内側送風機6をOFFさせる
(ステップ110)。このとき、圧縮機1と室外側送風
機5とが運転されているので、室内側熱交換機4の温度
が急速に低下していき、これとともに、湿度がさらに低
下していく。そして、熱交温度検出器7によって検出さ
れる室内側熱交換器4の温度が着霜温度以下になるまで
その状態が継続し(ステップ111)、着霜温度以下に
なると(図4の時刻t4 )、圧縮機1と室外側送風機5
を停止させる(ステップ112)。
【0025】その後、湿度,室温機少しずつ上昇してい
くが、熱交温度検出器7によって検出される室内側熱交
換器4の温度が結露温度以上になると(ステップ11
3)、室内側送風機6を数分間ONする(ステップ11
4:図4の時刻t5 )。
【0026】その後は(図4の時刻t6 以降)、以上の
ステップ2〜15の動作が運転ON/OFF信号35に
よって運転OFFの指令があるまで(ステップ11
5)、以上のステップ2〜15の動作が繰り返えされ、
運転OFFの指令を受けると、メモリ部9cへの書込み
を行なって(ステップ116)、除湿運転の処理を終了
する。
【0027】以上のように、ステップ104において、
室内側熱交換器4の温度が結露温度以下になるまで室内
側送風機6の運転開始を待つので、室内側熱交換器4は
急速に温度が低下して結露することになり、室内側送風
機6を同時に運転開始させた場合に比べて湿気を比較的
多めに取り込むことができて、除湿効果の立上りを速く
することができる。
【0028】また、ステップ106で熱負荷を算出し、
ステップ107で各制御対象機器の指令値などを補正す
るので、より速く効率的な除湿運転をすることができ
る。
【0029】さらに、これらをメモリ部9c(図3)に
書き込んで保存しておくので(ステップ108)、次回
以降の除湿運転に際して、かかる指令値を使用すること
により、効率的な除湿運転を容易にかつ迅速に再現する
ことができる。
【0030】さらに、室温が目標温度に達したとき、室
内側熱交換器4の温度が着霜温度以下になるまで待って
から圧縮機1及び室外側送風機5をOFFするので(ス
テップ110〜ステップ112)、圧縮機1のOFFに
よる湿度の戻りを防止することができる。
【0031】さらに、圧縮機1及び室外側送風機5のO
FF(ステップ112)後は、室内側熱交換器4の温度
が結露温度以上になるのを待ってから、室内側送風機6
を間歇運転するので(ステップ113,ステップ11
4)、湿度の戻りを防止しながら、室温検出器8付近の
温度の滞留による室温の読取り誤りを防止することがで
きる。
【0032】さらにまた、運転をOFFするときには、
使用した各デ−タをメモリ部9c(図3)に書き込んで
保存するので(ステップ116)、次回以降の運転に際
しても、このデータを用いて運転開始時のステップ10
3,105の指令値とすることにより、効率的な除湿運
転を容易にかつ迅速に再現することができる。
【0033】図5は本発明による空気調和機の第2の実
施形態の制御動作を示すフローチャートである。なお、
この第2の実施形態の構成も、図2,図3に示すものと
同様である。
【0034】以下、この第2の実施形態の動作を図5に
より説明する。
【0035】ステップ200〜203は、先に説明した
第1の実施形態での図1におけるステップ100〜10
3と同様である。
【0036】室外側送風機5及び圧縮機1をONさせた
(ステップ203)後、所定期間T1が経過すると(ス
テップ204)、室内側送風機6をONさせる(ステッ
プ45)。ここで、この所定時間T1は室内側熱交換器
4の温度が結露温度以下になるに要する時間であり、一
般的には、約30秒間前後がよい。
【0037】そして、室内側送風機6がONしてから所
定期間T2が経過すると(ステップ206)、その間
に、先の第1の実施形態と同様に、室温の温度勾配から
熱負荷を算出して(ステップ207)、目標温度をこの
熱負荷に合わせて補正し(ステップ208)、室温が目
標温度になるまで(ステップ209)室内側送風機6を
そのまま運転する。ここで、この時間T2は、例えば、
約60分間とし、また、目標温度の補正は、例えば、約
1℃上げるなどの方法がある。
【0038】室温が目標温度になると(ステップ20
9)、室内側送風機6をOFFにし、所定の期間T3だ
け待って、所定の時間T4、再び室内側送風機6をON
する(ステップ210)。ここで、時間T3,T4とし
ては夫々、例えば、約6分間,約1分程度がよい。そし
て、運転をOFFにする指令があるまで(ステップ21
1)、ステップ203〜210の一連の動作を繰り返
す。
【0039】以上のように、この第2の実施形態では、
上記待機時間T1により(ステップ204)、図1での
ステップ104のように、室内側熱交換器4の温度が結
露温度以下になるまで待つので、室内側熱交換器4が結
露し、先の第1の実施形態と同様、室内側熱交換器4が
湿気を比較的多めに取る込むことができて、除湿効果の
立上りを速くすることができる。
【0040】また、ステップ207では、図1でのステ
ップ107のように、熱負荷を考慮して目標温度を補正
するので、効率的な除湿運転を行なうことができる。
【0041】さらに、ステップ203〜210の一連の
繰返し動作で、ステップ210により、図1でのステッ
プ113,114のように、室内側送風機6を間歇運転
させることになるので、湿度の戻りを防止しながら、室
温検出器8付近の温度の滞留による室温の読取り誤りを
防止できる。
【0042】図6はこの第2の実施形態での目標温度と
積算電力とを従来の空気調和機と比較して示したもので
あるが、この図6からも明らかなように、消費電力を抑
えながら効率のよい除湿運転が可能となる。
【0043】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、一定の回転数で運転する圧縮機を持つ空
気調和機や冷房専用の空気調和機ばかりでなく、回転数
が可変の圧縮機を用いるもの,冷暖房兼用のものや、さ
らに他の空気調和機にも応用可能であることはいうまで
もない。また、本発明は、分離式及び一体式に限るもの
ではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立上り時、室内側熱交換器の温度が結露温度以下になる
まで室内側送風機の運転を待つので、室内側熱交換器に
結露が発生し、湿気を比較的多めに取り込むことができ
て、除湿運転効果の立上りを速くすることができる。
【0045】また、熱負荷を算出し、その算出結果に応
じて各制御対象機器の制御量を補正するので、より速く
効率的な除湿運転をすることができる。
【0046】さらに、かかる制御量をメモリ部に書き込
んで保存するので、次回以降の除湿運転に際して、かか
る制御量を使用することができ、効率的な除湿運転を容
易にかつ迅速に再現することができる。
【0047】さらに、室温が目標温度に達して圧縮機及
び室外側送風機をOFFさせる場合も、室内側熱交換器
の温度が着霜温度以下になるのを待ってから、これら圧
縮機及び室外側送風機をOFFするようにしているの
で、圧縮機のOFFによる湿度の戻りを防止することが
できる。
【0048】さらに、圧縮機及び室外側送風機がOFF
された後でも、室内側熱交換器の温度が結露温度以上に
なるのを待ってから、室内側送風機を間歇運転するよう
にしているので、湿度の戻りを防止しながら、室温検出
器付近の温度の滞留による室温の読取り誤りを防止でき
る。
【0049】さらに、除湿運転をOFFする場合には、
各デ−タをメモリ部に書き込んで保存するので、次回以
降の除湿運転に際しても、かかるデータを使用すること
ができて、効率的な除湿運転を容易にかつ迅速に再現す
ることが可能となる。
【0050】さらに、メモリ部に予め書き込まれている
デ−タにより運転することもでき、これにより、例え
ば、消費電力を抑えながら、効率の良い除湿運転を行な
うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第1の実施形態の制
御動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明による空気調和機の第1の実施形態の冷
凍サイクルを中心とした構成を示す図である。
【図3】本発明による空気調和機の第1の実施形態の制
御系を示すブロック図である。
【図4】本発明による空気調和機の第1の実施形態での
主要部の動作及び湿度,室温の変化を示す図である。
【図5】本発明による空気調和機の第2の実施形態の制
御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明による空気調和機の第2の実施形態の目
標温度と積算電力を従来の空気調和機と比較して示すグ
ラフ図である。
【符号の説明】 1 圧縮機 2 室外側熱交換器 3 減圧装置 4 室内側熱交換器 5 室外側送風機 6 室内側送風機 7 室内側熱交換器の温度検出器(熱交温度検出器) 8 室温検出器 9 制御部 9a マイコン 9b 演算部 9c メモリ部 A 運転ON/OFF信号 B 設定温度信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、圧縮機,室外側熱交換器,
    減圧装置及び室内側熱交換器により環状に冷凍サイクル
    が形成され、該室外側熱交換器に室外側送風機が、該室
    内側熱交換器に室外側送風機が夫々設けられた空気調和
    機において、 該室内側に、室温を検出する第1の温度検出器と該室内
    側熱交換器の温度を検出する第2の温度検出器とを有す
    るとともに、 該第1,第2の温度検出器の検出出力に応じて、該圧縮
    機,該減圧装置,該室内側送風機及び該室外側送風機を
    制御する手段を有することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 運転開始時、前記第1の温度検出器によって検出される
    室温と前記第2の温度検出器によって検出される前記室
    内側熱交換器の温度とから結露温度を算出し、前記室内
    側熱交換器の温度が算出された該結露温度に達するまで
    は前記室内側送風機を停止状態とし、前記室内側熱交換
    器の温度が該結露温度に達して後では、該室内側熱交換
    器の温度を結露温度以下に保持するように、前記圧縮
    機,前記減圧装置,前記室内側送風機及び前記室外側送
    風機を制御する手段を有することを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第1の温度検出器によって検出された室温と該検出
    室温の温度勾配とにより、熱負荷を算出して制御する手
    段を有することを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記算出した熱負荷を不揮発メモリに記憶する手段を有
    することを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記第1の温度検出器によって検出された室温が予め設
    定した目標温度に達したときに、前記室内側送風機を停
    止させ、しかる後、前記第2の温度検出器によって検出
    される前記室内側熱交換器の温度が算出される着霜温度
    に達してから前記圧縮機及び前記室外側送風機を停止さ
    せる手段を有することを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記第1の温度検出器によって検出される室温が予め設
    定した目標温度に達している期間中、前記室内側送風機
    を間歇的に運転制御する手段を有することを特徴とする
    空気調和機。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記第1の温度検出器によって検出される室温が予め設
    定した目標温度に達している期間中、前記第1の温度検
    出器によって検出される室温と前記第2の温度検出器に
    よって検出される前記室内側熱交換器の温度とから結露
    温度を算出し、前記第2の温度検出器によって検出され
    る前記室内側熱交換器の温度が該結露温度に達するまで
    前記室内側送風機を停止状態とし、その後、前記室内側
    送風機を間歇的に運転制御する手段を有することを特徴
    とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 少なくとも、圧縮機,室外側熱交換器,
    減圧装置及び室内側熱交換器により環状に冷凍サイクル
    が形成され、該室外側熱交換器に室外側送風機が、該室
    内側熱交換器に室外側送風機が夫々設けられた空気調和
    機において、 該室内側に室温検出器が配置されるとともに、予め設定
    された目標温度及び時間などのデータがメモリに記憶さ
    れており、 該データに従い、かつ該室温検出器の検出出力に応じ
    て、該圧縮機,該減圧装置,該室内側送風機及び該室外
    側送風機を制御する手段を有することを特徴とする空気
    調和機。
JP8190972A 1996-07-19 1996-07-19 空気調和機 Pending JPH1038357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190972A JPH1038357A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 空気調和機

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