JPH10381A - 衝立型空気清浄機及び該清浄機を用いた清浄空間部 - Google Patents

衝立型空気清浄機及び該清浄機を用いた清浄空間部

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JPH10381A
JPH10381A JP17751396A JP17751396A JPH10381A JP H10381 A JPH10381 A JP H10381A JP 17751396 A JP17751396 A JP 17751396A JP 17751396 A JP17751396 A JP 17751396A JP H10381 A JPH10381 A JP H10381A
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JP
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air
discharge port
screen
box
air purifier
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Application number
JP17751396A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kagawa
雅彦 香川
Makoto Nozawa
真 野沢
Yukiyasu Kikuchi
幸康 菊池
Kazuhiko Mori
和彦 森
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Midori Anzen Co Ltd
Original Assignee
Midori Anzen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアカーテンを作ることなく小区画内の空気
を清浄する。 【構成】 空気清浄機21の箱体22の前板には、吸入
口23を上部に設けると共に第1の吐出口24を下部に
設け、後板の下部には第2の吐出口25を設ける。箱体
22の内部には、送風機26を上下の中間よりも下方に
設け、集塵器27を送風機26の上方に設け、分流器2
8を送風機26の下方に設ける。送風機26の作用によ
り、箱体22の前方の汚染空気は吸入口23から吸入さ
れ、集塵器27により清浄化され、分流器28により分
流されて第1の吐出口24と第2の吐出口25から吐出
される。第1の吐出口24から吐出した清浄空気は、床
31c面に沿って流れ、側壁31aに接近するにつれて
上昇して煙草の煙を巻き込みながら吸入口23に吸入さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋の一部に小区
画を形成するために配置し、衝立形状の箱体に内設した
集塵手段と送風手段により小区画内の、主として煙草の
煙により汚染された空気を清浄するための衝立型空気清
浄機及び該清浄機を用いた清浄空間部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、部屋の一部を衝立により間仕切り
して衝立の内部の小区画を応接室、談話室、喫煙室等と
して利用する場合が多くなっており、この場合には衝立
型の空気清浄機を衝立と共に併設して、この小区画内の
空気を清浄するようにすることが最近実施され始めてい
る。
【0003】そして、この種の空気清浄機として、例え
ば特開平2−45014号公報、特開平6−54745
号公報等が開示されており、特に後者には図9に示すよ
うな空気清浄機能付衝立1と、図10に示すようなエア
カーテン専用衝立2とが開示されている。
【0004】空気清浄機能付衝立1では、箱体3の上下
が仕切板4により仕切られ、仕切板4の上部には空気を
方向Aから吸入するための第1の吸入口5と、空気を方
向Bへ吐出するための第1の吐出口6と、空気を方向A
から吸入し方向Bへ吐出するための第1の送風機7とが
設けられている。また、仕切板4の下部には空気を方向
Cから吸入するための第2の吸入口8と、空気を方向D
へ吐出するための第2の吐出口9と、空気を方向Cから
吸入し方向Dへ吐出するための第2の送風機10と、空
気を清浄化するための集塵器11とが設けられている。
更に、箱体3の底部には脚部12が前後に向けて設けら
れ、箱体3の倒れが防止されている
【0005】一方、エアカーテン専用衝立2では、衝立
型の箱体13の上部に第1の吸入口14と、第1の吐出
口15と、送風機16とが内設されている。また、箱体
13の底部には脚部17が前後に向けて設けられ、箱体
13の倒れが防止されている。
【0006】このように構成された空気清浄機能付衝立
1とエアカーテン専用衝立2は、例えば図11の平面図
に示すように部屋18の一部に組み合わせて配置され、
出入口19を備えた小区画20が形成される。そして、
図12の側面図に示すように空気清浄機能付衝立1とエ
アカーテン専用衝立2の上部において、小区画20内の
煙草の煙等を含有した汚染空気は方向Aから吸入された
後に方向Bへ吐出され、エアカーテンACが形成される。
同時に、空気清浄機能付衝立1の下部において小区画2
0内の汚染空気が方向Cから吸入され、清浄空気とされ
た後に小区画20外の方向Dへ排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には次のような問題点がある。 (1) 第2の吸入口8が低い位置にあるため、主として煙
草の煙のように中間位置に漂う汚染空気を吸入し難い。
【0008】(2) エアカーテンACを小区画20の全周に
作る必要があるため、多数のエアカーテン専用衝立2を
必要とし、コスト高になる。
【0009】(3) 小区画20内をエアカーテンACにより
囲み、内部の空気を攪拌するので、清浄すべき空気の容
積が大きくなり、効率が良くない。
【0010】(4) 送風機7、16は汚染空気によりエア
カーテンACを作るので、天井18aに達した汚染空気が
天井18aを汚し易い。
【0011】(5) 天井が高くエアカーテンACが天井に達
しない場合には、小区画20を区分することが困難とな
り機能が低下する。
【0012】(6) 高い天井18aに対応するためには、
送風機7、16の容量を上げる必要があり、衝立型では
製造が困難である。
【0013】(7) 小区画20の外側に冷暖房機がある
と、小区画20がエアカーテンACにより遮蔽された状態
になるため、小区画20内の温度が適温に制御され難
い。
【0014】(8) 送風機7、10、16は集塵器11に
比べて重量が大きいため、集塵器11の上方にあると衝
立の重心が上方に位置することになる。従って、箱体
3、13の倒れを防止するためには脚部12、17の設
置が不可欠となり、外観を損ねたり躓きの原因となった
りする。
【0015】(9) 空気清浄機能付衝立1は第1の送風機
7と第2の送風機10を備えるため、製造コストが高
く、重量や消費電力が多く騒音が大きい。
【0016】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、通常の高さの天井の下に設置されても天井を汚さ
ず、高い天井の下に設置されても空気を良好に清浄で
き、軽量化、低コスト、低騒音及び低消費電力を実現し
得る衝立型空気清浄機及び該清浄機を用いた清浄空間部
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1発明に係る衝立型空気清浄機は、衝立形状の箱
体内に設けた集塵手段と送風手段により汚染空気を清浄
空気に変換する衝立型空気清浄機において、前記箱体の
前面の上部に前記汚染空気を吸入する吸入口を設け、前
記箱体の前面の下部に前記清浄空気を吐出する第1の吐
出口を設け、前記箱体の後面の下部に前記清浄空気を吐
出する第2の吐出口を設け、前記送風手段の下流側に配
置した分流手段により前記清浄空気を前記第1の吐出口
と第2の吐出口に所定の割合で分流するようにしたこと
を特徴とする。
【0018】また、第2発明に係る衝立型空気清浄機を
用いた清浄空間部は、衝立形状の箱体内に集塵手段と送
風手段を備えた衝立型空気清浄機を、複数の衝立と共に
部屋の一部に配置することにより形成した清浄空間部に
おいて、前記箱体の前面の上部に前記汚染空気を吸入す
る吸入口を設け、前記箱体の前面の下部に前記清浄空気
を吐出する第1の吐出口を設け、前記箱体の後面の下部
に前記清浄空気を吐出する第2の吐出口を設け、前記送
風手段の下流側に配置した分流手段により前記清浄空気
を前記第1の吐出口と第2の吐出口に所定の割合で分流
し、前記第1の吐出口から吐出した前記清浄空気を、前
記部屋の床面から前記衝立又は部屋の側壁に沿って流通
させた後に前記吸入口から吸入させることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図8に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の断面図で
あり、衝立型空気清浄機21の箱体22は衝立として利
用し得る例えば長方体形状とされている。箱体22の前
板22aの上部には、箱体22の外部の空気を方向Eに
示すように箱体22の内部に吸入するための吸入口23
が設けられ、この吸入口23の高さは立っている喫煙者
の口の高さの1.0〜1.5m程度とすることが好まし
い。前板22aの下部には空気を箱体22の内部から方
向Fに示すように吐出するための第1の吐出口24が設
けられている。また、箱体22の後板22bの下部に
は、空気を箱体22の内部から方向Gに示すように箱体
22の外部へ吐出するための第2の吐出口25が設けら
れている。これらの吸入口23、第1の吐出口24及び
第2の吐出口25は任意の形状とされ、例えば複数の図
示しない小孔が複列に設けられており、必要に応じて複
数枚の整流板が設けられている。
【0020】箱体22の内部には、空気を吸入口23か
ら吸入し吐出口24、25に送出するための送風機26
が、上下の中間位置よりも下方に設けられている。ま
た、空気中の煙草の煙等の粉塵粒子を捕集するための集
塵器27が、吸入口23と送風機26の間に設けられて
いる。更に、送風機26からの空気を第1の吐出口24
と第2の吐出口25へと分流するための分流器28が、
送風機26の下方に設けられている。そして、箱体22
の底板22cの下面には、箱体22の垂直度を調整する
ための調整ねじ付脚29が螺合されている。
【0021】送風機26は空気を吸入口23から略水平
な流れとして吸入し、第1の吐出口24と第2の吐出口
25から略水平な流れとして吐出するようになってい
る。集塵器27は例えばコロナ放電を利用して空気中の
粉塵を帯電させ、この帯電した粉塵を電気力によって補
集する電気集塵器とされている。分流器28は送風機2
6が吐出した空気を、第1の吐出口24に向かう空気と
第2の吐出口25に向かう空気に最適の割合で分流し得
るようになっている。そして、第1の吐出口24に向か
った空気は、分流器28と第1の吐出口24の間の前室
30内に満たされた後に、第1の吐出口24から低速で
安定した流れとなって吐出するようになっている。
【0022】ここで、第1の吐出口24からの吐出量と
第2の吐出口25からの吐出量の割合は、次に示す実験
により決定されている。この際に、空気清浄機21は例
えば図2の平面図、図3の側面図に示すように、側壁3
1a、31bを有する部屋31の一部に衝立32と共に
配置し、部屋31には出入口33を有する小区画34を
形成している。また、空気清浄機21の吸入口23と第
1の吐出口24を小区画34側に向け、小区画34の内
部にはテーブル35を備え、テーブル35の上面には灰
皿36を置いている。
【0023】更に、送風機26の吐出量Q0 を15m3
/min、部屋31の幅を18m、奥行きを8m、天井
の高さを2.5m、小区画34の幅を2.8m、奥行き
を1.8mとしている。また、煙草の煙の発生源として
4本の火の付いた煙草を小区画34の中央Jの0.8m
の高さの灰皿36上に配している。また、測定器には柴
田科学製のP−5H型デジタル粉塵計を使用し、小区画
34の外部の1mの距離で高さが1.5mの6個所に配
置している。
【0024】そして、送風機26からの吐出量Q0 と、
第1の吐出口24からの吐出量Q1と、第2の吐出口2
5からの吐出量Q2 との間にはQ0 =Q1 +Q2 という
関係があるため、分流器28により吐出量Q1 と吐出量
2 の比率を変化させながら小区画34の外部の粉塵濃
度mg/m3 を測定したところ、図3のグラフ図に示す
ような平均値を得ることができた。
【0025】この実験の結果、送風機26からの吐出量
0 に対する第1の吐出口24からの吐出量Q1 の比
(Q1 /Q0 )×100が5〜35%であるときに粉塵
濃度が低くなり、(Q1 /Q0 )×100が20%であ
るときに粉塵濃度が最低になることが分かった。従っ
て、本実施例では送風機26からの吐出量Q0 に対する
第1の吐出口からの吐出量Q1 の比は5〜35%に設定
され、好ましくは20%に設定されている。
【0026】このような構成により、送風機26と集塵
器27が作動すると、小区画34内の例えば灰皿36か
らの煙草の煙は方向Eから吸入口23に吸入され、集塵
器27により汚染空気の中の粉塵粒子が捕集され、汚染
空気が清浄空気に変換される。この清浄空気は送風機2
6から分流器28に圧送され、分流器28により第1の
吐出口24と第2の吐出口25に向かう清浄空気に分流
される。分流器28から第1の吐出口24に向けて分流
された清浄空気は、前室30に充満した後に第1の吐出
口24から方向Fに向かって吐出される。そして、分流
器28により分流された残りの清浄空気は、第2の吐出
口25から方向Gに向かって吐出される。
【0027】第1の吐出口24から吐出された空気は、
床31cの表面に沿って方向Fへ流れた後に側壁31a
に沿って上昇し、方向Fとは反対のほぼ水平な方向Eに
流れて吸入口23から吸入される。このようにして、小
区画34内には第1の吐出口24、床31cの表面、側
壁31aの表面、そして吸入口23に流れる空気のサー
クルが形成され、灰皿36から立ち昇った煙草の煙は、
空気のサークルに合流して吸入口23から吸入される。
また、第2の吐出口25から吐出された空気は、小区画
34の外側の空気に混入する。このとき、第1の吐出口
24から吐出される吐出量は、吸入口23から吸入され
た吐出量よりも少ないので、小区画34内は若干負圧に
保持され、煙草の煙は空気の流れのサークル内に閉じ込
められる。
【0028】図5は比較例の空気清浄機41の作用説明
図であり、この清浄機41では箱体42の前板の上部、
下部に吸入口43、44がそれぞれ設けられ、箱体42
の上面、後面に吐出口45、46がそれぞれ設けられて
いる。そして、箱体42の内部には従来例と同様な位置
関係で、第1、第2の送風機47、48と集塵器49が
備えられ、その他は本実施例と同様とされている。
【0029】この比較例では、従来例と同様に吐出口4
5から吐出された空気によりエアカーテンACが形成さ
れ、灰皿36から立ち上った煙草の煙は一部が吸入口4
3、44に吸入され、その他は拡散した後に吸入口4
3、44から吸入される。
【0030】ここで、実施例の空気清浄機21と同様の
集塵性能を有する比較例の空気清浄機41(符号21で
示す)を図2に示すように配置し、空気の粉塵濃度mg
/m3 を小区画34の内部のテーブル35の周囲の4個
所と、小区画34の外部の1mの距離の6個所と、小区
画34の外部の5mの距離の6個所とで測定したとこ
ろ、次のような平均値を得ることができた。
【0031】ただし、部屋31の配置、煙草の煙の発生
源の高さ、測定点の高さ、測定器等は上述した実験と同
様とした。
【0032】(a) 4本の火の付いた煙草を小区画34の
中央Jに配したとき 小区画内部 1mの距離 5mの距離 実施例 0.07 0.05 0.04 比較例 0.18 0.07 0.05
【0033】(b) 1本の火の付いた煙草を小区画34の
四隅K〜Nにそれぞれ配したとき 小区画内部 1mの距離 5mの距離 実施例 0.11 0.06 0.04 比較例 0.15 0.07 0.05
【0034】このように、実施例は比較例に対して同等
かそれ以上の集塵効果を得ることが可能となる上に、次
のような効果を得ることができる。即ち、吸入口23を
箱体22の上部に設けたので、吸入口23を煙草の煙の
発生源に最も近い位置に配置することができ、煙を拡散
する前に容易に吸入することが可能になる。また、吸入
口23を床31cから1.0〜1.5m程度の高さに設
けたので、喫煙者が立っている場合でも、煙を良好に吸
入することができる。
【0035】そして、第1の吐出口24を箱体22の下
部に設けたので、空気を方向Fから方向Eに流通させな
がら煙を吸入口23から吸入できると共に、側壁31b
や衝立32の前方に設置した場合には、床31cに沿っ
て方向Fに流れ、側壁31aに沿って上昇した後に方向
Eに流れる空気のサークルを形成することができる。従
って、煙を空気のサークルの外部に流出させることな
く、空気のサークルに合流させて効率的に吸入できる。
更に、煙が出入口33から流出することを防止できると
共に、天井31dが高い場合でも煙が空気清浄機21や
衝立32の上方から流出することを防止でき、従来例の
ようにエアカーテンを作らないので天井31dを汚すこ
とがない。
【0036】また、調整ねじ付脚29により箱体22の
垂直度を正確に設定できると共に、比較的重量の大きな
送風機26を箱体22の底部側に設けたので、空気清浄
機21の重心が下部に位置し、従来のような脚部を設け
なくても箱体22の安定性を確保でき、外観を向上させ
躓きの原因をなくすことが可能になる。更に、1台の送
風機26しか備えないので、製造コスト、騒音、消費電
力等を低減できる。
【0037】なお、本実施例の衝立型空気清浄機21は
図2に示すように配置したが、図6〜図8に示すように
配置しても、同様な効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る衝立
型空気清浄機は、吸入口を箱体の前面上部に設けると共
に、第1の吐出口を箱体の前面下部に設けたので、第1
の吐出口から吐出した清浄空気を床の表面に沿って流通
させ、汚染空気を巻き込みながら吸入口から吸入する空
気のサークルを形成することができる。従って、汚染空
気を小区画から流出させることなく効率的に清浄化で
き、従来のようにエアカーテンを作らないので天井を汚
すことがなく、天井が高い場合でも適用可能であり、小
区画内における温度も小区画外と同様に調節できる。
【0039】また、第2発明に係る衝立型空気清浄機を
用いた清浄空間部は、第1の吐出口から吐出した清浄空
気を、部屋の床面から衝立又は部屋の側壁面に沿って流
通させた後に吸入口から吸入させるので、第1の吐出
口、床面、側壁面そして吸入口に流通する空気のサーク
ルを形成することができる。従って、煙を空気のサーク
ルの外部に流出させることなく、空気のサークルに合流
させながら空気清浄機に効率的に吸入させることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】配置図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】送風機に対する第1の吐出口からの吐出量比と
粉塵濃度のグラフ図である。
【図5】比較例の作用説明図である。
【図6】他の配置図である。
【図7】他の配置図である。
【図8】他の配置図である。
【図9】従来例の断面図である。
【図10】従来例のエアカーテン専用衝立の断面図であ
る。
【図11】従来例の配置図である。
【図12】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
21 空気清浄機 22 箱体 23 吸入口 24 第1の吐出口 25 第2の吐出口 26 送風機 27 集塵器 28 分流器 31 部屋 32 衝立 34 小区画

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝立形状の箱体内に設けた集塵手段と送
    風手段により汚染空気を清浄空気に変換する衝立型空気
    清浄機において、前記箱体の前面の上部に前記汚染空気
    を吸入する吸入口を設け、前記箱体の前面の下部に前記
    清浄空気を吐出する第1の吐出口を設け、前記箱体の後
    面の下部に前記清浄空気を吐出する第2の吐出口を設
    け、前記送風手段の下流側に配置した分流手段により前
    記清浄空気を前記第1の吐出口と第2の吐出口に所定の
    割合で分流するようにしたことを特徴とする衝立型空気
    清浄機。
  2. 【請求項2】 前記分流手段が分流する前記所定の割合
    を約1対4とした請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記集塵手段は電気集塵器とした請求項
    1又は2に記載の衝立型空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記送風手段を前記集塵手段の下流側に
    設けた請求項1〜3のうちの何れか1つの請求項に記載
    の衝立型空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記送風手段を前記集塵手段の下方に設
    けた請求項1〜4のうちの何れか1つの請求項に記載の
    衝立型空気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記吸入口の中心を床から1.0〜1.
    5mの高さに設けた請求項1〜5のうちの何れか1つの
    請求項に記載の衝立型空気清浄機。
  7. 【請求項7】 衝立形状の箱体内に集塵手段と送風手段
    を備えた衝立型空気清浄機を、複数の衝立と共に部屋の
    一部に配置することにより形成した清浄空間部におい
    て、前記箱体の前面の上部に前記汚染空気を吸入する吸
    入口を設け、前記箱体の前面の下部に前記清浄空気を吐
    出する第1の吐出口を設け、前記箱体の後面の下部に前
    記清浄空気を吐出する第2の吐出口を設け、前記送風手
    段の下流側に配置した分流手段により前記清浄空気を前
    記第1の吐出口と第2の吐出口に所定の割合で分流し、
    前記第1の吐出口から吐出した前記清浄空気を、前記部
    屋の床面から前記衝立又は部屋の側壁に沿って流通させ
    た後に前記吸入口から吸入させることを特徴とする衝立
    型空気清浄機を用いた清浄空間部。
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