JPH1038128A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

Info

Publication number
JPH1038128A
JPH1038128A JP18981196A JP18981196A JPH1038128A JP H1038128 A JPH1038128 A JP H1038128A JP 18981196 A JP18981196 A JP 18981196A JP 18981196 A JP18981196 A JP 18981196A JP H1038128 A JPH1038128 A JP H1038128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
core
fixed
fixed core
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18981196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ida
田 雅 宏 位
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP18981196A priority Critical patent/JPH1038128A/ja
Publication of JPH1038128A publication Critical patent/JPH1038128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保する
ことなくスリーブ,固定コア及び可動コアをアッセンブ
リ化すること。 【解決手段】 一端がボデー10に固定され他端が閉塞
する筒状のスリーブ141と、ボデーに固定されスリー
ブ内に配設された固定コア142と、固定コアとの間で
磁気ギャップ145を形成するようスリーブ内に移動可
能に配設され、弁体147を作動させる可動コア143
とを備え、スリーブを固定コアにかしめてスリーブ,固
定コア及び可動コアをアッセンブリ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、電磁弁に
関するもので、例えばアンチロックブレーキ機能やトラ
クションコントロール機能を有する車両用ブレーキ装置
に適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁弁としては、例えば
特開平7−280122号公報に示されるものが知られ
ている。このものは、第1通路及び第2通路を有するボ
デーと、両通路間に位置するようボデー内に設けられた
弁座と、ボデー内に弁座に着脱可能に配設され両通路間
を開閉するための弁体と、一端がボデーに固定され他端
が閉塞する筒状のスリーブと、ボデーに固定されスリー
ブ内に配設された固定コアと、固定コアとの間で磁気ギ
ャップを形成するようスリーブ内に移動可能に配設さ
れ、弁体を作動させる可動コアと、スリーブの周りに配
設され電磁力により可動コアを移動させるコイルアッセ
ンブリとを備えたものである。また、このものでは、ス
リーブ,固定コア及び可動コア等をアッセンブリ化する
ため、スリーブが固定コアに圧入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このもので
は、スリーブを固定コアに圧入する構成であるため、固
定コアの外径をスリーブの内径よりも僅かに大きくする
必要がある。つまり、スリーブを固定コアに確実に固定
するために、スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保す
る必要がある。
【0004】故に、本発明は、スリーブ及び固定コアの
寸法精度を確保することなくスリーブ,固定コア及び可
動コアをアッセンブリ化することを、その技術的課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、請求項1の発明は、スリーブを固定コアに
カシメ固定した。
【0006】請求項1の発明によれば、スリーブを固定
コアに固定したので、確実にスリーブ,固定コア及び可
動コアをアッセンブリ化することができる。また、スリ
ーブを固定コアにかしめたので、スリーブ及び固定コア
の寸法精度を確保することなく両者を固定できる。この
ように、スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保するこ
となくスリーブ,固定コア及び可動コアをアッセンブリ
化できる。
【0007】請求項1において、請求項2に示すよう
に、固定コアの外周に溝を形成し、スリーブを溝に食い
込むようにかしめると、好ましい。この構成によれば、
スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保することなく両
者を確実に固定できる。
【0008】請求項1において、請求項3に示すよう
に、固定コアに段部を設け、スリーブを段部にかしめる
と、好ましい。この構成によれば、スリーブ及び固定コ
アの寸法精度を確保することなく両者を確実に固定でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態の電磁弁の全体
構成図である。
【0010】同図に示すように、ボデー10内には、第
1通路11及び第2通路12が形成されている。この第
1通路11は、マスタシリンダ(図示せず)に連通して
おり、第2通路12は、ホイールシリンダ(図示せず)
に連通している。ボデー10内には、弁座シート13が
固定され、第1通路11及び第2通路12間に位置して
いる。この弁座シート13は、弁座13aを有する。
【0011】ボデー10には、図示上方に向けて開口す
る弁収容孔101が形成され、この弁収容孔101には
コアアッセンブリ14が取り付けられる。このコアアッ
センブリ14は、円筒状のスリーブ141と、固定コア
142と、可動コア143と、スプリング144とを備
える。スリーブ141は、一端が開口し他端が閉塞して
おり、開口端は後述するようにボデー10の弁収容孔1
01に固定されている。即ち、スリーブ141及びボデ
ー10間にスペーサ15が圧入され、これによりスリー
ブ141をボデー10に固定している。固定コア142
は、スリーブ141内にその開口端側に配設されてい
る。可動コア143は、スリーブ141内にその閉塞端
側にスリーブ141の延在方向に移動自在に配設され、
固定コア142との間で磁気ギャップ145を形成して
いる。この可動コア143には、ロッド146の一端が
圧入されている。このロッド146は、固定コア142
を貫通するように図示上下方向に延在しており、その他
端には、弁座13aと着脱可能な弁体147が一体的に
設けられている。スプリング144は、固定コア142
及び可動コア143間に配設され、開弁方向に(即ち図
示上方向に)可動コア143を付勢している。尚、可動
コア143はスリーブ141の閉塞端により図示上方向
への移動が規制されている。
【0012】スリーブ141の外周には、円筒状のコイ
ルアッセンブリ16が配設され、コイルアッセンブリ1
6は抜け止めリング17を介してスリーブ141に固定
されている。コイルアッセンブリ16は、円筒状のボビ
ン161と、ボビン161に巻回されたコイル162
と、コイル162を囲むように設けられた第1ヨーク1
63及び第2ヨーク164とを備える。第1ヨーク16
3は、可動コア143側に位置し、コイル162の外周
及びボビン161の図示上端の外側に位置する。第2ヨ
ーク164は、固定コア142側に位置し、ボビン16
1の図示下端及びボデー10間に位置する。
【0013】スリーブ141は、第1磁性部141a
と、第2磁性部141bと、非磁性部141cとから構
成されている。第1磁性部141aは、磁性体で構成さ
れ、コイルアッセンブリ16の中央から所定距離上方の
位置よりも上方に位置する。つまり、第1磁性部141
aは、少なくともコイルアッセンブリ16の上端及び可
動コア143間(つまり磁束が通過する部位)に存在し
ている。第2磁性部141bも、磁性体で構成され、コ
イルアッセンブリ16の中央から所定距離下方の位置よ
りも下方に位置する。つまり、第2磁性部141bは、
少なくともコイルアッセンブリ16の下端及び固定コア
142間(つまり磁束が通過する部位)に存在してい
る。非磁性部141cは、非磁性体で構成され、第1及
び第2磁性部141a,141b間に位置する。つま
り、非磁性部141cは、コイルアッセンブリ16の中
央部近傍に存在する。尚、これらの第1、第2及び第3
磁性部141a,141b,141cは、ロウ付けや溶
接により一体的に結合されている。
【0014】可動コア143は、スリーブ143の内径
よりも僅かに小さい外径をもつ小径部143aと、スリ
ーブ143の内径に略等しい外径をもつ大径部(摺接
部)143bとを有する。大径部143bは、スリーブ
141の非磁性部141cに常時接触しており、可動コ
ア143の移動時にそれに摺接する。つまり、この大径
部143cの非磁性部141cに対する摺動により、可
動コア143の小径部143aがスリーブ141の第1
磁性部141aに接触しないように案内される。
【0015】図2に示すように、固定コア142の外周
には、2つの円環状溝142a,142bが形成され、
スリーブ141の第2磁性部141bは円環状溝142
a,142bに食い込むようにかしめられている。即
ち、スリーブ141の第2磁性部141bの全周をパン
チ(図示せず)によりその外周側から内周側に向けて押
圧することにより、塑性変形させて円環状溝142a,
142bに食い込ませる。これにより、スリーブ141
の固定コア142に対する軸方向への位置決めを確実に
行うことができる。尚、スリーブ141の第2磁性部1
41bの一部を押圧しても良い。また、図3に示すよう
に、固定コア142に段部142cを設け、その段部1
42cにスリーブ141の第2磁性部141bをかしめ
ても良い。
【0016】ここで、コアアッセンブリ14の組み付け
方法について説明する。
【0017】ロッド146を圧入した可動コア143及
び固定コア142間に、磁気ギャップ145を形成する
と共に、スプリング144を配置する。この状態で、ス
リーブ141を固定コア141にかしめる。このよう
に、スリーブ141,固定コア142,ロッド146付
き可動コア143及びスプリング144のアッセンブリ
化が図られる。
【0018】上記した構成の電磁弁の作用を簡単に説明
する。
【0019】コイル162の非通電時には、磁気ギャッ
プ145に吸引力は発生しないため、スプリング145
の付勢力により弁体147は図1に示す開位置に維持さ
れている。
【0020】コイル162に通電すると、磁気ギャップ
145に吸引力が発生するため、可動コア143及びロ
ッド146がスプリング145の付勢力に抗して磁気ギ
ャップ145を小さくする方向に移動する。その結果、
ロッド146と一体の弁体147が弁座13aに着座
し、第1及び第2通路11,12間が開放される。
【0021】尚、本実施形態では常開型の2ポート2位
置弁について説明したが、本発明は常閉型の2ポート2
位置弁や3ポート2位置弁等にも適用可能である。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スリーブを固
定コアに固定したので、確実にスリーブ,固定コア及び
可動コアをアッセンブリ化することができる。また、ス
リーブを固定コアにかしめたので、スリーブ及び固定コ
アの寸法精度を確保することなく両者を固定できる。こ
のように、スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保する
ことなくスリーブ,固定コア及び可動コアをアッセンブ
リ化できる。
【0023】請求項2によれば、固定コアの外周に溝を
形成し、スリーブを溝に食い込むようにかしめたので、
スリーブ及び固定コアの寸法精度を確保することなく両
者間を確実に固定することができる。
【0024】請求項3によれば、固定コアに段部を設
け、スリーブを段部にかしめたので、スリーブ及び固定
コアの寸法精度を確保することなく両者を確実に固定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施形態に係る電磁弁の断面図であ
る。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図2に相当する部分の変形例の拡大図である。
【符号の説明】
10 ボデー 11 第1通路 12 第2通路 13a 弁座 141 スリーブ 142 固定コア 142a,142b 円環状溝(溝) 142c 段部 143 可動コア 147 弁体 16 コイルアッセンブリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1通路及び第2通路を有するボデー
    と、前記両通路間に位置するよう前記ボデー内に設けら
    れた弁座と、前記ボデー内に前記弁座に着脱可能に配設
    され前記両通路間を開閉するための弁体と、一端が前記
    ボデーに固定され他端が閉塞する筒状のスリーブと、前
    記ボデーに固定され前記スリーブ内に配設された固定コ
    アと、前記固定コアとの間で磁気ギャップを形成するよ
    う前記スリーブ内に移動可能に配設され、前記弁体を作
    動させる可動コアと、前記スリーブの周りに配設され電
    磁力により前記可動コアを移動させるコイルアッセンブ
    リとを備えた電磁弁において、 前記スリーブは、前記固定コアにカシメ固定されている
    ことを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記固定コアの外周に溝が形成され、前記スリーブが前
    記溝に食い込むようにカシメられていることを特徴とす
    る電磁弁。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記固定コアに段部が設けられ、前記スリーブが前記段
    部にカシメられていることを特徴とする電磁弁。
JP18981196A 1996-07-18 1996-07-18 電磁弁 Pending JPH1038128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981196A JPH1038128A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981196A JPH1038128A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 電磁弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1038128A true JPH1038128A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16247613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18981196A Pending JPH1038128A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 電磁弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1038128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2891041A1 (fr) * 2005-09-19 2007-03-23 Bosch Gmbh Robert Electrovanne notamment pour un equipement hydraulique
WO2011079984A1 (de) * 2009-12-28 2011-07-07 Robert Bosch Gmbh Ventilmodul, insbesondere magnetventil für ein bremssystem eines kraftfahrzeugs, verfahren zur herstellung eines derartigen ventilmoduls

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2891041A1 (fr) * 2005-09-19 2007-03-23 Bosch Gmbh Robert Electrovanne notamment pour un equipement hydraulique
WO2011079984A1 (de) * 2009-12-28 2011-07-07 Robert Bosch Gmbh Ventilmodul, insbesondere magnetventil für ein bremssystem eines kraftfahrzeugs, verfahren zur herstellung eines derartigen ventilmoduls
CN102686464A (zh) * 2009-12-28 2012-09-19 罗伯特·博世有限公司 阀组件,特别是用于机动车辆制动系统的电磁阀及制造这种阀组件的方法
US8740185B2 (en) 2009-12-28 2014-06-03 Robert Bosch Gmbh Valve module, in particular solenoid valve for a brake system of a motor vehicle, method for the production of said type of valve module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3147684B2 (ja) 電磁弁の製造方法
JP4232563B2 (ja) 電磁弁
JP4432681B2 (ja) ブレーキ用流体制御装置
JPH07167337A (ja) 電磁操作弁
JP4012792B2 (ja) 電磁弁
JPH06241342A (ja) 電磁弁装置
KR20040091434A (ko) 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브
US20060043326A1 (en) Solenoid valve with spherical armature
JP2001208233A (ja) 電磁弁
JPH1038128A (ja) 電磁弁
JP3591146B2 (ja) 電磁弁
JPH1047526A (ja) 電磁石式に制御される少なくとも1つの座付き弁を備えた弁ブロック
JPH08285114A (ja) ソレノイドバルブのヨーク構造
JP3082126B2 (ja) 電磁弁装置
JP3571513B2 (ja) ソレノイドバルブ
JP2745339B2 (ja) 球状弁体のプランジャへの圧入・固定方法
JP2000142352A (ja) Absアクチュエータにおける電磁弁の組付け構造
JP3395680B2 (ja) 電磁弁
JP2001082623A (ja) 電磁弁
JP2000320716A (ja) 電磁弁
JPH1038130A (ja) 電磁弁
JP3752647B2 (ja) 電磁石におけるチューブと固定鉄心の固定方法
JP2000046221A (ja) 電磁弁装置
JP3592385B2 (ja) 電磁弁装置
JP2000018417A (ja) 電磁弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831