JP4232563B2 - 電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルへの通電によって流路が開閉される電磁弁に関するもので、例えば車両用ブレーキ装置に備えられるABSアクチュエータの管路中に設けられるブレーキ液圧制御弁に用いて好適である。
従来の電磁弁は、コイルに対して通電を行っていない時にはスプリングによってプランジャが付勢され、コイルに対して通電を行った時にはスプリングの弾性力に抗してプランジャが吸引され、プランジャとともに移動する弁体により流路が開閉される。
このような電磁弁においては、プランジャの一端側に形成したダンパ室のダンパ効果にてプランジャの移動速度を低下させることにより、プランジャまたは弁体の衝突による騒音や流体の脈動による騒音の発生が防止されるようになっている。
また、プランジャが移動する際の応答性を改善するために、ダンパ効果が不要な向きに作用しないよう逆止弁を設けたものが提案されている。因みに、この逆止弁は、ボール、スプリングおよびキャップを有し、プランジャに内蔵されている。また、プランジャには、流体の通路や弁座が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−56717号公報
上記した従来の電磁弁は、圧力差が開弁圧に達するまでは逆止弁が閉弁していてダンパ効果を発揮してしまうため、電磁弁の応答遅れが発生してしまう。また、逆止弁のスプリングの荷重ばらつきによる電磁弁の応答性ばらつきも大きくなる。さらに、逆止弁の構成部品が多く、さらにまた、流体の通路や弁座等のプランジャへの追加加工が多いという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、ダンパ効果が不要な向きにプランジャが移動する際の応答性を改善することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通電時に磁界を形成するコイル(11)と、コイル(11)の内周側に配置された筒状の筒状部材(3、7)と、筒状部材(3、7)内に摺動自在に配置され、コイル(11)への通電により一方の向きに吸引されるプランジャ(5)と、プランジャ(5)を他方の向きに付勢するスプリング(9)と、プランジャ(5)とともに移動して、流体が流れる流路(A)を開閉する弁体(50)とを備える電磁弁において、プランジャ(5)の外周面に形成され、プランジャ(5)の移動方向(X)に所定間隔(L)を有して対向する第1の面(5b)および第2の面(5c)を有するリング状のシール収納溝(5a)と、シール収納溝(5a)に装着され、流路(A)から隔離されたダンパ室(17)をプランジャ(5)の一端側に形成するリング状のシール部材(16)とを備え、所定間隔(L)は、第1の面(5b)および第2の面(5c)の少なくとも一方とシール部材(16)との間に常時隙間が形成されるように、シール部材(16)におけるプランジャ(5)の移動方向(X)の寸法(t)よりも大きく設定され、流路(A)とダンパ室(17)とを常時連通させるオリフィス(16a)が、プランジャ(5)およびシール部材(16)のうち少なくとも一方に形成され、流路(A)とダンパ室(17)とを連通させる連通路(18)が、シール部材(16)の内周面とプランジャ(5)との間に形成され、シール部材(16)が第1の面(5b)に接した状態では連通路(18)が閉じられるとともに、シール部材(16)が第1の面(5b)から離れた状態では連通路(18)が開かれる構成であることを特徴とする。
これによると、ダンパ効果が不要な向きにプランジャが移動する際に、実質的に開弁圧が0で連通路が開かれるため、従来の電磁弁の問題点、すなわち逆止弁が開弁するまでのダンパ効果による電磁弁の応答遅れは、発生しない。
また、シール部材とプランジャとによって逆止弁機能を得ているため、逆止弁の構成部品を少なくすることができる。さらに、逆止弁はスプリングを用いないため、電磁弁の応答性ばらつきを小さくすることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電磁弁において、コイル(11)への通電により吸引されてプランジャ(5)が一方の向きに移動する際には、シール部材(16)が第1の面(5b)に接して連通路(18)が閉じられることを特徴とする。
これによると、コイル(11)への通電により吸引されて前記プランジャ(5)が一方の向きに移動する際にダンパ効果が得られる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の電磁弁において、スプリング(9)に付勢されて前記プランジャ(5)が他方の向きに移動する際には、シール部材(16)が第1の面(5b)から離れて連通路(18)が開かれることを特徴とする。
これによると、スプリング(9)に付勢されて前記プランジャ(5)が他方の向きに移動する際にはダンパ効果は発揮されない。
請求項1ないし3のいずれか1つに記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、プランジャ(5)の外周面にダンパ室(17)と連通路(18)とを常時連通させる連通溝(5e)を形成することにより実施することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、プランジャ(5)の移動方向(X)から見たとき、連通溝(5e)の少なくとも一部がシール部材(16)の内周面よりも内側に位置するようにして、実施することができる。
請求項6に記載の発明では、シール部材(16)における第2の面(5c)と対向する面に、ダンパ室(17)と連通路(18)とを常時連通させる連通溝(16c)が形成されていることを特徴とする。
これによると、請求項4に記載の発明におけるプランジャの連通溝を廃止することができるため、プランジャへの追加加工を少なくすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る電磁弁について説明する。図1は第1実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図、図2は開弁作動時におけるシール部材16付近の拡大断面図、図3は閉弁作動時におけるシール部材16付近の拡大断面図、図4は図3のB−B線に沿う断面図、図5はシール部材16の斜視図である。
図1に示すように、電磁弁1は、例えばABSアクチュエータのハウジング2に形成されたブレーキ液の管路A中に配設されるもので、図1は、通常ブレーキ時、つまりコイル非通電時の様子を示したものである。なお、管路Aは本発明の流路に相当する。
図1に示されるように、電磁弁1には、磁性体金属にて形成されたガイド3が備えられている。このガイド3は、段付円筒状に形成され、ガイド3の一部がABSアクチュエータのハウジング2の凹部4内に嵌入されるようになっている。そして、凹部4の開口端近傍をかしめることで、ハウジング2の一部をガイド3に備えられた窪み内に入り込ませ、ガイド3をハウジング2に固定するようになっている。
ガイド3には、プランジャ5を摺動自在に保持するとともにバルブシート6が圧入されるガイド穴3a、および、プランジャ5とバルブシート6とガイド穴3aとで囲まれた空間3bをハウジング2内に形成された管路Aと連通させる連通穴3cが形成されている。
ガイド3の一端には、磁性体金属にて形成された有底円筒状のステータコア7が、非磁性体金属よりなる非磁性体部材8を介して溶接されている。これにより、ガイド穴3aの一端が閉塞されている。なお、ガイド3およびステータコア7は、本発明の筒状部材に相当する。
プランジャ5は、磁性体金属で形成されている。このプランジャ5は、円柱形状であり、バルブシート6側の端部に球状の弁体50が固定されている。ステータコア7に形成されたスプリング穴7aにスプリング9が設置され、このスプリング9により、プランジャ5はバルブシート6側に向かって付勢されている。
バルブシート6は金属にて円筒状に形成され、その径方向中心部にガイド3内の空間3bとハウジング2に形成された管路Aとを連通させる連通穴6aが形成され、この連通穴6aにおける空間3b側の端部に、プランジャ5の弁体50が接離するテーパ状の弁座6bが形成されている。
ステータコア7の周囲には、通電時に磁界を形成するコイル11が配置されている。コイル11からはターミナル13が引き出されており、このターミナル13を介して外部からコイル11への通電が行えるようになっている。
図2〜図5にも示すように、プランジャ5の外周面には、プランジャ5の外周を一周するリング状のシール収納溝5aが形成され、このシール収納溝5aにシール部材16が装着されている。そして、シール部材16により、プランジャ5におけるステータコア7側に形成されたダンパ室17が、空間3bや管路Aと隔離されている。
このシール部材16は、樹脂にて薄板リング状に形成され、プランジャ5の軸方向に沿って切断した断面形状が略長方形状を成している。シール部材16の外周部には、ダンパ室17と空間3bとを常時連通させるオリフィス16aが形成されている。また、シール部材16には、オリフィス16aが形成された位置とは異なる位置にバイアスカット部16bが形成されており、バイアスカット部16bでシール部材16を径方向に拡げることにより、シール部材16をシール収納溝5aに装着可能になっている。
シール収納溝5aは、プランジャ5の移動方向Xに所定間隔Lを有して対向する第1の面5bおよび第2の面5cを備えるとともに、第1の面5bと第2の面5c間に位置する溝部外周面5dを備えている。所定間隔Lは、シール部材16におけるプランジャの移動方向Xの寸法、すなわちシール部材16の厚さtよりも大きく設定されている。したがって、第1の面5bおよび第2の面5cの少なくとも一方と、シール部材16における厚さt方向の端面との間には、常時隙間が形成される。また、溝部外周面5dとシール部材16の内周面との間には、ダンパ室17側と空間3b側とを連通させる連通路18が形成されている。
プランジャ5の外周面には、プランジャ5の移動方向Xと平行な連通溝5eが少なくとも一つ形成されている。この連通溝5eは、シール収納溝5aからダンパ室17まで延びている。そして、特に図4から明らかなように、プランジャ5の移動方向Xから見たとき、連通溝5eの一部がシール部材16の内周面よりも内側に位置し、これにより、ダンパ室17と連通路18とを常時連通させるようになっている。
次に、上記構成になる電磁弁1の作動を説明する。図1はコイル非通電時における電磁弁1の状態を示したものであり、この図に示されるように、コイル非通電時にはスプリング9の弾性力によってプランジャ5がバルブシート6側に向かって付勢され、弁体50がバルブシート6の弁座6bに着座し、電磁弁1が遮断状態(閉状態)とされる。
一方、コイル通電時には、コイル11が磁界を形成し、ガイド3、プランジャ5、ステータコア7等により磁路が形成される。そして、磁気吸引力によりプランジャ5がステータコア7側に吸引され、プランジャ5がスプリング9に抗して移動する。これにより、弁体50がバルブシート6の弁座6bから離れた状態となり、管路Aは、連通穴6a、ガイド3の空間3b、および連通穴3cを介して連通状態となる。従って、コイル通電時には電磁弁1は連通状態(開状態)になる。
このような電磁弁1の開閉動作において、コイル11への通電によりプランジャ5がステータコア7側に吸引される際には、連通路18が閉じられてダンパ効果が得られる。すなわち、図2に示すように、プランジャ5がステータコア7側に向かって移動すると、シール部材16における空間3b側の端面がシール収納溝5aの第1の面5bに接して、連通路18と空間3bとの間が閉じられた状態になり、ダンパ室17と空間3bはオリフィス16aのみを介して連通することになってダンパ効果が得られる。
一方、コイル11への通電が停止されてプランジャ5がバルブシート6側に向かって付勢される際には、連通路18が開かれてダンパ効果は発揮されない。すなわち、図3および図4に示すように、プランジャ5がバルブシート6側に向かって移動すると、シール部材16における空間3b側の端面がシール収納溝5aの第1の面5bから離れて、連通路18と空間3bとの間が開かれた状態になる。このとき、シール部材16におけるダンパ室17側の端面がシール収納溝5aの第2の面5cに接するが、連通溝5eの一部が連通路18と連通しているため、ダンパ室17と連通路18間は連通溝5eを介して連通する。したがって、ダンパ室17と空間3bはオリフィス16aおよび連通路18を介して連通することになってダンパ効果は発揮されない。
このように、本実施形態では、プランジャ5の移動に伴ってプランジャ5とシール部材16とが相対移動して連通路18が開閉される。そして、ダンパ効果が不要な向きにプランジャ5が移動する際に、実質的に開弁圧が0で連通路18が開かれるため、従来の電磁弁の問題点、すなわち逆止弁が開弁するまでのダンパ効果による電磁弁の応答遅れは、発生しない。
また、本実施形態では、シール部材16とプランジャ5とによって逆止弁機能を得ているため、逆止弁の構成部品を少なくすることができる。さらに、本実施形態では、逆止弁はスプリングを用いないため、電磁弁の応答性ばらつきを小さくすることができる。
なお、本実施形態では、プランジャ5がバルブシート6側に向かって移動する際にダンパ効果が発揮されないようにしたが、プランジャ5がステータコア7側に向かって移動する際にダンパ効果が発揮されないようにしてもよい。この場合、プランジャ5の連通溝5eを廃止し、一方、プランジャ5の外周面に、空間3bと連通路18とを常時連通させる連通溝を設けることによって、実施することができる。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係る電磁弁1の要部の構成を示す断面図、図7は図6のシール部材16の斜視図である。本実施形態は、第1実施形態に対してプランジャ5およびシール部材16を変更したものであり、その他の構成については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態における電磁弁1においては、プランジャ5は連通溝5eが廃止されている。プランジャ5のシール収納溝5aとダンパ室17は、ガイド3のガイド穴3aとプランジャ5の外周面との隙間3dを介して連通している。
一方、シール部材16には連通溝16cが形成されている。連通溝16cは、シール部材16におけるダンパ室17側の端面、すなわちシール収納溝5aの第2の面5cと対向する面に形成されており、隙間3dと連通路18とを常時連通させるようになっている。
そして、図6に示すように、コイル11への通電が停止されてプランジャ5がバルブシート6側に向かって移動すると、シール部材16におけるダンパ室17側の端面がシール収納溝5aの第2の面5cに接するが、この状態でも隙間3dと連通路18間はシール部材16の連通溝16cを介して連通している。したがって、ダンパ室17と空間3bはオリフィス16aおよび連通路18を介して連通することになってダンパ効果は発揮されない。
本実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、プランジャ5の連通溝5eを廃止することができるため、プランジャ5への追加加工を少なくすることができる。
なお、連通溝16cが第1の面5bに対向するようにして、シール部材16をプランジャ5のシール収納溝5aに装着することにより、プランジャ5がステータコア7側に向かって移動する際にダンパ効果が発揮されないようにすることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、オリフィス16aをシール部材16に形成したが、ダンパ室17と空間3bとを常時連通させるオリフィス16aをプランジャ5に形成してもよい。
また、上記各実施形態では、コイル非通電時に閉状態とされる常閉型の電磁弁を示したが、本発明はコイル非通電時に開状態とされる常開型の電磁弁にも適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。 図1の電磁弁の開弁作動時におけるシール部材16付近の拡大断面図である。 図1の電磁弁の閉弁作動時におけるシール部材16付近の拡大断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図1のシール部材16の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁弁1の要部の構成を示す断面図である。 図6のシール部材16の斜視図である。
符号の説明
3…ガイド(筒状部材)、5…プランジャ、5a…シール収納溝、5b…第1の面、5c…第2の面、7…ステータコア(筒状部材)、9…スプリング、11…コイル、16…シール部材、17…ダンパ室、18…連通路、50…弁体、A…流路、X…移動方向。

Claims (6)

  1. 通電時に磁界を形成するコイル(11)と、
    前記コイル(11)の内周側に配置された筒状の筒状部材(3、7)と、
    前記筒状部材(3、7)内に摺動自在に配置され、前記コイル(11)への通電により一方の向きに吸引されるプランジャ(5)と、
    前記プランジャ(5)を他方の向きに付勢するスプリング(9)と、
    前記プランジャ(5)とともに移動して、流体が流れる流路(A)を開閉する弁体(50)とを備える電磁弁において、
    前記プランジャ(5)の外周面に形成され、前記プランジャ(5)の移動方向(X)に所定間隔(L)を有して対向する第1の面(5b)および第2の面(5c)を有するリング状のシール収納溝(5a)と、
    前記シール収納溝(5a)に装着され、前記流路(A)から隔離されたダンパ室(17)を前記プランジャ(5)の一端側に形成するリング状のシール部材(16)とを備え、
    前記所定間隔(L)は、前記第1の面(5b)および前記第2の面(5c)の少なくとも一方と前記シール部材(16)との間に常時隙間が形成されるように、前記シール部材(16)における前記プランジャ(5)の移動方向(X)の寸法(t)よりも大きく設定され、
    前記流路(A)と前記ダンパ室(17)とを常時連通させるオリフィス(16a)が、前記プランジャ(5)および前記シール部材(16)のうち少なくとも一方に形成され、
    前記流路(A)と前記ダンパ室(17)とを連通させる連通路(18)が、前記シール部材(16)の内周面と前記プランジャ(5)との間に形成され、
    前記シール部材(16)が前記第1の面(5b)に接した状態では前記連通路(18)が閉じられるとともに、前記シール部材(16)が前記第1の面(5b)から離れた状態では前記連通路(18)が開かれる構成であることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記コイル(11)への通電により吸引されて前記プランジャ(5)が一方の向きに移動する際には、前記シール部材(16)が前記第1の面(5b)に接して前記連通路(18)が閉じられることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記スプリング(9)に付勢されて前記プランジャ(5)が他方の向きに移動する際には、前記シール部材(16)が前記第1の面(5b)から離れて前記連通路(18)が開かれることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
  4. 前記プランジャ(5)の外周面に、前記ダンパ室(17)と前記連通路(18)とを常時連通させる連通溝(5e)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁。
  5. 前記プランジャ(5)の移動方向(X)から見たとき、前記連通溝(5e)の少なくとも一部が前記シール部材(16)の内周面よりも内側に位置することを特徴とする請求項4に記載の電磁弁。
  6. 前記シール部材(16)における前記第2の面(5c)と対向する面に、前記ダンパ室(17)と前記連通路(18)とを常時連通させる連通溝(16c)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁。
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