JPH1037298A - バルコニーの取付構造 - Google Patents

バルコニーの取付構造

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JPH1037298A
JPH1037298A JP19437496A JP19437496A JPH1037298A JP H1037298 A JPH1037298 A JP H1037298A JP 19437496 A JP19437496 A JP 19437496A JP 19437496 A JP19437496 A JP 19437496A JP H1037298 A JPH1037298 A JP H1037298A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
base portion
panel
panel frame
balcony
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Pending
Application number
JP19437496A
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English (en)
Inventor
Takashi Kitazawa
琢史 北澤
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Kubota Corp
Sanyo Homes Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota House Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パネル枠18の第1ベース部分24からパネ
ル面に平行な第1方向に延びて第1板部分28が形成さ
れ、第1板部分の端部から第1方向に直交する第2方向
に延びて第2板部分30が形成される。また、取付部材
20の第2ベース部分32から第1方向に延びて第2板
部分30の第2方向への移動を規制するための第3板部
分38が形成され、第3板部分38の端部から第2方向
に延びて第2板部分30の第1方向への移動を規制する
ための第4板部分40が形成される。 【効果】 パネル枠18の強度を損なうことなく、パネ
ル枠18と外壁14との間の隙間を第1板部分28と第
3板部分38とで隠蔽できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバルコニーの取付構造
に関し、特にたとえばバルコニーを建物の外壁面に取り
付けるのに用いられる、バルコニーの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9に示す従来のバルコニーの取付構造
1では、バルコニー2のパネル枠3を取付ねじ4を用い
て外壁5に直接取り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建築構造物の設計で
は、2部材の接合部において部材間に所定のクリアラン
ス(隙間)を持たせるのが一般的である。したがって、
従来の取付構造1では、図10からよくわかるように、
パネル枠3と外壁5との間に隙間6が生じてしまい、見
栄えが悪いという問題点があった。この問題点を解決す
る一手段として、取付ねじ4をより強く締めつけて隙間
6をなくすことが考えられるが、この場合には、パネル
枠3が変形して強度が損なわれる恐れがあった。
【0004】それゆえにこの発明の主たる目的は、パネ
ル枠の強度を損なうことなく隙間を隠蔽できる、バルコ
ニーの取付構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、バルコニ
ーパネルの側端部に取付けられた第1ベース部分と、第
1ベース部分からパネル面に平行な第1方向に延びて形
成された第1板部分と、第1板部分から第1方向に直交
する第2方向に延びて形成された第2板部分とを含むパ
ネル枠、および壁面に取り付けられた第2ベース部分
と、第2ベース部分から第1方向に延びて形成されて第
2板部分の第2方向への移動を規制する第3板部分と、
第2ベース部分から延びて形成されて第2板部分の第1
方向への移動を規制する第4板部分とを含む取付部材を
備える、バルコニーの取付構造である。
【0006】第2の発明は、バルコニーパネルの側端部
に取付けられた第1ベース部分と、第1ベース部分から
パネル面に平行な第1方向に延びて形成された1対の第
1板部分と、1対の第1板部分の互いに対向する面から
第1方向に直交する第2方向に延びて形成された1対の
第2板部分とを含むパネル枠、1対の第2板部分のそれ
ぞれに係止される面を有する取付板部材、取付板部材を
壁面側に引き寄せるねじ部材、およびねじ部材が貫通す
る孔を有するかつ第2方向におけるパネル枠の幅より大
きい幅を有する第2ベース部分と、第2ベース部分の両
側端からパネル枠の幅より大きい間隔を隔てて第1方向
に延びて形成される1対の側板部分とを含み、1対の側
板部分によってパネル枠と壁面との間の隙間を目隠しす
る目隠し部材を備える、バルコニーの取付構造である。
【0007】
【作用】第1の発明では、パネル枠の第1板部分と取付
部材の第3板部分とがパネル面に平行な第1方向に延び
て形成されるので、これらによってパネル枠と壁面との
隙間を隠蔽できる。また、第2板部分の第2方向への移
動が第3板部分によって規制され、第2板部分の第1方
向への移動が第4板部分によって規制されるので、パネ
ル枠のがたつきや脱落は生じない。
【0008】第2の発明では、目隠し部材の1対の側板
部分によってパネル枠と壁面との隙間を隠蔽できる。ま
た、ねじ部材を締め付けることによって取付板部材が1
対の第2板部分のそれぞれに係止され、パネル枠の動き
が規制されるので、パネル枠のがたつきや脱落は生じな
い。
【0009】
【発明の効果】第1および第2の発明によれば、パネル
枠の強度を損なうことなくパネル枠と壁面との間の隙間
を隠蔽できる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1および図2に示すこの実施例のバルコニ
ーの取付構造10は、図3に示すように、バルコニー1
2を建物の外壁14に取り付けるためのものであり、バ
ルコニーパネル16を支持する枠体22(図3)の側片
を構成するパネル枠18および外壁14に取り付けられ
る取付部材20を含む。
【0011】パネル枠18は、縦方向に延びるかつバル
コニーパネル16の側端部に取り付けられる第1ベース
部分24(図1)を含む。第1ベース部分24は、外壁
14に対向する側が開放するように略C状に形成され、
第1ベース部分24の内面には図示しないねじ等をねじ
込むための2つのねじ込み部26が所定間隔を隔てて形
成される。そして、第1ベース部分24の開放部に臨ま
された端部からパネル面に平行な第1方向に延びて1対
の第1板部分28が形成され、第1板部分28の互いに
対向する面の端部から第1方向に直交する第2方向に延
びて第2板部分30が形成される。
【0012】取付部材20は、縦方向に延びる略板状の
第2ベース部分32を含み、第2ベース部分32の幅方
向中央部には、取付けねじ34を挿通するための複数の
孔36が所定間隔ごとに形成される。そして、第2ベー
ス部分32の幅方向両端部からパネル面に平行な第1方
向に延びて1対の第3板部分38が形成され、第3板部
分38の端部から第1方向に直交する第2方向に延びて
第4板部分40が形成される。
【0013】ここで、第3板部分38間の間隔は、第3
板部分38の外側面が第2板部分30の先端部近傍に配
置され得るように第2板部分30間の間隔よりやや小さ
く設定され、第4板部分40の長さは、第4板部分40
の先端が第1板部分28の内側面近傍に配置され得るよ
うに第2板部分30とほぼ同じ長さに設定される。ま
た、第1板部分28および第3板部分38の長さは、取
付部材20に対してパネル枠18を第1方向において位
置調整し得るように所定長さに設定される。
【0014】バルコニー12を外壁14に取り付ける際
には、まず、外壁14の内側面のパネル枠18に対応す
る個所に桟木42を取付ける。そして、外壁14の外側
面に取付部材20を位置決めし、孔36に通したねじ3
4を外壁14および桟木42にねじ込んで取付部材20
を固定する。続いて、第2方向において第1板部分28
と第3板部分38とが位置的に重なるようにして取付部
材20の上方からパネル枠18を降下させ、パネル枠1
8と外壁14との隙間幅を調整した後、パネル枠18を
バルコニー12の床部分44等に固定する。
【0015】この実施例によれば、第2板部分30の第
2方向への移動を第3板部分38によって規制できるの
で、パネル枠18の第2方向でのがたつきを防止でき
る。また、第2板部分30の第1方向への移動を第4板
部分40によって規制できるので、パネル枠18が第1
方向に脱落するのを防止できる。また、パネル枠18の
第1板部分28と取付部材20の第3板部分38とがパ
ネル面に平行な第1方向に延びて形成されるので、これ
らによってパネル枠18と外壁14との間の隙間を隠蔽
できる。
【0016】また、第1板部分28をパネル面より内側
に形成するようにしているので、第1ベース部分24と
外壁14との間の大きな隙間Aによって第2板部分30
と外壁14との間の小さな隙間Bを隠蔽でき、見栄えが
よい。なお、小さな隙間B(図1)を隠蔽するために
は、たとえば図4および図5に示すように、第1板部分
28の外側で第1方向に延びる側板部分46を第2ベー
ス部分32と一体に形成するようにしてもよく、また、
大きな隙間A(図1)を隠蔽するためには、たとえば図
6に示すように、第1ベース部分24の外側で第1方向
に延びる側板部分48を第2ベース部分32と一体に形
成するようにしてもよい。
【0017】図7および図8に示す他の実施例のバルコ
ニーの取付構造50は、パネル枠52、取付板部材54
および目隠し部材56を含む。パネル枠52は、上述の
実施例と同様に、バルコニーパネル16を支持する枠体
の側片を構成するものであり、縦方向に延びるかつバル
コニーパネル16の側端部に取り付けられる第1ベース
部分58を含む。第1ベース部分58は、外壁14に対
向する側が開放するように略C状に形成され、第1ベー
ス部分58の内面には図示しないねじ等をねじ込むため
の2つのねじ込み部26が所定間隔を隔てて形成され
る。そして、第1ベース部分58の開放部に臨まされた
端部からパネル面に平行な第1方向に延びて1対の第1
板部分60が形成され、第1板部分60の互いに対向す
る面の端部から前記第1方向に直交する第2方向に延び
て1対の第2板部分62が形成される。
【0018】取付板部材54は、1対の第2板部分62
のそれぞれに係止される面を有し、取付板部材54の幅
方向中央部には、ねじ64を通すねじ孔66が形成され
る。取付板部材54の幅は、取付板部材54の側端が第
1板部分60の内側面近傍に配置され得るように第1板
部分60間の間隔よりもやや小さく設定される。目隠し
部材56は、パネル枠52の第2方向における幅よりも
大きい幅を有して縦方向に延びる略板状の第2ベース部
分68を含み、第2ベース部分68の幅方向中央部に
は、ねじ64を通すねじ孔70が所定間隔ごとに形成さ
れる。そして、第2ベース部分68の両側端からパネル
枠52の幅より大きい間隔を隔てて第1方向に延びて1
対の側板部分72が形成される。
【0019】バルコニー12を外壁14に取り付ける際
には、まず、桟木42を利用して外壁14の内側面にね
じ固定金具74を配置する。そして、ねじ固定金具74
に設けられた孔76にねじ64を通し、これを外壁1
4、ねじ孔70および66に順次ねじ込んでいく。ねじ
64をさらにねじ込んでいくと、取付板部材54が外壁
14側に引き寄せられて第2板部分62に係止される。
【0020】この実施例によれば、第1板部分60の第
2方向への移動を取付板部材54によって規制できるの
で、パネル枠52の第2方向でのがたつきを防止でき
る。また、第2板部分62の第1方向への移動を取付板
部材54によって規制できるので、パネル枠52が第1
方向に離脱するのを防止できる。また、目隠し部材56
によって、パネル枠52と外壁14との隙間を隠蔽でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図3におけるII−II線断面図である。
【図3】図1実施例を示す斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図5】図4実施例を示す斜視図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図8】図7実施例を示す斜視図である。
【図9】従来技術を示す斜視図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【符号の説明】
10 …バルコニーの取付構造 12 …バルコニー 14 …外壁 16 …バルコニーパネル 18 …パネル枠 20 …取付部材 22 …枠体 24 …第1ベース部分 28 …第1板部分 30 …第2板部分 32 …第2ベース部分 34 …ねじ 38 …第3板部分 40 …第4板部分 56 …目隠し部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルコニーパネルの側端部に取付けられた
    第1ベース部分と、前記第1ベース部分からパネル面に
    平行な第1方向に延びて形成された第1板部分と、前記
    第1板部分から前記第1方向に直交する第2方向に延び
    て形成された第2板部分とを含むパネル枠、および壁面
    に取り付けられた第2ベース部分と、前記第2ベース部
    分から前記第1方向に延びて形成されて前記第2板部分
    の前記第2方向への移動を規制する第3板部分と、前記
    第2ベース部分から延びて形成されて前記第2板部分の
    前記第1方向への移動を規制する第4板部分とを含む取
    付部材を備える、バルコニーの取付構造。
  2. 【請求項2】前記第1板部分がパネル面より内側にあ
    る、請求項1記載のバルコニーの取付構造。
  3. 【請求項3】バルコニーパネルの側端部に取付けられた
    第1ベース部分と、前記第1ベース部分からパネル面に
    平行な第1方向に延びて形成された1対の第1板部分
    と、前記1対の第1板部分の互いに対向する面から前記
    第1方向に直交する第2方向に延びて形成された1対の
    第2板部分とを含むパネル枠、 前記1対の第2板部分のそれぞれに係止される面を有す
    る取付板部材、 前記取付板部材を壁面側に引き寄せるねじ部材、および
    前記ねじ部材が貫通する孔を有するかつ前記第2方向に
    おける前記パネル枠の幅より大きい幅を有する第2ベー
    ス部分と、前記第2ベース部分の両側端から前記パネル
    枠の幅より大きい間隔を隔てて前記第1方向に延びて形
    成される1対の側板部分とを含み、前記1対の側板部分
    によって前記パネル枠と前記壁面との間の隙間を目隠し
    する目隠し部材を備える、バルコニーの取付構造。
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Date Code Title Description
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Effective date: 20020604