JPS6015472Y2 - フイラ−の取付構造 - Google Patents

フイラ−の取付構造

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Publication number
JPS6015472Y2
JPS6015472Y2 JP8793082U JP8793082U JPS6015472Y2 JP S6015472 Y2 JPS6015472 Y2 JP S6015472Y2 JP 8793082 U JP8793082 U JP 8793082U JP 8793082 U JP8793082 U JP 8793082U JP S6015472 Y2 JPS6015472 Y2 JP S6015472Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
screw
mounting structure
head
screw head
Prior art date
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Expired
Application number
JP8793082U
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English (en)
Other versions
JPS58190055U (ja
Inventor
道典 今宮
保久 松田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8793082U priority Critical patent/JPS6015472Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシステムキッチン等に用いられる間口調整用の
フィラーの取付構造の改良に関する。
従来、ビルトインタイブのシステムキッチンや鏡付きの
システム洗面化粧台等において建屋の設置部所の間口を
調整するためのフィラーが使用されている。
このフィラーを用いて例えばキャビネット30と一側の
間口端をなす壁面31間のすき間32を表側から見えな
いようにするため、フィラー33をキャビネット30に
取付ける必要がある。
この取付構造の例として第6図と第7図に示すようなも
のがあり、第6図のものはフィラー33のキャビネット
30側に部材34を予めL字状に一体的に取付けておき
、この部材34をビス35によってキャビネット30に
連結するようにしている。
また第7図のものは部材34の代りにL型アングル36
とビス37によりフィラー33を取付けるものであり、
両側ともフィラー33の裏面側に連結部が位置している
従って部材34やアングル36が奥側に伸びる形態であ
るので、例えばフィラー33取付面と奥側壁面との距離
が小さいような鏡取付部分に適用するには難があった。
またフィラ一本体に連結用の部材34やアングル36を
必要とするので製造コストも高くまた作業性にも劣ると
いう欠点がある。
本考案は以上のような問題を解消しようとするもので、
連結用の部材やアングルを必要とせず、従ってフィラー
の厚み方向の容量を大となすことなくフィラーを簡単に
取付けることのできるフィラーの取付構造を提供するこ
とを目的とし、フィラー1の間口方向に貫通する横孔4
を長手方向に間隔をおいて複数設け、同横孔4内の中途
に環状段部7を設け、同環状段部7より被取付部材側に
フィラー1連結用のビスBの本体部B−2が挿通可能な
小径部6を、及び他側にビス頭部B−1が挿通可能な大
径部5を夫々形威し、上記環状段部7にビス頭部B−1
を係止してフィラー1を被取付部材に連結することを特
徴とする。
以下、添付図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図にフィラー1の正面部が、第2図に第1図のI−
I線機断面図が示されており、フィラー1は合板1aの
上下両端と1側端及び背面に例えばポリ塩化ビニル1b
を一体的に貼着したものとして構成され、同フィラーは
切断可能であり、間口をなす幅方向の長さLは任意に変
えることができて間口調整することができる。
さらにこの幅方向には両側端部2,3に略直交するよう
に横孔4が所要数フィラー1の縦方向に所要ピッチで穿
設されており、同横孔4は第2図のように一側端部2か
ら所要長さ穿設される大径部5、他側の端部3であって
被取付部材に当接する側には小径部6とが各々同軸上に
形成され、大径部5と小径部6との接続連通部分には環
状段部7を有している。
この横孔4の大径部5の内D□、小径部6の内径D2及
び同小径部の長さLlは横孔4内を挿通して被取付部材
に螺合するビスBの寸法形状と以下に記す関係をもつ。
即ち、使用するビスBはいわゆる木ねじと呼ばれるもの
でその頭部B−1の外径をdl、同ビスBの長さを1、
頭部の基部より螺子部B−3に至るまでの長さを11、
ビス本体部B−2の最大径を鳴とすれば、 Dl〉d□>D2 ら<D2 1 >Li >It この寸法関係によりビスBは一側端部2側から横孔4内
に挿入され、頭部B−1が環状段部7に係合されるまで
移動し、ビス本体部B−2先端の螺子部B−3がフィラ
ー1の他側端部3より突出することができ、よってこの
螺子部B−3が被取付部材に螺合されて、この螺合によ
る締結力はビス頭部B−1を介して環状段部7に負荷さ
れ、フィラー1は被取付部材に固着されるものである。
尚、使用するビスBは、第6図、第7図で示したように
、螺子部がビス頭部の基部まで設けられたいわゆるタッ
ピンねじでもよい。
第4図にフィラー1を洗面化粧台10の鏡11両側に設
けた場合の正面図が、第5図には同第4図の■−■線横
線面断面図って横孔4の軸線を含む平面で切った断面図
が示されている。
第5図において12は木製の鏡裏面、13は壁面、14
はキャビネットである。
フィラー1の鏡裏板12への取付けは、まず同フィラー
1の両端部2,3間の距離を間口に整合するように切断
する。
切断可能な範囲は、横孔4の大径部5側の端部2からビ
スBの頭を環状段部に当接した状態においてビスBの頭
が正面から見て隠れる位置までであり、横孔4の小径部
6の長さL□は一定としている。
ビスBを横孔4内に挿入して所要のドライバ等でビスB
を回動させて鏡裏板12にねじ込めば前述のようにビス
頭部B−1が環状段部7に当接してフィラー1が固着さ
れる。
この後、鏡裏板12とともにフィラー1を所定の取付位
置にもたらせばフィラー1の取付は施工が行えるもので
ある。
尚、本実施例では洗面化粧台の鏡裏板にフィラーを取付
けるようにしたが、その他の被取付部材にも同様に本考
案の取付構造によりフィラーが連結されうるものであり
、例えば従来例として示した第6図、第7図においてキ
ャビネットに連結したものが第8図である。
以上のように本考案によれば、フィラーの取付けが連結
部材やアングルを必要とせずに行えるので構造が簡単で
コンパクトとなり、被取付部材表面と取付壁面間の距離
が小さくてもフィラーを確実に取付けることができると
いう効果がある。
また、フィラー1はその長手方向の複数の位置でビスB
により剛的に連結されるので、接着剤による連結よりも
強度が大きく、振動等でずれたりすることなく定位置に
保持され家具用として美観を損ねることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィラーの正面図、第2図は同第1図のI−I
線機断面図、第3図はビスの正面図、第4図は鏡付洗面
化粧台の鏡の両側にフィラーを設けた状態の正面図、第
5図は同第4図の■−■線横線面断面図6図及び第7図
は従来のフィラー取付構造を示す断面図、第8図は本考
案のフィラーをキャビネットの取付けた場合の断面図で
ある。 1:フィラー、4:横孔、5:大径部、6:小径部、7
:環状段部、B:ビス、B−1:ビス頭部、B−2:ビ
ス本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィラー1の間口方向に貫通する横孔4を長手方向に間
    隔をおいて複数設け、同横孔4内の中途に環状段部7を
    設け、同環状段部7より被取付部材側にフィラー1連結
    用のビスBの本体部B−2が挿通可能な小径部6を、及
    び他側にビス頭部B−1が挿通可能な大径部5を夫々形
    威し、上記環状段部7にビス頭部B−1を係止してフィ
    ラー1を被取付部材に連結することを特徴とするフィラ
    ーの取付構造。
JP8793082U 1982-06-12 1982-06-12 フイラ−の取付構造 Expired JPS6015472Y2 (ja)

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JPS58190055U JPS58190055U (ja) 1983-12-17
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