JP2000265642A - 化粧柱 - Google Patents

化粧柱

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JP2000265642A
JP2000265642A JP11076143A JP7614399A JP2000265642A JP 2000265642 A JP2000265642 A JP 2000265642A JP 11076143 A JP11076143 A JP 11076143A JP 7614399 A JP7614399 A JP 7614399A JP 2000265642 A JP2000265642 A JP 2000265642A
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JP11076143A
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English (en)
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Hiroshi Kako
寛 加古
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部から分割カバー体の継ぎ目が目立つことな
く見栄えの良い化粧柱を提供する。 【構成】柱本体1とその柱本体1の周囲を被覆する化粧
カバー2を縦割りした複数の分割カバー体21で構成
し、各分割カバー体21の間を縦目地カバー4で被覆し
て成る化粧柱において、分割カバー体21と縦目地カバ
ー4の表面を略面一に続くように形成して成ると共に、
縦目地カバー4の横幅を、分割カバー体21の表面に略
同一間隔で設けられた溝状の縦縞22の間隔と略同一幅
とし、縦縞22の幅及び深さを分割カバー体21と縦目
地カバー4の間に形成された縦溝5の幅及び深さと略同
一として成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の玄関ポーチの
柱、バルコニー、ベランダ、屋外廊下等の支柱等その柱
本体の周囲を化粧カバーで被覆して成る化粧柱に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から化粧柱は、柱本体とその周囲を
被覆する化粧カバーで構成されていたが、化粧カバーは
施工性を勘案して化粧カバーを縦割りした複数の分割カ
バー体で構成されていた。この化粧カバーとして、実開
昭60−87929号公報、特開平5−248058号
公報等に示す如くその表面が無地のもの、或いは実開昭
62−56624号公報、特開平7−317289号公
報等に示す如く表面に溝状の縦縞が設けられたもの等が
あった。各分割カバー体の継ぎ目には、分割カバー体取
り付けのためのビス等の固着具の頭部が露出していた
が、継ぎ目は縦溝状であるため露出した固着具の頭部が
外部から見え難く特に継ぎ目の仕上げがされていないの
が一般的であり、仕上げがされていたとしてもコーキン
グ材が充填されているのみであった。いずれにしても外
部から見た見栄えが悪く、前者は特に水密性の必要な箇
所では採用しにくいという問題があった。そこで考える
ことのできるのは、分割カバー体の継ぎ目を縦目地カバ
ーで被覆することである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表面が
無地の化粧カバーに採用した場合、例え縦目地カバーの
表面が分割カバー体の表面と同一仕上げであるとしても
相変わらずその境目が外部から判別でき縦目地カバーの
存在そのものが化粧カバーの外観を害するという問題が
発生することが考えられる。又、表面に縦縞が設けられ
た化粧カバーに採用した場合、縦目地カバーの存在は多
少は目立ちにくくなるが、縦目地カバーの横幅と、縦縞
の間隔との関係を考慮しないものにおいては、相変わら
ず縦目地カバーの存在は外部から確認でき、化粧カバー
の外観を害するという問題を完全に解消することは不可
能であると思料される。本発明は上記実情を鑑みて発明
したものであって、外部から分割カバー体の継ぎ目が目
立つことなく見栄えの良い化粧柱を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を達成す
るため本発明の化粧カバーは、柱本体とその柱本体の周
囲を被覆する化粧カバーを縦割りした複数の分割カバー
体で構成し、各分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆
して成る化粧柱において、縦目地カバーの横幅を、分割
カバー体の表面に略同一間隔で設けられた縦縞の間隔と
略同一幅として成ることを特徴としている。このような
構成とすることで、縦目地カバーが分割カバー体の表面
に設けられた縦縞模様の一部であるかのように視認する
ことができ、分割カバー体の継ぎ目が外部から目立つこ
となく見栄えが向上する。又、縦目地カバーによって水
密性能も確保することができる。
【0005】又、柱本体とその柱本体の周囲を被覆する
化粧カバーを縦割りした複数の分割カバー体で構成し、
各分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆して成る化粧
柱において、縦目地カバーの横幅を、分割カバー体の表
面に設けられた縦縞の間隔と共に、全周に亘り順次繰り
返すようして設けた寸法としたことを特徴としている。
このような構成とすることでも、縦目地カバーが分割カ
バー体の表面に設けられた縦縞模様の一部であるかのよ
うに視認することができ、分割カバー体の継ぎ目が外部
から目立つことなく見栄えが向上する。又、縦目地カバ
ーによって水密性能も確保することができる。
【0006】更には、柱本体とその柱本体の周囲を被覆
する化粧カバーを縦割りした複数の分割カバー体で構成
し、各分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆して成る
化粧柱において、縦目地カバーの横幅を、分割カバー体
の表面にランダムな間隔で設けられた縦縞の間隔のうち
少なくとも一つの間隔と略同一幅として成ることを特徴
としている。このような構成とすることでも、縦目地カ
バーが分割カバー体の表面に設けられた縦縞模様の一部
であるかのように視認することができ、分割カバー体の
継ぎ目が外部から目立つことなく見栄えが向上する。
又、縦目地カバーによって水密性能も確保することがで
きる。
【0007】又、請求項1乃至3記載の化粧柱におい
て、分割カバー体の表面と縦目地カバーの表面を略面一
に続くように形成して成ることが、更に縦目地カバーの
存在を目立たなくすることができ、外観を更に向上する
ことができる点で望ましい。
【0008】又、請求項1乃至4記載の化粧柱におい
て、分割カバー体の表面に設けられた縦縞を溝状とし、
その縦縞の幅及び深さを、分割カバー体と縦目地カバー
の間に形成された縦溝の幅及び深さと略同一として成る
ことが、更に縦目地カバーの存在を目立たなくすること
ができ、外観を更に向上することができる点で望まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図2に示す1は横断
面正方形の鋼管で形成された柱本体であって、その柱本
体1の表面に取り付けられた一対の取付金物3を介して
柱本体1の全周を被覆するように、中空の横断面円形に
なった化粧カバー2が取り付けられている。尚、柱本体
1は必ずしも横断面正方形でなく、例えば横断面円形、
横断面H字形等であっても良く、又、化粧カバー2も横
断面円形でなく、例えば横断面正方形、或いは半円形と
長方形を組合せた横断面等であっても良い。
【0010】化粧カバー2は表面に被膜を形成したアル
ミニウム板、合成樹脂等で形成されており、一対の略半
円弧形の分割カバー体21を組み合わせて中空の横断面
円形に構成されている。この分割カバー体21は、半円
弧形の表面板27と、表面板27の両端部に夫々設けら
れ横断面L字形をした第一の取付部23と第二の取付部
24より形成されており、両方とも略同一形状である。
図1に示すように、第一の取付部23と第二の取付部2
4は、夫々表面板27の端部より内方に折れ曲がった折
曲片28と更にその端部より直角に折れ曲がった先端片
25より形成されているが、第一の取付部23の方が第
二の取付部24より折曲片28、先端片25ともに長く
なっている。折曲片28は、第一の取付部23の方が第
二の取付部24より先端片25の厚み分だけ僅かに長
い。又、先端片25の方は、第一の取付部23側が第二
の取付部24側の約2倍の長さとなっており、第一の取
付部23側の先端片25の表面の第二の取付部24より
先端片25の長さに対応した位置には係止凸部26が設
けられている。又、第一の取付部23側、第二の取付部
24側ともに折曲片28の外側面の先端片25側には複
数本の低い凸条が並んだような被係止面29が設けられ
ている。
【0011】図1に示すように、表面板27の表面には
略同一間隔で溝状の縦縞22が刻設されており、その縦
縞22の間隔は、化粧カバー2の全周を360度とした
場合例えば6度置きに設けられており、一つの分割カバ
ー体21の表面板27の表面には合計28本の縦縞22
が刻設されている。縦縞22の横断面は略V字状であ
り、各縦縞22の幅及び深さは全て略同一である。尚、
縦縞22は必ずしも横断面略V字状の溝でなくても良
く、横断面略凹字状等他の断面形状の溝或いは単なる線
模様等であっても構わない。
【0012】取付金物3は、柱本体1の中央を通りその
一側面である表面を貫く仮想中間線Cより片側の前記表
面にボルト7で固定された基片31と、柱本体1の表面
とは離れその途中を前記仮想中間線Cが通る位置に設け
られた取付片32と、前記基片31と取付片32の基部
相互をつなぐ連結片33で略横断面Z字形に形成されて
いる。この取付片32の長さは前記した第一の取付部2
3側の先端片25と略同じ長さである。尚、図示するよ
うに仮想中間線Cは柱本体1の中央線であることが望ま
しいが多少は芯ずれした位置であっても良い。又、取付
片32を必ずしも仮想中間線Cが通る必要はない。
【0013】化粧カバー2を構成する各分割カバー体2
1の間は、その表面が曲面を描くように略面一に続くよ
うにして縦目地カバー4で被覆されている。この縦目地
カバー4は長尺の表面片41と表面片41の裏側に形成
された一対の脚片42より形成されており、表面片41
の横幅は、分割カバー体21の表面板27の表面に形成
された縦縞22の間隔と略同一幅である。又、各脚片4
2の外側面の先端側には複数本の低い凸条が並んだよう
な係止面43が設けられている。
【0014】尚、取付金物3を取り付ける柱本体1の表
面は、対向する反対側の両側面であるが、取付金物3を
取り付ける柱本体1の表面を選択することにより分割カ
バー体21の取付方向を変更することができる。又、柱
本体1の周囲に存在し施工時に邪魔になる障害物を考慮
して取付金物3を取り付ける柱本体1の表面を選び、取
付金物3を取り付けることも可能である。
【0015】次に、図面に基づいて柱本体1への化粧カ
バー2の取付順序を説明する。尚、図6に示す9は上下
の幅木であり、化粧カバー2の取り付けに先立ち取り付
けを行う。この幅木9は、化粧カバー2より小経の略円
筒状であり、化粧カバー2を構成する分割カバー体21
を取り付ける際の上下の当りとなる。この幅木9も化粧
カバー2と同様に一対の略半円弧形の分割幅木体91を
組み合わせて中空の横断面円形に構成されている。分割
幅木体91の両端部には内側に夫々折り曲げられた固定
片92が設けられており、分割幅木体91の取り付け
は、各固定片92に穿設された上下方向の長孔93を介
して柱本体1の対向する両側面の上下端近傍に略面対称
になるように取り付けた横断面L字形の取付金具10へ
ボルト7固定することにより行う。尚、固定片92に穿
設された取付孔は上下方向の長孔93であるため幅木9
を天井面、土間面等に確実に当接して取り付けを行うこ
とができる。
【0016】図3(A)及び図4に示すように、先ず最
初に一対の取付金物3を柱本体1の対向する両側面に略
面対称になるように取り付ける。この取り付けは、柱本
体1の中央を通りその一側面である表面を貫く仮想中間
線Cより片側の前記表面に基片31をボルト7で固定す
ることによる。
【0017】次に、柱本体1の表面を被覆する化粧カバ
ー2を構成する一対の分割カバー体21のうち前記仮想
中間線Cより片側に取り付ける分割カバー体21の取り
付けを行う。この取り付けは、分割カバー体21の第一
の取付部23を一方の取付金物3の取付片32の表面に
直接重ね合せビス8で固定することによる。尚、分割カ
バー体21の第二の取付部24の方はこの時点では他方
の取付金物3の取付片32の表面と隙間を開け対峙させ
た状態となる。
【0018】この後、図3(B)に示すように、他側の
分割カバー体21の取付準備を行う。まずこの取付準備
は、他側の分割カバー体21の第二の取付部24を、前
記片側の第一の取付部23の係止凸部26と折曲片28
とで挟み込むようにして片側の分割カバー体21の第一
の取付部23の表面に重ね合せて位置決めして行う。次
に、取付準備の第二段階として他側の分割カバー体21
の第一の取付部23を、片側の分割カバー体21の第二
の取付部24と他方の取付金物3の取付片32の表面の
間に形成された前記した隙間に挿入する。この際、片側
の分割カバー体21の第二の取付部24は、挿入した他
側の分割カバー体21の第一の取付部23の係止凸部2
6を乗り越え、その係止凸部26と折曲片28とで挟み
込まれるようにして他側の分割カバー体21の第一の取
付部23の表面に位置決めされる。
【0019】最後に、図3(C)に示すように、他側の
分割カバー体21の第二の取付部24と片側の分割カバ
ー体21の第一の取付部23を一方の取付金物3の取付
片32に、他側の分割カバー体21の第二の取付部24
側からビス8を打込むことにより固定すると共に、片側
の分割カバー体21の第二の取付部24と他側の分割カ
バー体21の第一の取付部23を他方の取付金物3の取
付片32に、片側の分割カバー体21の第二の取付部2
4側からビス8を打込むことにより固定する。以上で柱
本体1への化粧カバー2の取り付けは完了する。
【0020】柱本体1への化粧カバー2の取り付けが完
了した後、各分割カバー体21の間に形成される凹溝状
の空間を被覆するようにして縦目地カバー4が取り付け
られる。この縦目地カバー4の取り付けは、一対の脚片
42を前記凹溝状の空間に挿入し、各脚片42の外側面
に形成された係止面43を、凹溝状の空間の両側の折曲
片28の外側面に形成された被係止面28に係止するこ
とにより完了する。尚、この縦目地カバー4が取り付け
の際には、図8に示すように、木材B等をあてがい取り
付けを行えば、化粧カバー2の表面に傷を付けることな
く縦目地カバー4が取り付けを簡単に行うことができ
る。
【0021】この縦目地カバー4によって各分割カバー
体21を取付金物3に取り付けたビス8の頭部は被覆さ
れ外観を害さないばかりか、水密性能も向上する。又、
この縦目地カバー4は、その表面片41の表面が、分割
カバー体21の表面板27の表面と略面一に続くように
して取り付けられる。縦目地カバー4を取り付けた状態
で、分割カバー体21と縦目地カバー4の間には縦溝5
が形成されるが、この横断面は、分割カバー体21の表
面板27の表面に刻設された縦縞22の横断面と同じく
横断面略V字状であり、縦溝5と縦縞22の幅及び深さ
は略同一である。
【0022】以上説明したように、化粧カバー2は柱本
体1の表面を被覆するようにして取付金物3で取り付け
られるが、図5に示すように、取付金物3は柱本体1の
表面に上下に間隔をおいて取り付けられた複数の金物で
あり、この取付金物3が位置しない柱本体1の表面全周
には、ケイカル板等で成る不燃板6が分割カバー体21
の取り付けに先立ち取り付けられ被覆される。この構成
によって不燃性が得られるばかりか、化粧カバー2を表
面側から押した際の化粧カバー2の凹みがなくなり化粧
カバー2の取付強度の向上を図ることができる。
【0023】図9は本発明の異なる実施の形態を示す。
この実施の形態にあっては、分割カバー体21の表面に
設けられた縦縞22は、一本置きに異なる二種類の間隔
で設けられており、縦目地カバー4の横幅は、二種類の
間隔のうち一方の間隔と略同一幅である。即ち、各分割
カバー体21の間に縦目地カバー4を取り付けた状態
で、縦目地カバーを含めた化粧カバー2の全周には縦目
地カバー4の両側の縦溝5を含め縦縞22が一本置きに
異なる二種類の間隔で設けられている。その他の構成は
前記した実施の形態と同一であるのでその説明を省く。
尚、前記説明では、分割カバー体21の表面に設けられ
た縦縞22は、一本置きに異なる二種類の間隔で設けら
れていると説明したが、二本置きに異なる二種類の間隔
で設けられていても、或いは三種類又はそれ以上の種類
の間隔で順次設けられていても良い。
【0024】図10は本発明の更に異なる実施の形態を
示す。この実施の形態にあっては、分割カバー体21の
表面に設けられた縦縞22はランダムな間隔で設けられ
ているが、少なくともその間隔のうちの一つの間隔は、
縦目地カバー4の横幅と同一間隔である。その他の構成
は前記した実施の形態と同一であるのでその説明を省
く。
【0025】尚、上記した全ての説明では化粧カバー2
は2つの分割カバー体21から構成された実施の形態に
ついて説明したが、化粧カバー2は3つ或いは4つ若し
くはそれ以上の分割カバー体21から構成されていても
良い。又、化粧カバー2が柱本体1の全周面を被覆する
実施の形態について説明したが、柱本体1が建物のコー
ナー部或いは平面部に設けられており、化粧カバー2は
柱本体1の全周面ではなく外部に露出する面のみ被覆し
ていても良い。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明は、柱本体
とその柱本体の周囲を被覆する化粧カバーを縦割りした
複数の分割カバー体で構成し、各分割カバー体の間を縦
目地カバーで被覆して成る化粧柱において、縦目地カバ
ーの横幅を、分割カバー体の表面に略同一間隔で設けら
れた縦縞の間隔と略同一幅として成ることを特徴とする
ので、縦目地カバーが分割カバー体の表面に設けられた
縦縞模様の一部であるかのように視認することができ、
分割カバー体の継ぎ目が外部から目立つことなく見栄え
が向上する。又、縦目地カバーによって水密性能も確保
することができる。
【0027】又、請求項2記載の発明にあっては、柱本
体とその柱本体の周囲を被覆する化粧カバーを縦割りし
た複数の分割カバー体で構成し、各分割カバー体の間を
縦目地カバーで被覆して成る化粧柱において、縦目地カ
バーの横幅を、分割カバー体の表面に設けられた縦縞の
間隔と共に、全周に亘り順次繰り返すようして設けた寸
法としたことを特徴とするので、縦目地カバーが分割カ
バー体の表面に設けられた縦縞模様の一部であるかのよ
うに視認することができ、分割カバー体の継ぎ目が外部
から目立つことなく見栄えが向上する。又、縦目地カバ
ーによって水密性能も確保することができる。
【0028】更には、請求項3記載の発明にあっては、
柱本体とその柱本体の周囲を被覆する化粧カバーを縦割
りした複数の分割カバー体で構成し、各分割カバー体の
間を縦目地カバーで被覆して成る化粧柱において、縦目
地カバーの横幅を、分割カバー体の表面にランダムな間
隔で設けられた縦縞の間隔のうち少なくとも一つの間隔
と略同一幅として成ることを特徴とするので、縦目地カ
バーが分割カバー体の表面に設けられた縦縞模様の一部
であるかのように視認することができ、分割カバー体の
継ぎ目が外部から目立つことなく見栄えが向上する。
又、縦目地カバーによって水密性能も確保することがで
きる。
【0029】又、請求項4記載の発明にあっては、分割
カバー体の表面と縦目地カバーの表面を略面一に続くよ
うに形成して成ることを特徴とするので、更に縦目地カ
バーの存在を目立たなくすることができ、外観を更に向
上することができる。
【0030】更には、請求項5記載の発明にあっては、
割カバー体の表面に設けられた縦縞を溝状とし、その縦
縞の幅及び深さを、分割カバー体と縦目地カバーの間に
形成された縦溝の幅及び深さと略同一として成ることを
特徴とするので、更に又縦目地カバーの存在を目立たな
くすることができ、外観を更に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す要部拡大横断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示す全体の横断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例を示すものであっ
て、(A)(B)(C)は夫々施工順序を示す横断面図
である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の施工途中の状態を
示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の図4に続く施工途
中の状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の図5に続く施工途
中の状態を示す中間部分を欠切した斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の図6に続く施工途
中の状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の図7に続く施工途
中の状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の異なる実施の形態を示す要部拡大横断
面図である。
【図10】本発明の更に異なる実施の形態を示す要部拡
大横断面図である。
【符号の説明】
1 柱本体 2 化粧カバー 21 分割カバー体 22 縦縞 4 縦目地カバー 5 縦溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱本体とその柱本体の周囲を被覆する化
    粧カバーを縦割りした複数の分割カバー体で構成し、各
    分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆して成る化粧柱
    において、縦目地カバーの横幅を、分割カバー体の表面
    に略同一間隔で設けられた縦縞の間隔と略同一幅として
    成ることを特徴とする化粧柱。
  2. 【請求項2】 柱本体とその柱本体の周囲を被覆する化
    粧カバーを縦割りした複数の分割カバー体で構成し、各
    分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆して成る化粧柱
    において、縦目地カバーの横幅を、分割カバー体の表面
    に設けられた縦縞の間隔と共に、全周に亘り順次繰り返
    すようして設けた寸法としたことを特徴とする化粧柱。
  3. 【請求項3】 柱本体とその柱本体の周囲を被覆する化
    粧カバーを縦割りした複数の分割カバー体で構成し、各
    分割カバー体の間を縦目地カバーで被覆して成る化粧柱
    において、縦目地カバーの横幅を、分割カバー体の表面
    にランダムな間隔で設けられた縦縞の間隔のうち少なく
    とも一つの間隔と略同一幅として成ることを特徴とする
    化粧柱。
  4. 【請求項4】 分割カバー体の表面と縦目地カバーの表
    面を略面一に続くように形成して成ることを特徴とする
    請求項1乃至3記載の化粧柱。
  5. 【請求項5】 分割カバー体の表面に設けられた縦縞を
    溝状とし、その縦縞の幅及び深さを、分割カバー体と縦
    目地カバーの間に形成された縦溝の幅及び深さと略同一
    として成ることを特徴とする請求項1乃至4記載の化粧
    柱。
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