JPH10340412A - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JPH10340412A
JPH10340412A JP9149447A JP14944797A JPH10340412A JP H10340412 A JPH10340412 A JP H10340412A JP 9149447 A JP9149447 A JP 9149447A JP 14944797 A JP14944797 A JP 14944797A JP H10340412 A JPH10340412 A JP H10340412A
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JP
Japan
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write current
temperature
recording
recording medium
storage device
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Masahide Kanee
昌英 鐘江
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度に応じて記録媒体に供給するライト電流
が変化する情報記憶装置に関し、必要最小限の処理で、
温度変化によらず、最適ライト電流で記録媒体に情報を
記録できる情報記憶装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 FPC132に搭載され、磁気ディスク
101の周囲の温度を検出する温度センサ140と、回
路基板400に設けられ、予め設定された時刻になった
ときに、温度センサ140により磁気ディスク101の
周囲の温度を検出し、フラッシュROM118に格納さ
れた基準書き込み電流値テーブル118a、及び、温度
しきい値及び電流変更量テーブル118bを参照して、
書き込み電流を設定するMPU110を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記憶装置に係
り、特に、温度に応じて記録媒体に供給するライト電流
が変化する情報記憶装置に関する。近年、ハードディス
クドライブ等の情報記憶装置では、高密度化、高速化が
進んでいる。高密度化、高速化に伴い、情報を記録媒体
に記録する際に記録媒体に供給するライト電流の最適化
が求められている。ハードディスクは、温度に応じて磁
化特性が変化する。例えば、温度が上昇すると、保持力
Hc が小さくなるので、少ない書き込み電流で十分にデ
ィスクを磁化できる。また、温度が低下すると、保持力
Hc が大きくなるので、大きな書き込み電流が必要にな
る。
【0002】しかし、保持力Hc が小さくなると、少な
い書き込み電流で磁化されるので、大きい書き込み電流
が供給されると、周囲まで磁化がすすみ、書き拡がりが
生じる。また、保持力Hc が大きくなると、磁化に大き
な書き込み電流が必要となるので、小さい書き込み電流
では十分に磁化を行うことができず、情報を記録できな
くなる。
【0003】したがった、温度が高い状態で最大の記録
密度が得られるように最適な書き込み電流を設定する
と、温度が低い状態では書き込み電流が十分でなくなる
ので、確実な記録を行えず、温度が低い状態で最大の記
録密度が得られるように最適な書き込み電流に設定する
と、温度が高い状態では書き込み電流が大きくなりすぎ
るので、周囲の情報に影響を与えてしまい、情報の読み
取りが行えなくなる。
【0004】このため、周囲の温度に応じて書き込み電
流を最適化する必要がある。
【0005】
【従来の技術】図8に従来のハードディスクドライブの
一例のブロック構成図を示す。ハードディスクドライブ
10は、パソコン30に接続され、パソコン30で処理
すべきプログラム、処理されたデータなどを磁気ヘッド
11により磁気ディスク12に磁気的に情報を記録し、
磁気ディスク12に磁気的に記録された情報を読み出
し、再生する。磁気ディスク12は、スピンドルモータ
13に固定され、スピンドルモータ13により矢印A方
向に回転される。磁気ディスク12の表面には、磁気デ
ィスク12に磁気的に作用し、磁気ディスク12に情報
を記録するとともに、磁気ディスク11に記録された情
報を読み出す磁気ヘッド11が対向して配置される。
【0006】磁気ヘッド11は、アーム14に固定さ
れ、磁気ディスク12の回転により磁気ディスク12の
表面からわずかに浮上した状態で、磁気ディスク12に
記録再生を行う。アーム14は、ボイスコイルモータ1
5に係合し、回転軸16を中心に磁気ディスク12の半
径方向(矢印B方向)に回動され、磁気ヘッド11を磁
気ディスク12上の半径方向に移動させる。磁気ヘッド
11は、接続線17を介してヘッドIC18に接続され
る。
【0007】ヘッドIC18は、磁気ヘッド11に供給
する記録電流の増幅、及び、磁気ヘッド11で再生され
た再生信号の増幅などを行う。ヘッドIC18は、リー
ド/ライト回路19に接続される。リード/ライト回路
19は、MPU20から供給されるデータを記録信号に
エンコードするとともに、磁気ヘッド11で読み取られ
たリード電流をMPU20で処理可能なデータにデコー
ドする。
【0008】MPU20は、リード/ライト回路19、
DSP(Digital Signal Processor)21、HDC(Ha
rd disk Drive Contorler )22に接続される。MPU
20は、磁気ディスク12に記録再生する情報の処理を
行うとともに、磁気ヘッド11により磁気ディスク12
から読み取られた情報に応じて磁気ディスク12の回
転、及び、磁気ヘッド11の位置決めの制御を行う。
【0009】DSP21は、MPU20から供給される
磁気ディスク12の回転速度を決定するディジタルデー
タに応じてスピンドルモータ13の回転を制御するディ
ジタルデータを生成する。また、DSP21は、MPU
20から供給される磁気ヘッド11の位置を決定するデ
ィジタルデータに応じてボイスコイルモータ15を制御
するディジタルデータを生成する。
【0010】DSP21で生成されたスピンドルモータ
13の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボイス
コイルモータ15の回動位置を制御するディジタルデー
タは、それぞれにDAC(Digital Analog Converter)
23に供給される。DAC23は、DSP21から供給
されたスピンドルモータ13の回転を制御するディジタ
ルデータ、及び、ボイスコイルモータ15の回動位置を
制御するディジタルデータをそれぞれにアナログ信号に
変換する。
【0011】DSP21からDAC23に供給されたス
ピンドルモータ13の回転を制御するディジタルデータ
は、DAC23でアナログ信号に変換された後、スピン
ドル駆動回路24に供給される。スピンドル駆動回路2
4は、DAC23から供給されたアナログ信号に応じて
スピンドルモータ13を駆動する駆動信号を生成してス
ピンドルモータ13に供給する。スピンドルモータ13
は、スピンドルモータ駆動回路24から供給される駆動
信号により回転され、磁気ディスク12を矢印A方向に
一定の回転速度で回転させる。
【0012】DSP21からDAC23に供給されたボ
イスコイルモータ15の回動位置を制御するディジタル
データは、DAC23でアナログ信号に変換された後、
ボイスコイルモータ駆動回路25に供給される。ボイス
コイルモータ駆動回路25は、DAC23から供給され
たアナログ信号に応じてボイスコイルモータ15を駆動
する駆動信号を生成してボイスコイルモータ15に供給
する。ボイスコイルモータ15は、ボイスコイルモータ
駆動回路25から供給される駆動信号により矢印B方向
にアーム14の回動位置を制御して、磁気ヘッド11の
位置決めを行う。
【0013】一方、HDC22は、MPU20と外部と
の接続を行うコネクタ26との間に設けられ、磁気ディ
スク装置10とコネクタ26に接続される外部機器との
データの送受信を制御する。コネクタ26は、パソコン
30等の外部機器に接続され、データや各種制御信号の
入出力を行う。磁気ディスク12は、温度に応じて磁化
特性が変化する。例えば、温度が上昇すると、保持力H
c が小さくなるので、少ない書き込み電流で十分にディ
スクを磁化できる。また、温度が低下すると、保持力H
c が大きくなるので、大きな書き込み電流が必要にな
る。
【0014】しかし、保持力Hc が小さくなると、少な
い書き込み電流で磁化されるので、大きい書き込み電流
が供給されると、周囲まで磁化がすすみ、書き拡がりが
生じる。また、保持力Hc が大きくなると、磁化に大き
な書き込み電流が必要となるので、小さい書き込み電流
では十分に磁化を行うことができず、情報を記録できな
くなる。
【0015】したがった、温度が高い状態で最大の記録
密度が得られるように最適な書き込み電流を設定する
と、温度が低い状態では書き込み電流が十分でなくなる
ので、確実な記録を行えず、温度が低い状態で最大の記
録密度が得られるように最適な書き込み電流に設定する
と、温度が高い状態では書き込み電流が大きくなりすぎ
るので、周囲の情報に影響を与えてしまい、情報の読み
取りが行えなくなる。
【0016】例えば、ハードディスク装置においては、
記録密度を5000TPI(TrackPer Inch)以上とし
たとき、上記の問題が顕著となる。このため、図8に示
すような構成のハードディスクドライブ10では、記録
密度を上げることができなかった。高密度、高容量化を
実現するために、例えば、特開昭60−143404
号、特開平1−317208号、特開平5−25821
5号などに示されるように温度に応じて最適書き込み電
流を変化させる方法が提案されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の特開
昭60−143404号、特開平1−317208号、
特開平5−258215号などの記録装置では、磁気デ
ィスク周囲の温度を検出し、磁気ディスク周囲の温度が
変化したときに、書き込み電流の設定を行っていたた
め、必要以上に書き込み電流の設定動作が行われ、通常
の情報書き込み処理などを妨害するなどの問題点があっ
た。
【0018】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、必要最小限の設定処理で、温度変化によらず、最適
な書き込み電流で記録媒体に情報を記録できる情報記憶
装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、記
録しようとする情報に応じた書き込み電流が供給され、
記録媒体に該書き込み電流に応じて情報を記録する記録
手段を有する情報記憶装置において、前記記録媒体の周
囲の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段
により前記記録媒体の周囲の温度を検出する時刻を監視
するタイマと、前記タイマが前記記録媒体の周囲の温度
を検出すべき時刻となったときに、前記温度検出手段に
より検出された前記記録媒体の周囲の温度に応じて前記
書き込み電流を設定する書き込み電流設定手段を有する
ことを特徴とする。
【0020】請求項1によれば、記録媒体の周囲の温度
に応じて情報の書き込み電流を設定することができるた
め、記録媒体に情報を書き込むのに最適な状態で情報の
書き込みが行える。また、タイマにより所定の時刻に書
き込み電流の設定が行えるので、不要に書き込み電流の
設定が行われることがない。請求項2は、前記タイマ
が、電源投入時から前記記録媒体が定常的な温度に達す
るまでの所定の時間は前記記録媒体の周囲の温度を検出
する時間を順次大きくし、電源投入時から前記所定の時
間経過した後は、所定の時間毎に前記記録媒体の周囲の
温度を検出する時刻が設定されたことを特徴とする。
【0021】請求項2によれば、電源投入時から記録媒
体が定常的な温度に達するまでの所定の時間は記録媒体
の周囲の温度を検出する時間を順次大きくし、電源投入
時から所定の時間経過した後は、一定時間毎に記録媒体
の周囲の温度を検出し、書き込み電流の設定を行うこと
により、電源投入時から記録媒体が定常的な温度に達す
るまでの間でも、記録媒体の温度に応じて書き込み電流
が設定されるので、最適な書き込み電流で情報の記録が
行え、電源投入時から所定の時間経過した後は、一定時
間毎に記録媒体の周囲の温度を検出し、書き込み電流の
設定を行い、不要な書き込み電流の設定を行うことな
く、記録媒体の温度に応じた最適な書き込み電流で情報
の記録を行うことができる。
【0022】請求項3は、前記書き込み電流設定手段
が、前記記録手段毎に予め設定された基準書き込み電流
を記憶した基準書き込み電流記憶手段と、前記温度検出
手段により検出される温度に応じた補正量を記憶した補
正量記憶手段と、前記基準書き込み電流記憶手段から書
き込み電流を設定しようとする前記記録手段の基準書き
込み電流を読み出し、前記温度検出手段により検出され
た温度に応じて前記補正量記憶手段から補正量を読み出
し、前記基準書き込み電流記憶手段から読み出された前
記基準書き込み電流を前記補正量記憶手段から読み出さ
れた前記補正量に応じて補正することにより前記記録手
段の書き込み電流を設定する書き込み電流制御手段とを
有することを特徴とする。
【0023】請求項3によれば、基準書き込み電流記憶
手段に記憶された基準書き込み電流と補正量記憶手段に
記憶された補正量とに応じて書き込み電流を設定するこ
とにより、各記憶手段毎に温度に応じた書き込み電流を
記録する必要がないので、データの記憶容量を低減でき
る。請求項4は、前記補正量記憶手段が、前記書き込み
電流を変更する温度のしきい値と、該しきい値のアドレ
スの次に該しきい値に対応する電流補正量とを記憶する
ことを特徴とする。
【0024】請求項4によれば、書き込み電流を変更す
る温度のしきい値と、しきい値のアドレスの次にしきい
値に対応する電流補正量とを記憶することにより、記憶
手段を削減できる。請求項5は、前記書き込み電流設定
手段が、温度に応じた最適書き込み電流が格納された最
適書き込み電流設定テーブルと、前記温度検出手段によ
り検出された温度に応じて前記最適書き込み電流設定テ
ーブルから前記温度に応じた最適書き込み電流を読み出
し、前記記録手段の書き込み電流とする書き込み電流設
定手段とを有することを特徴とする。
【0025】請求項5によれば、温度検出手段で検出さ
れた温度に応じて最適書き込み電流設定テーブルを参照
し、温度に応じた最適書き込み電流を電流値設定テーブ
ルから読み出すことにより、演算を行うことなく、最適
書き込み電流の設定が可能となる。請求項6は、前記記
録手段が、前記記録媒体に記録しようとする情報に応じ
て前記書き込み電流設定手段により設定された書き込み
電流が供給され、前記書き込み電流に応じた磁界を発生
して、発生した磁界により前記記録媒体を磁化すること
により該情報を前記記録媒体に記録することを特徴とす
る。
【0026】請求項6によれば、書き込み電流に応じて
磁界を発生し、発生した磁界に応じて記録媒体を磁化し
て情報を記録する、例えば、ハードディスク装置などに
適用したときに、記録媒体の磁化特性が温度に応じて変
化する場合などに有効となる。請求項7は、前記書き込
み電流設定手段が、所定の動作保証温度の範囲で、前記
最適書き込み電流を段階的に切り替えることを特徴とす
る。
【0027】請求項7によれば、所定の動作保証温度の
範囲で、最適書き込み電流を段階的に切り替えることに
より動作保証温度範囲では、常に最適書き込み電流を設
定できる。請求項8は、前記動作保証温度範囲が、0℃
〜60℃であることを特徴とする。
【0028】請求項8によれば、動作保証温度範囲0℃
〜60℃の範囲に亘って最適書き込み電流を段階的に切
り替えることにより動作保証温度0℃〜60℃の範囲で
は、常に最適書き込み電流を設定できる。請求項9は、
前記書き込み電流設定手段が、前記記録手段により前記
記録媒体に記録するトラック密度が5000TPI(Tr
ack Per Inch)以上の所定の記録密度で最適となる書き
込み電流が設定されることを特徴とする。
【0029】請求項9によれば、トラック密度が500
0TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度で最
適となるように書き込み電流を設定することにより、ト
ラック密度が5000TPI(Track Per Inch)以上の
記録密度で最適書き込み電流を設定でき、情報の高記録
密度化が可能となる。請求項10は、前記記録手段が、
前記記録媒体に情報を記録する複数のヘッドを有し、前
記書き込み電流設定手段は、前記複数のヘッド毎に最適
書き込み電流を設定することを特徴とする。
【0030】請求項10によれば、複数のヘッド毎に最
適書き込み電流を設定することができるので、ハードデ
ィスク装置などの複数のヘッドを有する装置でも個々の
ヘッド毎に最適書き込み電流を設定できる。請求項11
は、記録媒体にデータを記録する記録ヘッドと、該記録
ヘッドに接続され、前記記録ヘッドの供給する記録信号
を生成する回路が搭載された回路基板と、前記記録ヘッ
ドと前記回路基板とを接続するフレキシブルプリント配
線板とを有する情報記憶装置において、前記フレキシブ
ルプリント配線板に搭載され、前記記録媒体の周囲の温
度を検出する温度検出手段と、前記回路基板に設けら
れ、前記温度検出手段により前記記録媒体の周囲の温度
を検出する時刻を監視するタイマと、前記回路基板に設
けられ、前記タイマが前記記録媒体の周囲の温度を検出
すべき時刻となったときに、前記温度検出手段により検
出された前記記録媒体の周囲の温度に応じて前記書き込
み電流を設定する書き込み電流設定手段を有することを
特徴とする。
【0031】請求項11によれば、温度検出手段を記録
ヘッドと回路基板とを接続するフレキシブル配線板上に
搭載することにより、温度検出手段を記録媒体に近接し
た位置に配置できるとともに、フレキシブル配線板の配
線を用いてタイマ、及び、書き込み電流設定手段が搭載
された回路基板に接続できる。請求項12は、前記タイ
マが、電源投入時から前記記録媒体が定常的な温度に達
する所定の時間までは前記記録媒体の周囲の温度を検出
する時間を順次大きくし、電源投入時から該所定の時間
に達した後は、一定時間毎に前記記録媒体の周囲の温度
を検出する時刻が設定されたことを特徴とする。
【0032】請求項12によれば、電源投入時から記録
媒体が定常的な温度に達するまでの所定の時間は記録媒
体の周囲の温度を検出する時間を順次大きくし、電源投
入時から所定の時間経過した後は、一定時間毎に記録媒
体の周囲の温度を検出し、書き込み電流の設定を行うこ
とにより、電源投入時から記録媒体が定常的な温度に達
するまでの間でも、記録媒体の温度に応じて書き込み電
流が設定されるので、最適な書き込み電流で情報の記録
が行え、電源投入時から所定の時間経過した後は、一定
時間毎に記録媒体の周囲の温度を検出し、書き込み電流
の設定を行い、不要な書き込み電流の設定を行うことな
く、記録媒体の温度に応じた最適な書き込み電流で情報
の記録を行うことができる。
【0033】請求項13は、前記書き込み電流設定手段
が、前記記録手段毎に予め設定された基準書き込み電流
を記憶した基準書き込み電流記憶手段と、前記温度検出
手段により検出される温度に応じた補正量を記憶した補
正量記憶手段と、前記基準書き込み電流記憶手段から書
き込み電流を設定しようとする前記記録手段の基準書き
込み電流を読み出し、前記温度検出手段により検出され
た温度に応じて前記補正量記憶手段から補正量を読み出
し、前記基準書き込み電流記憶手段から読み出された前
記基準書き込み電流を前記補正量記憶手段から読み出さ
れた前記補正量に応じて補正することにより前記記録手
段の書き込み電流を設定する書き込み電流制御手段とを
有することを特徴とする。
【0034】請求項13によれば、基準書き込み電流記
憶手段に記憶された基準書き込み電流と補正量記憶手段
に記憶された補正量とに応じて書き込み電流を設定する
ことにより、各記憶手段毎に温度に応じた書き込み電流
を記録する必要がないので、データの記憶容量を低減で
きる。請求項14は、前記補正量記憶手段が、前記書き
込み電流を変更する温度のしきい値と、該しきい値に対
応する電流補正量とを前記記録手段毎に記憶したことを
特徴とする。
【0035】請求項14によれば、書き込み電流を変更
する温度のしきい値と、しきい値のアドレスの次にしき
い値に対応する電流補正量とを記憶することにより、記
憶手段を削減できる。請求項15は、前記書き込み電流
設定手段が、温度に応じた最適書き込み電流が格納され
た最適書き込み電流設定テーブルと、前記温度検出手段
により検出された温度に応じて前記最適書き込み電流設
定テーブルから前記温度に応じた最適書き込み電流を読
み出し、前記記録手段の書き込み電流とする書き込み電
流設定手段とを有することを特徴とする。
【0036】請求項15によれば、温度検出手段で検出
された温度に応じて最適書き込み電流設定テーブルを参
照し、温度に応じた最適書き込み電流を電流値設定テー
ブルから読み出すことにより、演算を行うことなく、最
適書き込み電流の設定が可能となる。請求項16は、前
記記録ヘッドが、前記記録媒体に記録しようとする情報
に応じて前記書き込み電流設定手段により設定された書
き込み電流が供給され、前記書き込み電流に応じた磁界
を発生して、発生した磁界により前記記録媒体を磁化す
ることにより該情報を前記記録媒体に記録することを特
徴とする。
【0037】請求項16によれば、書き込み電流に応じ
て磁界を発生し、発生した磁界に応じて記録媒体を磁化
して情報を記録する、例えば、ハードディスク装置など
に適用したときに、記録媒体の磁化特性が温度に応じて
変化する場合などに有効となる。請求項17は、前記書
き込み電流設定手段が、所定の動作保証温度の範囲で、
前記最適書き込み電流を段階的に切り替えることを特徴
とする。
【0038】請求項17によれば、所定の動作保証温度
の範囲で、最適書き込み電流を段階的に切り替えること
により動作保証温度範囲では、常に最適書き込み電流を
設定できる。請求項18は、前記動作保証温度範囲は、
0℃〜60℃であることを特徴とする。
【0039】請求項18によれば、動作保証温度範囲0
℃〜60℃の範囲に亘って最適書き込み電流を段階的に
切り替えることにより動作保証温度0℃〜60℃の範囲
では、常に最適書き込み電流を設定できる。請求項19
は、前記書き込み電流設定手段が、前記記録ヘッドによ
り前記記録媒体に記録する情報の記録密度が5000T
PI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度で最適と
なる書き込み電流が設定されることを特徴とする。
【0040】請求項19によれば、トラック密度が50
00TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度で
最適となるように書き込み電流を設定することにより、
トラック密度が5000TPI(Track Per Inch)以上
の記録密度で最適書き込み電流を設定でき、情報の高記
録密度化が可能となる。請求項20は、前記記録ヘッド
が、複数個設けられ、前記書き込み電流設定手段は、前
記複数の記録ヘッド毎に最適書き込み電流を設定するこ
とを特徴とする。
【0041】請求項20によれば、複数の記録ヘッド毎
に最適書き込み電流を設定することができるので、ハー
ドディスク装置などの複数の記録ヘッドを有する装置で
も個々の記録ヘッド毎に別々に最適書き込み電流を設定
できる。
【0042】
【発明の実施の形態】図1に本発明の磁気ディスク装置
の一実施例のブロック構成図、図2に本発明の磁気ディ
スク装置の一実施例の斜視図を示す。本実施例では、磁
気ディスク装置(HDD;Hard Disk Drive )について
説明を行う。本実施例の磁気ディスク装置100は、記
録密度を5000TPI以上である10000TPI程
度とする。
【0043】磁気ディスク装置100は、パソコン20
0に接続され、パソコン200で処理すべきプログラ
ム、処理されたデータなどを磁気ヘッド103により磁
気ディスク101に磁気的に情報を記録し、磁気ディス
ク101に磁気的に記録された情報を読み出し、再生す
る。磁気ディスク装置100は、磁気ディスク101を
収容する収容部300と磁気ディスク101への情報の
記録/再生を行う回路が搭載された回路基板部400と
が一体的に固定された構成とされている。
【0044】収容部300は、図2に示すようにベース
310、及び、カバー320を有し、ベース310とカ
バー320とで構成されるスペースに磁気ディスク10
1、磁気ヘッド103、アーム104、スピンドルモー
タ102、VCM(Voice Coil Motor)106等が収容
される。磁気ディスク101は、収容部300の内部
で、スピンドルモータ102に固定され、スピンドルモ
ータ102により矢印A方向に回転される。磁気ディス
ク101の表面には、磁気ディスク101に磁気的に作
用し、磁気ディスク101に情報を記録するとともに、
磁気ディスク101に記録された情報を読み出す磁気ヘ
ッド103が対向して配置される。磁気ディスク101
は複数枚重ねられて配置され、磁気ヘッド103は磁気
ディスク101の両面それぞれに配置される。例えば、
m枚の磁気ディスク101−1〜101−mに対して、
n=2m個の磁気ヘッド103−1〜103−nが設け
られる。
【0045】磁気ヘッド103は、アーム104に固定
され、磁気ディスク101の回転により磁気ディスク1
01の表面からわずかに浮上した状態で、磁気ディスク
101に記録再生を行う。アーム104は、アーム10
4は、磁気ヘッド103を弾性的に保持するサスペンシ
ョンアーム104a、及び、ボイスモータ106に固定
されるアクチュエータアーム104bから構成される。
磁気ヘッド103は、サスペンションアーム104aの
先端に保持される。サスペンションアーム104aは、
ボイスコイルモータ106に係合し、回転軸105を中
心に回動自在に保持されたアクチュエータアーム104
bに接続される。アクチュエータアーム104bは、ボ
イスコイルモータ106により回転軸105を中心に磁
気ディスク101の半径方向(矢印B方向)に回動さ
れ、磁気ヘッド103を磁気ディスク101上の所望の
位置に移動させる。磁気ヘッド103は、接続線130
を介して回路基板400に接続される。
【0046】接続線130は、サスペンションアーム1
04a表面に形成された導電パターン131、回路基板
400との接続を行うFPC(Flexible Printed Circu
it)132、導電パターン131とFPC132とを接
続する中継FPC133とから構成される。導電パター
ン131は、サスペンションアーム104aの表面に形
成され、磁気ヘッド103の搭載位置からアクチュエー
タアーム104b側の側面を接続するように形成され
る。導電パターン131のアクチュエータアーム104
b側の側面には中継FPC133の一端が接続される。
【0047】中継FPC133は、磁気ディスク101
の間に配置され、一端がサスペンションアーム104a
n側面に接続され、導電パターン131を介して磁気ヘ
ッド103に接続され、他端がFPC132に接続され
る。FPC132には、ヘッドIC108、及び、温度
センサ140が搭載される。温度センサ140をFPC
132上に設けることにより温度センサ140を磁気ヘ
ッド103、及び、磁気ディスク101に近接して設け
ることができ、実際の磁気ディスク101上の磁気ヘッ
ド103が対向する位置に近接した位置での温度を測定
でき、磁気ディスク101の書き込み位置の温度に適し
た最適な書き込み電流を設定できる。
【0048】ヘッドIC108は、FPC132上で、
一端が導電パターン131、及び、中継FPC133を
介して磁気ヘッド103と回路基板400とを接続する
配線パターン上に設けられ、記録電流の増幅、及び、再
生信号の増幅などを行う。温度センサ140は、FPC
132上に設けられ、FPC132に形成された配線パ
ターンを介して回路基板400に搭載されたMPU11
0に接続される。
【0049】回路基板400は、プリント配線板上にI
Cや抵抗素子などの各種チップを搭載することにより形
成される。回路基板400は、ベース410の平面形状
と略同様な構成とされており、ベース310の裏面に密
着して配置され、固定される。ベース310の底面には
回路基板400とFPC132とを接続するための開口
部311が形成されている。回路基板500の開口部3
11に対応する位置には、コネクタ421が搭載されて
おり、コネクタ421にFPC132の接続端を係合さ
せることによりFPC132と回路基板400との接続
が行われる。
【0050】以上のように、磁気ヘッド103により磁
気ディスク101から読み取られた再生信号は、サスペ
ンションアーム104a表面に形成された導電パターン
131、アクチュエータアーム104bの側面に配置さ
れた中継FPC133、ヘッドIC108が形成された
FPC132を介して回路基板400に供給される。接
続線130を介してヘッドIC(Integrated Circuit)
108に接続される。
【0051】回路基板400上にはリード/ライト回路
109、MPU(Micro ProccessorUnit )110、D
SP(Digital Signal Processor)111、HDC(Ha
rd disk Drive Contorler )112、DAC(Digital
Analog Converter)113、SPM駆動回路114、V
CM駆動回路115、コネクタ116、RAM(Random
Access Memory)117、フラッシュROM(Read Onl
y Memory)118が搭載される。
【0052】ヘッドIC108は、FPC132に配線
パターンを介して回路基板400に接続され、回路基板
400上で、リード/ライト回路109に接続される。
リード/ライト回路109は、MPU110に接続され
る。リード/ライト回路109は、MPU110から供
給されるデータを記録信号にエンコードするとともに、
磁気ヘッド103で読み取られたリード電流をMPU1
10で処理可能なデータにデコードする。
【0053】MPU110は、リード/ライト回路10
9、DSP(Digital Signal Processor)111、HD
C(Hard disk Drive Contorler )112に接続され
る。MPU110は、磁気ディスク101に記録再生す
る情報の処理を行うとともに、磁気ヘッド103により
磁気ディスク101から読み取られた情報に応じて磁気
ディスク101の回転、及び、磁気ヘッド103の位置
決めの制御を行う。
【0054】また、MPU110は、温度センサ140
に接続されており、後で詳細に説明するように温度セン
サ140により検出された検出温度を認識して、フラッ
シュROM118に格納された各磁気ヘッド103の基
準書き込み電流ISW及び温度に応じて設定された電流変
更量ΔIに応じて書き込み電流IW を求め、各磁気ヘッ
ド103−1〜103−mのそれぞれに対して書き込み
電流の設定を行う。なお、MPU110にはタイマが内
蔵されており、予め設定された時間毎に書き込み電流I
W の設定を行う。
【0055】DSP111は、MPU110から供給さ
れる磁気ディスク101の回転速度を決定するディジタ
ルデータに応じてスピンドルモータ102の回転を制御
するディジタルデータを生成する。また、DSP111
は、MPU110から供給される磁気ヘッド103の位
置を決定するディジタルデータに応じてボイスコイルモ
ータ106を制御するディジタルデータを生成する。
【0056】DSP111で生成されたスピンドルモー
タ102の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボ
イスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタ
ルデータは、それぞれにDAC(Digital Analog Conve
rter)113に供給される。DAC113は、DSP1
11から供給されたスピンドルモータ102の回転を制
御するディジタルデータ、及び、ボイスコイルモータ1
06の回動位置を制御するディジタルデータをそれぞれ
にアナログ信号に変換する。
【0057】DSP111からDAC113に供給され
たスピンドルモータ102の回転を制御するディジタル
データは、DAC113でアナログ信号に変換された
後、スピンドル駆動回路114に供給される。スピンド
ル駆動回路114は、DAC113から供給されたアナ
ログ信号に応じてスピンドルモータ102を駆動する駆
動信号を生成してスピンドルモータ102に供給する。
スピンドルモータ102は、スピンドルモータ駆動回路
114から供給される駆動信号により回転され、磁気デ
ィスク101を矢印A方向に一定の回転速度で回転させ
る。
【0058】DSP111からDAC113に供給され
たボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディ
ジタルデータは、DAC113でアナログ信号に変換さ
れた後、ボイスコイルモータ駆動回路115に供給され
る。ボイスコイルモータ駆動回路115は、DAC11
3から供給されたアナログ信号に応じてボイスコイルモ
ータ106を駆動する駆動信号を生成してボイスコイル
モータ106に供給する。ボイスコイルモータ106
は、ボイスコイルモータ駆動回路115から供給される
駆動信号により矢印B方向にアーム104の回動位置を
制御して、磁気ヘッド103の位置決めを行う。
【0059】一方、HDC112は、MPU110と外
部との接続を行うコネクタ116との間に接続され、磁
気ディスク装置100とコネクタ116に接続される外
部機器とのデータの送受信を制御する。コネクタ116
は、パソコン200等の外部機器に接続され、データや
各種制御信号の入出力を行う。
【0060】また、フラッシュROM118には、温度
に対する電流値を指示するための電流指示テーブル11
8aが設定される。書き込み電流を設定するための基準
電流テーブル118aと、温度しきい値・電流指示値テ
ーブル118bが設定されている。図3に本発明の一実
施例のフラッシュROMに設定された基準電流テーブル
のデータ構成図を示す。
【0061】フラッシュROM118に設定された基準
電流テーブル118aには、例えば、アドレス「***
1」にはヘッド番号NO.0の磁気ヘッドに予め設定さ
れた基準電流ISW1 が記憶され、アドレス「***2」
にはヘッド番号NO.1の磁気ヘッドに予め設定された
基準電流ISW2 が記憶されている。同様にアドレス「*
**n」にはヘッド番号NO.nの磁気ヘッド103−
nに予め設定された基準電流ISWN が記憶される。
【0062】図4に本発明の一実施例のフラッシュRO
Mに設定された温度しきい値・電流指示値テーブルのデ
ータ構成図を示す。また、フラッシュROM118に設
定された電流しきい値・電流指示値テーブル118b
は、アドレス「1**1」に温度しきい値τ1 、アドレ
ス「1**3」に温度しきい値τ2 、アドレス「1**
1」とアドレス「1**3」との間のアドレス「1**
2」に温度しきい値τ1 と温度しきい値τ2 との間での
電流指示値S1 として、例えば、電流変更量ΔI1 が格
納され、アドレス「1**3」に温度しきい値τ2 、ア
ドレス「1**5」に温度しきい値τ3 、アドレス「1
**3」とアドレス「1**5」との間のアドレス「1
**4」に温度しきい値τ2 と温度しきい値τ3 との間
での電流指示値S2 として、例えば、電流変更量ΔI2
が格納される。同様に、アドレス「1**2n-1 」には
温度しきい値τn、アドレス「1**2n 」には温度し
きい値τn 以上の温度のときに変更すべき電流指示値S
n として、電流変更量ΔIn が格納される。
【0063】上記温度しきい値及び電流変更量のテーブ
ル118bは、磁気ヘッド103−1〜103−n毎に
それぞれ設定されている。なお、本実施例の磁気ディス
ク装置100は、動作保証温度が例えば0℃〜60℃に
設定されている。温度しきい値・電流指示テーブル11
8bは、動作保証温度範囲内で、最適書き込み電流の設
定を可能となるように設定されている。
【0064】例えば、温度しきい値τ1 〜τn は、例え
ば、0℃〜60℃で5℃毎に設定される。温度しきい値
を0℃〜60℃で5℃毎に設定することにより電流指示
値は動作保証温度の範囲内で12段階で切り換えられる
ことになる。なお、本実施例では、図4に示す温度しき
い値・電流指示値テーブルでは、電流変更量を温度しき
い値に応じて管理しているが、温度の範囲に応じて電流
変更量を管理するテーブルを設定してもよい。
【0065】また、図4に示す温度しきい値・電流指示
値テーブルの電流指示値を電流変更量から最適書き込み
電流に置き換えることにより温度センサ140で検出さ
れた温度に応じてテーブルを参照することにより加減算
などの演算を行うことなく、直接最適書き込み電流IW
を求めることができる。したがって、図4に示す温度し
きい値・電流指示値テーブルの電流指示値を電流変更量
から最適書き込み電流に置き換えた場合、図3の基準電
流テーブル118aは不要となる。
【0066】さらに、図4に示す温度しきい値・電流指
示値テーブルの電流指示値を電流変更量から電流変更係
数に置き換え基準書き込み電流に乗算することにより最
適書き込み電流IW を求める方法の考えられる。MPU
110は、後述するようにフラッシュROMに設定され
た基準電流テーブルに格納された基準電流と電流しきい
値及び電流変更量のテーブルに格納された電流変更量に
基づいて書き込み電流を求める。MPU110で求めら
れた書き込み電流は、RAM117に設定された設定電
流値テーブル117aに記憶される。
【0067】図5に本発明の一実施例のRAMに設定さ
れる設定電流値テーブルのデータ構成図を示す。設定電
流値テーブル117aは、例えば、アドレス「2**
1」にヘッド番号NO.0の磁気ヘッド103−1の設
定書き込み電流IW1、アドレス「2**2」にヘッド番
号NO.1の磁気ヘッド103−2の設定書き込み電流
IW2・・・アドレス「2**n」にヘッド番号NO.n
の磁気ヘッドの設定書き込み電流IWNが格納される。
【0068】MPU110は、RAM117の設定電流
値テーブル117aに設定された設定電流値IW1、IW2
・・・IWNに応じて磁気ヘッドに書き込み電流を供給
し、情報の書き込みを行う。図6に本発明の一実施例の
MPUによるライト電流設定処理動作の動作フローチャ
ートを示す。
【0069】本実施例では、ライト電流の設定処理は電
源投入時、及び、電源投入から予め設定された所定の時
間毎に行う。MPU110は電源投入時には、まず、M
PU110に内蔵されたライト電流設定処理用タイマの
カウンタをリセットする(ステップS1)。次に、MP
U110は、温度センサ140の値を読み込む(ステッ
プS2)。また、MPU110は、磁気ヘッド103−
1〜103−nを識別するために設定された変数nを
「0」に設定する(ステップS3)。
【0070】次に、MPU110は、ライト電流を設定
する磁気ヘッド103をヘッド番号nの磁気ヘッド10
3−nに設定する(ステップ4)。MPU110は、フ
ラッシュROM118に設定された基準書き込み電流テ
ーブル118aを参照して、ステップS4で設定された
ヘッド番号nの磁気ヘッド103−nに予め設定された
基準書き込み電流値ISWN を読み出すとともに、フラッ
シュROM118に設定された温度しきい値・電流指示
値テーブル118bを参照して、ステップS2で読み込
んだ検出温度τn に応じた電流指示値である電流変更量
ΔIn を読み出す(ステップS5)。
【0071】なお、温度しきい値・電流指示値テーブル
118bの電流指示値として最適書き込み電流が設定さ
れている場合には、ステップS2で読み込んだ検出温度
τnに応じて温度しきい値・電流指示値テーブル118
bを参照することにより直接最適書き込み電流を読み出
す。次に、MPU110は、ステップ5で読み出された
変更値ΔIとヘッド番号nの磁気ヘッドに予め設定され
た基準書き込み電流値ISWとを加算して、ヘッド番号n
の磁気ヘッド103−nのライト電流IWNに設定する
(ステップ6)。なお、温度しきい値・電流指示値テー
ブル118bの電流指示値として最適書き込み電流が設
定されている場合には、ステップS5で温度しきい値・
電流指示値テーブル118bから読み出された最適書き
込み電流をヘッド番号nの磁気ヘッド103−nのライ
ト電流IWNに設定する。
【0072】次に、MPU110は、ステップS6で求
められたヘッド番号nの磁気ヘッド103−nのライト
電流IWNをRAM117に記憶する(ステップS7)。
以上によりヘッド番号nの磁気ヘッド103−nのライ
ト電流IWNの設定が完了する。次に、MPU110は、
ステップS4〜S7でライト電流を設定した磁気ヘッド
のヘッド番号nが最後の磁気ヘッドのヘッド番号nmax
になったか、すなわち、磁気ディスク装置に内蔵された
全ての磁気ヘッドに対してライト電流の設定が終了した
か否かの判定を行う(ステップS8)。MPU110
は、ステップS8でライト電流が設定された磁気ヘッド
のヘッド番号nが最終の磁気ヘッドのヘッド番号nmax
に達していなければ、すなわち、ライト電流の設定の終
わっていない磁気ヘッドあれば、ヘッド番号nをn+1
としてステップS4に戻って処理を続ける(ステップS
9)。
【0073】また、MPU110は、ステップS4〜S
7を磁気ヘッドのヘッド番号nが最後の磁気ヘッドのヘ
ッド番号nmax になるまで繰り返し、全ての磁気ヘッド
に対してライト電流の設定を行う。MPU110は、M
PU110に内蔵され、ライト電流設定処理を行う時間
を計数するタイマのカウント値を監視している(ステッ
プS10)。MPU110は、タイマのカウント値の監
視結果、タイマのカウント値が電源投入時から2分経過
すると、ステップS2に戻って、温度センサ140より
周囲温度を検出して、再び、ライト電流の設定を行う
(ステップS11)。
【0074】また、MPU110は、以降、電源投入時
から2分、3分、5分、8分、13分、20分の順に時
間を拡げつつ、ライト電流設定処理を行い、電源投入か
ら20分経過した以降は、20分間隔でステップS2〜
S8を繰り返し、温度に応じた最適なライト電流で情報
の記録が行われる。図7に本発明の一実施例の書き込み
電流設定動作説明図を示す。
【0075】本実施例では、図7に示すように、まず、
電源投入時に書き込み電流の設定S1 が行われ、次に、
電源投入時刻t0 から2分経過した時刻t1 で、再び書
き込み電流の設定S2 が行われる。次に、電源投入時刻
t0 から5分、時刻t1 から3分経過した時刻t2 で、
書き込み電流の設定S3 が行われる。さらに、電源投入
時刻t0 から10分、時刻t2 から5分経過した時刻t
3 、で書き込み電流設定S4 、電源投入時刻t0 から1
8分、時刻t3 から8分経過した時刻t4 で書き込み電
流設定S5 、電源投入時刻t0 から31分、時刻t4か
ら13分経過した時刻t5 で書き込み電流設定S6 、電
源投入時刻t0 から51分、時刻t5 から20分経過し
た時刻t6 のそれぞれで書き込み電流の設定S7 が行わ
れる。また、電源投入から51分が経過した時刻t6 以
降は、20分毎に書き込み電流の設定が行われる。
【0076】このように、本実施例では、電源投入から
の経過時間が短い間は頻繁にライト電流の設定を行うよ
うに処理が設定される。電源投入直後は、スピンドルモ
ータ、ボイスコイルモータ等に電流が供給されてまもな
く、また、ケースも暖まっていないので、内部の温度が
低く、動作時の定常的な温度に達していない。このた
め、内部の温度が不安定であるので、頻繁にライト電流
の設定を行い、電源投入直後でも最適ライト電流で設定
可能とする。
【0077】また、電源投入時刻t0 から51分経過し
た時刻t6 以降には、内部の温度は定常的な温度に達
し、安定するので、書き込み電流設定の間隔を20分程
度とする。このように、電源投入時刻t0 から51分経
過した時刻t6 以降では、磁気ディスク装置の温度が定
常的な温度となり、外部の温度が急激に変化しても、磁
気ディスク装置の内部の温度はさほど急激には変化せ
ず、20分程度でライト電流の設定を実行すれば、温度
変化に対応できる。
【0078】なお、本実施例では温度センサ140を取
り付け、配線を容易にするため、FPC132上に設け
たが、これに限られるものではなく、要は、磁気ディス
ク101の周囲の温度を検出できる位置に設定すればよ
い。また、温度センサ140を半導体の温度特性を利用
して検出する構成とすることにより、例えば、ヘッドI
C108に一体に形成することも可能である。この場
合、ヘッドIC108を取り付けることにより、温度セ
ンサ140の取り付けが可能で、FPC132の配線に
より、回路基板400上に搭載されたMPU110に接
続でき、取り付け性が良好となる。
【0079】さらに、温度センサ140を回路基板40
0のベース310の底面に形成された開口部311に対
応する部分に配置することにより、回路基板400上に
搭載することもできる。この場合、回路基板400上の
プリント配線によりMPU110への接続が可能とな
る。なお、本実施例では、情報記憶装置として、磁気デ
ィスク装置(ハードディスク装置)について説明した
が、これに限るものではなく、最適書き込み電流が温度
に応じて変化する記録媒体に情報を書き込む装置、例え
ば、光磁気ディスク装置等の最適書き込み電流の設定に
も適用できる。
【0080】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、記録媒体の周囲の温度に応じて情報の書き込み電流
を設定することができるため、記録媒体に情報を書き込
むのに最適な状態で情報の書き込みが行える。また、タ
イマにより所定の時刻に書き込み電流の設定が行えるの
で、不要に書き込み電流の設定が行われることがない等
の特長を有する。
【0081】請求項2によれば、電源投入時から記録媒
体が定常的な温度に達するまでの所定の時間は記録媒体
の周囲の温度を検出する時間を順次大きくし、電源投入
時から所定の時間経過した後は、一定時間毎に記録媒体
の周囲の温度を検出し、書き込み電流の設定を行うこと
により、電源投入時から記録媒体が定常的な温度に達す
るまでの間でも、記録媒体の温度に応じて書き込み電流
が設定されるので、最適な書き込み電流で情報の記録が
行え、電源投入時から所定の時間経過した後は、一定時
間毎に記録媒体の周囲の温度を検出し、書き込み電流の
設定を行い、不要な書き込み電流の設定を行うことな
く、記録媒体の温度に応じた最適な書き込み電流で情報
の記録を行うことができる等の特長を有する。
【0082】請求項3によれば、基準書き込み電流記憶
手段に記憶された基準書き込み電流と補正量記憶手段に
記憶された補正量とに応じて書き込み電流を設定するこ
とにより、各記憶手段毎に温度に応じた書き込み電流を
記録する必要がないので、データの記憶容量を低減でき
る等の特長を有する。請求項4によれば、書き込み電流
を変更する温度のしきい値と、しきい値のアドレスの次
にしきい値に対応する電流補正量とを記憶することによ
り、記憶手段を削減できる等の特長を有する。
【0083】請求項5によれば、温度検出手段で検出さ
れた温度に応じて最適書き込み電流設定テーブルを参照
し、温度に応じた最適書き込み電流を電流値設定テーブ
ルから読み出すことにより、演算を行うことなく、最適
書き込み電流の設定が可能となる等の特長を有する。請
求項6によれば、書き込み電流に応じて磁界を発生し、
発生した磁界に応じて記録媒体を磁化して情報を記録す
る、例えば、ハードディスク装置などに適用したとき
に、記録媒体の磁化特性が温度に応じて変化する場合な
どに有効となる等の特長を有する。
【0084】請求項7によれば、所定の動作保証温度の
範囲で、最適書き込み電流を段階的に切り替えることに
より動作保証温度範囲では、常に最適書き込み電流を設
定できる等の特長を有する。請求項8によれば、動作保
証温度範囲0℃〜60℃の範囲に亘って最適書き込み電
流を段階的に切り替えることにより動作保証温度0℃〜
60℃の範囲では、常に最適書き込み電流を設定できる
等の特長を有する。
【0085】請求項9によれば、トラック密度が500
0TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度で最
適となるように書き込み電流を設定することにより、ト
ラック密度が5000TPI(Track Per Inch)以上の
記録密度で最適書き込み電流を設定でき、情報の高記録
密度化が可能となる等の特長を有する。請求項10によ
れば、複数のヘッド毎に最適書き込み電流を設定するこ
とができるので、ハードディスク装置などの複数のヘッ
ドを有する装置でも個々のヘッド毎に最適書き込み電流
を設定できる等の特長を有する。
【0086】請求項11によれば、温度検出手段を記録
ヘッドと回路基板とを接続するフレキシブル配線板上に
搭載することにより、温度検出手段を記録媒体に近接し
た位置に配置でき、正確な温度補償が可能となり、情報
の高記録密度化が可能となるとともに、フレキシブル配
線板の配線を用いてタイマ、及び、書き込み電流設定手
段が搭載された回路基板に接続でき、配線などを簡略化
できる等の特長を有する。
【0087】請求項12によれば、電源投入時から記録
媒体が定常的な温度に達するまでの所定の時間は記録媒
体の周囲の温度を検出する時間を順次大きくし、電源投
入時から所定の時間経過した後は、一定時間毎に記録媒
体の周囲の温度を検出し、書き込み電流の設定を行うこ
とにより、電源投入時から記録媒体が定常的な温度に達
するまでの間でも、記録媒体の温度に応じて書き込み電
流が設定されるので、最適な書き込み電流で情報の記録
が行え、電源投入時から所定の時間経過した後は、一定
時間毎に記録媒体の周囲の温度を検出し、書き込み電流
の設定を行い、不要な書き込み電流の設定を行うことな
く、記録媒体の温度に応じた最適な書き込み電流で情報
の記録を行うことができる等の特長を有する。
【0088】請求項13によれば、基準書き込み電流記
憶手段に記憶された基準書き込み電流と補正量記憶手段
に記憶された補正量とに応じて書き込み電流を設定する
ことにより、各記憶手段毎に温度に応じた書き込み電流
を記録する必要がないので、データの記憶容量を低減で
きる等の特長を有する。請求項14によれば、書き込み
電流を変更する温度のしきい値と、しきい値のアドレス
の次にしきい値に対応する電流補正量とを記憶すること
により、記憶手段を削減できる等の特長を有する。
【0089】請求項15によれば、温度検出手段で検出
された温度に応じて最適書き込み電流設定テーブルを参
照し、温度に応じた最適書き込み電流を電流値設定テー
ブルから読み出すことにより、演算を行うことなく、最
適書き込み電流の設定が可能となる等の特長を有する。
請求項16によれば、書き込み電流に応じて磁界を発生
し、発生した磁界に応じて記録媒体を磁化して情報を記
録する、例えば、ハードディスク装置などに適用したと
きに、記録媒体の磁化特性が温度に応じて変化する場合
などに有効となる等の特長を有する。
【0090】請求項17によれば、所定の動作保証温度
の範囲で、最適書き込み電流を段階的に切り替えること
により動作保証温度範囲では、常に最適書き込み電流を
設定できる等の特長を有する。請求項18によれば、動
作保証温度範囲0℃〜60℃の範囲に亘って最適書き込
み電流を段階的に切り替えることにより動作保証温度0
℃〜60℃の範囲では、常に最適書き込み電流を設定で
きる等の特長を有する。
【0091】請求項19によれば、トラック密度が50
00TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度で
最適となるように書き込み電流を設定することにより、
トラック密度が5000TPI(Track Per Inch)以上
の記録密度で最適書き込み電流を設定でき、情報の高記
録密度化が可能となる等の特長を有する。請求項20に
よれば、複数の記録ヘッド毎に最適書き込み電流を設定
することができるので、ハードディスク装置などの複数
の記録ヘッドを有する装置でも個々の記録ヘッド毎に別
々に最適書き込み電流を設定できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のフラッシュROMの基準書
き込み電流値テーブルのデータ構成図である。
【図4】本発明の一実施例のフラッシュROMの温度し
きい値及び電流変更量テーブルのデータ構成図である。
【図5】本発明の一実施例のRAMに設定される書き込
み電流値テーブルのデータ構成図である。
【図6】本発明の一実施例のMPUの書き込み電流設定
動作の動作のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例の書き込み電流設定動作説明
図である。
【図8】従来の一例のブロック構成図である。
【符号の説明】
100 磁気ディスク装置 101 磁気ディスク 102 スピンドルモータ 103 磁気ヘッド 104 アーム 104a サスペンションアーム 104b アクチュエータアーム 105 回転軸 106 ボイスコイルモータ 108 ヘッドIC 109 リード/ライト回路 110 MPU 111 DSP 112 HDC 113 DAC 114 スピンドルモータ駆動回路 115 ボイスコイルモータ駆動回路 116 コネクタ 117 RAM 118 フラッシュROM 130 接続線 131 導電パターン 132 FPC 133 中継FPC 140 温度センサ 200 パソコン 300 収容部 310 ベース 320 カバー 311 開口部 400 回路基板 421 コネクタ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶しようとする情報に応じた書き込み
    電流が供給され、記録媒体に該書き込み電流に応じて情
    報を記録する記録手段を有する情報記憶装置において、 前記記録媒体の周囲の温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段により前記記録媒体の周囲の温度を検
    出する時刻を監視するタイマと、 前記タイマが前記記録媒体の周囲の温度を検出すべき時
    刻となったときに、前記温度検出手段により検出された
    前記記録媒体の周囲の温度に応じて前記書き込み電流を
    設定する書き込み電流設定手段を有することを特徴とす
    る情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマは、電源投入時から前記記録
    媒体が定常的な温度に達するまでの間は前記記録媒体の
    周囲の温度を検出する時間を順次大きくし、電源投入時
    から該所定の時間経過した後は、一定時間毎に前記記録
    媒体の周囲の温度を検出するように監視時刻が設定され
    たことを特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記書き込み電流設定手段は、前記記録
    手段毎に予め設定された基準書き込み電流を記憶した基
    準書き込み電流記憶手段と、 前記温度検出手段により検出される温度に応じた補正量
    を記憶した補正量記憶手段と、 前記基準書き込み電流記憶手段から書き込み電流を設定
    しようとする前記記録手段の基準書き込み電流を読み出
    し、前記温度検出手段により検出された温度に応じて前
    記補正量記憶手段から補正量を読み出し、前記基準書き
    込み電流記憶手段から読み出された前記基準書き込み電
    流を前記補正量記憶手段から読み出された前記補正量に
    応じて補正することにより前記記録手段の書き込み電流
    を設定する書き込み電流制御手段とを有することを特徴
    とする請求項1又は2記載の情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記補正量記憶手段は、前記書き込み電
    流を変更する温度のしきい値と、 該しきい値のアドレスの間に該しきい値の間で補正すべ
    き電流補正量とを記憶したことを特徴とする請求項3記
    載の情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記書き込み電流設定手段は、温度に応
    じた最適書き込み電流が格納された最適書き込み電流設
    定テーブルと、 前記温度検出手段により検出された温度に応じて前記最
    適書き込み電流設定テーブルから前記温度に応じた最適
    書き込み電流を読み出し、前記記録手段の書き込み電流
    とする書き込み電流設定手段とを有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記記録媒体に記録し
    ようとする情報に応じて前記書き込み電流設定手段によ
    り設定された書き込み電流が供給され、前記書き込み電
    流に応じた磁界を発生して、発生した磁界により前記記
    録媒体を磁化することにより該情報を前記記録媒体に記
    録することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項
    記載の情報記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記書き込み電流設定手段は、所定の動
    作保証温度の範囲で、前記最適書き込み電流を段階的に
    切り替えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    一項記載の情報記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記動作保証温度範囲は、0℃〜60℃
    であることを特徴とする請求項7記載の情報記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記書き込み電流設定手段は、前記記録
    手段により前記記録媒体に記録する情報の記録密度が5
    000TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録密度
    で最適となる書き込み電流が設定されることを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれか一項記載の情報記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、前記記録媒体に情報
    を記録する複数のヘッドを有し、 前記書き込み電流設定手段は、前記複数のヘッド毎に最
    適書き込み電流を設定することを特徴とする請求項1乃
    至9のいずれか一項記載の情報記憶装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体にデータを記録する記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドに接続され、前記記録ヘッドの供給
    する記録信号を生成する回路が搭載された回路基板と、
    前記記録ヘッドと前記回路基板とを接続するフレキシブ
    ルプリント配線板とを有する情報記憶装置において、 前記フレキシブルプリント配線板に搭載され、前記記録
    媒体の周囲の温度を検出する温度検出手段と、 前記回路基板に設けられ、前記温度検出手段により前記
    記録媒体の周囲の温度を検出する時刻を監視するタイマ
    と、 前記回路基板に設けられ、前記タイマが前記記録媒体の
    周囲の温度を検出すべき時刻となったときに、前記温度
    検出手段により検出された前記記録媒体の周囲の温度に
    応じて前記書き込み電流を設定する書き込み電流設定手
    段を有することを特徴とする情報記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記タイマは、電源投入時から前記記
    録媒体が定常的な温度に達するまでの所定の時間は、前
    記記録媒体の周囲の温度を検出する時間を順次大きく
    し、電源投入時から該所定の時間経過した後は、一定時
    間毎に前記記録媒体の周囲の温度を検出するように監視
    時刻が設定されたことを特徴とする請求項11記載の情
    報記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記書き込み電流設定手段は、前記記
    録手段の基準書き込み電流を記憶した基準書き込み電流
    記憶手段と、 前記温度検出手段により検出される温度に応じた補正量
    を記憶した補正量記憶手段と、 前記基準書き込み電流記憶手段から書き込み電流を設定
    しようとする前記記録手段の基準書き込み電流を読み出
    し、前記温度検出手段により検出された温度に応じて前
    記補正量記憶手段から補正量を読み出し、前記基準書き
    込み電流記憶手段から読み出された前記基準書き込み電
    流を前記補正量記憶手段から読み出された前記補正量に
    応じて補正することにより前記記録手段の書き込み電流
    を設定する書き込み電流制御手段とを有することを特徴
    とする請求項11又は12記載の情報記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記補正量記憶手段は、前記書き込み
    電流を変更する温度のしきい値と、 該しきい値の間で設定される電流補正量とを交互に記憶
    したことを特徴とする請求項13記載の情報記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記書き込み電流設定手段は、温度に
    応じた最適書き込み電流が格納された最適書き込み電流
    設定テーブルと、 前記温度検出手段により検出された温度に応じて前記最
    適書き込み電流設定テーブルから前記温度に応じた最適
    書き込み電流を読み出し、前記記録手段の書き込み電流
    とする書き込み電流設定手段とを有することを特徴とす
    る請求項11又は12記載の情報記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記記録ヘッドは、前記記録媒体に記
    録しようとする情報に応じて前記書き込み電流設定手段
    により設定された書き込み電流が供給され、前記書き込
    み電流に応じた磁界を発生して、発生した磁界により前
    記記録媒体を磁化することにより該情報を前記記録媒体
    に記録することを特徴とする請求項11乃至15のいず
    れか一項記載の情報記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記書き込み電流設定手段は、所定の
    動作保証温度の範囲で、前記最適書き込み電流を段階的
    に切り替えることを特徴とする請求項11乃至16のい
    ずれか一項記載の情報記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記動作保証温度範囲は、0℃〜60
    ℃であることを特徴とする請求項17記載の情報記憶装
    置。
  19. 【請求項19】 前記書き込み電流設定手段は、前記記
    録ヘッドにより前記記録媒体に記録する情報の記録密度
    が5000TPI(Track Per Inch)以上の所定の記録
    密度で最適となる書き込み電流が設定されることを特徴
    とする請求項11乃至18のいずれか一項記載の情報記
    憶装置。
  20. 【請求項20】 前記記録ヘッドは、複数個設けられ、 前記書き込み電流設定手段は、前記複数の記録ヘッド毎
    に最適書き込み電流を設定することを特徴とする請求項
    11乃至19のいずれか一項記載の情報記憶装置。
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